説明

車両周辺監視装置

【課題】装置全体を傾けることのできないほど狭い空間内に取り付けても、バンパ等に対する入射角の設定を最適にできるようにした装置を提供することである。
【解決手段】車両の外装内側に設けられて車両周辺に存在する物体を監視する車両周辺監視装置において、外装を透過させて周囲に向けて送信波を放射する送信アンテナと、周囲の物体からの反射波を受信する受信アンテナと、送信アンテナと外装との間に設けられた送信波反射鏡であって、送信アンテナからの送信波の外装の表面に対する入射角度を送信波の外装の表面での反射が少なくなるようにする送信波反射鏡とを備えたものである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明はレーダ装置を用いた車両周辺監視装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の車両周辺監視装置は、車両の外観を損なわないようにするため、例えば外部から見えないバンパの内側に取り付ける必要があった。しかしながら、バンパ内側の空間は非常に狭いものである。
【0003】
一方、車両周辺監視装置をバンパ内側に取り付ける際、送信波のバンパ表面での反射を少なくするために、バンパへの送信波入射角を考慮して設定する必要があった。また、車種の違いやバンパカバーの組み付け状態などにより、装置の取り付け角度を個別に調節する必要もあった。よって、バンパ内側で取り付けネジにより装置全体を傾けることによって入射角の設定及び調整を行っていた(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】特開2002−071788号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の車両周辺監視装置では、装置全体を傾けることによって取り付け角度の設定及び調節を行うため、バンパの内側の空間内で装置の両端がバンパ表面と車体表面に接触してしまい、最適な角度に設定できなくなる車種があることや、またバンパ内側の狭い空間内で装置を傾けると、工具等の入るスペースが少なくなり、取り付けに手間がかかるという理由で、最適な調整が困難であった。
【0006】
この発明は上記のような問題点を解決するためになされたもので、その目的は装置全体を傾けることのできないほど狭い空間内に取り付けても、バンパ等に対する入射角の設定を最適にできるようにした装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この発明の車両周辺監視装置は、車両の外装内側に設けられて車両周辺に存在する物体を監視するもので、外装を透過させて周囲に向けて送信波を放射する送信アンテナと、周囲の物体からの反射波を受信する受信アンテナと、送信アンテナと外装との間に設けられた送信波反射鏡であって、送信アンテナからの送信波の外装の表面に対する入射角度を送信波の外装の表面での反射が少なくなるようにする送信波反射鏡とを備えたものである。
【発明の効果】
【0008】
この車両周辺監視装置によれば、送信アンテナと外装との間に送信波反射鏡を設けてあるので、送信アンテナから送信される送信波の外装表面での反射が少なくなるようにすると共に、外装の内側の狭いスペースに車両周辺監視装置を外装表面に対して傾斜させずに取り付けることが可能である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
実施の形態1.
以下、図面を参照しながら、この発明の実施の形態1に係る車両周辺監視装置について説明する。
図1は車両周辺監視装置の構成を示す図であり、図2はバンパの内側に設けられた車両周辺監視装置の状態を示す概略図である。
【0010】
図1および図2に示す例においては、車両周辺監視装置はバンパの内側に設けられているが、車両周辺監視装置はバンパ以外にも、フェンダー、ドアミラーのカバー等、電波透過性の高い例えばプラスチック素材でできた車両の外装の内側に設けることもできる。図1および図2において、車両周辺監視装置100は、車両周辺監視部1と、送信波反射鏡14とを備えている。また、車両周辺監視部1は、バンパ2を透過させて車両周辺に放射される送信波3を送信する送信アンテナ4と、車両周辺に存在する物体で反射して車両側に戻ってくる反射波5を受信する受信アンテナ6と、送信アンテナ4に接続されて送信波3を送信する送信回路7および受信アンテナ6に接続されて反射波5を受信する受信回路8を有する高周波回路部9と、高周波回路部9に接続されて受信信号を処理する信号処理回路部10とを備えており、信号処理の結果は信号処理回路部10に接続された表示器11により運転者に表示される。ここで車両周辺監視装置100は車両のバンパ2の内側に設けられ、表示器11は車室内等に設けられている。
【0011】
図2において、車両周辺監視部1はバンパ2と車体12との間のバンパ2内側に設けられ、ボルト13でバンパ2に固定されている。ここで、送信アンテナ4とバンパ2との間の送信波3の電波伝播経路上でバンパ2から延びた支持部材21により、送信波反射鏡14が設けられている。送信波反射鏡14は導電性金属板でよいが、樹脂製の基板に導電性膜を形成したものでも良い。この例では、送信波反射鏡14はバンパ2から延びた支持部材21に取り付けられているが、車両周辺監視部1のハウジングに支持部材21を設けて反射鏡を取り付けてもよい。なお、送信波反射鏡14は取り付け後や事故時においてもネジ等により角度が調節できるように調節部22が設けられている。
【0012】
図1または図2において、高周波回路部9内の送信回路7で発生した送信波3は送信アンテナ4より放射され、送信波反射鏡14で方向を変えられた後にバンパ2に入射し、バンパ2を透過して車両周辺に放射される。車両周辺の物体等で反射して各方向から車両側に戻ってくる反射波5はバンパ2の外側から入射し、バンパ2を透過して受信アンテナ6で受信される。反射波5は高周波回路部9内の受信回路8に入力され、入力された反射波5は高周波回路部9で低周波に変換された後に信号処理回路部10に入力される。信号処理回路部10では、障害物までの距離と相対速度が計算され、衝突の危険性があると判断された時には、接続された表示器11に危険を知らせる表示がされドライバーに注意を促すようになっている。
【0013】
このように、送信アンテナ4とバンパ2との間に設けた送信波反射鏡14を用いることで、送信アンテナ4から送信される送信波3のバンパ2に対する入射角度を送信波3の外装の表面での反射が少なくなるように設定することが可能となる。また、車両周辺監視部1の送信アンテナ4において複雑なビーム成形をする必要もなく、バンパ2内側の狭いスペースに車両周辺監視部1を外装表面に対して傾斜させずに取り付けることが可能である。
【0014】
図3はバンパ2に一般的に使用されるポリプロピレンの水平偏波入射に対する反射量の測定結果を、様々な厚さのポリプロピレンについて示すグラフである。横軸にポリプロピレンに対する電波の入射角θ[deg]、縦軸にポリプロピレンからの反射量R[dB]が示されている。
【0015】
図3より、ポリプロピレンの厚さd[mm]がいくらであっても、入射角θが約56度のところで反射量Rが全体的に小さな値となっている。この角度はブリュースター角と呼ばれ、ポリプロピレンのような誘電材料においては、水平偏波入射に対して電磁波がほぼ完全に透過する角度が存在する。
【0016】
ここで図2において、送信波3のメインビームのバンパ2に対する入射角θがブリュースター角である56度近傍となる位置に送信波反射鏡14を設ける。反射鏡の角度は反射鏡取り付けの際に設定するか、反射鏡取り付け後に調節部22のネジを締め付けることによりブリュースター角近傍になるよう調節する。
【0017】
図2において、送信アンテナ4から送信された送信波3は、送信波反射鏡14で反射してバンパ2に入射する。ここで入射角θはブリュースター角であるので、送信波3のメインビームはバンパ2表面でほとんど反射することなく、ほぼすべての送信波3のメインビームがバンパ2を透過して車両周辺に放射される。
【0018】
このように、送信波3のメインビームがブリュースター角近傍でバンパ2に入射するように送信波反射鏡14を設けることにより、送信波3がバンパ2を透過する量が最も多くなり、入射効率を最大にすることができる。したがって物体で反射した反射波5も多く受信されるため、より高い精度で車両の周辺を監視することができる。
【0019】
実施の形態2.
図4はこの発明の実施の形態2における、バンパ2の内側に設けられて特定の方向を監視する際の車両周辺監視装置100の状態を示す概略図である。図4において、バンパ2の外側からバンパ2に入射した反射波5に対して受信アンテナ6とバンパ2との間の電波伝播経路上に送信波3に対する送信波反射鏡14と同じ角度で反射波反射鏡15が設けられている。その他の構成は実施の形態1と同様である。
【0020】
図4において、バンパ2にブリュースター角で入射した送信波3のメインビームは、車両周辺の物体等で反射して反射波5のメインビームとして同じ方向、即ちバンパ2の外表面に対してブリュースター角で車両側に戻って来て、効率よくバンパ2に入射する。バンパ2に入射した反射波5のメインビームはバンパ2を透過した後、ブリュースター角でバンパに入射した反射波5を、受信アンテナ6に垂直に入射させる角度に設けられた反射波反射鏡15によって方向を変えられて受信アンテナ6に垂直に入射する。
【0021】
このように、反射波5のメインビームに対して反射波反射鏡15を受信アンテナ6とバンパ2との間に設けることで、例えばバンパ2への透過の良い角度の反射波を受信させる等により、特定方向の反射波5を集中的に受信アンテナ6に入射させることができ、特定の方向を重点的に監視することができる。
【0022】
バンパ2の形状によりバンパ2の内側面と外側面が平行でない場合、反射波5のメインビームはブリュースター角でバンパ2に入射しないために、バンパ2の外側面で反射が起こるが、バンパ2の外側面で反射する反射波は受信アンテナ6で受信されないため、車両周辺監視装置100に悪影響を及ぼさない。
【0023】
実施の形態3.
図5はこの発明の実施の形態3におけるバンパ2の内側に設けられた車両周辺監視部1および送信波反射鏡14とバンパ2の状態を示す図である。図5において、送信波反射鏡14はバンパ2に設けられた一体成形面16にメッキされた導電性膜からなっており、バンパ2と一体化している。その他の構成は実施の形態2と同様である。なお、図5においてバンパ2に送信波反射鏡14を一体的に成形したが、車両周辺監視部1に送信波反射鏡14を一体的に形成してもよい。
【0024】
このように、送信波反射鏡14をバンパ2または車両周辺監視部1と一体化することにより、部品点数が減って装置を小型化でき、コストダウンを図ることができる。また、送信波反射鏡14の設定を容易かつ正確なものにすることができる。
【0025】
また、バンパ2に送信波反射鏡14を一体成形することにより、送信波反射鏡14の角度は各車種の取り付け位置毎に、送信波3のメインビームがバンパ2にブリュースター角で入射するようにバンパ2側で設計されていればよい。そのため車両周辺監視部1の取り付け位置によって送受信アンテナの方向をカスタマイズする必要がないため、同じ機能の車両周辺監視部1を大量に生産でき、汎用性を高めることができる。
【0026】
なお、バンパ2または車両周辺監視部1に固着された導電性膜はメッキに限らず、蒸着等他の方法を用いて固着されても良い。
【0027】
実施の形態4.
以下、図面を参照しながら、この発明の実施の形態4に係る車両周辺監視装置について説明する。
図6はバンパ2に使用されるポリプロピレンの垂直偏波入射に対する反射量の測定結果を示す図であり、横軸にポリプロピレンに対する電波の入射角θ[deg]、縦軸にポリプロピレンからの反射量R[dB]を示した図である。
【0028】
図6より、どの厚さd[mm]のポリプロピレンに対しても垂直偏波に対して電磁波が完全に透過する入射角は存在せず、実施の形態1で示したようなブリュースター角は存在せず、垂直偏波は透過効率が良くないことが判る。このことと図3に示す水平偏波に対してブリュースター角が存在することとを考慮すると、電磁波の垂直偏波成分を水平偏波成分に変換すればポリプロピレンに電磁波を効率良く透過させることができることが判る。
【0029】
図7および図8は送信波3の偏波を変換する偏波変換部17を備えた反射鏡ユニット18を示す図である。図7の反射鏡ユニット18は、板状の誘電体23と、誘電体23の一方の面に設けられた板状の導電体24と、誘電体23の他方の面に設けられた複数の平行に離間した帯状の導電体25とを備えている。板状の導電体24が電磁波の反射鏡であり、反射鏡である導電体24上に設けられた誘電体23と帯状の導電体25とが電磁波を水平偏波変換する偏波変換部17を構成している。図8の反射鏡ユニット18は、一方の面が平坦で他方の面にコルゲート溝26を持つ板状の誘電体23と、誘電体23の平坦面に設けられた板状の導電体24とを備えている。板状の導電体24が電磁波の反射鏡であり、反射鏡上に設けられてコルゲート溝26を持つ誘電体23が電磁波を水平偏波変換する偏波変換部17を構成している。これらの反射鏡ユニット18は、これまで説明してきた実施の形態の送信波反射鏡14あるいは反射波反射鏡15に置き換えて使用できるものである。例えば図2の実施の形態の場合には送信波反射鏡14をそのまま図7あるいは図8に示す反射鏡ユニット18で置き換えることができる。なお、送信波反射鏡14あるいは反射波反射鏡15に図7あるいは図8の偏波変換部17を取り付けても反射鏡ユニット18と同様の構成となる。例えば、図5の実施の形態の場合には一体成形面16上に蒸着された導電性膜に図7あるいは図8の偏波変換部17を取り付けることができる。このような反射鏡ユニット18を用いた場合には、偏波変換部17が、送信アンテナ4とバンパ2との間で反射鏡に設けられて、送信アンテナから放射された送信波を水平偏波させてバンパ2に入射させることになる。
【0030】
図9は、偏波変換部17を備えた反射鏡ユニット18をバンパ2に取り付けた車両周辺監視装置100を示す図である。図2に示した送信波3に対する送信波反射鏡14の代わりに図7あるいは図8に示す偏波変換部17を備えた反射鏡ユニット18がバンパ2に取り付けられている。ここで、送信アンテナ4は水平偏波を送信するように設計されており、反射鏡ユニット18は帯状の導電体25およびコルゲート溝26が鉛直方向を向くように取り付けられている。その他の構成は実施の形態1と同様である。
【0031】
図9において、送信アンテナ4は水平偏波を送信するように設計されているが、車両周辺監視部1の取り付け具合により、送信波3は多少の垂直偏波成分を含んでいる。
送信波3は、偏波変換部17を備えた反射鏡ユニット18で反射してバンパ2に入射する。このとき図7において、偏波変換部17の帯状の導電体25で反射する送信波3と板状の導電体24で反射する送信波3では経路差が生じ、よって位相差が生じる。ここで、反射鏡ユニット18を送信波3の垂直偏波成分に応じて傾きを調整することにより、送信波3を水平偏波に変換することができる。また図8において、偏波変換部17の誘電体23のコルゲート溝26の凹部を透過して板状の導電体24で反射する送信波3と凸部を透過して板状の導電体24で反射する送信波3とでは経路差が生じ、よって位相差が生じる。ここで、同様に反射鏡ユニット18を送信波3の垂直偏波成分に応じて傾きを調整することにより、送信波3を水平偏波に変換することができる。よって送信波3の偏波は水平偏波に変換されてバンパ2に入射する。
【0032】
このように、偏波を水平偏波に変換してバンパ2に入射させることにより、送信波3のメインビームをブリュースター角でバンパ2に入射させることができ、反射する波が少なく、よって送信波3がバンパ2内を透過する量が最も多くなり、入射効率を最大にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】この発明の実施の形態1である車両周辺監視装置の構成を示す図である。
【図2】この発明の実施の形態1であるバンパに設けられた車両周辺監視装置の状態を示す図である。
【図3】この発明の実施の形態1であるバンパに用いられるポリプロピレンの水平偏波入力に対する反射量の測定結果を示す図である。
【図4】この発明の実施の形態2であるバンパに設けられて特定の方向を監視する際の車両周辺監視装置の状態を示す概略図である。
【図5】この発明の実施の形態3である車両周辺監視装置と反射鏡とバンパの形態を示す図である。
【図6】この発明の実施の形態4であるバンパに用いられるポリプロピレンの垂直偏波入力に対する反射量の測定結果を示す図である。
【図7】この発明の実施の形態4である送信波の偏波を変換する偏波変換部を示す図である。
【図8】この発明の実施の形態4である送信波の偏波を変換する別の偏波変換部を示す図である。
【図9】この発明の実施の形態4であるバンパに設けられて、かつ偏波変換部を備えた車両周辺監視装置の状態を示す図である。
【符号の説明】
【0034】
1 車両周辺監視部、2 バンパ、3 送信波、4 送信アンテナ、5 反射波、6 受信アンテナ、14 送信波反射鏡、15 反射波反射鏡、17 偏波変換部、100 車両周辺監視装置。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両の外装内側に設けられて車両周辺に存在する物体を監視する車両周辺監視装置において、
前記外装を透過させて周囲に向けて送信波を放射する送信アンテナと、
周囲の物体からの反射波を受信する受信アンテナと、
前記送信アンテナと前記外装との間に設けられた送信波反射鏡であって、前記送信アンテナからの前記送信波の前記外装の表面に対する入射角度を前記送信波の前記外装の表面での反射が少なくなるようにする送信波反射鏡と
を備えたことを特徴とする車両周辺監視装置。
【請求項2】
前記送信波反射鏡が、前記外装の前記表面に対する前記送信波の入射角度がブリュースター角近傍となる角度で配置されていることを特徴とする請求項1に記載の車両周辺監視装置。
【請求項3】
前記送信波反射鏡が、角度調整可能に設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両周辺監視装置。
【請求項4】
前記反射波反射鏡が導電性膜で構成されており、前記車両周辺監視装置および前記外装のいずれかに設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の車両周辺監視装置。
【請求項5】
前記受信アンテナと前記外装との間に設けられた反射波反射鏡であって、前記受信アンテナが受信する前記反射波の方向を特定する反射波反射鏡を備えたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の車両周辺監視装置。
【請求項6】
前記反射波反射鏡は、前記外装の前記表面に対してブリュースター角近傍の角度で配置されていることを特徴とする請求項5に記載の車両周辺監視装置。
【請求項7】
前記反射波反射鏡が、角度調整可能に設けられていることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の車両周辺監視装置。
【請求項8】
前記反射波反射鏡が導電性膜で構成されており、前記車両周辺監視装置および前記外装のいずれかに設けられていることを特徴とする請求項5から請求項7のいずれか1項に記載の車両周辺監視装置。
【請求項9】
前記送信アンテナと前記外装との間に設けられ、前記送信アンテナから放射された前記送信波を、水平偏波させて前記外装に入射させる前記反射鏡に設けられた偏波変換手段を備えたことを特徴とする請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載の車両周辺監視装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2006−38769(P2006−38769A)
【公開日】平成18年2月9日(2006.2.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−222397(P2004−222397)
【出願日】平成16年7月29日(2004.7.29)
【出願人】(000006013)三菱電機株式会社 (33,312)
【Fターム(参考)】