説明

記録媒体着脱装置

【課題】この発明は、簡易な構成で、信頼性の高い確実な着脱動作を実現し得るようにして、使い勝手の向上を図ることにある。
【解決手段】記録媒体11が挿脱される第1の枠体10を第2の枠体12に対してスライド移動自在に内挿して、この第1及び第2の枠体10,12間にマグネットラッチ18を組付け配置し、第1の枠体10が挿脱位置に排出されたアンローディング状態で、記録媒体11の第1の枠体10への挿脱が実現され、この挿脱位置で、記録媒体11が挿着方向に押圧操作されると、マグネットラッチ18が反転駆動されて第1の枠体10が第2の枠体12に対してスライド移動されて駆動位置にローディングされ、この駆動位置で、再び記録媒体11の基端が押圧操作されると、マグネットラッチ18が、反転駆動されて第1の枠体10が第2の枠体12に対して挿脱位置にアンローディングされるように構成したものである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、例えば放送機器に係り、特に、その放送素材収録・編集媒体を構成するメモリパック等の記録媒体を着脱するのに用いられる記録媒体着脱装置に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、放送機器においては、記録媒体を機器本体に挿着して各種の映像等の収録等が行われ、収録後に、カード式の記録媒体を機器本体から取出して、収録した内容の編集等が行われている。このような機器本体に挿着される記録媒体は、使用者により機器本体に挿着され、機器本体から取出す場合に、イジェクト操作に連動して、電動的に排出する方法が採られている。
【0003】
しかし、この記録媒体を機器本体に着脱する方法では、無電時や駆動モータが故障したような場合、駆動位置に挿着した記録媒体を、機器本体から取出すことが困難となるという問題を有する。
【0004】
そこで、このようなカード式の記録媒体を機器本体に着脱するための記録媒体着脱装置には、いわゆる周知のプッシュプッシュ式のマグネットラッチを用いて手動式に記録媒体を着脱位置に排出させたり、リンク機構を用いて機械的に記録媒体を着脱位置に排出させたりする方法が考えられている。
【0005】
例えば、マグネットラッチを用いた記録媒体着脱装置としては、光ディスク駆動部を外装ケース体に対してディスク着脱位置とディスク駆動位置に出入り自在に配して、この光ディスク駆動部を、マグネットラッチを用いてディスク着脱位置とディスク駆動位置との間に選択的に移動操作する記録媒体着脱構成のものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】実願登録2522924号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、上記記録媒体着脱装置では、光ディスク駆動部の排出位置が、即ちディスク着脱位置であるイジェクト動作の終了位置のために、その構成が複雑となると共に、大形となるという問題を有する。
【0008】
また、これによると、光ディスク駆動部が外装ケース体に収容された駆動状態において、光ディスク駆動部の前面を、思いがけずに押圧してしまうと、光ディスク駆動部が排出されるという問題を有する。
【0009】
この発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、簡易な構成で、信頼性の高い確実な着脱動作を実現し得るようにして、使い勝手の向上を図った記録媒体着脱装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
この発明は、先端部に接続コネクタが設けられた記録媒体が挿脱自在に収容されるものであって、前記記録媒体の接続コネクタが着脱される内部接続コネクタが設けられた第1の枠体と、この第1の枠体を挿脱方向にスライド移動自在に支持して、前記記録媒体の挿脱位置と、該記録媒体の駆動位置に移動案内する第2の枠体と、前記記録媒体が前記第1の枠体に挿入されて前記接続コネクタが前記内部接続コネクタに接続された状態で、前記記録媒体が挿着方向に押圧操作されると、前記第1の枠体を前記第2の枠体に対して移動させて前記記録媒体を駆動位置に装填し、この装填された記録媒体が挿着方向に押圧操作されると、前記第1の枠体を反転移動させて前記記録媒体の挿脱位置に排出するラッチ手段とを備えて記録媒体着脱装置を構成した。
【0011】
上記構成によれば、記録媒体は、第1の枠体が第2の枠体に対して挿脱位置に排出されたアンローディング状態で、該第1の枠体に挿入されて接続コネクタが内部接続コネクタに接続され、この挿脱位置において、記録媒体が挿着方向に押圧操作されると、ラッチ手段により第1の枠体が第2の枠体に対して移動されて駆動位置にローディングされる。そして、このローディング状態において、再び、記録媒体の基端が押圧操作されると、ラッチ手段が反転されて第1の枠体が第2の枠体に対して挿脱位置までアンローディングされ、第1の枠体からの抜脱が可能となる。
【0012】
これにより、簡単な構成を確保したうえで、電力源等の動力源を備えることなく、誤操作による記録媒体の誤排出の防止が実現されて、信頼性の高い確実な着脱操作を容易に行うことができて、使い勝手の向上を図ることが可能となる。
【発明の効果】
【0013】
以上述べたように、この発明によれば、簡易な構成で、信頼性の高い確実な着脱動作を実現し得るようにして、使い勝手の向上を図った記録媒体着脱装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】この発明の一実施の形態に係る記録媒体着脱装置のアンローディング状態の外観構成を示した斜視図である。
【図2】図1の記録媒体を挿脱位置に排出したアンローディング状態を上面側から見た状態を示した平面図である。
【図3】図2のアンローディング状態を側面側から見た状態を示した平面図である。
【図4】図1の記録媒体を駆動位置に移動させたローディング状態を上面側から見た状態を示した平面図である。
【図5】図4のローディング状態を側面側から見た状態を示した平面図である。
【図6】図1を機器筐体に組付けた状態を示した斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0016】
図1は、この発明の一実施の形態に係る記録媒体着脱装置の外観構成を示すもので、第1の枠体10は、内枠を構成し、メモリーパック等の記録媒体11が挿脱自在に収容される。この第1の枠体10は、外枠を構成する第2の枠体12内に内挿され、例えばその両側部が案内機構13を介して第2の枠体12に対して矢印A,B方向の挿脱位置及び駆動位置間にスライド移動自在に組付けられている。
【0017】
また、上記第1の枠体10と第2の枠体12との間には、すべり部材14が介在される。これにより、第1の枠体10は、案内機構13に案内されて第2の枠体12に対して矢印A,B方向にスライド移動されると、すべり部材14の作用により、安定したスライド移動が行われる。このすべり部材14としては、すべり特性の優れた、例えばポリアセタール系等の樹脂材が用いられる。
【0018】
さらに、上記第1の枠体10は、その上面及び両側部に媒体押さえばね部材15の一端が取付けられている(図2及び図3参照)。この媒体押さえばね部材15は、例えば中間部が折曲されており、その他端が該第1の枠体10に挿着された上記記録媒体11の周壁面に対してスライド移動可能に弾性係合される。
【0019】
これにより、記録媒体11は、第1の枠体10内に挿着された状態で、その周壁面に上記媒体押さえばね部材15の他端がスライド移動可能に弾性係合されて、該媒体押さえばね部材15のばね力により第1の枠体10に対して位置規制された状態で、スムーズな抜脱が可能に収容される。
【0020】
また、第1の枠体10には、例えばオス・メス構造のオス型の内部接続コネクタ16が設けられ、この内部接続コネクタ16には、該第1の枠体10に挿着された上記記録媒体11の先端部に設けられたメス型の接続コネクタ111が着脱される。この内部接続コネクタ16は、フレキシブル基板17を介して例えば後述する放送機器等の図示しない内部機器等に電気的に接続されている。そして、この内部接続コネクタ16は、上記第1の枠体10が第2の枠体12に対して矢印A,B方向にスライド移動されると、これに連動してフレキシブル基板17を介して第1の枠体10に挿着された記録媒体11の接続コネクタ111に接続された状態で該第1の枠体10と共に挿脱位置及び駆動位置に移動案内される。
【0021】
さらに、第1の枠体10には、その底面にラッチ手段を構成するマグネットラッチ18のケース部181が取付けられ、このケース部181には、駆動部182が矢印A,B方向に出入り自在に設けられる。この駆動部182は、1回押込まれると、ケース部181に対して最も突出された伸長状態となり、次に押込まれると、反転されてケース部181に対して最も入り込んだ収縮状態となる。
【0022】
このマグネットラッチ18は、その駆動部182が、上記第2の枠体12に設けられた第1の駆動板121に取付けられた状態で、そのケース部181が第1の枠体10に取付けられる。そして、第2の枠体12には、第2の駆動板122が、上記第1の駆動板121に対して所定の間隔、例えばマグネットラッチ18の駆動部182の収縮状態で、ケース部181の基端が離間され(図4及び図5参照)、駆動部182の伸長状態で該ケース部181の基端が係止されるように対向配置される(図2及び図3参照)。
【0023】
このケース部181が第1の枠体10に支持されたマグネットラッチ18は、第1の枠体10の挿脱位置(アンローディング位置)において、第2の枠体12の第1の駆動板121に支持された駆動部182が伸長され、そのケース部181の基端が第2の駆動板122に係合されている。この状態で、第1の枠体10に対して矢印B方向の付勢力が付与されると、第1の駆動板121に支持された駆動部182に対して押圧力が付与されることで、マグネットラッチ18が反転駆動されて、その駆動部182がケース部181内に入り込む如く収縮される。
【0024】
すると、マグネットラッチ18は、そのケース部181が矢印B方向に移動付勢されることで、第1の枠体10が第2の枠体12に対して矢印B方向にスライド移動され、駆動位置(ローディング位置)にローディングされる(図4及び図5参照)。ここで、マグネットラッチ18のケース部181は、その基端が第2の枠体12の第2の駆動板122から離間される。
【0025】
次に、この第1の枠体10の駆動位置において、第1の枠体10が矢印B方向に付勢力が付与されると、マグネットラッチ18の駆動部182が第1の駆動板121に押付けられて反転され、伸長駆動されてケース部181から突出されることで、該ケース部181が矢印A方向にスライド移動される。すると、マグネットラッチ18は、そのケース部181が第1の枠体10を矢印A方向にスライド移動させ、その基端が第2の駆動板122に係止されるまで、第1の枠体10を第2の枠体12に対して矢印A方向に挿脱位置までスライド移動させ、アンローディングが完了される。
【0026】
ここで、マグネットラッチ18は、その駆動部182が第2の枠体12の第1の駆動板121に支持され、且つ、その第1の枠体10に支持されたケース部181の基端が第2の駆動板122に係合される。これにより、第1の枠体10は、矢印A,B方向の双方のスライド移動が規制されて、その挿脱位置において記録媒体11の抜脱及び挿着が可能となる。
【0027】
上記構成において、第1の枠体10がスライド移動自在に内挿された第2の枠体12は、例えば図6に示す放送機器を構成する機器筐体20の前面に配される操作部21、表示部22に並設して、機器筐体20の前面側から第1の枠体10に対して記録媒体11の挿脱が可能に組付け配置される。そして、記録媒体11を挿着する場合は、マグネットラッチ18の駆動部182が伸長されて、第1の枠体10が第2の枠体12に対して最も矢印A方向の挿脱位置にアンローディングされて、上述したように第2の枠体12に対して位置決めされた状態で、記録媒体11が第1の枠体10に挿着されて、その接続コネクタ111が内部接続コネクタ16に接続される。
【0028】
この第1の枠体10に装着した記録媒体11を駆動位置にローディングする場合には、先ず、記録媒体11の基端を矢印B方向に押込むように押圧操作する。すると、第1の枠体10は、矢印B方向の付勢力が付与され、第2の枠体12の第1の駆動板121に支持されたマグネットラッチ18の駆動部182に押圧力が付与されて、該駆動部182がケース部181に対して収縮駆動される。
【0029】
ここで、マグネットラッチ18は、そのケース部181が矢印B方向に移動付勢されて、第1の枠体10を第2の枠体12に対して矢印B方向に移動付勢してスライド移動させ、駆動位置までローディングさせ(図2及び図3参照)、ここに、機器筐体20の操作部21の操作に応動して記録媒体10への映像等の記録、あるいは再生が行われる。この第1の枠体10が記録媒体11の駆動位置にローディングされた状態では、マグネットラッチ18は、第2の枠体12の第1の駆動板121に支持された駆動部182が、ケース部181内に入り込んで、その突出量が収縮されて、そのケース部181の基端が、第2の枠体12の第2の駆動板122から離間されている。
【0030】
そして、上記駆動位置にローディングされた第1の枠体10を、挿脱位置にアンローディングする場合には、先ず、記録媒体11の基部を矢印B方向に押込むように押圧操作する。すると、第1の枠体10が同方向に移動付勢され、マグネットラッチ18の駆動部182が第1の駆動板121に押付けられ押圧付勢されることで、マグネットラッチ18は、その駆動部182が反転されて伸長駆動され、ケース部181から大きく突出される。
【0031】
これにより、マグネットラッチ18は、そのケース部181が矢印A方向に移動付勢されて、その基端が第2の駆動板122に係止されるまで同方向に移動されることで、第1の枠体10を第2の枠体12に対して矢印A方向にスライド移動させて、記録媒体11の挿脱位置にアンローディングさせる。
【0032】
このマグネットラッチ18の駆動部182が第2の枠体12の第1の駆動板121に支持された状態においては、そのケース部181の基端が第2の駆動板122に係合され、第1の枠体10の矢印A,B方向の双方へのスライド移動が規制される。この第1の枠体10が位置規制された状態で、記録媒体11は、使用者により、第1の枠体10からの抜脱、あるいは第1の枠体10への挿着が行われる。
【0033】
また、上記ローディング状態において、誤って記録媒体11が矢印B方向に押圧され、第1の枠体10が、挿脱位置にアンローディングされてしまった場合にも、同様に第1の枠体10に収容された記録媒体11は、使用者が抜脱しない限り、第1の枠体10に位置決めされた収容状態に保たれている。
【0034】
これにより、記録媒体11は、第1の枠体10から床に脱落したりして、損傷したりすることがない。従って、装置自体の使用環境等に影響を受けることなく、記録媒体11の信頼性の高い高品質な挿脱操作ができることで、記録媒体11の取扱いを安全に行うことができる。
【0035】
さらに、記録媒体11を使用者が抜脱しない限り、記録媒体11の接続コネクタ111は、内部接続コネクタ16と電気的に接続されたままであるため、第1の枠体10が挿脱位置にアンローディングされてしまった場合でも、記録媒体11への映像等の収録や再生等の処理を継続して行うことができる。なお、この挿脱位置にアンローディングされてしまった第1の枠体10は、記録媒体11への映像等の収録や再生等の処理を継続中であっても、記録媒体11を挿着方向に押圧操作することで、駆動位置へローディングされることができる。
【0036】
このように、上記記録媒体着脱装置は、記録媒体11が挿脱される第1の枠体10を第2の枠体12に対してスライド移動自在に内挿して、この第1及び第2の枠体10,12間にマグネットラッチ18を組付け配置し、第1の枠体10が挿脱位置に排出されたアンローディング状態で、記録媒体11の第1の枠体10への挿脱が実現され、この挿脱位置で、記録媒体11が挿着方向に押圧操作されると、マグネットラッチ18が反転駆動されて第1の枠体10が第2の枠体12に対してスライド移動されて駆動位置にローディングされ、この駆動位置で、再び記録媒体11の基端が押圧操作されると、マグネットラッチ18が、反転駆動されて第1の枠体10が第2の枠体12に対して挿脱位置にアンローディングされるように構成した。
【0037】
これによれば、ローディング駆動用モータを備えることなく、しかも、簡単な構成を確保したうえで、誤操作による記録媒体11の誤排出の防止が実現されて、記録媒体11の信頼性の高い確実な挿脱操作を容易に行うことができて、使い勝手の向上を図ることができる。
【0038】
なお、上記実施の形態では、マグネットラッチ18の駆動部182を第2の枠体12の第1の駆動板121に取付けて、そのケース部181を第2の枠体12の第2の駆動板122に対して接離自在に配し、このマグネットラッチ18の作用により、第1の枠体10を第2の枠体12に対してスライド移動させるように構成した場合について説明したが、この配置構成に限ることなく、各種の組合せ配置が構成可能である。
【0039】
よって、この発明は、上記実施の形態に限ることなく、その他、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を実施し得ることが可能である。さらに、上記実施の形態には、種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組合せにより種々の発明が抽出され得る。
【0040】
例えば実施の形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
【符号の説明】
【0041】
10…第1の枠体、11…記録媒体、111…接続コネクタ、12…第2の枠体、121…第1の駆動板、122…第2の駆動板、13…案内機構、14…すべり部材、15…媒体押さえばね部材、16…内部接続コネクタ、17…フレキシブル基板、18…マグネットラッチ、181…ケース部、182…駆動部、20…機器筐体、21…操作部、22…表示部。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
先端部に接続コネクタが設けられた記録媒体が挿脱自在に収容されるものであって、前記記録媒体の接続コネクタが着脱される内部接続コネクタが設けられた第1の枠体と、
この第1の枠体を挿脱方向にスライド移動自在に支持して、前記記録媒体の挿脱位置と、該記録媒体の駆動位置に移動案内する第2の枠体と、
前記記録媒体が前記第1の枠体に挿入されて前記接続コネクタが前記内部接続コネクタに接続された状態で、前記記録媒体が挿着方向に押圧操作されると、前記第1の枠体を前記第2の枠体に対して移動させて前記記録媒体を駆動位置に装填し、この装填された記録媒体が挿着方向に押圧操作されると、前記第1の枠体を反転移動させて前記記録媒体の挿脱位置に排出するラッチ手段と、
を具備することを特徴とする記録媒体着脱装置。
【請求項2】
前記記録媒体は、前記第1の枠体を介して駆動位置に装填された状態で、基端が押圧操作可能に露出されて配置されることを特徴とする請求項1記載の記録媒体着脱装置。
【請求項3】
前記内部接続コネクタは、前記第1の枠体に位置決め固定され、該第1の枠体と共に、前記第2の枠体に対してスライド移動されることを特徴とする請求項1又は2記載の記録媒体着脱装置。
【請求項4】
前記ラッチ手段は、ケース部が前記第1の枠体に支持され、このケース部に対して出入り自在に設けられた駆動部が前記第2の枠体に係合され、前記第1の枠体に対して挿着方向の押圧力が付与されると、前記駆動部が吸込まれて該第1の枠体を駆動位置方向に移動案内し、次に挿着方向への押圧力が付与されると、伸長されて前記第1の枠体を挿脱位置方向に移動案内するマグネットラッチであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の記録媒体着脱装置。
【請求項5】
前記第1の枠体と第2の枠体との間には、すべり部材が介在されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載の記録媒体着脱装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate


【公開番号】特開2010−218033(P2010−218033A)
【公開日】平成22年9月30日(2010.9.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−61648(P2009−61648)
【出願日】平成21年3月13日(2009.3.13)
【出願人】(000003078)株式会社東芝 (54,554)
【Fターム(参考)】