自動車充電施設用のプラグ・コンセント接続装置
【課題】 栓刃の配置が特殊なプラグはいちいちプラグの向きを調整してコンセントに差し込んだ。特に屋外のコンセントは下から差し込みにくい。プラグがコンセントから抜け落ちやすく、濡れているときの使用には感電の恐れがあった。このような問題を解決する自動車充電施設用のプラグ・コンセント接続装置を提供する。
【解決手段】 ガイドレールをスライドするプラグホルダにプラグを嵌め込んでコンセント側にスライドして、またはガイドレールをスライドするコンセントをプラグ側にスライドして、プラグを直接手に持つことなくコンセントにプラグを差し込む。さらにストッパーとストッパー受けがコンセントとプラグの接続状態を保持する。このような安全で使いやすい自動車充電施設用のプラグ・コンセント接続装置。
【解決手段】 ガイドレールをスライドするプラグホルダにプラグを嵌め込んでコンセント側にスライドして、またはガイドレールをスライドするコンセントをプラグ側にスライドして、プラグを直接手に持つことなくコンセントにプラグを差し込む。さらにストッパーとストッパー受けがコンセントとプラグの接続状態を保持する。このような安全で使いやすい自動車充電施設用のプラグ・コンセント接続装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は差し込みが容易で、感電の恐れが少ない、自動車充電施設用のプラグ・コンセント接続装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来はプラグの栓刃をコンセントに差し込む際に、プラグを直接手に持ってその栓刃をコンセントに差し込んでいた。
【0003】
従来はプラグの栓刃の形状と配列により、コンセントに差し込む向きが限定されるプラグは、プラグの栓刃をコンセントに差し込む際に、コンセントに対してプラグの栓刃の向きが合う所定姿勢になるようにプラグの向きを調節してコンセントに差し込んでいた。
【0004】
プラグをコンセントから引き抜く際に、プラグのコードを引っ張ってコンセントから抜く事があった。
【0005】
従来はプラグの栓刃をコンセントの刃受けバネが挟んで、プラグとコンセントの接続状態を保った。
【0006】
接続状態を保持するために、鍵状の栓刃をコンセントの挿入口に差し込んだ後に、プラグを回転させて、その鍵状の栓刃をコンセントの刃受けバネに引掛けて固定していた。
【0007】
プラグの栓刃の形状と配列が同じでも、本体の外形形状が異なるプラグがあった。
【0008】
コンセントとプラグの接続状態を維持する特許文献1、コンセントからの抜け落ちを防止する特許文献2のコンセントがあった。
【先行技術文献】
【0009】
【特許文献1】特開2004−200083
【特許文献2】実新開平7−16376のプラグ抜止装置
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
プラグの栓刃をコンセントに差し込む際に、プラグを直接手に持ってその栓刃をコンセントに差し込むと、プラグ若しくはコンセントのどちらかに異常がある場合や、プラグ若しくはコンセントのどちらかが濡れている場合には感電する危険性があった。
【0011】
プラグの栓刃の形状と配列により、コンセントに差し込む向きが限定されるプラグは、プラグの栓刃をコンセントに差し込む際に、コンセントに対してプラグの栓刃の向きが合う所定姿勢になるようにプラグの向きを調節しなければならず、プラグの向きに迷う事があった。
【0012】
プラグをコンセントから引き抜く際に、プラグのコードを引っ張ってコンセントから抜くと、プラグ内部のコード接続部分を痛めたり、プラグを真直ぐに引き抜けるとは限らないのでプラグの栓刃がコンセント内部の刃受けバネを痛めたり、コンセントの本体を損傷する事があった。
【0013】
プラグの栓刃をコンセントの刃受けバネが挟んで、プラグとコンセントの接続状態を保つ仕組みは、刃受けバネの挟む力が弱まると、プラグの栓刃がコンセントから抜けやすくなった。
【0014】
接続状態を保持するために鍵状の栓刃をコンセントの挿入口に差し込んだ後に、プラグを回転させて、その鍵状の栓刃をコンセントの刃受けバネに引掛けて固定するコンセントは、差し込む動作に加えプラグを回転させて、その鍵状の栓刃をコンセントの刃受けバネに上手く引掛けるのにコツが必要だった。
【0015】
プラグの栓刃の形状と配列が同じでも、本体の外形形状が異なるために請求項1または請求項2のプラグホルダに嵌め込めないプラグがあった。
【課題を解決するための手段】
【0016】
コンセントと、このコンセントに付属するガイドレールと、このガイドレールをスライドするスライドテーブルに設けられ、プラグを所定姿勢に保持する、絶縁材料で構成されるプラグホルダからなり、前記スライドテーブルと共に前記プラグホルダが、前記コンセント側へスライドした状態で、前記保持されたプラグの栓刃がコンセントに差し込まれる事を特長とする。
【0017】
プラグを所定姿勢に保持する絶縁材料で構成されるプラグホルダと、このプラグホルダに付属するガイドレールと、このガイドレールをスライドするスライドテーブルに設けられたコンセントからなり、前記スライドテーブルと共に前記コンセントが、前記プラグホルダ側へスライドした状態で、前記保持されたプラグの栓刃がコンセントに差し込まれる事を特長とする。
【0018】
請求項1または請求項2いずれか記載の発明で、スライドテーブルに付属するストッパーと、コンセントとプラグが接続した状態で、前記ストッパーに係り合う、ガイドレールに付属したストッパー受けと、を有してなる事を特徴とする。
【0019】
請求項1または請求項2いずれか記載の発明で、プラグに装着するアタッチメントはプラグホルダの内側面の形状に沿う外側の形状を持ち、前記アタッチメントを前期プラグホルダに嵌め込み、前期プラグを所定姿勢に保持する事を特徴とする。
【発明の効果】
【0020】
以上説明したように、本発明の請求項1または請求項2いずれか記載の発明により、絶縁材料からなるプラグホルダに所定姿勢で保持されたプラグの栓刃をコンセントに差し込む。これによりプラグを直接手で持たずに、その栓刃をコンセントに差し込む事が出来るので、プラグ若しくはコンセントのどちらかに異常がある場合や、プラグ若しくはコンセントのどちらかが濡れている場合にも感電する危険性が少ない。
【0021】
本発明の請求項1記載の発明により、コンセントと、このコンセントに付属するガイドレールと、このガイドレールをスライドするスライドテーブルに設けられ、プラグを所定姿勢に保持する絶縁材料で構成されるプラグホルダからなり、前記スライドテーブルと共にプラグホルダが前記コンセント側へスライドした状態で、前記保持されたプラグの栓刃がコンセントに差し込まれる。これによりプラグの栓刃の形状と配列によりコンセントに差し込む向きが限定されるプラグでも、プラグの栓刃をコンセントに差し込む際にプラグの向きを調節しなくてよく、プラグの向きに迷う事が無い。
【0022】
本発明の請求項2記載の発明により、プラグを所定姿勢に保持する絶縁材料で構成されるプラグホルダと、このプラグホルダに付属するガイドレールと、このガイドレールをスライドするスライドテーブルに設けられたコンセントからなり、前記スライドテーブルと共にコンセントが前記プラグホルダ側へスライドした状態で、前記保持されたプラグの栓刃がコンセントに差し込まれる。これによりプラグの栓刃の形状と配列によりコンセントに差し込む向きが限定されるプラグでも、プラグの栓刃をコンセントに差し込む際にプラグの向きを調節しなくてよく、プラグの向きに迷う事が無い。
【0023】
本発明の請求項1記載の発明により、ガイドレールをスライドするスライドテーブルに設けられた絶縁材料からなるプラグホルダが、プラグを所定姿勢で保持し、スライドテーブルと共にプラグホルダがスライドしてプラグの栓刃をコンセントから真直ぐに抜く。これによりプラグのコードを引っ張ってコンセントから抜く事が無く、内部のコード接続部分を痛めたり、プラグの栓刃がコンセント内部の刃受けバネを痛めたり、コンセントの本体を損傷することが無い。
【0024】
本発明の請求項2記載の発明により、ガイドレールをスライドするスライドテーブルに設けられたコンセントがあり、ガイドレールに付属する絶縁材料で構成されるプラグホルダに、所定姿勢に保持されたプラグの栓刃から、スライドテーブルと共にコンセントがスライドしてプラグの栓刃をコンセントから真直ぐに抜く。これによりプラグのコードを引っ張ってコンセントから抜く事が無く、内部のコード接続部分を痛めたり、プラグの栓刃がコンセント内部の刃受けバネを痛めたり、コンセントの本体を損傷することが無い。
【0025】
本発明の請求項3記載の発明により、プラグとコンセントの接続した状態でスライドテーブルに付属するストッパーと、ガイドレールに付属するストッパー受けが係り合い、コンセントとプラグの間隔が保持されて接続状態を保つ。これにより受刃バネの挟む力が弱まっても、プラグの栓刃がコンセントから抜けやすくなる事が無い。
【0026】
本発明の請求項3記載の発明により、プラグとコンセントの接続した状態でスライドテーブルに付属するストッパーと、ガイドレールに付属するストッパー受けが係り合い、コンセントとプラグの間隔が保持されて接続状態を保つ。これにより鍵状の栓刃をコンセントの刃受けバネに引掛けて接続状態を保つ必要が無いので接続にコツが不要になる。
【0027】
本発明の請求項4の発明により、プラグの栓刃の形状と配列が同じでも、プラグの外形形状が異なるために請求項1または請求項2記載のプラグがプラグホルダに嵌め込めないプラグの場合は、プラグの外側面の形状に合致する内側面の形状を持ち、請求項4発明のアタッチメントをプラグに装着し、スライドホルダの内側面の形状に沿う外側の形状を持ち、スライドホルダに嵌め込むアタッチメントが、プラグを所定姿勢に保持する。これにより請求項1または請求項2記載のプラグホルダに、本体の外形形状が異なるためにプラグホルダに嵌め込めないプラグでも、プラグをプラグホルダに所定姿勢で保持出来るので請求項1または請求項2記載の発明の装置を汎用できる。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【図1】 本発明請求項1、請求項3の実施例のガイドレール1、プラグホルダ2、プラグ3、コンセント5、ストッパー15、ストッパー受け16の関係を示す斜視図
【図2】 本発明請求項1の実施例のプラグホルダ2にプラグ3を嵌め込んだ準備状態の断面図
【図3】 本発明請求項1の実施例の接続状態の側面図
【図4】 本発明請求項1の実施例の収納状態の側面図
【図5】 本発明請求項2の実施例の準備状態の側面図
【図6】 本発明請求項2の実施例の接続状態の側面図
【図7】 本発明請求項2の実施例の収納状態の側面図
【図8】 本発明請求項1、請求項2の実施例のプラグ突起12を有するプラグ3−1と突起受け13を有するプラグホルダ2−1の斜視図
【図9】 本発明請求項1の実施例のコンセント5上部にカバー14を配した斜視図
【図10】 本発明請求項1の実施例のコンセント5に漏電遮断機17を併設した斜視図
【図11】 本発明請求項1の実施例のコンセント5にコンセント5−1を併設した斜視図
【図12】 本発明請求項1の実施例のコンセント5前側からガイドレール1が延びる準備状態の側面図
【図13】 本発明請求項2の実施例のプラグホルダ2後側からガイドレール1が伸びる準備状態の側面図
【図14】 本発明請求項1の実施例にシャフト状のガイドレールを装着した斜視図
【図15】 本発明請求項1の実施例にコの字型のガイドレールを装着した斜視図
【図16】 本発明請求項1の実施例に補助ベラを相違着した準備状態の側面図
【図17】 本発明請求項1の実施例に補助ベラを相違着した接続状態の側面図
【図18】 本発明請求項4の実施例のアタッチメント19をプラグ18に装着した斜視図
【図19】 本発明請求項4の実施例のアタッチメント19の絞めビス20をプラグ突起12−1部分に配してプラグ18に装着した斜視図
【発明を実施するための形態】
【0029】
以下本発明の実施形態について、当該装置を鉛直の面に設置した場合、装置の設置面側を後方、設置面側と反対側を前方とし、装置の下側を下方、上側を上方として当該装置の構成を説明する
【0030】
請求項1の仕組みは、図1に示すようコンセント5にガイドレール1が取り付けられ、ガイドレール1をスライドするスライドテーブル4に、絶縁性材料からなるプラグホルダ2が付属する。プラグホルダ2はプラグ3の外形の形状に沿う内側面の形状を持ち、プラグ3を嵌め込んで所定姿勢に保持する。
【0031】
コンセント5は、プラグ3の栓刃6の形状と配列に合致した刃受けバネと挿入口7を有している。プラグ3は、栓刃6をコンセント5方向に向けて、プラグホルダ2に所定姿勢で嵌め込まれている。
【0032】
スライドテーブル4と共にプラグホルダ2が後方へスライドすると、プラグ3の栓刃6がその通過線上にある挿入口7に差し込まれる位置にコンセント5がある。
【0033】
以下、本発明の使用の説明を行う。図1に示すようにプラグホルダ2がコンセント5から離れ、プラグ3の栓刃6をコンセント5方向に向けて、プラグ3を所定姿勢でプラグホルダ2に嵌め込んだ状態を準備状態とする。
【0034】
準備状態からスライドテーブル4と共にプラグホルダ2が後方へスライドし、プラグホルダ2に嵌め込まれたブラグ3の栓刃6が、コンセント5に差し込まれた図3の状態を接続状態とする。
【0035】
先ず、プラグ3の栓刃6がコンセント5方向に向くように、プラグ3を所定姿勢でプラグホルダ2に嵌め込んで図1に示す準備状態にする。このときプラグホルダ2はコンセント5の挿入口7の向きにプラグ3の栓刃6の配列が合う所定姿勢で、プラグ3をコンセント5に対峙させる。
【0036】
プラグホルダ2が付属するスライドテーブル4を後方にスライドさせて、コンセント5押し付けると、プラグ3の栓刃6がコンセント5に真直ぐに差し込まれ図3に示す接続状態となる。
【0037】
接続状態のプラグ3をコンセント5から抜くには、プラグホルダ2が付属するスライドテーブル4を前方にスライドさせ、図1に示す準備状態にすればよい。
【0038】
準備状態のプラグホルダ2からプラグ3を外し、プラグホルダ2が付属するスライドテーブル4を後方にスライドさせて、プラグホルダ2をコンセント5に近付けると、図4に示す収納状態となる。
【0039】
請求項2の発明の仕組みは、図5に示すよう絶縁性材料からなるプラグホルダ2にガイドレール1が取り付けられ、ガイドレール1をスライドするスライドテーブル4にコンセント5が付属する。プラグホルダ2はプラグ3の外形の形状に沿う内側面の形状を持ち、プラグ3を嵌め込んで所定姿勢に保持する。
【0040】
コンセント5は、プラグ3の栓刃6の形状と配列に合致した刃受けバネと挿入口7を有している。プラグ3は栓刃6をコンセント5方向に向けて、プラグホルダ2に所定姿勢で嵌め込まれている。スライドテーブル4と共にコンセント5が前方へスライドすると、コンセント5の挿入口7がその通過線上にあるにプラグ3の栓刃6に差し込まれる。
【0041】
以下、本発明の使用の説明を行う。図5に示すようコンセント5がプラグホルダ2から離れ、プラグ3の栓刃6がコンセント5方向を向くように、プラグ3を所定姿勢でプラグホルダ2に嵌め込んだ状態を準備状態とする。
【0042】
準備状態からスライドテーブル4と共にコンセント5が前方へスライドし、プラグホルダ2に嵌め込まれたブラグ3の栓刃6が、コンセント5に差し込まれた図6の状態を接続状態とする。
【0043】
先ず、プラグ3の栓刃6がベース5方向を向くように、プラグ3を所定姿勢でプラグホルダ2に嵌め込んで図5に示す準備状態にする。このときプラグホルダ2はコンセント5の挿入口7の向きにプラグ3の栓刃6の配列が合う所定姿勢で、プラグ3をコンセント5に対峙させる。
【0044】
コンセント5が付属するスライドテーブル4を前方にスライドさせて、プラグホルダ2側に押し付けると、プラグ3の栓刃6がコンセント5に真直ぐに差し込まれ図6に示す接続状態となる。
【0045】
接続状態のプラグ3をコンセント5から抜くには、コンセント5が付属するスライドテーブル4を後方にスライドさせて、図5に示す準備状態にすればよい。
【0046】
準備状態のプラグホルダ2からプラグ3を外し、コンセント5が付属するスライドテーブル4を前方にスライドさせて、プラグホルダ2をコンセント5に近付けると、図7に示す収納状態となる。
【0047】
図2に示すようにプラグホルダ2のコンセント5側には、プラグ3を嵌め込んだ状態で、プラグ3の栓刃6に干渉しない高さの立ち上がり8があり、プラグホルダ2の立ち上がり8に相対する側には、プラグコード10に干渉しない高さの立ち上がり9がある。これによりプラグ3はプラグホルダ2に前後方向の動きを固定される。
【0048】
図2に示すように、プラグホルダ2にプラグ3を嵌め込んだときに、コード受け11がプラグコード10の付け根付近で、プラグコード10を支える。これによりプラグホルダ2はプラグ3を安定して所定姿勢に保持できる。
【0049】
図1に示すようにガイドレール1はその前端からプラグ3がコンセント5に接続された状態のコード10に干渉しない位置まで抉りこまれている。
【0050】
プラグホルダ2の底部に水抜き用の穴を設けると、雨水などがプラグホルダ2に溜まらないで適時に排水できてよい。
【0051】
このように請求項1または請求項2いずれか記載の発明により、プラグ3とコンセント5との接続に際して、絶縁材料からなるプラグホルダ2が、プラグ3を所定姿勢で保持するので、プラグ3を直接手に持つ事が無い。これによりプラグ若しくはコンセントのどちらかに異常がある場合や、プラグ若しくはコンセントのどちらかが濡れている場合にも感電する危険性が少なくなる。
【0052】
また請求項1または請求項2いずれか記載の発明により、プラグ3とコンセント5の切り離しに際して、プラグ3の栓刃6はコンセント5から真直ぐに抜けるので、栓刃6が刃受けバネやコンセント5本体に負担をかける事が少ない。またプラグ3を直接手に持たずにコンセント5から引き抜ける。これによりプラグ若しくはコンセントのどちらかに異常がある場合や、プラグ若しくはコンセントのどちらかが濡れている場合にも感電の危険性が少なくなる。
【0053】
請求項1または請求項2いずれか記載の発明により、プラグ3とコンセント5との接続に際して、コンセント5の挿入口7に合わせてプラグ3の向きを調整する煩わしさが無い。
【0054】
請求項1記載の発明により、プラグ3をプラグホルダ2に嵌め込んで、プラグホルダ2が付属するスライドテーブル4をスライドさせるだけで、プラグの向きに迷うことなくプラグ3の栓刃6をコンセント5に差し込む事が出来る。
【0055】
請求項2記載の発明により、プラグ3をプラグホルダ2に嵌め込んで、コンセント5が付属するスライドテーブル4をスライドさせるだけで、プラグの向きに迷うことなくプラグ3の栓刃6をコンセント5に差し込む事が出来る
【0056】
特に従来の下方からプラグを差し込むコンセントで、低い位置に設置された物は、コンセントの挿入口が見えずに、感に頼ってコンセントにプラグの栓刃を差し込んでいた。これに比べ、請求項1の仕組みではプラグ3をプラグホルダ2に嵌め込んで、プラグホルダ2が付属するスライドテーブル4を、コンセント5側にスライドさせるだけで、プラグ3の栓刃6をコンセント5に差し込め、請求項2の仕組みではではプラグ3をプラグホルダ2に嵌め込んで、コンセント5が付属するスライドテーブル4を、プラグホルダ2側にスライドさせるだけで、栓刃6をコンセント5に差し込めるので簡単である。
【0057】
図8に示すようにプラグ3−1の下側にはプラグ突起12があり、プラグホルダ2−1の底部にはプラグ突起12を嵌め込む形状の突起受け13が欠き込まれている。プラグ3−1をプラグホルダ2−1に嵌め込むとプラグ突起12が突起受け13に嵌まる。これによりプラグ3−1はプラグホルダ2−1に前後方向の動きを固定されるので、プラグホルダの立ち上がり8若しくは立ち上がり9を省略する事もできる。
【0058】
図9に示すコンセント5とプラグ3とプラグホルダ2を覆うカバー14をコンセント5の上部に固定する。これによりコンセント5とプラグ3とプラグホルダ2に雨がかかりにくくなる。
【0059】
図10に示すようにコンセント5に漏電遮断機17を併設すると、コンセント5に電源を供給すると漏電の波及が防げる。漏電遮断機17を切りの状態でプラグ3の栓刃6をコンセント5に差し込み、接続を確認した後に漏電遮断機17を入りの状態にすると、感電の危険性がさらに減少する。加えてメンテナンスの際には離れた箇所に設置された漏電遮断機を行き来して入り切り操作をするよりも便利である。
【0060】
図11に示すように、コンセント5とは異なる仕様のコンセント5−1をコンセント5に併設する事ができる。これにより例えば100Vと200Vの異なったコンセントを併設することも可能で、使用できる機器の種類の巾が広がり便利である。
【0061】
当該装置のコンセント5にタイマーを併設して、コンセント5に電源を供給する事ができる。これにより料金の安い深夜時間帯に充電時間を設定できるので、電気料金の面で経済的である。
【0062】
本発明の請求項1において、コンセント5とガイドレール1とを着脱可能に取り付けると、使用するプラグの種類や栓刃の形状に合わせてコンセントを取替えることが出来る。
【0063】
本発明の請求項2において、コンセント5とスライドテーブル4とを着脱可能に取り付けると、使用するプラグの種類や栓刃の形状に合わせてコンセントを取替えることが出来る。
【0064】
本発明の請求項1において、プラグホルダ2をスライドテーブル4と着脱可能に取り付けると、使用するプラグの形状に合わせてプラグホルダを取替えることが出来る。
【0065】
本発明の請求項2において、プラグホルダ2とガイドレール1とを着脱可能に取り付けると、使用するプラグの形状に合わせてプラグホルダを取替えることが出来る。
【0066】
本発明の請求項1において、コンセント5の外殻とガイドレール1を1体に成形し、またはプラグホルダ2とスライドテーブル4を1体に成形すると製造が経済的になる。
【0067】
本発明の請求項2において、コンセント5の外殻とスライドテーブル4を1体に成形し、またはプラグホルダ2とガイドレール1を1体に成形すると製造が経済的になる。
【0068】
本発明の請求項3の発明のストッパーの仕組みを請求項1において説明する。図1に示すように弾性を持つストッパー15はスライドテーブル4に付属し、ストッパー受け16はコンセント5側のガイドレール1に付属する。プラグホルダ2が付属するスライドテーブル4が後方へスライドするときに、ストッパー15の外側面とストッパー受け16の内側面が接し合う位置となる。ストッパー15はそのストッパー受け16に近い端部の外側面に爪状部分15−1を有し、ストッパー受け16はストッパー15側端部に爪状部15−1が咬み込む掛けバー16−1を有す。図3の接続状態では爪状部分15−1は掛けバー16−1に咬み込み、ストッパー15とストッパー受け16は係合する。
【0069】
係合を解放するには、ストッパー15の爪状部分15−1のスライドテーブル4側部分を内側方向に押して、爪状部分15−1と掛けバー16−1の咬み込みを外す。
【0070】
コンセント5からプラグ3を抜くときは前述の方法でストッパー15をストッパー受け16から解放し、プラグホルダ2が付属するスライドテーブル4を前方にスライドさせると、コンセント5とプラグ3の接続が解かれ図2の準備状態となる。
【0071】
準備状態のプラグホルダ2からプラグ3を外し、プラグホルダ2が付属するスライドテーブル4を後方にスライドさせて、プラグホルダ2をコンセント5に近付けると、ストッパー15の爪状部15−1がストッパー受け16の掛けバー16−1に咬み込む。これでプラグホルダ2が固定された図4に示す収納状態となる。
【0072】
ストッパーとストッパー受けは係合と解除が簡単に出来るような機構であれば他の方法でもよい。
【0073】
ストッパー15がコンセント5側のガイドレール1に付属し、ストッパー受け16がスライドテーブル4に付属していても係合に関して同様の効果が得られる。
【0074】
請求項2における請求項3の発明のストッパーの仕組みは図5に示すように、上記ストッパー15はスライドテーブル4に付属し、上記ストッパー受け16はプラグホルダ3側のガイドレール1に付属する。
【0075】
スライドテーブル4に付属するコンセント5がプラグホルダ2側へスライドし、接続状態になると爪状部分15−1は掛けバー16−1に咬み込み、ストッパー15とストッパー受け16は係合する。
【0076】
コンセント5からプラグ3を抜くときは、ストッパー15をストッパー受け16から解放し、コンセント5が付属するスライドテーブル4を後方にスライドさせると、コンセント5とプラグ3の接続が解かれ準備状態となる。
【0077】
請求項2において請求項3の発明のストッパー15がプラグホルダ3側のガイドレール1に付属し、ストッパー受け16がスライドテーブル4に付属していても係合に関して同様の効果が得られる。
【0078】
接続状態においてストッパー15がストッパー受け16と係合し、プラグホルダ2はコンセント5に一定の間隔で保持され、コンセント5とプラグ3の接続状態が保たれる。これにより栓刃6が刃受けバネやコンセント5本体に負担をかける事が少なく、刃受けバネの挟む力が弱まってもプラグ3の栓刃6がコンセント5から抜けやすくなる事が無い。
【0079】
さらに接続状態を保持するために鍵状の栓刃をコンセントの挿入口に差し込んだ後に、プラグを回転させてその鍵状の栓刃をコンセントの刃受けバネに引掛けて固定する必要が無い。
【0080】
図12に示すように、請求項1のコンセント5の前方側にガイドレール1が取り付けられてもよい。
【0081】
図13に示すように、請求項2のプラグホルダの後方側にガイドレール1が取り付けられてもよい。
【0082】
請求項1または請求項2いずれか記載のガイドレールとスライドテーブルは、図14に示すようなシャフト状のガイドレール1−1と、ガイドレール1−1の周囲を包んで装着し、ガイドレール1−1をスライドするスライドテーブル4−1と、からなる仕組みでもよい。
【0083】
また、請求項1または請求項2いずれか記載のガイドレールとスライドテーブルは、図15に示すようなコの字型のガイドレール1−2と、ガイドレール1−2の内側をスライドするスライドテーブル4−2と、からなる仕組みでもよい。
【0084】
このようにコンセントと、プラグホルダに嵌め込まれたプラグとがスライドして差し込まれる仕組みならばガイドレールとスライドテーブルの種類は問わず同様な効果が得られる。
【0085】
図16に示すように、コンセント5に挿入時のプラグ3の上端と同じ高さになる位置に下端がある挿入補助ベラ18を設けると、準備状態からプラグ3がコンセント5に差込まれるときに、図17の接続状態に示すようにプラグホルダ2に嵌め込まれたプラグ3の浮き上がりを防げる。
【0086】
コンセントに相応した栓刃の形状や配列のプラグでも、プラグの外側の形状が異なるために、請求項1または請求項2のプラグホルダ2に嵌め込めないプラグ3−2がある。その場合には、プラグ3−2を図18に示す請求項4のアタッチメント19で巻き包んで、請求項1または請求項2のプラグホルダ2に嵌め込む。
【0087】
アタッチメント19は内側面がプラグ3−2の外形状に沿う形状で、アタッチメント19の外側面はプラグホルダ2の内側面の形状に沿う外側の形状で、プラグホルダ2に嵌め込める。
【0088】
栓刃6形状と配列が同じプラグ3−2は本体の形状が異なっても、請求項4のアタッチメント19を装着すると、プラグ3−2を請求項1または請求項2のプラグホルダ2に所定姿勢で嵌め込むことが出来る。これにより請求項1または請求項2の発明の仕組みに汎用性をもたせ、いろいろな外形状のプラグが使用可能になる。
【0089】
アタッチメント19にプラグ3−2を差し込む装着方法でもよいが、図19に示すようにプラグ3−2にアタッチメント19を装着し、ビス20を用いて締め付けると確実である。またビスを締める勘合部分はプラグ突起12−1部分を兼ねてもよい。
【符号の説明】
【0090】
1 ガイドレール
1−1 ガイドレール
1−2 ガイドレール
2 プラグホルダ
2−1 プラグホルダ
3 プラグ
3−1 プラグ
3−2 プラグ
4 スライドテーブル
4−1 スライドテーブル
4−2 スライドテーブル
5 コンセント
5−1 コンセント
6 栓刃
7 挿入口
8 立ち上り
9 立ち上り
10 プラグコード
11 コード受け
12 プラグ突起
12−1 プラグ突起
13 突起受け
14 カバー
15 ストッパー
15−1 爪状部分
16 ストッパー受け
16−1 掛けバー
17 漏電遮断機
18 補助ベラ
19 アタッチメント
20 ビス
【技術分野】
【0001】
本発明は差し込みが容易で、感電の恐れが少ない、自動車充電施設用のプラグ・コンセント接続装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来はプラグの栓刃をコンセントに差し込む際に、プラグを直接手に持ってその栓刃をコンセントに差し込んでいた。
【0003】
従来はプラグの栓刃の形状と配列により、コンセントに差し込む向きが限定されるプラグは、プラグの栓刃をコンセントに差し込む際に、コンセントに対してプラグの栓刃の向きが合う所定姿勢になるようにプラグの向きを調節してコンセントに差し込んでいた。
【0004】
プラグをコンセントから引き抜く際に、プラグのコードを引っ張ってコンセントから抜く事があった。
【0005】
従来はプラグの栓刃をコンセントの刃受けバネが挟んで、プラグとコンセントの接続状態を保った。
【0006】
接続状態を保持するために、鍵状の栓刃をコンセントの挿入口に差し込んだ後に、プラグを回転させて、その鍵状の栓刃をコンセントの刃受けバネに引掛けて固定していた。
【0007】
プラグの栓刃の形状と配列が同じでも、本体の外形形状が異なるプラグがあった。
【0008】
コンセントとプラグの接続状態を維持する特許文献1、コンセントからの抜け落ちを防止する特許文献2のコンセントがあった。
【先行技術文献】
【0009】
【特許文献1】特開2004−200083
【特許文献2】実新開平7−16376のプラグ抜止装置
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
プラグの栓刃をコンセントに差し込む際に、プラグを直接手に持ってその栓刃をコンセントに差し込むと、プラグ若しくはコンセントのどちらかに異常がある場合や、プラグ若しくはコンセントのどちらかが濡れている場合には感電する危険性があった。
【0011】
プラグの栓刃の形状と配列により、コンセントに差し込む向きが限定されるプラグは、プラグの栓刃をコンセントに差し込む際に、コンセントに対してプラグの栓刃の向きが合う所定姿勢になるようにプラグの向きを調節しなければならず、プラグの向きに迷う事があった。
【0012】
プラグをコンセントから引き抜く際に、プラグのコードを引っ張ってコンセントから抜くと、プラグ内部のコード接続部分を痛めたり、プラグを真直ぐに引き抜けるとは限らないのでプラグの栓刃がコンセント内部の刃受けバネを痛めたり、コンセントの本体を損傷する事があった。
【0013】
プラグの栓刃をコンセントの刃受けバネが挟んで、プラグとコンセントの接続状態を保つ仕組みは、刃受けバネの挟む力が弱まると、プラグの栓刃がコンセントから抜けやすくなった。
【0014】
接続状態を保持するために鍵状の栓刃をコンセントの挿入口に差し込んだ後に、プラグを回転させて、その鍵状の栓刃をコンセントの刃受けバネに引掛けて固定するコンセントは、差し込む動作に加えプラグを回転させて、その鍵状の栓刃をコンセントの刃受けバネに上手く引掛けるのにコツが必要だった。
【0015】
プラグの栓刃の形状と配列が同じでも、本体の外形形状が異なるために請求項1または請求項2のプラグホルダに嵌め込めないプラグがあった。
【課題を解決するための手段】
【0016】
コンセントと、このコンセントに付属するガイドレールと、このガイドレールをスライドするスライドテーブルに設けられ、プラグを所定姿勢に保持する、絶縁材料で構成されるプラグホルダからなり、前記スライドテーブルと共に前記プラグホルダが、前記コンセント側へスライドした状態で、前記保持されたプラグの栓刃がコンセントに差し込まれる事を特長とする。
【0017】
プラグを所定姿勢に保持する絶縁材料で構成されるプラグホルダと、このプラグホルダに付属するガイドレールと、このガイドレールをスライドするスライドテーブルに設けられたコンセントからなり、前記スライドテーブルと共に前記コンセントが、前記プラグホルダ側へスライドした状態で、前記保持されたプラグの栓刃がコンセントに差し込まれる事を特長とする。
【0018】
請求項1または請求項2いずれか記載の発明で、スライドテーブルに付属するストッパーと、コンセントとプラグが接続した状態で、前記ストッパーに係り合う、ガイドレールに付属したストッパー受けと、を有してなる事を特徴とする。
【0019】
請求項1または請求項2いずれか記載の発明で、プラグに装着するアタッチメントはプラグホルダの内側面の形状に沿う外側の形状を持ち、前記アタッチメントを前期プラグホルダに嵌め込み、前期プラグを所定姿勢に保持する事を特徴とする。
【発明の効果】
【0020】
以上説明したように、本発明の請求項1または請求項2いずれか記載の発明により、絶縁材料からなるプラグホルダに所定姿勢で保持されたプラグの栓刃をコンセントに差し込む。これによりプラグを直接手で持たずに、その栓刃をコンセントに差し込む事が出来るので、プラグ若しくはコンセントのどちらかに異常がある場合や、プラグ若しくはコンセントのどちらかが濡れている場合にも感電する危険性が少ない。
【0021】
本発明の請求項1記載の発明により、コンセントと、このコンセントに付属するガイドレールと、このガイドレールをスライドするスライドテーブルに設けられ、プラグを所定姿勢に保持する絶縁材料で構成されるプラグホルダからなり、前記スライドテーブルと共にプラグホルダが前記コンセント側へスライドした状態で、前記保持されたプラグの栓刃がコンセントに差し込まれる。これによりプラグの栓刃の形状と配列によりコンセントに差し込む向きが限定されるプラグでも、プラグの栓刃をコンセントに差し込む際にプラグの向きを調節しなくてよく、プラグの向きに迷う事が無い。
【0022】
本発明の請求項2記載の発明により、プラグを所定姿勢に保持する絶縁材料で構成されるプラグホルダと、このプラグホルダに付属するガイドレールと、このガイドレールをスライドするスライドテーブルに設けられたコンセントからなり、前記スライドテーブルと共にコンセントが前記プラグホルダ側へスライドした状態で、前記保持されたプラグの栓刃がコンセントに差し込まれる。これによりプラグの栓刃の形状と配列によりコンセントに差し込む向きが限定されるプラグでも、プラグの栓刃をコンセントに差し込む際にプラグの向きを調節しなくてよく、プラグの向きに迷う事が無い。
【0023】
本発明の請求項1記載の発明により、ガイドレールをスライドするスライドテーブルに設けられた絶縁材料からなるプラグホルダが、プラグを所定姿勢で保持し、スライドテーブルと共にプラグホルダがスライドしてプラグの栓刃をコンセントから真直ぐに抜く。これによりプラグのコードを引っ張ってコンセントから抜く事が無く、内部のコード接続部分を痛めたり、プラグの栓刃がコンセント内部の刃受けバネを痛めたり、コンセントの本体を損傷することが無い。
【0024】
本発明の請求項2記載の発明により、ガイドレールをスライドするスライドテーブルに設けられたコンセントがあり、ガイドレールに付属する絶縁材料で構成されるプラグホルダに、所定姿勢に保持されたプラグの栓刃から、スライドテーブルと共にコンセントがスライドしてプラグの栓刃をコンセントから真直ぐに抜く。これによりプラグのコードを引っ張ってコンセントから抜く事が無く、内部のコード接続部分を痛めたり、プラグの栓刃がコンセント内部の刃受けバネを痛めたり、コンセントの本体を損傷することが無い。
【0025】
本発明の請求項3記載の発明により、プラグとコンセントの接続した状態でスライドテーブルに付属するストッパーと、ガイドレールに付属するストッパー受けが係り合い、コンセントとプラグの間隔が保持されて接続状態を保つ。これにより受刃バネの挟む力が弱まっても、プラグの栓刃がコンセントから抜けやすくなる事が無い。
【0026】
本発明の請求項3記載の発明により、プラグとコンセントの接続した状態でスライドテーブルに付属するストッパーと、ガイドレールに付属するストッパー受けが係り合い、コンセントとプラグの間隔が保持されて接続状態を保つ。これにより鍵状の栓刃をコンセントの刃受けバネに引掛けて接続状態を保つ必要が無いので接続にコツが不要になる。
【0027】
本発明の請求項4の発明により、プラグの栓刃の形状と配列が同じでも、プラグの外形形状が異なるために請求項1または請求項2記載のプラグがプラグホルダに嵌め込めないプラグの場合は、プラグの外側面の形状に合致する内側面の形状を持ち、請求項4発明のアタッチメントをプラグに装着し、スライドホルダの内側面の形状に沿う外側の形状を持ち、スライドホルダに嵌め込むアタッチメントが、プラグを所定姿勢に保持する。これにより請求項1または請求項2記載のプラグホルダに、本体の外形形状が異なるためにプラグホルダに嵌め込めないプラグでも、プラグをプラグホルダに所定姿勢で保持出来るので請求項1または請求項2記載の発明の装置を汎用できる。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【図1】 本発明請求項1、請求項3の実施例のガイドレール1、プラグホルダ2、プラグ3、コンセント5、ストッパー15、ストッパー受け16の関係を示す斜視図
【図2】 本発明請求項1の実施例のプラグホルダ2にプラグ3を嵌め込んだ準備状態の断面図
【図3】 本発明請求項1の実施例の接続状態の側面図
【図4】 本発明請求項1の実施例の収納状態の側面図
【図5】 本発明請求項2の実施例の準備状態の側面図
【図6】 本発明請求項2の実施例の接続状態の側面図
【図7】 本発明請求項2の実施例の収納状態の側面図
【図8】 本発明請求項1、請求項2の実施例のプラグ突起12を有するプラグ3−1と突起受け13を有するプラグホルダ2−1の斜視図
【図9】 本発明請求項1の実施例のコンセント5上部にカバー14を配した斜視図
【図10】 本発明請求項1の実施例のコンセント5に漏電遮断機17を併設した斜視図
【図11】 本発明請求項1の実施例のコンセント5にコンセント5−1を併設した斜視図
【図12】 本発明請求項1の実施例のコンセント5前側からガイドレール1が延びる準備状態の側面図
【図13】 本発明請求項2の実施例のプラグホルダ2後側からガイドレール1が伸びる準備状態の側面図
【図14】 本発明請求項1の実施例にシャフト状のガイドレールを装着した斜視図
【図15】 本発明請求項1の実施例にコの字型のガイドレールを装着した斜視図
【図16】 本発明請求項1の実施例に補助ベラを相違着した準備状態の側面図
【図17】 本発明請求項1の実施例に補助ベラを相違着した接続状態の側面図
【図18】 本発明請求項4の実施例のアタッチメント19をプラグ18に装着した斜視図
【図19】 本発明請求項4の実施例のアタッチメント19の絞めビス20をプラグ突起12−1部分に配してプラグ18に装着した斜視図
【発明を実施するための形態】
【0029】
以下本発明の実施形態について、当該装置を鉛直の面に設置した場合、装置の設置面側を後方、設置面側と反対側を前方とし、装置の下側を下方、上側を上方として当該装置の構成を説明する
【0030】
請求項1の仕組みは、図1に示すようコンセント5にガイドレール1が取り付けられ、ガイドレール1をスライドするスライドテーブル4に、絶縁性材料からなるプラグホルダ2が付属する。プラグホルダ2はプラグ3の外形の形状に沿う内側面の形状を持ち、プラグ3を嵌め込んで所定姿勢に保持する。
【0031】
コンセント5は、プラグ3の栓刃6の形状と配列に合致した刃受けバネと挿入口7を有している。プラグ3は、栓刃6をコンセント5方向に向けて、プラグホルダ2に所定姿勢で嵌め込まれている。
【0032】
スライドテーブル4と共にプラグホルダ2が後方へスライドすると、プラグ3の栓刃6がその通過線上にある挿入口7に差し込まれる位置にコンセント5がある。
【0033】
以下、本発明の使用の説明を行う。図1に示すようにプラグホルダ2がコンセント5から離れ、プラグ3の栓刃6をコンセント5方向に向けて、プラグ3を所定姿勢でプラグホルダ2に嵌め込んだ状態を準備状態とする。
【0034】
準備状態からスライドテーブル4と共にプラグホルダ2が後方へスライドし、プラグホルダ2に嵌め込まれたブラグ3の栓刃6が、コンセント5に差し込まれた図3の状態を接続状態とする。
【0035】
先ず、プラグ3の栓刃6がコンセント5方向に向くように、プラグ3を所定姿勢でプラグホルダ2に嵌め込んで図1に示す準備状態にする。このときプラグホルダ2はコンセント5の挿入口7の向きにプラグ3の栓刃6の配列が合う所定姿勢で、プラグ3をコンセント5に対峙させる。
【0036】
プラグホルダ2が付属するスライドテーブル4を後方にスライドさせて、コンセント5押し付けると、プラグ3の栓刃6がコンセント5に真直ぐに差し込まれ図3に示す接続状態となる。
【0037】
接続状態のプラグ3をコンセント5から抜くには、プラグホルダ2が付属するスライドテーブル4を前方にスライドさせ、図1に示す準備状態にすればよい。
【0038】
準備状態のプラグホルダ2からプラグ3を外し、プラグホルダ2が付属するスライドテーブル4を後方にスライドさせて、プラグホルダ2をコンセント5に近付けると、図4に示す収納状態となる。
【0039】
請求項2の発明の仕組みは、図5に示すよう絶縁性材料からなるプラグホルダ2にガイドレール1が取り付けられ、ガイドレール1をスライドするスライドテーブル4にコンセント5が付属する。プラグホルダ2はプラグ3の外形の形状に沿う内側面の形状を持ち、プラグ3を嵌め込んで所定姿勢に保持する。
【0040】
コンセント5は、プラグ3の栓刃6の形状と配列に合致した刃受けバネと挿入口7を有している。プラグ3は栓刃6をコンセント5方向に向けて、プラグホルダ2に所定姿勢で嵌め込まれている。スライドテーブル4と共にコンセント5が前方へスライドすると、コンセント5の挿入口7がその通過線上にあるにプラグ3の栓刃6に差し込まれる。
【0041】
以下、本発明の使用の説明を行う。図5に示すようコンセント5がプラグホルダ2から離れ、プラグ3の栓刃6がコンセント5方向を向くように、プラグ3を所定姿勢でプラグホルダ2に嵌め込んだ状態を準備状態とする。
【0042】
準備状態からスライドテーブル4と共にコンセント5が前方へスライドし、プラグホルダ2に嵌め込まれたブラグ3の栓刃6が、コンセント5に差し込まれた図6の状態を接続状態とする。
【0043】
先ず、プラグ3の栓刃6がベース5方向を向くように、プラグ3を所定姿勢でプラグホルダ2に嵌め込んで図5に示す準備状態にする。このときプラグホルダ2はコンセント5の挿入口7の向きにプラグ3の栓刃6の配列が合う所定姿勢で、プラグ3をコンセント5に対峙させる。
【0044】
コンセント5が付属するスライドテーブル4を前方にスライドさせて、プラグホルダ2側に押し付けると、プラグ3の栓刃6がコンセント5に真直ぐに差し込まれ図6に示す接続状態となる。
【0045】
接続状態のプラグ3をコンセント5から抜くには、コンセント5が付属するスライドテーブル4を後方にスライドさせて、図5に示す準備状態にすればよい。
【0046】
準備状態のプラグホルダ2からプラグ3を外し、コンセント5が付属するスライドテーブル4を前方にスライドさせて、プラグホルダ2をコンセント5に近付けると、図7に示す収納状態となる。
【0047】
図2に示すようにプラグホルダ2のコンセント5側には、プラグ3を嵌め込んだ状態で、プラグ3の栓刃6に干渉しない高さの立ち上がり8があり、プラグホルダ2の立ち上がり8に相対する側には、プラグコード10に干渉しない高さの立ち上がり9がある。これによりプラグ3はプラグホルダ2に前後方向の動きを固定される。
【0048】
図2に示すように、プラグホルダ2にプラグ3を嵌め込んだときに、コード受け11がプラグコード10の付け根付近で、プラグコード10を支える。これによりプラグホルダ2はプラグ3を安定して所定姿勢に保持できる。
【0049】
図1に示すようにガイドレール1はその前端からプラグ3がコンセント5に接続された状態のコード10に干渉しない位置まで抉りこまれている。
【0050】
プラグホルダ2の底部に水抜き用の穴を設けると、雨水などがプラグホルダ2に溜まらないで適時に排水できてよい。
【0051】
このように請求項1または請求項2いずれか記載の発明により、プラグ3とコンセント5との接続に際して、絶縁材料からなるプラグホルダ2が、プラグ3を所定姿勢で保持するので、プラグ3を直接手に持つ事が無い。これによりプラグ若しくはコンセントのどちらかに異常がある場合や、プラグ若しくはコンセントのどちらかが濡れている場合にも感電する危険性が少なくなる。
【0052】
また請求項1または請求項2いずれか記載の発明により、プラグ3とコンセント5の切り離しに際して、プラグ3の栓刃6はコンセント5から真直ぐに抜けるので、栓刃6が刃受けバネやコンセント5本体に負担をかける事が少ない。またプラグ3を直接手に持たずにコンセント5から引き抜ける。これによりプラグ若しくはコンセントのどちらかに異常がある場合や、プラグ若しくはコンセントのどちらかが濡れている場合にも感電の危険性が少なくなる。
【0053】
請求項1または請求項2いずれか記載の発明により、プラグ3とコンセント5との接続に際して、コンセント5の挿入口7に合わせてプラグ3の向きを調整する煩わしさが無い。
【0054】
請求項1記載の発明により、プラグ3をプラグホルダ2に嵌め込んで、プラグホルダ2が付属するスライドテーブル4をスライドさせるだけで、プラグの向きに迷うことなくプラグ3の栓刃6をコンセント5に差し込む事が出来る。
【0055】
請求項2記載の発明により、プラグ3をプラグホルダ2に嵌め込んで、コンセント5が付属するスライドテーブル4をスライドさせるだけで、プラグの向きに迷うことなくプラグ3の栓刃6をコンセント5に差し込む事が出来る
【0056】
特に従来の下方からプラグを差し込むコンセントで、低い位置に設置された物は、コンセントの挿入口が見えずに、感に頼ってコンセントにプラグの栓刃を差し込んでいた。これに比べ、請求項1の仕組みではプラグ3をプラグホルダ2に嵌め込んで、プラグホルダ2が付属するスライドテーブル4を、コンセント5側にスライドさせるだけで、プラグ3の栓刃6をコンセント5に差し込め、請求項2の仕組みではではプラグ3をプラグホルダ2に嵌め込んで、コンセント5が付属するスライドテーブル4を、プラグホルダ2側にスライドさせるだけで、栓刃6をコンセント5に差し込めるので簡単である。
【0057】
図8に示すようにプラグ3−1の下側にはプラグ突起12があり、プラグホルダ2−1の底部にはプラグ突起12を嵌め込む形状の突起受け13が欠き込まれている。プラグ3−1をプラグホルダ2−1に嵌め込むとプラグ突起12が突起受け13に嵌まる。これによりプラグ3−1はプラグホルダ2−1に前後方向の動きを固定されるので、プラグホルダの立ち上がり8若しくは立ち上がり9を省略する事もできる。
【0058】
図9に示すコンセント5とプラグ3とプラグホルダ2を覆うカバー14をコンセント5の上部に固定する。これによりコンセント5とプラグ3とプラグホルダ2に雨がかかりにくくなる。
【0059】
図10に示すようにコンセント5に漏電遮断機17を併設すると、コンセント5に電源を供給すると漏電の波及が防げる。漏電遮断機17を切りの状態でプラグ3の栓刃6をコンセント5に差し込み、接続を確認した後に漏電遮断機17を入りの状態にすると、感電の危険性がさらに減少する。加えてメンテナンスの際には離れた箇所に設置された漏電遮断機を行き来して入り切り操作をするよりも便利である。
【0060】
図11に示すように、コンセント5とは異なる仕様のコンセント5−1をコンセント5に併設する事ができる。これにより例えば100Vと200Vの異なったコンセントを併設することも可能で、使用できる機器の種類の巾が広がり便利である。
【0061】
当該装置のコンセント5にタイマーを併設して、コンセント5に電源を供給する事ができる。これにより料金の安い深夜時間帯に充電時間を設定できるので、電気料金の面で経済的である。
【0062】
本発明の請求項1において、コンセント5とガイドレール1とを着脱可能に取り付けると、使用するプラグの種類や栓刃の形状に合わせてコンセントを取替えることが出来る。
【0063】
本発明の請求項2において、コンセント5とスライドテーブル4とを着脱可能に取り付けると、使用するプラグの種類や栓刃の形状に合わせてコンセントを取替えることが出来る。
【0064】
本発明の請求項1において、プラグホルダ2をスライドテーブル4と着脱可能に取り付けると、使用するプラグの形状に合わせてプラグホルダを取替えることが出来る。
【0065】
本発明の請求項2において、プラグホルダ2とガイドレール1とを着脱可能に取り付けると、使用するプラグの形状に合わせてプラグホルダを取替えることが出来る。
【0066】
本発明の請求項1において、コンセント5の外殻とガイドレール1を1体に成形し、またはプラグホルダ2とスライドテーブル4を1体に成形すると製造が経済的になる。
【0067】
本発明の請求項2において、コンセント5の外殻とスライドテーブル4を1体に成形し、またはプラグホルダ2とガイドレール1を1体に成形すると製造が経済的になる。
【0068】
本発明の請求項3の発明のストッパーの仕組みを請求項1において説明する。図1に示すように弾性を持つストッパー15はスライドテーブル4に付属し、ストッパー受け16はコンセント5側のガイドレール1に付属する。プラグホルダ2が付属するスライドテーブル4が後方へスライドするときに、ストッパー15の外側面とストッパー受け16の内側面が接し合う位置となる。ストッパー15はそのストッパー受け16に近い端部の外側面に爪状部分15−1を有し、ストッパー受け16はストッパー15側端部に爪状部15−1が咬み込む掛けバー16−1を有す。図3の接続状態では爪状部分15−1は掛けバー16−1に咬み込み、ストッパー15とストッパー受け16は係合する。
【0069】
係合を解放するには、ストッパー15の爪状部分15−1のスライドテーブル4側部分を内側方向に押して、爪状部分15−1と掛けバー16−1の咬み込みを外す。
【0070】
コンセント5からプラグ3を抜くときは前述の方法でストッパー15をストッパー受け16から解放し、プラグホルダ2が付属するスライドテーブル4を前方にスライドさせると、コンセント5とプラグ3の接続が解かれ図2の準備状態となる。
【0071】
準備状態のプラグホルダ2からプラグ3を外し、プラグホルダ2が付属するスライドテーブル4を後方にスライドさせて、プラグホルダ2をコンセント5に近付けると、ストッパー15の爪状部15−1がストッパー受け16の掛けバー16−1に咬み込む。これでプラグホルダ2が固定された図4に示す収納状態となる。
【0072】
ストッパーとストッパー受けは係合と解除が簡単に出来るような機構であれば他の方法でもよい。
【0073】
ストッパー15がコンセント5側のガイドレール1に付属し、ストッパー受け16がスライドテーブル4に付属していても係合に関して同様の効果が得られる。
【0074】
請求項2における請求項3の発明のストッパーの仕組みは図5に示すように、上記ストッパー15はスライドテーブル4に付属し、上記ストッパー受け16はプラグホルダ3側のガイドレール1に付属する。
【0075】
スライドテーブル4に付属するコンセント5がプラグホルダ2側へスライドし、接続状態になると爪状部分15−1は掛けバー16−1に咬み込み、ストッパー15とストッパー受け16は係合する。
【0076】
コンセント5からプラグ3を抜くときは、ストッパー15をストッパー受け16から解放し、コンセント5が付属するスライドテーブル4を後方にスライドさせると、コンセント5とプラグ3の接続が解かれ準備状態となる。
【0077】
請求項2において請求項3の発明のストッパー15がプラグホルダ3側のガイドレール1に付属し、ストッパー受け16がスライドテーブル4に付属していても係合に関して同様の効果が得られる。
【0078】
接続状態においてストッパー15がストッパー受け16と係合し、プラグホルダ2はコンセント5に一定の間隔で保持され、コンセント5とプラグ3の接続状態が保たれる。これにより栓刃6が刃受けバネやコンセント5本体に負担をかける事が少なく、刃受けバネの挟む力が弱まってもプラグ3の栓刃6がコンセント5から抜けやすくなる事が無い。
【0079】
さらに接続状態を保持するために鍵状の栓刃をコンセントの挿入口に差し込んだ後に、プラグを回転させてその鍵状の栓刃をコンセントの刃受けバネに引掛けて固定する必要が無い。
【0080】
図12に示すように、請求項1のコンセント5の前方側にガイドレール1が取り付けられてもよい。
【0081】
図13に示すように、請求項2のプラグホルダの後方側にガイドレール1が取り付けられてもよい。
【0082】
請求項1または請求項2いずれか記載のガイドレールとスライドテーブルは、図14に示すようなシャフト状のガイドレール1−1と、ガイドレール1−1の周囲を包んで装着し、ガイドレール1−1をスライドするスライドテーブル4−1と、からなる仕組みでもよい。
【0083】
また、請求項1または請求項2いずれか記載のガイドレールとスライドテーブルは、図15に示すようなコの字型のガイドレール1−2と、ガイドレール1−2の内側をスライドするスライドテーブル4−2と、からなる仕組みでもよい。
【0084】
このようにコンセントと、プラグホルダに嵌め込まれたプラグとがスライドして差し込まれる仕組みならばガイドレールとスライドテーブルの種類は問わず同様な効果が得られる。
【0085】
図16に示すように、コンセント5に挿入時のプラグ3の上端と同じ高さになる位置に下端がある挿入補助ベラ18を設けると、準備状態からプラグ3がコンセント5に差込まれるときに、図17の接続状態に示すようにプラグホルダ2に嵌め込まれたプラグ3の浮き上がりを防げる。
【0086】
コンセントに相応した栓刃の形状や配列のプラグでも、プラグの外側の形状が異なるために、請求項1または請求項2のプラグホルダ2に嵌め込めないプラグ3−2がある。その場合には、プラグ3−2を図18に示す請求項4のアタッチメント19で巻き包んで、請求項1または請求項2のプラグホルダ2に嵌め込む。
【0087】
アタッチメント19は内側面がプラグ3−2の外形状に沿う形状で、アタッチメント19の外側面はプラグホルダ2の内側面の形状に沿う外側の形状で、プラグホルダ2に嵌め込める。
【0088】
栓刃6形状と配列が同じプラグ3−2は本体の形状が異なっても、請求項4のアタッチメント19を装着すると、プラグ3−2を請求項1または請求項2のプラグホルダ2に所定姿勢で嵌め込むことが出来る。これにより請求項1または請求項2の発明の仕組みに汎用性をもたせ、いろいろな外形状のプラグが使用可能になる。
【0089】
アタッチメント19にプラグ3−2を差し込む装着方法でもよいが、図19に示すようにプラグ3−2にアタッチメント19を装着し、ビス20を用いて締め付けると確実である。またビスを締める勘合部分はプラグ突起12−1部分を兼ねてもよい。
【符号の説明】
【0090】
1 ガイドレール
1−1 ガイドレール
1−2 ガイドレール
2 プラグホルダ
2−1 プラグホルダ
3 プラグ
3−1 プラグ
3−2 プラグ
4 スライドテーブル
4−1 スライドテーブル
4−2 スライドテーブル
5 コンセント
5−1 コンセント
6 栓刃
7 挿入口
8 立ち上り
9 立ち上り
10 プラグコード
11 コード受け
12 プラグ突起
12−1 プラグ突起
13 突起受け
14 カバー
15 ストッパー
15−1 爪状部分
16 ストッパー受け
16−1 掛けバー
17 漏電遮断機
18 補助ベラ
19 アタッチメント
20 ビス
【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンセントと、このコンセントに付属するガイドレールと、このガイドレールをスライドするスライドテーブルに設けられ、プラグを所定姿勢に保持する、絶縁材料で構成されるプラグホルダからなり、前記スライドテーブルと共に前記プラグホルダが前記コンセント側へスライドした状態で、前記保持されたプラグの栓刃が前記コンセントに差し込まれる事を特長とする自動車充電施設用のプラグ・コンセント接続装置。
【請求項2】
プラグを所定姿勢に保持する絶縁材料で構成されるプラグホルダと、このプラグホルダに付属するガイドレールと、このガイドレールをスライドするスライドテーブルに設けられたコンセントからなり、前記スライドテーブルにと共に前記コンセントが、前記プラグホルダ側へスライドした状態で、前記保持されたプラグの栓刃が前記コンセントに差し込まれる事を特長とする自動車充電施設用のプラグ・コンセント接続装置。
【請求項3】
請求項1または請求項2いずれか記載の発明で、スライドテーブルに付属するストッパーと、コンセントとプラグが接続した状態で、前記ストッパーに係り合う、ガイドレールに付属したストッパー受けと、を有してなる事を特徴とする自動車充電施設用のプラグ・コンセント接続装置。
【請求項4】
請求項1または請求項2いずれか記載の発明で、プラグに装着するアタッチメントは、プラグホルダの内側面の形状に沿う外側の形状を持ち、前記アタッチメントを前期プラグホルダに嵌め込み、前期プラグを所定姿勢に保持する事を特徴とする自動車充電施設用のプラグ・コンセント接続装置。
【請求項1】
コンセントと、このコンセントに付属するガイドレールと、このガイドレールをスライドするスライドテーブルに設けられ、プラグを所定姿勢に保持する、絶縁材料で構成されるプラグホルダからなり、前記スライドテーブルと共に前記プラグホルダが前記コンセント側へスライドした状態で、前記保持されたプラグの栓刃が前記コンセントに差し込まれる事を特長とする自動車充電施設用のプラグ・コンセント接続装置。
【請求項2】
プラグを所定姿勢に保持する絶縁材料で構成されるプラグホルダと、このプラグホルダに付属するガイドレールと、このガイドレールをスライドするスライドテーブルに設けられたコンセントからなり、前記スライドテーブルにと共に前記コンセントが、前記プラグホルダ側へスライドした状態で、前記保持されたプラグの栓刃が前記コンセントに差し込まれる事を特長とする自動車充電施設用のプラグ・コンセント接続装置。
【請求項3】
請求項1または請求項2いずれか記載の発明で、スライドテーブルに付属するストッパーと、コンセントとプラグが接続した状態で、前記ストッパーに係り合う、ガイドレールに付属したストッパー受けと、を有してなる事を特徴とする自動車充電施設用のプラグ・コンセント接続装置。
【請求項4】
請求項1または請求項2いずれか記載の発明で、プラグに装着するアタッチメントは、プラグホルダの内側面の形状に沿う外側の形状を持ち、前記アタッチメントを前期プラグホルダに嵌め込み、前期プラグを所定姿勢に保持する事を特徴とする自動車充電施設用のプラグ・コンセント接続装置。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【公開番号】特開2011−238572(P2011−238572A)
【公開日】平成23年11月24日(2011.11.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−117758(P2010−117758)
【出願日】平成22年5月6日(2010.5.6)
【出願人】(506233494)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成23年11月24日(2011.11.24)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年5月6日(2010.5.6)
【出願人】(506233494)
【Fターム(参考)】
[ Back to top ]