説明

警報転送システム

【課題】障害発生を警報フレームにより通知する警報転送システムに関し、通常のフレームのフレーム長を有する警報フレームを生成して通知する。
【解決手段】現用回線L1と予備回線L2とにより、それぞれ複数の装置A,B,D,Eを介して対向装置S,C間を接続し、障害発生検出により警報フレームを転送する警報転送システムに於いて、各装置は、リンクダウン検出手段と、このリンクダウン検出手段によりリンクダウンを検出した時に警報フレームを生成する手段と、警報フレームを受信して転送する手段とを含む構成を有し、警報フレームを生成する手段は、フレーム先頭のプリアンブルのパターンを通常フレームのプリアンブルのパターンと異なる例えば“1”連続8ビットと“0”連続8ビットとを交互に配置したパターンとした警報フレームを生成する構成を有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、リンクダウンやエラー発生等の障害発生を検出して、警報フレームにより通知する警報転送システムに関する。
【背景技術】
【0002】
通信装置間で各種のデータを転送する為の各種の構成のローカルエリア・ネットワーク(LAN)や広域ネットワーク(WAN)等が知られており、伝送速度も数Mbpsから数Gbpsの各種の構成が知られている。又通信装置間の重要な回線を現用、予備の冗長構成とし、現用回線の障害発生により予備回線に切替えて、通信装置間のデータ伝送を継続する構成も知られている。
【0003】
図5の(A)は、従来例のLANやWANに於ける対向通信装置間に、現用、予備の冗長回線を専用線形式で設定した構成を示し、図5の(B)は、フレーム構成を示す。図5の(A)に於いて、装置Sと装置Cとの間に、回線51と回線52とによる現用、予備の回線を設定し、装置A,B,D,Eを中継装置としてネットワークを構成した状態を示す。装置Sは、回線51,52に同時に同一のデータを送出するか、又は現用回線とした回線51にデータを送出する。装置Cは、セレクタSELを備え、現用回線に障害が発生した場合、セレクタSELにより予備回線側に切替える。装置Sから現用回線51と予備回線52とに同一データを送出する構成の場合は、装置CのセレクタSELによる現用予備切替えにより、データ伝送を継続することができる。又装置Sが正常時に現用回線51にのみデータを送出している場合は、装置Sも現用回線51から予備回線52に切替えてデータを送出することにより、データ伝送を継続することができる。
【0004】
又図5の(B)に示すように、フレーム構成は、交互に“1”,“0”の7oct(オクテット)以上のプリアンブルと、1octのSFD(Start Freme Delimiter;フレーム開始デリミタ)(“10101011”)と、6octの宛先(DA)と、6octの送信元(SA)と、2octのフレームタイプ又はデータ長※と、46〜1500octのデータ/PAD(パディング)と、4octのFCS(フレームチェックシーケンス)とから構成され、Ext(Carrier Extension)を含む場合もあり、宛先(DA)からフレームチェックシーケンス(FCS)間での最短フレーム長を64octとし、実際のデータ長が短い場合、パディングPADを付加して、最短フレーム長を維持できるようにする。又ネットワークの各装置は、最短フレーム以下のフレーム長の場合、このフレームは正規のフレームでないとして、破棄するものである。又前述のフレームに優先順位を示すタグを付加することもできる。
【0005】
又前述のフレーム構成に於いては、障害発生を通知する警報フレームは定義されていないものである。そこで、ユーザ側LANの光変換リピータと、通信事業者側WANの光変換ブリッジとの間を光ファイバ伝送路で接続したネットワークシステムに於いて、ユーザ側LANに於ける障害発生時に、前述の最短フレーム長より短いフレーム長のフレームを警報フレームとして、ユーザ側LANの装置から、通信事業者側WANの光変換ブリッジへ光ファイバ伝送路により伝送し、通信事業者側WANの光変換ブリッジに於いて警報フレームを検出し、検出後、この警報フレームを破棄する。なお、この警報フレームが誤ってWANに送出されても、最短フレーム長より短いフレームであることにより、これを受信したノードに於いて破棄される。従って、WAN側に悪影響を及ぼすことなく、ユーザ側LANの障害発生を通知する手段が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0006】
又ユーザ側LANに複数の中継装置を介して通信事業者側WANとの間を接続したネットワークシステムに於いて、前述の最短フレーム長より短いフレーム長の警報フレームを用いて障害発生を通知すると共に、中継装置は、警報フレームが自装置を通過したことを示す識別符号を付加して転送する手段も提案されている(例えば、特許文献2参照)。
【特許文献1】特開2002−94541号公報
【特許文献2】特開2003−87291号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
前述のように、図5の(A)に示す装置Sと装置Cとの間を、現用回線51と予備回線52とによりデータ伝送できるネットワーク構成として、現用回線51の障害発生を装置Cに通知する場合、従来は、障害発生を通知する為の警報フレームについて定義されていないので、前述の特許文献1,2に示すような短いフレーム長とした警報フレームを用いると、装置S,C間の装置A,B,D,Eの構成を、最短フレーム長より短いフレーム長のフレームを破棄しないで転送可能とする構成に変更する必要がある。又装置S,C間の経路が複雑な場合には、警報フレームを転送する経路の装置を総て最短フレーム長より短い警報フレームを破棄することなく通過させる構成に変更しなければならず、構成変更処理によるコストアップとなる問題と、正規のフレーム長のフレームのみを転送するネットワークの信頼性が損なわれる問題とが生じる。
【0008】
本発明は、前述の従来の問題を解決するものであり、少なくとも最短フレーム長の警報フレームにより、障害発生を通知することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の警報転送システムは、現用回線と予備回線とにより、それぞれ複数の装置を介して対向装置間を接続し、障害発生検出により警報フレームを転送する警報転送システムに於いて、前記各装置は、リンクダウン検出手段と、該リンクダウン検出手段によりリンクダウンを検出した時に警報フレームを生成する手段と、前記警報フレームを受信して転送する手段とを含む構成を有し、前記警報フレームを生成する手段は、フレーム先頭のプリアンブルのパターンを通常フレームのプリアンブルのパターンと異なるパターンとした警報フレームを生成する構成を有するものである。
【0010】
又前記警報フレームを生成する手段は、フレーム先頭のプリアンブルを“1”連続8ビットと“0”連続8ビットとを交互に配置したパターンとして送信する構成を有するものである。
【0011】
又前記警報フレームを生成する手段は、前記リンクダウン検出手段によりリンクダウンを検出した時に、フレームの送信側と受信側とに対して、それぞれ宛先フィールドと送信元フィールドとを予め定めたパターンとして送信する構成を有するものである。
【0012】
又前記各装置は、受信フレームのエラーチェック手段と、エラーフレーム数のカウント手段と、前記エラーフレーム数が閾値を超えたか否かの判定手段と、該判定手段によりエラーフレーム数が閾値を超えた時に、前記警報フレームを生成する手段により生成する警報フレームの宛先フィールドをエラーフレーム数転送を示すパターンとし、送信元フィールドをカウントしたエラーフレーム数として送信する構成を有するものである。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、障害発生を検出して通知する警報フレームは、特定のプリアンブルパターンを用いて通常フレームと区別すると共に、通常フレームと同様なフレーム長とすることにより、転送途中で廃棄されることはない。又リンクダウン検出のポートを、宛先フィールドと送信元フィールドとのパターンにより通知することができる。又回線状態の劣化等によりエラーフレーム数が、予め設定した閾値を超えた場合、警報フレームにより通知することができる。従って、現用回線と予備回線との切替えを確実に且つ迅速に実行することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
本発明の警報転送システムは、図1を参照すると、現用回線L1と予備回線L2とにより、それぞれ複数の装置A,B,D,Eを介して対向装置S,C間を接続し、障害発生検出により警報フレームを転送する警報転送システムに於いて、各装置は、リンクダウン検出手段と、このリンクダウン検出手段によりリンクダウンを検出した時に警報フレームを生成する手段と、警報フレームを受信して転送する手段とを含む構成を有し、警報フレームを生成する手段は、フレーム先頭のプリアンブルのパターンを通常フレームのプリアンブルのパターンと異なる例えば“1”連続8ビットと“0”連続8ビットとを交互に配置したパターンとした警報フレームを生成する構成を有するものである。
【実施例1】
【0015】
図1は、本発明の実施例1の説明図であり、対向装置S,Cとの間を、装置A,Bを経由した回線L1と、装置D,Eを経由した回線L2とにより接続した警報転送システムを示し、各装置は、図示を省略しているフレーム送受信部を有し、又リンクダウン検出手段と、このリンクダウン検出手段によりリンクダウンを検出した時に警報フレームを生成する手段と、警報フレームを受信して転送する手段とを含む構成を有するものである。又対向装置の一方の装置Cは、現用予備切替えの為のセレクタSELを備えている。
【0016】
このような警報転送システムに於いて、例えば、回線L1を現用回線、回線L2を予備回線とし、装置CのセレクタSELにより、正常時は、現用回線L1を選択して、装置Sからのデータを受信処理し、現用回線L1に障害が発生した時に、実線状態から点線状態に切替えることより、予備回線L2を介して伝送されたデータを受信処理する。この障害発生を、少なくとも通常の最短フレーム長より短くならない警報フレームを生成して通知するものである。その為に、装置A〜Eは、前述のように、それぞれリンクダウン検出手段と、エラーチェック手段と、警報フレーム生成手段と、警報フレームを受信して転送する手段とを含むものである。又従来例と同様に、最短フレーム長以下のフレーム長の違反フレームを破棄する手段を備えている。
【0017】
例えば、現用回線L1側の装置Bのリンクダウン検出手段によりリンクダウンを検出すると、装置Bは、警報フレーム生成手段により警報フレームを生成して装置Cに転送する。この警報フレームは、基本構成は、図5の(B)に示すフレームフォーマットを用い、一般的な64オクテットの最短フレーム長を維持し、プリアンブルのパターンにより警報フレームと、通常のフレームとの区別を行うものである。通常のフレームのプリアンブルは、交互に“1”,“0”とした7オクテット以上のパターンであるが、警報フレームのプリアンブルを、8ビット連続の“1”と、8ビット連続の“0”とを交互に例えば全体で64ビットのパターンとする。即ち、プリアンブルのパターンにより、一般フレームか警報フレームかを区別することができる。
【0018】
図2は、前述のリンクダウン検出手段と、警報フレーム生成手段と、警報フレーム転送手段とを含むフレームの送受信部の要部を示すもので、21はフレーム受信部、22はフレーム検出生成判定部、23はフレーム挿入部、24は警報転送用フレーム生成部、25はDA/SAフレーム生成部、26はフレーム送信部を示す。各部は、プロセッサとメモリとを含む構成によって実現することも可能である。
【0019】
フレーム受信部21は、送信側の装置からのフレームを受信処理する構成を有すると共に、前述のエラーチェック手段とリンクダウン検出等の障害検出手段とを含む構成とすることができる。なお、エラーチェック手段と障害検出手段とを、フレーム検出生成判定部22に設けることもできる。又フレーム検出生成判定部22は、リンクダウン検出、エラーチェックによるエラーフレーム検出により、警報転送用フレーム生成部24と、DA/SAフレーム生成部25と、フレーム挿入部23とを制御して、プリアンブルのパターンを、8ビット連続の“1”と、8ビット連続の“0”とを交互に、全体で64ビットのパターンとし、フレーム挿入部23により警報フレームを組立てて、フレーム送信部26から送信する。又回線L1,L2の装置A,B,D,Eは、警報フレームを受信すると、その警報フレームを中継転送するものである。
【0020】
図3は、現用予備切替えのタイムチャートを示すもので、例えば、装置B(図1参照)に於いてリンクダウン検出により、警報転送用フレーム生成部24とフレーム挿入部23との機能により、フレーム送信部26から装置Cに対して警報フレームを送出する。装置Cは、この警報フレームを受信検出して、セレクタSELにより、装置B側から装置E側、即ち、現用回線L1と予備回線L2との切替えを行う。
【実施例2】
【0021】
図4は、本発明の実施例2の要部説明図であり、図1と同一符号は同一部分を示し、装置S,C間の回線L1,L2は、それぞれ送受信回線を含む場合を示す。又A1,A2,B1〜B4,C1,C2は、装置A,B,Cのフレーム送受信のポートを示す。なお、装置S,Cのセレクタは図示を省略している。リンクダウン検出は、例えば、図2に示すフレーム受信部21に於いて検出する構成とすることができる。又リンクダウン検出等による警報フレームは、前述のように、警報転送用フレーム生成部24に於いて、通常フレームのプリアンブルと異なるプリアンブルのパターンとし、且つリンクダウン位置やエラー多発状態の情報を、警報フレームの宛先(DAフィールド)と送信元(SAフィールド)とを用いて通知するものである。
【0022】
リンクダウン検出の場合、フレームの送信側の装置に対しては、警報フレームのDAフィールドを、“:0.0.0.0”とし、SAフィールドを、“:0.0.0.1”として送信し、フレームの受信側の装置に対しては、警報フレームのDAフィールドを、“:1.1.1.1”とし、SAフィールドを、“:1.1.1.1”として送信する。これは、例えば、図2に於けるDA/SAフレーム生成部25に於いて、フレーム検出生成判定部22からの制御によって生成することができる。なお、DAフィールドとSAフィールドとを、前述の場合と異なるパターンにより、リンクダウン検出位置を通知することもできる。
【0023】
例えば、装置BのポートB1に於いてリンクダウンを検出した場合、ポートB2から装置Aに対して、プリアンブルにより警報フレームであることを示すと共に、そのDAフィールドを、“:0.0.0.0”とし、SAフィールドを、“:0.0.0.1”として送信する。装置Aに於いては、そのポートA2に於いて警報フレームを受信し、そのDAフィールドと、SAフィールドとにより、装置BのポートB1に於いてリンクダウン検出したことを認識することができる。その場合、装置Aは、現用予備切替えを行う構成の場合、予備回線L2側に切替えてフレーム送信を継続する。なお、現用回線L1と予備回線L2とに同一のデータをフレーム転送する場合は、装置Aは、そのままフレーム送信を継続することになる。
【0024】
又装置Bは、ポートB2から装置CのポートC1に対して、プリアンブルにより警報フレームであることを示すと共に、そのDAフィールドを、“:1.1.1.1”とし、SAフィールドを、“:1.1.1.1”として送信する。装置Aは、ポートA1に対向する装置BのポートB1に於けるリンクダウンを認識することができる。又装置Cに於いては、そのポートC1に於いて警報フレームを受信し、そのDAフィールドと、SAフィールドとにより、装置BのポートB1に於いてリンクダウン検出したことを認識し、前述のように、セレクタにより、現用回線L1から予備回線L2に切替えることになる。
【0025】
又前述のように、エラー検出手段により、受信したフレームのエラー検出を行い、例えば、単位時間内のエラーフレーム数をカウントする。このエラーフレーム数が、予め設定した閾値を超えた場合、エラー多発の警報フレームを生成して送信する。この警報フレームは、前述のように、プリアンブルにより警報フレームであることを示すと共に、そのDAフィールドを、“:FF.FF.FF.FF”とし、SAフィールドに、エラーフレーム数を挿入して送信する。この場合も、フレーム検出生成判定部22による受信フレームのエラーチェックにより、エラーフレーム数をカウントし、エラーフレーム数が閾値を超えた場合、DA/SAフレーム生成部25により、DAフィールドとSAフィールドとを前述の内容として生成することができる。
【0026】
例えば、装置BのポートB1に於いて受信したフレームのエラーチェックを行い、そのエラー発生のフレーム数が閾値を超えた場合、装置BのポートB3から装置AのポートA2に対して、DAフィールドを、“:FF.FF.FF.FF”とし、SAフィールドに、エラーフレーム数を挿入した警報フレームを送信し、装置BのポートB2から装置CのポートC1に対して、同様に、DAフィールドを、“:FF.FF.FF.FF”とし、SAフィールドに、エラーフレーム数を挿入した警報フレームを送信する。装置Cに於いては、エラーフレーム数を基に、現用予備切替えを行うか否かを判定し、エラーフレーム数が許容値を超えていれば、現用予備切替えを行う。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】本発明の実施例1の要部説明図である。
【図2】本発明の実施例1のフレーム送受信部の要部説明図である。
【図3】本発明の実施例1のタイムチャートである。
【図4】本発明の実施例2の要部説明図である。
【図5】従来例の説明図である。
【符号の説明】
【0028】
A〜C,S 装置
L1,L2 回線
SEL セレクタ
21 フレーム受信部
22 フレーム検出生成判定部
23 フレーム挿入部
24 警報転送用フレーム生成部
25 DA/SAフレーム生成部
26 フレーム送信部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
現用回線と予備回線とにより、それぞれ複数の装置を介して対向装置間を接続し、障害発生検出により警報フレームを転送する警報転送システムに於いて、
前記各装置は、リンクダウン検出手段と、該リンクダウン検出手段によりリンクダウンを検出した時に警報フレームを生成する手段と、前記警報フレームを受信して転送する手段とを含む構成を有し、前記警報フレームを生成する手段は、フレーム先頭のプリアンブルのパターンを通常フレームのプリアンブルのパターンと異なるパターンとした警報フレームを生成する構成を有する
ことを特徴とする警報転送システム。
【請求項2】
前記警報フレームを生成する手段は、フレーム先頭のプリアンブルを“1”連続8ビットと“0”連続8ビットとを交互に配置したパターンとして送信する構成を有することを特徴とする請求項1記載の警報転送システム。
【請求項3】
前記警報フレームを生成する手段は、前記リンクダウン検出手段によりリンクダウンを検出した時に、フレームの送信側と受信側とに対して、それぞれ宛先フィールドと送信元フィールドとを予め定めたパターンとして送信する構成を有することを特徴とする請求項1又は2記載の警報転送システム。
【請求項4】
前記各装置は、受信フレームのエラーチェック手段と、エラーフレーム数のカウント手段と、前記エラーフレーム数が閾値を超えたか否かの判定手段と、該判定手段によりエラーフレーム数が閾値を超えた時に、前記警報フレームを生成する手段により生成する警報フレームの宛先フィールドをエラーフレーム数転送を示すパターンとし、送信元フィールドをカウントしたエラーフレーム数として送信する構成を有することを特徴とする請求項1又は2記載の警報転送システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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