説明

記録再生装置、情報端末及びこれらの機器連携システム

【課題】ユーザが番組を録画予約するきっかけとなった情報を録画予約後にユーザに提供するための情報に従ってユーザが番組を録画予約するきっかけとなった情報をユーザに提示し、使い勝手を向上させる記録再生装置を提供する。
【解決手段】録画番組を一意に識別するための情報と、番組の録画を予約した機器を識別するための情報、予約情報源の送信を保留しているか否かを示す状態のうち一つ以上と、ユーザが番組を録画予約するきっかけとなった情報を録画予約後にユーザに提供するための情報を関連付けて記憶するための予約情報源管理部と、予約情報源管理部が管理する情報を処理するための予約情報源制御部と、ユーザが番組を録画予約するきっかけとなった情報をモニタに出力するための出力部を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、記録再生装置、情報端末及びこれらの機器連携システムに関する。
【背景技術】
【0002】
本技術分野の背景技術が、特開2009−181503号公報(特許文献1)に開示されている。この公報には、「内容解析/キーワード抽出部は、ユーザが閲覧しているWebページからキーワードを抽出し、抽出されたキーワードに対してキーワードの表示方法を示すタグおよび出現頻度に応じて優先度を与える。推薦番組決定部は、キーワードを基にEPG用データベース・ファイルからユーザに推薦する番組を検索し、検索された番組に対してキーワードに応じた推薦度を与える。」ことが開示されている(要約参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2009−181503号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前記特許文献1には、ユーザが閲覧しているWebページからキーワードを抽出し、キーワードを基に推薦番組を決定する仕組みが記載されている。しかし、ユーザが番組を録画予約するきっかけとなった情報(以下、予約動機情報)と録画予約後にユーザへ予約動機情報を提供できるように、ユーザがアクセスするための情報(以下、予約情報源)を用いて、使い勝手を向上させることは考慮されていない。
【0005】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、録画予約後に予約情報源に従って予約動機情報を提示することで、使い勝手を向上させる記録再生装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、録画予約した後で予約情報源に従って予約動機情報を提示し、使い勝手を向上させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】記録再生装置の構成図の例である。
【図2】記録再生装置と他機器の接続図の例である。
【図3】記録再生装置が録画予約する処理のフローチャートである。
【図4】予約動機情報の表示例である。
【図5】文字列が選択されたことを示す表示例である。
【図6】番組検索ボタンの表示例である。
【図7】番組検索の結果をユーザに通知する表示例である。
【図8】番組検索の結果をユーザに通知する表示例である。
【図9】録画予約する番組を選択させる表示例である。
【図10】録画予約の完了を通知する表示例である。
【図11】予約情報源管理部に記憶する予約情報源管理情報の例である。
【図12】記録再生装置がWebサーバにコメントを投稿する処理のフローチャートである。
【図13】コメントが表示された予約動機情報の表示例である。
【図14】情報端末の構成図の例である。
【図15】情報端末と他機器の接続図の例である。
【図16】情報端末が記録再生装置に録画予約を要求する処理のフローチャートである。
【図17】記録再生装置が録画予約する処理のフローチャートである。
【図18】記録際背装置が情報端末に視聴完了を通知する処理のフローチャートである。
【図19】情報端末がWebサーバにコメントを投稿する処理のフローチャートである。
【図20】予約情報源管理部に記憶する予約情報源管理情報の例である。
【図21】情報端末が録画予約を要求する処理のフローチャートである。
【図22】記録再生装置が録画予約する処理のフローチャートである。
【図23】記録再生装置が情報端末に予約情報源を送信する処理のフローチャートである。
【図24】情報端末がWebサーバにコメントを投稿する処理のフローチャートである。
【図25】予約情報源管理部に記憶する予約情報源管理情報の例である。
【図26】記録再生装置が情報端末に予約情報源を送信する処理のフローチャートである。
【図27】記録再生装置が情報端末へ予約情報源の送信を再開する処理のフローチャートである。
【図28】予約情報源管理部に記憶する予約情報源管理情報の例である。
【図29】予約情報源管理部に記憶する予約情報源管理情報の例である。
【図30】予約情報源管理部に記憶する予約情報源管理情報の例である。
【図31】予約情報源管理部に記憶する予約情報源管理情報の例である。
【図32】予約情報源管理部に記憶する予約情報源管理情報の例である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照して詳述する。なお、図面において、同一符号は、同一または相当部分を示す。また、本発明は、図示例に限定されるものではない。
【実施例1】
【0010】
本実施例では、予約動機情報をSNS(Social Network Service)「B」のCさんの日記、予約情報源を予約動機情報のURL(Uniform Resource Locator)、録画番組を一意に識別するための情報(以下、録画番組識別子)を録画予約した番組の番組名として、記録再生装置で番組の録画を予約し、録画番組識別子と予約情報源を関連付けて記憶し、録画番組の視聴が完了すると、予約情報源に従って予約動機情報をユーザに提示し、Webサーバに簡単にコメントを投稿することが出来る記録再生装置の例を説明する。記録再生装置には、例えばデジタルテレビやレコーダなどがある。
【0011】
はじめに、記録再生装置100における番組の録画予約の動作と、録画番組識別子と予約情報源を関連付けて記憶する動作を説明する。
【0012】
図1は、本実施例の記録再生装置100の構成図の例である。記録再生装置100は、アンテナ入力端子101を介してアンテナ102で受信した放送信号の復調や分離、デコードを行う信号処理部103と、ネットワーク入出力端子104を介してネットワーク105(例えば、インターネットなど)に接続された機器やサーバなどとネットワークデータを送受信するための通信処理部106を備える。
【0013】
また、番組を録画するための記録装置107と、記録装置107に放送番組を録画し、記録装置107に録画されている番組を再生する録画再生部108、制御線126を介して記録再生装置全体を制御する制御部109、OS(Operating System)やアプリケーションなどの記録再生装置100を動作させるためのソフトウェアを格納するROM110(Read Only Memory)、ソフトウェアやデジタルデータを一時的に保持しておくためのRAM111(Random Access Memory)、モニタ117に表示する画面を生成するための画面生成部112、操作情報入力端子113を介して操作装置114の操作情報を処理するための操作情報処理部115、映像出力端子116を介してモニタ117に映像を出力し、音声出力端子118を介してスピーカ119に音声を出力するための出力部120を備える。
【0014】
さらに、予約された録画の開始、終了を処理するための録画予約処理部121と、録画番組識別子と、録画を予約した機器を一意に識別するための情報(以下、予約機器識別子)、予約情報源の送信を保留しているか否かを示す状態(以下、送信保留状態)のうち一つ以上と、予約情報源を関連付ける予約情報源管理情報を記憶するための予約情報源管理部122、録画した番組の視聴完了を判定するための視聴完了判定部123、予約情報源管理部122が管理する情報を処理するための予約情報源処理部127、受信信号に含まれる番組情報、あるいはネットワーク上の番組情報提供サーバから取得した番組情報から番組表を作成し記憶するための番組表管理部124、時間を取得するための時計部125を備える。
【0015】
操作装置114や、モニタ117、スピーカ119は記録再生装置100に内蔵していてもよい。
【0016】
操作装置114には、例えばリモコンやマウス、キーボード、タッチパネルなどがある。
【0017】
記録装置107には、例えばハードディスク、SSD(Solid State Drive)等がある。また記録装置は、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体でもよい。
【0018】
図2は、記録再生装置100と他機器の接続図の例である。ユーザ宅200には、記録再生装置100とモニタ117、スピーカ119、操作装置114、記録再生装置100をネットワーク105に接続するためのルータ201がある。
【0019】
ユーザ宅外には、放送スケジュールに従って放送番組をアンテナ202から送信する放送局203とネットワーク105を介して番組情報を提供する番組情報提供サーバ204、文章や画像などの情報を蓄積しクライアントからの要求に従って情報を送信するWebサーバ205がある。
【0020】
図3は、記録再生装置100が録画番組識別子と予約情報源を関連付けて予約情報源管理部122に記憶する処理のフローチャートである。
【0021】
図4〜図10は、記録再生装置100がモニタ117に表示する表示例である。
【0022】
ステップ300:制御部109は、通信処理部106を制御し、Webサーバ205からSNS「B」のCさんの日記の情報として、例えばHTML(HyperText Markup Language)ファイルや、画面を構成するための画像ファイルを取得する。次に、制御部109は、画面生成部112を制御してHTMLファイルを解析し、図4に示すような画面を生成する。その後、制御部109が出力部120を制御して、生成した画面をモニタ117に表示する。
【0023】
本実施例では、ユーザがSNS「B」のCさんの日記を閲覧し、操作する一例として、画面のボタンや文字列などを選択するために、操作装置114を用いてポインタ401を操作する例を説明する。
【0024】
ステップ301:制御部109は、操作情報処理部115を制御して、操作情報入力端子113を介して操作装置114の操作情報を受信し、ユーザが選択した文字列を検出する。その後、制御部109は、画面生成部112を制御し、図5に示すように選択した文字列と背景の色を反転させるなどの処理を行うことで、ユーザにどの部分が選択されているかを分かりやすく示す。
【0025】
ステップ302:制御部109は画面生成部112を制御し、図6に示すように、番組を検索するためのボタン601と選択を取り消すためのボタン602を表示する。
【0026】
ステップ303:制御部109は、操作情報処理部115を制御して、操作情報入力端子113を介して操作装置114の操作情報を受信し、番組を検索するためのボタン601が押されたのか、選択を取り消すためのボタン602が押されたのかを検出する。番組を検索するためのボタン601が押された場合はステップ304へ進む。選択を取り消すためのボタン602が押された場合はステップ312へと進む。
【0027】
ステップ304:制御部109は、ステップ301で選択された文字列を番組表管理部124から検索する。番組表管理部124ではなく、番組情報提供サーバ204やWebサーバ205が提供する番組検索機能を使用してもよい。
ステップ305:番組を検索した結果、1件以上の番組がヒットした場合はステップ306に進む。番組が1件もヒットしなかった場合はステップ307へ進む。
【0028】
ステップ306:制御部109は、画面生成部112を制御し、図7に示すような検索結果を通知する画面を表示する。700、701、702は検索でヒットした番組の番組名である。703、704、705は番組を選択するためのチェックボックスである。番組名700とチェックボックス703、番組名701とチェックボックス704、番組名702とチェックボックス705がそれぞれ対となっている。706は録画予約するためのボタン、707は録画予約を中止するためのボタンである。
【0029】
ステップ307:制御部109は、画面生成部112を制御し、図8に示すような検索結果を通知する画面を表示する。制御部109は、時計部125から時間を取得し、一定時間が経過したら通知画面を消去してステップ312に進む。
【0030】
ステップ308:制御部109は、操作情報処理部115を制御して、操作情報入力端子113を介して操作装置114の操作情報を受信し、どの番組が選択されたのかと、録画予約ボタン706が押されたのか、中止ボタン707が押されたのかを検出する。録画予約ボタン706が押された場合はステップ309へ進む。中止ボタン707が押された場合はステップ312へ進む。図9は、“ドラマA 第一話”が選択された場合の表示例である。
【0031】
ステップ309:制御部109は、番組表管理部124の情報に従って録画予約処理部121を制御し、録画予約を行う。
【0032】
ステップ310:制御部109は、予約情報源処理部127を制御し録画予約した番組の番組名とSNS「B」のCさんの日記のURLを関連付けて、予約情報源管理部122に記憶する。ここで、録画予約した番組の番組名は番組表管理部124から取得する。また、SNS「B」のCさんの日記のURLはWebサーバ205にアクセスした通信処理部106、あるいはRAM111に展開されているWebブラウザなどアプリケーションのデータから取得する。
【0033】
図11は、予約情報源管理部122での予約情報源管理の例である。1100は、ユーザが“SNS「B」のCさんの日記”を閲覧して“ドラマA 第一話”を録画予約したことを示す。1101は、ユーザが“ブログ「E」”を閲覧して“お笑いD”を録画予約したことを示す。1102は、ユーザが“番組表”から“F選手権”を録画予約したことを示す。1103は、ユーザが“映画G”を録画予約したが、予約情報源の取得エラーなどで予約情報源が不明であることを示す。
【0034】
予約情報源管理部122に記憶する予約情報源管理情報の例として、図31、図32に示すパターンもある。図31は、記録再生装置100が独自に割り振った番号を録画番組識別子として予約情報源と関連付けた予約情報源管理情報である。図32は、録画予約した番組の番組名を録画番組識別子として、放送日、チャンネル、放送時間と予約情報源を関連付けた予約情報源管理情報である。
【0035】
ステップ311:制御部109は、画面生成部112を制御し、図10に示すような録画予約完了を通知する画面を表示する。制御部109は、時計部125から時間を取得し、一定時間が経過したら通知画面を消去する。
【0036】
ステップ312:制御部109は、画面生成部112を制御し、番組の検索を開始したSNS「B」のCさんの日記を表示する。
【0037】
次に、記録再生装置100が、ユーザの録画番組視聴完了後にSNS「B」のCさんの日記のURLに従ってSNS「B」のCさんの日記を表示し、Webサーバへコメントの投稿を要求する動作を説明する。
【0038】
図12は、記録再生装置100が、ユーザの録画番組視聴完了後に、予約情報源に従って予約動機情報をユーザに提示し、Webサーバ205へコメントの投稿を要求する処理のフローチャートである。
【0039】
図13は、記録再生装置100がモニタ117に表示する画面の表示例である。
【0040】
ステップ1200:制御部109は、録画再生部108を制御して録画番組の再生停止を検出する。
【0041】
ステップ1201:制御部109は、視聴完了判定部123を制御し録画番組の視聴が完了したか否かを判定する。視聴が完了していればステップ1202へ進む。視聴が完了していなければステップ1208へ進む。ここで、視聴完了は、必ずしも記録したコンテンツの全ての再生完了を意味しない。すなわち、視聴完了の判定には、例えば一度停止されたら視聴完了と判定する、所定時間だけ再生されたら視聴完了と判定するなどの判定方法がある。
【0042】
ステップ1202:制御部109は、予約情報源処理部127を制御し、視聴が完了した録画番組の番組名を、予約情報源管理部122から検索する。
【0043】
ステップ1203:検索した結果、視聴が完了した録画番組の番組名が予約情報源管理部122に記憶されていれば、ステップ1204へ進む。記憶されていなければ、ステップ1208へ進む。
【0044】
ステップ1204:制御部109は、予約情報源管理部122から検索した番組の情報を読み出す。
【0045】
ステップ1205:読み出した結果、予約情報源が“番組表”か“なし”以外であれば、ステップ1206に進む。予約情報源が“番組表”か“なし”であれば、ステップ1208に進む。
【0046】
ステップ1206:制御部109は、通信処理部106を制御し、SNS「B」のCさんの日記のURLに従ってWebサーバ205からSNS「B」のCさんの日記の情報として、例えばHTMLファイルや、画面を構成するための画像ファイルを取得する。次に、制御部109は、画面生成部112を制御してHTMLファイルを解析し、図4に示すような画面を生成する。その後、制御部109が出力部120を制御して、生成した画面をモニタ117に表示する。
【0047】
ステップ1207:制御部109は、操作情報処理部115を制御して、操作情報入力端子113を介して操作装置114の操作情報を受信し、ユーザが入力した文字を取得する。次に、制御部109は、通信処理部106を制御し、Webサーバ205にコメントの投稿を要求する。その後、制御部109は、通信処理部106を制御し、再度Webサーバ205からSNS「B」のCさんの日記の情報を取得して、図13に示すような、コメントが投稿されたSNS「B」のCさんの日記を表示する。
【0048】
ステップ1208:制御部109は、予約情報源管理部122から図11の1100に示すような視聴が完了した番組の情報を削除する。削除が完了すると予約情報源管理部122に記憶している管理情報は図29のようになる。
【0049】
以上、説明したように記録再生装置100を動作させると、録画予約後に予約情報源に従って予約動機情報をユーザに提示することができ、ユーザは予約動機情報へ番組の感想を投稿するなどの動作を簡単に行え、使い勝手が向上する。
【実施例2】
【0050】
本実施例では、予約動機情報をSNS「B」のCさんの日記、予約情報源を予約動機情報のURL、録画番組識別子を録画予約した番組の番組名として、情報端末1400を用いて記録再生装置100で番組の録画を予約し、情報端末で録画番組識別子と予約情報源を関連付けて記憶し、録画番組の視聴が完了すると、予約情報源に従って情報端末1400で予約動機情報をユーザに提示し、Webサーバに簡単にコメントを投稿することが出来る記録再生装置100と情報端末1400の例を説明する。
【0051】
記録再生装置には、例えばデジタルテレビやレコーダなどがある。また、情報端末には、PC(Personal Computer)やスマートフォン、タブレット端末などがある。
【0052】
はじめに、情報端末1400における記録再生装置100での番組の録画予約の動作と、録画番組識別子と予約情報源を関連付けて記憶する動作を説明する。
【0053】
図14は、本実施例の情報端末1400の構成図の例である。情報端末1400は、ネットワーク入出力端子1401を介してネットワーク105に接続された機器やサーバなどとネットワークデータを送受信するための通信処理部1402を備える。
【0054】
また、制御線1418を介して情報端末全体を制御する制御部1403、OSやアプリケーションなどの情報端末1400を動作させるためのソフトウェアを格納するROM1404、ソフトウェアやデジタルデータを一時的に保持しておくためのRAM1405、モニタ1411に表示する画面を生成するための画面生成部1406、操作情報入力端子1407を介して操作装置1408の操作情報を処理するための操作情報処理部1409、映像出力端子1410を介してモニタ1411に映像を出力し、音声出力端子1412を介してスピーカ1413に音声を出力するための出力部1414を備える。
【0055】
さらに、録画番組識別子と予約情報源を関連付けて記憶するための予約情報源管理部1415、予約情報源管理部1415が管理する情報を処理するための予約情報源処理部1419、ネットワーク上の番組情報提供サーバから取得した番組情報から番組表を作成し記憶するための番組表管理部1416、時間を取得するための時計部1417を備える。
【0056】
操作装置1408や、モニタ1411、スピーカ1413は情報端末1400に内蔵していてもよい。
【0057】
操作装置1408には、例えばリモコンやマウス、キーボード、タッチパネルなどがある。
【0058】
図15は、図2に情報端末1400を追加した接続図の例である。情報端末1400は、ルータ201を介して記録再生装置100に接続する。また、ルータ201とネットワーク105を介して番組情報提供サーバ204とWebサーバ205に接続する。さらに、情報端末1400の操作装置1408、モニタ1411、スピーカ1413がある。
【0059】
図16は、情報端末1400が記録再生装置100へ録画予約の要求を送信し、録画番組を一意に識別するための情報と予約情報源を関連付けて予約情報源管理部1415に記憶する処理のフローチャートである。
【0060】
ステップ1600:制御部1403は、通信処理部1402を制御し、Webサーバ205からSNS「B」のCさんの日記の情報として、例えばHTMLファイルや、画面を構成するための画像ファイルを取得する。次に、制御部1403は、画面生成部1406を制御してHTMLファイルを解析し、図4に示すような画面を生成する。その後、制御部1403は出力部1414を制御して、生成した画面をモニタ1411に表示する。
【0061】
本実施例では、ユーザがSNS「B」のCさんの日記を閲覧し、操作する一例として、画面のボタンや文字列などを選択するために、操作装置1408を用いてポインタ401を操作する例を説明する。
【0062】
ステップ1601:制御部1403は、操作情報処理部1409を制御して、操作情報入力端子1407を介して操作装置1408の操作情報を受信し、ユーザが選択した文字列を検出する。その後、制御部1403は、画面生成部1406を制御し、図5に示すように選択した文字列と背景の色を反転させるなどの処理を行うことで、ユーザにどの部分が選択されているかを分かりやすく示す。
【0063】
ステップ1602:制御部1403は画面生成部1406を制御し、図6に示すように、番組を検索するためのボタン601と選択を取り消すためのボタン602を表示する。
【0064】
ステップ1603:制御部1403は、操作情報処理部1409を制御して、操作情報入力端子1407を介して操作装置1408の操作情報を受信し、番組を検索するためのボタン601が押されたのか、選択を取り消すためのボタン602が押されたのかを検出する。番組を検索するためのボタン601が押された場合はステップ1604へ進む。選択を取り消すためのボタン602が押された場合はステップ1612へと進む。
【0065】
ステップ1604:制御部1403は、ステップ1601で選択された文字列を番組表管理部1416から検索する。番組表管理部1416ではなく、番組情報提供サーバ204やWebサーバ205が提供する番組検索機能を使用してもよい。
【0066】
ステップ1605:番組を検索した結果、1件以上の番組がヒットした場合はステップ1606に進む。番組が1件もヒットしなかった場合はステップ1607へ進む。
【0067】
ステップ1606:制御部1403は、画面生成部1406を制御し、図7に示すような検索結果を通知する画面を表示する。図7は、実施例1で説明済みであるため詳細な説明は省略する。
【0068】
ステップ1607:制御部1403は、画面生成部1406を制御し、図8に示すような検索結果を通知する画面を表示する。制御部1403は、時計部1417から時間を取得し、一定時間が経過したら通知画面を消去してステップ1612に進む。
【0069】
ステップ1608:制御部1403は、操作情報処理部1409を制御して、操作情報入力端子1407を介して操作装置1408の操作情報を受信し、どの番組が選択されたのかと、録画予約ボタン706が押されたのか、中止ボタン707が押されたのかを検出する。録画予約ボタン706が押された場合はステップ1609へ進む。中止ボタン707が押された場合はステップ1612へ進む。図9は、“ドラマA 第一話”が選択された場合の表示例である。
【0070】
ステップ1609:制御部1403は、番組表管理部1416から録画予約に必要な情報を読み出し、通信処理部1402を制御して記録再生装置100に録画予約要求を送信する。録画予約に必要な情報とは、チャンネル番号と開始時間、終了時間時間である。その他、情報端末1400で独自に割り当てた録画番組識別子などを含めてもよい。
【0071】
ステップ1610:制御部1403は、予約情報源処理部1419を制御し、録画予約した番組の番組名とSNS「B」のCさんの日記のURLを関連付けて、予約情報源管理部1415に記憶する。ここで、録画予約した番組の番組名は番組表管理部1416から取得する。また、SNS「B」のCさんの日記のURLはWebサーバ205にアクセスした通信処理部1402、あるいはRAM1405に展開されているWebブラウザなどアプリケーションのデータから取得する。図11は、実施例1で説明済みであるため詳細な説明は省略する。
【0072】
予約情報源管理部1415に記憶する予約情報源管理情報の例として、図31、図32に示すパターンもある。図31、図32は、実施例1で説明済みであるため詳細な説明は省略する。
【0073】
ステップ1611:制御部1403は、通信処理部1402を制御して記録再生装置100が送信した録画予約完了通知を受信する。その後、画面生成部1406を制御し、図10に示すような録画予約完了を通知する画面を表示する。制御部1403は、時計部1417から時間を取得し、一定時間が経過したら通知画面を消去する。記録再生装置100が録画予約完了通知を送信する動作の説明は後述する。
【0074】
ステップ1612:制御部1403は、画面生成部1406を制御し、番組の検索を開始したSNS「B」のCさんの日記を表示する。
【0075】
図17は、記録再生装置100が情報端末1400から録画予約要求を受信して録画予約する処理のフローチャートである。
【0076】
ステップ1700:制御部109は、通信処理部106を制御して情報端末1400がステップ1609で送信した録画予約要求を受信する。
【0077】
ステップ1701:制御部109は、受信した録画予約要求に含まれる情報に従って録画予約処理部121を制御し、録画予約を行う。
【0078】
ステップ1702:制御部109は、通信処理部106を制御して情報端末1400に録画予約完了通知を送信する。
【0079】
次に、情報端末1400が、ユーザの録画番組視聴完了後にSNS「B」のCさんの日記のURLに従ってSNS「B」のCさんの日記を表示し、Webサーバ205へコメントの投稿を要求する動作を説明する。
【0080】
図18は、記録再生装置100がユーザの録画番組の視聴完了を検出し、情報端末1400に録画番組の視聴完了を通知する処理のフローチャートである。
【0081】
ステップ1800:制御部109は、録画再生部108を制御して録画番組の再生停止を検出する。
【0082】
ステップ1801:制御部109は、視聴完了判定部123を制御して録画番組の視聴が完了したか否かを判定する。視聴が完了していればステップ1802へ進む。視聴が完了していなければ終了する。視聴完了の判定には、例えば一度停止されたら視聴完了と判定する、再生時間の90%が再生されたら視聴完了と判定するなどの判定方法がある。
【0083】
ステップ1802:制御部109は、通信処理部106を制御して情報端末1400へ録画番組の視聴完了通知を送信する。視聴完了通知に含める情報として、視聴が完了した録画番組の番組情報や、図31に示すような録画番組を一意に識別する識別子などがある。また、複数の情報端末が接続されている場合は全ての情報端末へ録画番組の視聴完了通知を送信する。
【0084】
図19は、情報端末1400が、Webサーバへコメントの投稿を要求する処理のフローチャートである。
【0085】
ステップ1900:制御部1403は、通信処理部1402を制御して記録再生装置100が送信した録画番組の視聴完了通知を受信する。
【0086】
ステップ1901:制御部1403は、予約情報源処理部1419を制御し、視聴が完了した録画番組の番組名を、予約情報源管理部1415から検索する。
【0087】
ステップ1902:検索した結果、視聴が完了した録画番組の番組名が予約情報源管理部1415に記憶されていれば、ステップ1903へ進む。記憶されていなければ、終了する。
【0088】
ステップ1903:制御部1403は、予約情報源管理部1415から検索した番組の情報を読み出す。
【0089】
ステップ1904:読み出した結果、予約情報源が“番組表”か“なし”以外であれば、ステップ1905に進む。予約情報源が“番組表”か“なし”であれば、終了する。
【0090】
ステップ1905:制御部1403は、通信処理部1402を制御し、SNS「B」のCさんの日記のURLに従ってWebサーバ205からSNS「B」のCさんの日記の情報、例えばHTMLファイルや、画面を構成するための画像ファイルを取得する。次に、制御部1403は、画面生成部1406を制御してHTMLファイルを解析し、図4に示すような画面を生成する。その後、制御部1403は出力部1414を制御して、生成した画面をモニタ1411に表示する。
【0091】
ステップ1906:制御部1403は、操作情報処理部1409を制御して、操作情報入力端子1407を介して操作装置1408の操作情報を受信し、ユーザが入力した文字を取得する。次に、制御部1403は、通信処理部1402を制御し、Webサーバ205にコメントの投稿を要求する。その後、制御部1403は、通信処理部1402を制御し、再度Webサーバ205からSNS「B」のCさんの日記の情報を取得して、図13に示すような、コメントが投稿されたSNS「B」のCさんの日記を表示する。
【0092】
ステップ1907:制御部1403は、予約情報源管理部1415から図11の1100に示すような視聴が完了した番組の情報を削除する。削除が完了すると予約情報源管理部1415に記憶している管理情報は図29のようになる。
【0093】
以上、説明したように記録再生装置100と情報端末1400を動作させると、録画予約後に予約情報源に従って予約動機情報をユーザに提示することができ、ユーザは予約動機情報へ番組の感想を投稿するなどの動作を簡単に行え、使い勝手が向上する。さらに、録画予約などの操作を手元にある端末で操作することができ、利便性が向上する。
【実施例3】
【0094】
本実施例では、予約動機情報をSNS「B」のCさんの日記、予約情報源を予約動機情報のURL、録画番組識別子を録画予約を要求された番組の番組名、予約機器識別子を機器がネットワーク上で使用している機器名として、情報端末1400を用いて録再生装置で番組の録画を予約し、記録再生装置100で、録画番組識別子と予約機器識別子、予約情報源を記憶し、録画番組の視聴完了時に記録再生装置100に情報端末1400が接続されていない場合に、記録再生装置100で予約動機情報を表示する記録再生装置100と情報端末1400の動作について説明する。
【0095】
はじめに、情報端末1400が記録再生装置100で番組の録画を予約する動作と、記録再生装置100が録画番組識別子と予約機器識別子、予約情報源を関連付けて記憶する動作を説明する。
【0096】
記録再生装置100と情報端末1400の構成や接続は、実施例2で説明済みであるため詳細な説明は省略する。
【0097】
図21は、情報端末1400が記録再生装置100へ録画予約の要求を送信する処理のフローチャートである。
【0098】
ステップ2100:制御部1403は、通信処理部1402を制御し、Webサーバ205からSNS「B」上のCさんの日記の情報として、例えばHTMLファイルや、画面を構成するための画像ファイルを取得する。次に、制御部1403は、画面生成部1406を制御してHTMLファイルを解析し、図4に示すような画面を生成する。その後、制御部1403は出力部1414を制御して、生成した画面をモニタ1411に表示する。
【0099】
本実施例では、ユーザがSNS「B」のCさんの日記を閲覧し、操作する一例として、画面のボタンや文字列などを選択するために、操作装置1408を用いてポインタ401を操作する例を説明する。
【0100】
ステップ2101:制御部1403は、操作情報処理部1409を制御して、操作情報入力端子1407を介して操作装置1408の操作情報を受信し、ユーザが選択した文字列を検出する。その後、制御部1403は、画面生成部1406を制御し、図5に示すように選択された文字列と背景の色を反転させるなどの処理を行うことで、ユーザにどの部分が選択されているかを分かりやすく示す。
【0101】
ステップ2102:制御部1403は画面生成部1406を制御し、図6に示すように、番組を検索するためのボタン601と選択を取り消すためのボタン602を表示する。
【0102】
ステップ2103:制御部1403は、操作情報処理部1409を制御して、操作情報入力端子1407を介して操作装置1408の操作情報を受信し、番組を検索するためのボタン601が押されたのか、選択を取り消すためのボタン602が押されたのかを検出する。番組を検索するためのボタン601が押された場合はステップ2104へ進む。選択を取り消すためのボタン602が押された場合はステップ2111へと進む。
【0103】
ステップ2104:制御部1403は、ステップ2101で選択された文字列を番組表管理部1416から検索する。番組表管理部1416ではなく、番組情報提供サーバ204やWebサーバ205が提供する番組検索機能を使用してもよい。
【0104】
ステップ2105:番組を検索した結果、1件以上の番組がヒットした場合はステップ2106に進む。番組が1件もヒットしなかった場合はステップ2107へ進む。
【0105】
ステップ2106:制御部1403は、画面生成部1406を制御し、図7に示すような検索結果を通知する画面を表示する。図7は、実施例1で説明済みであるため詳細な説明は省略する。
【0106】
ステップ2107:制御部1403は、画面生成部1406を制御し、図8に示すような検索結果を通知する画面を表示する。制御部1403は、時計部1417から時間を取得し、一定時間が経過したら通知画面を消去してステップ2111に進む。
【0107】
ステップ2108:制御部1403は、操作情報処理部1409を制御して、操作情報入力端子1407を介して操作装置1408の操作情報を受信し、どの番組が選択されたのかと、録画予約ボタン706が押されたのか、中止ボタン707が押されたのかを検出する。録画予約ボタン706が押された場合はステップ2109へ進む。中止ボタン707が押された場合はステップ2111へ進む。図9は、“ドラマA 第一話”が選択された場合の表示例である。
【0108】
ステップ2109:制御部1403は、番組表管理部1416から録画予約に必要な情報を読み出し、通信処理部1402を制御して記録再生装置100に録画予約要求を送信する。録画予約に必要な情報とは、チャンネル番号と開始時間、終了時間である。その他、情報端末1400で独自に割り当てた録画番組識別子などを含めてもよい。
【0109】
また、予約機器識別子も含める。例えば、ネットワーク上で機器が使用している機器名やMACアドレスなどがある。本実施例では、ネットワーク上で機器が使用している機器名を使用する。さらに、記録再生装置100で予約情報源を記憶するために予約情報源も含める。
【0110】
ステップ2110:制御部1403は、通信処理部1402を制御して記録再生装置100が送信した録画予約完了通知を受信する。その後、画面生成部1406を制御し、図10に示すような録画予約完了を通知する画面を表示する。制御部1403は、時計部1417から時間を取得し、一定時間が経過したら通知画面を消去する。記録再生装置100が録画予約完了通知を送信する動作の説明は後述する。
【0111】
ステップ2111:制御部1403は、画面生成部1406を制御し、番組の検索を開始したSNS「B」のCさんの日記を表示する。
【0112】
図22は、記録再生装置100が情報端末1400から録画予約要求を受信して録画予約する処理のフローチャートである。
【0113】
ステップ2200:制御部109は、通信処理部106を制御して情報端末1400がステップ2109で送信した録画予約要求を受信する。
【0114】
ステップ2201:制御部109は、受信した録画予約要求に含まれる情報に従って録画予約処理部121を制御し、録画予約を行う。
【0115】
ステップ2202:制御部109は、予約情報源処理部127を制御し、録画予約を要求された番組の番組名とSNS「B」のCさんの日記のURL、予約機器の機器名を関連付けて、予約情報源管理部122に記憶する。図20は予約情報源管理部122に記憶する予約情報源管理情報の例である。図20は図11に予約機器識別子を追加したものである。
【0116】
2000は、ユーザが情報端末1400を用いて録画予約したことを示す。2001は、スマートフォンHを用いて録画予約したことを示す。2002、2003は、記録再生装置100を用いて録画予約したことを示す。
【0117】
ステップ2203:制御部109は、通信処理部106を制御して情報端末1400に録画予約完了通知を送信する。
【0118】
次に、情報端末1400が、ユーザの録画番組視聴完了後にSNS「B」のCさんの日記のURLに従ってSNS「B」のCさんの日記を表示し、Webサーバ205へコメントの投稿を要求する動作を説明する。
【0119】
図23は、記録再生装置100がユーザの録画番組の視聴完了を検出し、情報端末1400に録画番組の視聴完了を通知する処理のフローチャートである。
【0120】
ステップ2300:制御部109は、録画再生部108を制御して録画番組の再生停止を検出する。
【0121】
ステップ2301:制御部109は、視聴完了判定部123を制御し録画番組の視聴が完了したか否かを判定する。視聴が完了していればステップ2302へ進む。視聴が完了していなければ終了する。視聴完了の判定には、例えば一度停止されたら視聴完了と判定する、再生時間の90%が再生されたら視聴完了と判定するなどの判定方法がある。
【0122】
ステップ2302:制御部109は、予約情報源処理部127を制御し、視聴が完了した録画番組の番組名を、予約情報源管理部122から検索する。
【0123】
ステップ2303:検索した結果、視聴が完了した録画番組の番組名が予約情報源管理部122に記憶されていれば、ステップ2304へ進む。記憶されていなければ、終了する。
【0124】
ステップ2304:制御部109は、予約情報源管理部122から検索した番組の情報を読み出す。
【0125】
ステップ2305:読み出した結果、予約情報源が“番組表”か“なし”以外であれば、ステップ2306に進む。予約情報源が“番組表”か“なし”であれば、ステップ2311に進む。
【0126】
ステップ2306:読み出した結果、予約機器が“自機器”以外であれば、ステップ2307に進む。予約情報源が“自機器”であれば、ステップ2309に進む。
【0127】
ステップ2307:制御部109は、通信処理部106を制御して予約機器、ここでは情報端末1400が接続されているかを検出する。情報端末1400が接続されていればステップ2308へ進む。接続されていなければステップ2309へ進む。
【0128】
ステップ2308:制御部109は、通信処理部106を制御し、予約情報源管理部122から読み出した予約情報源を情報端末1400へ送信する。
【0129】
ステップ2309:制御部109は、通信処理部106を制御しSNS「B」のCさんの日記のURLに従ってWebサーバ205からSNS「B」のCさんの日記の情報、例えばHTMLファイルや、画面を構成するための画像ファイルを取得する。次に、制御部109は、画面生成部112を制御してHTMLファイルを解析し、図4に示すような画面を生成する。その後、画面生成部112を制御して、生成した画面をモニタ117に表示する。
【0130】
ステップ2310:制御部109は、操作情報処理部115を制御して、操作情報入力端子113を介して操作装置114の操作情報を受信し、ユーザが入力した文字を取得する。次に、制御部109は、通信処理部106を制御し、Webサーバ205にコメントの投稿を要求する。その後、制御部109は、通信処理部106を制御し、再度Webサーバ205からNS「B」のCさんの日記の情報を取得して、図13に示すような、コメントが投稿されたNS「B」のCさんの日記を表示する。
【0131】
ステップ2311:制御部109は、予約情報源管理部122から図20の2000に示すような視聴が完了した番組の情報を削除する。削除が完了すると予約情報源管理部122に記憶している管理情報は図30のようになる。
【0132】
図24は、情報端末1400が、Webサーバへコメントの投稿を要求する処理のフローチャートである。
【0133】
ステップ2400:制御部1403は、通信処理部1402を制御して記録再生装置100が送信した予約情報源を受信する。
【0134】
ステップ2401:制御部1403は、通信処理部1402を制御し、SNS「B」のCさんの日記のURLに従ってWebサーバ205からSNS「B」のCさんの日記の情報、例えばHTMLファイルや、画面を構成するための画像ファイルを取得する。次に、制御部1403は、画面生成部1406を制御してHTMLファイルを解析し、図4に示すような画面を生成する。その後、制御部1403は出力部1414を制御して、生成した画面をモニタ1411に表示する。
【0135】
ステップ2402:制御部1403は、操作情報処理部1409を制御して、操作情報入力端子1407を介して操作装置1408の操作情報を受信し、ユーザが入力した文字を取得する。次に、制御部1403は、通信処理部1402を制御し、Webサーバ205にコメントの投稿を要求する。その後、制御部1403は、通信処理部1402を制御し、再度Webサーバ205からSNS「B」のCさんの日記の情報を取得して、図13に示すような、コメントが投稿されたSNS「B」のCさんの日記を表示する。
【0136】
以上、説明したように記録再生装置100と情報端末1400を動作させると、録画予約後に予約情報源に従って予約動機情報をユーザに提示することができ、ユーザは予約動機情報へ番組の感想を投稿するなどの動作を簡単に行え、使い勝手が向上する。さらに、録画予約などの操作を手元にある端末で操作することができ利便性が向上する。加えて、情報端末1400が記録再生装置100に接続されていなくても記録再生装置100で予約動機情報をユーザに提示することができる。
【実施例4】
【0137】
本実施例では、予約動機情報をSNS「B」のCさんの日記、予約情報源を予約動機情報のURL、録画番組識別子を録画予約した番組の番組名、予約機器識別子を機器がネットワーク上で使用している名前として、実施例3で録画番組の視聴完了時に記録再生装置100に情報端末1400が接続されていない場合に、SNS「B」のCさんの日記のURLの送信処理を保留し、次に情報端末1400が接続された時に送信処理を再開する場合の記録再生装置100の動作について説明する。
【0138】
図25は予約情報源管理部1415に記憶する管理情報の例である。図25は図20に送信保留状態を追加したものである。送信保留状態が○であれば送信保留中であることを示し、×であれば送信保留中ではないことを示す。
【0139】
図26は、図23にステップ2600を追加したものである。
【0140】
ステップ2600:制御部109は、図25に示すように予約情報源管理部122に記憶している管理情報の送信保留状態を○にする。
【0141】
2500は、情報端末1400にSNS「B」のCさんの日記のURLの送信を保留している状態であることを示す。2501は、ブログ「E」のURLの送信を保留している状態ではないことを示す。2502と2503は、予約機器が自機器であるため送信保留中になることはない。
【0142】
図27は、記録再生装置100が情報端末1400への予約情報源の送信を保留している際に、情報端末1400が接続された場合の送信処理再開のフローチャートである。
【0143】
ステップ2700:制御部109は、通信処理部106を制御し、情報端末1400の接続を検出する。
【0144】
ステップ2701:制御部109は、予約情報源処理部127を制御し、予約情報源管理部122から情報端末1400へ送信を保留している予約情報源があるか否かを検索する。
【0145】
ステップ2702:検索した結果、情報端末1400へ送信を保留している予約情報源がある場合はステップ2703へ進む。ない場合は終了する。
【0146】
ステップ2703:制御部109は、通信処理部106を制御し、情報端末1400へSNS「B」のCさんの日記のURLを送信する。
【0147】
ステップ2704:制御部109は、予約情報源管理部122から図25の2500に示すような、送信済みの情報を削除する。削除すると予約情報源管理部122に記憶している管理情報は図28のようになる。
【0148】
以上、説明したように記録再生装置100を動作させると、録画予約後に予約情報源に従って予約動機情報をユーザに提示することができ、ユーザは予約動機情報へ番組の感想を投稿するなどの動作を簡単に行え、使い勝手が向上する。さらに、録画予約などの操作を手元にある端末で操作することができ利便性が向上する。加えて、情報端末1400を記録再生装置100に接続していなくても、次回情報端末1400が記録再生装置100に接続された時に情報端末1400で予約動機情報をユーザに提示することが出来る。
【0149】
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
【0150】
また、上記の各構成、機能、処理部等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、制御部1403がそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
【0151】
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
【符号の説明】
【0152】
100 記録再生装置
101 アンテナ入力端子
102 アンテナ
103 信号処理部
104 ネットワーク入出力端子
105 ネットワーク
106 通信処理部
107 記録装置
108 録画再生部
109 制御部
110 ROM
111 RAM
112 画面生成部
113 操作情報入力端子
114 操作装置
115 操作情報処理部
116 映像出力端子
117 モニタ
118 音声出力端子
119 スピーカ
120 出力部
121 録画予約処理部
122 予約情報源管理部
123 視聴完了判定部
124 番組表管理部
125 時計部
126 制御線
127 予約情報源処理部
1400 情報端末
1401 ネットワーク入出力端子
1402 通信処理部
1403 制御部
1404 ROM
1405 RAM
1406 画面生成部
1407 操作情報入力端子
1408 操作装置
1409 操作情報処理部
1410 映像出力端子
1411 モニタ
1412 音声出力端子
1413 スピーカ
1414 出力部
1415 予約情報源管理部
1416 番組表管理部
1417 時計部
1418 制御線
1419 予約情報源処理部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
放送経由で番組及び番組情報を受信する放送受信部と、ネットワーク経由で前記番組の録画予約を行うきっかけとなる予約動機情報を受信する通信処理部とを備え、該予約動機情報に基づいて番組の録画予約及び録画番組の再生を行う記録再生装置であって、
前記番組情報から得られる前記録画予約する番組を識別するための識別情報と前記予約動機情報にアクセスするための予約情報源とを関連付けて記憶する管理部と、
前記録画番組が所定時間再生された場合に、所定時間の再生がされた録画番組に関連付けられた予約情報源に通信処理部にアクセスさせ、得られた予約動機情報を出力させる制御部と、を備えることを特徴とする記録再生装置。
【請求項2】
前記制御部は、出力された予約動機情報に対して、ユーザにより入力された前記録画番組に対する情報を、前記通信処理部を介して、ネットワークへ送信させ、その後、前記録画番組に対する情報が入力された予約動機情報を受信させることを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。
【請求項3】
前記予約動機情報は、SNSであり、予約情報源は、SNSのURLであることを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。
【請求項4】
放送経由で番組及び番組情報を受信して前記番組の録画予約及び録画番組の再生を行う記録再生装置と通信し、ネットワーク経由で前記番組の録画予約を行うきっかけとなる予約動機情報を受信する通信処理部を備え、前記記録再生装置に対して、前記予約動機情報に基づいて番組の録画予約の要求を行う情報端末であって、
前記記録再生装置から通信処理部を介して得られる前記番組情報に基づく前記録画予約する番組を識別するための識別情報と前記予約動機情報にアクセスするための予約情報源とを関連付けて記憶する管理部と、
前記記録再生装置から通信処理部を介して前記録画番組が所定時間再生されたことが通知された場合に、所定時間の再生がされた録画番組に関連付けられた予約情報源に通信処理部にアクセスさせ、得られた予約動機情報を出力させる制御部と、を備えることを特徴とする情報端末。
【請求項5】
前記制御部は、出力された予約動機情報に対して、ユーザにより入力された前記録画番組に対する情報を、前記通信処理部を介して、ネットワークへ送信させ、その後、前記録画番組に対する情報が入力された予約動機情報を受信させることを特徴とする請求項4に記載の情報端末。
【請求項6】
前記予約動機情報は、SNSであり、予約情報源は、SNSのURLであることを特徴とする請求項4に記載の情報端末。
【請求項7】
放送経由で番組及び番組情報を受信する放送受信部と、ネットワーク経由で前記番組の録画予約を行うきっかけとなる予約動機情報を受信する通信処理部とを備え、該予約動機情報に基づいて番組の録画予約及び録画番組の再生を行う記録再生装置と、
前記記録再生装置と通信し、ネットワーク経由で前記番組の録画予約を行うきっかけとなる予約動機情報を受信する通信処理部を備え、前記記録再生装置に対して、前記予約動機情報に基づいて番組の録画予約の要求を行う情報端末の複数と、
で構成される機器連携システムであって、
記録再生装置は、
前記番組情報から得られる前記録画予約する番組を識別するための録画番組の識別情報と前記予約動機情報にアクセスするための予約情報源と録画予約を行った機器を識別するための機器の識別情報とを関連付けて記憶する管理部と、
前記録画番組が所定時間再生された場合であって、所定時間の再生がされた録画番組に関連付けられた機器が自機器以外の複数の情報端末の一つであって、該情報端末が通信で接続されている場合には、前記通信処理部から該情報端末に前記予約情報源を送信させ、
前記録画番組が所定時間再生された場合であって、所定時間の再生がされた録画番組に関連付けられた機器が自機器である場合には、あるいは、前記録画番組が所定時間再生された場合であって、所定時間の再生がされた録画番組に関連付けられた機器が自機器以外の複数の情報端末の一つであるが、該情報端末が通信で接続されていない場合には、所定時間の再生がされた録画番組に関連付けられた予約情報源に通信処理部にアクセスさせ、得られた予約動機情報を出力させる制御部と、を備え、
情報端末は、
前記記録再生装置から通信処理部を介して前記予約情報源を受信した場合に
予約情報源に通信処理部にアクセスさせ、得られた予約動機情報を出力させる制御部と、を備えることを特徴とする機器連携システム。
【請求項8】
前記記録再生装置及び前記情報端末のそれぞれにおいて、前記制御部は、出力された予約動機情報に対して、ユーザにより入力された前記録画番組に対する情報を、前記通信処理部を介して、ネットワークへ送信させ、その後、前記録画番組に対する情報が入力された予約動機情報を受信させることを特徴とする請求項7に記載の機器連携システム。
【請求項9】
前記予約動機情報は、SNSであり、予約情報源は、SNSのURLであることを特徴とする請求項7に記載の機器連携システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【公開番号】特開2012−256993(P2012−256993A)
【公開日】平成24年12月27日(2012.12.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−127838(P2011−127838)
【出願日】平成23年6月8日(2011.6.8)
【出願人】(509189444)日立コンシューマエレクトロニクス株式会社 (998)
【Fターム(参考)】