説明

転倒防止付梯子

【課題】安定性と安全性を高めた梯子、脚立の支持具を効果的、効率効果を図って問題の解決を図ることを可能とした梯子を提供する。
【解決手段】梯子本体1の下端部に脚立本体2を止めボルト4を介して取り付けた転倒防止付梯子であって、建物に梯子を立て掛ける際の角度を安全角度約75度となるように脚立本体2の部材形成を行い、滑り止め手段を備えた安全装置を左右下端部に止めビス3で固定した。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、梯子、脚立等の使用においての転倒事故防止に関するものである。
【0002】
本発明の梯子、脚立は、安全、安心を支持するシステムを提供する。
【0003】
本発明は、前方,後方、左右の横倒れ、滑り、揺れ等危険を回避に関するものである。
【背景技術】
【0004】
従来、梯子、脚立使用においての安全確保が弱く、危険が伴っていることからも前述の梯子の倒れ、滑りの防止を提案されてきた。
【0005】
しかしながら、従来技術においては、梯子や脚立の先端個所に転倒防止、横揺れ,滑り、揺れ等防止のために、建物にビス止、釘止め金具の使用での接続、ロープ等で巻きつけ対応等を繰り返しているが上端部での部材が足もとに障る事の発生から事故に繋がっているケースがある。
【0006】
これらによって梯子、脚立の最上段は建物に密着されるものの、作業時の、梯子、脚立の移動に難点を生じ、さらに事故誘発が懸念される。安全の確保がなされなく問題を残し、大掛りな足場対応になっている。
【0007】
上記により、発生の都度に機材に補助材に工夫がなされているものの本体が複雑化している。
【0008】
よって、梯子、脚立使用に多くの課題を抱えていることから、下段を支えてもらい作業実施をしている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
上記課題において、本発明は、梯子、脚立使用の際の事故防止を請求項1から5において有効な問題解決を図る。
【0010】
本発明は、簡単かつ素早く配置ができることで問題解決を図る。
【0011】
従って、本発明において、安全性を高め安全に高所作業の遂行ができうる梯子、脚立を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0012】
上記の課題解決は、請求項1から5記載の技術的手段として、梯子、脚立の立て掛け角度は、約75度にすることが望ましい。昇降面において左右方向に転倒しやすいことから下端部に装着固定を設け装着時点で地面との角度約75度が保持できる一体化を特徴とした構成である。
【0013】
本発明は、建物に密着部材のビス、釘止めを不要とした安定作業ができ安全の確保ができ、作業において梯子、脚立を支える軸足部装置を地面に必要不可欠に当接し、請求項1から5からなる範囲を特徴とする。
【発明の効果】
【0014】
本発明による効果は、上記のとうり構成され、建物に金具の打ちつけを不要とし、安定で安全な作業効率が高められ、作業中に梯子、脚立を支える補助者の必要がなくなった。
【0015】
このように作業が容易であり、請求項1から5を併用することで、収納、運搬性に優れ効果的に発揮される。
【0016】
本発明の特徴は,機材が地面との摩擦抵抗の大きさを有効に取り入れ、危険防止を可能とする。
【0017】
本発明は、密着固定の構成特徴とすることで、安全確保ができた。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
本発明の工夫は、支持具の有効活用にあり、殆ど調整を要すこともなく設置できることでの形成されたものであり、ボルト装着で固定される構成にした。
【0019】
上記固定は、必要に応じてさらに機材を地面との摩擦抵抗を増加させる構成を特徴とした。
【0020】
立て掛け安全角度の約75度を保持することから場所の状況に対応することから、機材の下端部に自在調整を可能とした。
【0021】
本発明は、市販の梯子、脚立の特性を活用し、密着技術でもって請求項1から5を都度、状況判断対応によるものであって、都度、変化に伴う制限をしないことを特徴とする。
【産業上の利用可能性】
【0022】
梯子、脚立支持具の工夫は数多くあるが、安全に、簡易に改善できることは産業上の無駄がない。
【0023】
梯子、脚立は、建築、塗装関連業種を始め幅の広い作業に機能活用されているだけに安定、安全さからの安心を本発明でもって維持される。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】本発明の梯子本体の立面図
【図2】本発明の脚立本体の立面図
【図3】本発明の図1と図2を示す横斜図
【図4】本発明の支持具を示す立面図
【符号の説明】
【0025】
1、梯子本体
2、脚立本体
3、止めビス、
4、止めボルト
5、金具
6、75度受け金具
7、装着部
8、固定部
9、軸足部
10、支持部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
建物に梯子を立て掛ける際の角度を、安全角度の約75度の部材形成を特徴とした梯子。
【請求項2】
上記のシステムを地面との摩擦抵抗増加の大きさを有効に取り入れた部材を特徴とする梯子。
【請求項3】
上記の左右下端部に、必要に応じて取り付け自在の安定装置を配置又はビス止めでもって危険防止を特徴とした梯子。
【請求項4】
請求項1から4を含み、重要課題の滑り止め手段部材を特徴とした梯子。
【請求項5】
上記においての梯子は、一体固定をされているがボルト、ナットで支持具を形成していることから都度に自在構成を可能とした梯子。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2011−26938(P2011−26938A)
【公開日】平成23年2月10日(2011.2.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−189540(P2009−189540)
【出願日】平成21年7月28日(2009.7.28)
【出願人】(305058494)
【Fターム(参考)】