説明

農産物の選別機

【課題】機械を大型化させることなく、選別処理速度を向上させることができるようにする。
【解決手段】農産物Pを支持する支持部2と、該支持部2を、略水平に延びる回動軸28を介して回動自在に軸支するとともに無限軌道10に沿って搬送する搬送部3と、農産物Pの状態を測定する測定部と、該測定部の測定結果に基づいて支持部2を回動させて農産物Pを落下させる駆動部とを備える。回動軸28と平行なローラ軸を介して回転自在に軸支されたガイドローラ30を支持部2に設けるとともに、支持部2が農産物Pを支持した状態の前記ガイドローラ30における進行方向の両側をガイドするガイドレール4を無限軌道10に並設することにより、支持部2が、回動軸28及びガイドローラ30の相対位置に応じて姿勢制御されるように構成した。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、農産物の選別機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来のこの種の選別機としては、特許文献1に記載された棒状農産物の選別機を例示する。この選別機1では、図11に示すように、農産物Pを支持する支持体102が回転棒111を介して無端回動帯101に回動自在に軸支されるとともに、ガイドレール115及び可動ガイドレール116上をスライドするスライダ114を介して支持体102の回動が規制されるようになっている。そして、可動ガイドレール116が下降することにより、ガイドレール115間に形成されたギャップGにスライダ114が落ち込み、搬送路の経路が切り替わり、これにより農産物Pを選別するように構成されている。
【0003】
なお、特許文献1の選別機の機構を応用し、同選別機よりもさらに多様な選別を可能にした特許文献2の選別機もある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平6−63513号公報(段落0026、図6)
【特許文献2】特開平6−121968号公報(段落0048〜0050、図18〜19)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところが、従来の選別機では、選別処理速度を向上させるべく、スライダ114の移動速度を向上させると、スライダ114がガイドレール115及び可動ガイドレール116から浮き上がって支持体102の姿勢が不安定になったり、ガイドレール115間のギャップGにスライダ114が落ち込まなかったりする可能性がある。この課題に関し、例えば、スライダ114のギャップGへの落ち込みを確実にするために、ガイドレール115間のギャップGを広くすることも考えられるが、そうすると、機械が大型化してしまうという課題が生じる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明の農産物の選別機は、
農産物を支持する支持部と、
該支持部を、略水平に延びる回動軸を介して回動自在に軸支するとともに無限軌道に沿って搬送する搬送部と、
農産物の状態を測定する測定部と、
該測定部の測定結果に基づいて前記支持部を回動させて農産物を落下させる駆動部と
を備えた農産物の選別機であって、
前記回動軸と平行なローラ軸を介して回転自在に軸支されたガイドローラを前記支持部に設けるとともに、前記支持部が農産物を支持した状態の前記ガイドローラにおける進行方向の両側をガイドするガイドレールを前記無限軌道に並設することにより、
前記支持部が、前記回動軸及び前記ガイドローラの相対位置に応じて姿勢制御されるように構成した。
【0007】
前記農産物の状態とは、特に限定されないが、農産物のサイズ、重量、開花状態、結実状態等の状態を例示する。
【0008】
この構成によれば、ガイドローラの進行方向の両側がガイドされるので、支持部の移動速度を向上させても、無限軌道の各部において支持部が所定の姿勢となるように確実に制御することができる。従って、本発明によれば、従来例とは異なり、機械を大型化させることなく、選別処理速度を向上させることができる。
【0009】
前記農産物の選別機としては、
前記ガイドレールの途中部には、複数の経路に分岐する分岐点と、該複数の経路が合流する合流点とを設け、
前記分岐点には、ガイドローラの転動経路を切り替えるための切替装置を設け、
該切替装置を前記駆動部により駆動し、前記測定結果に基づいて前記ガイドローラの転動経路を制御することにより、前記支持部の姿勢を制御し、農産物を落下させるようにした態様を例示する。
【0010】
この構成によれば、前記複数の経路それぞれで、前記支持部が互いに異なる姿勢となるように制御することができる。
【発明の効果】
【0011】
本発明に係る農産物の選別機によれば、機械を大型化させることなく、選別処理速度を向上させることができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明を具体化した一実施形態に係る選別機の左側面図である。
【図2】同選別機の右側面図である。
【図3】同選別機の正面図である。
【図4】同選別機の平面図である。
【図5】不合格花卉を載せた支持部のガイドローラが分岐点に到達する直前の状態における同選別機の要部拡大図であり、(a)は平面図、(b)は左側面図である。
【図6】不合格花卉を載せた支持部のガイドローラが不合格花卉用経路に進入する状態における同選別機の要部拡大左側面図である。
【図7】支持部が不合格花卉を落下させている状態における同選別機の要部拡大左側面図である。
【図8】支持部のガイドローラが不合格花卉用経路から脱出する状態における同選別機の要部拡大左側面図である。
【図9】合格花卉を載せた支持部のガイドローラが合格花卉用経路にある状態における同選別機の要部拡大左側面図である。
【図10】取出位置において支持部が合格花卉を落下させている状態における同選別機の要部拡大右側面図である。
【図11】従来の選別機の要部斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
図1〜図10は本発明を花卉類の開花識別選別機として具体化した一実施形態を示している。この選別機1は、図1〜図4に示すように、供給位置S1に供給された花卉Pの開花を識別し所定の開花基準に達しない不合格の花卉P(以下「不合格花卉」という。)を回収し、所定の開花基準に達した合格の花卉P(以下「合格花卉」という。)を取出位置S2に取り出すものであり、花卉Pを支持する支持部2と、前記供給位置S1及び前記取出位置S2を経由する無限軌道10に沿って支持部2を搬送する搬送部3と、無限軌道10に並設されたガイドレール4と、前記支持部2に支持された花卉Pの開花状態を測定する測定部5と、該測定部5の測定結果が不合格であるときは、前記支持部2が前記取出位置S2に到達する前に該支持部2を回動させて不合格花卉Pを落下させる駆動部6と、該駆動部6により落下された不合格花卉Pを回収する回収部7とが機体8に装備されている。本例の選別機1は、合格花卉Pを別の機械9(例えば、花卉Pを重量や長さ等に応じて選別する別の選別機等)の受入口9aに供給可能にするために、供給位置S1よりも取出位置S2が高位に設定されている。
【0014】
搬送部3は、機体8における左右一対の壁体8aの内面にそれぞれ3つの伝動スプロケット11A、11B、11Cを介して回転自在に配された一対の環状チェーン12を備えており、該一対の環状チェーン12により無限軌道10が形成されている。そして、この搬送部3の無限軌道10は、支持部2を供給位置S1から取出位置S2の高さまで搬送する上昇経路10aと、該上昇経路10aの上端位置から取出位置S2に向けて水平に搬送する水平経路10bと、支持部2を取出位置S2から供給位置S1に帰還させる帰還経路10cとを含んでいる。上昇経路10a及び水平経路10bには、該経路上における環状チェーン12の垂れ下がりを防止するように環状チェーン12の下側を支持する下側チェーンガイド15が設けられている。また、水平経路10b(特に取出位置S2の付近)における環状チェーン12の浮き上がりを防止するように環状チェーン12の上側をガイドする上側チェーンガイド16が設けられている。機体8の下側における左右の伝動スプロケット11Aは、一対の壁体8aに回転自在に支持された伝動軸18に固定されている。伝動軸18は、駆動モータ19により回転駆動されるようになっており、これにより左右の環状チェーン12が同期回転するように構成されている。各環状チェーン12には、長さ方向へ一定間隔をおいた駒12aに、支持部2を取り付けるための突片部20が設けられている。また、左右の環状チェーン12には、それぞれテンション付与機構22により、テンションが付与されている。
【0015】
支持部2は、左右方向に延びる棒状の基部25と、該基部25の長さ方向に間隔をおいて列設された複数の支持体26と、該基部25の両側にそれぞれ取り付けられた取付部27とを備えている。本例の支持体26は、鋼線が屈曲形成されてなっている。各取付部27は、略水平に延びる回動軸28を介して環状チェーン12の突片部20に回転自在に軸支されている。さらに、一方(本例では、支持部2の左側)の取付部27には、回動軸28と平行なローラ軸29を介して回転自在に軸支されたガイドローラ30が設けられている。
【0016】
ガイドレール4は、ガイドローラ30と同じ側(本例では左側)の壁体8aに設けられており、少なくとも支持部2が花卉Pを支持した状態のガイドローラ30における進行方向の両側をガイドするように、前記無限軌道10にほぼ沿って並設されている。ガイドレール4における供給位置S1から取出位置S2までの間には、2つの分岐経路35A,35Bに分岐する分岐点36と、該2つの分岐経路35A、35Bが合流する合流点37とが設けられている。一方の分岐経路35Aは合格花卉Pを支持している支持部2のための合格花卉用経路であり、分岐前の経路と略同一直線上にあるように略水平に延設されている。これに対し、他方の分岐経路35Bは不合格花卉Pを支持している支持部2のための不合格花卉用経路であり、分岐前の経路から下降した後に合流点37に向かって上昇するように延設されている。分岐点36には、ガイドローラ30の進行経路を切り替えるための切替装置38が設けられ、合流点37には、ガイドローラ30の合流点出口側以外への進行を規制するための規制弁39が設けられている。なお、ガイドレール4におけるガイドローラ30の上側をガイドする部位の取出位置S2近傍には、回動軸28の通過を可能にするための切れ目4aが設けられている。
【0017】
このガイドレール4によるガイドローラ30の経路の形状は、無限軌道10の形状と同一にはなっておらず、経路の途中で無限軌道10に対して相対的に離れたり近づいたりするように形成されている。これにより、支持部2が無限軌道10に沿って移動する回動軸28と、ガイドレール4に沿って移動するガイドローラ30との相対位置に応じて姿勢制御されるように構成されている。無限軌道10の各部について、機体8の側面視で具体的に説明すると、上昇経路10aにおいては、該経路の外方に一定間隔をおいてガイドローラ30の経路が配設されることにより、支持部2が花卉Pを支持した姿勢を維持したまま上昇するようになっている。また、水平経路10bであって、合格花卉用経路35Aを経由する場合は、該経路とほぼ同一の軌道にガイドローラ30の経路が配設されることにより、支持部2が花卉Pを支持した姿勢を維持したまま水平移動するようになっている。また、不合格花卉用経路35B及び取出位置S2においては、無限軌道10の下方に間隔をおくようにガイドローラ30の経路が配設されることにより、支持部2が花卉Pを落下させる姿勢となるようになっている。また、帰還経路10cにおいては、該経路とほぼ同一の軌道から徐々に離れ、上昇軌道10aに連続するように、ガイドローラ30の経路が配設されている。なお、伝動スプロケット11Cの後方には、前斜め下方に延びる端面を有するガイド40が設けられており、該ガイド40の端面により伝動スプロケット11Cの周りを旋回する支持部2の基部25をサポートすることにより、該支持部2の旋回がスムーズになるようにしている。
【0018】
切替装置38は、図5に示すように、機体8の壁体8aに回動自在に支持された切替軸41と、該切替軸41の一端側に取り付けられた切替弁42と、該切替軸41の他端側に取り付けられたレバー43とを備えている。レバー43は付勢手段44により、切替弁42に不合格花卉用経路35Bを塞がせるように付勢されている。切替弁42は、合格花卉用経路35Aへのガイドローラ30の進行を阻止するように上方へ回動した位置と、不合格花卉用経路35Bを塞ぐように下方へ回動した位置とになるようにレバー43を介して駆動部6により駆動される。切替弁42が上方へ回動した位置は、本例では、合格花卉用経路35Aの幅の1/2以上を塞ぐが、同幅全体を塞ぐようにはなっていない。これは、回動軸28が切替弁42の上を通過可能になるようにするためである。
【0019】
本例の駆動部6は、レバー43を下方に駆動するアクチュエータからなっている。本例では、アクチュエータとして、コイルに通電すると、レバー43に連結された可動鉄心が引き込まれるように構成されたソレノイドを例示する。
【0020】
規制弁39は、機体8の壁体8aに回動自在に軸支されており、不合格花卉用経路35Bを塞ぐ位置よりも上方に回動自在に支持されており、普段は自重により、不合格花卉用経路35Bを塞ぐ位置となっている。
【0021】
測定部5は、支持部2が水平経路10bにおける測定開始位置に到達したことを検出する検知手段としての測定開始スイッチ45と、支持部2の上の花卉Pを照明するための照明手段としてのライト46と、支持部2の上の花卉Pを撮影する撮影手段としてのカメラ47と、該カメラ47で撮影された映像を解析し花卉Pの開花状態を判別する判別手段(図示略)とを備えている。この測定部5と、搬送部3における水平経路10bは、外光の影響を排除すべく、カバー(図示略)で覆われている。
【0022】
次に、選別機1の動作について、図5〜図10を参照しながら説明する。まず、供給位置S1に設けられた受け板13に花卉Pを載せると、支持部2は、その花卉Pを下からすくい上げるとともに、その姿勢を支持したまま、上昇経路10aを移動する。次いで、支持部2は、上昇経路10aのときの姿勢を保ったまま、水平経路10bに入る。水平経路10bの途中に設けられた測定開始スイッチ45に支持部2が検知されると、測定部5が支持部2の上の花卉Pの開花状態を判別する。その判別の結果が合格花卉であるときは、駆動部6が作動されず、不合格花卉用経路35Bの入口は切替弁42に塞がれたままとなり、ガイドローラ30は合格品用経路Aを通過し(図9参照)、取出位置S2で花卉Pを落下させ(図10参照)、帰還経路10cを経て供給位置S1に戻る。一方、その判別の結果が不合格花卉であるときは、駆動部6により切替弁42が合格花卉用経路35Aの幅の1/2以上を塞ぐように回動され(図5参照)、ガイドローラ30が切替弁42を押し上げて不合格花卉用経路35Bに入る(図6参照)ので、支持部2は花卉Pを落下させる(図7参照)。そして、ガイドローラ30は、規制弁39を押し上げて不合格花卉用経路35Bから出て(図8参照)、その後は、合格花卉の場合と同様に、供給位置S1に戻る。
【0023】
以上のように構成された本例の選別機1によれば、ガイドローラ30の進行方向の両側がガイドされるので、支持部2の移動速度を向上させても、無限軌道10の各部において支持部2が所定の姿勢となるように確実に制御することができる。従って、本発明によれば、従来例とは異なり、機械を大型化させることなく、選別処理速度を向上させることができる。
【0024】
また、前記ガイドレール4の途中部には、複数の経路35A、35Bに分岐する分岐点36と、該複数の経路35A、35Bが合流する合流点37とを設け、前記分岐点36には、ガイドローラ30の転動経路を切り替えるための切替装置38を設け、該切替装置38を前記駆動部6により駆動し、前記測定結果に基づいてガイドローラ30の転動経路を制御することにより、前記支持部2の姿勢を制御し、花卉Pを落下させるようにしているので、前記複数の経路35A、35Bそれぞれで、前記支持部2が互いに異なる姿勢となるように制御することができる。
【0025】
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のように、発明の趣旨から逸脱しない範囲で適宜変更して具体化することもできる。
(1)ガイドレール4及びガイドローラ30を機体8の他方(右側)の壁体8aに設けること。
(2)花卉以外の農産物用に構成すること。
(3)測定対象の農産物の状態に応じて測定手段の構成を適宜変更すること。
【符号の説明】
【0026】
1 選別機
2 支持部
3 搬送部
4 ガイドレール
5 測定部
6 駆動部
7 回収部
8 機体
8a 壁体
9 機械
9a 受入口
10 無限軌道
10a 上昇経路
10b 水平経路
10c 帰還経路
11A〜C 伝動スプロケット
12 環状チェーン
12a 駒
13 受け板
15 下側チェーンガイド
16 上側チェーンガイド
18 伝動軸
19 駆動モータ
20 突片部
22 テンション付与機構
25 基部
26 支持体
27 取付部
28 回動軸
29 ローラ軸
30 ガイドローラ
35A 合格花卉用経路
35B 不合格花卉用経路
36 分岐点
37 合流点
38 切替装置
39 規制弁
40 ガイド
41 切替軸
42 切替弁
43 レバー
44 付勢手段
45 測定開始スイッチ
46 ライト
47 カメラ
P 花卉
S1 供給位置
S2 取出位置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
農産物を支持する支持部と、
該支持部を、略水平に延びる回動軸を介して回動自在に軸支するとともに無限軌道に沿って搬送する搬送部と、
農産物の状態を測定する測定部と、
該測定部の測定結果に基づいて前記支持部を回動させて農産物を落下させる駆動部と
を備えた農産物の選別機であって、
前記回動軸と平行なローラ軸を介して回転自在に軸支されたガイドローラを前記支持部に設けるとともに、前記支持部が農産物を支持した状態の前記ガイドローラにおける進行方向の両側をガイドするガイドレールを前記無限軌道に並設することにより、
前記支持部が、前記回動軸及び前記ガイドローラの相対位置に応じて姿勢制御されるように構成した農産物の選別機。
【請求項2】
前記ガイドレールの途中部には、複数の経路に分岐する分岐点と、該複数の経路が合流する合流点とを設け、
前記分岐点には、ガイドローラの転動経路を切り替えるための切替装置を設け、
該切替装置を前記駆動部により駆動し、前記測定結果に基づいて前記ガイドローラの転動経路を制御することにより、前記支持部の姿勢を制御し、農産物を落下させるようにした請求項1記載の農産物の選別機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2011−110436(P2011−110436A)
【公開日】平成23年6月9日(2011.6.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−265878(P2009−265878)
【出願日】平成21年11月24日(2009.11.24)
【国等の委託研究の成果に係る記載事項】(出願人による申告)平成20年度、農林水産省、新たな農林水産政策を推進する実用技術開発事業委託研究、産業技術力強化法第19条の適用を受ける特許出願
【出願人】(000100469)みのる産業株式会社 (158)
【Fターム(参考)】