説明

輪郭が円形の物品を保護すると共に位置決めする包装用品

本発明は、ベース壁(2)、2つのボックス(3)2つのフラップ(4,5)、ボックス(3)及びフラップ(4,5)を起き上がり位置に維持する手段を有する保護及び緩衝パッケージ(1)に関し、各ボックス(3)について、外側の側壁(100)、中間の壁(11)及び内側の側壁(13)は、関節接合部(14,52)によってベース壁(2)に連接された三角形プロフィールを形成し、更に、少なくとも1つの緩衝タブ(20,21)が、ベース壁(2)と反対側の一端部だけでボックス(3)に取り付けられることにより、ボックス(3)に設けられた開口部(15)内に配置される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、輪郭が円形の物品、特に寸法形状が完成状態又は半完成状態の眼鏡レンズの寸法形状と同程度の物品を保護すると共に位置決めする包装用品に関する。
【背景技術】
【0002】
半完成状態の眼鏡レンズは、凸面だけが大量生産の過程で仕上げられる(機械加工される)レンズである。
製造業者は、この種のレンズを処方箋研究室に輸送し、処方箋研究室は、装用者の要件の関数として凹面を機械加工する。
レンズを輸送する際、特に非常にたやすく擦り傷が付く有機材料レンズの場合、レンズが何かに接触するのを阻止することにより仕上げ面を保護するようレンズを位置決めすることが非常に重要である。
【0003】
他方、完成状態のレンズの場合、凹面と凸面は、大量生産の過程で仕上げられる。
製造業者は、レンズを眼鏡士に送り、眼鏡士は、レンズを装用者により選択されたフレームの形状及び装用者に特有の形態学的パラメータ(瞳孔間距離、フレームのリムに対する瞳孔の位置)の関数としてトリミングする。
この場合も又、レンズの面が仕上げられている(即ち、機械加工され、そして通常は表面処理層、例えば傷付き防止層、反射防止層及び汚れ付着防止層が施されている)のでレンズの面を保護することが重要である。
【0004】
上述した種類の包装用品は、当該技術分野において知られている。
フランス国特許出願第2,703,654号明細書は、外側エンベロープ及び入れ物から成る眼鏡レンズ用のプルアウト式包装用品を記載しており、入れ物は、底部パネル及び変形可能な平行四辺形のように関節接合された2つのボックスセクション(箱形断面)リムを有し、各ボックスセクションリムには、眼鏡レンズの少なくとも部分的な挿入を可能にする切欠きが形成されている。
【0005】
上述したプルアウト式包装用品の入れ物は、眼鏡レンズをその底部パネル上に且つ上述の切欠き内に受け入れ、次に、この入れ物を外側エンベロープ内に挿入し、かかる組合せは、輸送に適したボックスを形成する。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
この包装用品は、意図した機能を実行する点においては満足のいくものである。
それにもかかわらず、本発明は、特にレンズを位置決めする点においてこれを改良することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この目的のため、本発明の第1の特徴は、輪郭が円形の物品、例えば眼鏡レンズを保護すると共に位置決めする包装用品であって、
−底部パネルを有し、
−各々が外部側方パネル及び物品の少なくとも部分的な挿入を可能にする開口部が設けられている内部側方パネルを備えた2つのボックスセクション部を有し、各ボックスセクション部は、関節接合部によって2つの互いに反対側の縁部の各々に沿ってそれぞれ底部パネルに取り付けられ、各ボックスセクション部は、外部側方パネルが底部パネルと一線をなす折り畳み位置及び外部側方パネルが底部パネルに対して直立した起き上がり位置を占めるようになっており、
−各々が関節接合部によりボックスセクション部に隣接した2つの反対側の縁部の各々に沿ってそれぞれ底部パネルに取り付けられた2つのフラップを有し、各フラップは、これが底部パネルと一線をなす折り畳み位置及びフラップがボックスセクション部の長手方向端部に当接して底部パネルに対して直立した起き上がり位置を占めるようになっており、
−ボックスセクション部及びフラップを起き上がり位置に維持する手段を有する包装用品において、
各ボックスセクション部について、外部側方パネルは、関節接合部により底部パネルに連結された第1の端部、関節接合部により中間パネルの第1の端部に連結された第2の端部を有し、中間パネルは、関節接合部により内部側方パネルの第1の端部に連結された第2の端部を更に有し、内部側方パネルは、外部側方パネルの第1の端部と底部パネルとの間の関節接合部に沿って関節接合部により底部パネルに連結された第2の端部を更に有し、少なくとも1つの位置決め舌部が、開口部に設けられると共に底部パネルと反対側の端部によってのみ内部側方パネルに取り付けられていることを特徴とする包装用品に関する。
【0008】
かくして、本発明の包装用品により、種々の形状及び厚さの物品の最適な位置決め及び運搬が可能になる。所与の物品の直径の場合、調整されるようになった保持手段を提供する位置決め舌部及びボックスセクション部の構成により、円形物品の各タイプに特有の種々の在庫包装用品を保有しておく必要はない。
包装用品は又、一部品として製作でき、これにより、包装用品の製造及び生産面でのその使用が容易になると共にこれらに要する費用が減少する。
【0009】
以下に説明する実施形態及び追加の特徴は、好ましくは、これらが高度に単純化されていること及び便利である故に利用される。
一実施形態では、4つの位置決め舌部が、内部側方パネルの各開口部に設けられ、各位置決め舌部は、互いに独立であり、底部パネルの一端部に取り付けられている。
位置決め舌部は、これらの長さ全体にわたって少なくとも1つの横方向スコアリングラインを有するのがよい。
【0010】
別の実施形態では、各ボックスセクション部は、第1のスコアリングラインにより底部パネルの縁部に連結された矩形のパネルによって、底部パネルと一体に形成され、矩形パネルは、外部側方パネルを画定する第2のスコアリングライン、中間パネルを画定する第3のスコアリングライン及び内部側方パネルを画定する第4のスコアリングラインを有し、矩形パネルは、底部パネルに取り付けられた固定フラップにより第4のスコアリングラインを越えて延びていて、第4のスコアリングラインが、第1のスコアリングラインに並置されるようになっている。
【0011】
また、中間パネルは、実質的に中間パネルの長手方向中線によって配置されるのがよい長手方向スコアリングラインを有するのがよい。
さらに、外部側方パネルの幅は、内部側方パネルの幅に実質的に等しいものであるのがよい。
【0012】
別の実施形態では、ボックスセクション部及びフラップを起き上がり位置に維持する手段は、フラップ及びボックスセクション部と関連していて、フラップが起き上がり位置にあるときボックスセクション部を起き上がり位置に保持する手段と、フラップをボックスセクション部に当接させて互いに向かい合った状態に保持する手段とを含むのがよい。
ボックスセクション部及びフラップを起き上がり位置に保持する手段は、フラップのうちの一方の自由縁部に関節接合されたクロージャパネルを含むのがよく、このクロージャパネルは、ボックスセクション部及び反対側のフラップの自由縁部が起き上がり位置にあるとき、底部パネルに平行であって、ボックスセクション部及び反対側のフラップの自由縁部に当接して配置される閉鎖位置を占めることができるようボックスセクション部分及び反対側のフラップへの取付け手段を含む。
クロージャパネルは、スコアリングラインを越え、クロージャパネルが関節接合されたフラップと反対側のその端部から開始した折り畳みパネルを含むのがよく、折り畳みパネルは、クロージャパネルが閉鎖位置にあるとき、反対側のフラップ上に重なって位置するようになっている。
【0013】
上記取付け手段は、クロージャパネルの縁部から突き出た取付け舌部から成るのがよく、ボックスセクション部及び反対側のフラップは、取付け舌部と協働するようになった切込みを有する。
最後に、フラップを各々、2つのガセットによりボックスセクション部の隣接の長手方向端部に取り付けるのがよい。
【0014】
本発明の別の特徴は、シート材料の包装用品ブランクであって、
−底部パネルを有し、
−スコアリングラインにより底部パネルの2つの反対側の縁部に連結された2つの外部側方パネルを有し、
−各々がスコアリングラインにより底部パネルの反対側の他方の2つの縁部の各々にそれぞれ連結された2つのフラップを有し、
−スコアリングラインにより2つの外部側方パネルの底部パネルの反対側の縁部の各々に連結された2つの中間パネルを有し、
−各々がスコアリングランにより外部側方パネルと反対側の中間パネルの各々の縁部にそれぞれ連結された2つの内部側方パネルを有し、各内部側方パネルは、中間パネルから遠ざかる方向に延長部として固定フラップを有し、内部側方パネルは、端部のうち一方によりパネルの残部に取り付けられたままの少なくとも1つの舌部を画定する切欠きを更に有し、
−底部パネルの寸法に実質的に等しい寸法を有し、スコアリングラインにより底部パネルと反対側のフラップのうちの一方の縁部に連結されたクロージャパネルを有することを特徴とする包装用品ブランクである。
外部側方パネルの幅と内部側方パネルの幅は、実質的に等しいのがよい。
【0015】
一実施形態では、外部側方パネル及びフラップは、ガセットによって底部パネルに隣接したこれらの端部が1対ずつ連結されている。
これと同様に、フラップの各々の幅と外部側方パネルの各々の幅は、実質的に等しい野かよい。
【0016】
本発明の第3の特徴は、上述した包装用品を用いて円形の輪郭の物品を包装すると共に位置決めする方法を提供することにある。
上述の方法では、包装用品と包装されるべき物品の組合せを選択し、底部パネルは、正方形であり、正方形の一辺の長さは、物品の直径に実質的に等しい。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
本発明の他の特徴及び利点は、非限定的な例によって提供された本発明の好ましい実施形態についての以下の説明を読むと明らかになり、説明は、添付の図面を参照して行なわれる。
図中、図面が複雑になるのを避けるために、次の慣例、即ち、
−スコアリングラインが、細い一点鎖線の状態、例えば、スコアリングライン44のように示されており、
−包装用品の材料に形成された直線状切込みが、太い実線(例えば、切込み55)の状態で示されており、
−ミシン目により形成されたスコアリングラインが、太い破線(例えば、スコアリングライン36)の状態で示されている。
しかしながら、上記慣例は、斜視図(図1、図2、図6)には適用されない。
さらに、他の図でのサイズが小さいので、位置決め舌部に設けられたスコアリングラインは、図8にのみ上記慣例に従って示されている。
【0018】
図1及び図3を参照すると、包装用品1は、底部パネル2、2つの側方ボックスセクション部3、2つのフラップ4,5及びクロージャパネル6を有している。
側方ボックスセクション部3は、底部パネル2の2つの互いに反対側の縁部7に沿って配置され、これらは、互いに同一であって平行であり、これらの長さ全体に沿って底部パネル2上に載っている。
ボックスセクション部3は、シート材料、例えば厚紙で作られた構造体を補剛する三角形部分8(図1参照)を有している。
【0019】
各ボックスセクション部3のこの構造8は、外部側方パネル10をスコアリングライン9に沿って中間パネル11に連結することによって得られ、中間パネル11はそれ自体、スコアリングライン12に沿って内部側方パネル13に連結される。3つのパネル10,11,13は全て、形状が矩形であり、各々、対応関係にあるボックスセクション部3が取り付けられた底部パネル2の縁部の長さに好ましくは等しい長さを有している。
各ボックスセクション部3は、底部パネル2の縁部7及びボックスセクション部3の部分8により構成された三角形の一頂点に対応したボックスセクション部3の直線状一端部に共通のスコアリングライン14に沿って底部パネル2に取り付けられている。
したがって、各ボックスセクション部3は、三角形部分8によって形成され、したがって、外部側方パネル10が底部パネル2と同一平面内に位置する折り畳み位置(図7)と外部側方パネル10が底部パネル2に垂直に位置する起き上がり位置(図1、図3、図4及び図5)との間でスコアリングライン14に沿って動くことができる。
【0020】
各ボックスセクション部3の内部側方パネル13には開口部15が設けられている。開口部15は、内部側方パネル13の長さ方向に心出しされた三角形の形をしており、これを画定する長辺のうちの一方16は、底部パネル2に隣接し、これを画定する他方の長辺17は、内部側方パネル13と中間パネル11の接合部12に隣接して位置している。開口部15は、ボックスセクション部3が図1で分かるように起き上がり位置にあるとき、眼鏡レンズ18を少なくとも部分的にこの開口部に係合させるようになっている。
開口部15の長さは、レンズ18の最大直径及びボックスセクション部3の形状の関数として定められ、開口部は好ましくは、レンズが包装用品1内の定位置にあり、ボックスセクション部3が起き上がり位置にあるときにレンズ18が開口部の側部を画定する縁部19に少なくとも当接するようにするようかなり長い。
【0021】
各ボックスセクション部3は、底部パネル2と反対側の開口部15を画定する縁部17から突き出た4つの位置決め舌部20,21を更に有している。これら舌部は、上記縁部17に隣接したスコアリングライン22周りに関節接合されている。
舌部20,21は、矩形であり、これらの長さは、開口部15の全幅にわたって延びている。
【0022】
中間軸線の互いに反対側の側部にそれぞれ位置した各ボックスセクション部3の2つの中央舌部20と中央舌部を画定し、開口部15を側方に画定する縁部19に沿って延びる2つの側方舌部21を互いに区別することは好都合である。
とは言うものの、各ボックスセクション部3の4つの位置決め舌部20,21は、互いに並置され、これらが内部側方パネル13の平面内に配置されると、開口部15の断面全体を占めるようになっている。
【0023】
中央舌部20及び側方舌部21は、これらの長辺23及び底部パネル2に隣接した開口部15を画定する縁部16と一致したこれらの辺24に沿っては取り付けられておらず、これら舌部は、底部パネル2と反対側の辺に設けられた開口部15を画定する縁部17へのこれらの取付け部22によってのみ内部側方パネル13に取り付けられている。
舌部20,21は各々、これらを底部パネル2に取り付けるスコアリングライン22とは別に、これらの長さに沿って位置し、各舌部20,21を4つのほぼ等しい部分に分割する3つの他の横方向スコアリングライン25を有している。
【0024】
全体的な結果として、各ボックスセクション部3について底部パネル2と反対側の側部の開口部15を画定する縁部17と一致する軸線22回りに自由に動くことができる4つの舌部20,21が得られることになり、この運動により、各舌部20,21の自由端部26は、内部側方パネル13の平面の一方の側部又は他方の側部上の位置を占めることができる。
この運動は、内部側方パネル13又は舌部20,21を作るために使用されるシート材料(この材料は、本実施形態では厚紙である)の弾性の関数としての、位置決め舌部20,21を内部側方パネル13に取り付けるスコアリングライン22の高さ位置での位置決め舌部20,21の弾性変形を含むことは注目されよう。
【0025】
これと同様に、舌部20,21は、これらの長さに沿って設けられたスコアリングライン25の各々の周りに弾性変形するようになっている。
フラップ4,5は、底部パネル2の2つの互いに反対側の縁部27,28のそれぞれの互いに反対側の側部に設けられ、各フラップは、スコアリングライン29,30に沿って延び、したがってこれらフラップは、底部パネル2の他方の2つの反対側の縁部を占めるボックスセクション部3に隣接して位置する。
【0026】
したがって、図9で理解できるように、底部パネル2は、その縁部7,27,28の各々からの延長部として、フラップ4,5が矩形の形をしており、外部側方パネル10と実質的に同一であるとすれば、星形を形成する4つのパネル4,5,10を有している。
ボックスセクション部3と同様、或いはより正確に言えば外部側方パネル10と同様に、フラップ4,5は、フラップ4,5が底部パネル2と同一平面内に位置する折り畳み位置(図3、図7及び図10)と、フラップ4,5が底部パネル2に対し実質的に垂直に直立する起き上がり位置(図2)との間で動くことができる。
【0027】
この結果として、フラップ4,5及びボックスセクション部3が起き上がり位置にあるとき、フラップ4,5は、ボックスセクション部3の三角形部分8の端部に当接して位置し、したがってフラップ4,5及び外部側方パネル10は、底部が底部パネル2によって形成されるボックスの側部を形成する(図2参照)。
起き上がり位置では、フラップ4,5及び外部側方パネル10の短辺31は、ボックスの縁部を形成するよう1対ずつ互いに一致している。
【0028】
このようにこれら短辺を一致させやすくするため、4つのガセット32が、フラップの各縁部31と外部側方パネル10の隣接の縁部33との接合部を形成している。包装用品1のブランク34を示す図9では、外部側方パネル10及びフラップ4,5は、底部パネル2の平面内に位置している。この図では、各ガセット32は、2本のスコアリングライン15により接合されたフラップ4,5と外部側方パネル10を互いに連結するパネルとして記載されており、これらスコアリングラインのうち一方は、フラップ4,5を底部パネル2に連結するスコアリングライン29,30と一線をなし、他方のスコアリングラインは、外部側方パネル10を底部パネル2に連結するスコアリングライン14と一線をなしている。
【0029】
最後に、ガセット32は、底部パネル2の対応のコーナ部37から45°の角度をなしてガセット32の端部に向かって延びる中央スコアリングライン36によって完成されている。ボックスセクション部3及びフラップ4,5を起き上がり位置に移動させると、ガセット32は、内方に折り畳み状態になり(図1)、フラップ4,5をボックスセクション部3に当接保持すると、ボックスセクション部3が起き上がり位置で動かないようにする。
【0030】
眼鏡レンズ18用の包装用品1は、スコアリングライン38によりフラップ5の自由端部に取り付けられた底部パネル2と寸法が同一のクロージャパネル6を更に有し、したがってクロージャパネル6は、起き上がり位置においてボックスセクション部3及びフラップ4,5によって形成されるボックスのための底部パネル2に平行な蓋を形成するようになっている。
【0031】
クロージャパネル6をその蓋機能を実施している際に保持する手段が設けられている。本実施形態では、かかる手段は、クロージャパネル6から、より正確に言えば、クロージャパネルをフラップ5に連結するスコアリングライン38に垂直なその2つの反対側の縁部40から突き出た2つの取付け舌部39から成る。各取付け舌部39は、クロージャパネル6の縁部40と一線をなすスコアリングライン41によって画定され、これら舌部は、各々中間パネル11の各々にそれぞれ形成された2つの切込み42と協働するようになっている。
【0032】
また、フラップ5と反対側のクロージャパネル6の縁部45上に位置し、フラップ5,6の幅にほぼ等しい距離にわたって延びるスコアリングライン44を越えて突き出た折り畳みパネル43が設けられている。
折り畳みパネル43はそれ自体、クロージャパネル6と反対側のその側部に延長部としての第3の取付け舌部46を有し、この第3の取付け舌部46は、スコアリングライン47に沿って延び、反対側のフラップ4に設けられた切込み48と協働するようになっており、かかる切込みのところで、符号29のところで底部パネル2に接合している。
【0033】
かくして、包装用品1は、ボックスセクション部3及びフラップ4,5が起き上がり位置にあり、クロージャパネル6がこれらを覆い、折り畳みパネル43が対応関係にあるフラップ4に当接した図2の位置のままであることができる。
上述の部品は、互いに協働してレンズ18を空間内のあらゆる方向において保護すると共に位置決めするよう互いに協働する。図1及び図2においては、包装用品1内部のレンズ18がその直径方向軸線のうちの1つに沿って、2つの側方ボックスセクション部3によって位置決めされると共に第1の軸線に垂直なその直径方向軸線のうち第2のものに沿って、2つのフラップ4,5によって位置決めされ、底部パネル2及びクロージャパネル6は、フラップ4,5及びボックスセクション部3に垂直なレンズ18のそれぞれの反対側の側部上の位置を占める。
かくして、包装用品1は、眼鏡レンズ18を損傷させることなく、いつでも輸送され、積み重ねられ又は単に操作される準備ができている。
【0034】
図9は、上述した包装用品1を形成するようになったブランク34を示している。
このブランクは、正方形の中央パネル49を有し、この各コーナ部には、2つの対称の切れ目が設けられている。この中央パネル49内に、底部パネル2、2つの外部側方パネル10、2つのフラップ4,5及び4つのガセット32が画定されている。
【0035】
中央パネル49に設けられた以下のスコアリングラインは、今述べたそれぞれの部分を画定している。
−2本のスコアリングライン14は、底部パネル2を外部側方パネル10に連結し、
−2本のスコアリングライン29,30は、底部パネル2をフラップ4,5に連結し、 −4本のスコアリングライン35は、外部側方パネル10をガセット32に連結し、そして
−4本のスコアリングライン35は、フラップ4,5をガセット32に連結している。 中央スコアリングライン39が、一列のミシン目により各ガセット32に形成されている。
【0036】
ブランク34は、底部パネル2と反対側の各外部側方パネル10の縁部50から延びていて、スコアリングライン9により上記縁部50に取り付けられたボックスセクション部パネル51を更に有している。これらボックスセクション部パネル51は各々、中間パネル11、内部側方パネル13及び固定パネル53を順次画定する第1及び第2の単一のスコアリングライン12,52を有している。
中間パネル11のスコアリングライン54は、中線に沿って長手方向にパネル11と交差し、このスコアリングライン54は、折り畳みを促進するようその長さに沿って分布して設けられた3つの切込み55を有している。
【0037】
内部側方パネル13は、上述した開口部に対応し、矩形の三辺の切り欠きに対応した切欠き15を受け入れ、かかる矩形の三辺のうちの一辺は、上記第2のスコアリングライン52に一致し、内部側方パネル13は、第2のスコアリングライン59に垂直な上記矩形内の3つの切欠きを受け入れ、これら切欠きは、一端が内部側方パネル13に取り付けられた4つの位置決め舌部20,21を画定している。
【0038】
単一のスコアリングライン22が、各位置決め舌部20,21上に形成され、かかる位置決め舌部のところで、内部側方パネル13に取り付けられ、3つの他の横方向スコアリングライン29が、各舌部20,21の長さに沿って分布して設けられている。
最後に、ブランク34は、スコアリングライン38によりフラップ5のうちの一方の自由縁部に取り付けられた蓋パネル56を有し、この蓋パネル56は、上記自由縁部から見てクロージャパネル6及び折り畳みパネル43を次々に画定するスコアリングライン44を有し、蓋パネル56は、その自由縁部の各々に設けられた取付け舌部39,46、外部側方パネル10と中間パネル11の接合部9のところの2つの切込み42と協働するようになった2つの向かい合う取付け舌部39、及び底部パネル2と反対側のフラップ4を接合するスコアリングライン29に沿って設けられた切込み48と協働するようになった第3の取付け舌部46とを有している。
【0039】
眼鏡レンズ18用の包装用品1は、各固定フラップ53を底部パネル2の対応の縁部7に膠着して(図9の陰影付きの領域)内部側方パネル13を固定フラップ53に接合するスコアリングライン52と、外部側方パネル10を底部パネル2に接合するスコアリングライン14を並置することにより上述したブランク34から簡単に形成される。したがって、外部側方パネル10、中間パネル11及び内部側方パネル13は、三角形部分8を形成する。
【0040】
図9は膠着前のブランク34を示しているが、図7は、膠着作業を実施した後のブランク34を示しており、ボックスセクション部3が形成され(これらは、図9では上から見える)、ボックスセクション部分3を起き上がり位置に動かす単純な曲げ作業により、いつでも使用できる状態にある図1に示す包装用品1が得られる。
【0041】
実際には、包装用品1の製造業者は、先ず最初にブランク34の輪郭を切り抜き、その後、スコアリングラインと同様に種々の切込み及び切欠きも又形成し、固定フラップ53を対応の縁部7に膠着し、ボックスセクション部3をこれらのスコアリングライン54に沿って折り畳み状態に保持して図10に示す平らなブランクを得る。したがって、包装用品1を膠着され平らにされたブランク34が積み重ねられたそれ自体の包装状態で輸送できるので有利である。
【0042】
ユーザはこれら平らなブランクのうちの1つを受け取ると、先ず最初に中間パネル11を開き、内部側方パネル13及び外部側方パネル10を互いに遠ざけてボックスセクション部3の三角形部分8を構成する。
【0043】
図7に示すように、包装用品1は、レンズ18を底部パネル2上に置き、その後ボックスセクション部3を起こし(図1及び図3参照)、フラップ4,5を折り曲げ、クロージャパネル6を図2に示す密閉された包装用品が得られるよう位置決めする包装方法に適合している。
【0044】
眼鏡レンズ18の最適な位置を得るため、レンズ18の直径にほぼ等しい長さの辺を備えた正方形底部パネル2を有する包装用品1が提供され、したがって、レンズ18を開口部15(図1)中へ挿入し、位置決め舌部20,21をボックスセクション部3の内部に向かって押し戻す(図4、図5及び図6)。
【0045】
図6の略図では、ボックスセクション部3のうちの1つの外部側方パネル10は、開口部15中へのレンズ18の挿入時に、位置決め舌部20,21の挙動が目に見えるようにあたかも透明であるかのように示されている。レンズ18の湾曲した輪郭により、2つの中央舌部20は、2つの側方舌部21よりも長い距離にわたりボックスセクション部3の内部に向かって押され、これは、位置決め舌部20,21が底部パネル2と同一高さの開口部15の縁部16の高さ位置では取り付けられていないので可能である。
【0046】
図4及び図5は、ボックスセクション部3の長手方向軸線に沿って見てレンズ18に対する舌部20,21を示している。ボックスセクション部3の中央位置決め舌部20がレンズ18をその直径のうちの1つに沿って位置決めし、レンズ18の周囲及びその輪郭のプロフィールに適合していることは明らかである。また、側方位置決め舌部21は、レンズ18の曲率に適合した位置を占め、そして各ボックスセクション部3に対する対応関係にある向かい合う舌部20,21の各対の逆向きの圧力により位置決め効果を及ぼす。側方舌部21は又、長手方向におけるボックスセクション部3の並進運動が生じた場合でもレンズ18を保持する。というのは、これらの側方縁部は、レンズ18の輪郭に側方に当接し、ここでレンズは、中央舌部20と一線をなしてより深く入り込むからである。
【0047】
したがって、レンズ18は、その直径の互いに反対側の側部にそれぞれ設けられた互いに反対側の中央又は側方舌部20,21の各対の協働する圧力及びレンズ18の輪郭に適合可能な四点ケージを形成し、レンズが側方に摺動するのを阻止する4つの側方舌部21の圧力により位置決めされる。
【0048】
上述した舌部20,21の位置決めとは別に、各ボックスセクション部3に設けられた対をなす互いに反対側の側部20,21によりレンズ18に加えられる圧力の機能は、舌部20,21の材料の弾性とボックスセクション部3の形状により協働的に保証され、三角形部分8により、舌部の自由端部26がボックスセクション部3の内部に向かって押されると、舌部の自由端部26は、外部側方パネル10の内壁に沿って起き上がり、外部側方パネルに対して補強されるよう適用可能な場合(図4及び図5参照)、舌部20,21に沿って分布して設けられたスコアリングライン25は、この挙動を促進する。
【0049】
本明細書において説明した包装用品は又、トリミング前の眼鏡レンズ以外の円形の輪郭をした物品、例えば他の或る形式の光学レンズを包装して位置決めするよう使用できることは注目されよう。
【図面の簡単な説明】
【0050】
【図1】開けると中に入っている眼鏡レンズが目に見える本発明の包装用品の斜視図である。
【図2】包装用品を閉じた場合の図1の組合せの斜視図である。
【図3】説明をしやすくするために包装用品のクロージャパネルがその底部パネルと一線をなしていることを除き図1の位置にある包装用品の平面図である。
【図4】図3のIV−IV矢視断面立面図であり、位置決め舌部と眼鏡レンズの協働状態を示す図である。
【図5】図4と類似した図であり、図3のV−V矢視断面図である。
【図6】定位置にある眼鏡レンズ及びボックスセクション部を示す部分斜視図であり、ボックスセクション部の側方外側パネルがその位置決め舌部の位置を示すよう部分的に切除されている図である。
【図7】図3と類似した平面図であり、側方ボックスセクション部が折り畳み位置にあり、眼鏡レンズが省かれている状態を示す図である。
【図8】図7のVIIIで囲んだ部分の詳細図であり、特に位置決め舌部を示す図である。
【図9】図1の包装用品が陰影を付けた部分を互いに接合することにより形成される元になる平らなブランクの平面図である。
【図10】ボックスセクション部を平らにした状態の図7に類似した図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
輪郭が円形の物品、例えば眼鏡レンズ(18)を保護すると共に位置決めする包装用品(1)であって、
−底部パネル(2)を有し、
−各々が外部側方パネル(10)及び物品の少なくとも部分的な挿入を可能にする開口部(15)が設けられている内部側方パネル(13)を備えた2つのボックスセクション部(3)を有し、各ボックスセクション部(3)は、関節接合部(14)によって2つの互いに反対側の縁部(17)の各々に沿ってそれぞれ底部パネル(2)に取り付けられ、各ボックスセクション部(3)は、外部側方パネル(10)が底部パネル(2)と一線をなす折り畳み位置及び外部側方パネル(10)が底部パネル(2)に対して直立した起き上がり位置を占めるようになっており、
−各々が関節接合部(29,30)によりボックスセクション部(3)に隣接した2つの反対側の縁部(27,28)の各々に沿ってそれぞれ底部パネル(2)に取り付けられた2つのフラップ(4,5)を有し、各フラップ(4,5)は、これが底部パネル(2)と一線をなす折り畳み位置及びフラップ(4,5)がボックスセクション部(3)の長手方向端部に当接して底部パネル(2)に対して直立した起き上がり位置を占めるようになっており、
−ボックスセクション部(3)及びフラップ(4,5)を起き上がり位置に維持する手段を有する包装用品において、
各ボックスセクション部(3)について、前記外部側方パネル(10)は、関節接合部(14)により底部パネル(2)に連結された第1の端部、関節接合部(9)により中間パネル(11)の第1の端部に連結された第2の端部を有し、中間パネル(11)は、関節接合部(12)により前記内部側方パネル(13)の第1の端部に連結された第2の端部を更に有し、前記内部側方パネルは、外部側方パネル(10)の第1の端部と底部パネル(2)との間の関節接合部(14)に沿って関節接合部(52)により底部パネル(2)に連結された第2の端部を更に有し、少なくとも1つの位置決め舌部(20,21)が、開口部(15)に設けられると共に底部パネル(2)と反対側の端部によってのみ内部側方パネル(13)に取り付けられていることを特徴とする包装用品。
【請求項2】
一部品として作られていることを特徴とする請求項1記載の包装用品。
【請求項3】
底部パネル(2)は、正方形であることを特徴とする請求項1又は2記載の包装用品。
【請求項4】
4つの位置決め舌部(20,21)が、内部側方パネル(13)の各開口部(15)に設けられ、各位置決め舌部(20,21)は、互いに独立であり、底部パネル(2)の一端部に取り付けられていることを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか一に記載の包装用品。
【請求項5】
位置決め舌部(20,21)は、これらの長さ全体にわたって少なくとも1つの横方向スコアリングライン(25)を有していることを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか一に記載の包装用品。
【請求項6】
各ボックスセクション部(3)は、第1のスコアリングライン(14)により底部パネル(2)の縁部(7)に連結された矩形のパネルによって、底部パネル(2)と一体に形成され、前記矩形パネルは、外部側方パネル(10)を画定する第2のスコアリングライン(9)、中間パネル(11)を画定する第3のスコアリングライン(12)及び内部側方パネル(13)を画定する第4のスコアリングライン(52)を有し、前記矩形パネルは、底部パネル(2)に取り付けられた固定フラップ(53)により第4のスコアリングライン(52)を越えて延びていて、第4のスコアリングライン(52)が、第1のスコアリングライン(14)に並置されるようになっていることを特徴とする請求項1〜5のうちいずれか一に記載の包装用品。
【請求項7】
固定フラップ(53)は、底部パネル(2)に膠着されていることを特徴とする請求項6記載の包装用品。
【請求項8】
中間パネル(11)は、長手方向スコアリングライン(54)を有することを特徴とする請求項1〜7のうちいずれか一に記載の包装用品。
【請求項9】
外部側方パネル(10)の幅は、内部側方パネル(13)の幅に実質的に等しいことを特徴とする請求項1〜8のうちいずれか一に記載の包装用品。
【請求項10】
外部側方パネル(10)の幅は、内部側方パネル(13)の幅に実質的に等しく、前記長手方向スコアリングライン(54)は、実質的に中間パネル(11)の長手方向中線によって配置されていることを特徴とする請求項8記載の包装用品。
【請求項11】
ボックスセクション部(3)及びフラップ(4,5)を起き上がり位置に維持する手段は、フラップ(4,5)及びボックスセクション部(3)と関連していて、フラップ(4,5)が起き上がり位置にあるときボックスセクション部(3)を起き上がり位置に保持する手段(32)と、フラップ(4,5)をボックスセクション部(3)に当接させて互いに向かい合った状態に保持する手段(6,43,46)とを含むことを特徴とする請求項1〜10のうちいずれか一に記載の包装用品。
【請求項12】
ボックスセクション部(3)及びフラップ(4,5)を起き上がり位置に保持する手段は、フラップのうちの一方(5)の自由縁部に関節接合されたクロージャパネル(6)を含み、このクロージャパネル(6)は、ボックスセクション部(3)及び反対側のフラップ(4)の自由縁部が起き上がり位置にあるとき、底部パネル(2)に平行であって、ボックスセクション部(3)及び反対側のフラップ(4)の自由縁部に当接して配置される閉鎖位置を占めることができるようボックスセクション部分(3)及び反対側のフラップ(4)への取付け手段(39,46)を含むことを特徴とする請求項1〜11のうちいずれか一に記載の包装用品。
【請求項13】
クロージャパネル(6)は、スコアリングライン(44)を越え、クロージャパネル(6)が関節接合されたフラップ(5)と反対側のその端部から開始した折り畳みパネル(43)を含み、前記折り畳みパネル(43)は、クロージャパネル(6)が閉鎖位置にあるとき、反対側のフラップ(4)上に重なって位置するようになっていることを特徴とする請求項12記載の包装用品。
【請求項14】
前記取付け手段は、クロージャパネル(6)の縁部から突き出た取付け舌部(39,46)から成り、ボックスセクション部(3)及び反対側のフラップ(4)は、取付け舌部(39,46)と協働するようになった切込み(42,48)を有することを特徴とする請求項12又は13記載の包装用品。
【請求項15】
フラップ(4,5)は各々、2つのガセット(32)によりボックスセクション部(3)の隣接の長手方向端部に取り付けられていることを特徴とする請求項1〜14のうちいずれか一に記載の包装用品。
【請求項16】
シート材料の包装用品ブランク(34)であって、
−底部パネル(2)を有し、
−スコアリングライン(14)により底部パネル(2)の2つの反対側の縁部(7)に連結された2つの外部側方パネル(10)を有し、
−各々がスコアリングライン(29,30)により底部パネル(2)の反対側の他方の2つの縁部(27,28)の各々にそれぞれ連結された2つのフラップ(4,5)を有し、
−スコアリングライン(9)により2つの外部側方パネル(10)の底部パネル(2)の反対側の縁部の各々に連結された2つの中間パネル(11)を有し、
−各々がスコアリングラン(12)により外部側方パネル(10)と反対側の前記中間パネル(11)の各々の縁部にそれぞれ連結された2つの内部側方パネル(13)を有し、各内部側方パネル(13)は、中間パネル(11)から遠ざかる方向に延長部として固定フラップ(53)を有し、内部側方パネル(13)は、端部(22)のうち一方によりパネル(13)の残部に取り付けられたままの少なくとも1つの舌部(20,21)を画定する切欠き(15)を更に有し、
−底部パネル(2)の寸法に実質的に等しい寸法を有し、スコアリングライン(38)により底部パネル(2)と反対側のフラップのうちの一方(5)の縁部に連結されたクロージャパネル(6)を有することを特徴とする包装用品ブランク。
【請求項17】
クロージャパネル(6)は、スコアリングライン(44)によりクロージャパネル(6)のフラップ(5)と反対側の縁部(45)に連結された折り畳みパネル(43)を更に含むことを特徴とする請求項16記載の包装用品ブランク。
【請求項18】
スコアリングライン(41,47)によりクロージャパネル(6)の自由縁部に連結された取付け舌部(39,49)を有することを特徴とする請求項16又は17記載の包装用品ブランク。
【請求項19】
外部側方パネル(10)の幅と内部側方パネル(13)の幅は、実質的に等しいことを特徴とする請求項16〜18のうちいずれか一に記載の包装用品ブランク。
【請求項20】
外部側方パネル(10)及びフラップ(4,5)は、ガセット(32)によって底部パネル(2)に隣接したこれらの端部が1対ずつ連結されていることを特徴とする請求項16〜19のうちいずれか一に記載の包装用品ブランク。
【請求項21】
フラップ(4,5)の各々の幅と外部側方パネル(10)の各々の幅は、実質的に等しいことを特徴とする請求項16〜20のうちいずれか一に記載の包装用品ブランク。
【請求項22】
請求項1〜15のうちいずれか一に記載の包装用品(1)を用いて輪郭が円形の物品(18)を包装すると共に位置決めする方法であって、包装用品と包装されるべき物品の組合せを選択し、底部パネル(2)は、正方形であり、正方形の一辺の長さは、物品(18)の直径に実質的に等しいことを特徴とする方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公表番号】特表2006−506289(P2006−506289A)
【公表日】平成18年2月23日(2006.2.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−556401(P2004−556401)
【出願日】平成15年11月13日(2003.11.13)
【国際出願番号】PCT/FR2003/003369
【国際公開番号】WO2004/050488
【国際公開日】平成16年6月17日(2004.6.17)
【出願人】(591019759)エシロール アンテルナショナル コムパニージェネラル ドプテイク (27)
【Fターム(参考)】