説明

農作業機

【課題】走行機体からの動力を農作業機の作業部に伝達するか、農作業機以外の装置のために出力するかを切換可能とする農作業機を提供することを目的とする。
【解決手段】走行機体からの動力が少なくとも入力軸1を介し伝達される第1ベベルギア3と、第1ベベルギア3とかみあい動力が伝達される第2ベベルギア41と、第2ベベルギア41の回転軸線上の回転軸を有し第2ベベルギア41に対して片側に位置し動力を当該農作業機の作業部側へ伝達する駆動軸21と、第2ベベルギア41の回転軸線上の回転軸を有し第2ベベルギア41に対して駆動軸21とは逆側に位置し動力を当該農作業機以外の装置のために出力する外部出力軸31と、第2ベベルギア41の動力を駆動軸21に伝達するか外部出力軸31に伝達するかのいずれかを切換可能とするクラッチ部20と、を備えることで上記課題を解決する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、農作業機に関し、特に、走行機体からの動力を農作業機の作業部に伝達するか、農作業機以外の装置のために出力するかを切換可能とする農作業機に関する。
【背景技術】
【0002】
図9は、公知例である代かき機(ハロー)の側面図であり、図10は公知例である代かき機の伝動を示す構造図である。代かき機はトラクタ等の走行機体の後部に装着され、走行機体からのPTO出力は入力軸1から、第1ベベルギア3、第2ベベルギア4、駆動軸(公知例)100、第1スプロケット101、チェーン105、第2スプロケット102、を介して耕耘軸104に伝達され、耕耘軸104が回転することにより耕耘部106において代かき作業を行う。駆動パイプ5内には、駆動軸100を有するが、補強パイプ6は、強度や外観を保つためのものあり、内部にはなにも有さない構造となっている。これらの構成は、ロータリーでも同じであり、ロータリーや代かき機では、一般的な構成である。
【0003】
一方、特許文献1には、ロータリーにおいて耕耘軸の動力を、連動媒体を介して鎮圧ローラに伝達し鎮圧ローラを回転する機構の整地装置が記載されている。
【特許文献1】特開平5−316804号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
トラクタ等の走行機体に装着する農作業機において、走行機体からの動力を受けた農作業機から当該動力を出力し、出力した動力をポンプや発電機などの他の用途に転用できれば効率的、経済的に望ましい場面は多く存在する。
【0005】
しかし、特許文献1記載の整地装置のように、鎮圧ローラのための出力を得るには、耕耘軸を回転させなければならず、この出力をポンプや発電機のための出力に転用すると、随時耕耘軸が回転していることになり、大変危険である。
【0006】
上記課題に鑑みて、本発明は、走行機体からの動力を農作業機の作業部に伝達するか、農作業機以外の装置のために出力するかを切換可能とする農作業機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本発明の農作業機は、走行機体の後部に装着され、前記走行機体からの動力により作業部で作業を行うことが可能な農作業機において、前記走行機体からの動力が少なくとも入力軸を介し伝達される第1のギアと、当該第1のギアとかみあい動力が伝達される第2のギアと、当該第2のギアの回転軸線上の回転軸を有し当該第2のギアに対して片側に位置し動力を当該農作業機の作業部側へ伝達する駆動軸と、当該第2のギアの回転軸線上の回転軸を有し当該第2のギアに対して前記駆動軸とは逆側に位置し動力を当該農作業機以外の装置のために出力する外部出力軸と、前記第2のギアの動力を前記駆動軸に伝達するか前記外部出力軸に伝達するかのいずれかを切換可能とするクラッチ機構と、を備えることを特徴とする。
【0008】
さらに本発明の農作業機は、前記クラッチ機構の切換は、前記クラッチ機構に係合するクラッチ切換レバーの操作によりなされることを特徴とする。さらに本発明の農作業機は、前記クラッチ機構の切換は、前記外部出力軸を回転軸の軸線方向に移動させることによりなされることを特徴とする。さらに本発明の農作業機は、前記外部出力軸の軸線方向の移動は、前記外部出力軸の前記第2のギアとは反対側の端部に前記農作業機以外の装置のボスが装着されることによりなされることを特徴とする。さらに本発明の農作業機は、前記農作業機以外の装置の取付けは、ボルトの締め付けによらず可能であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、農作業機において、走行機体からの動力を農作業機の作業部に伝達するか、農作業機以外の装置のために出力するかを切換可能となる。これにより、農作業機以外の装置への出力を安全に行える。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
本発明を実施するための最良の形態を説明する。
【実施例1】
【0011】
図1は、本発明の実施例1のクラッチ部を示す図である。クラッチ部20は、駆動側クラッチ10と、外部出力側クラッチ11を有し、各クラッチは円筒形であり、内側に駆動側クラッチスプライン14、外部出力側クラッチスプライン15を有し、外側には、駆動側クラッチ溝18、外部出力側クラッチ溝19を有する。クラッチフレーム12の駆動側クラッチ係合部16と駆動側クラッチ溝18、クラッチフレーム12の外部出力側クラッチ係合部17と外部出力側クラッチ溝19が係合することにより、クラッチ切換レバー13の操作により駆動側クラッチ10と、外部出力側クラッチ11が移動可能な構成となっている。
【0012】
図2は、本発明の実施例1のミッションケース2近傍の第1の要部拡大断面図である。第1ベベルギア3と第2ベベルギア(実施例1)41は歯車がかみ合っており、第1ベベルギアが装着されている入力軸1からの動力を伝達できる。第2ベベルギア41には同一軸芯にベベル軸45が装着されており、第2ベベルギア41の回転により、当該ベベル軸45も回転する。そして、ベベル軸45は第2ベベルギア41の両側から突き出しており、この第2ベベルギア41をはさんだ両端には、ベベル軸出力側スプライン46、ベベル軸駆動側スプライン47を有する。
【0013】
一方、第2ベベルギア41の片側(図2では左側)には、ベベルギア41の回転軸線上の回転軸を有する駆動軸(実施例1)21が存在し、駆動軸21の第2のベベルギア41側には駆動軸スプライン22を有する。また、第2ベベルギア41の駆動軸21の反対側(図2では右側)には、第2ベベルギア41の回転軸線上の回転軸を有する外部出力軸(実施例1)31が存在し、外部出力軸31の第2ベベルギア41側には、外部出力軸ベベル側スプライン32を有する。
【0014】
そして、駆動側クラッチ10は駆動軸21とベベル軸45の間に、外部出力側クラッチ11はベベル軸45と外部出力軸31の間に構成され、駆動側クラッチスプライン14と駆動軸スプライン22、駆動側クラッチスプライン14とベベル軸駆動側スプライン47、外部出力側クラッチスプライン15と外部出力軸ベベル側スプライン32、外部出力側クラッチスプライン15とベベル軸出力側スプライン46がそれぞれかみ合い可能となっている。
【0015】
図2の状態においては、クラッチ切換レバー13を駆動側(図2の左側)に移動さている。この場合、駆動側クラッチスプライン14と駆動軸スプライン22、駆動側クラッチスプライン14とベベル軸駆動側スプライン47がかみ合い、ベベル軸45からの動力は駆動軸21に伝達される。一方、外部出力側クラッチスプライン15とベベル軸出力側スプライン46はかみ合っているものの、外部出力側クラッチスプライン15と外部出力軸ベベル側スプライン32はかみ合っておらず、ベベル軸45からの動力は、外部出力軸31には伝達されない。
【0016】
図3は、本発明の実施例1のミッションケース2近傍の第2の要部拡大断面図である。図2との違いは、クラッチ切換レバー13を出力側(図2の右側)に移動さている点である。この場合、外部出力側クラッチスプライン15とベベル軸出力側スプライン46、外部出力側クラッチスプライン15と外部出力軸ベベル側スプライン32がかみ合っており、ベベル軸45からの動力は外部出力軸31に伝達される。一方、駆動側クラッチスプライン14とベベル軸駆動側スプライン47はかみ合っているものの、駆動側クラッチスプライン14と駆動軸スプライン22はかみ合っておらず、ベベル軸45からの動力は、駆動軸21には伝達されない。なお、クラッチ切換レバー13の取付けは、クラッチ部20が上記のように作用するように取付ればよく、その取付け方法は特定されない。
【0017】
図4は、本発明の実施例1の外部出力軸の出力部近傍の要部拡大断面図である。図4は、外部出力軸31の出力側(図2,3における右側の延長側)にあたる。外部出力軸31の出力側の端部には、外部出力軸出力側スプライン33を有する。そして、ポンプ51の取付は、複数のボルト52により、出力部フランジ60や出力部ブラケット59に固定される構成となっている。外部出力軸出力側スプライン33はポンプ51のボス53の内部に有するスプラインとかみ合い、外部出力軸31からの動力は、ポンプ51側に伝達される。また、カバー54は、出力部フランジ60や出力部ブラケット59にカバー取付板55が固定されることにより、装着される。また、ポンプ51の取付けは、後述する実施例2の図7と8に示されているバネ57を有する取付ボス56の構造のものでも適用できる。
【0018】
このように、実施例1では、クラッチ部20のクラッチ切換レバー13を、駆動側に移動させたとき(図2の状態のとき)は、入力軸1を介して得られるトラクタ等の走行機体の動力を、駆動軸21に伝達可能となり、駆動軸21から当該農作業機の作業部へ動力が伝達される。一方、クラッチ部20のクラッチ切換レバー13を、出力側に移動させたとき(図3の状態のとき)は、入力軸1から得られる走行機体からの動力を、外部出力軸31に伝達可能となり、さらに、外部出力軸31から、ポンプ51へ動力を外部出力可能となる。
【実施例2】
【0019】
図5は、本発明の実施例2のミッションケース2近傍の第1の要部拡大断面図である。第1ベベルギア3と第2ベベルギア(実施例2)66は歯車がかみ合っており、第1ベベルギア3が装着されている入力軸1からの動力を伝達できる。第2ベベルギア66には、通し孔67と、出力側(図5の右側)にベベルギア爪クラッチ68と、駆動側(図5の左側)の内側にベベルギアスプライン69を有している。
【0020】
一方、第2ベベルギア66の片側(図5では左側)には、第2ベベルギア66の回転軸線上の回転軸を有する駆動軸(実施例2)91が存在し、駆動軸91の第2ベベルギア66側には段付部93より先端に駆動軸スプライン92を有し、さらにその先端には、先端部94を有する。クラッチ71は円筒形で内側にはクラッチ内側スプライン72を有し、外側にはクラッチ外側スプライン73を有する。クラッチ71は、駆動軸スプライン92とクラッチ内側スプライン72がかみ合うように装着され、クラッチバネ76は、クラッチ71と段付部93の間に装着されている。また、クラッチ外側スプライン73とベベルギアスプライン69はかみ合い可能となっている。
【0021】
また、第2ベベルギア66の駆動軸91の反対側(図5では右側)には、第2ベベルギア66の回転軸線上の回転軸を有する外部出力軸(実施例2)81が存在し、外部出力軸81の第2ベベルギア66側には、先端に先端円筒部84を有し、その外側に外部出力軸爪クラッチ83を有し、先端円筒部84の内側は空洞部82となっている。先端円筒部84とクラッチ71の間には、カラー75が装着され、これらの内側には駆動軸91の先端部94が挿入可能となっている。
【0022】
図5の場合、クラッチ71は、クラッチバネ76に付勢され、クラッチ外側スプライン73は、ベベルギアスプライン69とかみ合い、さらに、クラッチ内側スプライン72は、
駆動軸スプライン92にかみ合い、第2ベベルギア66からの動力は、駆動軸91へ伝達される。
【0023】
図6は、本発明の実施例2のミッションケース2近傍の第2の要部拡大断面図である。図5との違いは、外部出力軸81が、第2ベベルギア66側(図6の左側)に移動したため、外部出力軸81の先端円筒部84が、カラー75を駆動軸91側へ押し、さらに、カラー75がクラッチ71をクラッチバネ76の力に抗して押されるため、クラッチ外側スプライン73とベベルギアスプライン69がかみ合わなくなり、第2ベベルギア66の動力は駆動軸91に伝達されなくなる。一方、外部出力軸81が、第2ベベルギア66側(図6の左側)に移動したため、外部出力軸爪クラッチ83とベベルギア爪クラッチ68がかみ合い、第2ベベルギア66の動力は外部出力軸81に伝達されるようになる。
【0024】
図7は、本発明の実施例2の外部出力軸81の出力部とミッションケース2の要部拡大断面図である。図8は、図7におけるA視断面図である。外部出力軸81の出力側の端部には、出力側スプライン85を有する。出力側フランジ62や出力側ブラケット61には、図8に示されるような、ピン孔63と回転溝64を複数有しこれらは、通し孔となっている。ポンプ51の取付は、複数のピン58を有するポンプ51におけるピン58を、ピン孔63に差込、回転溝64に沿って回転させる。そして、回転溝64にピン58の頭部が引っかかるようになっている。一方、出力側スプライン85はポンプ51の取付ボス56の内部に有するスプラインとかみ合い、さらに、取付ボス56の内部には、バネ57を有する。このバネ57により、外部出力軸81の端部を、第2ベベルギア66側に付勢し、さらに、ポンプ51は入力軸1とは反対の方向に付勢される。これにより、ポンプ51は押しながら回転することにより取付けられると同時に、外部出力軸81を第2ベベルギア66側に押すことができ、外部出力軸81からの動力は、ポンプ51側に伝達することを可能とする。また、カバー54は、出力側フランジ62や出力側ブラケット61にカバー取付板55が固定されることにより、装着される。また、ポンプ51の取付けは、上述の実施例1の図4示されているバネ57を有しないボス53の構造のものでも適用できる。この場合、外部出力軸81は、ボス53の取付時の力により移動し、クラッチ71がポンプ51を取付けたときに図6の状態になるように設計される。
【0025】
このように、実施例2では、ポンプ51を取付けない場合は、クラッチバネ76により、図5の状態となり、入力軸1を介して得られる走行機体からの動力を、駆動軸91に伝達し、さらに、駆動軸91から当該農作業機の作業部へ動力が伝達され農作業が可能となる。一方、ポンプ51を取付けた場合は、ポンプ51のバネ57の力により外部出力軸81は、クラッチバネ76の力に抗して第2ベベルギア66側へ押され、入力軸1を介して得られる走行機体からの動力を外部出力軸81に伝達し、さらに、外部出力軸81から、ポンプ51へ外部出力可能となる。
【0026】
上記、実施例1、実施例2いずれも、上記に示された部分以外の発明の構成は、例えば図9や図10の代かき機を適用できる。つまり、図10における、ミッションケース2内部や補強パイプ6の右側の構成を上述した実施例1や2を適用する。また、代かき機以外でもロータリーでも同様の伝動の構成であるので適用可能である。さらに、実施例1や2の第2ベベルギア41、66は、例えば、ベベルギアからの動力を一段変速した後の平歯車でも適用できる。すなわち、本発明を適用できる構成は、走行機体からの動力を、ギアを介し、ギアの回転軸線上の回転軸を有し当該ギアに対して片側に位置し動力を当該農作業機の作業部側へ伝達する駆動軸と、ギアの回転軸線上の回転軸を有し当該ギアに対して前記駆動軸とは逆側に位置し動力を当該農作業機以外の装置のために出力する外部出力軸とを構成可能な作業機である。
【0027】
また、実施例1、実施例2いずれも、上記外部出力に係る装置はポンプ51を示したが、これに限らず、発電機など、回転を動力源として得られる装置に適用できる。ポンプの場合、例えば洗車装置に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【図1】本発明の実施例1のクラッチ部を示す図である。
【図2】本発明の実施例1のミッションケース近傍の第1の要部拡大断面図である。
【図3】本発明の実施例1のミッションケース近傍の第2の要部拡大断面図である。
【図4】本発明の実施例1の外部出力軸の出力部近傍の要部拡大断面図である。
【図5】本発明の実施例2のミッションケース近傍の第1の要部拡大断面図である。
【図6】本発明の実施例2のミッションケース近傍の第2の要部拡大断面図である。
【図7】本発明の実施例2の外部出力軸の出力部とミッションケースの要部拡大断面図である。
【図8】図7におけるA視断面図である。
【図9】公知例である代かき機の側面図である。
【図10】公知例である代かき機の伝動を示す構造図である。
【符号の説明】
【0029】
3 第1ベベルギア
10 駆動側クラッチ
11 外部出力側クラッチ
20 クラッチ部
21 駆動軸(実施例1)
31 外部出力軸(実施例1)
41 第2ベベルギア(実施例1)
51 ポンプ
66 第2ベベルギア(実施例2)
68 ベベルギア爪クラッチ
71 クラッチ
76 クラッチバネ
81 外部出力軸(実施例2)
83 外部出力軸爪クラッチ
91 駆動軸(実施例2)
92 駆動軸スプライン

【特許請求の範囲】
【請求項1】
走行機体の後部に装着され、前記走行機体からの動力により作業部で作業を行うことが可能な農作業機において、
前記走行機体からの動力が少なくとも入力軸を介し伝達される第1のギアと、当該第1のギアとかみあい動力が伝達される第2のギアと、当該第2のギアの回転軸線上の回転軸を有し当該第2のギアに対して片側に位置し動力を当該農作業機の作業部側へ伝達する駆動軸と、当該第2のギアの回転軸線上の回転軸を有し当該第2のギアに対して前記駆動軸とは逆側に位置し動力を当該農作業機以外の装置のために出力する外部出力軸と、前記第2のギアの動力を前記駆動軸に伝達するか前記外部出力軸に伝達するかのいずれかを切換可能とするクラッチ機構と、を備えることを特徴とする農作業機。
【請求項2】
請求項1に記載の農作業機において、前記クラッチ機構の切換は、前記クラッチ機構に係合するクラッチ切換レバーの操作によりなされることを特徴とする農作業機。
【請求項3】
請求項1に記載の農作業機において、前記クラッチ機構の切換は、前記外部出力軸を回転軸の軸線方向に移動させることによりなされることを特徴とする農作業機。
【請求項4】
請求項3に記載の農作業機において、前記外部出力軸の軸線方向の移動は、前記外部出力軸の前記第2のギアとは反対側の端部に前記農作業機以外の装置のボスが装着されることによりなされることを特徴とする農作業機。
【請求項5】
請求項4に記載の農作業機において、前記農作業機以外の装置の取付けは、ボルトの締め付けによらず可能であることを特徴とする農作業機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2008−263908(P2008−263908A)
【公開日】平成20年11月6日(2008.11.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−113878(P2007−113878)
【出願日】平成19年4月24日(2007.4.24)
【出願人】(000188009)松山株式会社 (285)
【Fターム(参考)】