説明

部品供給装置

【課題】 薄板状部品(例えば、エレメント)をインデックステーブルの凹部に確実に収容できる部品供給装置を提供する。
【解決手段】 部品供給装置(20)は、周方向に沿って等間隔に形成された凹部(26a〜26h)を有する円盤状のインデックステーブル(25)と、前記インデックステーブルを所定方向に間欠回転させる回転駆動手段(23)と、前記凹部の一つを目がけて所定の薄板状部品(4)を流下する案内路(22)と、前記案内路の出口付近の壁で且つ前記インデックステーブルの回転方向側の壁の一部をなす弾性壁(22b)と、一端側を前記案内路に固定し、且つ、他端側を前記インデックステーブルの外周に沿って若干の隙間を空けて湾曲させると共に前記インデックステーブルの回転方向側に延伸させたハネ防止具(22c)とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、たとえば、ベルト式無段変速機(CVT)用エレメントのような薄板状部品の供給装置に関する。
【背景技術】
【0002】
図4は、CVTベルトの外観図である。この図において、CVTベルト1は、複数枚のリング状のスチールベルト2、2、・・・・を積み重ねた二連のベルト積層体3、3に、多数個(例えば、400個)のエレメント4、4、・・・・からなるエレメント積層体5を担持させて組み立てられている。
【0003】
図5は、エレメントの構造図であり、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)はCVTベルト1に組み付けられたときの状態図である。(a)及び(b)に示すように、エレメント4は、金属の薄板を打ち抜き加工して所定形状に成形された部品(薄板状部品)であり、具体的には、下端部を薄板部6aとすると共にそれ以外の部分を厚板部6bする胴体部6と、略三角形状の頭部7と、それらの胴体部6と頭部7とをつなぐ首部8とからなり、首部8の両側にベルト積層体3、3を嵌め込むための切り欠き部9、10を形成している。ベルト積層体3、3は、発明の要旨に記載の結束帯、すなわち、多数のエレメント4を積層して結束する「結束帯」に相当する。なお、頭部7の一面に形成された小さな突起11は、隣り合うエレメント4の他方面の窪み12に勘合して位置合わせを行うためのものである。
【0004】
このような構造を有するエレメント4をCVTベルト1に組み付ける際には、まず、手作業により、400個(又は積層数調整のためにそれよりも少ない個数)のエレメント4の向きを揃えて整列用レール12の上に並べてエレメント積層体5を作り、そのエレメント積層体5を不図示のCVTベルト製造工程に投入するということが行われていたが、かかる人為的作業は手間がかかって面倒であるので、自動化が求められる。
【0005】
上記作業の自動化に利用可能な従来技術としては、例えば、下記の特許文献1に記載された「有極性チップ部品の収容方法及び装置」がある。
【0006】
図6は、従来技術を応用したエレメント供給装置の概念図である。この図において、不図示のパーツフィーダから逐次に自由流下するエレメント4を案内する案内路13の出口に面して、円盤状のインデックステーブル14が配置されている。インデックステーブル14は、図面に向かって時計回り方向(イ方向)に間欠回転するようになっており、インデックステーブル14は、その回転軸15の放射方向に等角度で周方向に配列された複数個(図では8個)の凹部16a〜16hと、それらの凹部16a〜16hの底面に開口する負圧路(エア吸引路)17a〜17hとを備えている。
【0007】
このような構成において、インデックステーブル14の間欠回転に同期させて、不図示のパーツフィーダから案内路13にエレメント4を自由流下させると、各々の間欠回転毎に、案内路13の出口に位置するインデックステーブル14の凹部(図示の例では凹部16a)に順次にエレメント4が落下収容される。したがって、例えば、凹部16aの右隣の凹部16bから図面の表方向(又は裏方向)にエレメント4を押し出して、図5の整列用レール12の上に順次に乗せることにより、人手を介することなく、エレメント積層体5を作り出すことができる。
【0008】
【特許文献1】特許第3200612号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、図6の応用例にあっては、単に、エレメント4を自由落下させてインデックステーブル14の凹部16aに収容する仕組みとなっているので、以下の問題点がある。
【0010】
図7は、問題点の説明図である。
まず、(a)に示すように、自由落下したエレメント4が凹部16aの底面で跳ね返り、エレメント4の一部が凹部16aから露出した状態で収容されることがある。この場合、(b)に示すように、インデックステーブル14の時計回り方向(イ方向)への間欠回転に伴い、露出したエレメント4が案内路13の出口に引っかかってしまうというトラブルを招く。
【0011】
ここで、上記の特許文献1においては、かかる収容不良を防止するために負圧を利用している(図6の負圧路17a〜17h参照)が、この方法は、エレメント4の場合に期待した程の効果が得られない。前記のとおり、エレメント4は、金属の薄板を打ち抜き加工して所定形状に成形された薄板状部品であるため、そのエレメント4の端面(薄板端面)にいくら負圧を作用させても充分な吸引力が得られないからである。
【0012】
また、上記の露出トラブルを回避するために、(c)に示すように、案内路13の出口の一部13aを切り欠いておくことが考えられるが、このようにした場合、その切り欠き部分13aでエレメント4が回転(例えば、ロ方向に回転)してしまうことがあり、回転したエレメント4が凹部16aに入らなくなるといったトラブルを招く。
【0013】
あるいは、回転したエレメント4の一部が凹部16aに収まったとしても、(d)に示すように、インデックステーブル14の時計回り方向(イ方向)への間欠回転に伴い、その回転遠心力によって、エレメント4がハ方向に飛び出してしまうというトラブルを招くことがある。
【0014】
そこで、本発明の目的は、薄板状部品(例えば、エレメント)をインデックステーブルの凹部に確実に収容できる部品供給装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0015】
本発明に係る部品供給装置は、周方向に沿って等間隔に形成された凹部を有する円盤状のインデックステーブルと、前記インデックステーブルを所定方向に間欠回転させる回転駆動手段と、薄板状部品を前記インデックステーブルに挿入する案内路と、前記インデックステーブルに連接され、該インデックステーブルから排出された前記薄板状部品が整列される整列用レールとを備え、前記インデックステーブルは、前記案内路と前記凹部が接続する位置で前記薄板状部品を挿入し、前記整列用レールと前記凹部が接続する位置まで回転し、該整列用レールに前記薄板状部品を排出するように構成したことを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記案内路の出口近傍から前記インデックステーブルの外周に沿って前記整列用レールまで延伸させたハネ防止具を備えたことを特徴とする。
又は、前記案内路の出口近傍の壁で且つ前記インデックステーブルの回転方向側の壁の一部をなす弾性壁を備えたことを特徴とする。
又は、前記凹部に収容された前記薄板状部品を押し出して前記整列用レールに乗せるための押し出し手段を備えたことを特徴とする。
又は、前記薄板状部品は、無段変速機用ベルトのエレメントであって、リングに装着するための切り欠き部を有し、該切り欠き部に対応した形状の突起を前記凹部の底面に形成したことを特徴とする。
又は、前記整列用レールは、前記切り欠き部に対応した形状を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0016】
本発明では、案内路の出口付近の壁で且つインデックステーブルの回転方向側の壁の一部をなす弾性壁を設けたので、仮に、薄板状部品の一部が凹部から露出したとしても、その露出した薄板状部品に押されて弾性壁が変形するので、薄板状部品の引っかかりを生じることはない。さらに、ハネ防止具を設けているので、インデックステーブルの間欠回転に伴って、露出した薄板状部品を凹部に押し戻すことができる。
また、凹部に収容された薄板状部品を押し出して前記整列用レールの上に乗せる押し出し手段を有するので、人手を介することなく、多数の薄板状部品の整列を行うことができる。
また、前記薄板状部品を、切り欠き部を有するCVTベルト用のエレメントとし、且つ、前記凹部の底面に、該切り欠き部に対応した形の突起を形成するようにすれば、凹部内に収容されたエレメントを、この突起によってガタツキなく確実に保持でき、前記の整列動作を支障なく行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下、本発明の実施例を、図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明における様々な細部の特定ないし実例および数値や文字列その他の記号の例示は、本発明の思想を明瞭にするための、あくまでも参考であって、それらのすべてまたは一部によって本発明の思想が限定されないことは明らかである。また、周知の手法、周知の手順、周知のアーキテクチャおよび周知の回路構成等(以下「周知事項」)についてはその細部にわたる説明を避けるが、これも説明を簡潔にするためであって、これら周知事項のすべてまたは一部を意図的に排除するものではない。かかる周知事項は本発明の出願時点で当業者の知り得るところであるので、以下の説明に当然含まれている。
【0018】
図1(a)は、本実施形態における部品供給装置の構成図である。この図において、部品供給装置20は、薄板状部品であるエレメント4を多数個収めたボール状の容器21と、その容器21から順次に自由流下するエレメント4を斜め下方に案内する案内路22と、その案内路22の出口に配置され、モータ23により、回転軸24を中心にして一定方向(図面に向かって時計回り方向)に間欠回転するインデックステーブル25とを備える。
【0019】
インデックステーブル25は、その回転軸24の放射方向に等角度で周方向に配列された複数個(図では8個)の凹部26a〜26hと、それらの凹部26a〜26hの底面に立設する突起27a〜27hとを備えている。凹部26a〜26hの大きさは、横向きにしたエレメント4の全体が収まる程度とされており、且つ、突起27a〜27hの幅と高さは、それらの凹部26a〜26hに収容されたエレメント4の一方の切り欠き部(図5の切り欠き部10参照)が収まる程度とされている。
【0020】
図1(b)は、部品供給装置の要部拡大図である。この図において、案内路22は、エレメント4の高さHよりも僅かに大きな幅を有する通路22aと、その通路22aの出口の一方側に設けられた弾性壁22bとを有する。ここで、“一方側”とは、インデックステーブル25の間欠回転方向側のことをいい、ここでは、インデックステーブル25が図面に向かって時計回り方向に間欠回転するから、図面右側のことである。
【0021】
弾性壁22bは、例えば、板バネで構成してもよい。弾性壁22bの長さLは、凹部26aの底面でエレメント4が跳ね返り、エレメント4の一部が凹部26aから露出した状態で収容されたときであっても、その露出した状態のエレメント4で弾性壁22bをスムーズに弾性変形させることができる程度の過不足のないものとする。
【0022】
案内路22はさらに、ハネ防止具22cを有する。このハネ防止具22cも、弾性部材から構成されるものであって、上記の弾性壁22bと同様に板バネで構成してもよい。
【0023】
ハネ防止具22cは、その一端側(図面に向かって左端側)を弾性壁22bの上部の通路22aに固定し、且つ、その他端側をインデックステーブル25の外周に沿って若干の隙間Fを空けて湾曲させると共に、隣接する凹部26bの上まで延伸させている。
【0024】
図2は、インデックステーブル25と整列用レール28との関係図である。この図において、整列用レール28は、その長手方向が、インデックステーブル25のテーブル面25aに対して鉛直方向になるように配置されており、整列用レール28の端面28aは、インデックステーブル25の0度(0度は天方向)に位置する凹部(図示の例では凹部26b)の突起27bに対向している。
【0025】
インデックステーブル25の0度に位置する凹部(図示の例では凹部26b)の裏側には、押し出し機構29が設けられている。この押し出し機構29は、シャフト29aを介してアクチュエータ29bに接続された押圧部材29cを備えており、この押し出し機構29によって、インデックステーブル25の0度に位置する凹部(図示の例では凹部26b)に収容されたエレメント4を押し出し、整列用レール28の上に順次に乗せることにより、人手を介することなく、エレメント積層体5を作り出すことができるようになっている。
【0026】
なお、押圧部材29cには溝29dが形成されている。この溝29dは、エレメント4の押し出しの際に凹部26bの突起27bが邪魔にならないようにするためのものである。
【0027】
このような構成において、インデックステーブル25の間欠回転に同期させて、容器21から案内路22にエレメント4を自由流下させると、各々の間欠回転毎に、案内路22の出口に位置するインデックステーブル25の凹部(図示の例では凹部26a)に順次にエレメント4が落下収容される。同時に、図2の押し出し機構29によって、凹部26aの右隣の凹部26b(0度に位置する凹部26b)からエレメント4が押し出され、整列用レール28の上に順次に乗せられるので、結局、人手を介することなく、エレメント積層体5を作り出すことができる。
【0028】
さて、本実施形態においても、エレメント4を自由落下させてインデックステーブル25の凹部26aに収容する仕組みの点で、冒頭で説明した応用例(図6)と同じである。
【0029】
このため、凹部26aの底面でエレメント4が跳ね返り、エレメント4の一部が凹部26aから露出した状態で収容(図7(a)参照)されることがあり得るが、このような場合、本実施例では、露出したエレメント4が案内路22の出口に引っかかってしまうことはない。
【0030】
その理由は、案内路22の出口の一方側に弾性壁22bを設けているからである。すなわち、凹部26aから一部が露出したエレメント4は、インデックステーブル25の時計回り方向への間欠回転に伴って同方向に移動するが、当該移動の際に、そのエレメント4に押されて弾性壁22bが変形するため、エレメント4の移動を阻害する障害物がなくなり、その結果、露出したエレメント4が案内路22の出口に引っかかってしまうというトラブル(図7(b)参照)を回避できるのである。
【0031】
また、弾性壁22bを設けたことにより、案内路22の出口付近でエレメント4が回転してしまうというトラブル(図7(c)参照)も回避できる。
【0032】
加えて、本実施形態では、ハネ防止具22c、つまり、一端側を弾性壁22bの上部の通路22aに固定し、且つ、その他端側をインデックステーブル25の外周に沿って若干の隙間Fを空けて湾曲させると共に、隣接する凹部26bの上まで延伸させたハネ防止具22cを備えているので、弾性壁22bをくぐり抜けたエレメント4(この段階では、まだ凹部26bから露出した状態にある)が、このハネ防止具22cのバネ力によって凹部26aの中に押し戻されるから、冒頭で説明したエレメント4の飛び出しトラブル(図7(d)参照)も回避できる。
【0033】
なお、以上の説明では、ハネ防止具22cの構造として、一端側を弾性壁22bの上部の通路22aに固定し、且つ、その他端側をインデックステーブル25の外周に沿って若干の隙間Fを空けて湾曲させると共に、隣接する凹部26bの上まで延伸させるとしているが、これに限らず、例えば、ハネ防止具22cにエレメント倒れ防止部を付設してもよい。
【0034】
図3は、ハネ防止具22cの外観図であり、(a)はエレメント倒れ防止部を有さないもの、(a)はエレメント倒れ防止部を有するものである。すなわち、(a)に示すハネ防止具22cは全体を弾性部材、例えば、1枚の板バネで形成しているが、(b)に示すハネ防止具22cは、例えば、一枚の板バネからなる弾性部材の側面を下方に垂らして、その垂らした部分をエレメント倒れ防止部22dとしたものである。
【0035】
このようにすると、インデックステーブル25の側面をエレメント倒れ防止部22dでガードすることができ、凹部26aに収容されたエレメント4の倒れを回避できるから好ましい。
【0036】
以上のとおりであるから、本実施形態によれば、凹部26aからのエレメント4の露出しを防止でき、また、案内路22の出口付近におけるエレメント4の回転を防止でき、また、エレメント4の倒れを防止することができる。したがって、冒頭で説明した従来技術の応用例(図6参照)における様々なトラブルを回避して、薄板状部品(例えば、エレメント4)をインデックステーブル25の凹部26aに確実に収容できる部品供給装置20を提供することができる。
【0037】
また、本実施形態では、インデックステーブル25の凹部26a〜26hの各底面に突起27a〜27hを形成し、それらの突起27a〜27hにエレメント4の一方の切り欠き部(図5の切り欠き部10参照)を係合させるようにしたので、凹部26a〜26hに収容されたエレメント4のガタツキを抑制することができ、凹部26a〜26hから整列用レール28への押し出しを確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】本実施形態における部品供給装置の構成図及びその要部拡大図である。
【図2】インデックステーブル25と整列用レール28との関係図である。
【図3】ハネ防止具22cの外観図である。
【図4】CVTベルトの外観図である。
【図5】エレメントの構造図である。
【図6】従来技術を応用したエレメント供給装置の概念図である。
【図7】問題点の説明図である。
【符号の説明】
【0039】
4 エレメント(薄板状部品)
10 切り欠き部
20 部品供給装置
23 モータ(回転駆動手段)
22 案内路
22b 弾性壁
22c ハネ防止具
25 インデックステーブル
26a〜26h 凹部
27a〜27h 突起
28 整列用レール
29 押し出し機構(押し出し手段)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
周方向に沿って等間隔に形成された凹部を有する円盤状のインデックステーブルと、
前記インデックステーブルを所定方向に間欠回転させる回転駆動手段と、
薄板状部品を前記インデックステーブルに挿入する案内路と、
前記インデックステーブルに連接され、該インデックステーブルから排出された前記薄板状部品が整列される整列用レールとを備え、
前記インデックステーブルは、前記案内路と前記凹部が接続する位置で前記薄板状部品を挿入し、前記整列用レールと前記凹部が接続する位置まで回転し、該整列用レールに前記薄板状部品を排出するように構成したことを特徴とする部品供給装置。
【請求項2】
前記案内路の出口近傍から前記インデックステーブルの外周に沿って前記整列用レールまで延伸させたハネ防止具を備えたことを特徴とする請求項1又は2いずれかに記載の部品供給装置。
【請求項3】
前記案内路の出口近傍の壁で且つ前記インデックステーブルの回転方向側の壁の一部をなす弾性壁を備えたことを特徴とする請求項1又は2いずれかに記載の部品供給装置。
【請求項4】
前記凹部に収容された前記薄板状部品を押し出して前記整列用レールに乗せるための押し出し手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の部品供給装置。
【請求項5】
前記薄板状部品は、無段変速機用ベルトのエレメントであって、リングに装着するための切り欠き部を有し、該切り欠き部に対応した形状の突起を前記凹部の底面に形成したことを特徴とする請求項1乃至4いずれかに記載の部品供給装置。
【請求項6】
前記整列用レールは、前記切り欠き部に対応した形状を有することを特徴とする請求項1乃至5いずれかに記載の部品供給装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2007−297157(P2007−297157A)
【公開日】平成19年11月15日(2007.11.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−125260(P2006−125260)
【出願日】平成18年4月28日(2006.4.28)
【出願人】(000231350)ジヤトコ株式会社 (899)
【Fターム(参考)】