説明

車両用熱交換器

【課題】ファン駆動用モータの冷却効率が高い車両用熱交換器を提供する。
【解決手段】所定の間隔をおいて車幅方向に対向配置された一対のサイドタンクと、これら一対のサイドタンクの間に配置されたセンタータンク21と、前記サイドタンクおよびセンタータンク21同士を連結し、互いに略平行に配列された複数のチューブとを備えたラジエータであって、前記センタータンク21における後面37に、モータ用筐体67を介して送風ファンを回転させる駆動モータ39を取り付けることにより、前記センタータンク21内に流入した冷却水Wで駆動モータ39を冷却する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両等のエンジン冷却系統に用いられる車両用熱交換器に関する。
【背景技術】
【0002】
自動車等の車両には、エンジンの冷却系統が設けられており、該冷却系統においては、エンジン内で燃料が燃焼して発生した熱エネルギーが冷却水に伝達され、この冷却水が熱交換器に送られて冷却されたのち、エンジンに送給される。
【0003】
前記熱交換器の一例であるラジエータは、通常、車両のエンジンルーム内に配設されており、冷却媒体である冷却水を上方から下方に流すダウンフロー方式と、冷却水を横方向に流すサイドフロー方式が採用されている。前記ダウンフロー方式のラジエータには、上下に離間して配置されたアッパータンクおよびロアタンクと、これらのタンク同士を連通して互いに略平行に配列されたチューブと、互いに隣接するチューブ間に接合されたフィンとを備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
この特許文献1に記載されたラジエータにおいては、ラジエータコアの車幅方向中央の上部に空間部が設けられ、該空間部内に、送風ファンを回転させる駆動モータが配置されている。この駆動モータに冷却風を当てることによって、駆動モータを冷却するようにしている。
【0005】
【特許文献1】実開昭62−28028号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、前記背景技術に示された熱交換器では、駆動モータを空冷によって冷却するため、水冷に比較すると、冷却効率を高めることが困難であった。この冷却効率の低下によって駆動モータの出力が低下するため、駆動モータを大型化する必要があった。
【0007】
そこで、本発明は、前記の事情に鑑みてなされたもので、ファン駆動用モータの冷却効率が高い車両用熱交換器を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記目的を達成するために、本発明にあっては、所定の間隔をおいて車幅方向に対向配置された一対のサイドタンクと、これら一対のサイドタンクの間に配置されたセンタータンクと、前記サイドタンクおよびセンタータンク同士を連結し、互いに略平行に配列された複数のチューブとを備え、前記センタータンクのうち、通風方向に対して上流側となる前面と該前面の下流側に配置された後面との少なくともいずれかに、送風ファンを回転させる駆動モータを設けることにより、前記センタータンク内を流通する冷却媒体で駆動モータを冷却するように構成したことを最も主要な特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、駆動モータを冷却媒体で冷却することができるため、駆動モータの冷却効率が向上し、駆動モータの出力が向上する。また、この出力向上に伴って、駆動モータを小型化することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0011】
[第1実施形態]
図1〜図6は、本発明の第1実施形態による熱交換器の一例であるラジエータ1を示している。これらのうち、図1は本発明の第1実施形態によるラジエータを配設した車体前部の斜視図、図2は図1のラジエータを車両後方から見た概略図、図3は図2の要部を拡大した斜視図である。なお、図2は、送風ファンを外した状態を示している。
【0012】
図1に示すように、車体前部2には、エンジンルーム5が配設されており、該エンジンルーム5の下部の左右両側には、サイドメンバ7,7が車両前後方向に沿って延設されている。また、エンジンルーム5の前端には、ラジエータサポートメンバ9が配設されている。このラジエータサポートメンバ9は、上側のラジエータサポートアッパ11と、下側のラジエータサポートロア13と、これらのラジエータサポートアッパ11およびラジエータサポートロア13を連結する縦フレーム15,15および連結フレーム17とから構成されている。そして、前記ラジエータサポートメンバ9に、熱交換器であるラジエータ1が取り付けられている。
【0013】
図2,図3に示すように、本実施形態によるラジエータ1は、車幅方向に所定の間隔をおいて離間されて、かつ上下方向に沿って延設された一対のサイドタンク19,19と、これらのサイドタンク19,19の中間に配置され、上下方向に沿って延設されたセンタータンク21と、これらのサイドタンク19,19およびセンタータンク21同士を連結する複数のチューブ23と、上下に隣接するチューブ同士23,23に接合されたコルゲートフィン25とを備えている。
【0014】
図2に示すように、前記サイドタンク19は、車幅方向内側が平面状に形成され、車幅方向外側が断面略U字状に湾曲している。また、サイドタンク19内には、上下方向の中央部分に仕切板27,27が設けられ、該仕切板27を介してサイドタンク19内は上側タンク部29と下側タンク部31とに画成されている。
【0015】
また、図2,3に示すように、センタータンク21は、断面略矩形状に形成されており、上端および下端に、円筒状の流入口33および流出口35が形成され、通風方向に対して下流側となる後面37の上下方向中央部(長手方向の略中央位置)に、図外の送風ファンを回転駆動する駆動モータ39が取り付けられている。そして、センタータンク21内には、上側と下側にそれぞれ仕切板41,43が設けられており、該仕切板41,43によってセンタータンク21内は、上側タンク部45、中央側タンク部47および下側タンク部49に画成されている。前記仕切板41は、センタータンクの長手方向の略中央位置の上方内部に配設され、前記流入口33から導入された冷却媒体を仕切板41によってサイドタンク19に導くように構成されている。なお、図3に示すように、センタータンク21の左右の側面51には、嵌合孔が穿設されており、該嵌合孔に中空状のチューブ23の端部を嵌合してロウ付けすることによって、チューブ23内がセンタータンク21内に連通している。なお、上下に隣接するチューブ23,23には、コルゲートフィン25がロウ付けされている。該コルゲートフィン25は、車幅方向に沿って上下に起伏する形状に形成されており、材質は、センタータンク21と同じアルミニウム合金からなる。
【0016】
図3に示すように、センタータンク21は、前後に2分割されたアルミニウム合金製の分割体を互いに接合することによって得られる。具体的には、センタータンク21は、通風方向に対して上流側となる車両前側に配置された前側分割体53と、通風方向に対して下流側となる車両後側に配置された後側分割体55との周縁部同士を接合したものである。また、センタータンク21のうち、車幅方向外側に配置された面を側面51とし、左右の側面51の前端同士を連結する面を前面57とし、側面51の後端同士を連結する面を後面37としている。
【0017】
図4は図2の駆動モータ取付部を拡大した斜視図、図5は図4のA−A線による断面図である。
【0018】
センタータンク21における後面37の上下方向中央部には、図4に示す駆動モータ取付部59が設けられている。この駆動モータ取付部59は、後面37に形成した取付孔61の周縁部から車両後方に突出する円環状の突起部63と、該突起部63の頂部に埋設されたナット部65とから構成されている。
【0019】
また、図外の送風ファンを回転させる駆動モータ39は、図5に示すように、熱伝導性の高いアルミニウム合金等の金属から形成されたモータ用筐体67を介して前記駆動モータ取付部59に取り付けられている。
【0020】
前記送風ファンは、シングルファンであり、ラジエータ1全体の略中央部に配置する。従って、本実施形態では、駆動モータ取付部59および駆動モータ39を、センタータンク21の上下方向略中央部に配置している。
【0021】
前記モータ用筐体67は、図5に示すように、底部を有する略円筒状に形成されている。具体的には、前記モータ用筐体67は、外周方向に延びる円環状の外周フランジ部69と、該外周フランジ部69の内周端から車両前方に突出する筒状ガイド部73と、外周フランジ部69の内周端から車両後方に突出する環状フランジ部71と、環状フランジ部71の底部に形成された円盤状底部75と、から一体に形成されている。前記環状フランジ部71と円盤状底部75とによって、駆動モータ39を収容して保持する取付用凹部77が車両後方側に形成されている。前記外周フランジ部69には、ボルト孔が貫通して形成され、センタータンク21の駆動モータ取付部59に埋設したナット部65と、ボルト孔とを対応させて配置した状態で、ボルト孔にボルト79を挿入して駆動モータ取付部59のナット部65に螺合させることにより、モータ用筐体67をシール体81を介してセンタータンク21の駆動モータ取付部59に結合することができる。また、モータ用筐体67の筒状ガイド部73の外径寸法は、センタータンク21の駆動モータ取付部59の取付孔61の内径寸法よりも僅かに小さく形成されているため、モータ用筐体67の筒状ガイド部73と、センタータンク21の取付孔61との間には隙間がほとんど形成されずに、高いシール性を保つことができる。
【0022】
そして、シングルファンである送風ファンを回転させる駆動モータ39は、モータ用筐体67の取付用凹部77に保持されている。駆動モータ39の出力軸83に、図外の送風ファンを取り付けることにより、駆動モータ39によって送風ファンを回転させることができる。
【0023】
前記ラジエータ1内における冷却水の流れを図6を用いて簡単に説明する。
【0024】
まず、センタータンク21の上端に設けた流入口33から、センタータンク21内の上側タンク部45に冷却水Wが流入すると、該冷却水Wは、チューブを介して左右方向に流れてサイドタンク19の上側タンク部29に至る。これらの上側タンク部29,29から車幅方向内側に向けて流れ、センタータンク21の中央側タンク部47内に流れ込み、該中央側タンク部47内を下方に向けて流れる。
【0025】
ここで、図5の矢印に示したように、中央側タンク部47内を流れる冷却水Wによって、モータ用筐体67を介して駆動モータ39が冷却される。
【0026】
次に、冷却水Wは、中央側タンク部47の下側から再度、チューブを介してサイドタンク19,19の下側タンク部31,31に流れたのち、チューブを介してセンタータンク21の下側タンク部49に流れ込み、流出口35から排出される。
【0027】
以下に、第1実施形態による作用効果を説明する。
【0028】
前記センタータンク21の後面37に取付孔61を形成すると共に、前記駆動モータ39が組み付けられたモータ用筐体67を、前記取付孔61を封鎖した状態でセンタータンク21に取り付けている。このため、駆動モータ39をモータ用筐体67を介して確実にセンタータンク21に取り付けることができる。
【0029】
なお、モータ用筐体67を取り付ける取付孔61は、前面57および後面37の少なくともいずれかに設けることができる。
【0030】
前記モータ用筐体67は、センタータンク側に突設されてセンタータンク21の取付孔61に嵌合可能な筒状ガイド部73と、センタータンク21から離反する側に形成され、駆動モータ39を保持する取付用凹部77とを備えている。
【0031】
このため、筒状ガイド部73をセンタータンク21の取付孔61に嵌合させれば良いため、モータ用筐体67をセンタータンク21に取り付ける際の取付作業性を向上させることができる。また、モータ用筐体67とセンタータンク21の取付孔61とのシール性を向上させることができる。さらに、取付用凹部77に駆動モータ39を収納させれば良いため、駆動モータ39の取付作業性も向上する。
【0032】
前記駆動モータ39は、センタータンク21の後面37に設けられているため、車両走行に伴ってセンタータンク21の前面57に走行風が当たる場合に、駆動モータ39に取り付けられる送風ファンによって、前記走行風が阻害されない。
【0033】
前記センタータンク21をアルミニウム合金(金属)から形成している。金属は、例えば樹脂よりも熱伝導性が高いため、センタータンク21自体の温度上昇を抑制することができる。従って、駆動モータ39を更に効率的に冷却することができる。
【0034】
前記センタータンク21を、チューブ23に連結される一対の側面51,51と、これらの側面51,51の前端同士を連結する前面57と、側面51,51の後端同士を連結する後面37と、から構成し、前記チューブ23と側面51をアルミニウム合金製(金属製)とし、前面57および後面37を樹脂製としている。
【0035】
このように、側面51およびチューブ23を同質のアルミニウム合金製にすることによって、チューブ23と側面51との接合性が高まる。また、側面51を熱伝導性の高いアルミニウム合金製にすることで、センタータンク21の冷却効率を向上させる一方、前面57と後面37を樹脂製にすることで、センタータンク21の重量を小さく設定することができる。
【0036】
なお、前記駆動モータ39は、前記センタータンク21の長手方向の略中央位置に配置され、前記センタータンク21の略中央位置の上方内部に冷却水wを前記サイドタンク19に導く仕切板41を設け、更にセンタータンク21の上端には冷却水wの流入口33を設け、前記冷却水wは、前記流入口33から流入し、前記仕切板41にてサイドタンク19に流れ、その後センタータンク21の中央に集まるように構成している。
【0037】
通常、流入口33から流入した直後の冷却水wは、まだ十分に冷却されていないため、流入直後の冷却水wによって駆動モータ39を冷却するよりも、サイドタンク19に送ってからセンタータンク21に集まってきた、十分に冷却された冷却水wによって駆動モータ39を冷却する方が冷却効率が高くなる。
【0038】
[第2実施形態]
次いで、本発明の第2実施形態によるラジエータ3について説明する。ただし、前述した第1実施形態と同一構造の部位には、同一符号を付けて説明を省略する。
【0039】
図7は本発明の第2実施形態によるラジエータの要部を拡大した斜視図、図8は図7のセンタータンクを分解した斜視図である。
【0040】
本実施形態におけるセンタータンク90は、図7及び図8に示すように、合成樹脂製の本体部91とアルミニウム合金製の連結部93,95とに分割されている。
【0041】
本体部91は、車両前側に配置される前面97と、該前面97に対向して車両後側に配置される後面99と、センタータンク90の上端部および下端部に形成された流入口及び流出口101とから一体に形成されている。
【0042】
また、連結部93,95は、センタータンク90の左右両側に配置され、複数のチューブ23の端部が嵌合孔に挿入および接合される断面略コ字状のアルミニウム製板材である。連結部93,95は、左右両側に配置された側面103,105と、該側面103,105の前端を屈曲させて前面97に沿って延設した前側延設部107,109と、側面103,105の後端を屈曲させて後面に沿って延設した後側延設部111,113とを一体に形成したものである。これによって、前側延設部107,109は、センタータンク90の前面の一部を構成している。
【0043】
前記連結部93,95と本体部91とは、種々の方法によって接合することができる。例えば、本体部91の周縁部91a(図8の斜線部参照)に接着剤を塗布したのち、連結部93,95を本体部91の周縁部91aに嵌合させれば、接着剤が硬化することにより、連結部93,95を本体部91に隙間がない状態で接合することができる。また、本体部91を成形する際に、本体部91の周縁部に薄いアルミニウム合金板をインサート成形し、連結部93,95を本体部91の周縁部に嵌合したのち、前記アルミニウム合金板と連結部93,95の周縁部とを溶接することにより、連結部93,95を本体部91に接合しても良い。
【0044】
以下に、第2実施形態による作用効果を説明する。
【0045】
前記側面103,105の前端を屈曲させて前面に沿って延びる、側面103,105と一体化した前側延設部107,109を設け、該前側延設部107,109によって、センタータンク90の前面の少なくとも一部を構成している。センタータンク90の側面103,105と前側延設部107,109は、金属であるアルミニウム合金からなり、かつ、センタータンク90の前面の少なくとも一部を前側延設部107,109によって構成するため、センタータンク90の前側延設部107,109に風が当たると、ラジエータ3の冷却効率が更に向上する。
【図面の簡単な説明】
【0046】
【図1】本発明の第1実施形態によるラジエータを配設した車体前部の斜視図である。
【図2】図1のラジエータを車両後方から見た概略図であり、ファンを外した状態を示している。
【図3】図2の要部を拡大した斜視図である。
【図4】図2の駆動モータ取付部を拡大した斜視図である。
【図5】図4のA−A線による断面図である。
【図6】本発明の第1実施形態によるラジエータ内の冷却水の流れを概略的に示す斜視図である。
【図7】本発明の第2実施形態によるラジエータの要部を拡大した斜視図である。
【図8】図7のセンタータンクを分解した斜視図である。
【符号の説明】
【0047】
1,3…ラジエータ(熱交換器)
19…サイドタンク
21,90…センタータンク
23…チューブ
37,99…後面
39…駆動モータ
51,103,105…側面
57,97…前面
67…モータ用筐体
73…筒状ガイド部
77…取付用凹部
107,109…前側延設部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
所定の間隔をおいて車両幅方向に対向配置された一対のサイドタンクと、これら一対のサイドタンクの間に配置されたセンタータンクと、互いに略平行に配列され、前記サイドタンクおよびセンタータンク同士を連結する複数のチューブとを備え、
前記センタータンクのうち、通風方向に対して上流側に配置された前面と下流側に配置された後面との少なくともいずれかに、送風ファンを回転させる駆動モータを設けることにより、
前記センタータンク内を流通する冷却媒体で駆動モータを冷却するように構成したことを特徴とする車両用熱交換器。
【請求項2】
前記駆動モータは、前記センタータンクの長手方向の略中央位置に配置され、前記センタータンクの略中央位置の上方内部に前記冷却媒体を前記サイドタンクに導く仕切板を設け、更にセンタータンクの上端には冷却媒体の流入口を設け、前記冷却媒体は、前記流入口から流入し、前記仕切板にてサイドタンクに流れ、その後センタータンクの中央に集まるように構成したことを特徴とする請求項1に記載の車両用熱交換器。
【請求項3】
前記センタータンクの前面および後面の少なくともいずれかに取付孔を形成すると共に、前記駆動モータが組み付けられたモータ用筐体を、前記取付孔を封鎖した状態でセンタータンクに取り付けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用熱交換器。
【請求項4】
前記モータ用筐体は、センタータンク側に突設されてセンタータンクの取付孔に嵌合可能な筒状ガイド部と、センタータンクから離反する側に形成され、駆動モータを保持する取付用凹部とを備えたことを特徴とする請求項3に記載の車両用熱交換器。
【請求項5】
前記駆動モータは、センタータンクの後面に設けられたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の車両用熱交換器。
【請求項6】
前記センタータンクを金属から形成したことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の車両用熱交換器。
【請求項7】
前記センタータンクを、チューブに連結される一対の側面と、これらの側面の前端同士を連結する前面と、側面の後端同士を連結する後面と、から構成し、前記チューブと側面を金属製とし、前面および後面を樹脂製としたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の車両用熱交換器。
【請求項8】
前記側面の前端を屈曲させて前面に沿って延びる、側面と一体化した前側延設部を設け、該前側延設部によって、センタータンクの前面の少なくとも一部を構成したことを特徴とする請求項7に記載の車両用熱交換器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2009−192172(P2009−192172A)
【公開日】平成21年8月27日(2009.8.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−34779(P2008−34779)
【出願日】平成20年2月15日(2008.2.15)
【出願人】(000003997)日産自動車株式会社 (16,386)
【Fターム(参考)】