遺伝子疾患の検出方法
本発明は、遺伝子疾患の検出に有用な方法を提供する。方法は、関心対象座の対立遺伝子の配列を決定する段階、および関心対象座における対立遺伝子比率を定量する段階を含む。この比率は、染色体異常の有無を示す。また、本発明は胎児の染色体異常を検出するための非侵襲的方法を提供する。本発明は、胎児DNAの配列を決定するための非侵襲的方法として特に有用である。本発明は、試料から遊離のDNAを単離する方法をさらに提供する。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
0.0001〜0.03%、0.03〜0.05%、0.05〜0.08%、0.08〜0.1%、0.1〜0.3%、0.3〜0.5%、0.5〜0.7%、0.7〜0.9%、0.9〜1.2%、1.2〜1.5%、1.5〜2%、および2〜3%からなる群より選択される濃度のホルマリンが添加された核酸含有試料から、遊離の核酸を単離する段階を含む、分析目的で試料を調製するための方法。
【請求項2】
試料を、ヒト、非ヒト、哺乳類、爬虫類、畜牛、ネコ、イヌ、ヤギ、イノシシ、ブタ、サル、類人猿、ゴリラ、雄牛、雌牛、クマ、ウマ、ヒツジ、家禽、マウス、ラット、魚類、イルカ、クジラ、およびサメからなる群より選択される供給源から得る、請求項1記載の方法。
【請求項3】
試料をヒト供給源から得る、請求項2記載の方法。
【請求項4】
試料を、細胞、胎児細胞、組織、血液、血清、血漿、唾液、尿、涙、膣分泌物、臍帯血、絨毛膜、羊水、胚組織、リンパ液、脳脊髄液、粘膜分泌物、腹腔液、腹水、糞便、または身体浸出物からなる群より選択される供給源から得る、請求項1記載の方法。
【請求項5】
試料が血液である、請求項4記載の方法。
【請求項6】
血液が妊娠女性に由来する、請求項5記載の方法。
【請求項7】
血液を、胎児が0〜4週、4〜8週、8〜12週、12〜16週、16〜20週、20〜24週、24〜28週、28〜32週、32〜36週、36〜40週、40〜44週、44〜48週、48〜52週、および52週超からなる群より選択される胎齢にあるヒト妊娠女性から得る、請求項6記載の方法。
【請求項8】
試料を、血液由来の血漿から得る、請求項7記載の方法。
【請求項9】
試料中のホルマリン濃度が0.1%である、請求項1記載の方法。
【請求項10】
核酸の単離が、遠心分離の段階を含む、請求項1記載の方法。
【請求項11】
遠心分離の段階を、制動力をゼロに設定した遠心分離器で行う、請求項10記載の方法。
【請求項12】
遠心分離の段階を、0〜50rpm、50〜100rpm、100〜200rpm、200〜300rpm、300〜400rpm、400〜500rpm、500〜600rpm、600〜700rpm、700〜800rpm、800〜900rpm、900〜1000rpm、1000〜2000rpm、2000〜3000rpm、3000〜4000rpm、4000〜5000rpm、5000〜6000rpm、6000〜7000rpm、7000〜8000rpm、および8000rpm超からなる群より選択される速度で行う、請求項11記載の方法。
【請求項13】
以下の段階を含む、試料における染色体異常を検出するための方法:
(a)鋳型DNAから、試料における対象遺伝子座の対立遺伝子の配列を決定する、以下を含む段階:
(1)対象遺伝子座の増幅;
(2)増幅された遺伝子座とGeneCHIPアレイのハイブリダイゼーション;
(3)GeneCHIPアレイの洗浄;
(4)検出用試薬によるGeneCHIPアレイの染色;および
(5)GeneCHIPアレイのスキャニング。
【請求項14】
(a)(1)の増幅法が、ポリメラーゼ連鎖反応、自律的配列反応、リガーゼ連鎖反応、cDNA末端の迅速増幅、ポリメラーゼ連鎖反応およびリガーゼ連鎖反応、Q−ベータファージによる増幅、鎖置換増幅、ならびにスプライス・オーバーラップ伸長ポリメラーゼ連鎖反応からなる群より選択される、請求項13記載の方法。
【請求項15】
増幅法がPCRによるものである、請求項14記載の方法。
【請求項16】
染色法が、ストレプトアビジン・フィコエリトリンおよびビオチン化抗ストレプトアビジンを含む、請求項13記載の方法。
【請求項17】
以下の段階を含む、試料における染色体異常を検出するための方法:
(a)鋳型DNAから対象遺伝子座の対立遺伝子の配列を決定する、以下を含む段階:
(1)対象遺伝子座の増幅;
(2)アンプリコンの断片化;
(3)断片化されたアンプリコンとCodeLinkアレイのハイブリダイゼーション;
(4)ヌクレオチドを取り込ませるための伸長反応;ならびに
(5)取り込まれたヌクレオチドの検出。
【請求項18】
増幅法が、ポリメラーゼ連鎖反応、自律的配列反応、リガーゼ連鎖反応、cDNA末端の迅速増幅、ポリメラーゼ連鎖反応およびリガーゼ連鎖反応、Q−ベータファージによる増幅、鎖置換増幅、ならびにスプライス・オーバーラップ伸長ポリメラーゼ連鎖反応からなる群より選択される、請求項17記載の方法。
【請求項19】
増幅法がPCRによるものである、請求項18記載の方法。
【請求項20】
アンプリコンの断片化が、エキソヌクレアーゼ消化によるものである、請求項17記載の方法。
【請求項21】
取り込まれたヌクレオチドが、ジデオキシヌクレオチドまたはデオキシヌクレオチドである、請求項17記載の方法。
【請求項22】
取り込まれたヌクレオチドを、放射性分子、蛍光分子、抗体、抗体断片、ハプテン、炭水化物、ビオチン、ビオチン誘導体、リン光部分、発光部分、電気化学発光部分、色部分、および検出可能な電子スピン共鳴、静電容量、比誘電率、または電気伝導度を有する部分からなる群より選択される分子によって標識する、請求項21記載の方法。
【請求項23】
標識ヌクレオチドを蛍光分子で標識する、請求項22記載の方法。
【請求項24】
以下の段階を含む、試料における染色体異常を検出するための方法:
(a)鋳型DNAから対象遺伝子座の対立遺伝子の配列を決定する、ビーズアレイ技術の使用を含む段階。
【請求項25】
以下の段階を含む、試料における染色体異常を検出するための方法:
(a)鋳型DNAから対象遺伝子座の対立遺伝子の配列を決定する、以下を含む段階:
(1)対象遺伝子座の増幅;
(2)(a)において使用されなかった試薬の脱リン酸化;
(3)(b)の産物のインビトロ転写反応;
(4)(c)の産物のRNase A消化;
(5)(d)の産物とCleanResinの混合;
(6)(e)の産物の、SpectroCHIPへのトランスファー;ならびに
(7)SpectroCHIPの分析。
【請求項26】
増幅法が、ポリメラーゼ連鎖反応、自律的配列反応、リガーゼ連鎖反応、cDNA末端の迅速増幅、ポリメラーゼ連鎖反応およびリガーゼ連鎖反応、Q−ベータファージによる増幅、鎖置換増幅、ならびにスプライス・オーバーラップ伸長ポリメラーゼ連鎖反応からなる群より選択される、請求項25記載の方法。
【請求項27】
増幅法がPCRによるものである、請求項26記載の方法。
【請求項28】
脱リン酸化反応に、シュリンプアルカリホスファターゼを使用する、請求項25記載の方法。
【請求項29】
以下の段階を含む、試料における染色体異常を検出するための方法:
(a)鋳型DNAから対象遺伝子座の対立遺伝子の配列を決定する、以下を含む段階:
(1)対象遺伝子座の増幅;
(2)(a)において使用されなかった試薬の脱リン酸化;
(3)プライマーと対象遺伝子座のハイブリダイゼーション;
(4)ヌクレオチドの取り込み;
(5)(d)の産物とCleanResinの混合;
(6)(e)の産物のSpectroCHIPへのトランスファー;ならびに
(7)SpectroCHIPの分析。
【請求項30】
増幅法が、ポリメラーゼ連鎖反応、自律的配列反応、リガーゼ連鎖反応、cDNA末端の迅速増幅、ポリメラーゼ連鎖反応およびリガーゼ連鎖反応、Q−ベータファージによる増幅、鎖置換増幅、ならびにスプライス・オーバーラップ伸長ポリメラーゼ連鎖反応からなる群より選択される、請求項29記載の方法。
【請求項31】
増幅法がPCRによるものである、請求項30記載の方法。
【請求項32】
脱リン酸化反応にシュリンプアルカリホスファターゼを使用する、請求項29記載の方法。
【請求項33】
プライマーのハイブリダイゼーションが、対象遺伝子座に隣接したものである、請求項29記載の方法。
【請求項34】
取り込まれたヌクレオチドが、ジデオキシヌクレオチドまたはデオキシヌクレオチドである、請求項29記載の方法。
【請求項35】
取り込まれたヌクレオチドが、放射性分子、蛍光分子、抗体、抗体断片、ハプテン、炭水化物、ビオチン、ビオチン誘導体、リン光部分、発光部分、電気化学発光部分、色部分、ならびに検出可能な電子スピン共鳴、静電容量、比誘電率、または電気伝導度を有する部分からなる群より選択される分子によって標識される、請求項34記載の方法。
【請求項36】
標識ヌクレオチドが蛍光分子で標識される、請求項35記載の方法。
【請求項37】
以下の段階を含む、試料における染色体異常を検出するための方法:
(a)鋳型DNAから対象遺伝子座の対立遺伝子の配列を決定する、以下を含む段階:
(1)対象遺伝子座の増幅;
(2)(1)の産物のエキソヌクレアーゼ処理;
(3)(2)の1本鎖DNAの、オリゴヌクレオチドへのアニール;
(4)(3)でアニールした鋳型およびプライマーを用いての、ヌクレオチドの取り込み;
(5)取り込まれたヌクレオチドの検出。
【請求項38】
増幅法が、ポリメラーゼ連鎖反応、自律的配列反応、リガーゼ連鎖反応、cDNA末端の迅速増幅、ポリメラーゼ連鎖反応およびリガーゼ連鎖反応、Q−ベータファージによる増幅、鎖置換増幅、ならびにスプライス・オーバーラップ伸長ポリメラーゼ連鎖反応からなる群より選択される、請求項37記載の方法。
【請求項39】
増幅法がPCRによるものである、請求項38記載の方法。
【請求項40】
プライマーが、対象遺伝子座に隣接したハイブリッドを形成する、請求項37記載の方法。
【請求項41】
取り込まれたヌクレオチドが、ジデオキシヌクレオチドまたはデオキシヌクレオチドである、請求項37記載の方法。
【請求項42】
取り込み反応が、2種類の終結ヌクレオチド、および2種類の非終結ヌクレオチドを含む、請求項37記載の方法。
【請求項43】
取り込まれたヌクレオチドが、放射性分子、蛍光分子、抗体、抗体断片、ハプテン、炭水化物、ビオチン、ビオチン誘導体、リン光部分、発光部分、電気化学発光部分、色部分、ならびに検出可能な電子スピン共鳴、静電容量、比誘電率、または電気伝導度を有する部分からなる群より選択される分子によって標識される、請求項41記載の方法。
【請求項44】
終結ヌクレオチドが、放射性分子、蛍光分子、抗体、抗体断片、ハプテン、炭水化物、ビオチン、ビオチン誘導体、リン光部分、発光部分、電気化学発光部分、色部分、ならびに検出可能な電子スピン共鳴、静電容量、比誘電率、または電気伝導度を有する部分からなる群より選択される分子によって標識される、請求項42記載の方法。
【請求項45】
標識ヌクレオチドが蛍光分子で標識される、請求項43記載の方法。
【請求項46】
終結ヌクレオチドが蛍光分子で標識される、請求項44記載の方法。
【請求項47】
以下の段階を含む、試料における染色体異常を検出するための方法:
(a)鋳型DNAから対象遺伝子座の対立遺伝子の配列を決定する、以下を含む段階:
(1)増幅反応が、フォワードプライマー、リバースプライマー、およびアンプリコンの領域内にある対象遺伝子座とアニールするプローブを含む増幅反応であり、さらに、プローブが、プローブの一方の末端にレポーター色素を、プローブのもう一方の末端にクエンチング色素を含むプローブである、対象遺伝子座の増幅;ならびに
(2)そのPCR産物の量を元に特定の遺伝子配列の有無を判定する、PCR産物の検出。
【請求項48】
増幅がPCRによるものである、請求項47記載の方法。
【請求項49】
プローブが、レポーター色素を5’末端に、クエンチング色素を3’末端に含む、請求項47記載の方法。
【請求項50】
PCR産物を、ABI 7700配列検出システムを用いて検出する、請求項47記載の方法。
【請求項51】
細胞溶解阻害剤が試料に添加されている、請求項13、17、24、25、29、37、および47のいずれか一項記載の方法。
【請求項52】
細胞溶解阻害剤が、0.0001〜0.03%、0.03〜0.05%、0.05〜0.08%、0.08〜0.1%、0.1〜0.3%、0.3〜0.5%、0.5〜0.7%、0.7〜0.9%、0.9〜1.2%、1.2〜1.5%、1.5〜2%、および2〜3%からなる群より選択されるパーセンテージのホルマリンである、請求項51記載の方法。
【請求項53】
試料中のホルマリン濃度が0.1%である、請求項52記載の方法。
【請求項54】
組成物中の全遊離DNAにおける遊離の胎児DNAのパーセンテージが、約15〜16%の胎児DNA、約16〜17%の胎児DNA、約17〜18%の胎児DNA、約18〜19%の胎児DNA、約19〜20%の胎児DNA、約20〜21%の胎児DNA、約21〜22%の胎児DNA、約22〜23%の胎児DNA、約23〜24%の胎児DNA、約24〜25%の胎児DNA、約25〜35%の胎児DNA、約35〜45%の胎児DNA、約45〜55%の胎児DNA、約55〜65%の胎児DNA、約65〜75%の胎児DNA、約75〜85%の胎児DNA、約85〜90%の胎児DNA、約90〜91%の胎児DNA、約91〜92%の胎児DNA、約92〜93%の胎児DNA、約93〜94%の胎児DNA、約94〜95%の胎児DNA、約95〜96%の胎児DNA、約96〜97%の胎児DNA、約97〜98%の胎児DNA、約98〜99%の胎児DNA、および約99〜99.7%の胎児DNAからなる群より選択される、胎児DNAおよび母体DNAを含む組成物。
【請求項55】
組成物中の全遊離DNAにおける遊離の胎児DNAのパーセンテージが、約15〜16%の胎児DNA、約16〜17%の胎児DNA、約17〜18%の胎児DNA、約18〜19%の胎児DNA、約19〜20%の胎児DNA、約20〜21%の胎児DNA、約21〜22%の胎児DNA、約22〜23%の胎児DNA、約23〜24%の胎児DNA、約24〜25%の胎児DNA、約25〜35%の胎児DNA、約35〜45%の胎児DNA、約45〜55%の胎児DNA、約55〜65%の胎児DNA、約65〜75%の胎児DNA、約75〜85%の胎児DNA、約85〜90%の胎児DNA、約90〜91%の胎児DNA、約91〜92%の胎児DNA、約92〜93%の胎児DNA、約93〜94%の胎児DNA、および約94〜95%の胎児DNAからなる群より選択される、胎児DNAおよび母体DNAを含む組成物。
【請求項56】
組成物中の全遊離DNAにおける遊離の胎児DNAのパーセンテージが、約15〜16%の胎児DNA、約16〜17%の胎児DNA、約17〜18%の胎児DNA、約18〜19%の胎児DNA、約19〜20%の胎児DNA、約20〜21%の胎児DNA、約21〜22%の胎児DNA、約22〜23%の胎児DNA、約23〜24%の胎児DNA、約24〜25%の胎児DNA、約25〜35%の胎児DNA、約35〜45%の胎児DNA、約45〜55%の胎児DNA、約55〜65%の胎児DNA、約65〜75%の胎児DNA、約75〜85%の胎児DNA、約85〜90%の胎児DNA、約90〜91%の胎児DNA、約91〜92%の胎児DNA、約92〜93%の胎児DNA、約93〜94%の胎児DNA、および約94〜95%の胎児DNAからなる群より選択される、胎児DNAおよび母体DNAを含む組成物を分析する段階を含む、出生前診断法。
【請求項1】
0.0001〜0.03%、0.03〜0.05%、0.05〜0.08%、0.08〜0.1%、0.1〜0.3%、0.3〜0.5%、0.5〜0.7%、0.7〜0.9%、0.9〜1.2%、1.2〜1.5%、1.5〜2%、および2〜3%からなる群より選択される濃度のホルマリンが添加された核酸含有試料から、遊離の核酸を単離する段階を含む、分析目的で試料を調製するための方法。
【請求項2】
試料を、ヒト、非ヒト、哺乳類、爬虫類、畜牛、ネコ、イヌ、ヤギ、イノシシ、ブタ、サル、類人猿、ゴリラ、雄牛、雌牛、クマ、ウマ、ヒツジ、家禽、マウス、ラット、魚類、イルカ、クジラ、およびサメからなる群より選択される供給源から得る、請求項1記載の方法。
【請求項3】
試料をヒト供給源から得る、請求項2記載の方法。
【請求項4】
試料を、細胞、胎児細胞、組織、血液、血清、血漿、唾液、尿、涙、膣分泌物、臍帯血、絨毛膜、羊水、胚組織、リンパ液、脳脊髄液、粘膜分泌物、腹腔液、腹水、糞便、または身体浸出物からなる群より選択される供給源から得る、請求項1記載の方法。
【請求項5】
試料が血液である、請求項4記載の方法。
【請求項6】
血液が妊娠女性に由来する、請求項5記載の方法。
【請求項7】
血液を、胎児が0〜4週、4〜8週、8〜12週、12〜16週、16〜20週、20〜24週、24〜28週、28〜32週、32〜36週、36〜40週、40〜44週、44〜48週、48〜52週、および52週超からなる群より選択される胎齢にあるヒト妊娠女性から得る、請求項6記載の方法。
【請求項8】
試料を、血液由来の血漿から得る、請求項7記載の方法。
【請求項9】
試料中のホルマリン濃度が0.1%である、請求項1記載の方法。
【請求項10】
核酸の単離が、遠心分離の段階を含む、請求項1記載の方法。
【請求項11】
遠心分離の段階を、制動力をゼロに設定した遠心分離器で行う、請求項10記載の方法。
【請求項12】
遠心分離の段階を、0〜50rpm、50〜100rpm、100〜200rpm、200〜300rpm、300〜400rpm、400〜500rpm、500〜600rpm、600〜700rpm、700〜800rpm、800〜900rpm、900〜1000rpm、1000〜2000rpm、2000〜3000rpm、3000〜4000rpm、4000〜5000rpm、5000〜6000rpm、6000〜7000rpm、7000〜8000rpm、および8000rpm超からなる群より選択される速度で行う、請求項11記載の方法。
【請求項13】
以下の段階を含む、試料における染色体異常を検出するための方法:
(a)鋳型DNAから、試料における対象遺伝子座の対立遺伝子の配列を決定する、以下を含む段階:
(1)対象遺伝子座の増幅;
(2)増幅された遺伝子座とGeneCHIPアレイのハイブリダイゼーション;
(3)GeneCHIPアレイの洗浄;
(4)検出用試薬によるGeneCHIPアレイの染色;および
(5)GeneCHIPアレイのスキャニング。
【請求項14】
(a)(1)の増幅法が、ポリメラーゼ連鎖反応、自律的配列反応、リガーゼ連鎖反応、cDNA末端の迅速増幅、ポリメラーゼ連鎖反応およびリガーゼ連鎖反応、Q−ベータファージによる増幅、鎖置換増幅、ならびにスプライス・オーバーラップ伸長ポリメラーゼ連鎖反応からなる群より選択される、請求項13記載の方法。
【請求項15】
増幅法がPCRによるものである、請求項14記載の方法。
【請求項16】
染色法が、ストレプトアビジン・フィコエリトリンおよびビオチン化抗ストレプトアビジンを含む、請求項13記載の方法。
【請求項17】
以下の段階を含む、試料における染色体異常を検出するための方法:
(a)鋳型DNAから対象遺伝子座の対立遺伝子の配列を決定する、以下を含む段階:
(1)対象遺伝子座の増幅;
(2)アンプリコンの断片化;
(3)断片化されたアンプリコンとCodeLinkアレイのハイブリダイゼーション;
(4)ヌクレオチドを取り込ませるための伸長反応;ならびに
(5)取り込まれたヌクレオチドの検出。
【請求項18】
増幅法が、ポリメラーゼ連鎖反応、自律的配列反応、リガーゼ連鎖反応、cDNA末端の迅速増幅、ポリメラーゼ連鎖反応およびリガーゼ連鎖反応、Q−ベータファージによる増幅、鎖置換増幅、ならびにスプライス・オーバーラップ伸長ポリメラーゼ連鎖反応からなる群より選択される、請求項17記載の方法。
【請求項19】
増幅法がPCRによるものである、請求項18記載の方法。
【請求項20】
アンプリコンの断片化が、エキソヌクレアーゼ消化によるものである、請求項17記載の方法。
【請求項21】
取り込まれたヌクレオチドが、ジデオキシヌクレオチドまたはデオキシヌクレオチドである、請求項17記載の方法。
【請求項22】
取り込まれたヌクレオチドを、放射性分子、蛍光分子、抗体、抗体断片、ハプテン、炭水化物、ビオチン、ビオチン誘導体、リン光部分、発光部分、電気化学発光部分、色部分、および検出可能な電子スピン共鳴、静電容量、比誘電率、または電気伝導度を有する部分からなる群より選択される分子によって標識する、請求項21記載の方法。
【請求項23】
標識ヌクレオチドを蛍光分子で標識する、請求項22記載の方法。
【請求項24】
以下の段階を含む、試料における染色体異常を検出するための方法:
(a)鋳型DNAから対象遺伝子座の対立遺伝子の配列を決定する、ビーズアレイ技術の使用を含む段階。
【請求項25】
以下の段階を含む、試料における染色体異常を検出するための方法:
(a)鋳型DNAから対象遺伝子座の対立遺伝子の配列を決定する、以下を含む段階:
(1)対象遺伝子座の増幅;
(2)(a)において使用されなかった試薬の脱リン酸化;
(3)(b)の産物のインビトロ転写反応;
(4)(c)の産物のRNase A消化;
(5)(d)の産物とCleanResinの混合;
(6)(e)の産物の、SpectroCHIPへのトランスファー;ならびに
(7)SpectroCHIPの分析。
【請求項26】
増幅法が、ポリメラーゼ連鎖反応、自律的配列反応、リガーゼ連鎖反応、cDNA末端の迅速増幅、ポリメラーゼ連鎖反応およびリガーゼ連鎖反応、Q−ベータファージによる増幅、鎖置換増幅、ならびにスプライス・オーバーラップ伸長ポリメラーゼ連鎖反応からなる群より選択される、請求項25記載の方法。
【請求項27】
増幅法がPCRによるものである、請求項26記載の方法。
【請求項28】
脱リン酸化反応に、シュリンプアルカリホスファターゼを使用する、請求項25記載の方法。
【請求項29】
以下の段階を含む、試料における染色体異常を検出するための方法:
(a)鋳型DNAから対象遺伝子座の対立遺伝子の配列を決定する、以下を含む段階:
(1)対象遺伝子座の増幅;
(2)(a)において使用されなかった試薬の脱リン酸化;
(3)プライマーと対象遺伝子座のハイブリダイゼーション;
(4)ヌクレオチドの取り込み;
(5)(d)の産物とCleanResinの混合;
(6)(e)の産物のSpectroCHIPへのトランスファー;ならびに
(7)SpectroCHIPの分析。
【請求項30】
増幅法が、ポリメラーゼ連鎖反応、自律的配列反応、リガーゼ連鎖反応、cDNA末端の迅速増幅、ポリメラーゼ連鎖反応およびリガーゼ連鎖反応、Q−ベータファージによる増幅、鎖置換増幅、ならびにスプライス・オーバーラップ伸長ポリメラーゼ連鎖反応からなる群より選択される、請求項29記載の方法。
【請求項31】
増幅法がPCRによるものである、請求項30記載の方法。
【請求項32】
脱リン酸化反応にシュリンプアルカリホスファターゼを使用する、請求項29記載の方法。
【請求項33】
プライマーのハイブリダイゼーションが、対象遺伝子座に隣接したものである、請求項29記載の方法。
【請求項34】
取り込まれたヌクレオチドが、ジデオキシヌクレオチドまたはデオキシヌクレオチドである、請求項29記載の方法。
【請求項35】
取り込まれたヌクレオチドが、放射性分子、蛍光分子、抗体、抗体断片、ハプテン、炭水化物、ビオチン、ビオチン誘導体、リン光部分、発光部分、電気化学発光部分、色部分、ならびに検出可能な電子スピン共鳴、静電容量、比誘電率、または電気伝導度を有する部分からなる群より選択される分子によって標識される、請求項34記載の方法。
【請求項36】
標識ヌクレオチドが蛍光分子で標識される、請求項35記載の方法。
【請求項37】
以下の段階を含む、試料における染色体異常を検出するための方法:
(a)鋳型DNAから対象遺伝子座の対立遺伝子の配列を決定する、以下を含む段階:
(1)対象遺伝子座の増幅;
(2)(1)の産物のエキソヌクレアーゼ処理;
(3)(2)の1本鎖DNAの、オリゴヌクレオチドへのアニール;
(4)(3)でアニールした鋳型およびプライマーを用いての、ヌクレオチドの取り込み;
(5)取り込まれたヌクレオチドの検出。
【請求項38】
増幅法が、ポリメラーゼ連鎖反応、自律的配列反応、リガーゼ連鎖反応、cDNA末端の迅速増幅、ポリメラーゼ連鎖反応およびリガーゼ連鎖反応、Q−ベータファージによる増幅、鎖置換増幅、ならびにスプライス・オーバーラップ伸長ポリメラーゼ連鎖反応からなる群より選択される、請求項37記載の方法。
【請求項39】
増幅法がPCRによるものである、請求項38記載の方法。
【請求項40】
プライマーが、対象遺伝子座に隣接したハイブリッドを形成する、請求項37記載の方法。
【請求項41】
取り込まれたヌクレオチドが、ジデオキシヌクレオチドまたはデオキシヌクレオチドである、請求項37記載の方法。
【請求項42】
取り込み反応が、2種類の終結ヌクレオチド、および2種類の非終結ヌクレオチドを含む、請求項37記載の方法。
【請求項43】
取り込まれたヌクレオチドが、放射性分子、蛍光分子、抗体、抗体断片、ハプテン、炭水化物、ビオチン、ビオチン誘導体、リン光部分、発光部分、電気化学発光部分、色部分、ならびに検出可能な電子スピン共鳴、静電容量、比誘電率、または電気伝導度を有する部分からなる群より選択される分子によって標識される、請求項41記載の方法。
【請求項44】
終結ヌクレオチドが、放射性分子、蛍光分子、抗体、抗体断片、ハプテン、炭水化物、ビオチン、ビオチン誘導体、リン光部分、発光部分、電気化学発光部分、色部分、ならびに検出可能な電子スピン共鳴、静電容量、比誘電率、または電気伝導度を有する部分からなる群より選択される分子によって標識される、請求項42記載の方法。
【請求項45】
標識ヌクレオチドが蛍光分子で標識される、請求項43記載の方法。
【請求項46】
終結ヌクレオチドが蛍光分子で標識される、請求項44記載の方法。
【請求項47】
以下の段階を含む、試料における染色体異常を検出するための方法:
(a)鋳型DNAから対象遺伝子座の対立遺伝子の配列を決定する、以下を含む段階:
(1)増幅反応が、フォワードプライマー、リバースプライマー、およびアンプリコンの領域内にある対象遺伝子座とアニールするプローブを含む増幅反応であり、さらに、プローブが、プローブの一方の末端にレポーター色素を、プローブのもう一方の末端にクエンチング色素を含むプローブである、対象遺伝子座の増幅;ならびに
(2)そのPCR産物の量を元に特定の遺伝子配列の有無を判定する、PCR産物の検出。
【請求項48】
増幅がPCRによるものである、請求項47記載の方法。
【請求項49】
プローブが、レポーター色素を5’末端に、クエンチング色素を3’末端に含む、請求項47記載の方法。
【請求項50】
PCR産物を、ABI 7700配列検出システムを用いて検出する、請求項47記載の方法。
【請求項51】
細胞溶解阻害剤が試料に添加されている、請求項13、17、24、25、29、37、および47のいずれか一項記載の方法。
【請求項52】
細胞溶解阻害剤が、0.0001〜0.03%、0.03〜0.05%、0.05〜0.08%、0.08〜0.1%、0.1〜0.3%、0.3〜0.5%、0.5〜0.7%、0.7〜0.9%、0.9〜1.2%、1.2〜1.5%、1.5〜2%、および2〜3%からなる群より選択されるパーセンテージのホルマリンである、請求項51記載の方法。
【請求項53】
試料中のホルマリン濃度が0.1%である、請求項52記載の方法。
【請求項54】
組成物中の全遊離DNAにおける遊離の胎児DNAのパーセンテージが、約15〜16%の胎児DNA、約16〜17%の胎児DNA、約17〜18%の胎児DNA、約18〜19%の胎児DNA、約19〜20%の胎児DNA、約20〜21%の胎児DNA、約21〜22%の胎児DNA、約22〜23%の胎児DNA、約23〜24%の胎児DNA、約24〜25%の胎児DNA、約25〜35%の胎児DNA、約35〜45%の胎児DNA、約45〜55%の胎児DNA、約55〜65%の胎児DNA、約65〜75%の胎児DNA、約75〜85%の胎児DNA、約85〜90%の胎児DNA、約90〜91%の胎児DNA、約91〜92%の胎児DNA、約92〜93%の胎児DNA、約93〜94%の胎児DNA、約94〜95%の胎児DNA、約95〜96%の胎児DNA、約96〜97%の胎児DNA、約97〜98%の胎児DNA、約98〜99%の胎児DNA、および約99〜99.7%の胎児DNAからなる群より選択される、胎児DNAおよび母体DNAを含む組成物。
【請求項55】
組成物中の全遊離DNAにおける遊離の胎児DNAのパーセンテージが、約15〜16%の胎児DNA、約16〜17%の胎児DNA、約17〜18%の胎児DNA、約18〜19%の胎児DNA、約19〜20%の胎児DNA、約20〜21%の胎児DNA、約21〜22%の胎児DNA、約22〜23%の胎児DNA、約23〜24%の胎児DNA、約24〜25%の胎児DNA、約25〜35%の胎児DNA、約35〜45%の胎児DNA、約45〜55%の胎児DNA、約55〜65%の胎児DNA、約65〜75%の胎児DNA、約75〜85%の胎児DNA、約85〜90%の胎児DNA、約90〜91%の胎児DNA、約91〜92%の胎児DNA、約92〜93%の胎児DNA、約93〜94%の胎児DNA、および約94〜95%の胎児DNAからなる群より選択される、胎児DNAおよび母体DNAを含む組成物。
【請求項56】
組成物中の全遊離DNAにおける遊離の胎児DNAのパーセンテージが、約15〜16%の胎児DNA、約16〜17%の胎児DNA、約17〜18%の胎児DNA、約18〜19%の胎児DNA、約19〜20%の胎児DNA、約20〜21%の胎児DNA、約21〜22%の胎児DNA、約22〜23%の胎児DNA、約23〜24%の胎児DNA、約24〜25%の胎児DNA、約25〜35%の胎児DNA、約35〜45%の胎児DNA、約45〜55%の胎児DNA、約55〜65%の胎児DNA、約65〜75%の胎児DNA、約75〜85%の胎児DNA、約85〜90%の胎児DNA、約90〜91%の胎児DNA、約91〜92%の胎児DNA、約92〜93%の胎児DNA、約93〜94%の胎児DNA、および約94〜95%の胎児DNAからなる群より選択される、胎児DNAおよび母体DNAを含む組成物を分析する段階を含む、出生前診断法。
【図1A】
【図1B】
【図1C】
【図1D】
【図1E】
【図1F】
【図1G】
【図1H】
【図1I】
【図2】
【図3】
【図4A】
【図4B】
【図4C】
【図4D】
【図5A】
【図5B】
【図5C】
【図5D】
【図6A】
【図6B】
【図6C】
【図6D】
【図7A】
【図7B】
【図7C】
【図7D】
【図7E】
【図8A】
【図8B】
【図8C】
【図8D】
【図9】
【図10】
【図11A】
【図11B】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図1B】
【図1C】
【図1D】
【図1E】
【図1F】
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【図1I】
【図2】
【図3】
【図4A】
【図4B】
【図4C】
【図4D】
【図5A】
【図5B】
【図5C】
【図5D】
【図6A】
【図6B】
【図6C】
【図6D】
【図7A】
【図7B】
【図7C】
【図7D】
【図7E】
【図8A】
【図8B】
【図8C】
【図8D】
【図9】
【図10】
【図11A】
【図11B】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【公表番号】特表2006−521086(P2006−521086A)
【公表日】平成18年9月21日(2006.9.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−569189(P2004−569189)
【出願日】平成15年8月29日(2003.8.29)
【国際出願番号】PCT/US2003/027308
【国際公開番号】WO2004/079011
【国際公開日】平成16年9月16日(2004.9.16)
【出願人】(504330856)ラブジェン, インコーポレイテッド (3)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成18年9月21日(2006.9.21)
【国際特許分類】
【出願日】平成15年8月29日(2003.8.29)
【国際出願番号】PCT/US2003/027308
【国際公開番号】WO2004/079011
【国際公開日】平成16年9月16日(2004.9.16)
【出願人】(504330856)ラブジェン, インコーポレイテッド (3)
【Fターム(参考)】
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