説明

視線誘導標に用いられる反射面の払拭装置

【技術課題】
小さな風圧の時でも反射面全体を効率的に払拭することができると共にメンテナンスがしやすい視線誘導標用の払拭装置を提供する。
【解決手段】
反射面2の上部に吊設部材3を配設し、この吊設部材3の水平部5に形成した左右方向に長い長孔7から軸身9を介して前記反射面2に接触し、かつ下端側をフリーに形成した棒状のブラシ体8を垂下させると共にこのブラシ体8の前記軸身9の上端であって、前記長孔7より上に位置する部分には、この長孔7の幅より大きく、長孔7に沿ってスライド自在に抜け止め頭部10を形成する。この構成により、ブラシ体8は風圧により長孔7に沿って左右に移動しながら、更に回転しながら反射面2全体を払拭する。ブラシ体8が汚れた時は上方に引き抜いて簡単に洗浄することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、高速道路等において用いられる視線誘導標の反射面の汚れを効率良く落とすことができると共にメンテナンスが簡単な払拭装置に関する。
【背景技術】
【0002】
反射面に払拭装置を設けた視線誘導標としては風車式が一般的であるが、この風車式の場合、経年的に汚れが付着して風車の回転が緩慢となったり、停止してその機能が失われてしまっているものが多く認められる。
【0003】
これは、屋外に設置してあるために必然的に発生する問題であることから、この風車式に代る払拭装置として、次の様な構成のものが紹介されている。
【0004】
例えば、実開昭53−146389号公報に紹介されている払拭装置は、反射鏡体1の表面に接触する払拭部材7を支持し、上部に自然風力を受ける風受け部材6を備えた払拭部材支持体5をばね部材4を介して支柱21等に固定のハウジング2に取付けたことを内容とするものである。
【0005】
しかし、この払拭装置にあっては、払拭部材7は板バネ部材4により支持されていて、この板バネ部材4の撓みにより反射鏡体1を払拭部材7が払拭する構造のため、板バネ部材4の弾性力に対して可成り大きな風圧が風受け部材6にかからないと払拭部材7は鏡体1の左右端まで可動せず、拭き残しが発生して実用上問題がある。
【0006】
また、実開昭53−146388号公報に紹介されている払拭装置は、支柱11等に固定され反射鏡体1を支持するハウジング2と、その反射鏡体1の表面に接触する払拭部60を有し、伸縮自在な弾性ブレード6と、そのブレード6を固定支点7のまわりに揺動させる風受け板5とを備えたことを内容とするものである。
【0007】
しかし、この払拭装置の場合も、上記した実開昭53−146389号公報に紹介されている払拭装置と同一の問題がある。
【0008】
また、実開昭52−31380号公報に紹介されている払拭装置は、視線誘導標反射鏡の表面に接するよう線条を懸垂せしめたことを内容とするものである。
【0009】
この払拭装置の場合は、線条4が反射鏡面に沿って揺動する内容のため、上記2件の払拭装置のような問題はないが、払拭するものが線条を呈しているために風圧を受け難いと共に左右に揺れたときに線条4が絡まってしまい、役に立たなくなるという問題がある。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0010】
【非特許文献1】実開昭53−146389号公報
【非特許文献2】実開昭53−146388号公報
【非特許文献3】実開昭52−31380号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
本発明は、小さな風圧でも良く可動して反射面全体を払拭することができると共に汚れた際は簡単に取り外して汚れを洗い落とし、払拭効果を持続できるメンテナンスが簡単な視線誘導標に用いられる払拭装置を提供するのが目的である。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明は、上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、視線誘導標に用いられる払拭装置として、反射面の上部に吊設部材を配設し、この吊設部材に形成した左右方向に長い長孔から軸身を介して前記反射面に接触し、かつ下端側をフリーに形成した棒状のブラシ体を垂下させると共にこのブラシ体の前記軸身の上端であって、前記長孔より上に位置する部分には、この長孔の幅より大きく、長孔に沿ってスライド自在に抜け止め頭部を形成して成ることを特徴とするものである。
【0013】
この発明によると、ブラシ体は吊設部材の長孔にスライド自在に組み付けられているため、小さな風圧でもブラシ体が反射面に沿って左右に移動しながら大きく揺動することから、拭き残しが無く、また、ブラシ体が汚れた時は長孔からそのまま上方に引き抜いて洗浄したのち、再び長孔から差し込んで組み付けることができるので、長期に渡り払拭性能を維持できる。
【0014】
又、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の視線誘導標に用いられる払拭装置において、ブラシ体の下端には風圧を受けて前記ブラシ体を反射面に沿って左右に揺動させ、かつ前記長孔に沿って前記軸身を左右にスライドするのを助勢する風受板を取り付けて成ることを特徴とするものである。
【0015】
この発明によると、風受板でも風圧を受けることができるため、ブラシ体の揺動を助勢し、特に風圧が小さい時に有効である。
【0016】
又、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の視線誘導標に用いられる払拭装置において、前記抜け止め頭部の少くとも長孔に接する部分を半球状に形成することにより、ブラシ体が長孔に沿って円滑にスライドできるように構成して成ることを特徴とするものである。
【0017】
この発明によると、ブラシ体は長孔を介して吊設されていて、然も抜け止め頭部は長孔と接する部分が半球状に形成されているため、接触抵抗が小さいことから、ブラシ体は小さな風圧でも長孔に沿って左右にスライドし、払拭効果を高めることができる。
【0018】
また、請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の視線誘導標に用いられる払拭装置において、前記抜け止め頭部を摘んで上方に引き上げることにより前記ブラシ体を前記吊設部材の長孔から引き抜き、汚れたブラシ体を洗浄自在に構成して成ることを特徴とするものである。
【0019】
この発明によると、屋外に設置された視線誘導標であって、特にトンネル内の場合は汚れが付き易く、そのまま放置しておくと払拭効果が低下するが、汚れた時はブラシ体を引き抜いて簡単にこの汚れを洗い落とすことができる。
【0020】
また、請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の視線誘導標に用いられる払拭装置において、前記ブラシ体の抜け止め頭部の下半を球状に形成し、上半を風圧の影響を受け易い平板又は風車状に形成して成ることを特徴とするものである。
【0021】
この発明によると、風圧を抜け止め頭部側においても受け止めることができるため、風受板による風受け効果に加えてブラシの揺動及び軸回転力を助勢することができると共に長孔に対しては球形面で接しているため、ブラシ体の揺動に際してスライド抵抗が小さくなり、特に風圧が小さい時に有効である。
【0022】
また、請求項6に記載の発明は、請求項1又は2に記載の視線誘導標に用いられる払拭装置において、前記ブラシ体の抜け止め頭部及び風受板に反射塗料を塗布して成ることを特徴とするものである。
【0023】
この発明によると、反射面での反射に加えて、ブラシ体及び抜け止め頭部及び風受板がライトの光で反射することから、視認性が高まり、視線誘導効果を高めることができる。
【0024】
また、請求項7に記載の発明は、請求項1に記載の視線誘導標に用いられる払拭装置において、この払拭装置には既設の視線誘導標に対して後付けを行うための後付用金具が取り付けられていることを特徴とするものである。
【0025】
この発明によると、払拭装置の無い既設の視線誘導標を払拭装置付に改善することができる。
【発明の効果】
【0026】
本発明に係る視線誘導標に用いられる払拭装置は、以上のように、風の力で反射面に沿って左右に移動しながら揺動し、かつ揺動しながら軸回転するブラシ体を設けたことにより、小さな風圧の時でも反射面全体の汚れを落して経年的に反射率が低下するのを防ぐことができると共にブラシ体は固定していないので、汚れ等により経年的に動きが悪くなることもない。
【0027】
また、仮にブラシ体に汚れが付着した場合には、このブラシ体を簡単に引き抜いて洗浄したり、洗浄済の汚れのないものに交換したりすることができるため、メンテナンスに手間と費用がかからない。
【0028】
また、後付けタイプの払拭装置にあっては、払拭装置の付いていない既設の視線誘導標に対して後付けができるため、新規に払拭装置付視線誘導標に交換する場合に比較してコストがかからない。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】本発明に係る払拭装置を視線誘導標に取り付けた状態の説明図である。
【図2】本発明に係る払拭装置を視線誘導標に取り付けた状態の平面図である。
【図3】本発明に係る払拭装置を視線誘導標に取り付けた状態の側面図である。
【図4】図2A−A’線断面図である。
【図5】ブラシ体の揺動作用の説明図である。
【図6】本発明に係る払拭装置を取り付けた視線誘導標をトンネル内の縁石の部分に斜めに設置した例の説明図である。
【図7】本発明に係る払拭装置を取り付けた視線誘導標をトンネル内の縁石の部分に正対するように設置した例の説明図である。
【図8】抜け止め頭部の実施例であって、(A)は平板状風受部を形成した抜け止め頭部の説明図、(B)は風車状風受部を形成した抜け止め頭部の説明図である。
【図9】後付けタイプの払拭装置の説明図である。
【図10】既設の視線誘導標に図9の払拭装置を後付けした例の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0030】
本発明に係る視線誘導標に用いられる払拭装置は、高速道路のトンネル内に設置された視線誘導標において特に有効であるが、その用途はこれに限定される訳ではなく、一般の視線誘導標に用いることもできる。あるいは、交通標識板、カーブミラー、コーナーミラー等の汚れを払拭する装置としても適用が可能である。
【0031】
後付けタイプの払拭装置では、既設の視線誘導標の形態に応じて後付け用の金具と取り付け方法を決定することになるが、反射面の正面にブラシ体が風の力で自由に揺動したり、軸回転ができるようにするために、ブラシ体をその上部で左右にスライド自在に吊り下げるようにして吊持するための金具の存在は必須である。
【0032】
払拭装置は、腐食を考慮して、ブラシ体を除きアルミ若しくはステンレス板で製作することになるが、その他の金属の利用も条件次第では除外しない。
【0033】
ブラシ体は、その軸身にステンレスの線材を用い、ブラシにはナイロン繊維を用いるのが最適であるが、条件によってはアルミ製の線材を軸身に用いたり、ナイロン繊維以外の樹脂繊維を用いても良い。
【実施例1】
【0034】
本実施例1は、請求項1〜4に記載した発明に対応し、図1乃至図7にその具体例と設置例を示す。
【0035】
この図1乃至図7において、図1は本発明に係る払拭装置を取り付けた視線誘導標の斜面図、図2は平面図、図3は側面図、図4は図2A−A’線断面図、図5はブラシ体が風圧で揺動している状態の説明図、図6、図7は設置状況の説明図である。これら各図において、符号の1は視線誘導標、2はこの反射面である。なお、本実施例において、この反射面2は平滑となっているが、多少の湾曲面となっている場合もある。
【0036】
3は払拭装置であって、この払拭装置3は、垂直部4aの上端を正面側に90°折り曲げて水平部5を形成すると共にこの垂直部4aの下端を90°後方に向けて折り曲げて固定孔6a付の固定部6を形成した吊設部材4を設け、更に前記水平部5に左右方向に長い長孔7を形成し、この長孔7に上方から下方に向けて棒状のブラシ体8を垂直させると共に前記ブラシ体8はその上端に形成した抜け止め頭部10で長孔7からの抜け止めを図った構成である。
【0037】
この払拭装置3において、ブラシ体8はステンレス製の軸身9にナイロン製のブラシ毛8aを放射状に植設すると共に軸身9の下端には偏平な風受板11を取り付け、軸身9の上端の頭部10の頸部9aは長孔7の縁にスライド自在に係合している。
【0038】
前記ブラシ体8は、図1乃至図4に示すように、前記吊設部材4の水平部5に形成した長孔7から風受板11側を下にして挿し込み、抜け止め頭部10の頸部10aが長孔7の縁に係合することにより反射面2の正面に垂下するように吊設されていて、風圧をブラシ体8と風受板11が受けると自由端(下端)側が図5に示すように左右に揺動し、併せて長孔7に沿って抜け止め頭部10の頸部10aが矢印方向(左右)にスライドし、この動きによりブラシ体8が反射面2に沿って移動しながら全体を払拭する。
【0039】
図6は高速道路のトンネル内の縁石15部分に設置した例であって、この設置に際しては吊設部材4を固定部6を固定孔6aとボルト16を利用して縁石15に固定する。但し、この固定手段は、縁石15に直接取り付ける例であることから、取り付け対象物によってはその他の固定手段が用いられることもある。
【0040】
図7は視線誘導標1を運転者(自動車)に正対するように設置した例の説明図である。
【0041】
以上に説明した視線誘導標1用払拭装置3は、自動車の走行風圧あるいは自然の風圧をブラシ体8及び風受板11が受けると、このブラシ体8は水平部5の長孔7に沿って左右にスライドしながら自由端側(下端側)が反射面2に沿って左右に大きく揺動し、ブラシ部8aで汚れを払拭する。
【0042】
なお、風受板11は、風圧をブラシ体8が十分に受けて可動する場合には、必ずしも取り付ける必要はない。
【0043】
また、吊設部材4の水平部5は、左右いずれかの方向に多少傾斜させることにより、長孔7も傾斜し、ブラシ体8はその重力で長孔7の傾斜方向にずれて反射面2から外れるように位置調整を行うと、無風時においてブラシ体8は反射面2において端の方に逃れるため、ブラシ体8が邪魔して反射率が低下したりするのを防ぐことができる。
【0044】
そして、経年的にブラシ毛8aを含むブラシ体8に汚れが付着した時は、抜け止め頭部10を摘んで引き上げると、ブラシ体8は長孔7から上方に引き抜くことができるので、簡単に洗浄を行うことができる。
【0045】
あるいは、ブラシ体8をそのまま取り付けておき、ジェット水流を視線誘導標1に向けて噴射すると、ブラシ体8は水圧により激しく可動するため、自身に付着した汚れが落ちるばかりでなく、反射面2をブラッシングしてこの反射面2の汚れを奇麗に洗い落とすことができる。
【実施例2】
【0046】
本実施例2は、請求項5に記載した発明に対応するもので、抜け止め頭部10でも風圧を受けてブラシ体8の可動を助長するのが目的で、図8(A)に示すように、抜け止め頭部10の上半に風を受けるための平板部12を形成するか、(B)に示すように風車状の風受部13を形成する。
【0047】
特に、風車状の風受部13の場合、風圧でブラシ体8の軸身9に軸回転運動が発生することから、ブラシ体8には左右の揺動に加えて軸回転運動が加わるため、反射面2の払拭効果をより高めることができる。
【実施例3】
【0048】
本実施例3は、請求項7に記載の発明に対応しており、図9に示すように、吊設金具4の垂直部4aの正面に円弧状の弾性金具14、14aを上下で対向するように形成し、図10に示すように弾性金具14、14aを既設の視線誘導標1に対して後方から嵌合することにより、払拭装置3を後付けする例である。
【0049】
なお、既設の視線誘導標1に対しては、どのような方法で取り付けるようにしても良いが、嵌め込み式が一番簡単である。図9において、14bは後付けに際して既設の視線誘導標1の支柱17に固定した台座18の支持部19を逃げるための切欠部である。
【0050】
なお、上記視線誘導標1及び払拭装置3において、ブラシ体8のブラシ毛8aあるいは抜け止め頭部10、風受板11、平板部12、風車部13には蛍光塗料を塗布して視認性を高めるようにしても良い(請求項6)。
【0051】
また、抜け止め頭部10の頸部10aは、点接触により摩擦を低減して長孔7に沿って円滑にスライドできるように半球形状としているが、摩擦の小さい形状ならば、他の形状でも良く、長孔7の縁を尖らせて僅かに立ち上げることにより抜け止め頭部10の頸部10aに対して線接触を図り、摩擦を軽減するようにしても良い。この時は、抜け止め頭部10の頸部10aは必ずしも球形とする必要はない。
【産業上の利用分野】
【0052】
・視線誘導標における汚れ落とし。
・各種交通標識板における汚れ落とし。
・カーブミラー、コーナーミラーにおける汚れ落とし。
【符号の説明】
【0053】
1 視線誘導標
2 反射面
3 払拭装置
4 吊設部材
5 水平部
6 固定部
7 長孔
8 ブラシ体
9 軸身
10 抜け止め頭部
11 風受板
12 平板状風受部
13 風車状風受部
14・14a 固定弾性金具
14b 切欠部
15 縁石
16 ボルト
17 支柱
18 台座
19 支持部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
反射面の上部に吊設部材を配設し、この吊設部材に形成した左右方向に長い長孔から軸身を介して前記反射面に接触し、かつ下端側をフリーに形成した棒状のブラシ体を垂下させると共にこのブラシ体の前記軸身の上端であって、前記長孔より上に位置する部分には、この長孔の幅より大きく、長孔に沿ってスライド自在に抜け止め頭部を形成して成る視線誘導標に用いられる反射面の払拭装置。
【請求項2】
前記ブラシ体の下端には風圧を受けて前記ブラシ体を反射面に沿って左右に揺動させ、かつ前記長孔に沿って前記軸身を左右にスライドするのを助勢する風受板を取り付けて成る請求項1に記載の視線誘導標に用いられる反射面の払拭装置。
【請求項3】
前記抜け止め頭部の少くとも長孔に接する部分を半球状に形成することにより、ブラシ体が長孔に沿って円滑にスライドできるように構成して成る請求項1に記載の視線誘導標に用いられる反射面の払拭装置。
【請求項4】
前記抜け止め頭部を摘んで引き上げることにより前記ブラシ体を前記吊設部材の長孔から引き抜き、汚れたブラシ体を洗浄自在に構成して成る請求項1に記載の視線誘導標に用いられる反射面の払拭装置。
【請求項5】
前記ブラシ体の抜け止め頭部の下半を球状に形成し、上半を風圧の影響を受け易い平板又は風車状に形成して成る請求項1に記載の視線誘導標に用いられる反射面の払拭装置。
【請求項6】
前記ブラシ体の抜け止め頭部及び風受板に反射塗料を塗布して成る請求項1又は2に記載の視線誘導標に用いられる反射面の払拭装置。
【請求項7】
前記払拭装置には、既設の視線誘導標に対して後付けするための後付用金具が取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の視線誘導標に用いられる反射面の払拭装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2012−72590(P2012−72590A)
【公開日】平成24年4月12日(2012.4.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−217571(P2010−217571)
【出願日】平成22年9月28日(2010.9.28)
【出願人】(391013531)株式会社吾妻製作所 (18)
【出願人】(510257765)株式会社ネクスコ・エンジニアリング東北 (1)
【Fターム(参考)】