遊技機
【課題】演出効果を高めつつも、遊技機の稼働効率を向上させることが容易な遊技機を提供する。
【解決手段】視認対象物の前方に往復移動可能な状態に配置され、視認対象物を視認可能とする視認可状態又は視認不可能とする視認不可状態を実行する可動部材を具備する可動演出装置と、遊技球検知手段が遊技球を検知すると、可動部材を視認可状態となる方向に向けて移動させ、視認可状態を実行させた後、視認不可状態となる方向に向けて移動させ、視認不可状態に戻すことを内容とした特定の移動態様に従って可動部材を移動させる。可動部材の移動中、遊技球検知手段が遊技球を検知すると、可動部材の現状位置を起点に視認可状態となる方向に移動させる移動態様を設定する。そして、移動態様を設定した場合、設定された移動態様に従って可動演出装置の駆動を制御する。
【解決手段】視認対象物の前方に往復移動可能な状態に配置され、視認対象物を視認可能とする視認可状態又は視認不可能とする視認不可状態を実行する可動部材を具備する可動演出装置と、遊技球検知手段が遊技球を検知すると、可動部材を視認可状態となる方向に向けて移動させ、視認可状態を実行させた後、視認不可状態となる方向に向けて移動させ、視認不可状態に戻すことを内容とした特定の移動態様に従って可動部材を移動させる。可動部材の移動中、遊技球検知手段が遊技球を検知すると、可動部材の現状位置を起点に視認可状態となる方向に移動させる移動態様を設定する。そして、移動態様を設定した場合、設定された移動態様に従って可動演出装置の駆動を制御する。
Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298
【特許請求の範囲】
【請求項1】
始動入賞口及び大入賞口を含む複数の入賞口と、何れの入賞口にも入賞しなかった遊技球を機外に排出するためのアウト口と、からなる複数の遊技球受入口を遊技盤面に配設した遊技盤を備え、
前記遊技盤面を流下する遊技球が前記始動入賞口に入賞することに起因して大当りか否かを当否判定し、該当否判定の結果が大当りである場合に、閉鎖状態にある前記大入賞口を開放状態に変化させる大当り遊技を実行する遊技機であって、
所定の視認対象物の前方に、所定の移動経路に沿って往復移動可能な状態に配置され、前記移動経路を構成する往路を第1の方向に移動することで、前記視認対象物の前面を開放して前記視認対象物を視認可能とする視認可状態になると共に、前記移動経路を構成する復路を第1の方向とは逆の第2の方向に移動することで、前記視認対象物の前面を閉鎖して前記視認対象物を視認不可能とする視認不可状態になる可動部材を具備する可動演出装置と、
前記遊技盤面を流下する遊技球若しくは前記遊技盤面を流下した遊技球を検知するための遊技球検知手段と、
前記可動部材が前記視認不可状態で停止中に、前記遊技球検知手段が遊技球を検知すると、特定の移動態様に従って前記可動部材が前記移動経路を往復動するように前記可動演出装置の駆動を制御する移動演出制御手段と、
前記可動部材が前記移動経路を移動中に前記遊技球検知手段が遊技球を検知した場合には、前記特定の移動態様とは異なる移動態様を、前記可動部材の移動態様として設定する移動態様設定手段と、
を備え、
前記特定の移動態様は、
前記往路の始端部に位置する前記可動部材を、前記第1の方向に向って、第1の速度で、第1の距離移動させる第1の移動演出動作と、
前記可動部材を前記第1の方向に向って、前記第1の速度よりも速い第2の速度で、第2の距離移動させる第2の移動演出動作と、
前記可動部材を前記第1の方向に向って、前記第1の速度で、第3の距離移動させて、前記往路の終端部で停止させる第3の移動演出動作と、
前記往路の終端部に位置する前記可動部材を、前記第2の方向に向って、前記第1の速度で、前記第3の距離移動させる第4の移動演出動作と、
前記可動部材を前記第2の方向に向って、前記第2の速度で、前記第2の距離移動させる第5の移動演出動作と、
前記可動部材を前記第2の方向に向って、前記第1の速度で、前記第1の距離移動させて、前記復路の終端部で停止させる第6の移動演出動作と、
を、この順で行う移動態様であり、
前記移動態様設定手段が設定する移動態様は、
前記遊技球検知手段が遊技球を検知したときの前記可動部材の前記移動経路上の現状位置を起点として、前記起点から前記往路の終端部までの残存距離が、前記第1の距離と前記第3の距離とを加えた合算距離よりも長い場合には、
前記第1の移動演出動作と、
前記可動部材を、前記第1の方向に向かって、前記第2の速度で、前記残存距離から前記合算距離を減算した距離移動させる第7の移動演出動作と、
前記第3の移動演出動作と、
前記第4の移動演出動作と、
前記第5の移動演出動作と、
前記第6の移動演出動作と、
を、この順で行う移動態様とされ、
前記残存距離が、前記合算距離と同じか又は短い場合には、
前記可動部材を、前記第1の方向に向かって、前記第1の速度で、前記往路の終端部まで移動させて停止させる第8の移動演出動作と、
前記第4の移動演出動作と、
前記第5の移動演出動作と、
前記第6の移動演出動作と、
を、この順で行う移動態様とされ、
前記移動演出制御手段は、前記特定の移動態様に従って、前記可動演出装置の駆動を制御すると共に、前記移動態様設定手段が前記移動態様を設定した場合には、当該設定された移動態様に従って、前記可動演出装置の駆動を制御することを特徴とする遊技機。
【請求項2】
前記可動部材が前記移動経路を移動している場合に、前記可動部材が、前記第1の方向に移動しているか、又は前記第2の方向に移動しているかを判断する移動方向判断手段と、
前記移動方向判断手段によって、前記可動部材が前記第1の方向に移動していると判断された場合に、前記移動態様設定手段の作動を禁止する作動禁止手段と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
【請求項3】
前記第1の距離と、前記第3の距離とは等距離であることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
【請求項4】
前記入賞口を通過した遊技球と、前記アウトロを通過した遊技球と、のうちの少なくとも一方が通過する遊技球通路によって、前記視認対象物が構成されることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の遊技機。
【請求項5】
前記遊技球検知手段が、前記大入賞口を通過した又は通過する遊技球が通過する入賞ロ通路に設けられることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の遊技機。
【請求項6】
前記遊技球検知手段は、
前記入賞口を通過した又は通過する遊技球が通過する入賞ロ通路と、
前記アウトロを通過した又は通過する遊技球が通過するアウトロ通路と、
のうちの一方若しくは両方に設けられることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の遊技機。
【請求項1】
始動入賞口及び大入賞口を含む複数の入賞口と、何れの入賞口にも入賞しなかった遊技球を機外に排出するためのアウト口と、からなる複数の遊技球受入口を遊技盤面に配設した遊技盤を備え、
前記遊技盤面を流下する遊技球が前記始動入賞口に入賞することに起因して大当りか否かを当否判定し、該当否判定の結果が大当りである場合に、閉鎖状態にある前記大入賞口を開放状態に変化させる大当り遊技を実行する遊技機であって、
所定の視認対象物の前方に、所定の移動経路に沿って往復移動可能な状態に配置され、前記移動経路を構成する往路を第1の方向に移動することで、前記視認対象物の前面を開放して前記視認対象物を視認可能とする視認可状態になると共に、前記移動経路を構成する復路を第1の方向とは逆の第2の方向に移動することで、前記視認対象物の前面を閉鎖して前記視認対象物を視認不可能とする視認不可状態になる可動部材を具備する可動演出装置と、
前記遊技盤面を流下する遊技球若しくは前記遊技盤面を流下した遊技球を検知するための遊技球検知手段と、
前記可動部材が前記視認不可状態で停止中に、前記遊技球検知手段が遊技球を検知すると、特定の移動態様に従って前記可動部材が前記移動経路を往復動するように前記可動演出装置の駆動を制御する移動演出制御手段と、
前記可動部材が前記移動経路を移動中に前記遊技球検知手段が遊技球を検知した場合には、前記特定の移動態様とは異なる移動態様を、前記可動部材の移動態様として設定する移動態様設定手段と、
を備え、
前記特定の移動態様は、
前記往路の始端部に位置する前記可動部材を、前記第1の方向に向って、第1の速度で、第1の距離移動させる第1の移動演出動作と、
前記可動部材を前記第1の方向に向って、前記第1の速度よりも速い第2の速度で、第2の距離移動させる第2の移動演出動作と、
前記可動部材を前記第1の方向に向って、前記第1の速度で、第3の距離移動させて、前記往路の終端部で停止させる第3の移動演出動作と、
前記往路の終端部に位置する前記可動部材を、前記第2の方向に向って、前記第1の速度で、前記第3の距離移動させる第4の移動演出動作と、
前記可動部材を前記第2の方向に向って、前記第2の速度で、前記第2の距離移動させる第5の移動演出動作と、
前記可動部材を前記第2の方向に向って、前記第1の速度で、前記第1の距離移動させて、前記復路の終端部で停止させる第6の移動演出動作と、
を、この順で行う移動態様であり、
前記移動態様設定手段が設定する移動態様は、
前記遊技球検知手段が遊技球を検知したときの前記可動部材の前記移動経路上の現状位置を起点として、前記起点から前記往路の終端部までの残存距離が、前記第1の距離と前記第3の距離とを加えた合算距離よりも長い場合には、
前記第1の移動演出動作と、
前記可動部材を、前記第1の方向に向かって、前記第2の速度で、前記残存距離から前記合算距離を減算した距離移動させる第7の移動演出動作と、
前記第3の移動演出動作と、
前記第4の移動演出動作と、
前記第5の移動演出動作と、
前記第6の移動演出動作と、
を、この順で行う移動態様とされ、
前記残存距離が、前記合算距離と同じか又は短い場合には、
前記可動部材を、前記第1の方向に向かって、前記第1の速度で、前記往路の終端部まで移動させて停止させる第8の移動演出動作と、
前記第4の移動演出動作と、
前記第5の移動演出動作と、
前記第6の移動演出動作と、
を、この順で行う移動態様とされ、
前記移動演出制御手段は、前記特定の移動態様に従って、前記可動演出装置の駆動を制御すると共に、前記移動態様設定手段が前記移動態様を設定した場合には、当該設定された移動態様に従って、前記可動演出装置の駆動を制御することを特徴とする遊技機。
【請求項2】
前記可動部材が前記移動経路を移動している場合に、前記可動部材が、前記第1の方向に移動しているか、又は前記第2の方向に移動しているかを判断する移動方向判断手段と、
前記移動方向判断手段によって、前記可動部材が前記第1の方向に移動していると判断された場合に、前記移動態様設定手段の作動を禁止する作動禁止手段と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
【請求項3】
前記第1の距離と、前記第3の距離とは等距離であることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
【請求項4】
前記入賞口を通過した遊技球と、前記アウトロを通過した遊技球と、のうちの少なくとも一方が通過する遊技球通路によって、前記視認対象物が構成されることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の遊技機。
【請求項5】
前記遊技球検知手段が、前記大入賞口を通過した又は通過する遊技球が通過する入賞ロ通路に設けられることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の遊技機。
【請求項6】
前記遊技球検知手段は、
前記入賞口を通過した又は通過する遊技球が通過する入賞ロ通路と、
前記アウトロを通過した又は通過する遊技球が通過するアウトロ通路と、
のうちの一方若しくは両方に設けられることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の遊技機。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図50】
【図51】
【図52】
【図53】
【図54】
【図55】
【図56】
【図57】
【図58】
【図59】
【図60】
【図61】
【図62】
【図63】
【図64】
【図65】
【図66】
【図67】
【図68】
【図69】
【図70】
【図71】
【図72】
【図73】
【図74】
【図75】
【図76】
【図77】
【図78】
【図79】
【図80】
【図81】
【図82】
【図83】
【図84】
【図85】
【図86】
【図87】
【図88】
【図89】
【図90】
【図91】
【図92】
【図93】
【図94】
【図95】
【図96】
【図97】
【図98】
【図99】
【図100】
【図101】
【図102】
【図103】
【図104】
【図105】
【図106】
【図107】
【図108】
【図109】
【図110】
【図111】
【図112】
【図113】
【図114】
【図115】
【図116】
【図117】
【図118】
【図119】
【図120】
【図121】
【図122】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図50】
【図51】
【図52】
【図53】
【図54】
【図55】
【図56】
【図57】
【図58】
【図59】
【図60】
【図61】
【図62】
【図63】
【図64】
【図65】
【図66】
【図67】
【図68】
【図69】
【図70】
【図71】
【図72】
【図73】
【図74】
【図75】
【図76】
【図77】
【図78】
【図79】
【図80】
【図81】
【図82】
【図83】
【図84】
【図85】
【図86】
【図87】
【図88】
【図89】
【図90】
【図91】
【図92】
【図93】
【図94】
【図95】
【図96】
【図97】
【図98】
【図99】
【図100】
【図101】
【図102】
【図103】
【図104】
【図105】
【図106】
【図107】
【図108】
【図109】
【図110】
【図111】
【図112】
【図113】
【図114】
【図115】
【図116】
【図117】
【図118】
【図119】
【図120】
【図121】
【図122】
【公開番号】特開2013−22370(P2013−22370A)
【公開日】平成25年2月4日(2013.2.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−162131(P2011−162131)
【出願日】平成23年7月25日(2011.7.25)
【特許番号】特許第5126397号(P5126397)
【特許公報発行日】平成25年1月23日(2013.1.23)
【出願人】(000204262)タイヨーエレック株式会社 (1,095)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成25年2月4日(2013.2.4)
【国際特許分類】
【出願日】平成23年7月25日(2011.7.25)
【特許番号】特許第5126397号(P5126397)
【特許公報発行日】平成25年1月23日(2013.1.23)
【出願人】(000204262)タイヨーエレック株式会社 (1,095)
【Fターム(参考)】
[ Back to top ]