説明

車載用プラグ端子箱

【課題】蓋のある車載用プラグ端子箱において、簡便な構造で接続端子の挿入性の向上を図るとともに蓋の開閉操作感の向上を図る。
【解決手段】第1の当たり面22と第2の当たり面23とを備える突起21と、ストッパ41と、第1の押し付け面32と第2の押し付け面33とを備え、第1の押し付け面32からフランジ14までの軸15周りの角度が第1の当たり面22から蓋16のフランジ14に接する面までの間の軸15周りの角度よりも大きく、第2の押し付け面33からハウジング11の一面までの軸15周りの角度が第2の当たり面23からストッパ41のハウジング14の一面に接する面までの軸15周りの角度よりも小さい、弾性体のアーム31と、を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車載用プラグ端子箱の構造に関する。
【背景技術】
【0002】
電子機器には、他の電子機器との信号送受を行う信号線を接続するために接続プラグが差し込まれるプラグ端子が設けられている。プラグ端子には接続プラグの突起が差し込まれる端子穴が設けられ、この端子穴に差し込まれた接続プラグの突起は、当該端子穴を介して信号処理基板と電気的に接続され、各種信号の入出力が可能となる。
【0003】
この端子穴は、接続プラグの突起が差し込まれている場合には問題ないが、接続端子の突起が差し込まれていないときには、端子穴が外部に完全に露出することになる。この場合、外部に露出した端子穴の内部に粉塵等が侵入してしまい、電気的接続の不良などを招く恐れがある。
【0004】
そこで、端子の接続を行わない場合にこの端子穴を覆う蓋が提案されている。例えば、特許文献1にはテレビ受像機のフロントパネルに設けられたピンジャックを覆う蓋が記載されている。フロントパネルのピンジャックの取付けられる部分は段差加工され、蓋はこの段差部を覆うように構成されている。蓋は平板であって、長手方向の一側縁に厚みを薄くすることによって形成した弾性ヒンジ部を介してフロントパネルに回転自在に取付けられている。そして、蓋がフロントパネルのピンジャックを覆うように閉じられる際には、蓋に設けられたロック爪がフロントパネルに設けられたロック爪係止穴に嵌まり込んで弾性ヒンジ部の変形抵抗による蓋の開方向への反発力に打ち勝って蓋が閉止状態を保つように構成されている。
【0005】
【特許文献1】特開平5−152035号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、近年の車両はVTR等の電子機器を搭載しており、これらの電子機器と外部の電子機器とを信号線で接続するためのプラグ端子が設けられている。VTR等の電子機器はオーディオ信号とビデオ信号の複数の信号線を接続することが必要となることから、複数のプラグ端子が取付けられたプラグ端子箱が車室内のセンターコンソールなどに組み込まれている場合が多い。このようなプラグ端子箱もプラグ端子の穴に異物が入り込まないようにプラグ端子を覆う蓋が取付けられているが、狭い車室内でこの蓋を開けて接続プラグをプラグ端子に挿入する際にはより良好な挿入性、操作性が求められている。また、蓋の開閉操作において、蓋が見えない状態でも蓋の開閉状態が認識できる様に蓋の開閉の際の節度感など、開閉操作感の向上が求められている。
【0007】
しかし、特許文献1に記載された従来技術の蓋は、蓋の表面にロック爪が突出した構造となっていることから、蓋を開けてピンジャックに接続端子を差し込む際に、ロック爪が邪魔になって接続端子の挿入性が悪くなってしまうという問題があった。また、特許文献1に記載された従来技術の蓋は、弾性ヒンジによって回転自在に取付けられているので、接続端子を挿入する際に蓋の開角度を大きくしたい場合には蓋を手で保持する必要があるので差込の操作性が悪く、蓋の開閉状態による節度感が無く操作感も劣るという問題があった。更に、ロック爪が設けられているため、蓋を開けた際の意匠性が悪く、蓋の金型の製造コストが高くなってしまうという問題があった。このため、特許文献1に記載された従来技術の蓋を車載用のプラグ端子箱の蓋に適用しても上記のような要請にこたえることは困難であった。
【0008】
本発明は、蓋のある車載用プラグ端子箱において、簡便な構造で接続端子の挿入性の向上を図るとともに蓋の開閉操作感の向上を図ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の車載用プラグ端子箱は、プラグ端子が取付けられるハウジングと、ハウジングに設けられる接続プラグ差込用の開口と、開口の周縁に設けられたフランジと、フランジに設けられた軸の周りに回転自在に取付けられ、フランジに接して開口を閉じる蓋と、を備える車載用プラグ端子箱であって、蓋の開方向回転側の第1の当たり面と蓋の閉方向回転側の第2の当たり面とを備え、蓋から軸の半径方向に向かって突出する突起と、蓋に設けられ、蓋の開方向回転側の面がハウジングの一面に接し、蓋の開方向回転側の面とハウジングの一面との間の軸周りの角度が蓋のフランジからの開き角度であるストッパと、ハウジングに設けられ、突起の第1の当たり面に接する第1の押し付け面と、突起の第2の当たり面に接する第2の押し付け面とを備え、蓋の開方向に向かう第1の押し付け面からフランジ面までの軸周りの角度が蓋の開方向に向かう突起の第1の当たり面から蓋のフランジに接する面までの間の軸周りの角度よりも大きく、蓋の開方向に向かう第2の押し付け面からハウジングの一面までの軸周りの角度が蓋の開方向に向かう突起の第2の当たり面からストッパのハウジングの一面に接する面までの軸周りの角度よりも小さい、弾性体のアームと、を有することを特徴とする。
【0010】
本発明の車載用プラグ端子箱において、フランジは平板形状であり、アームはフランジと一体に設けられ、フランジの一端面から軸の半径方向に向かって延びる切り欠きで仕切られていること、としても好適である。
【発明の効果】
【0011】
本発明は、蓋のある車載用プラグ端子箱において、簡便な構造で接続端子の挿入性の向上を図るとともに蓋の開閉操作感の向上を図ることができるという効果を奏する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
本発明の好適な実施形態について図面を参照しながら説明する。図1に示すように、車載用プラグ端子箱10は、内部に複数のプラグ端子が取付けられているハウジング11と、ハウジング11の一端面に設けられた平板状のフランジ14と、平板状のフランジ14の一端側に設けられた軸15と、軸15に回転自在に取付けられた蓋16とを備えている。図2(b)に示すように、平板状のフランジ14は、複数のプラグ端子12に図示しない接続プラグを差し込むための長円形の開口13を備えている。
【0013】
図1に示すように、蓋16は軸15に回転自在に嵌まり込んで、軸15の周りに回転自在に蓋16を支持するブッシュ20を備えている。ブッシュ20は蓋16と一体に成形され、軸15の半径方向に突出する四角柱形状の突起21を備えている。フランジ14の突起21に対応する位置にはアーム31が設けられている。アーム31の軸15に向かう側の端面には第1の押し付け面32と第2の押し付け面33とが設けられている。第1の押し付け面32はアーム31の軸15に向かう先端であってハウジング11側に向いた面であり、第2の押し付け面33は第1の押し付け面32と同様の位置で第1の押し付け面32と反対の蓋16側を向いた面である。四角柱形状の突起21は軸15の開方向回転側にあり、第1の押し付け面32に当たる第1の当たり面22と、軸15の閉方向回転側にあり、第2の押し付け面33に当たる第2の当たり面23とを備えている。第1の当たり面22と第2の当たり面23とは対向した面となっている。蓋16の軸15側の端部であって、蓋16の幅方向の中央部にはストッパ41が設けられている。ストッパ41は蓋16の開方向回転側に蓋16が開いた際にハウジング11の上面11aに当たって蓋16の開方向への回転を止める係止面42を備えている。
【0014】
図2(c)に示すように、アーム31はフランジ14と一体に設けられ、片持ちとなるように平板状のフランジ14に設けられた切り欠き34によってフランジ14の他の平板部分と仕切られている。切り欠き34はフランジ14の軸15側の端面から軸15の半径方向に延びている。また、四角柱形状の突起21の第1の当たり面22と第2の当たり面23との間には、蓋16が軸15の周りに回転する際にアーム31の軸15に向かう先端35に接してスライドする滑り面24,25が設けられている。滑り面24,25は軸15から外側に向かって微小角度で開くV型の面となっている。
【0015】
図3、図4を参照しながら突起21の第1、第2の当たり面22,23と、アーム31の第1、第2の押しつけ面32,33と、ストッパ41の係止面42と、ハウジング11の上面11aとの軸15の周りの角度位置の関係について説明する。図3は蓋16の閉状態を示し、図4は蓋16の開状態を示している。
【0016】
図3に示すように、蓋16がフランジ14に当たって図示しない開口13を覆う閉状態においては、突起21の第1の当たり面22はアーム31の第1の押し付け面32に当たっている。より詳細には、各面22,32の内、第1の当たり面22の軸15から半径方向に最も遠い第1の当たり点22aと、第1の当たり点22aが接する第1の押しつけ面32にある第1の押し付け点32aとが接している。また、蓋16が閉状態では、蓋16のフランジ14に当たる面に平行で軸15の中心を通る線16aと、フランジ14の中心線14aとは同一位置となっている。そして、蓋16の第1の押し付け面32からフランジ14の面までの軸15周りの角度は、第1の押し付け点32aからフランジ14の中心線14aまでの角度となり、第1の当たり面22から蓋16のフランジ14に接する面までの間の軸15周りの角度は、第1の当たり点22aから線16aまでの軸15周りの角度となる。蓋16が閉状態では、この2つの角度は同一角度であり、図3(b)に示す角度αとなっている。
【0017】
同様に、第2の押し付け面33からハウジング11の上面11aまでの軸15周りの角度は、第2の押しつけ面33にある蓋16が開状態の場合に第2の当たり面23の軸15から半径方向に最も遠い第2の当たり点23aが接する第2の押し付け点33aからストッパ41の係止面42にある軸15から半径方向に最も遠い係止点42aが接するハウジング11の上面11aの接点11bまでの軸15周りの角度となる。図3に示すように、第2の押し付け点33aから接点11bまでの蓋16の開方向に向かう軸15周りの角度は角度βである。また、第2の当たり面23からストッパ41のハウジング11の上面11aに接する係止面42までの軸15周りの角度は、第2の当たり点23aからストッパ41の係止点42aまでの軸15周りの角度となる。図3に示すように、第2の当たり点23aから係止点42aまでの蓋16の開方向に向かう軸15周りの角度は角度βである。
【0018】
図4に示すように、蓋16が開状態にある場合には、第2の当たり点23aと第2の押し付け点33aとが接し、係止点42aと接点11bとが接している。そして、第2の当たり点23a、第2の押し付け点33aから係止点42a、接点11bまでの蓋16の開方向に向かう軸15周りの角度はいずれも角度βとなっている。
【0019】
図4に示すように、蓋16が開状態では、第1の押し付け点32aと第1の当たり点22aとは離れた位置にある。そして、第1の押し付け点32aからフランジ14の中心線14aまでの蓋16の開方向に向かう軸15周りの角度は角度αで、第1の当たり点22aから蓋16のフランジ14への当たり面と平行な線16aまでの蓋16の開方向に向かう軸15周りの角度は角度αとなっている。
【0020】
図3、図4に示すように、ストッパ41の係止点42aからハウジング11の上面11aにある接点11bまでの蓋16の開方向に向かう軸15周りの角度は角度γであり、この角度γは蓋16のフランジ14からの開き角度であり、図4(b)に示すように、フランジ14の中心線14aから第1の当たり点22aまでの蓋16の開方向に向かう軸15周りの角度と等しくなっている。また、図3(b)に示すように、第2の当たり点23aから第2の押し付け点33aまでの蓋16の開方向に向かう軸15周りの角度も角度γとなっている。
【0021】
アーム31はフランジ14と一体に弾性体である樹脂で成形されている。また、同様に蓋16とブッシュ20と突起21とストッパ41とは弾性体である樹脂によって一体成形されている。
【0022】
以上説明したように構成された車載用プラグ端子箱10の蓋16の開閉動作について説明する。図4に示すように、蓋16が開状態においては、第1の押し付け点32aからフランジ14の中心線14aまでの角度αは第1の当たり点22aから線16aまでの角度αよりも大きくなっている。そして、図3に示すように、蓋16がフランジ14の面に接するように蓋16を閉めた場合、第1の当たり点22aと第1の押し付け点32aとが接し、中心線14aと線16aとは重なる。このため、第1の押し付け点32aは第1の当たり点22aを図3(b)に示す矢印の方向、すなわち蓋16の閉方向に向かって押し付けることとなる。第1の押し付け点32aのあるアーム31、第1の当たり点22aのある突起21はそれぞれ樹脂製であることから、互いに変形し、角度α、角度αは、角度αよりも小さく角度αよりも大きい共通の角度αとなる。そしてアーム31の弾性力によって第1の押し付け点32aは第1の当たり点22aを蓋16の閉方向に押し付け保持し、蓋16をフランジ14に接した閉状態に保持することができる。
【0023】
一方、図3に示すように、蓋16が閉状態においては、第2の押し付け点33aからハウジング11の上面11aにある接点11bまでの角度βは、第2の当たり点23aからストッパ41の係止点42aまでの角度βよりも小さくなっている。そして、蓋16が開くと、第2の当たり点23aは第2の押し付け点33aに接し、係止点42aはハウジング11の上面11aにある接点11bに接する。このため、第2の押し付け点33aは第2の当たり点23aを図3(b)に示す矢印の方向、すなわち蓋16の開方向に向かって押し付ける。先に説明した蓋16の閉状態と同様、アーム31、突起21はそれぞれ樹脂製であることから、互いに変形し、角度β、角度βは、角度βよりも大きく角度βよりも小さい共通の角度βとなる。そして、アーム31の弾性力によって第2の押し付け点33aは第2の当たり点23aを蓋16の開方向に押し付け、ストッパ41の係止点42aをハウジング11の上面11aにある接点11bに押し付け保持することができる。このため、蓋16を開けた場合に蓋16を手で保持しなくとも蓋16を開状態に保持した状態で接続端子の差し込みを行うことができ、接続端子の挿入性を向上させることができるという効果を奏する。
【0024】
本実施形態では、蓋16の開角度は角度γであり、ストッパ41、突起21、アーム31の配置を調整することによってその角度を任意に設定することができる。このため、図2(b)に示したプラグ端子12の大きさに応じて、蓋16の開角度を大きくして接続プラグの挿入のためのスペースを確保することができ、接続プラグの接続性を向上させることができる。また、蓋16のフランジ14に接する面から突出するものがない構成となっているので、接続端子の挿入の際に干渉するものが無く、挿入性を向上させることができるという効果を奏する。更に、蓋16のフランジ14に接する面からロック爪などを突出させることが必要なくなるので、蓋16の開状態における意匠性を向上させることができると共に金型のコストを低減することができるという効果を奏する。
【0025】
蓋16の開閉動作の途中では、突起21の滑り面24,25が図2(c)に示すアーム31の先端35に接するが、アーム31は図2(c)に示す切り欠き34によって幅の狭い平板の片持ち梁の形状となっていることと、弾性体である樹脂によって構成されていることから、蓋16の開閉方向にたわみ、蓋16をスムースに開閉することができる。また、蓋16を閉状態から開く際には、第1の当たり点22aがアーム31の先端35を乗り越えるだけの力を蓋16の開方向に向って加えることが必要となる。そして、蓋16を閉状態とするには第2の当たり点23aがアーム31の先端35を乗り越えるだけの力を蓋16の閉方向に向かって加えることが必要となる。このため、蓋16の開動作の際には蓋16の開き始めと開き終わりにおいて節度感が発生し、蓋16の開操作感を向上させることができる。また、蓋16の閉動作の際も同様に、蓋16の閉まり始めと閉まり終わりにおいて節度感が発生し、蓋16の閉操作感を向上させることがでる。これによって、蓋16の開閉の操作感の向上を図ることが出来るという効果を奏する。
【0026】
以上述べたように、本実施形態は、簡便な構造で接続端子の挿入性を向上させることができると共に、蓋の開閉操作の操作感を向上させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】本発明の実施形態における車載用プラグ端子箱を示す三面図である。
【図2】本発明の実施形態における車載用プラグ端子箱を示す斜視図である。
【図3】本発明の実施形態における車載用プラグ端子箱の蓋が閉状態を示す説明図である。
【図4】本発明の実施形態における車載用プラグ端子箱の蓋が開状態を示す説明図である。
【符号の説明】
【0028】
10 車載用プラグ端子箱、11 ハウジング、11a 上面、11b 接点、12 プラグ端子、13 開口、14 フランジ、14a 中心線、15 軸、16 蓋、16a 線、20 ブッシュ、21 突起、22 第1の当たり面、22a 第1の当たり点、23 第2の当たり面、23a 第2の当たり点、24,25 滑り面、31 アーム、32 第1の押し付け面、32a 第1の押し付け点、33 第2の押し付け面、33a 第2の押し付け点、35 先端、41 ストッパ、42 係止面、42a 係止点、α,α,α,β,β,β,γ 角度。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
プラグ端子が取付けられるハウジングと、
ハウジングに設けられる接続プラグ差込用の開口と、
開口の周縁に設けられたフランジと、
フランジに設けられた軸の周りに回転自在に取付けられ、フランジに接して開口を閉じる蓋と、を備える車載用プラグ端子箱であって、
蓋の開方向回転側の第1の当たり面と蓋の閉方向回転側の第2の当たり面とを備え、蓋から軸の半径方向に向かって突出する突起と、
蓋に設けられ、蓋の開方向回転側の面がハウジングの一面に接し、蓋の開方向回転側の面とハウジングの一面との間の軸周りの角度が蓋のフランジからの開き角度であるストッパと、
ハウジングに設けられ、突起の第1の当たり面に接する第1の押し付け面と、突起の第2の当たり面に接する第2の押し付け面とを備え、蓋の開方向に向かう第1の押し付け面からフランジ面までの軸周りの角度が蓋の開方向に向かう突起の第1の当たり面から蓋のフランジに接する面までの間の軸周りの角度よりも大きく、蓋の開方向に向かう第2の押し付け面からハウジングの一面までの軸周りの角度が蓋の開方向に向かう突起の第2の当たり面からストッパのハウジングの一面に接する面までの軸周りの角度よりも小さい、弾性体のアームと、
を有することを特徴とする車載用プラグ端子箱。
【請求項2】
請求項1に記載の車載用プラグ端子箱であって、
フランジは平板形状であり、
アームはフランジと一体に設けられ、フランジの一端面から軸の半径方向に向かって延びる切り欠きで仕切られていること、
を特徴とする車載用プラグ端子箱。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2009−146794(P2009−146794A)
【公開日】平成21年7月2日(2009.7.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−324232(P2007−324232)
【出願日】平成19年12月17日(2007.12.17)
【出願人】(000185617)小島プレス工業株式会社 (515)
【Fターム(参考)】