説明

表示パネルの駆動方法及びそれを実行する表示装置

【課題】表示パネルの駆動方法及びそれを実行する表示装置を提供すること。
【解決手段】第1区間の間、順方向スキャン方向に沿って左眼データフレーム及び右眼データフレームを含む3次元画像データのデータ電圧を表示パネルに出力する。第2区間の間、データ電圧を出力を遮断する。前記第1区間より小さな第3区間の間、ブラックデータ電圧を前記表示パネルに出力する。これによって、ブラックデータ電圧が表示パネルに印加される前に前記表示パネルにデータ電圧の出力を遮断し、以前提供された3次元画像データのデータ電圧を維持させることができる。前記表示パネルに前記3次元画像データのデータ電圧が維持される維持区間の間、前記表示パネルに光を提供することによって前記3次元画像の輝度を向上させることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は表示パネルの駆動方法及びそれを実行する表示装置に関し、より詳しくは、3次元画像の輝度向上のための表示パネルの駆動方法及びそれを実行する表示装置に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、液晶表示装置は2次元平面画像を表示する。最近、ゲーム、映画などの分野で3次元立体画像に対する需要が増加することによって、液晶表示装置を用いて3次元立体画像を表示する技術が開発されている。
【0003】
通常、立体画像(3次元画像)は、人の両眼を通じての両眼視差(binocular parallax)の原理を用いて立体画像を表示する。例えば、人の両眼は、所定の間隔で離れているので、それぞれの目で異なる角度で観察した画像が、脳内に入力される。立体画像表示装置は、こうした両眼視差を利用している。
【0004】
両眼視差を利用する方式としては、メガネ方式(stereoscopic)と非メガネ方式(autostereoscopic)がある。メガネ方式には、両眼にそれぞれ異なる偏光軸を有する偏光フィルタによる受動的(passive)偏光メガネ(Polarized Glasses)方式と、時間分割された左眼画像と右眼画像とを周期的に表示し、この周期に同期された左眼シャッタと右眼シャッタとを開閉するメガネをかける能動的(active)シャッタメガネ(Shutter Glasses)方式などがある。
【0005】
偏光メガネ方式は、左眼画像と右眼画像を分離するために使われる偏光フィルタによって3次元画像の輝度が低下する短所を有している。また、シャッタメガネ方式は、液晶の応答速度が速いほど左眼画像と右眼画像のクロストークが改善されるので、液晶の応答速度が最も重要である言える。液晶の応答速度の特性には、物理的限界があり、これを克服するためにグローバルブリンキング(global blinking)駆動方式でバックライトを駆動して左眼画像と右眼画像のクロストークを改善する方案が適用されている。しかし、グローバルブリンキング駆動は、3次元画像の輝度を低下させる短所を有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】韓国特許出願公開2010―0056361号明細書
【特許文献2】米国特許出願公開2008/0284801号明細書
【特許文献3】米国特許出願公開2011/0109733号明細書
【特許文献4】米国特許出願公開2011/0007140号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
そこで、本発明は上記従来の問題点に鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、輝度向上のための表示パネルの駆動方法を提供することにある。
【0008】
本発明の他の目的は、前記表示パネルの駆動方法を実行するための表示装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するためになされた本発明による一実施形態に係る表示パネルの駆動方法は、第1区間の間、順方向スキャン方向に沿って左眼データフレーム及び右眼データフレームを含む3次元画像データのデータ電圧を表示パネルに出力する。第2区間の間、データ電圧を出力を遮断する。第1区間より小さな第3区間の間、ブラックデータ電圧を前記表示パネルに出力する。
【0010】
本実施形態において、表示パネルは、ブラックデータ電圧が出力される前に、3次元画像データのデータ電圧を維持する維持区間を有し、維持区間はスキャン方向に沿って徐々に減少してもよい。
【0011】
本実施形態において、表示パネルに3次元画像データに対応する画像が表示される画像区間に光を提供し、表示パネルに前記ブラックデータ電圧に対応するブラック画像が表示されるブラック区間に光を遮断してもよい。画像区間は前記維持区間を含んでもよい。
【0012】
本実施形態において、ブラックデータ電圧が前記表示パネルに印加される時間は、スキャン方向に沿って徐々に増加してもよい。
【0013】
本実施形態において、表示パネルはスキャン方向に沿って複数の空間領域に分割され、空間領域に対応して設定された複数のルックアップテーブルを用いて3次元画像データを補正するステップをさらに含んでもよい。
【0014】
本実施形態において、第4区間の間、逆方向スキャン方向に沿って表示パネルに3次元画像データのデータ電圧を出力し、第5区間の間、データ電圧が逆方向のスキャン方向に沿って表示パネルに出力されることを遮断し、並びに、第4区間より小さな第6区間の間は表示パネルにブラックデータ電圧を出力してもよい。
【0015】
本実施形態において、3次元画像データのデータ電圧を出力するときに、第1パルスを有するゲート信号をスキャン方向に沿って表示パネルの複数のゲートラインに順次に出力することを含んでもよい。
【0016】
本実施形態において、表示パネルにブラックデータ電圧を出力するときに、第1パルスと同じであるか、または、小さな第2パルスを有するゲート信号をスキャン方向に沿ってゲートラインに順次に出力することを含んでもよい。
【0017】
本実施形態において、表示パネルにブラックデータ電圧を出力するときに、第3パルスを有するゲート信号をゲートラインに同時に出力してもよい。
【0018】
上記本発明の目的を達成するための他の実施形態に係る表示パネルの駆動方法は、第1区間の間、表示パネルに第1左眼または第1右眼データフレームのデータ電圧を出力する。第1パルスを有するゲート信号を表示パネルの複数のゲートラインに順次に出力する。第2区間の間、データ電圧が表示パネルに出力されることを遮断する。第1区間より小さな第3区間の間は第1左眼または第1右眼データフレームが繰り返される第2左眼または第2右眼データフレームのデータ電圧を出力する。第2パルスを有するゲート信号を前記ゲートラインに順次に出力する。
【0019】
上記本発明の他の目的を達成するための他の実施形態に係る表示装置は、表示パネル及びデータ駆動部を含む。第1区間の間、データ駆動部は順方向スキャン方向に沿って左眼データフレーム及び右眼データフレームを含む3次元画像データのデータ電圧を表示パネルに出力し、第2区間の間、データ電圧を出力を遮断し、前記第1区間より小さな第3区間の間にブラックデータ電圧を表示パネルに出力する。
【0020】
本実施形態において、表示パネルは前記ブラックデータ電圧が印加される前に、3次元画像データのデータ電圧を維持する維持区間を有し、維持区間はスキャン方向に沿って徐々に減少してもよい。
【0021】
本実施形態において、表示パネルに3次元画像データに対応する画像が表示される画像区間に光を提供し、ブラックデータ電圧に対応するブラック画像が表示されるブラック区間に光を遮断する光源部をさらに含んでもよく、画像区間は維持区間を含んでもよい。
【0022】
本実施形態において、表示パネルはスキャン方向に沿って複数の空間領域に分割され、空間領域に対応して設定された複数のルックアップテーブルを用いて3次元画像データを補正するデータ補正部をさらに含んでもよい。
【0023】
本実施形態において、第4区間の間、データ駆動部は、逆方向スキャン方向に沿って前記表示パネルに3次元画像データのデータ電圧を出力し、第5区間の間、データ電圧の出力を遮断し、第4区間より小さな第6区間の間、表示パネルにブラックデータ電圧を出力してもよい。
【0024】
本実施形態において、第1区間の間、第1パルスを有するゲート信号をスキャン方向に沿って表示パネルの複数のゲートラインに順次に出力するゲート駆動部をさらに含んでもよい。
【0025】
本実施形態において、ゲート駆動部は、第3区間の間に第1パルスと同じであるか、または、小さな第2パルスを有するゲート信号をスキャン方向に沿ってゲートラインに順次に出力してもよい。
【0026】
本実施形態において、ゲート駆動部は、第3区間の間、第3パルスを有するゲート信号をゲートラインに同時に出力してもよい。
【0027】
上記本発明の他の目的を実現するための他の実施形態に係る表示装置は、表示パネルを含む。表示パネルは前記表示パネル全領域に表示される左眼フレーム画像、右眼フレーム画像、リフレッシュフレーム画像のうち、いずれか1つを表示し、左眼フレーム画像に対応する左眼フレーム画像データまたは右眼フレーム画像に対応する右眼フレーム画像データが、第1区間の間に印加され、第1区間より短い第2区間の間に前記リフレッシュフレーム画像データが印加される。
【0028】
本実施形態において、左眼フレーム画像を透過して右眼フレーム画像を遮断する左眼部、及び、右眼フレーム画像を透過して左眼フレーム画像を遮断する右眼部を含むメガネ部をさらに含んでもよい。
【0029】
本実施形態において、リフレッシュフレーム画像データは、ブラック画像を表示するブラックフレーム画像データであってもよい。
【0030】
本実施形態において、ブラックフレーム画像データは、表示パネルの複数の水平ラインに同時に印加されてもよい。
【0031】
本実施形態において、リフレッシュフレーム画像データは、リフレッシュフレーム画像データが印加される直前に表示パネルに印加された左眼フレーム画像データと同じであるか、または、リフレッシュフレーム画像データが印加される直前に表示パネルに印加された左眼フレーム画像データを用いて生成される第2左眼フレーム画像データであってもよい。
【0032】
本実施形態において、リフレッシュフレーム画像データは、リフレッシュフレーム画像データが印加される直前に前記表示パネルに印加された右眼フレーム画像データと同じであるか、または、リフレッシュフレーム画像データが印加される直前に表示パネルに印加された右眼フレーム画像データを用いて生成される第2右眼フレーム画像データであってもよい。
【0033】
本実施形態において、第1の表示パネルに印加される複数の左眼及び右眼フレーム画像データは第1のスキャン方向に表示パネルに印加され、第2の表示パネルに印加される複数の左眼及び右眼フレーム画像データは第2のスキャン方向に表示パネルに印加されてもよい。
【0034】
本実施形態において、表示パネルに表示された左眼フレーム画像と右眼フレーム画像を互いに異なる偏光に変換する偏光パネルをさらに含んでもよい。
【0035】
本実施形態において、表示パネルは、スキャン方向に沿って複数の空間領域に分割され、空間領域に対応して設定された複数のルックアップテーブルを用いて左眼及び右眼フレーム画像データを補正するデータ補正部をさらに含んでもよい。
【0036】
本実施形態において、複数のルックアップテーブルは、順次に入力される隣接したフレーム画像データを用いて補正データを生成してもよい。
【発明の効果】
【0037】
本発明の実施形態によれば、表示パネルにデータ電圧の出力を所定の区間の間遮断し、以前データ電圧を維持させることによって3次元画像の輝度を向上させることができる。また、左眼画像と右眼画像との間にブラック画像を挿入することによって、3次元画像のクロストークを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】本発明の一実施形態に係る表示装置のブロック図である。
【図2】図1の表示パネルの駆動方法を説明するための波形図である。
【図3】図1の表示パネルの駆動方法を説明するための概念図である。
【図4】図1のデータ補正部に関するブロック図である。
【図5】図1に示したゲート駆動部の駆動方法を説明するためのタイミング図である。
【図6】図1に示したゲート駆動部の駆動方法を説明するためのタイミング図である。
【図7】図1に示したゲート駆動部の他の実施形態に係る駆動方法を説明するためのタイミング図である。
【図8】本発明の他の実施形態に係る表示パネルの駆動方法を説明するための概念図である。
【図9】図8に示した表示パネルの駆動方法を説明するための波形図である。
【図10】本発明の他の実施形態に係る表示パネルの駆動方法を説明するための概念図である。
【図11】本発明の他の実施形態に係る表示パネルの駆動方法を説明するための概念図である。
【図12】図11に示した表示パネルの駆動方法を説明するための波形図である。
【図13】本発明の他の実施形態に係る表示パネルの駆動方法を説明するための波形図である。
【図14】本発明の実施形態に係る表示パネルの駆動方法を説明するための概念図である。
【発明を実施するための形態】
【0039】
以下、図面を参照して本発明の望ましい実施形態をより詳細に説明することにする。
【0040】
図1は本発明の第1の実施形態に係る表示装置のブロック図である。
【0041】
図1を参照すれば、表示装置は、3D処理部100、タイミング制御部200、反復部300、表示パネル400、パネル駆動部500、光源部600、光源駆動部700、及びメガネ部800を含む。
【0042】
3D処理部100は、3次元画像モード時に受信されたフレーム単位のソースデータフレームを3次元データフォーマットに処理する。例えば、1つのフレーム3次元データは、所定の期間の間に表示パネル400の全てのピクセルを用いてイメージを表示するのに必要とされるデータに対応する。3D処理部130は、ソースデータフレームを左眼データと右眼データに分離して、分離した左眼データ及び右眼データを表示パネル300の解像度に合わせて左眼データフレーム及び右眼データフレームにそれぞれスケーリングして3次元画像データを出力する。3D処理部100は、3次元画像データである、左眼データフレーム及び右眼データフレームを時分割して順次に出力する。
【0043】
タイミング制御部200は、表示装置の駆動のためのタイミング制御信号を生成し、3D処理部100、反復部300、パネル駆動部500及び光源駆動部700を制御する。
【0044】
タイミング制御部200はデータ補正部210を含む。データ補正部210は、表示パネル400の複数の空間領域に対応してまたスキャン方向に沿って設定された複数のルックアップテーブルを用いて3次元画像データを補正する。例えば、表示パネル400の画素の連続する行のセットが選択されたスキャン方向に沿って駆動される方向に対応する。例えば、3つの領域が存在する場合、順方向スキャン方向は第1、第2、第3のゲートラインの連続する活性化に対応し、逆方向スキャン方向は第3、第2、第1のゲートラインの連続する活性化に対応する。
【0045】
例えば、データ補正部210は、現在受信した左眼または右眼データフレームを、以前に受信した右眼または左眼データフレームに基づいて補正する。本実施形態に係るデータ補正部210は、表示パネル500をスキャン方向に沿って空間的に複数の領域に分割し、各領域に対応する補正データが保存された複数のルックアップテーブルを含む。データ補正部210のデータ補正方法は、後述する図4を参照して詳しく説明する。
【0046】
反復部300は、タイミング制御部200から提供されたフレーム単位の3次元画像データを表示パネル500の駆動周波数に基づいて少なくとも1回以上繰り返して出力する。例えば、反復部200は表示パネル500の駆動周波数が240Hzであれば、左眼データフレームまたは右眼データフレームを1回繰り返し、駆動周波数が360Hzであれば、左眼データフレームまたは右眼データフレームを2回繰り返す。反復部300は少なくとも2つの左眼データフレーム及び少なくとも2つの右眼データフレームを順次に出力する。
【0047】
表示パネル400は、第1〜第nデータラインDL1、…、DLnと、第1〜第mゲートラインGL1、…、GLm、及び、複数の画素Pを含む。第1〜第nデータラインDL1、…、DLnは、第1方向D1に延長され、第1方向D1と交差する第2方向D2に配列される。第1〜第mゲートラインGL1、…、GLmは、第2方向D2に延長され、第1方向D1に配列される。各画素は、ゲートラインGL1とデータラインDL1に接続されたスイッチング素子TR、スイッチング素子TRと接続された液晶キャパシタCLC、並びに、ストレージ キャパシタCSTを含んでもよい。
【0048】
パネル駆動部500は、反復部300から受信されたデータフレームを用いて表示パネル400に少なくとも1つの左眼画像、リフレッシュ画像、少なくとも1つの右眼画像、リフレッシュ画像の順に表示する。反復部300が省略される場合、パネル駆動部500は、タイミング制御部200から直接左眼画像および右眼画像を受信する。パネル駆動部500は、データ駆動部510及びゲート駆動部530を含む。以下、リフレッシュ画像はブラック画像である場合を例にして説明する。
【0049】
データ駆動部510は、タイミング制御部200の制御によって、第1区間の間に表示パネル400に左眼データフレームのデータ電圧を出力し、第2区間の間に表示パネル400にデータ電圧の出力を遮断し、第3区間の間に表示パネル400にブラックデータ電圧を出力する。第1区間は、第2及び第3区間の合計と実質的に同一である。データ駆動部510は、タイミング制御部200の制御によって、第4区間の間に前記表示パネル400に右眼データフレームのデータ電圧を出力し、第5区間の間に表示パネル400にデータ電圧の出力を遮断し、第6区間の間に表示パネル400にブラックデータ電圧を出力する。第4区間は、第5及び第6区間の合計と実質的に同一である。
【0050】
ゲート駆動部530は、タイミング制御部200の制御によって、第1区間の間に、第1周波数で前記表示パネル400の第1〜第mゲートライン(mは自然数)に第1〜第mゲート信号を順次に出力し、第2区間の間はゲート信号の出力を遮断し、第3区間の間は、第1周波数より高速の第2周波数で表示パネル400の第1〜第mゲートラインに第1〜第mゲート信号を順次に出力する。
【0051】
例えば、ゲート駆動部510は、第1区間の間に第1水平周期H1の第1パルスを有する第1〜第mゲート信号を順次に出力し、第2区間の間にローレベルのゲート信号を出力し、第3区間の間には、第1水平周期より短い第2水平周期の第2パルスを有する第1〜第mゲート信号を順次に出力する。続いて、第4区間の間に第1水平周期の第1パルスを有する第1〜第mゲート信号を順次に出力し、第5区間の間にローレベルのゲート信号を出力し、第6区間の間には前記第2水平周期の第2パルスを有する第1〜第mゲート信号を順次に出力する。
【0052】
光源部600は表示パネル400に光を提供する。光源部600は、エッジ型でもよいし、直下型であってもよい。エッジ型は表示パネル400の下に配置された導光板及び導光板の少なくとも1つのエッジに少なくとも1つの光源が配置された構造である。直下型光源は、導光板は省略され、表示パネル400のすぐ下に少なくとも1つの光源が配置される構造である。
【0053】
光源駆動部700は、タイミング制御部200の制御によって、光源部600を駆動する。光源駆動部700は、光源部600をグローバルブリンキング(global blinking)方式で駆動する。例えば、前示パネル400に、左眼または右眼データフレームに対応する左眼または右眼画像が表示される区間には光を発生し、ブラックデータ電圧に対応するブラック画像が表示される区間には光は遮断される。
【0054】
メガネ部800は、左眼部810及び右眼部820を含む。メガネ部800は、能動型シャッタメガネ方式または受動型偏光メガネ方式が適用される。左眼部810は、左眼画像を透過し右眼画像を遮断して、右眼部820は右眼画像を透過し左眼画像を遮断する。
【0055】
メガネ部800が偏光メガネ方式である場合、表示装置は表示パネル400の上に配置された偏光パネル900をさらに含んでもよい。偏光パネル900は、表示パネル400に表示された左眼画像及び右眼画像をそれぞれ違う偏光に変換する。これによって、メガネ部800の左眼部810及び右眼部820は、該当する左眼画像及び右眼画像を選択的に透過することができる。
【0056】
図2は図1の表示パネルの駆動方法を説明するための波形図である。
【0057】
図1及び図2を参照すれば、パネル駆動部500は、タイミング制御部200から生成された垂直同期信号STV、ゲートクロック信号CPV、及びデータイネーブル信号DEなどのタイミング制御信号に基づいて表示パネル400を駆動する。以下において、表示パネル400の駆動周波数が240Hzで、左眼データフレームはホワイト階調データからなり、右眼データフレームはブラック階調データからなる場合を例に説明する。
【0058】
データ駆動部510は、データイネーブル信号DEに基づいてデータ電圧を表示パネル400に出力する。データイネーブル信号DEは、第1区間T1の間は活性化し、第2区間T2の間は非活性化し、第3区間T3の間は活性化する。同じ方式で、前記データイネーブルDEは、第4区間T4の間は活性化し、第5区間T5の間は非活性化し、第6区間T6の間は活性化する。
【0059】
データイネーブル信号DEに基づいて、データ駆動部510は、表示パネル400に第1区間T1の間は、左眼データフレームLのデータ電圧を出力し、第2区間T2の間はデータ電圧の出力を遮断し、第3区間T3の間はブラックデータ電圧Bを出力する。データ駆動部510は、表示パネル400に、第4区間T4の間は右眼データフレームRのデータ電圧を出力し、第5区間T5の間はデータ電圧の出力を遮断し、第6区間T6の間はブラックデータ電圧Bを出力する。
【0060】
ゲート駆動部530は、垂直開始信号STV及びゲートクロック信号CPVに基づいてゲート信号を表示パネル400に出力する。垂直開始信号STVは、ゲート駆動部530の動作開始を制御する信号である。従って、前記垂直開始信号STVは、前記データイネーブル信号DEが活性化される前記第1区間T1、前記第3区間T3、前記第4区間T4、及び第6区間T6のそれぞれの開始タイミングにパルスを有する。前記ゲートクロック信号CPVは、第1〜第mゲート信号のそれぞれのパルス幅を制御する。従って、ゲートクロック信号CPVは、左眼データフレームLまたは右眼データフレームRのデータ電圧が出力される第1区間T1及び第4区間T4間は、第1水平周期を有し、ブラックデータ電圧Bが出力される前記第3区間T3及び第6区間T6間は、第1水平周期と異なる第2水平周期を有する。
【0061】
垂直開始信号STV及びゲートクロック信号CPVに基づいて、ゲート駆動部530は、第1区間T1の間に第1水平周期に対応する第1パルスを有する第1〜第mゲート信号を順次、表示パネル400に出力する。第2区間T2の間は、第1〜第mゲート信号の出力を遮断したり、または、ローレベルの前記第1〜第mゲート信号を出力する。第3区間T3の間は、第1水平周期より短い第2水平周期に対応する第2パルスを有する前記第1〜第mゲート信号の出力する。
【0062】
ゲート駆動部530は、第4区間T4の間に第1水平周期の第1パルスPW1を有する第1〜第mゲート信号を順次に前記表示パネル400に出力する。前記第5区間T5の間は前記第1〜第mゲート信号の出力を遮断するか、または、ローレベルの前記第1〜第mゲート信号を出力する。第6区間T6の間は前記第2水平周期の第2パルスを有する第1〜第mゲート信号を出力する。
【0063】
第1区間T1は、第3区間T3より長くしてもよく、第2区間T2と第3区間T3の合計と同じにしてもよく、第2区間T2と第3区間T3は同じとしてもよい。第4区間T4は、第6区間T6より長くしてもよく、第5区間T5と第6区間T6の合計と同じとしてもよく、第5区間T5と第6区間T6は同じとしてもよい。
【0064】
タイミング制御部200の制御によって、光源駆動部700は、光源駆動信号LDSを生成する。光源駆動信号LDSは光を発生するためのハイレベルを有する画像区間ONと光を遮断するためのローレベルを有するブラック区間OFFを有する。また、タイミング制御部200は、左眼制御信号LCS及び右眼制御信号RCSを生成してもよい。左眼制御信号LCSは、表示パネル400が左眼画像を表示し、光源部600が発光する区間にハイレベルを有し、右眼制御信号RCSは前記表示パネル400が右眼画像を表示し、光源部600が発光する区間にハイレベルを有してもよい。
【0065】
メガネ部800が能動型シャッタメガネ方式が適用される場合、左眼制御信号LCSは左眼部810のシャッタを制御し、右眼制御信号RCSは右眼部820のシャッタを制御する。これに従って、左眼部810は左眼画像を透過して右眼画像を遮断し、前眼部820は右眼画像を透過して左眼画像を遮断する。
【0066】
または、メガネ部800が受動型偏光メガネ方式が適用される場合、左眼制御信号LCS及び右眼制御信号RCSは、偏光パネル900を制御する。偏光パネル900は表示パネル400の上部に配置され、左眼画像は第1偏光で出射し、右眼画像は第2偏光で出射する。左眼制御信号LCSは左眼画像を第1偏光で出射するように偏光パネル900を制御し、右眼制御信号RCSは、右眼画像を第2偏光で出射するように偏光パネル900を制御する。これに対応して、メガネ部800の左眼部810は、第1偏光である左眼画像を透過し第2偏光である右眼画像を遮断し、右眼部820は第2偏光である右眼画像を透過し第1偏光である左眼画像を遮断する。表示パネル400は、第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7及び第8表示ブロックに区分してもよく、第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7及び第8表示ブロックは液晶応答によって第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7及び第8駆動波形D_DB1、D_DB2、D_DB3、D_DB4、D_DB5、D_DB6、D_DB7、D_DB8を有してもよい。
【0067】
光源駆動信号LDSの画像区間ONは、表示パネル400の第1〜第8駆動波形D_DB1、…、D_DB8に基づき、表示パネル400に左眼画像または右眼画像が表示される区間に対応してブラック区間OFFは表示パネル400にブラック画像が表示される区間に対応する。
【0068】
第1〜第8駆動波形D_DB1、D_DB2、D_DB3、D_DB4、D_DB5、D_DB6、D_DB7、D_DB8を参照すると、第1区間T1の間に、左眼データフレームのデータ電圧は第1〜第8表示ブロックに順次に印加される。左眼データフレームのデータ電圧が第1〜第8表示ブロックのそれぞれに印加されるタイミングは、第1傾斜角を有する第1傾斜線TL1に沿って配列することができる。
【0069】
第2区間T2の間にデータ駆動部510からデータ電圧は出力されない。これに対して、第1〜第8表示ブロックは第1区間T1の間に印加された左眼データフレームのデータ電圧を維持する。第1〜第8表示ブロックは図示のように、順方向スキャン方向に沿って徐々に減少する第1〜第8維持区間h1、h2、…、h8を有する。
【0070】
第3区間T3の間はブラックデータ電圧は、第1〜第8表示ブロックに順次に印加される。ブラックデータ電圧が第1〜第8表示ブロックのそれぞれに印加されるタイミングは、第1傾斜角と異なる第2傾斜角を有する第2傾斜線TL2に沿って配列される。
【0071】
例えば、第1維持区間h1は、第2区間T2と実質的に同一であり、第2維持区間h2は第1維持区間h1より小さく、第3維持区間h3は第2維持区間h2より小さく、第4維持区間h4は第3維持区間h3より小さく、第5維持区間h5は第4維持区間h4より小さく、第6維持区間h6は第5維持区間h5より小さく、第7維持区間h7は第6維持区間h6より小さく、第8維持区間h8は第7維持区間h7より小さい。
【0072】
第1〜第8維持区間h1、h2、…、h8は、光源駆動信号LDSの画像区間ON内に含まれてもよい。
【0073】
第2区間T2の間にデータ電圧の出力を遮断しないで、ブラックデータ電圧を出力する表示パネルの駆動方式C_TLによれば、液晶応答特性によって、下部領域LAに左眼データフレームのデータ電圧が印加される間に上部領域UAはブラックデータ電圧が印加される。このような場合、光源駆動信号LDSの前記画像区間ONの間に下部領域LAは、左眼データフレームのデータ電圧が印加される反面、上部領域UAは、ブラックデータ電圧が印加される。これによって、下部領域LAより上部領域UAの輝度が減少する。
【0074】
しかし、本実施形態によれば、左眼データフレームLのデータ電圧を維持する維持区間h1、h2、…、h8が画像区間ON内に含まれる。維持区間h1、h2、…、h8は上部領域UAで最も大きく、下部領域LAに行くにつれて徐々に減少する。即ち、上部領域UAの輝度を下部領域LAに比べて増加させることができる。従って、左眼データフレームLに対応する左眼画像の輝度を増加させることができる。
【0075】
続いて、第4区間T4の間、右眼データフレームのデータ電圧は、第1〜第8表示ブロックに順次に印加される。右眼データフレームのデータ電圧が第1〜第8表示ブロックのそれぞれに印加されるタイミングは、第1傾斜角を有する第3傾斜線TL3に沿って配列されてもよい。
【0076】
第5区間T5の間、データ駆動部510からデータ電圧は出力されない。第1〜第8表示ブロックは、第4区間T4の間に印加された右眼データフレームのデータ電圧を維持する。第1〜第8表示ブロックは図示のように、順方向スキャン方向に沿って徐々に減少する第1〜第8維持区間h1、h2、…、h8を有する。
【0077】
第6区間T6の間は前記ブラックデータ電圧は、第1〜第8表示ブロックに順次に印加される。ブラックデータ電圧が前記第1〜第8表示ブロックのそれぞれに印加されるタイミングは第2傾斜角を有する第4傾斜線TL4を沿って配列されるてもよい。
【0078】
第1〜第8維持区間h1、h2、…、h8は、光源駆動信号LDSの画像区間ON内に含まれてもよい。
【0079】
右眼データフレームのデータ電圧を維持する維持区間h1、h2、…、h8が画像区間ON内に含まれる。従って、右眼データフレームRに対応する右眼画像の輝度を増加させることができる。
【0080】
本実施形態によれば、表示パネルにデータ電圧の出力を所定の区間の間に遮断して以前に印加されたデータ電圧を維持させることによって3次元画像の輝度を向上させることができる。また、左眼画像と右眼画像との間にブラック画像を挿入することによって3次元画像のクロストークを防止することができる。
【0081】
一方、表示パネル400にブラックデータ電圧が印加されるタイミングを示した第2傾斜線TL2と、右眼データフレームのデータ電圧が印加されるタイミングを示した第3傾斜線TL3とによれば、ブラックデータ電圧が印加される時間は順方向に沿って第1表示ブロックから第8表示ブロックに行くにつれて徐々に増加する。結果的に、表示パネル400は順方向スキャン方向に沿って徐々に暗くなっていくブラック画像を表示する。
【0082】
徐々に変化するブラック画像は、表示パネル400の上部領域UA、中部領域MA及び下部領域LA間にブラック階調偏差を有する。従って、左眼画像と右眼画像との間に漸進的ブラック画像が挿入されることによって左眼画像及び右眼画像間の階調偏差を引き起こすことができる。
【0083】
本実施形態に係るタイミング制御部200は、漸進的ブラック画像に従って、表示パネル400の上、中、及び下部領域UA MA、LAから発生する左眼データ及び右眼データの階調偏差を補償するためのデータ補正部210を含む。
【0084】
図3は図1の表示パネルの駆動方法を説明するための概念図である。
【0085】
図3を参照すると、表示パネル400に左眼データ電圧Lまたは右眼データ電圧Rが印加される時間は、ブラックデータ電圧Bが印加される時間と相異してもよく、このとき、左眼データ電圧Lまたは右眼データ電圧Rが印加される時間は、ブラックデータ電圧Bが印加される時間より大きくしてもよい。また、表示パネル400に左眼データ電圧L、ブラックデータ電圧B、右眼データ電圧R、及びブラックデータ電圧Bが提供されることによって、表示パネル400にデータ電圧が維持される維持区間の形状は、図3のように示すことができる。
【0086】
図3を参照すると、左眼データ電圧L及び右眼データ電圧Rのそれぞれの維持区間は、表示パネル400の上部領域から下部領域に行くにつれて徐々に減少してもよい。図示したように、表示パネル400の最初の水平ライン1st LINEの維持区間が最も長く、最後の水平ラインM−th LINEの維持区間が最も短くしてもよい。
【0087】
一方、ブラックデータ電圧Bの維持区間は、表示パネル400の上部領域から下部領域に行くにつれて徐々に増加してもよい。図示したように、表示パネル400の最初の水平ライン1st LINEの維持区間を最も短く、最後の水平ラインM−th LINEの維持区間を最も長くしてもよい。
【0088】
図4は図1のデータ補正部に関するブロック図である。
【0089】
図2及び図4を参照すれば、タイミング制御部はデータ補正部210を含む。データ補正部210は、補正制御部211、メモリ212、及び補正部213を含む。
【0090】
補正制御部211は、受信された画像データGKに対応する画素の位置が表示パネル400の何れの空間領域に対応するかを決定する。補正制御部211は、決定された前記画像データGKの空間領域に基づいて補正部213を制御する。
【0091】
メモリ212は、補正制御部211の制御によって、受信された画像データGKを保存し、受信された画像データGKに対応する以前に受信した画像データGK−1が補正部213に出力される。
【0092】
補正部213は、表示パネル400の空間領域の間のブラック階調偏差による画像データの階調偏差を補正するための補正データが空間領域別に保存される。空間領域は、表示パネル400のスキャン方向によって、区分されてもよい。
【0093】
例えば、補正部213は、上部領域UAに対応する第1補正データが保存された第1ルックアップテーブルLUT1、中部領域MAに対応する第2補正データが保存された第2ルックアップテーブルLUT2、及び下部領域LAに対応する第3補正データが保存された第3ルックアップテーブルLUT3を含む。空間領域は上、中、及び下部領域に限定されず、多様に設定することができる。
【0094】
左眼画像と右眼画像との間に挿入されるブラック画像は、表示パネル400の上部領域UA、中部領域MAから下部領域LAに向かって徐々にブラックの階調が増加するブラック画像である。
【0095】
例えば、上部領域UAに表示されたブラック画像が30階調であり、中部領域MAに表示されたブラック画像が20階調であり、下部領域LAに表示されたブラック画像が10階調であると仮定する。第1ルックアップテーブルLUT1は、以前と現在の画像データとの間に挿入された前記30階調のブラック画像データを考慮した現在の画像データの補正データが保存され、第2ルックアップテーブルLUT2は、以前と現在の画像データとの間に挿入された20階調のブラック画像データを考慮した現在の画像データの補正データが保存され、第3ルックアップテーブルLUT3は、以前と現在の画像データとの間に挿入された前記10階調のブラック画像データを考慮した現在の画像データの補正データが保存される。
【0096】
例えば、現在の画像データGkが200階調のデータであり、以前の画像データGk−1が200階調である場合、上部領域UAでは30階調のブラック画像が考慮された210階調の補正データG’kに補正され、中部領域MAでは前記30階調より低い20階調のブラック画像が考慮された220階調の補正データG’kに補正され、下部領域LAでは20階調より低い10階調のブラック画像が考慮された230階調の補正データG’kに補正される。即ち、低階調のブラック画像が表示される下部領域LAを高階調のブラック画像が表示される上部領域UAに比べて過駆動(over−driving)する。
【0097】
このような方式でデータ補正部210は、徐々に変化するブラック画像による左眼画像と右眼画像と間の階調偏差を補正することができる。
【0098】
図5及び図6は、図1に示したゲート駆動部の駆動方法を説明するためのタイミング図である。
【0099】
図5は、図1の第1区間T1または第4区間T4の間のゲート駆動部の入出力信号の波形図である。
【0100】
図2及び図5を参照すると、タイミング制御部200は、第1区間T1または第4区間T4の間、第1水平周期H1を有する第1ゲートクロック信号CPV1及び第2ゲート信号CPV2を生成する。第1及び第2ゲートクロック信号CPV1、CPV1は、遅延差を有する互いに異なる信号である。
【0101】
ゲート駆動部530は、第1ゲートクロック信号CPV1に基づいて奇数番目ゲート信号G1、G3、…を出力し、第2ゲートクロック信号CPV2に基づいて偶数番目ゲート信号G2、G4、…、Gmを出力する。
【0102】
第1〜第mゲート信号G1、G2、…、Gmの各々は、第1水平周期H1に対応する第1パルスPW1を有する。
【0103】
図6は、図1の第3区間T3または第6区間T6の間のゲート駆動部の入出力信号の波形図である。
【0104】
図2及び図6を参照すると、タイミング制御部200は、第3区間T3または第6区間T6の間、第1水平周期H1より短い第2水平周期H2を有する第1ゲートクロック信号CPV1及び第2ゲート信号CPV2を生成する。第1及び第2ゲートクロック信号CPV1、CPV1は、遅延差を有する互いに異なる信号である。
【0105】
ゲート駆動部530は、第1ゲートクロック信号CPV1に基づいて奇数番目ゲート信号G1、G3、…を出力し、第2ゲートクロック信号CPV2に基づいて偶数番目ゲート信号G2、G4、…、Gmを出力する。
【0106】
第1〜第mゲート信号G1、G2、…、Gmの各々は、第2水平周期H2に対応し、第1パルスPW1より小さな第2パルスPW2を有する。
【0107】
図5及び図6を参照すれば、左眼または右眼データフレームのデータ電圧が表示パネル400に出力される第1区間T1または第4区間T4の間はゲート駆動部530は、第1水平周期H1に対応する第1パルスPW1を有する第1〜第mゲート信号G1、G2、…、Gmを出力する。
【0108】
一方、ブラックデータが表示パネル400に出力される第3区間T3または第6区間T6の間はゲート駆動部530は第1水平周期H1より短い第2水平周期H2に対応して、第1パルスPW1より小さな第2パルスPW2を有する第1〜第mゲート信号G1、G2、…、Gmを出力する。
【0109】
これによって、第1区間T1または第4区間T4より短い第3区間T3または第6区間T6の間は表示パネル400にブラックデータ電圧を提供することができる。
【0110】
本実施形態によれば、ブラックデータ電圧が印加される区間を、左眼または右眼データフレームのデータ電圧が印加される区間に対して約1/2、1/3、1/4など、多様に減らすことができる。
【0111】
図7は、図1に示したゲート駆動部の他の実施形態に係る駆動方法を説明するためのタイミング図である。
【0112】
図7は、ブラックデータ電圧が表示パネル400に出力される第3区間T3または第6区間T6の間のゲート駆動部の入出力信号の波形図である。
【0113】
本実施形態によれば、左眼または右眼データフレームのデータ電圧が表示パネル400に出力される第1区間T1または第4区間T4の間はゲート駆動部は第3水平周期H3を有する互いに異なる第1ゲートクロック信号CPV1及び第2ゲート信号CPV2を用いて前記第3水平周期H3に対応する第3パルスPW3を有する第1〜第mゲート信号G1、G2、…、Gmを順次に出力する。第3パルスPW3は、第1パルスPW1と同じであるか、または、小さくしてもよい。
【0114】
一方、タイミング制御部200は、第3区間T3または第6区間T6の間は第1水平周期H1と同じであるか、または、短い第3水平周期H3を有する第1ゲートクロック信号CPV1及び第2ゲート信号CPV2を生成する。第1及び第2ゲートクロック信号CPV1、CPV2は、実質的に同じ信号であってもよい。第1及び第2ゲートクロック信号CPV1、CPV2のそれぞれは、ハイレベルを有するハイ区間とローレベルを有するロー区間を含み、ハイ区間と前記ロー区間は、互いに同じであってもよい。
【0115】
ゲート駆動部530は、第1ゲートクロック信号CPV1に基づいて奇数番目ゲート信号G1、G3、…を出力し、第2ゲートクロック信号CPV2に基づいて偶数番目ゲート信号G2、G4、…、Gmを出力する。
【0116】
第1及び第2ゲートクロック信号CPV1、CPV2が互いに同一であることによって、隣接した奇数番目及び偶数番目ゲート信号G1、G2は、互いに同一である。同じゲート信号が印加された隣接した2つのゲートラインは同時に活性化される。
【0117】
表示パネル400に、第1〜第mゲート信号G1、G2、…、Gmが活性化するフレーム区間は、図5に比べて約1/2に減らすことができる。
【0118】
これによって、第1区間T1または第4区間T4より短い第3区間T3または第6区間T6の間は表示パネル400にブラックデータ電圧を提供することができる。
【0119】
本実施形態では、記ブラックデータ電圧が印加される区間を、2つのゲートラインに同じゲート信号を提供することによって、左眼または右眼データフレームを含む3次元画像データのデータ電圧が印加される区間に対して約1/2に減らすことを説明したが、これに限定されない。例えば、ブラックデータ電圧が印加される区間に、隣接した3つのゲートラインに同じゲート信号を提供する場合は約1/3に減らすことができ、隣接した4つのゲートラインに同じゲートを信号を提供する場合には、約1/4に減らすことができる。
【0120】
図8は、本発明の他の実施形態に係る表示パネルの駆動方法を説明するための概念図である。図9は、図8に示した表示パネルの駆動方法を説明するための波形図である。
【0121】
図2及び図8を参照すれば、本実施形態に係る表示パネルの駆動方法は、順方向スキャンモードと逆方向スキャンモードとを交互に駆動する方法を含む。
【0122】
タイミング制御部200は、順方向スキャンモードでパネル駆動部500を制御する。パネル駆動部500は、順方向スキャン方向によって、第Mソース画像データ(Mは自然数)に対応する第M左眼データフレームLM及び第M右眼データフレームRMを表示パネル400に表示する。
【0123】
データ駆動部510は、順方向スキャン方向に沿って、表示パネル400の第1水平ラインから第m水平ラインまで、順次に第M左眼データフレームLM及び第M右眼データフレームRMのデータ電圧を出力する。ゲート駆動部530は、図5、図6、及び図7で説明したように、第1ゲートラインに対応する第1ゲート信号G1から第mゲートラインに対応する第mゲート信号Gmまで順次に出力する。
【0124】
結果的に、第M左眼データフレームLMは第1傾斜線TL1及び第2傾斜線TL2によって画定された区間の間は表示パネル400に印加され、ブラックデータ電圧は第2傾斜線TL2及び第3傾斜線TL3により画定された区間の間は前記表示パネル400に印加され、同じ方式で第M右眼データフレームRMは第1傾斜線TL1と同じく平行した第3傾斜線TL3及び第2傾斜線TL2と平行した第4傾斜線TL4によって画定された区間の間は表示パネル400に印加され、ブラックデータ電圧は第4傾斜線TL4及び第3傾斜線TL3と平行した第5傾斜線TL5によって画定された区間の間は表示パネル400に印加される。
【0125】
図示したように、ブラックデータ電圧が表示パネル400に提供される時間は、順方向に沿って表示パネル400の上、中、及び下部領域に行くにつれて徐々に増加する。
【0126】
以後、タイミング制御部200は、逆方向スキャンモードでパネル駆動部500を制御する。パネル駆動部500は、逆方向スキャン方向に沿って、第Qソース画像データ(Qは自然数)に対応する第Q左眼データフレームLQ及び第Q右眼データフレームRQを前記表示パネル400に表示する。
【0127】
データ駆動部510は、逆方向スキャン方向に沿って表示パネル400の第m水平ラインから第1水平ラインまで順次に第Q左眼データフレームLQ及び第Q右眼データフレームRQのデータ電圧を出力する。ゲート駆動部530は、第mゲートラインに対応する第mゲート信号Gmから第1ゲートラインに対応する第1ゲート信号G1まで順次に出力する。
【0128】
図5を参照すれば、ゲート駆動部530は、左眼及び右眼データフレームのデータ電圧が出力される区間の間、第1水平周期H1に対応する第1パルスPW1を有するゲート信号を逆方向に沿って順次に、第mゲート信号Gmから第1ゲート信号G1を出力する。
【0129】
または、図6を参照すれば、ゲート駆動部530は、ブラックデータ電圧が出力される区間の間、第2水平周期H2に対応する第2パルスPW2を有するゲート信号を逆方向に沿って順次に、第mゲート信号Gmから第1ゲート信号G1を出力する。
【0130】
または、図7を参照すれば、ゲート駆動部530は、ブラックデータ電圧が出力される区間の間、第3水平周期H3に対応する第3パルスPW3を有するゲート信号を逆方向に沿って少なくとも2つの隣接したゲートラインに順次に出力する。
【0131】
図8及び図9を参照すると、表示パネル400の第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7及び第8表示ブロックは、逆方向スキャンモードによって、第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7及び第8駆動波形D_DB1、D_DB2、D_DB3、D_DB4、D_DB5、D_DB6、D_DB7、D_DB8を有してもよい。
【0132】
第1〜第8駆動波形D_DB1、D_DB2、D_DB3、D_DB4、D_DB5、D_DB6、D_DB7、D_DB8を参照すると、第1区間T1の間は左眼データフレームのデータ電圧は前記第8表示ブロックから第1表示ブロックまで順次に印加される。第1傾斜線TL1が正の第1傾斜角を有する場合、左眼データフレームのデータ電圧は負の第1傾斜角を有する負の第1傾斜線−TL1に沿うタイミングに印加してもよい。
【0133】
第2区間T2の間はデータ駆動部510からデータ電圧が出力されないので、第8表示ブロックから第1表示ブロックまでは第1区間T1の間に印加されたデータ電圧を維持する。第8〜第1表示ブロックは図示したように、逆方向に沿って徐々に減少する第8〜第1維持区間h8、h7、…、h1を有する。
【0134】
第3区間T3の間はブラックデータ電圧は、第8表示ブロックから第1表示ブロックまで順次に印加される。第2傾斜線TL2が正の第2傾斜角を有する場合、ブラックデータ電圧は、負の第2傾斜角を有する負の第2傾斜線−TL2に沿うタイミングに印加されてもよい。
【0135】
例えば、第8維持区間h8は、第2区間T2と実質的に同一であり、第7維持区間h7は第8維持区間h8より小さく、第6維持区間h6は第7維持区間h7より小さく、第5維持区間h5は第6維持区間h6より小さく、第4維持区間h4は第5維持区間h5より小さく、第3維持区間h3は第4維持区間h4より小さく、第2維持区間h2は第3維持区間h3より小さく、第1維持区間h1は第2維持区間h2より小さい。
【0136】
第8〜第1維持区間h8、h7、…、h1は、光源部700の前記画像区間ON内に含まれる。画像区間ON内に含まれた前記第8〜第1維持区間h8、h7、…、h1によって3次元画像の輝度を向上させることができる。
【0137】
一方、第4区間T4の間は右眼データフレームのデータ電圧は、第8表示ブロックから第1表示ブロックまで順次に印加される。右眼データフレームのデータ電圧は、負の第1傾斜線−TL1と平行した負の第3傾斜線−TL3に沿うタイミングに印加されてもよい。
【0138】
第5区間T5の間はデータ駆動部510からデータ電圧が出力されないので、第8表示ブロックから第1表示ブロックまでは第4区間T4の間に印加されたデータ電圧を維持する。
【0139】
第6区間T6の間は前記ブラックデータ電圧は、第8表示ブロックから第1表示ブロックまで順次に印加される。ブラックデータ電圧は負の第2傾斜線−TL2と平行した負の第4傾斜線−TL4に沿うタイミングに印加されてもよい。
【0140】
第Q左眼データフレームLQは、負の第1傾斜線−TL1及び第2傾斜線−TL2によって画定された区間の間は前記表示パネル400に印加され、ブラックデータ電圧は負の第2傾斜線−TL2及び第3傾斜線−TL3によって画定された区間の間は表示パネル400に印加され、同じ方式で第Q右眼データフレームRQは、負の第3傾斜線−TL3及び負の第4傾斜線−TL4によって画定された区間の間に表示パネル400に印加され、ブラックデータ電圧は負の第4傾斜線−TL4及び負の第5傾斜線−TL5によって画定された区間の間に前記表示パネル400に印加される。
【0141】
順方向スキャンモード時にブラックデータ電圧が表示パネル400に印加される区間Bと、逆方向スキャンモード時に前記ブラックデータ電圧が表示パネル400に印加される区間Bは、上下対称構造を有する。即ち、順方向スキャンモードではブラックデータ電圧の印加時間が順方向に徐々に増加し、逆方向スキャンモードではブラックデータ電圧の印加時間が逆方向に徐々に増加する構造を有する。
【0142】
従って、順方向スキャンモード時に表示パネル400の上、中、及び下部領域間に発生したブラック画像の階調偏差と、逆方向スキャンモード時に表示パネル400の上、中、及び下部領域間に発生したブラック画像の階調偏差は、互いに補って結果的にブラック画像の階調偏差を除去することができる。
【0143】
本実施形態では、説明したデータ補正部を省略し、表示パネル400を順方向スキャンモード及び逆方向スキャンモードで交互に駆動させることによってブラック画像の階調偏差を除去することができる。
【0144】
本実施形態によれば、表示パネルにデータ電圧の出力を所定の区間の間遮断し、以前に印加されたデータ電圧を維持することによって3次元画像の輝度を向上させることができる。また、左眼画像と右眼画像との間にブラック画像を挿入することによって3次元画像のクロストークを防止することができる。
【0145】
図10は、本発明の他の実施形態に係る表示パネルの駆動方法を説明するための概念図である。
【0146】
図1及び図10を参照すれば、表示パネル400の第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7及び第8表示ブロックは、順方向スキャンモードによって、第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7及び第8駆動波形D_DB1、D_DB2、D_DB3、D_DB4、D_DB5、D_DB6、D_DB7、D_DB8を有することができる。
【0147】
第1〜第8駆動波形D_DB1、D_DB2、D_DB3、D_DB4、D_DB5、D_DB6、D_DB7、D_DB8を参照すると、第1区間T1の間に前記左眼データフレームLのデータ電圧は、前記第1表示ブロックから第8表示ブロックまで順次に印加される。左眼データフレームLのデータ電圧は、正の第1傾斜角を有する正の第1傾斜線TL1に沿うタイミングに印加されてもよい。
【0148】
第2区間T2の間、データ駆動部510からデータ電圧は出力されない。本実施形態に係る第2区間T2は、第1表示ブロックから第8表示ブロックまで左眼データフレームLのデータ電圧が印加される時間を設ける。第2区間T2は、前記第1区間T1と同じであってもよい。
【0149】
第3区間T3の間ブラックデータ電圧は、第1表示ブロックから第8表示ブロックに一括に印加される。第3区間T3は、表示パネル400の1つの水平ラインが駆動される水平周期と同じであるか、または、大きくしてもよい。例えば、第3区間T3の間にデータ駆動部510は、ブラックデータ電圧を出力し、ゲート駆動部530は前記表示パネル400の第1〜第mゲートラインに同じパルスを有するゲート信号を同時に出力する。これによって、第3区間T3の間に前記ブラックデータ電圧は、表示パネル400に一括に印加される。ブラックデータ電圧は、実質的に垂直の第2傾斜線TL2に沿うタイミングに印加されてもよい。
【0150】
ブラックデータ電圧が一括に印加される前、データ電圧が出力されない第2区間T2によって、第1〜第8表示ブロックは順方向スキャンモードに従って徐々に減少する第1〜第8維持区間h1、h2、…、h8を有する。以後、ブラックデータ電圧が一括に印加されることに従って、第5〜第8表示ブロックには前記ブラックデータ電圧が印加される。
【0151】
第1〜第8維持区間h1、h2、…、h8は、光源部700の画像区間ON内に含まれ、これによって、上部領域UAの輝度を下部領域LAに比べて増加させることができる。結果的に、左眼データフレームに対応する左眼画像の輝度を向上させることができる。
【0152】
第4区間T4の間に右眼データフレームのデータ電圧は、第1〜第8表示ブロックに順次に印加される。右眼データフレームのデータ電圧が第1〜第8表示ブロックのそれぞれに印加されるタイミングは、正の第1傾斜角を有する正の第3傾斜線TL3に沿って配列される。
【0153】
第5区間T5の間に、データ駆動部510からデータ電圧は出力されない。本実施形態に係る第5区間T5は、第1表示ブロックから第8表示ブロックまで右眼データフレームRのデータ電圧が印加される時間を有する。
【0154】
以後、第6区間T6の間ブラックデータ電圧は、第1表示ブロックから第8表示ブロックに一括に印加される。第6区間T6は、表示パネル400の1の水平ラインが駆動される水平周期と同じであるか、または、大きくしてもよい。例えば、第6区間T6の間にデータ駆動部510は、ブラックデータ電圧を出力し、ゲート駆動部530は表示パネル400の第1〜第mゲートラインに同じパルスを有するゲート信号を同時に出力する。これによって、ブラックデータ電圧は、表示パネル400に第6区間T6の間、一括に印加される。ブラックデータ電圧は実質的に垂直する第4傾斜線TL4に沿うタイミングに印加されてもよい。
【0155】
ブラックデータ電圧が一括に印加される前、データ電圧が出力されない第2区間T2によって、第1〜第8表示ブロックは順方向スキャンモードに従って徐々に減少する第1〜第8維持区間h1、h2、…、h8を有する。以後、ブラックデータ電圧が一括に印加されることに従って、第1〜第8表示ブロックには前記ブラックデータ電圧が印加される。
【0156】
第1〜第8維持区間h1、h2、…、h8は、光源部700の画像区間ON内に含まれて、右眼データフレームに対応する左眼画像の輝度を向上させることができる。
【0157】
表示パネル400にブラックデータ電圧が印加されるタイミングを示した第2傾斜線TL2と右眼データフレームのデータ電圧が印加されるタイミングを示した第3傾斜線TL3によれば、ブラックデータ電圧が印加される時間は、第1表示ブロックから第8表示ブロックに行くにつれて徐々に増加する。表示パネル400は徐々に変化するブラック画像を表示する。
【0158】
徐々に変化するブラック画像は、表示パネル400の上部領域UA、中部領域MA、及び下部領域LA間にブラック階調偏差を有する。従って、左眼画像と右眼画像との間に徐々に変化するブラック画像が挿入されることによって左眼画像及び右眼画像間の階調偏差を引き起こすことができる。
【0159】
本実施形態によれば、タイミング制御部200は、図4で説明されたように、徐々に変化するブラック画像の挿入により表示パネル400の上部領域UA、中部領域MA、及び下部領域LAで発生する3次元画像データである、左眼データ及び右眼データの階調偏差を補償するためのデータ補正部210を含んでもよい。データ補正部210に対する詳細な説明は省略する。
【0160】
本実施形態によれば、表示パネルにデータ電圧の出力を所定の区間の間遮断し、以前に印加されたデータ電圧を維持させることによって3次元画像の輝度を向上させることができる。また、左眼画像と右眼画像との間にブラック画像を挿入することによって3次元画像のクロストークを防止することができる。
【0161】
図11は本発明の他の実施形態に係る表示パネルの駆動方法を説明するための概念図である。図12は図11に示した表示パネルの駆動方法を説明するための波形図である。
【0162】
図11及び図12を参照すると、本実施形態に係る表示パネルの駆動方法は、順方向スキャンモードと逆方向スキャンモードを交互に駆動する方法を含む。
【0163】
タイミング制御部200は、順方向スキャンモードでパネル駆動部500を制御する。パネル駆動部500は、順方向スキャン方向に沿って第Mソース画像データ(Mは自然数)に対応する第M左眼データフレームLM及び第M右眼データフレームRMを表示パネル400に表示する。
【0164】
第M左眼データフレームLMは、第1傾斜線TL1及び第2傾斜線TL2により画定された区間の間に表示パネル400に印加され、ブラックデータ電圧は、第2傾斜線TL2及び第3傾斜線TL3によって画定された区間の間に表示パネル400に印加され、同じ方式で第M右眼データフレームRMは第1傾斜線TL1と同じく平行した第3傾斜線TL3、並びに、第2傾斜線TL2と平行した第4傾斜線TL4によって画定された区間の間に表示パネル400に印加され、ブラックデータ電圧は、第4傾斜線TL4及び第3傾斜線TL3と平行した第5傾斜線TL5によって画定された区間の間に表示パネル400に印加される。
【0165】
図示したように、ブラックデータ電圧Bが表示パネル400に提供される時間は、順方向スキャン方向に沿って表示パネル400の上部領域、中部領域、及び下部領域に行くにつれて徐々に増加する。
【0166】
以後、タイミング制御部200は、逆方向スキャンモードでパネル駆動部500を制御する。パネル駆動部500は逆方向スキャン方向に沿って第Qソース画像データ(Qは自然数)に対応する第Q左眼データフレームLQ及び第Q右眼データフレームRQを表示パネル400に表示する。
【0167】
図12を参照すれば、第1〜第8駆動波形D_DB1、D_DB2、D_DB3、D_DB4、D_DB5、D_DB6、D_DB7、D_DB8を参照すると、第1区間T1の間に左眼データフレームLのデータ電圧は、第8表示ブロックから第1表示ブロックまで順次に印加される。左眼データフレームLのデータ電圧は、負の第1傾斜角を有する負の第1傾斜線−TL1に沿うタイミングに印加されてもよい。
【0168】
第2区間T2の間、データ駆動部510からデータ電圧は出力されない。本実施形態に係る第2区間T2は第1表示ブロックから第8表示ブロックまで前記左眼データフレームLのデータ電圧が印加される時間を有する。第2区間T2は前記第1区間T1と同じであってもよい。
【0169】
第3区間T3の間、ブラックデータ電圧Bは、第1表示ブロックから第8表示ブロックまで一括に印加される。ブラックデータ電圧Bは実質的に垂直な第2傾斜線TL2に沿うタイミングに印加されてもよい。例えば、第3区間T3は、前記表示パネル400の1の水平ラインが駆動される水平周期と同じであるか、または、大きくてもよい。
【0170】
第4区間T4の間に右眼データフレームRのデータ電圧は、第8表示ブロックから第1表示ブロックまで順次に印加される。右眼データフレームRのデータ電圧は、負の第3傾斜線−TL3に沿うタイミングに印加されてもよい。
【0171】
第5区間T5の間、前記データ駆動部510からデータ電圧は出力されない。本実施形態に係る第5区間T5は、第1表示ブロックから第8表示ブロックまで右眼データフレームRのデータ電圧が印加される時間を有する。第5区間T5は前記第4区間T4と同じであってもよい。
【0172】
第6区間T6の間、ブラックデータ電圧Bは第1表示ブロックから第8表示ブロックまで一括に印加される。ブラックデータ電圧は実質的に垂直な第4傾斜線TL4に沿うタイミングに印加されてもよい。例えば、第6区間T6は表示パネル400の1の水平ラインが駆動される水平周期と同じであるか、または、大きくてもよい。
【0173】
図11及び図12を参照すると、逆方向スキャンモードによって、第Q左眼データフレームLQは負の第1傾斜線−TL1及び第2傾斜線TL2によって画定された区間の間は前記表示パネル400に印加され、ブラックデータ電圧Bは第2傾斜線TL2及び負の第3傾斜線−TL3によって画定された区間の間は表示パネル400に印加され、同じ方式で第Q右眼データフレームRQは負の第3傾斜線−TL3及び第4傾斜線TL4によって画定された区間の間に表示パネル400に印加され、ブラックデータ電圧Bは第4傾斜線TL4及び負の第5傾斜線−TL5によって画定された区間の間は表示パネル400に印加される。
【0174】
順方向スキャンモード時にブラックデータ電圧が表示パネル400に印加される区間と、逆方向スキャンモード時にブラックデータ電圧が表示パネル400に印加される区間は、上下対称構造を有する。即ち、順方向スキャンモードでは前記ブラックデータ電圧の印加時間が順方向に徐々に増加し、逆方向スキャンモードではブラックデータ電圧の印加時間が逆方向に徐々に増加する構造を有する。
【0175】
従って、順方向スキャンモード時において、表示パネル400の上部領域、中部領域、及び下部領域間に発生したブラック画像の階調偏差と、逆方向スキャンモード時において、表示パネル400の上部領域、中部領域、及び下部領域間に発生したブラック画像の階調偏差は互いに補い結果的にブラック画像の階調偏差が除去される。
【0176】
本実施形態では表示パネル400を順方向スキャンモード及び逆方向スキャンモードで交互に駆動させることによってブラック画像の階調偏差を除去することができる。
【0177】
本実施形態によれば、表示パネルにデータ電圧の出力を所定の区間の間遮断し、以前に印加されたデータ電圧を維持することによって3次元画像の輝度を向上させることができる。また、左眼画像と右眼画像との間にブラック画像を挿入することによって3次元画像のクロストークを防止することができる。
【0178】
図13は発明の他の実施形態に係る表示パネルの駆動方法を説明するための概念図である。
【0179】
図1及び図13を参照すれば、本実施形態に係るパネル駆動部500は、前記反復部300に提供された少なくとも2つの第1及び第2左眼データフレームL1、L2、並びに、少なくとも2つの第1及び第2右眼データフレームR1、R2を表示パネル400に順次に出力する。第2左眼データフレームL2は、第1左眼データフレームL1と同じであるか、または、第1左眼データフレームL1を用いて生成されてもよい。第2右眼データフレームR2は、第1右眼データフレームR1と同じであるか、または、第1右眼データフレームR1を用いて生成されてもよい。データ駆動部510はデータイネーブル信号DEに基づいて、表示パネル400に第1区間T1の間第1左眼データフレームL1のデータ電圧を出力し、第2区間T2の間データ電圧の出力を遮断し、第3区間T3の間第2左眼データフレームL2のデータ電圧を出力する。続いて、データ駆動部510は、表示パネル400に第4区間T4の間第1右眼データフレームR1のデータ電圧を出力し、第5区間T5の間データ電圧の出力を遮断し、第6区間T6の間第2右眼データフレームR2のデータ電圧を出力する。
【0180】
ゲート駆動部530は、垂直開始信号STV及びゲートクロック信号CPVに基づいてゲート信号を表示パネル400に出力する。垂直開始信号STVは前記ゲート駆動部530の動作開始を制御する信号である。従って、垂直開始信号STVは、データイネーブル信号DEが活性化する第1区間T1、第3区間T3、第4区間T4、及び第6区間T6のそれぞれの開始タイミングにパルスを有する。ゲートクロック信号CPVは、第1〜第mゲート信号の各々のパルス区間を制御する。従って、ゲートクロック信号CPVは、第1左眼または第1右眼データフレームのデータ電圧が出力される第1区間T1及び第4区間、T4の間は第1水平周期を有し、第2左眼または第2右眼データフレームのデータ電圧が出力される前記第3区間T3及び第6区間T6の間は第1水平周期と異なる第2水平周期を有する。
【0181】
垂直開始信号STV及びゲートクロック信号CPVに基づいて、ゲート駆動部530は、第1区間T1の間は前記第1〜第mゲート信号を順次に表示パネル400に出力し、第2区間T2の間は前記第1〜第mゲート信号の出力を遮断し、第3区間T3の間は第1〜第mゲート信号の出力する。続いて、ゲート駆動部530は、第4区間T4の間は第1〜第mゲート信号を順次に表示パネル400に出力し、第5区間T5の間は第1〜第mゲート信号の出力を遮断し、第6区間T6の間は前記第1〜第mゲート信号を出力する。
【0182】
第1区間T1は、第3区間T3より長くしてもよく、第2区間T2と第3区間T3との合計と同じであってもよく、第2区間T2と第3区間T3は、同じであってもよい。第4区間T4は、第6区間T6より長いことができ、第5区間T5と第6区間T6との合計と同じであってもよく、第5区間T5と第6区間T6は同じであってもよい。
【0183】
タイミング制御部200の制御によって、光源駆動部700は光源駆動信号LDSを生成する。光源駆動信号LDSは、光を発生する画像区間ONと光を遮断するブラック区間OFFを有する。光源駆動信号LDSの画像区間ONは表示パネル400の第1〜第8駆動波形D_DB1、…、D_DB8に基づいて表示パネル400に左眼または右眼画像が表示される区間に対応し、ブラック区間OFFは、表示パネル400に左眼及び右眼画像が混在した混在画像が表示される区間に対応する。
【0184】
第1〜第8駆動波形D_DB1、D_DB2、D_DB3、D_DB4、D_DB5、D_DB6、D_DB7、D_DB8を参照すると、第1区間T1の間に、第1左眼データフレームL1のデータ電圧は第1〜第8表示ブロックに順次に印加される。第1左眼データフレームL1のデータ電圧が第1〜第8表示ブロックのそれぞれに印加されるタイミングは第1傾斜角を有する第1傾斜線TL1に沿って配列されてもよくい。第2区間T2の間、データ駆動部510からデータ電圧は出力されないので、第1〜第8表示ブロックは第1区間T1の間に印加されたデータ電圧を維持する。
【0185】
第3区間T3の間は、第2左眼データフレームL2のデータ電圧は、第1〜第8表示ブロックに順次に印加される。第2左眼データフレームL2のデータ電圧が前記第1〜第8表示ブロックのそれぞれに印加されるタイミングは第1傾斜角と異なる第2傾斜角を有する第2傾斜線TL2に沿って配列されてもよい。
【0186】
一方、第4区間T4の間に第1右眼データフレームR1のデータ電圧は第1〜第8表示ブロックに順次に印加される。第1右眼データフレームR1のデータ電圧が第1〜第8表示ブロックのそれぞれに印加されるタイミングは、第1傾斜角を有する第3傾斜線TL3に沿って配列されてもよい。
【0187】
第5区間T5の間、データ駆動部510からデータ電圧は出力されないので、第1〜第8表示ブロックは第4区間T4の間に印加されたデータ電圧を維持する。
【0188】
第6区間T6の間、第2右眼データフレームR2のデータ電圧は、第1〜第8表示ブロックに順次に印加される。第2右眼データフレームR2のデータ電圧が第1〜第8表示ブロックのそれぞれに印加されるタイミングは、第2傾斜角を有する第4傾斜線TL4に沿って配列されてもよい。
【0189】
光源駆動信号LDSは、表示パネル400の第1〜第8駆動波形D_DB1、…、D_DB8に基づいて表示パネル400に左眼または右眼画像が表示される区間、即ち、画像区間ONに、ハイレベルを有する。光源駆動信号LDSは、表示パネル400の第1〜第8駆動波形D_DB1、…、D_DB8に基づいて表示パネル400に左眼及び右眼画像が混在する区間、即ち、ブラック区間OFFに、ローレベルを有する。
【0190】
これによって、光源部600は左眼または右眼画像が表示される区間に表示パネル400に光を提供する。左眼及び右眼画像が混在する区間に表示パネル400に光を遮断し3次元画像のクロストークを防止することができる。
【0191】
図14は本発明の実施形態に係る表示パネルの駆動方法を説明するための概念図である。
【0192】
図14を参照すれば、表示パネル400に第1左眼データ電圧L1が印加される時間は第2左眼データ電圧L2が印加される時間と異なってもよく、このとき、第1左眼データ電圧L1が印加される時間は、第2左眼データ電圧L2が印加される時間より大きくしてもよい。また、表示パネル400に第1右眼データ電圧R1が印加される時間は、第2右眼データ電圧R2が印加される時間と異なってもよく、このとき、第1右眼データ電圧R1が印加される時間は第2右眼データ電圧R2が印加される時間より大きくしてもよい。表示パネル400に第1左眼データ電圧L1、第2左眼データ電圧L2、第1右眼データ電圧R1、及び第2右眼データ電圧R2が提供されるのに従って、表示パネル400にデータ電圧が維持される維持区間の形状は、図14のように示すことができる。
【0193】
図14を参照すると、第1左眼データ電圧L1及び第1右眼データ電圧R1のそれぞれの維持区間を表示パネル400の上部領域から下部領域に行くにつれて徐々に減少させてもよい。図示したように、表示パネル400の最初の水平ライン1st LINEの維持区間が最も長く、最後の水平ラインM−th LINEの維持区間を最も短くしてもよい。
【0194】
一方、第2左眼データ電圧L2及び第2右眼データ電圧R2の各々の維持区間は、表示パネル400の上部領域から下部領域に向かうにつれて徐々に増加させてもよい。図示したように、表示パネル400の最初の水平ライン1st LINEの維持区間を最も短くしてもよく、最後の水平ラインM−th LINEの維持区間を最も長くしてもよい。
【0195】
第2左眼データ電圧L2は、第1左眼データ電圧L1と同一であるか、または、第1左眼データ電圧L1を用いて生成されるデータ電圧であってもよい。
【0196】
また、第2右眼データ電圧R2は、第1右眼データ電圧R1と同一であるか、または、第1右眼フレーム画像データR1を用いて生成されるデータ電圧であってもよい。
【0197】
本発明の実施形態によれば、表示パネルにデータ電圧の出力を所定の区間の間遮断し、以前に印加されたデータ電圧を維持することによって3次元画像の輝度を向上させることができる。また、所定の区間の間に3次元画像データのデータ電圧を表示パネル400に出力しないことによって消費電力を減少させることができる。
【0198】
図示しなかったが、第Kフレーム(Kは自然数)間に左眼データフレームのデータ電圧を表示パネル400に出力し、第(K+1)フレームの間に表示パネル400にデータ電圧が出力されることを遮断し、第(K+2)フレームの間に右眼データフレームのデータ電圧を表示パネル400に出力し、第(K+3)フレームの間に表示パネル400にデータ電圧が出力されることを遮断してもよい。この場合、消費電力を減らす側面では2つのフレームの間に表示パネル400にデータ電圧を出力しないことによって本実施形態より効果的となる。
【0199】
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
【符号の説明】
【0200】
100 3D処理部
200 タイミング制御部
210 データ補正部
300 反復部
400 表示パネル
500 パネル駆動部
510 データ駆動部
530 ゲート駆動部
600 光源部
700 光源駆動部

































【特許請求の範囲】
【請求項1】
表示パネルと、
第1区間の間に順方向スキャン方向に沿って左眼データフレーム及び右眼データフレームを含む3次元画像データのデータ電圧を表示パネルに出力し、第2区間の間にデータ電圧を出力を遮断し、前記第1区間より小さな第3区間の間にブラックデータ電圧を前記表示パネルに出力するデータ駆動部と、を含むことを特徴とする表示装置。
【請求項2】
前記表示パネルは前記ブラックデータ電圧が印加される前に、前記3次元画像データのデータ電圧を維持する維持区間を有し、前記維持区間はスキャン方向に沿って徐々に減少することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記表示パネルに前記3次元画像データに対応する画像が表示される画像区間に光を提供し、前記ブラックデータ電圧に対応するブラック画像が表示されるブラック区間に光を遮断する光源部をさらに含み、
前記画像区間は前記維持区間を含むことを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
【請求項4】
前記表示パネルは、前記スキャン方向に沿って複数の空間領域に分割され、
前記空間領域に対応して設定された複数のルックアップテーブルを用いて前記3次元画像データを補正するデータ補正部をさらに含むことを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
【請求項5】
前記データ駆動部は、
第4区間の間に逆方向スキャン方向に沿って前記表示パネルに前記3次元画像データのデータ電圧を出力し、第5区間の間にデータ電圧の出力を遮断し、前記第4区間より小さな第6区間の間に前記表示パネルにブラックデータ電圧を出力することを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
【請求項6】
前記第1区間の間に第1パルスを有するゲート信号をスキャン方向に沿って前記表示パネルの複数のゲートラインに順次に出力するゲート駆動部をさらに含むことを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
【請求項7】
前記ゲート駆動部は、
前記第3区間の間に前記第1パルスと同じであるか、または、小さな第2パルスを有するゲート信号をスキャン方向に沿って前記ゲートラインに順次に出力することを特徴とする請求項6に記載の表示装置。
【請求項8】
前記ゲート駆動部は、
前記第3区間の間、第3パルスを有するゲート信号を前記ゲートラインに同時に出力することを特徴とする請求項6に記載の表示装置。
【請求項9】
表示装置であって、
前記表示装置は表示パネルを含み、前記表示パネルは前記表示パネル全領域に表示される左眼フレーム画像、右眼フレーム画像、リフレッシュフレーム画像のうち、いずれか1つを表示し、前記左眼フレーム画像に対応する左眼フレーム画像データまたは前記右眼フレーム画像に対応する右眼フレーム画像データが第1区間の間に印加され、前記第1区間より短い第2区間の間に前記リフレッシュフレーム画像データが印加されることを特徴とする表示装置。
【請求項10】
左眼フレーム画像を透過して右眼フレーム画像を遮断する左眼部と、前記右眼フレーム画像を透過して前記左眼フレーム画像を遮断する右眼部とを含むメガネ部をさらに含むことを特徴とする請求項9に記載の表示装置。
【請求項11】
前記リフレッシュフレーム画像データは、ブラック画像を表示するブラックフレーム画像データであることを特徴とする請求項9に記載の表示装置。
【請求項12】
前記ブラックフレーム画像データは、前記表示パネルの複数の水平ラインに同時に印加されることを特徴とする請求項11に記載の表示装置。
【請求項13】
前記リフレッシュフレーム画像データは、前記リフレッシュフレーム画像データが印加される直前に前記表示パネルに印加された前記左眼フレーム画像データと同じであるか、または、前記リフレッシュフレーム画像データが印加される直前に前記表示パネルに印加された前記左眼フレーム画像データを用いて生成される第2左眼フレーム画像データであることを特徴とする請求項9に記載の表示装置。
【請求項14】
前記リフレッシュフレーム画像データは、前記リフレッシュフレーム画像データが印加される直前に前記表示パネルに印加された前記右眼フレーム画像データと同じであるか、または、前記リフレッシュフレーム画像データが印加される直前に前記表示パネルに印加された前記右眼フレーム画像データを用いて生成される第2右眼フレーム画像データであることを特徴とする請求項9に記載の表示装置。
【請求項15】
3次元画像データは前記左眼フレーム画像データと前記右眼フレーム画像データを含み、
前記表示パネルに印加される複数の3次元画像データのうち、少なくとも1つはスキャン方向が違うことを特徴とする請求項9に記載の表示装置。
【請求項16】
前記表示パネルに表示された前記左眼フレーム画像と前記右眼フレーム画像をそれぞれ違う偏光に変換する偏光パネルをさらに含むことを特徴とする請求項9に記載の表示装置。
【請求項17】
前記表示パネルは前記スキャン方向に沿って複数の空間領域に分割され、
前記空間領域に対応して設定された複数のルックアップテーブルを用いて前記左眼及び右眼フレーム画像データを補正するデータ補正部をさらに含むことを特徴とする請求項9に記載の表示装置。
【請求項18】
前記複数のルックアップテーブルは、順次に入力される隣接したフレーム画像データを用いて補正データを生成することを特徴とする請求項17に記載の表示装置。
【請求項19】
複数の画素、複数のゲートライン、及び複数のデータラインを含む表示パネルと、
第1区間の間左眼イメージのデータ電圧をデータラインに提供し、第2区間の間に前記データラインにデータ電圧の提供を遮断し、第3区間の間にデータラインにブラック画像のブラック電圧を前記データラインに提供し、前記データラインに右眼画像のデータ電圧を提供するタイミング制御部を含み、
前記タイミング制御部は画素の各次の列にブラック電圧が提供される前記第3区間の幅を前記列のうち、以前の1つに前記ブラック電圧が提供される前記第3区間の幅より小さく、または、大きく調節することを特徴とする表示装置。







【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【公開番号】特開2013−81166(P2013−81166A)
【公開日】平成25年5月2日(2013.5.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−206628(P2012−206628)
【出願日】平成24年9月20日(2012.9.20)
【出願人】(512187343)三星ディスプレイ株式會社 (73)
【氏名又は名称原語表記】Samsung Display Co.,Ltd.
【住所又は居所原語表記】95,Samsung 2 Ro,Giheung−Gu,Yongin−City,Gyeonggi−Do,Korea
【Fターム(参考)】