説明

送達粒子を含む組成物

本出願は、このような粒子を含む組成物、並びにこのような粒子及び組成物の製造方法更に使用方法に関する。被覆物は、セラック、ゼイン、パラフィン、及びこれらの混合物から選択される。かかる粒子は、封入された有益剤を含む有益剤の特定の問題点を最低限に抑えるか、又はなくす。 組成物、例えば洗浄組成物又は布地ケア組成物に用いられると、このような粒子は、有益剤の送達効率を高め、その結果、用いられる有益剤の量を低減することができる。有益剤の量を低減できることに加えて、このような粒子は、広範な有益剤の使用を可能にする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は、粒子、このような粒子を含む組成物、並びにこのような粒子及び組成物の製造方法及び使用方法に関する。
【背景技術】
【0002】
香料送達組成物、漂白剤、及び布地柔軟化剤のような有益剤は高価である上、一般に、パーソナルケア組成物、洗浄組成物及び布地ケア組成物に高濃度で使用してもあまり効果がない。結果として、このような有益剤の効率を最大限にすることが望ましい。この目的を達成する1つの方法は、かかる有益剤の送達効率を改善することである。残念なことに、かかる物質はその物理的又は化学的特性を損なう場合があるか、あるいはかかる物質が他の組成成分又は処理される部位と不適合である場合があることから、有益剤の送達効率を改善するのは困難である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
有益剤の送達効率を改善するために、多くの場合、当業界はこのような有益剤を封入した。残念なことに、特定の用途では、得られるカプセルの大半が早く破裂しすぎる。したがって、前述の問題点を最低限に抑えるか、又はなくす、粒子及び/又は粒塊が必要とされている。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本願は、粒子及び/又は粒塊、かかる粒子及び/又は粒塊を含む組成物、並びにかかる粒子及び/又は粒塊並びに組成物を作製及び使用するためのプロセスに関する。かかる粒子及び/又は粒塊は、封入された有益剤の特定の問題点を最低限に抑えるか、又はなくす。
【発明を実施するための形態】
【0005】
定義
本明細書で用いる「消費者製品」は、販売される形態での使用又は消費を意図し、後続する商業的製造又は変性を意図しない、ベビーケア、ビューティケア、衣類及びホームケア、ファミリーケア、フェミニンケア、ヘルスケア、スナック、並びに/又は飲料製品若しくは装置を意味する。このような製品としては、おむつ、よだれかけ、拭取り布;漂白、着色、染色、コンディショニング、シャンプー、スタイリングといった処理を毛髪(ヒト、イヌ、及び/又はネコ)に行うための製品、及び/又はこれに関する方法;脱臭剤及び制汗剤;パーソナル洗浄;化粧品;クリーム、ローションなどのスキンケア、及び消費者用の他の局所適用製品;剃毛製品;布地、硬質表面並びに布地及びホームケアの領域のあらゆる他の表面の処理を行うための製品及び/又はこれに関する方法、例えば、空気ケア、自動車ケア、食器洗浄、布地コンディショニング(柔軟化)、洗濯洗剤、洗濯及びリンス用添加剤並びに/又はケア剤、硬質表面洗浄及び/又は処理、並びに消費者又は業務用の他の洗浄;トイレットペーパー、フェイシャルティシュー、ペーパーハンカチーフ、及び/又はペーパータオルに関する製品、及び/又は方法;タンポン、女性用ナプキン;歯磨き粉、歯磨き用ジェル、歯磨き用リンス、入れ歯用接着剤、歯の漂白剤などのオーラルケアに関する製品、及び/又は方法;咳、及び風邪の治療薬、鎮痛剤、処方箋薬、ペットヘルス及び栄養、並びに浄水などの店頭販売ヘルスケア製品;主として普段の食事の間における消費又は食事の付随食品としての消費を意図した加工食品(非限定的な例としては、ポテトチップス、トルティーヤチップス、ポップコーン、プレッツェル、コーンチップ、シリアルバー、野菜チップス又はクリスプ、スナックミックス、パーティミックス、マルチグレインチップス、スナッククラッカー、チーズスナック、ポークラインズ、コーンスナック、ペレットスナック、押出し加工スナック、及びベーグルチップスが挙げられる);並びにコーヒー、が挙げられるが、これらに限定されない。
【0006】
本明細書で用いる用語「洗浄組成物」は、特に指示がない限り、顆粒又は粉末状の多目的すなわち「強力」洗浄剤、特にクリーニング洗剤、液体、ゲル又はペースト状の多目的洗浄剤、特にいわゆる強力液体型、液体高級衣類用洗剤、手洗い用食器洗い洗剤又は軽質食器洗い用洗剤、特に泡立ちのよいもの、家庭用又は業務用の各種錠剤、顆粒、液体、及びリンスエイド型などの食器洗い機用洗剤、抗菌手洗い用洗剤、手洗い石鹸、マウスウォッシュ、入れ歯洗浄剤、歯磨剤、自動車又はカーペット用シャンプー、トイレクリーナーなどの液状の洗浄殺菌剤、ヘアシャンプー、及びヘアリンス、シャワー用ジェル、発泡入浴剤、及び金属洗浄剤、並びに漂白添加剤、及び「ステインスティック」などのクリーニング補助剤、又はドライヤー付与シート、乾燥及び湿潤型拭取り布、パッドなどの前処理型基材付与製品、不織基材、及びスポンジ、並びにスプレー剤及びミスト剤を含む。
【0007】
本明細書で使用するとき、用語「布地ケア組成物」は、他に指示がない限り、布地柔軟化組成物、布地強化組成物、布地フレッシュニング組成物及びこれらの組合せを含む。
【0008】
本発明で使用する場合、用語「有益剤送達粒子」は、香料マイクロカプセルを含むマイクロカプセルを包含する。
【0009】
本明細書で使用するとき、「a」及び「an」を包含する冠詞は、特許請求の範囲で使用されるときには、請求又は記載されるものの1つ以上を意味するものと理解される。
【0010】
本明細書で使用するとき、「包含する(include)」、「包含する(includes)」及び「包含している(including)」という言葉は、非限定的であるように意味される。
【0011】
本明細書で問われる、ろうは、天然ろう、化学的に改質されたろう、及び合成ろうを含む。天然ろうとしては、例えば、キャンデリラろう、カルナバろう、日本ろう、アフリカハネガヤろう、コルクろう、グアルマろう、米胚芽油ろう、サトウキビろう、オーリキュリーろう、若しくはモンタンろう等の植物ろう、蜜蝋、セラックろう、ゼインろう、鯨蝋、ラノリン(羊毛脂)、若しくは尾脂等の動物ろう、セレシン若しくはオゾケライト(地ろう)等の鉱ろう、又はワセリン、パラフィンろう、若しくはマイクロワックス等の石油ろうが挙げられる。化学的に改質されたろうとしては、例えば、モンタンエステルろう、サッソールろう、又は水素添加ホホバろう等の硬ろうが挙げられる。合成ろうとしては、ポリアルキレンろう又はポリアルキレングリコールろうが挙げられる。好適な合成ろうとしては、フタル酸の高級エステル、特にフタル酸ジシクロへキシルが挙げられ、これは、商品名Unimoll(登録商標)66(Bayer AG)として市販されている。また、低級カルボン酸及び脂肪族アルコールから作製される合成ろう、例えば、酒石酸ジミリスチルも好適な合成ろうであり、これは、商品名Cosmacol(登録商標)ETLP(Condea)として市販されている。低級アルコールと脂肪酸との合成又は半合成エステルとしては、例えば、グリセロールモノステアレートパルミテートであるTegin(登録商標)90(Goldschmidt)が挙げられる。
【0012】
本出願人らの発明のパラメータの各値を求めるためには、本出願の試験方法の項で開示する試験方法を用いるべきである。
【0013】
特記しない限り、成分又は組成物の濃度は全て、当該成分又は組成物の活性部分に関するものであり、このような成分又は組成物の市販の供給源に存在し得る不純物、例えば残留溶媒又は副生成物は除外される。
【0014】
百分率及び比率は全て、特に指示しない限り、重量で計算される。百分率及び比率は全て、特に指示しない限り、組成物全体を基準にして計算される。
【0015】
本明細書全体にわたって記載されるあらゆる最大数値限定は、それより小さいあらゆる数値限定を、そのような小さい数値限定が本明細書に明示的に記載されたものとして包含すると理解されるべきである。本明細書全体を通じて記載される最小数値限定は、それより大きいあらゆる数値限定を、そのような大きい数値限定が本明細書に明確に記載されているかのように含む。本明細書全体を通じて記載される数値範囲は、そのようなより広い数値範囲内に入るそれよりも狭いあらゆる数値範囲を、そのようなより狭い数値範囲が全て本明細書に明確に記載されているかのように含む。
【0016】
ろうでコーティングされた粒子
出願人等は、セラック及び/又はゼインが挙げられるが、これらに限定されないろうでコーティングされた有益剤及び/又はメラミンホルムアルデヒドに封入された有益剤を送達した場合、経済的な方法で有効且つ効率的な有益剤送達を行うという問題を解決できることを見出した。
【0017】
1つの態様では、組成物は:
1.)
a.)封入された有益剤であって、香料;香料送達組成物;ジアシル、包接ジアシル、ナトリウムノナノイルオキシベンゼンスルホネート、漂白ブースター、金属触媒、及びこれらの混合物からなる群から選択される材料を含む漂白剤;布地柔軟化剤;並びにこれらの混合物からなる群から選択される材料と、
前記材料を封入するメラミンホルムアルデヒドポリマーとを含む封入された有益剤;
b.)香料送達組成物;
c.)ジアシル、包接ジアシル、ナトリウムノナノイルオキシベンゼンスルホネート、漂白ブースター、金属触媒、及びこれらの混合物からなる群から選択される材料を含む漂白剤;並びに
d.)布地柔軟化剤;並びに
e.)これらの混合物から成る群から選択される有益剤と;
2.)セラック、ゼイン、パラフィン、及びこれらの混合物からなる群から選択されるろうであって、前記有益剤を被覆して粒子、粒塊、又はビーズを形成するろうと、
3.)補助物質と、を含む。
【0018】
前述の組成物の1つの態様では、メラミンホルムアルデヒドポリマーに封入されていようといまいと、前記ジアシルは、ジノノイルペルオキシド、ジデカノイルペルオキシド、ジウンデカノイルペルオキシド、ジラウロイルペルオキシド、ジベンゾイルペルオキシド、ジ−(3,5,5−トリメチルヘキサノイル)ペルオキシド及びこれらの混合物からなる群から選択される材料を含んでもよく、前述の包接ジアシルのジアシル成分は、ジノノイルペルオキシド、ジデカノイルペルオキシド、ジウンデカノイルペルオキシド、ジラウロイルペルオキシド、ジベンゾイルペルオキシド、ジ−(3,5,5−トリメチルヘキサノイル)ペルオキシド、及びこれらの混合物からなる群から選択してもよい。
【0019】
前述の組成物の1つの態様では、メラミンホルムアルデヒドポリマーに封入されていようといまいと、前記香料送達組成物は、アミン反応生成物、ポリマー補助送達系、デンプン封入アコード、アコードを含むゼオライト又は無機物質、及びこれらの混合物からなる群から選択される材料を含んでもよい。好適な香料送達組成物及びそれを作製するプロセスの例は、米国特出願公開第2007/0275866 A1号、同第2008/0200359 A1号、及び同第2008/0200363 A1号にみられる。
【0020】
前述の組成物の1つの態様では、メラミンホルムアルデヒドポリマーに封入されていようといまいと、漂白前記ブースターは、以下からなる群から選択される材料を含んでもよい。
2−[3−[(2−ヘキシルドデシル)オキシ]−2−(スルホオキシ)プロピル]−3,4−ジヒドロイソキノリニウム、分子内塩;
3,4−ジヒドロ−2−[3−[(2−ペンチルウンデシル)オキシ]−2−(スルホオキシ)プロピル]イソキノリニウム、分子内塩;
2−[3−[(2−ブチルデシル)オキシ]−2−(スルホオキシ)プロピル]−3,4−ジヒドロイソキノリニウム、分子内塩;
3,4−ジヒドロ−2−[3−(オクタデシルオキシ)−2−(スルホオキシ)プロピル]イソキノリニウム、分子内塩;
2−[3−(ヘキサデシルオキシ)−2−(スルホオキシ)プロピル]−3,4−ジヒドロイソキノリニウム、分子内塩;
3,4−ジヒドロ−2−[2−(スルホオキシ)−3−(テトラデシルオキシ)プロピル]イソキノリニウム、分子内塩;
2−[3−(ドデシルオキシ)−2−(スルホオキシ)プロピル]−3,4−ジヒドロイソキノリニウム、分子内塩;
2−[3−[(3−ヘキシルデシル)オキシ]−2−(スルホオキシ)プロピル]−3,4−ジヒドロイソキノリニウム、分子内塩;
3,4−ジヒドロ−2−[3−[(2−ペンチルノニル)オキシ]−2−(スルホオキシ)プロピル]イソキノリニウム、分子内塩;
3,4−ジヒドロ−2−[3−[(2−プロピルへプチル)オキシ]−2−(スルホオキシ)プロピル]イソキノリニウム、分子内塩;
2−[3−[(2−ブチルオクチル)オキシ]−2−(スルホオキシ)プロピル]−3,4−ジヒドロイソキノリニウム、分子内塩;
2−[3−(デシルオキシ)−2−(スルホオキシ)プロピル]−3,4−ジヒドロイソキノリニウム、分子内塩;
3,4−ジヒドロ−2−[3−(オクチルオキシ)−2−(スルホオキシ)プロピル]イソキノリニウム、分子内塩;
2−[3−[(2−エチルヘキシル)オキシ]−2−(スルホオキシ)プロピル]−3,4−ジヒドロイソキノリニウム、分子内塩;及びこれらの混合物。
【0021】
前述の組成物の1つの態様では、メラミンホルムアルデヒドポリマーに封入されていようといまいと、前記金属触媒は、ジクロロ−1,4−ジエチル−1,4,8,11−テトラアザビシクロ[6.6.2]ヘキサデカンマンガン(II);ジクロロ−1,4−ジメチル−1,4,8,11−テトラアザビシクロ[6.6.2]ヘキサデカンマンガン(II)及びこれらの混合物からなる群から選択される材料;並びにこれらの混合物;布地柔軟化剤;並びにこれらの混合物を含んでもよい。
【0022】
前述の組成物の1つの態様では、かかる組成物は、有益剤のろうに対する重量比が、約95:5〜約1:99、約95:5〜約15:85、又は約90:10〜約50:50であってもよく、平均粒径は、約1マイクロメートル〜約5mm、約2マイクロメートル〜約2mm、又は更には約5マイクロメートル〜約100マイクロメートルであってもよい。
【0023】
前述の組成物の1つの態様では、かかる組成物のろうは、セラックを含んでもよい。
【0024】
前述の組成物の1つの態様では、かかる組成物のろうは、かかる組成物の有益剤を封入してもよい。
【0025】
前述の組成物の1つの態様では、かかる組成物のろうは、かかる組成物の有益剤を封入して、粒子を形成してもよい。
【0026】
前述の組成物の1つの態様では、かかる組成物のろうは、セラックを含んでもよく、かかる組成物の有益剤は、香料と前記香料を封入できるメラミンホルムアルデヒドポリマーとを含み得る香料マイクロカプセルを含み得る封入された有益剤を含んでもよく、かかる粒子の平均粒径は、約5マイクロメートル〜約100マイクロメートルであってもよい。
【0027】
前述の組成物の1つの態様では、かかる組成物のセラックは、ホウ砂及び/又はアンモニアを含んでもよい。
【0028】
前述の組成物の1つの態様では、かかる組成物のろうは、セバシン酸ジブチル、ポリエチレングリコール、及びプロピレングリコール、フタル酸ジブチル、フタル酸ジエチル、クエン酸トリエチル、クエン酸トリブチル、アセチル化モノグリセリド、アセチルクエン酸トリブチル、トリアセチン、フタル酸ジメチル、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、安息香酸ベンジル、脂肪酸のブチル及び/又はグリコールエステル、精製鉱物油、オレイン酸、ヒマシ油、コーン油、ショウノウ、グリセロール、ソルビン酸、ソルビトール、並びにこれらの混合物からなる群から選択される可塑剤を含んでもよい。
【0029】
前述の組成物の1つの態様では、かかる組成物のろう及び有益剤は、粒塊粒子を形成してもよい。
【0030】
前述の組成物の1つの態様では、かかる組成物の有益剤は、漂白剤を含んでもよい。
【0031】
前述の組成物の1つの態様では、かかる組成物の有益剤は、ジラウロイルペルオキシド;ジノノイルペルオキシド;ナトリウムノナノイルオキシベンゼンスルホネート;イソキノリニウム、2−[3−[(2−ブチルオクチル)オキシ]−2−(スルホオキシ)プロピル]−3,4−ジヒドロ−、分子内塩;イソキノリニウム、2−[3−[(2−エチルヘキシル)オキシ]−2−(スルホオキシ)プロピル]−3,4−ジヒドロ−、分子内塩;ジクロロ−1,4−ジメチル−1,4,8,11−テトラアザビシクロ[6.6.2]ヘキサデカンマンガン(II);ジクロロ−1,4−ジエチル−1,4,8,11−テトラアザビシクロ[6.6.2]ヘキサデカンマンガン(II);及びこれらの混合物からなる群から選択される材料を含んでもよい。
【0032】
前述の組成物の1つの態様では、かかる組成物の有益剤は、布地柔軟化剤を含んでもよい。
【0033】
前述の組成物の1つの態様では、かかる組成物の有益剤は、パラフィン、油、シリコーン、粘土、及びこれらの混合物からなる群から選択される布地柔軟化剤を含んでもよい。
【0034】
1つの態様では、前述の態様に列挙されたような前述のパラメータの任意の組み合わせを含んでもよい組成物を開示する。
【0035】
本発明を実施するために好適な材料及び設備は、United Initiators,GmbH & Co.KG,Dr.−Gustav−Adolph−Str.3,82049 Pullach,Germany SSB,Stroever GmbH & Co.KG,Muggenburg 11,28217 Bremen,Germany;Emerson Resources INC,Suite 1,600 Markley Street,Norristown,PA.19401;Appleton,825 E Wisconsin Avenue,P.O.Box 359,WI 54912−0359,US;Sigma Aldrich NV/SA,Kardinaal Cardijnplein 8,2880 Bornem,Belgium;ProCepT nv,Rosteyne 4,9060 Zelzate,Belgium;Ingeniatrics,Avd.Americo Vespucio 5−4,1 p.,mod.12,Sevilla,Spain;GEA Process Engineering Inc.・9165 Rumsey Road・Columbia,MD 21045,US;Mettler−Toledo,Inc.,1900 Polaris Parkway,Columbus,OH,43240,US;IKA−Werke GmbH & Co.KG,Janke & Kunkel Str.10,79219 Staufen,Germany;Alfa Aesar GmbH & Co KG,Zeppelinstrasse 7,76185 Karlsruhe,Germany;Eastman Chemical Company,PO Box 431,Kingsport,Tennessee 37662,USから入手することができる。
【0036】
作製プロセス
1つの態様では、ろうでコーティングされた粒子及び/又は粒塊を含む、前述の組成物を作製するプロセスは、以下の2つの工程を含んでもよい:a)セラック及び/又はゼインが挙げられるが、これらに限定されないろうと、水及び/又はエタノールが挙げられるが、これらに限定されない溶媒とを含む溶液を、有益剤を含むメラミンホルムアルデヒドマイクロカプセル及び/又はかかるメラミンホルムアルデヒドマイクロカプセルを含むスラリーと混合及び/又は接触させる段階と;b)かかるスラリーからろうでコーティングされたメラミンホルムアルデヒドマイクロカプセルを回収する工程。1つの態様では、ろう溶液を調製し、有益剤を含むメラミンホルムアルデヒドマイクロカプセルを含むスラリーをかかる溶液に添加して、ろう及びかかるメラミンホルムアルデヒドマイクロカプセルを含むスラリーを形成する。1つの態様では、フローフォーカシングを使用して、ろうでコーティングされたメラミンホルムアルデヒドマイクロカプセルを回収するとき、前述のスラリーを、セラック及び/又はゼインが挙げられるが、これらに限定されないろうを含んでもよい第2のろう溶液と接触させる。1つの態様では、可塑剤をろう/メラミンホルムアルデヒドマイクロカプセルスラリーに添加して、得られるろうでコーティングされたメラミンホルムアルデヒドマイクロカプセルの特性を改質することもできる−例えば、ろうでコーティングされたマイクロカプセルを柔軟化させる、及び/又は使用中のろうでコーティングされたマイクロカプセルによる有益剤の放出を改善する。好適な可塑剤としては、セバシン酸ジブチル、ポリエチレングリコール、及びプロピレングリコール、フタル酸ジブチル、フタル酸ジエチル、クエン酸トリエチル、クエン酸トリブチル、アセチル化モノグリセリド、アセチルクエン酸トリブチル、トリアセチン、フタル酸ジメチル、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、安息香酸ベンジル、脂肪酸のブチル及び/又はグリコールエステル、精製鉱物油、オレイン酸、ヒマシ油、コーン油、ショウノウ、グリセロール、ソルビン酸、ソルビトール、並びにこれらの混合物からなる群から選択される可塑剤が挙げられる。1つの態様では、前記可塑剤は、グリセロールを含む。1つの態様では、ろう及びメラミンホルムアルデヒドマイクロカプセルスラリーを、有機物質、例えば、ダイズ油等の植物油が挙げられるが、これらに限定されない油と混合して、ろう、メラミンホルムアルデヒドマイクロカプセル、及び有機物質を含むスラリーを形成する。所望により、ろう及びメラミンホルムアルデヒドマイクロカプセルスラリーを有機物質と混合するとき、次いで、カチオンを提供できる物質を、ろう、メラミンホルムアルデヒドマイクロカプセル、及び有機物質スラリーと混合して、かかるスラリーから回収することができるろうでコーティングされたメラミンホルムアルデヒドマイクロカプセルの硬化を補助してもよい。1つの態様では、ろう及びメラミンホルムアルデヒドマイクロカプセルスラリーを、カチオンを提供できる物質と接触させてもよく−典型的には、かかる物質は、水と、塩化カルシウム及び/又はマグネシウム等の塩により供給され得るカチオンとを含み、かかる接触は、かかるスラリーの滴をカチオンを提供できるかかる物質に通すことにより行われる。所望により、かかるスラリーをカチオンを提供できる物質と接触させるとき、かかる物質は、エタノール等のアルコールのような有機溶媒等の密度調節剤を含んでもよい。1つの態様では、第2の溶媒をろう/メラミンホルムアルデヒドマイクロカプセルスラリーに添加し、第1の溶媒を蒸発させて、前記第2の溶媒中にろうでコーティングされたメラミンホルムアルデヒドマイクロカプセルを生じさせる。本発明の前述の態様のいずれかにおいて、前述のスラリーは、必要に応じて、乾燥前に連続混合及び/又は界面活性剤を添加することにより均質に保つことができる。好適な回収技術としては、噴霧乾燥、濾過、フローフォーカシング、及びこれらの組み合わせが挙げられるが、これらに限定されない。
【0037】
1つの態様では、ろうでコーティングされた粒子及び/又は粒塊を作製するプロセスは、有益剤を、セラック及び/又はゼイン等の流体ろうと接触させて、ろうでコーティングされた粒子を形成することを含んでもよい。1つの態様では、前記のプロセスは、有益剤及び/又はメラミンホルムアルデヒド有益剤を、パラフィン等の液体ろうと接触させて、ろうでコーティングされた形成することを含む。1つの態様では、可塑剤をろうと混合して、得られるろうでコーティングされた粒子の特性を改質することもできる−例えば、ろうでコーティングされた粒子を柔軟化させる、及び/又は使用中のろうでコーティングされた粒子による有益剤の放出を改善する。1つの態様では、フローフォーカシングを使用して、ろうでコーティングされた粒子を回収するとき、有益剤、メラミンホルムアルデヒドに封入された有益剤、有益剤及び/又はメラミンホルムアルデヒドに封入された有益剤を含む液体ろう、並びにこれらの混合物からなる群から選択される材料を、セラック、パラフィン、及び/又はゼインが挙げられるが、これらに限定されないろうを含んでもよい第2のろうと接触させてもよい。更なる回収技術としては、噴霧乾燥、濾過、冷却、及びこれらの組み合わせが挙げられるが、これらに限定されない。
【0038】
1つの態様では、ろうでコーティングされた粒子及び/又は粒塊を作製するプロセスは、流動床の使用を含んでもよく、ここでは、有益剤、メラミンホルムアルデヒドに封入された有益剤、有益剤をコーティングしたろう、及び/又はろうでコーティングされたメラミンホルムアルデヒドに封入された有益剤、並びにこれらの混合物からなる群から選択される材料を、セラック、パラフィン、及び/又はゼインが挙げられるが、これらに限定されないろうを含んでもよい第2のろうと接触させてもよい。
【0039】
出願人等の組成物を含む組成物
出願人等の組成物の前述の変形を含む組成物は、本願に開示される粒子の変形、を含むかかる変態の任意の実施形態及びかかる変形の混合を含んでもよい。1つの態様では、前記出願人らの組成物の変形を含む組成物は、消費者製品であってもよい。使用される出願人等の組成物の正確な濃度は、組成物の種類及び最終用途に依存するが、消費者製品は、1つの態様では、組成物の総重量に基づいて、約0.001%〜約20%、約0.001%〜約5%、約0.001%〜約1%、約0.001%〜約の、出願人の組成物の任意の変形又はその混合を含む。
【0040】
1つの態様では、洗浄組成物は、洗浄組成物の総重量に基づいて、約0.1〜約1重量%の出願人らの組成物を含んでもよい。1つの態様では、布地処理組成物は、布地処理組成物の総重量に基づいて、約0.01〜約10重量%の出願人らの組成物の任意の変形の粒子又はその混合を含んでもよい。
【0041】
本発明の態様は、洗濯洗剤組成物(例えば、TIDE(商標))、硬質表面洗浄剤(例えば、MR CLEAN(商標))、自動食器洗浄用液体(例えば、CASCADE(商標))、食器洗浄用液体(例えば、DAWN(商標))、漂白添加剤(例えば、Ace)及び床洗浄剤(例えば、SWIFFER(商標))中での本発明の粒子の使用を含む。本明細書に開示される洗浄組成物は、通常、水性洗浄操作での使用中に、洗浄水のpHが約6.5〜約12、又は約7.5〜10.5となるように配合される。液体食器洗浄製品の配合は、典型的には約6.8〜約9.0のpHを有する。洗浄製品は、通常、約7〜約12のpHを有するように配合される。推奨される使用量でのpHを制御する技術には、緩衝剤、アルカリ、酸などの使用を含み、当業者には周知である。
【0042】
本明細書に開示される布地処理組成物は、典型的には、布地柔軟化活性物質(「FSA」)を含む。好適な布地柔軟化活性物質としては、第四級アンモニウム化合物、アミン、脂肪酸エステル、ショ糖エステル、シリコーン、分散性ポリオレフィン、粘土、多糖類、脂肪油、ポリマーラテックス、及びこれらの混合物からなる群から選択される物質が挙げられるが、これらに限定されない。
【0043】
補助材料
本発明の目的には必須でないが、以下に例示される補助剤の非限定的なリストは、本組成物において使用するのに適しており、例えば、性能を補助若しくは向上させるために、洗浄される基材の処理のために、又は香料、着色剤、染料などを用いる場合のように組成物の審美性を変化させるために、望ましくは本発明の特定の実施形態に組み込まれてもよい。このような補助剤は、本出願人らの組成物及び本明細書にて既に開示された製品の他の構成成分を介して供給される構成成分に追加されると理解されるべきである。このような追加的構成成分の明確な性質、及びそれを組み込む濃度は、組成物の物理的形態及び使用されるべき作業の性質に依存する。好適な補助物質としては、ポリマー、例えばカチオン性ポリマー、界面活性剤、ビルダー、キレート化剤、移染防止剤、分散剤、酵素及び酵素安定剤、触媒材料、漂白活性化剤、ポリマー分散剤、粘土汚れ除去/再付着防止剤、増白剤、泡抑制剤、染料、追加の香料及び香料送達系、構造弾性化剤、布地柔軟剤、キャリア、ヒドロトロープ、加工助剤、及び/又は顔料が挙げられるが、これらに限定されない。下記開示に加えて、このような他の補助剤の好適な例、及び使用濃度は、米国特許第5,576,282号、同第6,306,812(B1)号及び同第6,326,348(B1)号に見られ、これらは参照により組み込まれる。
【0044】
上述のように、補助成分は、本出願人らの洗浄及び布地ケア組成物には必須ではない。したがって、本出願人らの組成物の特定の実施形態は、以下の補助物質の1つ以上を含有しない:漂白活性化剤、界面活性剤、ビルダー、キレート化剤、移染防止剤、分散剤、酵素及び酵素安定剤、触媒金属錯体、ポリマー分散剤、粘土及び汚れ除去/再付着防止剤、増白剤、泡抑制剤、染料、追加の香料及び香料送達系、構造弾性化剤、柔軟仕上げ剤、キャリア、向水性物質、加工助剤、及び/又は顔料。しかし、1つ以上の補助剤が存在する場合、このような1つ以上の補助剤は、以下に詳述されるように存在することも可能である。
【0045】
界面活性剤−本発明による組成物は、界面活性剤又は界面活性剤系を含むことができ、その際、界面活性剤は、非イオン性及び/若しくはアニオン性及び/若しくはカチオン性界面活性剤並びに/又は両性及び/若しくは双極性及び/若しくは半極性非イオン性界面活性剤から選択できる。界面活性剤は、典型的には洗浄組成物の約0.1重量%から、約1重量%から、又は更には約5重量%から、洗浄組成物の約99.9重量%まで、約80重量%まで、約35重量%まで、又は更には約30重量%までの濃度で存在する。
【0046】
ビルダー−本発明の組成物は、1つ以上の洗剤ビルダー又はビルダー系を含むことができる。存在する場合、組成物は典型的には、少なくとも約1重量%のビルダー、又は約5重量%又は10重量%から約80重量%まで、50重量%まで、又は更には30重量%までのこのようなビルダーを含む。ビルダーとしては、ポリホスフェートのアルカリ金属、アンモニウム及びアルカノールアンモニウム塩、アルカリ金属ケイ酸塩、アルカリ土類及びアルカリ金属炭酸塩、アルミノシリケートビルダー、ポリカルボキシレート化合物、エーテルヒドロキシポリカルボキシレート、無水マレイン酸とエチレン又はビニルメチルエーテルとのコポリマー、1,3,5−トリヒドロキシベンゼン−2,4,6−トリスルホン酸、及びカルボキシメチルオキシコハク酸、エチレンジアミン四酢酸及びニトリロ三酢酸のようなポリ酢酸の種々のアルカリ金属、アンモニウム及び置換アンモニウム塩、並びにメリト酸、コハク酸、オキシジコハク酸、ポリマレイン酸、ベンゼン1,3,5−トリカルボン酸、カルボキシメチルオキシコハク酸、及びそれらの可溶性塩のようなポリカルボン酸塩が挙げられるが、これらに限定されない。
【0047】
キレート化剤−本明細書の組成物はまた、任意で1つ以上の銅、鉄、及び/又はマンガンキレート化剤を含有してもよい。使用される場合、キレート化剤は、一般に、本明細書の組成物の約0.1重量%〜約15重量%、又は更には本明細書の組成物の約3.0重量%〜約15重量%を構成する。
【0048】
移染防止剤−本発明の組成物はまた、1つ以上の移染防止剤を含んでもよい。好適なポリマー移染防止剤としては、ポリビニルピロリドンポリマー、ポリアミンN−オキシドポリマー、N−ビニルピロリドンとN−ビニルイミダゾールのコポリマー、ポリビニルオキサゾリドン及びポリビニルイミダゾール又はこれらの混合物が挙げられるが、これらに限定されない。本明細書の組成物中に存在する場合、移染防止剤は、洗浄組成物の約0.0001重量%から、約0.01重量%から、約0.05重量%から、洗浄組成物の約10重量%まで、約2重量%まで、又は更には約1重量%までの濃度で存在する。
【0049】
分散剤−本発明の組成物はまた、分散剤を含むことができる。好適な水溶性有機材料は、ホモポリマー又はコポリマーの酸又はそれらの塩であり、それらのうちのポリカルボン酸は、互いに炭素原子2個を超えない程度に離れている少なくとも2個のカルボキシル基を含み得る。
【0050】
酵素−組成物は、洗浄性能効果、及び/又は布地ケア効果を提供する1つ以上の洗浄性酵素を含むことができる。好適な酵素の例としては、ヘミセルラーゼ、ペルオキシダーゼ、プロテアーゼ、セルラーゼ、キシラナーゼ、リパーゼ、ホスホリパーゼ、エステラーゼ、クチナーゼ、ペクチナーゼ、ケラタナーゼ、レダクターゼ、オキシダーゼ、フェノールオキシダーゼ、リポキシゲナーゼ、リグニナーゼ、プルラナーゼ、タンナーゼ、ペントサナーゼ、マラナーゼ、β−グルカナーゼ、アラビノシダーゼ、ヒアルロニダーゼ、コンドロイチナーゼ、ラッカーゼ、及びアミラーゼ、又はこれらの混合物が挙げられるが、これらに限定されない。典型的な組み合わせは、プロテアーゼ、リパーゼ、クチナーゼ、及び/又はセルラーゼのような従来の適用可能な酵素をアミラーゼと組み合わせた混液である。
【0051】
酵素安定剤−組成物、例えば洗剤において使用するための酵素は、さまざまな技術によって安定化可能である。本明細書に用いられる酵素は、カルシウムイオン及び/又はマグネシウムイオンを酵素に供給する、最終組成物中のカルシウム及び/又はマグネシウムイオンの水溶性供給源の存在によって安定化させることができる。
【0052】
触媒金属錯体−本出願人らの組成物は、触媒金属錯体を包含してもよい。金属含有漂白触媒の1つの種類は、銅、鉄、チタン、ルテニウム、タングステン、モリブデン、又はマンガンのカチオンのような、限定された漂白触媒活性の遷移金属カチオン、亜鉛又はアルミニウムのカチオンのような、漂白触媒活性をほとんど又は全くもたない補助金属カチオン、並びに触媒金属及び補助金属のカチオンに対して限定された安定度定数を有する金属イオン封鎖剤、特にエチレンジアミン四酢酸、エチレンジアミンテトラ(メチレンホスホン酸)及びそれらの水溶性の塩類を含む触媒系である。このような触媒は、米国特許第4,430,243号に開示される。
【0053】
所望する場合、本明細書の組成物はマンガン化合物を用いて触媒可能である。このような化合物及び使用濃度は当該技術分野で周知であり、例えば、米国特許第5,576,282号に開示されるマンガン系触媒が挙げられる。
【0054】
本明細書において有用なコバルト漂白触媒は既知であり、例えば、米国特許第5,597,936号及び第5,595,967号に記載されている。このようなコバルト触媒は、既知の手順、例えば、米国特許第5,597,936号及び第5,595,967号において教示されているような手順によって容易に製造される。
【0055】
本明細書の組成物はまた、好適なことに、大多環状の剛性配位子(「MRL」と省略される)の遷移金属錯体を含んでもよい。実際的な事柄として、限定するためではないが、本明細書の組成物及び洗浄法を水性洗浄媒体において少なくとも1億分の1のオーダーの有益剤MRL種を提供するように調整して、約0.005ppm〜約25ppm、約0.05ppm〜約10ppm、又は更には約0.1ppm〜約5ppmのMRLを洗浄溶液中に提供することができる。
【0056】
遷移金属漂白剤触媒中の好ましい遷移金属としては、マンガン、鉄、及びクロムが挙げられる。本明細書における好ましいMRLは、架橋した特定の種類の超剛性配位子、例えば、5,12−ジエチル−1,5,8,12−テトラアザビシクロ[6.6.2]ヘキサデカンである。
【0057】
好適な遷移金属MRLは、既知の手順、例えば、国際公開第00/32601号及び米国特許第6,225,464号で教示されているような手順によって容易に製造される。
【0058】
組成物の製造プロセス及び使用プロセス
本発明の組成物は、任意の好適な形態に配合することができ、配合者によって選択される任意のプロセスによって調製することができるが、その非限定的な例は、米国特許第5,879,584号、同第5,691,297号;同第5,574,005号;同第5,569,645号;同第5,565,422号;同第5,516,448号;同第5,489,392号;同第5,486,303号に記載されており、その全てが本明細書に参照することにより組み込まれる。
【0059】
使用方法及び処理される部位
本明細書に開示される出願人等の組成物の任意の態様を含む組成物及び/又は製品/組成物のいずれかを用いて、ある部位、特に、表面又は布地を洗浄又は処理することができる。通常、このような部位の少なくとも一部を、未希釈の形態又は液体、例えば洗浄液で希釈された形態の、本出願人らの組成物の実施形態及び/又は出願人らの組成物の任意の態様を含む組成物と接触させ、次いで、所望により、前記部位を洗浄及び/又はすすぎ洗いしてもよい。1つの態様では、部位は、所望により、洗浄及び/又はすすぎ洗いされ、組成物及び/又は出願人の組成物の任意の態様を含む製品/組成物のいずれかと接触し、次いで、所望により、洗浄及び/又はすすぎ洗いされる。本発明の目的のために、洗浄としては、こすり洗い及び機械的撹拌が挙げられるが、これらに限定されない。布地には、通常の消費者の使用条件で洗濯又は処理することが可能である、ほとんど全ての布地が含まれ得る。開示される組成物を含み得る液体のpHは、約3〜約11.5であってよい。こうした組成物は、典型的には溶液中で約500ppm〜約15,000ppmの濃度で使用される。洗浄溶媒が水である場合、水の温度は約5℃〜約90℃であってもよく、前記部位が布地を含む場合、水対布地の比は約1:1〜約30:1であってもよい。1つの態様では、前述の方法のいずれかに従って処理された部位を開示する。
【0060】
試験方法
本出願の「試験方法」の項で開示される試験方法は、本出願人らの発明が本明細書に記載され及び特許請求されているように、本出願人らの発明のパラメータの各値を求めるために使用されるべきであると理解される。
【0061】
(1)平均粒径
ろうでコーティングされた粒子の平均粒径は、Mettler−Toledo,Inc.,1900 Polaris Parkway,Columbus,OH,43240,USにより供給されているLasentec M500L−316−Kを用いて測定される。前記設備は、2000年2月発行のLasentecマニュアルに記載されている通りに設定される(Lasentec,FBRM Control Interface,version 6.0)。ソフトウェア設定及びサンプル分析は、WINDOXマニュアル内の、Windoxソフトウェア(Windox XP、バージョン2002)を使用して実施する。
【実施例】
【0062】
本発明の特定の実施形態が例示され、記載されてきたが、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく、他の様々な変更及び修正を実施できることが、当業者には明白であろう。したがって、本発明の範囲内にあるそのようなすべての変更及び修正を、添付の「特許請求の範囲」で扱うものとする。
【0063】
実施例1:乾燥洗濯組成物における60重量%コア/40重量%ウォールのセラックマイクロカプセル
半水中セラックSSB−63−HE−N(SSB,Bremen,Germany)の25%溶液を60℃で調製し、1,2マイクロメートルのフィルタ(Albet,Dassel,Germany)で濾過する。この溶液を室温に冷却し、2%グリセロール(Sigma Aldrich)を可塑剤として添加する。有益剤として香料組成物を含有する1200gのマイクロカプセル(Appleton,Wisconsin,US)を1680gの前述のセラック溶液に懸濁させ、懸濁液中の固形分が30%になるように500gの半水を添加する。この懸濁液を700rpmで1時間撹拌し、次いで、蠕動ポンプ(Watson−Marlow,Massachusetts,US)を用いて噴霧乾燥機(Niro GmbH,Gemany)に導入する。固体粒子を回収し、次いで、顕微鏡技術により分析する:SEM(TM−1000,Hitachi)、Axio顕微鏡(Zeiss,Germany)、及びSTEREO顕微鏡(Zeiss,Germany)。有益剤として香料を含有するこれらの粒子を、以下の通り乾燥洗濯組成物に混合する。
【表1】

セラック粒子は、微粉として添加され、レファレンスとして、有益剤として香料を含むコーティングされていないマイクロカプセルを用いて全洗浄試験で試験した。
【0064】
実施例2:押出成形によりカルシウムと架橋されたセラック中にマイクロカプセルを捕捉するビーズの生成
有益剤として香料を含むマイクロカプセルスラリー(Appleton,Wisconsin,US)30gをMarcoat 125溶液(Emerson Resources INC,Pennsylvania,US)100gに懸濁させる。振動ユニットノズルを備えるNisco封入機を用いて、上記懸濁液を7.5%塩化カルシウム(Sigma Aldrich)水浴に滴下する。粒子をそこに1時間維持し、次いで、水相を除去し、室温で粒子を48時間乾燥させる。35℃で72時間、過酸化水素を含有する液体洗濯組成物に粒子を懸濁させ、次いで、粉末及び/又は液体補助洗剤を用いた洗浄で用いて、マイクロカプセルの放出を測定する。顕微鏡技術を用いて布地を検査し、乾燥布地に対するマイクロカプセルの付着及びこすり洗いした後の好ましい匂いの効果を評価する。
【0065】
実施例3:液体洗濯組成物における20重量%コア/80重量%ウォールのセラックマイクロカプセル
半水中セラックSSB−NPU−HE−N(SSB,Bremen,Germany)の25%溶液を60℃で調製し、1,2マイクロメートルのフィルタ(Albet,Dassel,Germany)で濾過する。この溶液を室温に冷却し、4%グリセロール(Sigma Aldrich)を可塑剤として添加する。有益剤として香料組成物を含有し、50%固形分を含有する400gのマイクロカプセル(Appleton,Wisconsin,US)を3216gの前述のセラック溶液に懸濁させる。この懸濁液を700rpmで1時間撹拌し、次いで、蠕動ポンプ(Watson−Marlow,Massachusetts,US)を用いて噴霧乾燥機(Niro GmbH,Gemany)に導入する。固体粒子を回収し、次いで、顕微鏡技術により分析する:SEM(TM−1000,Hitachi)、Axio顕微鏡(Zeiss,Germany)、及びSTEREO顕微鏡(Zeiss,Germany)。これら粒子は、有益剤として香料を含有し、以下の通り液体洗濯組成物で用いられる:
【表2】

ジエチレントリアミン五酢酸ナトリウム塩
Milliken製高分子着色剤
3,4布地色相染料
非布地直接染料
gNaOH/製品100g
微粉として添加されるセラック粒子
【0066】
実施例3の液体洗濯洗剤を用い、レファレンスとして遊離香料を用いて全洗浄試験で試験する。
【0067】
実施例4:液体洗濯組成物における20重量%コア/80重量%セラックでコーティングされたジクロロ−1,4−ジエチル−1,4,8,11−テトラアザビシクロ[6.6.2]ヘキサデカンマンガン(II)半水中セラックSSB−63−HE−N(SSB,Bremen,Germany)の10%溶液を60℃で調製し、1,2マイクロメートルのフィルタ(Albet,Dassel,Germany)で濾過する。この溶液を室温まで冷却する。ジクロロ−1,4−ジエチル−1,4,8,11−テトラアザビシクロ[6.6.2]ヘキサデカンマンガン(II)2gを、既に調製されたセラック溶液98gに添加し、ジクロロ−1,4−ジエチル−1,4,8,11−テトラアザビシクロ[6.6.2]ヘキサデカンマンガン(II)が完全に溶解するまで混合する(IKA RW−16−Basic、IKA−Werke GmbH & Co. KG,Janke & Kunkel Str.10,79219 Staufen,Germanyにより供給)。次いで、噴霧乾燥機を用いて粒子を回収する(4M8 Spray−Dryer from ProCepT,Belgium)。噴霧乾燥プロセスで用いるパラメータ:ノズル0.4mm;schuin 60 cyclone;入口空気温度140℃;空気流速0.4m/分;供給速度シリンジで2mL/分収率58.14%が得られる。粒子を回収し、次いで、SEM(TM−1000,Hitachi)により分析し、標準的な洗濯洗浄試験で性能を評価する。
【0068】
実施例5:液体洗濯組成物における70重量%コア/30重量%セラックでコーティングされたノナノイルオキシベンゼンスルホネートナトリウムノナノイルオキシベンゼンスルホネート(Eastman,Tennessee,US)400gを計量し、ウルスターを用いて流動床塗布機(4M8−Fluidbed,ProCepT,Belgium)に投入する。熱気を60℃に設定し、セラックSplendid C2(SSB,Bremen,Germany)を3mL/分の速度で底部から噴霧する。物質を回収し、SEM(TM−1000,Hitachi)により分析したところ、コーティングが不均一であると評価されるが、洗濯組成物における粒子のエージング後の標準的な性能試験では、洗濯で洗浄効果を提供する。
【0069】
実施例6:液体洗濯組成物における13重量%コア/87重量%セラックでコーティングされたノナノイルオキシベンゼンスルホネート半水中セラックSSB−63−HE−N(SSB,Bremen,Germany)の25%溶液を60℃で調製し、1,2マイクロメートルのフィルタ(Albet,Dassel,Germany)で濾過する。この溶液を室温まで冷却する。ナトリウムノナノイルオキシベンゼンスルホネート13gを、既に調製されているセラック溶液348gに添加し、ナトリウムノナノイルオキシベンゼンスルホネートが完全に溶解するまで混合する(IKA RW−16−Basic、IKA−Werke GmbH & Co.KG,Janke & Kunkel Str.10,79219 Staufen,Germanyにより供給)。次いで、噴霧乾燥機を用いて粒子を回収する(ProCepT,Belgiumからの4M8 Spray−Dryer)。噴霧乾燥プロセスで用いるパラメータ:ノズル0.2mm;入口空気温度120℃;空気流速0.4m/分;供給速度蠕動ポンプで3mL/分回収された粒子は、上記の通りLasentec(Mettler−Toledo,Ohio,US)で分析したところ、平均20,8マイクロメートルの粒径分布を有する。
【0070】
本明細書に開示されている寸法及び値は、列挙した正確な数値に厳しく制限されるものとして理解すべきではない。それよりむしろ、特に規定がない限り、こうした各寸法は、列挙された値とその値周辺の機能的に同等の範囲との両方を意味することが意図される。例えば、「40mm」として開示された寸法は、「約40mm」を意味することを意図する。
【0071】
「発明を実施するための形態」で引用した全ての文献は、関連部分において本明細書に参考として組み込まれるが、いずれの文献の引用も、それが本発明に関して先行技術であることを容認するものとして解釈すべきではない。本明細書中の用語の任意の意味又は定義が、参照により組み込まれた文献中の同一の用語の任意の意味又は定義と相反する限りにおいては、本明細書においてその用語に与えられた意味又は定義が適用されるものとする。
【0072】
本発明の特定の実施形態が例示され、記載されてきたが、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく、他の様々な変更及び修正を実施できることが、当業者には明白であろう。したがって、本発明の範囲内にあるそのようなすべての変更及び修正を、添付の「特許請求の範囲」で扱うものとする。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
a)
(i)封入された有益剤であって、香料;香料送達組成物;ジアシル、包接ジアシル、ナトリウムノナノイルオキシベンゼンスルホネート、漂白ブースター、金属触媒、及びこれらの混合物からなる群から選択される材料を含む漂白剤;布地柔軟化剤;並びにこれらの混合物からなる群から選択される材料と、
前記材料を封入するメラミンホルムアルデヒドポリマーとを含む封入された有益剤、
(ii)香料送達組成物;ジアシル、包接ジアシル、ナトリウムノナノイルオキシベンゼンスルホネート、漂白ブースター、金属触媒、及びこれらの混合物からなる群から選択される材料を含む漂白剤;布地柔軟化剤;並びにこれらの混合物;からなる群から選択される有益剤であって、
メラミンホルムアルデヒドポリマーに封入されている、又は封入されていないかに関わらず、
前記ジアシルが、ジノノイルペルオキシド、ジデカノイルペルオキシド、ジウンデカノイルペルオキシド、ジラウロイルペルオキシド、ジベンゾイルペルオキシド、ジ−(3,5,5−トリメチルヘキサノイル)ペルオキシド、及びこれらの混合物からなる群から選択される材料を含み、
前記包接ジアシルが、ジノノイルペルオキシド、ジデカノイルペルオキシド、ジウンデカノイルペルオキシド、ジラウロイルペルオキシド、ジベンゾイルペルオキシド、ジ−(3,5,5−トリメチルヘキサノイル)ペルオキシド、及びこれらの混合物からなる群から選択される材料を含み、
前記漂白ブースターが、2−[3−[(2−ヘキシルドデシル)オキシ]−2−(スルホオキシ)プロピル]−3,4−ジヒドロイソキノリニウム、分子内塩;3,4−ジヒドロ−2−[3−[(2−ペンチルウンデシル)オキシ]−2−(スルホオキシ)プロピル]イソキノリニウム、分子内塩;2−[3−[(2−ブチルデシル)オキシ]−2−(スルホオキシ)プロピル]−3,4−ジヒドロイソキノリニウム、分子内塩;3,4−ジヒドロ−2−[3−(オクタデシルオキシ)−2−(スルホオキシ)プロピル]イソキノリニウム、分子内塩;2−[3−(ヘキサデシルオキシ)−2−(スルホオキシ)プロピル]−3,4−ジヒドロイソキノリニウム、分子内塩;3,4−ジヒドロ−2−[2−(スルホオキシ)−3−(テトラデシルオキシ)プロピル]イソキノリニウム、分子内塩;2−[3−(ドデシルオキシ)−2−(スルホオキシ)プロピル]−3,4−ジヒドロイソキノリニウム、分子内塩;2−[3−[(3−ヘキシルデシル)オキシ]−2−(スルホオキシ)プロピル]−3,4−ジヒドロイソキノリニウム、分子内塩;3,4−ジヒドロ−2−[3−[(2−ペンチルノニル)オキシ]−2−(スルホオキシ)プロピル]イソキノリニウム、分子内塩;3,4−ジヒドロ−2−[3−[(2−プロピルへプチル)オキシ]−2−(スルホオキシ)プロピル]イソキノリニウム、分子内塩;2−[3−[(2−ブチルオクチル)オキシ]−2−(スルホオキシ)プロピル]−3,4−ジヒドロイソキノリニウム、分子内塩;2−[3−(デシルオキシ)−2−(スルホオキシ)プロピル]−3,4−ジヒドロイソキノリニウム、分子内塩;3,4−ジヒドロ−2−[3−(オクチルオキシ)−2−(スルホオキシ)プロピル]イソキノリニウム、分子内塩;2−[3−[(2−エチルヘキシル)オキシ]−2−(スルホオキシ)プロピル]−3,4−ジヒドロイソキノリニウム、分子内塩;及びこれらの混合物からなる群から選択される材料を含み、
前記金属触媒が、ジクロロ−1,4−ジエチル−1,4,8,11−テトラアザビシクロ[6.6.2]ヘキサデカンマンガン(II);ジクロロ−1,4−ジメチル−1,4,8,11−テトラアザビシクロ[6.6.2]ヘキサデカンマンガン(II)、及びこれらの混合物からなる群から選択される材料を含む、有益剤と;
b)セラック、ゼイン、パラフィン、及びこれらの混合物からなる群から選択されるろうであって、前記有益剤を被覆して粒子、粒塊、又はビーズを形成するろうと、
c)補助物質と、
を含む組成物。
【請求項2】
メラミンホルムアルデヒドポリマーに封入されている、又は封入されていないに関わらず、前記香料送達組成物が、アミン反応生成物、ポリマー補助送達系、デンプン封入アコード、アコードを含む無機物質、及びこれらの混合物からなる群から選択される材料を含む、請求項1に記載の組成物。
【請求項3】
前記組成物の、有益剤のろうに対する重量比が、95:5〜1:99、95:5〜15:85、又は更には90:10〜50:50であり、平均粒径が、1マイクロメートル〜5mm、2マイクロメートル〜2mm、又は更には5マイクロメートル〜100マイクロメートルである、請求項1又は2に記載の組成物。
【請求項4】
前記ろうが、セラックを含み、好ましくは、前記セラックが、ホウ砂及び/又はアンモニアを含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項5】
前記ろうが、前記有益剤を封入して、粒子を形成する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項6】
前記ろうが、セラックを含み、前記有益剤が、香料と前記香料を封入しているメラミンホルムアルデヒドポリマーとを含む香料マイクロカプセルを含む封入された有益剤を含み、前記粒子の平均粒径が、5マイクロメートル〜100マイクロメートルである、請求項1〜5のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項7】
前記ろうが、セバシン酸ジブチル、ポリエチレングリコール、及びプロピレングリコール、フタル酸ジブチル、フタル酸ジエチル、クエン酸トリエチル、クエン酸トリブチル、アセチル化モノグリセリド、アセチルクエン酸トリブチル、トリアセチン、フタル酸ジメチル、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、安息香酸ベンジル、脂肪酸のブチル及び/又はグリコールエステル、精製鉱物油、オレイン酸、ヒマシ油、コーン油、ショウノウ、グリセロール、ソルビン酸、ソルビトール、並びにこれらの混合物からなる群から選択される可塑剤を含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項8】
前記ろう及び前記有益剤が、粒塊粒子を形成する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項9】
前記有益剤が漂白剤を含み、好ましくは、前記漂白剤が、ジラウロイルペルオキシド;ジノノイルペルオキシド;ナトリウムノナノイルオキシベンゼンスルホネート;イソキノリニウム、2−[3−[(2−ブチルオクチル)オキシ]−2−(スルホオキシ)プロピル]−3,4−ジヒドロ−、分子内塩;イソキノリニウム、2−[3−[(2−エチルヘキシル)オキシ]−2−(スルホオキシ)プロピル]−3,4−ジヒドロ−、分子内塩;ジクロロ−1,4−ジメチル−1,4,8,11−テトラアザビシクロ[6.6.2]ヘキサデカンマンガン(II);ジクロロ−1,4−ジエチル−1,4,8,11−テトラアザビシクロ[6.6.2]ヘキサデカンマンガン(II)、及びこれらの混合物を含む、請求項8に記載の組成物。
【請求項10】
前記有益剤が、布地柔軟化剤を含み、好ましくは、前記布地柔軟化剤が、パラフィン、油、シリコーン、粘土、及びこれらの混合物からなる群から選択される、請求項8に記載の組成物。
【請求項11】
請求項1〜10のいずれか一項に記載の組成物と、補助物質と、を含む消費者製品。
【請求項12】
部位を処理及び/又は洗浄する方法であって、前記方法が、
a.)所望により前記部位を洗浄及び/又はすすぎ洗いする工程と、
b.)前記部位を、請求項1〜10のいずれか一項に記載の組成物及び/又は請求項11に記載の製品と接触させる工程と、
c.)所望により前記部位を洗浄及び/又はすすぎ洗いする工程と、
を含む方法。
【請求項13】
請求項1〜10のいずれか一項に記載の組成物及び/又は請求項11に記載の製品で処理される部位。

【公表番号】特表2012−522072(P2012−522072A)
【公表日】平成24年9月20日(2012.9.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−502220(P2012−502220)
【出願日】平成22年3月25日(2010.3.25)
【国際出願番号】PCT/US2010/028559
【国際公開番号】WO2010/114753
【国際公開日】平成22年10月7日(2010.10.7)
【出願人】(590005058)ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー (2,280)
【Fターム(参考)】