説明

車両のカウル部構造

【課題】外気導入性能や歩行者保護性能を損なうことなく、車両にレトロな雰囲気の外観を与えることができる車両のカウル部構造を提供すること。
【解決手段】車両のフロントガラス1の下端からフロントフード2の後端までの間に配置されるカウル部3を、意匠面となる金属製カウルパネル7とその下方に配された樹脂製カウルカバー8とで2層構造として構成する。又、前記樹脂製カウルカバー8に外気導入口を設け、前記金属製カウルパネル7に切欠き部を形成するとともに、該切欠き部に、外気導入口が形成された樹脂製ガーニッシュ9を設ける。更に、樹脂製カウルカバー8の幅方向片側半分に前記外気導入口を形成する一方、該外気導入口が形成されていない他側の片側半分でワイパーモジュールを覆う。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両のフロントガラス下端からフロントフードの後端までの間に配置されるカウル部の構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
車両のフロントガラス下端からフロントフードの後端までの間にはカウル部が配置されているが、このカウル部には外気導入機能や歩行者保護機能が求められる。近年、軽量化や燃費の改善、耐久性の向上等を目的としてパネル部を樹脂で構成することが行われている。
【0003】
例えば、特許文献1には車両の前部車体構造が提案されており、これによればカウル部を合成樹脂製とすることによって、従来の板金製のカウル部に対して重量をほぼ半減させることができるとともに、コストも大幅に低減させることができるとされている。又、特許文献1には、補強リブが設けられたブラケットによって樹脂製のウインドシールドを保持する構造を採用することによって、ウインドシールドの変形に対する剛性の向上及び高い強度と耐久性の確保が可能となるとともに、外観意匠面においてもデザインの自由度が拡大され、多様化に対する対応が可能となることも開示されている。
【特許文献1】特許第3362995号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、レトロな外観を与えたい車両においては、黒色樹脂のカウル部はマッチングが悪く、外観性を損なう可能性がある。又、カウル部を車体と同色の樹脂で構成すると、塗装費用分のコストアップや熱膨張の問題が発生する。
【0005】
そこで、カウル部の全体を金属製にしてしまうと、外気導入口の成形性や歩行者保護性能を損なう等、金属製であるが故の従来の問題が再発する可能性がある。
【0006】
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、外気導入性能や歩行者保護性能を損なうことなく、車両にレトロな雰囲気の外観を与えることができる車両のカウル部構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、車両のフロントガラス下端からフロントフードの後端までの間に配置されるカウル部を、意匠面となる金属製カウルパネルとその下方に配された樹脂製カウルカバーとで2層構造として構成したことを特徴とする。
【0008】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記樹脂製カウルカバーに外気導入口を設け、前記金属製カウルパネルに切欠き部を形成するとともに、該切欠き部に、外気導入口が形成された樹脂製ガーニッシュを設けたことを特徴とする。
【0009】
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記樹脂製カウルカバーの幅方向片側半分に前記外気導入口を形成する一方、該外気導入口が形成されていない他側の片側半分でワイパーモジュールを覆ったことを特徴とする。
【0010】
請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何れかに記載の発明において、前記金属製カウルパネルに前記樹脂製カウルカバーへの固定部を設けたことを特徴とする。
【0011】
請求項5記載の発明は、請求項1〜4の何れかに記載の発明において、フェンダパネルを車体に支持させるためのフェンダブラケットと前記金属製カウルパネルとの間に前記樹脂製カウルカバーを配置したことを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
請求項1記載の発明によれば、成形性と衝撃吸収性に優れた樹脂製カウルカバーによって外気導入性能や歩行者保護性能を高めることができる一方、カウル部の意匠面を金属製カウルパネルで構成することによって、昔の車と同様な質感を得て車両にレトロな雰囲気の外観を与えることができる。又、金属製カウルパネルを車体色と同色とすることによって、該金属製カウルパネルの塗装を車体の塗装と同時に行うことができるため、塗装コストが大幅に削減されるとともに、金属製カウルパネルと車体との色合わせが完全に一致するために車両に高い外観性が得られる。
【0013】
請求項2記載の発明によれば、樹脂製ガーニッシュを設けることによって外観性を大きく損なうことなく、樹脂製カウルカバーに設けられた外気導入口と樹脂製ガーニッシュに形成された外気導入口によって必要十分な外気導入量を確保することができる。
【0014】
請求項3記載の発明によれば、樹脂製カウルカバーの幅方向片側半分に形成された外気導入口によって必要な外気導入量を確保しつつ、樹脂製カウルカバーの外気導入口が形成されていない片側半分でワイパーモジュールを覆うことによって該ワイパーモジュールの被水を防ぐことができる。又、樹脂製カウルカバーが意匠面を構成する金属製カウルパネルの下側に配置されるため、該樹脂製カウルカバーに外気導入口を意匠に影響を与えることなく比較的自由に形成することができる。
【0015】
請求項4記載の発明によれば、歩行者衝突時に頭部がカウル部に衝突した際、樹脂製カウルカバーが割れて衝撃が吸収されるため、衝撃値が下がって歩行者を衝撃から効果的に保護することができる。
【0016】
請求項5記載の発明によれば、フェンダブラケットと金属製カウルパネルとの間に樹脂製カウルカバーを配置したため、金属製カウルパネルに加えられた衝突エネルギーが樹脂製カウルカバーを介してフェンダブラケットに即座に伝達され、該フェンダブラケットが変形して衝突エネルギーの吸収を開始するタイミングが早められ、衝撃値が即座に下がって歩行者を衝撃から一層効果的に保護することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0018】
図1は本発明に係る車両のカウル部構造の車両組付状態を示す部分斜視図、図2は図1のA−A線拡大断面図、図3は図1のB−B線拡大断面図、図4は図1のC−C線拡大断面図、図5はカウル部の樹脂製ガーニッシュ部分の斜視図、図6は樹脂製カウルカバーの左半分を示す部分斜視図、図7は同樹脂製カウルカバーの右半分を示す部分斜視図、図8はカウル部の左端部の車体への取付構造を示す部分斜視図、図9は図8のD−D線拡大断面図、図10は本発明に係る車両のカウル部構造の組付構造を示す分解斜視図である。
【0019】
図1〜図4に示すように、車両前部のフロントガラス1の下端とその前方に位置するフロントフード2の後端との間にはカウル部3が車幅方向に沿って設けられている。そして、カウル部3の左右両端部には金属製のフェンダパネル4が隣接しており、該フェンダパネル4とカウル部3との見切り線に沿った車両後方には左右一対のフロントピラー5を含むサイドボディ6が繋がっている。
【0020】
ところで、本実施の形態においては、図2〜図4に示すように、カウル部3は、フロントフード2に連続する意匠面を構成する金属製カウルパネル7とその下方に配された樹脂製カウルカバー8とで2層構造として構成されている。ここで、金属製カウルパネル7は、フロントフード2と同じ質感を有する金属で構成されており、鋼板をプレス成形することによって得られ、これには車体色と同色の塗装が施されている。
【0021】
又、図10に示すように、金属製カウルパネル7の前縁の幅方向中央には横方向に細長い切欠き7aが形成されており、この切欠き7aには樹脂製ガーニッシュ9が取り付けられている。この樹脂製ガーニッシュ9は樹脂にて一体成形されており、図5に詳細に示すように、これには横方向に長いスリット状の複数の外気導入口9aが形成されている。そして、図2及び図3に示すように、樹脂製ガーニッシュ9とフロントフード2との間には隙間δ1が形成され、この隙間δ1は、図4に示すように金属製カウルパネル7(樹脂製ガーニッシュ9が設けられていない部分)とフロントフード2との隙間δ2よりも大きく(δ1>δ2)設定されている。
【0022】
他方、前記樹脂製カウルカバー8は、樹脂の一体成形品であって、その長手方向(横方向)の長さは金属製カウルパネル7のそれよりも若干短く、幅方向(前後方向)の長さ(幅寸法)は金属製カウルパネル7のそれよりも若干長く(幅広に)設定されている。そして、この樹脂製カウルカバー8の幅方向片側半分(左半分)には、図6に示すように、前後方向に長いスリット状の複数の外気導入口8aが形成される一方、該外気導入口8aが形成されていない図7に示す他側の片側半分(右半分)は、不図示のワイパーモジュールを上方から覆っている。尚、図2において、10はウォッシャノズルに洗浄液を供給するためのウォッシャホースである。
【0023】
又、図2〜図4に示すように、樹脂製カウルカバー8の前端部上にはリブ状の突起8bが全幅に亘って斜め上方に一体に突設されており、この突起8bにはゴム等の弾性材から成るシール部材11が被着されており、このシール部材11が前記フロントフード2の後端裏面に当接してエンジンルーム12をシールしている。ここで、樹脂製カウルカバー8の突起8bの基端部には、肉厚が部分的に薄い脆弱部8cが形成されており、この脆弱部8cが当該樹脂製カウルカバー8の割れの起点となる。又、図3に示すように、樹脂製カウルカバー8には補強用リブ8dが形成されている。
【0024】
次に、カウル部3を構成する前記金属製カウルパネル7と樹脂製カウルカバー8及び樹脂製ガーニッシュ9の組付構造を図10に基づいて説明する。
【0025】
先ず、樹脂製カウルカバー8の複数箇所(本実施の形態では4箇所)を車体側のカウルフロントパネル13にクリップ14によって取り付け、又、樹脂製カウルカバー8に部組みされたクリップ(本実施の形態では3箇所)を車体側のカウルトップパネル20に取り付け、その上に金属製カウルパネル7を取り付け、この金属製カウルパネル7に樹脂製ガーニッシュ9を取り付ける。
【0026】
ここで、上記金属製カウルパネル7の左右両端下面には別体のカウルブラケット15がそれぞれ固着されており、金属製カウルパネル7は、その左右両端の計4箇所が図8に示すフェンダパネル4内側の1段下がったフランジ面4aに2種類のクリップ16,17(図8及び図10参照)によって取り付けられ、他の2箇所が樹脂製カウルカバー8にクリップ14によって取り付けられ、更に別の2箇所がスクリュー18(図3参照)による締め付けによって樹脂製カウルカバー8に取り付けられる。尚、図8には金属製カウルパネル7の幅方向一端(左端)の取付構造のみを示すが、他端(右端)の取付構造も同様であるため、これについての図示は省略する。
【0027】
そして、最後に樹脂製ガーニッシュ9の2箇所を樹脂製ガーニッシュ9に部組みされた不図示のクリップによって金属製カウルパネル7に取り付ければ、カウル部3の組み付けが完了する。
【0028】
ところで、図9に示すように、樹脂製カウルカバー8は、フェンダパネル4を車体に支持させるためのフェンダブラケット19と金属製カウルパネル7との間に配置されており、その一部はフェンダブラケット19上に載置されている。ここで、フェンダブラケット19は、歩行者の頭部が衝突したときに変形して衝突エネルギーを吸収することができる形状に成形されている。
【0029】
而して、以上のように本実施の形態では、カウル部3の意匠面を金属製カウルパネル7で構成したため、車両の前部から側部にかけて、フロントガラス1を除く殆どの意匠面が塗装を施した金属パネルで構成されることとなり、樹脂の成形技術が未だ余り進歩していなかった時代の車と同様な質感を得て車両にレトロな雰囲気の外観を与えることができる。
【0030】
又、金属製カウルパネル7を車体色と同色とすることによって、該金属製カウルパネル7の塗装を車体の塗装と同時に行うことができるため、塗装コストが大幅に削減されるとともに、金属製カウルパネル7と車体との色合わせが完全に一致するために車両に高い外観性が得られる。
【0031】
他方、金属製カウルパネル7の下方に樹脂製カウルカバー8を配置してカウル部3を2層構造としたため、成形性に優れた樹脂製カウルカバー8に外気導入口8aを容易に形成することができ、該外気導入口8aから十分な量の外気を導入することができ、外気導入性能が高められる。そして、本実施の形態では、意匠面を構成する金属製カウルパネル7に設けられた樹脂製ガーニッシュ9にも外気導入口9aを形成したため、該外気導入口9aと樹脂製カウルカバー8に形成された外気導入口8a、更には樹脂製ガーニッシュ9とフロントフード2との間の隙間δ1(図2及び図3参照)及び金属製カウルパネル7とフロントフード2との間の隙間δ2(図4参照)から必要十分な量の外気を導入することができ、樹脂製ガーニッシュ9を設けることによって車両の外観性が大きく損なわれることもない。
【0032】
又、本実施の形態では、図6に示すように樹脂製カウルカバー8の幅方向片側半分(左半分)に外気導入口8aを形成し、樹脂製カウルカバー8の外気導入口8aが形成されていない片側半分(右半分)で不図示のワイパーモジュールを覆うようにしたため、外気導入口8aによって必要な外気導入量を確保しつつ、ワイパーモジュールの被水を防ぐことができる。そして、樹脂製カウルカバー8が意匠面を構成する金属製カウルパネル7の下側に配置されるため、該樹脂製カウルカバー8に外気導入口8aを意匠に影響を与えることなく比較的自由に形成することができる。
【0033】
又、本実施の形態では、金属製カウルパネル7に樹脂製カウルカバー8への固定部を設け、該金属製カウルパネル7の一部を樹脂製カウルカバー8に取り付けるようにしたため、歩行者がカウル部3に衝突したために該カウル部3に図2及び図9の矢印方向から衝撃が加わった場合、この衝撃が樹脂製カウルカバー8に伝わって該樹脂製カウルカバー8が弾性変形し、或いは樹脂製カウルカバー8が図2〜図4に示す脆弱部8cを起点として割れて衝突エネルギーを吸収するため、衝撃値が下がって歩行者が衝撃から有効に保護される。
【0034】
ところで、本実施の形態では、図9に示すように、樹脂製カウルカバー8をフェンダブラケット19と金属製カウルパネル7との間に配置したが、仮にフェンダブラケット19と金属製カウルパネル7との間に樹脂製カウルカバー8が存在しない場合には、フェンダブラケット19の金属製カウルパネル7からの距離Lが長いため、金属製カウルパネル7からフェンダブラケット19に衝突エネルギーが伝わって該衝突エネルギーの吸収が開始されるまでの時間が長くなり、結果的に衝撃値を効果的に下げることができない。
【0035】
然るに、本実施の形態では、前述のようにフェンダブラケット19と金属製カウルパネル7との間に樹脂製カウルカバー8を配置したため、金属製カウルパネル7に加えられた衝突エネルギーが樹脂製カウルカバー8を介してフェンダブラケット19に即座に伝達され、該フェンダブラケット19が変形して衝突エネルギーの吸収を開始するタイミングが早められ、衝撃値が即座に下がって歩行者が衝撃から一層効果的に保護される。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】本発明に係る車両のカウル部構造の車両組付状態を示す部分斜視図である。
【図2】図1のA−A線拡大断面図である。
【図3】図1のB−B線拡大断面図である。
【図4】図1のC−C線拡大断面図である。
【図5】カウル部の樹脂製ガーニッシュ部分の斜視図である。
【図6】樹脂製カウルカバーの左半分を示す部分斜視図である。
【図7】樹脂製カウルカバーの右半分を示す部分斜視図である。
【図8】カウル部の左端部の車体への取付構造を示す部分斜視図である。
【図9】図8のD−D線拡大断面図である。
【図10】本発明に係る車両のカウル部構造の組付構造を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
【0037】
1 フロントガラス
2 フロントフード
3 カウル部
4 フェンダパネル
4a フェンダパネルのフランジ面
5 フロントピラー
6 サイドボディ
7 金属製カウルパネル
7a 金属製カウルパネルの切欠き
8 樹脂製カウルカバー
8a 樹脂製カウルカバーの外気導入口
8b 樹脂製カウルカバーの突起
8c 樹脂製カウルカバーの脆弱部
8d 樹脂製カウルカバーの補強用リブ
9 樹脂製ガーニッシュ
9a 樹脂製ガーニッシュの外気導入口
10 ウォッシャホース
11 シール部材
12 エンジンルーム
13 車体側カウルフロントパネル
14 クリップ
15 カウルブラケット
16,17 クリップ
18 スクリュー
19 フェンダブラケット
20 車体側カウルトップパネル
L フェンダブラケットと金属製カウメパネル間の距離
δ1 樹脂製ガーニッシュとフロトフード間の隙間
δ2 金属製カウルパネルとフロトフード間の隙間

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両のフロントガラス下端からフロントフードの後端までの間に配置されるカウル部を、意匠面となる金属製カウルパネルとその下方に配された樹脂製カウルカバーとで2層構造として構成したことを特徴とする車両のカウル部構造。
【請求項2】
前記樹脂製カウルカバーに外気導入口を設け、前記金属製カウルパネルに切欠き部を形成するとともに、該切欠き部に、外気導入口が形成された樹脂製ガーニッシュを設けたことを特徴とする請求項1記載の車両のカウル部構造。
【請求項3】
前記樹脂製カウルカバーの幅方向片側半分に前記外気導入口を形成する一方、該外気導入口が形成されていない他側の片側半分でワイパーモジュールを覆ったことを特徴とする請求項2記載の車両のカウル部構造。
【請求項4】
前記金属製カウルパネルに前記樹脂製カウルカバーへの固定部を設けたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の車両のカウル部構造。
【請求項5】
フェンダパネルを車体に対して支持するフェンダブラケットと前記金属製カウルパネルとの間に前記樹脂製カウルカバーを配置したことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の車両のカウル部構造。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2009−255791(P2009−255791A)
【公開日】平成21年11月5日(2009.11.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−108520(P2008−108520)
【出願日】平成20年4月18日(2008.4.18)
【出願人】(000002082)スズキ株式会社 (3,196)
【Fターム(参考)】