説明

遮光シート

【課題】高い遮光性を得ることができ、また、断熱性、耐久性に優れ、農業分野における日覆、ハウス内カーテン等に適した農業用遮光シートの提供。
【解決手段】一軸延伸され光反射性が付与された熱可塑性樹脂製の線条体を主体として構成された光反射性布状体Aと、一軸延伸され光吸収性が付与された熱可塑性樹脂製の線条体を主体として構成された光吸収性布状体Bとが重ね合わされた二重構造シート体からなり、光反射性布状体Aと光吸収性布状体Bとが、部分的に一体に編織され、間隔をおいて平行する複数の帯状の連結部3が形成されて、連結されてなる遮光シート。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、高温障害の防止、照光時間の調節等を目的とする農業用シート、あるいは、仮設住宅、簡易ハウス等の建築物の仕切り、覆いとされる建築用シート等の多目的遮光シートに関する。
【背景技術】
【0002】
短期使用を目的とした建築物の仕切り、覆いとしては、軽量で取扱い性に優れたシート状物が要請される。また、住宅の仕切り等としては、高度の遮光性と、湿気のこもりを防止するために通気性が要求される場合が多い。
【0003】
また、農業用ハウス内等で作物を栽培する場合、夏季においては直射日光が強く、作物に高温障害が発生し易く、かかる場合には作物に日覆を掛けることが行われている。また、近年、光が当たる時間を調節して作物の生長を促すシェード栽培法が採用されており、かかる場合においても遮光性のシートが使用されている。
【0004】
作物の日覆として使用されるシートとしては、100%近い遮光率から各種割合の遮光度まで幅広い遮光性が要求され、また、作物の日覆いシートとしては、透湿性、通気性、通水性を有し、地温の上昇を防止できることが要求される。
【0005】
従来、農業用遮光性シートとしては、アルミニウム粉末やカーボンブラック等の遮光性の高い顔料を混練した塩化ビニル、ポリエチレン等の合成樹脂フィルムやアルミ蒸着等を施したフィルムが使用されているが、合成樹脂フィルムは、透湿性や通気性を殆ど有さないために、これを日覆、カーテン等に使用した場合、作物の栽培環境が過湿状態となって、病理障害を引き起こし易い問題がある。
【0006】
また、遮光性のある不織布表面に微多孔性シートを積層した遮光シートも知られている。しかしながら、このようなシートは、透湿性を付与し過湿状態を防止することは可能であるが、所定の遮光率を得るためには不織布を厚くする必要があって嵩高になり、機械的強度を得るためには柔軟性の乏しいシートとなるため開閉等の作業性が低下する問題があった。
【0007】
また、アルミナ、酸化亜鉛等の光反射性粉体を混練したフラットヤーンを織成した織布を使用することも行われているが、白色のフラットヤーン単独では遮光性の高いシートを得ることは困難である。
【0008】
さらに、アルミニウムを蒸着した合成樹脂フィルムをスリットして得たフラットヤーンを織成した織布を使用することも提案されている(特許文献1)。
【0009】
しかし、アルミ蒸着によって遮光性の高いシートを得るためには、蒸着されるアルミニウム織布の層を厚くする必要があり高価となるほか、透湿性あるいは通気性を付与するためには、織糸の打込み密度を下げる必要があり、遮光性が犠牲となる問題がある。
【0010】
一方、光吸収性のカーボンブラックを配合した黒色のフラットヤーンを用いたものは、遮光性を高くすることができるが、シート自体が太陽光を吸収することで温度が上昇し、劣化が速く、耐久性を得ることができないという問題がある。
【0011】
シートに遮光性を付与する手段として、黒色の織布と白色の織布を用意し、これを接着剤で接着することによって、片面を黒色、他の面を白色とした積層シートを使用することも提案されている(特許文献2)が、二色の織布をそれぞれ準備して接着する場合、二次加工の工程が加わることになってコストが上がる他、接着剤で接着した場合、熱可塑性樹脂は接合性が悪いため接着力が弱く、また、織布は延伸された線条体を用いて形成されることから、熱をかけると収縮するため熱溶着することも困難である。このため、機械的応力の大きい用途向けとして使用される織布シートには適用が難しい問題があった。
【特許文献1】実公平7−11569号公報
【特許文献2】特開平9−262030号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0012】
本発明は、高い遮光性を得ることができ、また、断熱性、耐久性に優れ、建築物の仕切り、外装、あるいは、農業分野における日覆、ハウス内カーテン等に適した遮光シートを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0013】
本発明は、かかる課題を解決するために鋭意検討した結果なされたものであって、具体的には、一軸延伸され光反射性が付与された熱可塑性樹脂製の線条体を主体として構成された光反射性布状体Aと、一軸延伸され光吸収性が付与された熱可塑性樹脂製の線条体を主体として構成された光吸収性布状体Bとが重ね合わされた二重構造シート体からなり、光反射性布状体Aと光吸収性布状体Bとが、部分的に一体に編織され、間隔をおいて平行する複数の帯状の連結部が形成され、該連結部によって連結されてなることを特徴とする遮光シートを提供するものである。
【0014】
また、本発明は、光反射性布状体Aと光吸収性布状体Bの連結部が帯状の袋織又は二重織によって形成されてなる上記の遮光シート、光反射性が付与された熱可塑性樹脂製の線条体が表面に金属蒸着された線条体又は白色粉体が混練された線条体である上記の遮光シート、光吸収性が付与された熱可塑性樹脂製の線条体がカーボンブラックが混練された線条体である上記の遮光シート、熱可塑性樹脂がポリオレフィンである上記の遮光シート、及び、表面を親水性化処理してなる上記の遮光シートを提供するものである。
【発明の効果】
【0015】
本発明遮光シートは、布状体が二重構造とされているから、通気性を有するシートとしたときも、遮光率を高く保持することができ、また、光反射性の布状体Aと、光吸収性の布状体Bとからなるから、反射性の布状体Aを光照射側として使用すれば、シートが温度上昇することなく遮光され、シートの劣化が少なく長期に使用することができ、長期に亘って作物の高温障害の発生防止効果を保持することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
本発明の遮光性シート1は、図1に示すように、光反射性布状体Aと光吸収性布状体Bとが重ね合わされた二重構造体からなり、図2に示すように、光反射性布状体Aは一軸延伸され光反射性が付与された熱可塑性樹脂製の線条体2aを主体として構成され、光吸収性布状体Bは一軸延伸され光吸収性が付与された熱可塑性樹脂製の線条体2bを主体として構成される。また、光反射性布状体Aと光吸収性布状体Bの一部が一体に編織されることによって、平行な複数の帯状の連結部3、3が形成され、光反射性布状体Aと光吸収性布状体Bとが連結部3、3によって連結される。図2は、光反射性布状体Aを示すが、光吸収性布状体Bも線条体2bが使用される他は同様の構造とされる。
【0017】
なお、本発明においては、光反射性が付与された熱可塑性樹脂製の線条体2aと光吸収性が付与された熱可塑性樹脂製の線条体2bを併せて、あるいは、個々を指して線条体2と指称することがある。
【0018】
本発明において布状体とは、線条体が編織されて形成された可撓性のシート状体を総称するものとし、熱可塑性樹脂製の一軸延伸された線条体2を主体として織布、あるいは、編布として用いられる。
【0019】
線条体2としては、テープ、ヤーン、スプリットヤーン、モノフィラメント、長繊維、スパン糸等として用いることができ、これら線条体2は必要に応じて撚糸される。
【0020】
線条体2としては、線条体2a又は線条体2bのいずれにおいても、図3(A)に示すように、結晶性樹脂の単層であってもよく、また、図3(B)に示すように、基層5の片面に接合層6が積層されたものとすることができ、また、図3(C)に示すように、接合層6が基層5の両面に積層されたものとすることもできる。さらに、図3(D)に示すように、シースコアー構造、図3(E)に示すように、サイドバイサイド構造とすることも可能である。
【0021】
線条体2の単層体、あるいは積層体の基層5を構成する熱可塑性樹脂としては、延伸効果の大きい樹脂、一般には結晶性樹脂が使用され、具体的には、高密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン・プロピレンブロック共重合体等のオレフィン系重合体、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル、ナイロン6、ナイロン66等のポリアミド、ポリアクリル樹脂、塩化ビニリデン樹脂等を用いることができる。
【0022】
中でも加工性と経済性から高密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン等のオレフィン系重合体が望ましく、特に、高密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレンが望ましい。密度が0.930〜0.970、好ましくは0.940〜0.960のものが使用される。
【0023】
接合層6は、線条体2が布状とされた後、線条体2間を接合するもので、基層5を構成する熱可塑性樹脂より融点が低く熱融着性の優れた熱可塑性樹脂が用いられる。
【0024】
具体的には、高圧法低密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン・プロピレンブロック共重合体等のオレフィン系重合体、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル、ナイロン6、ナイロン66のポリアミド等を用いることができ、基層の熱可塑性樹脂との関係で基層より低融点の熱可塑性樹脂が選択される。特に、高圧法低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン等のオレフィン系重合体が望ましい。
【0025】
しかして、本発明においては、光反射性布状体Aを形成する線条体2aには、光反射性機能が付与される。光反射性機能を付与する手段としては、アルミニウム等の金属粉末、アルミナ、酸化亜鉛、酸化チタン、炭酸カルシウム、珪酸カルシウム、硫酸バリウム等の光反射性粉体を熱可塑性樹脂に混練することによって行うことができる。光反射性粉体の添加量としては、0.1〜50重量%、好ましくは0.5〜30重量%が望ましい。
【0026】
また、熱可塑性樹脂を延伸してフィルム又は線条体とした後、アルミニウム、銅等の金属を表面に蒸着することによって反射性機能を付与することができる。フィルムとしたときは、金属を蒸着した後スリットして線条体とされる。なお、金属蒸着面には熱可塑性樹脂等の保護層を形成することが望ましい。
【0027】
さらに、光吸収性布状体Bを構成する線条体2bには、光吸収性機能が付与される。光吸収性機能を付与する手段としては、カーボンブラック等の光吸収性粉体を熱可塑性樹脂に混練することによって行うことができる。光吸収性粉体の添加量としては、0.1〜50重量%、好ましくは0.5〜30重量%とされる。
【0028】
また、さらに、布状体A又はBを形成する熱可塑性樹脂には、無機充填材を添加することができる。無機充填材の種類としては、熱可塑性樹脂添加材として自体公知の無機充填材を使用することができ、例えば、タルク、クレー、マイカ、ウオラストナイト、ゼオライト等を使用することができる。無機充填材の配合量は、0.1〜40重量%、好ましくは0.5〜30重量%である。
【0029】
また、基層5あるいは接合層6として用いられる熱可塑性樹脂には、目的に応じて各種の添加剤を添加することができる。
【0030】
具体的には、フェノール系、有機ホスファイト系、ホスナイトなどの有機リン系、チオエーテル系等の酸化防止剤;ヒンダードアミン系等の光安定剤;ベンゾフェノン系、ベンゾトリアゾール系、ベンゾエート系等の紫外線吸収剤;ノニオン系、カチオン系、アニオン系等の帯電防止剤;ビスアミド系、ワックス系、有機金属塩系等の分散剤;アミド系、ワックス系、有機金属塩系、エステル系等の滑剤;含臭素有機系、メラミン系、リン酸系、リン酸エステル系、三酸化アンチモン、水酸化マグネシウム、赤リン等の難燃剤;金属イオン系などの無機、有機抗菌剤等が挙げられる。
【0031】
上記の樹脂成分は、適宜組み合わせて、基層5や接合層6の材料組成物を製造するいずれかの工程で配合される。添加剤の配合は、従来の公知の二軸スクリュー押出機、バンバリーミキサー、ニーダー、ミキシングロール等の混練装置を用いて所定割合に混合して、これを溶融混練して調製してもよいし、高濃度のいわゆるマスターバッチを作製し、これを希釈して使用するようにしてもよい。
【0032】
線条体2として積層体が使用される場合、その成形材料となる積層フィルムを成形する手段としては、予め基層5となるフィルムと接合層6となるフィルムを形成してドライラミネート法や熱ラミネート法を用いて複層化する手段や、基層5となるフィルムの表面に接合層6となる熱可塑性樹脂をコーティングする方法、予め形成した基層5となるフィルムに接合層6を押出ラミネートする方法、あるいは、多層共押出法によって積層フィルムとして押出成形するなどの公知の手段から適宜選択して用いればよいが、成形の容易さやコスト面、並びに、製品の各層間の接着性及び光透過性の点では、多層共押出法によって基層5と接合層6の積層体を一段で得る方法が望ましい。
【0033】
また、延伸して線条体2とする手段としては、基層5となるフィルムを一軸方向に延伸した後、接合層6となる熱可塑性樹脂を積層し、これをテープ状にスリットしてもよく、あるいは、基層5と接合層6とが積層された積層フィルムをスリットする前、又は、スリットした後、一軸方向に延伸することによって得ることもできる。
【0034】
延伸方法としては、熱ロールによる延伸、熱板による延伸、熱風炉内でロールによって延伸する方法等によって行なうことができる。延伸倍率は、3〜12倍、好ましくは5〜10倍程度が適当である。
【0035】
線条体2の形状は目的に応じて任意に選定することができるが、テープ状線条体を用いるときは、一般的には、50〜10000デシテックス、糸幅が0.3〜200mmの範囲が望ましい。こうして得られたテープ状の線条体2には、縦方向に多数の小さな切れ目を入れてスプリットヤーンとすることもできる。スプリットヤーンとすることによって風合い、手触りを改良することができる。
【0036】
特に、テープ状線条体2としては、経糸として繊度が50〜10000デシテックス、好ましくは100〜5000デシテックス、糸幅が0.3〜200mm、好ましくは0.5〜100mmの範囲が適する。緯糸としては、繊度が50〜10000デシテックス、好ましくは100〜5000デシテックスが適当であり、糸幅が0.3〜200mm、好ましくは0.5〜100mmが望ましい。
【0037】
得られた線条体2は、図2に示すように平織とし、又は、綾織、斜文織、畦織、絡み織等に織製され、あるいは、メリヤス編み等に編製することによって布状体とする。
【0038】
この際、光反射性布状体Aは、光反射性粉体の混練又は金属蒸着膜の形成等によって光反射性が付与された線状体2aを主体として形成される。シェード栽培に使用される遮光シートは、光反射性が付与された線状体2aを単独で使用することが望ましいが、目的に応じて経糸又は緯糸に他の線状体を混織して形成することができる。
【0039】
また、光吸収性布状体Bは光吸収性が付与された線状体2bを主体として形成される。光反射性が付与された線状体2bを単独で使用してもよく、また、目的に応じて他の線状体を混織してもよい。
【0040】
光反射性布状体Aと光吸収性布状体Bは、所定間隔を置いた位置で一体に編織して帯状の結合部3が形成されて両者は一体化される。結合部3は、光反射性布状体Aと光吸収性布状体Bを同時並行的に編織し、その際、幅方向に所定の間隔を置いた位置を、部分的に、帯状に、織糸が光反射性布状体Aと光吸収性布状体B間を交差するように編織することによって形成されて布状体は一体化される。結合部3は、一般に、二重織、袋織によって形成することができる。
【0041】
結合部3の間隔は目的に応じて任意に選定することができるが、一般に1〜400cm、好ましくは3〜100cmとされる。また、帯状の結合部3の幅は限定するものではないが、一般には、0.1〜50cm、好ましくは0.5〜10cmとされる。
布状体3の糸密度は、経糸が3〜50本/25.4mm、好ましくは5〜48本/25.4mm、緯糸が3〜40本/25.4mm、好ましくは5〜30本/25.4mmが適当である。
【0042】
本発明農業用遮光シート1は、必要に応じて表面を親水性化する処理が行われる。親水性化処理によって、結露によって生じた水滴が作物の上に落ちることを防ぐことができる。親水性化処理は、火炎処理、コロナ処理やプラズマ処理等の物理的処理またはあるいは、界面活性剤等を熱可塑性樹脂中に添加し、樹脂表面にブリードアウトさせる方法や親水性樹脂等をコーティングする等の化学的処理を利用することができる。なお、親水性化処理は、織成する前のストランドA又は延伸糸Bに行うことができ、また、織成した後シートに対して行うことができる。
【産業上の利用可能性】
【0043】
本発明遮光シートは、建築物の仕切り、外装として使用され、また、露地栽培、あるいは、ハウス内に張設してハウス用カーテン等の農業用シートとして使用することができる。特に、農業分野においてシェード栽培の覆いとして好適である。
【図面の簡単な説明】
【0044】
【図1】本発明遮光シートの例を示す斜視図
【図2】布状体の例を示す(A)は平面図、(B)は断面図
【図3】延伸糸の例を示す縦断面図
【符号の説明】
【0045】
A.光反射性布状体
B.光吸収性布状体
1.遮光シート
2.線条体
2a.光反射性が付与された熱可塑性樹脂製の線条体
2b.光吸収性が付与された熱可塑性樹脂製の線条体
5.基層
6.接合層

【特許請求の範囲】
【請求項1】
一軸延伸され光反射性が付与された熱可塑性樹脂製の線条体を主体として構成された光反射性布状体Aと、一軸延伸され光吸収性が付与された熱可塑性樹脂製の線条体を主体として構成された光吸収性布状体Bとが重ね合わされた二重構造シート体からなり、光反射性布状体Aと光吸収性布状体Bとが、部分的に一体に編織され、間隔をおいて平行する複数の帯状の連結部が形成され、該連結部によって連結されてなることを特徴とする遮光シート。
【請求項2】
光反射性布状体Aと光吸収性布状体Bとの連結部が、帯状の袋織又は二重織によって形成されてなる請求項1に記載の遮光シート。
【請求項3】
光反射性が付与された熱可塑性樹脂製の線条体が、表面に金属蒸着された線条体、又は、白色粉体が混練された線条体である請求項1または2に記載の遮光シート。
【請求項4】
光吸収性が付与された熱可塑性樹脂製の線条体が、カーボンブラックが混練された線条体である請求項1〜3のいずれかに記載の遮光シート。
【請求項5】
熱可塑性樹脂がポリオレフィンである請求項1〜4のいずれかに記載の遮光シート。
【請求項6】
表面を親水性化処理してなる請求項1〜5のいずれかに記載の遮光シート。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate


【公開番号】特開2007−92245(P2007−92245A)
【公開日】平成19年4月12日(2007.4.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−285543(P2005−285543)
【出願日】平成17年9月29日(2005.9.29)
【出願人】(390019264)ダイヤテックス株式会社 (53)
【Fターム(参考)】