説明

通気性を有する簡易車庫

【課題】カバーの内部および外部の通気及び高温になるのを防ぎ、オートバイの寿命を延長させる簡易車庫を提供する。
【解決手段】基座2、複数のフレーム3、第1、第2の支柱4、5およびカバー9からなり、基座は互いに平行である第1、第2の側板21、22を有し、複数のフレームは底部が第1、第2の側板に揺動方式により対応するように結合する互いに平行である第1、第2のパイプ31、32を有し、第1の支柱4は底部が第1の側板21に揺動方式により対応し、第2の支柱5は第2の側板22に揺動方式により対応し、カバー9は複数のフレームの上に覆い、一方の端部にカバー下垂部91、2つの穿孔92、93および少なくとも1つの通気窓94を設け、カバー下垂部91の頂部に接し、第1、第2の支持フレーム7、8の頂部が2つの穿孔92、93をそれぞれ貫通し、カバー下垂部の底部に接続し、カバー下垂部91を捲り上げて通気を行なう。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車庫に関し、特に、オートバイを駐車する通気性を有する簡易車庫に関する。
【背景技術】
【0002】
従来のオートバイカバーは、車体を直接覆っているものであった。強風によりカバーが吹き飛ばされるのを防ぐため、カバーの底部に穿孔を設けてベルトや紐を貫通させ、車輪や車体底部に固定させるものもあった。しかし、従来のカバーは、配置されたオートバイから十分な距離を置いていなかったため、直射日光に曝されると、高温が車体に直接伝わりやすかった。また、強風によりカバーが移動してしまい車体に疵を付けてしまうこともあった。その他に、雨に濡れたり、マフラが高温であった場合、すぐにカバーをすることができなかった。
【0003】
上記の短所を解決するため、従来技術において、複数のフレームをカバーで覆うことによって形成される固定式の簡易車庫が開示された。この発明は、カバー上に通気窓を設けることによりカバーの内部および外部との通気を行なった。しかし、固定された通気窓は、大雨の際、大量の雨水の水飛沫がカバー内に飛び散り、車体を保護する機能を失ってしまった。また、通気窓を設けないと、高温のもと、オートバイのパーツが劣化しやすいという問題も生じた。
【0004】
以上の従来技術の欠点を解決するため、本発明の通気性を有する簡易車庫は、カバーの内部および外部の温度を調節し、収納に便利で、雨から車体を守る作用を有する。
【特許文献1】特開2002−147045公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の第1の目的は、カバー上に通気窓および2本の支持フレームを設け、支持フレームをカバー内から突出させて、カバー下垂部を捲り上げる構造により、カバーの内部および外部との通気を行ない、カバー内が高温になるのを防ぎ、オートバイの寿命を延長させる通気性を有する簡易車庫を提供することにある。
本発明の第2の目的は、基座上で揺動するフレームをカバーで覆うことにより、収納が簡単で便利な通気性を有する簡易車庫を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述の目的を達成するため、本発明は、通気性を有する簡易車庫を提供する。通気性を有する簡易車庫は、互いに平行である第1の側板および第2の側板を有する基座と、底部が第1の側板および第2の側板に揺動方式により対応するように結合する互いに平行である第1のパイプおよび第2のパイプを有する複数のフレームと、底部が第1の側板に揺動方式により対応するように結合する第1の支持フレームおよび底部が第2の側板に揺動方式により対応するように結合する第2の支持フレームと、複数のフレームの上に覆われ、一方の端部にカバー下垂部、2つの穿孔および少なくとも1つの通気窓を設け、カバー下垂部の頂部に接し、第1の支持フレームおよび第2の支持フレームの頂部が2つの穿孔をそれぞれ貫通し、カバー下垂部の底部にそれぞれ接続し、カバー下垂部を捲り上げることにより内部および外部の通気を行なうカバーと、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明の通気性を有する簡易車庫は、以下の6つの長所を有する。第1に、カバーの内部および外部の通気を行なうことにより、カバー内部が高温になるのを防ぎ、オートバイの寿命を延長させることができる。第2に、カバーの内部および外部の空気対流の強度を柔軟に調節できるため、普段は通気窓を適当に開けることができるが、台風の際は、通気窓を閉めきって風雨が入るのを防ぐことができる。第3に、通気路がカバー下垂部の内側に設けられ、カバー下垂部は下に向って斜めの角度を有するため、カバー下垂部がめくられて、通気窓が通気状態の場合、急な大雨による雨水の飛びはねを心配する必要がない。第4に、カバーが各フレームの揺動により、オートバイに接触することなく、後側に収納されるため、使用上便利であり、カバーが車体を瑕付けるのを防ぐことができる。第5に、カバーが、配置されたオートバイから十分な距離を置いているため、雨に濡れたり、マフラが高温で、すぐにカバーをかけられなかった従来技術を解決することができる。第6に、位置決め装置がフレームのパイプの位置決めを行なうため、フレームが強風により立ちあがったりするのを防ぎ、カバーの安定性を保ち、効果的に車体を保護することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
以下、本発明の第一の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態による通気性を有する簡易車庫を示す分解斜視図である。図2は、本発明の一実施形態による通気性を有する簡易車庫を示す透斜視図である。図1および図2に示すように、本発明の一実施形態による通気性を有する簡易車庫1は、基座2、複数のフレーム3、第1の支柱4、第2の支柱5、アーチ型支持フレーム6、第1の支持フレーム7、第2の支持フレーム8およびカバー9から構成される。
【0009】
基座2は、第1の側板21、第2の側板22、底板23および後部フレーム25から構成され、第1の側板21と第2の側板22とは、平行な長方形の板体で、断面はそれぞれL字型を呈している。第1の側板21の直立板211上には水平に配列された円形の複数の第1の枢孔212が設けられ、第2の側板22の直立板221上には各々の第1の枢孔212に対応する複数の第2の枢孔222が設けられている。底板23は、長方形を呈し、その両方の端部は第1の側板21および第2の側板22の後部の端部に接続され、第1の側板21および第2の側板22とともにU字型を呈している。後部フレーム25は、U字型のフレームで、第1の側板21および第2の側板22の後部の端部に接続されている。
【0010】
本実施形態において、フレーム3は、5本あり、各々のフレーム3は、第1のパイプ31、第2のパイプ32、およびアーチ型パイプ33を有する。第1のパイプ31と第2のパイプ32とは、互いに平行であり、第1のパイプ31および第2のパイプ32の底部には第1の穿孔311および第2の穿孔321がそれぞれ設けられていて、それぞれ枢軸で第1の穿孔311および第2の穿孔321と第1の枢孔212、第2の枢孔222を貫通させて、第1のパイプ31および第2のパイプ32を基座2の第1の側板21および第2の側板22上で回動揺動させる。また、第1のパイプ31および第2のパイプ32の頂部は、縮管312、322をそれぞれ形成し、各々の縮管312、322には弾扣313、323が設けられている。アーチ型パイプ33は、円形パイプで、U字型を呈し、その両方の端部のフレーム上に位置決め孔331、332がそれぞれ設けられ、2本のフレームを第1のパイプ31の縮管312および第2のパイプ32の縮管322上にそれぞれ嵌合させ、弾扣(押圧弾性ボタン)313、323で位置決め孔331、332内に位置決めする。
【0011】
第1の支柱4および第2の支柱5は、長いパイプで、底部に第1の側板21および第2の側板22をそれぞれ接続している。第1の支柱4および第2の支柱5の頂部は、5本のフレーム3中の第1の側板21および第2の側板22の後部の端部に最も近いフレーム3(後端フレーム25に近い5番目のフレーム3)の第1のパイプ31および第2のパイプ32上に接続され、フレーム3を支持している。
【0012】
アーチ型支持フレーム6(5番目のフレーム3に続く支持フレーム)は、逆U字型の円形パイプで、その両方のパイプの端部に位置決め孔61、62が設けられている。第1の支持フレーム7および第2の支持フレーム8は、直径がアーチ型支持フレーム6のパイプよりやや小さい長いパイプで、弾扣71、81がそれぞれ設けられている。第1の支持フレーム7および第2の支持フレーム8がアーチ型支持フレーム6の2つのパイプに嵌合されると、弾扣71、81がアーチ型支持フレーム6の位置決め孔61、62内に位置決めされる。第1の支持フレーム7の底部は、第1の側板21の直立板211上に枢着され、第2の支持フレーム8の底部は、第2の側板22の直立板221上に枢着されている。
【0013】
カバー9は、防水シートをミシン加工したもので、後部の端部にカバー下垂部91、穿孔92、93および通気窓94が設けられている。カバー下垂部91は、長方形の布で、頂部がカバー9の上部にミシンで縫られ、垂れ下がっている状態で2つの通気窓94を覆っている。カバー下垂部91の底部は、アーチ型支持フレーム6に繋がっている。また、2つの穿孔92、93は、カバー9の後部の端部の左右両側に設けられ、第1の支持フレーム7および第2の支持フレーム8を貫通させ、アーチ型支持フレーム6の2つのパイプにそれぞれ接続させ、カバー下垂部91を上下に捲上げ、及び巻下げが可能にしている(図3参照)。
【0014】
図3は、本発明の一実施形態によるアーチ型支持フレームの第1の支持フレームおよび第2の支持フレームの伸縮時における使用状態を示す断面図である。図3に示すように、本発明の一実施形態によるアーチ型支持フレーム6の2つのパイプが第1の支持フレーム7および第2の支持フレーム8に沿ってそれぞれ上方に移動すると、第1の支持フレーム7および第2の支持フレーム8の弾扣71、81の位置決め作用により、カバー下垂部91を捲り上げ、カバー下垂部91とカバー9の後部の端部(アーチ型支持フレーム6)との間に比較的大きな空間を形成する。これにより、外部の空気が2つの通気窓94からカバー9内に流れ込む。弾扣71、81の位置決め作用が解除されると、アーチ型支持フレーム6は、フレーム自体の重さとカバー下垂部91の重さで下方(図3の右下方向の矢印)に滑り落ち、2つの通気窓94を覆う。
【0015】
図4は、本発明の一実施形態によるフレーム3の収納状態を示す側面図である。図5は、本発明の一実施形態による車庫内にオートバイが配置された状態を示す側面図である。
図4〜図5に示すように、本発明の一実施形態によるフレーム3の収納状態は、オートバイの出し入れに便利である。また、オートバイが配置された状態において、オートバイの前輪が基座2の底板23を圧迫すると、底板23は、第1の側板21および第2の側板22の後部の端部にそれぞれ接続されているため、第1の側板21および第2の側板22が各パーツを連動して全体の安定性を増加させる。
【0016】
異なる種類のオートバイに対応させるため、本発明の実施例の各フレーム3の第1のパイプ31および第2のパイプ32と、アーチ型パイプ33の2つのパイプとの間に延長管(図示せず)を加え、第1のパイプ31および第2のパイプ32の長さをそれぞれ増加させて、カバー9内部の空間を増加させることもできる。
【0017】
図6は、本発明の第2の実施形態による第3の支柱41および第4の支柱51が底板23およびフレーム3に接続されている状態を示す正面図である。図6に示すように、もう一つの本実施形態は、フレーム3の強度をさらに増加させ、強風により移動させられたり、傾いたりしないように、第3の支柱41および第4の支柱51をさらに備える。第3の支柱41および第4の支柱51は、それぞれ長いパイプである。第3の支柱41の頂部は、第1の支柱4とともに同一の第1のパイプ31上に固定され、第4の支柱51の頂部は、第2の支柱5とともに同一の第2のパイプ32上に固定されている。第3の支柱41の底部は、底板23の一方の側面上に固定され、第4の支柱51の底部は、底板23のもう一方の側面上に固定されている。第3の支柱41および第4の支柱51が外側に向って第1のパイプ31および第2のパイプ32をそれぞれ支持することにより、フレーム3を支持する力は、さらに安定したものとなる。
【0018】
図7は、本発明の第3の実施形態による位置決め装置が第1の側板21に接続された状態を示す斜視図である。図7に示すように、本発明のもう1つの実施形態は、上記の実施形態のフレーム構造以外に、さらに位置決め装置10を備える。位置決め装置10は、スライド部101、レバー102および弾性部103を有する。
【0019】
スライド部101は、逆L字型を呈し、直立部1011および平面部1012を有する。直立部1011の底部は、第1の側板21の外側をしっかり押えている。平面部1012は、第1の側板21の上方に接続されたレール1013を設け、スライド部101を第1の側板21上で移動させることができる。
【0020】
レバー102は、直立部1011上に枢着されている。レバー102は、直立部1011を直接貫通してレバー102の一方の端部を直立部1011の外側から突出させ、もう一方の端部も直立部1011の内側から突出させてもよい。レバー102のもう一方の端部と直立部1011の内側との間にスプリングが配置されている。本実施形態において、このスプリングは、弾性部103である。また、第1のパイプ31は、ボルトからなる枢軸が第1の側板21上に枢着されている。本実施形態において、ボルトは、ストッパ104である。
【0021】
図8は、本発明の第3の実施形態による位置決め装置の使用状態を示す斜視図である。 図9は、本発明の第3の実施形態による位置決め装置の使用状態を示す斜視図である。 図8および図9に示すように、本発明の第2の実施形態において、5本のフレーム3中の第1の側板21の前部の端部に最も近いフレーム3(後端フレーム25と反対側の1番目のフレーム3)の第1のパイプ31が第1の側板において、下に向って回動揺動して地面と平行になると、スライド部101が前に進み、レバー102のもう一方の端部が弾性部103を押しつけて、弾性部103を縮ませる。レバー102のもう一方の端部がストッパ104を過ぎると、弾性部103は元の長さに戻り、レバー102のもう一方の端部をストッパ104の前に配置させる(図9参照)。これにより、スライド部101の平面部1012は、第1のパイプ31の上部を押えて、第1のパイプ31が縮む方向に移動して位置決めを行なう。
逆に、直立部1011の外部から突出するレバー102の一方の端部が使用者によって押されると、レバー102の一方の端部は、ストッパ104から離れ、スライド部101が後に向けて移動すると、第1のパイプに掛かる力が解除され、第1のパイプ31は伸びる方向に移動する。
本発明の10は、第1のパイプ31および第2のパイプ32をそれぞれ位置決めするため、2つ配置してもよい。
【0022】
本発明では好適な実施形態を前述の通りに開示したが、これらは決して本発明を限定するものではなく、当該技術を熟知する者は誰でも、本発明の精神と領域を脱しない範囲内で各種の変更や修正を加えることができる。従って、本発明の保護の範囲は、特許請求の範囲で指定した内容を基準とする。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】本発明の一実施形態による通気性を有する簡易車庫を示す分解斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態による通気性を有する簡易車庫を示す透視斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態によるアーチ型支持フレームの第1の支持フレームおよび第2の支持フレームの伸縮時における使用状態を示す断面図である。
【図4】本発明の一実施形態によるフレームの収納状態を示す側面図である。
【図5】本発明の一実施形態による車庫内にオートバイが配置された状態を示す側面図である。
【図6】本発明の第2の実施形態による第3の支柱および第4の支柱が底板およびフレームに接続されている状態を示す正面図である。
【図7】本発明の第3の実施形態による位置決め装置が第1の側板に接続された状態を示す斜視図である。
【図8】本発明の第3のの実施形態による位置決め装置の使用状態を示す斜視図である。
【図9】本発明の第3のの実施形態による位置決め装置の使用状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
【0024】
1 通気性を有する簡易車庫
2 基座
3 フレーム
4 第1の支柱
5 第2の支柱
6 アーチ型支持フレーム
7 第1の支持フレーム
8 第2の支持フレーム
9 カバー
10 位置決め装置
21 第1の側板
22 第2の側板
23 底板
25 後部フレーム
31 第1のパイプ
32 第2のパイプ
33 アーチ型パイプ
41 第3の支柱
51 第4の支柱
61 位置決め孔
62 位置決め孔
71 弾扣
81 弾扣
91 カバー下垂部
92 穿孔
93 穿孔
94 通気窓
101 スライド部
102 レバー
103 弾性部
104 ストッパ(ボルト)
211 直立板
212 第1の枢孔
221 直立板
222 第2の枢孔
311 第1の穿孔
312 縮管
313 弾扣
321 第2の穿孔
322 縮管
323 弾扣
331 位置決め孔
332 位置決め孔
1011 直立部
1012 平面部
1013 レール

【特許請求の範囲】
【請求項1】
互いに平行である第1の側板および第2の側板を有する基座と、
底部が前記第1の側板および前記第2の側板に揺動方式により対応するように結合する互いに平行である第1のパイプおよび第2のパイプを有する複数のフレームと、
底部が前記第1の側板に揺動方式により対応するように結合する第1の支持フレームおよび底部が前記第2の側板に揺動方式により対応するように結合する第2の支持フレームと、
複数の前記フレームの上に覆われ、一方の端部にカバー下垂部、2つの穿孔および少なくとも1つの通気窓を設け、前記カバー下垂部の頂部に接し、前記第1の支持フレームおよび前記第2の支持フレームの頂部が2つの前記穿孔をそれぞれ貫通し、前記カバー下垂部の底部にそれぞれ接続し、前記カバー下垂部を捲り上げることにより内部および外部の通気を行なうカバーと、を備えることを特徴とする通気性を有する簡易車庫。
【請求項2】
前記基座は、前記第1の側板上に水平に配列された円形の複数の第1の枢孔が設けられ、前記第2の側板上に水平に配列された複数の第2の枢孔が設けられ、各前記第1のパイプおよび前記第2のパイプの底部にそれぞれ枢着することを特徴とする請求項1に記載の通気性を有する簡易車庫。
【請求項3】
前記基座は、断面がL字型をそれぞれ呈している第1の側板および第2の側板に、両方の端部がそれぞれ接続する底板をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の通気性を有する簡易車庫。
【請求項4】
頂部が第1のパイプに接続され、底部が前記第1の側板に接続される第1の支柱と、
頂部が第2のパイプに接続され、底部が前記第2の側板に接続される第2の支柱と、
頂部が第1のパイプに接続され、底部が前記底板の一方の側の上部に接続される第3の支柱と、
頂部が第1のパイプに接続され、底部が前記底板のもう一方の側の上部に接続される第4の支柱と、をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の通気性を有する簡易車庫。
【請求項5】
前記フレームは、互いに平行である前記第1のパイプおよび前記第2のパイプに、両方の端部を接続する逆U字型のアーチ型パイプと、前記基座の後部の端部に接続する後部フレームと、をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の通気性を有する簡易車庫。
【請求項6】
両方の端部が伸縮方式により、前記第1の支持フレームおよび前記第2の支持フレームにそれぞれ接続するアーチ型支持フレームをさらに有することを特徴とする請求項1に記載の通気性を有する簡易車庫。
【請求項7】
前記第1のパイプの位置決めを行なう位置決め装置をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の通気性を有する簡易車庫。
【請求項8】
前記第1の側板は、ストッパを有し、前記位置決め装置はスライド部、レバーおよび弾性部を有し、前記スライド部は直立部および平面部を有し、前記平面部はレールにより前記第1の側板とスライド方式で接続し、前記レバーは前記直立部上に枢着され、一方の端部を前記直立部の外側から突出させ、もう一方の端部も前記直立部の内側から突出させ、前記弾性部は前記レバーのもう一方の端部と前記直立部の内側に配置されることを特徴とする請求項7に記載の通気性を有する簡易車庫。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2009−174299(P2009−174299A)
【公開日】平成21年8月6日(2009.8.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−166613(P2008−166613)
【出願日】平成20年6月25日(2008.6.25)
【出願人】(508192153)
【出願人】(503293259)能昌實業股▲ふん▼有限公司 (1)
【Fターム(参考)】