説明

自動車用ケーブル支持具

【課題】Uターン状に湾曲敷設される自動車用ケーブルを車両ボデー等に対して容易に且つ確実に位置決め支持させることが出来る、新規な構造の自動車用ケーブル支持具を提供することを、目的とする。
【解決手段】ケーブル12におけるUターン状に折り返された2本の直線部分が近接された状態で本体筒部18の共通挿通孔20に挿通されるようにすると共に、ケーブル12におけるUターン状に折り返された2本の直線部分が、それぞれ、本体筒部18におけるケーブル12の折り返し側と反対側の開口から外方に延び出して一体的に形成された分岐筒部26において各別に設けられた単独挿通孔32,34に挿通されるようにした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両ボデー等の支持部材に対して通電用のケーブルを支持させるための自動車用ケーブル支持具に係り、特にケーブルにおけるUターン状の折り返し部分を支持させるのに用いられる自動車用ケーブル支持具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
自動車には、各種電装品等への通電のために多くのケーブルが配線されている。これらのケーブルは、自動車の走行や使用に支障がないように取りまわしが設計されており、車両ボデー等の支持部材に支持させて位置決めされている。
【0003】
ところで、自動車の走行時には、ケーブルに対して振動や熱等が及ぼされる。そのような過酷な環境下、車両ボデー等の支持部材に対してケーブルを確実に支持させる必要がある。
【0004】
そこで、従来から、ケーブルを車両ボデーに対して支持させるための特別なケーブル支持具が提案されている。例えば、特許文献1(特開昭63−178713号公報)には、ケーブルに保護スリーブを外挿し、この保護スリーブに巻き付けた固定金具を車両ボデーにボルト固定する構造のケーブル支持具が開示されている。
【0005】
ところが、特許文献1記載のケーブル支持具では、Uターン状に折り返して配線されたケーブルの折り返し部分を確実に支持させることが難しかった。即ち、ケーブルの取り回しは多様であり、直線部分の他にUターン状の折り返し部分もある。特許文献1記載のケーブル支持具では、折り返し部分から延びる一方の直線部分だけを支持させざるを得ない。しかし、それでは他方の支持されていない直線部分の変位や変形を拘束することが出来ず、他部材への干渉や大変形に因る損傷等が問題となるおそれがある。
【0006】
なお、Uターン状に折り返して配線されたケーブルを、折り返し部分から延びる二本の直線部分において、それぞれ、各別のケーブル支持具を用いて支持させることも考えられる。しかしながら、それでは二つのケーブル支持具の装着が必要となり、作業が面倒で時間がかかるという問題があった。しかも、二つのケーブル支持具のそれぞれに対して装着スペースが必要になることから、車両ボデー等の支持部材におけるスペースの確保が難しいという問題もあった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開昭63−178713号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
ここにおいて、本発明は、上述の如き事情を背景として為されたものであって、その解決課題とするところは、Uターン状に湾曲敷設される自動車用ケーブルを車両ボデー等に対して容易に且つ確実に位置決め支持させることが出来る、新規な構造の自動車用ケーブル支持具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
以下、このような課題を解決するために為された本発明の態様を記載する。なお、以下に記載の各態様において採用される構成要素は、可能な限り任意の組み合わせで採用可能である。
【0010】
本発明は、自動車用のケーブルがUターン状に折り返されて敷設された箇所に装着されて、ケーブルを車両ボデー等の支持部材に対して支持させる自動車用ケーブル支持具において、ケーブルの2本が挿通される大きさの共通挿通孔を備えた本体筒部と、本体筒部におけるケーブルの折り返し側と反対側の開口から外方に延び出して一体的に形成されておりケーブルの1本が挿通される大きさの単独挿通孔が並列的に設けられた分岐筒部とを、備えた被覆部材を含んで構成されていることを、特徴とする。
【0011】
このような本発明に従う構造とされた自動車用ケーブル支持具においては、ケーブルにおけるUターン状に折り返された2本の直線部分が近接された状態で本体筒部の共通挿通孔に挿通される。これにより、ケーブルの全体が引っ張られても、ケーブル自体の剛性で膨らんだ折り返し部分が、本体筒部に引っ掛かるので、ケーブル全体の変位を防止することが出来る。
【0012】
また、ケーブルにおけるUターン状に折り返された2本の直線部分は、それぞれ、分岐筒部において各別に設けられた単独挿通孔に挿通される。これにより、たとえ一方の直線部分だけが引っ張られても、その引張力が他方の直線部分にまで及ぼされて両方の直線部分が同時に抜け出す方向に引っ張られることが防止される。それ故、たとえ一方の直線部分だけに大きな引張力が作用しても、ケーブル全体を変位させる力として作用することが回避され得る。
【0013】
しかも、分岐筒部において各別の単独挿通孔としたことにより、各別の単独挿通孔の分岐部分で、それ以上の抜出方向へのケーブルの変位が阻止される。それ故、ケーブルのUターン部分においての自動車用ケーブル支持具による支持状態から完全に抜け出してしまうことが避けられ得るのであり、ケーブル支持に関して極めて高い信頼性が実現され得る。
【0014】
加えて、単一の自動車用ケーブル支持具によって、ケーブルのUターン部分を効果的に支持させることが出来るので、自動車用ケーブル支持具の支持部材への装着作業が容易であると共に、支持部材における自動車用ケーブル支持具の装着スペースを効率良く確保することも出来る。
【0015】
自動車用ケーブル支持具においては、更に、支持部材に設けられて、本体筒部が係止される係止部を含む態様が、好適に採用される。なお、係止部は、別体のブラケットで構成されて、車両ボデー等の支持部材に溶接やボルト等の任意の手法によって固定されても良いし、支持部材に設けられた他部材に対して設けても良い。或いは、支持部材に一体的に設けても良い。
【0016】
このような構造の係止部を採用するのであれば、本体筒部の外周面には周方向に延びる係止溝が形成されている一方、係止部には、周上の一箇所で開口する嵌合孔が形成されており、この嵌合孔に本体筒部が嵌め入れられて係止溝に嵌合孔の内周縁部が嵌合係止されることにより、被覆部材が係止部に係止されている態様が、好適に採用される。これにより、被覆部材への係止部の係止状態が容易に実現される。
【0017】
また、本発明においては、被覆部材において、本体筒部から互いに独立して延び出した2本の筒状体によって分岐筒部が構成されている態様を、採用しても良い。このような態様においては、ケーブルにおけるUターン状に折り返された2本の直線部分のそれぞれの変位や変形,配設方向等の自由度を大きく設定することが出来る。また、これら2本の直線部分の一方の挿通が他方の挿通に対して及ぼす悪影響、例えば、一方を挿通することで他方の単独挿通孔が縮径変形して挿通し難くなること等を抑えることも出来る。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本発明の一実施形態としての自動車用ケーブル支持具を示す斜視図。
【図2】同自動車用ケーブル支持具の側面図。
【図3】同自動車用ケーブル支持具の平面図。
【図4】図2におけるIV−IV断面図。
【図5】図3におけるV−V断面図。
【図6】本発明において採用可能な自動車用ケーブル支持具の他の態様を示す側面図。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、本発明を更に具体的に明らかにするために、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ、詳細に説明する。
【0020】
図1乃至5には、本発明の一実施形態としての自動車用ケーブル支持具10が示されている。この自動車用ケーブル支持具10は、Uターン状に折り返されたケーブルとしてのセンサーケーブル12を保持する被覆部材14を含んで構成されている。被覆部材14は、車両ボデー等の支持部材(図示せず)に固定されたブラケット16に設けられた係止部36(後述する)に組み付けられる。これにより、センサーケーブル12が支持部材に対して支持されるようになっている。
【0021】
より詳細には、被覆部材14は、架橋した天然ゴムや合成ゴム等のエラストマーや合成樹脂で形成されており、本体筒部18を備えている。本体筒部18は、全体として厚肉円形ブロック形状を呈しており、その中央に共通挿通孔20が形成されている。共通挿通孔20は、Uターン状に折り返されたセンサーケーブル12の2本の直線部分が並んで接した状態で挿通可能な大きさとされている。
【0022】
また、本体筒部18の外周面には、周上の一箇所において、径方向外方へ突出する押圧突起22が設けられている。更に、押圧突起22の幅寸法は、突出方向先端側へ行くに従って大きくされている。これにより、押圧突起22の押圧操作がし易くなっている。
【0023】
更にまた、本体筒部18の外周面には、押圧突起22の形成位置を除いた部分において、周方向に延びる係止溝24が形成されている。係止溝24の周方向両端部は、それぞれ、押圧突起22の突出方向に向かって開口している。
【0024】
また、本体筒部18における共通挿通孔20の一方の開口側には、分岐筒部26が外方へ延び出して一体形成されている。分岐筒部26は、本体筒部18から互いに独立して延び出した2本の筒状体28,30が筒壁部分の一部を共有するように一体形成された構造とされている。各筒状体28,30には、単独挿通孔32,34が形成されており、これら単独挿通孔32,34は互いに異なる方向へ延び出している。それ故、単独挿通孔32,34に挿通されるセンサーケーブル12を所望の方向に向けさせることが出来、センサーケーブル12の配線において、他部品との干渉を有利に回避することが出来る。
【0025】
このような被覆部材14には、Uターン状に折り返されたセンサーケーブル12が、そのUターン状の折り返し部分が本体筒部18における共通挿通孔20の他方の開口側から突出した状態で収容される。そして、折り返されたセンサーケーブル12の2本の直線部分が本体筒部18の共通挿通孔20に挿通され、これら2本の直線部分の一方が、分岐筒部26に設けられた一方の単独挿通孔32に挿通されると共に、他方の直線部分は、もう一つの単独挿通孔34に挿通される。なお、共通挿通孔20に挿通された2本の直線部分は、押圧突起22の下方において上下に重ね合わされて収容されている。このようなセンサーケーブル12の被覆部材14への収容状態は、被覆部材14に設けられた各挿通孔(共通挿通孔20及び単独挿通孔32,34)にセンサーケーブル12を順次挿通することで実現しても良いし、本体筒部18にスリットを形成してスリットからセンサーケーブル12の2本の直線部分を共通挿通孔20へ嵌め込むようにしても良い。更に、センサーケーブル12の2本の直線部分を成形キャビティにセットしてインサート成形することにより、被覆部材14をセンサーケーブル12と一体成形することで実現しても良い。
【0026】
一方、ブラケット16は、金属や硬質の合成樹脂等の硬質材で形成されており、被覆部材14の本体筒部18に係止される係止部36を備えている。係止部36は、全体として矩形平板形状を呈しており、その中央部分には、厚さ方向に貫通する円形の嵌合孔38が形成されている。
【0027】
また、係止部36には、切欠40が形成されている。これにより、嵌合孔38が周上の一箇所において係止部36の外周面に開口している。本実施形態では、嵌合孔38の径方向外方へ行くに従って嵌合孔38の周上開口部分(切欠40の形成部位)の隙間寸法が大きくなっている。これにより、後述の如き係止部36と本体筒部18の位置合わせを容易にすることが出来る。また、嵌合孔38は開口部分の隙間寸法:D1が狭められており、本体筒部18における係止溝24の内径寸法よりも僅かに小さくされている。
【0028】
また、係止部36における切欠40が形成された端縁部とは反対側の端縁部には、支持部材に対して固定される固定部42が係止部36に対して直立した状態で一体形成されている。固定部42は、全体として矩形平板形状を呈しており、その中央部分には、ボルト挿通孔44が形成されている。そして、ボルト挿通孔44に挿通される固定ボルトによって、ブラケット16が固定部42において支持部材に固定されるようになっている。
【0029】
このようなブラケット16に対して、以下のようにして、被覆部材14が組み付けられる。先ず、ブラケット16の係止部36における嵌合孔38の開口部分に対して、被覆部材14の本体筒部18における係止溝24の底面を当接させる。この状態から押圧突起22を押し込んで、本体筒部18における係止溝24を嵌合孔38に嵌め入れることにより、被覆部材14の本体筒部18がブラケット16の係止部36に係止される。
【0030】
本実施形態では、嵌合孔38の開口部分が狭められて、その隙間寸法:D1が、本体筒部18の係止溝24の内径寸法よりも僅かに小さくされていることから、この狭窄効果によって、嵌合孔38に係止された本体筒部18の抜け出しが防止されるようになっている。また、本体筒部18の嵌合孔38への押込方向となる押圧突起22の下方においてセンサーケーブル12の2本が上下に重ね合わされて共通挿通孔20に収容されていることから、嵌合孔38、延いては、ブラケット16の大型化を回避しつつ、ブラケット16と被覆部材14の嵌合構造を実現することが出来る。
【0031】
このような構造とされた自動車用ケーブル支持具10においては、センサーケーブル12におけるUターン状に折り返された2本の直線部分が当接状態で本体筒部18の共通挿通孔20に挿通されている。これにより、センサーケーブル12に対して抜出方向へ引張力が及ぼされたとしても、センサーケーブル12におけるUターン状に折り返された部分が、本体筒部18に引っ掛かる。その結果、センサーケーブル12を安定して支持することが出来る。
【0032】
また、本体筒部18の共通挿通孔20に挿通されている2本の直線部分は、それぞれ、分岐筒部26に設けられた単独挿通孔32,34に挿通されているので、一方の直線部分だけに引張力が及ぼされたとしても、その引張力が他方の直線部分に及ぼされて、両方の直線部分が同時に抜出方向へ引っ張られることを防止出来る。
【0033】
さらに、2本の直線部分が各別の単独挿通孔32,34に挿通されているので、仮に2本の直線部分が抜出方向に引っ張られて折り返し部分が共通挿通孔20内に入り込んできたとしても、分岐筒部26における各別の単独挿通孔32,34の分岐部分で、それ以上の抜出方向への変位を阻止することが出来る。
【0034】
また、2本の直線部分を単一の自動車用ケーブル支持具10で支持しているので、支持部材への装着作業が容易になると共に、支持部材における装着スペースを効率良く確保することが出来る。
【0035】
加えて、センサーケーブル12の方向を規定する分岐筒部26と支持部材への固定に必要な本体筒部18が一体形成されており、ブラケット16以外の固定用部品を使わないので、低コストと軽量化を実現することも出来る。
【0036】
また、本実施形態では、嵌合孔38における周上開口部分が本体筒部18に形成された係止溝24の底面に押し付けられていることから、被覆部材14に対するブラケット16の固定強度を十分に確保することが可能となる。
【0037】
以上、本発明の一実施形態について詳述してきたが、例えば、被覆部材14のブラケット16に対する係止構造は、前記実施形態のものに限定されず、例えば、巻き付けて固定したり、被覆部材14を変形させて挟んだり等しても良い。
【0038】
さらに、係止部36は別体のブラケット16により構成されていたが、このブラケット16の支持部材への固定構造は、前記実施形態に記載のボルト固定に限定されない。例えば、溶接やリベット固定等の周知の固定手段であっても良い。
【0039】
更にまた、被覆部材14を分割構造としても良い。例えば、図3におけるV−V断面で分割される一対の分割構造体で被覆部材14を構成しても良い。
【0040】
また、本体筒部18は、全体として厚肉円形ブロック形状を呈していたが、例えば、矩形ブロック形状の他、任意の形状が採用可能である。同様に、嵌合孔38の形状も、本体筒部18の係止溝24を嵌め入れることが出来る形状であれば、矩形等の任意の形状が採用可能である。
【0041】
また、前記実施形態では、センサーケーブル12の折り返し部分が被覆部材14から突出していたが、この折り返し部分を覆う先端カバーを設けても良い。かかる先端カバーは、本発明のケーブル支持具と別体形成することも可能であるが、例えば図6に示されているように、ケーブル支持具と一体形成することも可能である。即ち、図6に示されたケーブル支持具46においては、本体筒部18の一方の開口部側に分岐筒部26が一体形成されていると共に、本体筒部18の他方の開口部側に先端カバー部48が一体形成されている。そして、この先端カバー部48によって、センサーケーブル12の折り返し部分の全体が被覆されている。なお、このような先端カバー部48が一体形成されたケーブル支持具46は、例えば、センサーケーブル12の折り返し部分を成形キャビティにセットしてインサート成形することによって製造することが出来る。
【0042】
また、前記実施形態では、センサーケーブル12の支持具としての本発明の適用例を示したが、本発明は、ワイヤーハーネス等自動車用の各種の通電用ケーブルの支持具に適用可能である。
【符号の説明】
【0043】
10:自動車用ケーブル支持具,12:センサーケーブル(ケーブル),14:被覆部材,18:本体筒部,20:共通挿通孔,24:係止溝,26:分岐筒部,28:筒状体,30:筒状体,32:単独挿通孔,34:単独挿通孔,36:係止部,38:嵌合孔,42:固定部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
自動車用のケーブルがUターン状に折り返されて敷設された箇所に装着されて、該ケーブルを車両ボデー等の支持部材に対して支持させる自動車用ケーブル支持具において、
前記ケーブルの2本が挿通される大きさの共通挿通孔を備えた本体筒部と、該本体筒部における前記ケーブルの折り返し側と反対側の開口から外方に延び出して一体的に形成されており前記ケーブルの1本が挿通される大きさの単独挿通孔が並列的に設けられた分岐筒部とを、備えた被覆部材を含んで構成されていることを特徴とする自動車用ケーブル支持具。
【請求項2】
前記支持部材に設けられて、前記本体筒部が係止される係止部を含む請求項1に記載の自動車用ケーブル支持具。
【請求項3】
前記本体筒部の外周面には周方向に延びる係止溝が形成されている一方、前記係止部には、周上の一箇所で開口する嵌合孔が形成されており、この嵌合孔に前記本体筒部が嵌め入れられて前記係止溝に前記嵌合孔の内周縁部が嵌合係止されることにより、前記被覆部材が前記係止部に係止されている請求項2に記載の自動車用ケーブル支持具。
【請求項4】
前記被覆部材において、前記本体筒部から互いに独立して延び出した2本の筒状体によって前記分岐筒部が構成されている請求項1乃至3の何れか1項に記載の自動車用ケーブル支持具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2010−233407(P2010−233407A)
【公開日】平成22年10月14日(2010.10.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−80525(P2009−80525)
【出願日】平成21年3月27日(2009.3.27)
【出願人】(000183406)住友電装株式会社 (6,135)
【Fターム(参考)】