防臭抗菌用具
【課題】特殊加工を施したクッション材を利用し、足の指付近に発症する白癬等の予防、手当に加え悪臭を取り除くと共にマッサージ効果も期待できる防臭抗菌用具を提供する。
【解決手段】オープンセル方式により特殊加工を施し、通気性及びクッション性に優れた長方形板状のスポンジ材に抗菌剤を浸透させ、下部に台板を残して略同間隔の凹陥状の切り込み１、２、３を設けることによって４個の指間挿入部４、５、６、７を形成したことを特徴とする。
【解決手段】オープンセル方式により特殊加工を施し、通気性及びクッション性に優れた長方形板状のスポンジ材に抗菌剤を浸透させ、下部に台板を残して略同間隔の凹陥状の切り込み１、２、３を設けることによって４個の指間挿入部４、５、６、７を形成したことを特徴とする。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明はオープンセル方式により特殊加工を施したクッション材を利用し、主として足の指付近に発症する白癬（水虫等）の予防、手当や発生する悪臭を取り除くと共にクッション性を利用してマッサージも効果も期待できる防臭抗菌用具に関するものである。
【背景技術】
【０００２】
従来、白癬（水虫等）の予防、治療に対応する方法、薬品等はかなり古くから研究されているが速効性、特効性のものは見当らない。
近年、長期に渡って治療を続けることによって治すことができる薬品が提供されるようになり、化学療法による治療も行なわれるようになった。
しかし、手軽に個人で行なうことができないので、従来通り薬品を塗布する治療法が一般的に行われていて、特に足に発症する白癬（水虫等）は悪質で治り難く根気よく治療を続けなければならなかった。
先行特許分献として下記のような公報が知られている。
【特許文献】特開２００２−１１３０３８
【特許文献】特開２００５−２２４５４５
【発明の開示】
【発明が解決しようす課題る】
【０００３】
しかし、終日靴を履いた状態でいなければならない人には定時的に靴を脱いで治療剤（液状体）を塗布する時間的余裕はなく、指定された用法通りに治療ができないため、なかなか完治させることができず、症状が長引くことによって長い年月水虫に悩まされ続けなければならなかった。
本発明は通気性に優れた長方形板状のスポンジ材に抗菌剤を浸透させ、下部に台板を残して略等間隔の凹陥状の切り込みを設けることによって４個の指挿入部を形成し、このように構成された用具を足の各指の間に挿着することによって白癬（水虫等）を治療すると共に防臭やマッサージ効果も得られる防臭抗菌用具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００４】
上記目的を達成するため本発明は、オープンセル方式によって通気性及びクッション性に優れた長方形板状のスポンジ材Ａに抗菌剤を浸透させ、下部に台板８を残して略同間隔の凹陥状の切り込み１、２、３を設けることによっ４個の指間挿入部４、５、６、７を形成したものである。
【発明の効果】
【０００５】
上記のように構成された本発明には次のような効果がある。
ａ．スポンジ材は通気性、クッション性に優れているの足の指の間に挿着しても違和感は全くなく、クッション性による適度の刺激によってマッサージ効果が得られる。
ｂ．クッション材に浸透された抗菌剤は抗菌作用に加え抗カビ作用もあり、更に持続性が長いので洗浄することによって長期間繰り返し使用することができる。
ｃ．構造形状が簡単であるので防臭抗菌用具の挿着、取り外し等が誰にでも簡単にできる。
ｄ．小型でしかも軽量なので、携帯に便利であり、長時間靴を履いている人でも僅かな時間で用具を取り替えることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【０００６】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいで説明する。
図１は本発明に使用するスポンジ材の斜視図、図２は本発明の斜視図、図３は本発明を足の指に挿着した状態の正面図、図４は本発明を足の指に挿着した状態の平面図で図中の符号Ａは抗菌剤を浸透させたスポンジ材、Ｂは防臭抗菌用具を示す。
【０００７】
符号１、２、３は図２に示したようにスポンジ材Ａに略等間隔に設けられた切り込みで、この切り込み１、２、３を設けたことによって指間挿入部４、５、６、７が形成されている。
【０００８】
切り込み１には足の人差指ｂが挿入され、指間挿入部４を挟んで外側に親指ａが位置するように挿着されている。
切り込み２には指間挿入部５を挟んで足の中指ｃが挿入され，切り込み３には切り込み２との間に指間挿入部６を挟んで薬指ｃが挿入され、薬指ｃとの間に指間挿入部７を挟んで外側に小指が位置する挿着されている。
【０００９】
指間挿入部４、５、６、７は各指ａ．ｂ．ｃ．ｄ．ｅの太さが異なるので太さに従って指より上方に突出しない高さに設定する必要がある。
【００１０】
上記のように構成された本発明を実際に使用する場合は次のようになる。
切り込み１、２、３にそれぞれ所定の指を挿入して防臭抗菌用具を取り付けた後、靴下を履くと、靴下を履いたことによって防臭抗菌用具は安定し、靴を履くことによって更に安定するので多少過激に歩いたり跳んだりしても防臭抗菌用具は破損するようなことはない。
本発明の防臭抗菌用具はオープンセル方式によって通気性、クッション性に優れており長時間変質しないが、適当の時間をおいて外気に触れさせることによっで新規の用具近い状態に復帰する。
使用する人（老若男女）によって足の大きさ、形状が異なるので数種の用具を用意しておけば充分に対応できる。
又、本発明は手の指間に挿着して指に発疹する白癬を治療すると共にスポンジ材のクッション性を利用し、指の鍛練、リハビリ等に利用できる。
【図面の簡単な説明】
【００１１】
【図１】本発明に使用するスポンジ材の斜視図
【図２】本発明の斜視図
【図３】本発明を足の指に挿着した状態の正面図
【図４】本発明を足の指に挿着した状態の平面図
【符号の説明】
【００１２】
１ 切り込み
２ 切り込み
３ 切り込み
４ 指間挿入部
５ 指間挿入部
６ 指間挿入部
７ 指間挿入部
８ 台板
Ａ スポンジ材
Ｂ 防臭抗菌用具
ａ 親指
ｂ 人差指
ｃ 中指
ｄ 薬指
ｅ 小指
【技術分野】
【０００１】
本発明はオープンセル方式により特殊加工を施したクッション材を利用し、主として足の指付近に発症する白癬（水虫等）の予防、手当や発生する悪臭を取り除くと共にクッション性を利用してマッサージも効果も期待できる防臭抗菌用具に関するものである。
【背景技術】
【０００２】
従来、白癬（水虫等）の予防、治療に対応する方法、薬品等はかなり古くから研究されているが速効性、特効性のものは見当らない。
近年、長期に渡って治療を続けることによって治すことができる薬品が提供されるようになり、化学療法による治療も行なわれるようになった。
しかし、手軽に個人で行なうことができないので、従来通り薬品を塗布する治療法が一般的に行われていて、特に足に発症する白癬（水虫等）は悪質で治り難く根気よく治療を続けなければならなかった。
先行特許分献として下記のような公報が知られている。
【特許文献】特開２００２−１１３０３８
【特許文献】特開２００５−２２４５４５
【発明の開示】
【発明が解決しようす課題る】
【０００３】
しかし、終日靴を履いた状態でいなければならない人には定時的に靴を脱いで治療剤（液状体）を塗布する時間的余裕はなく、指定された用法通りに治療ができないため、なかなか完治させることができず、症状が長引くことによって長い年月水虫に悩まされ続けなければならなかった。
本発明は通気性に優れた長方形板状のスポンジ材に抗菌剤を浸透させ、下部に台板を残して略等間隔の凹陥状の切り込みを設けることによって４個の指挿入部を形成し、このように構成された用具を足の各指の間に挿着することによって白癬（水虫等）を治療すると共に防臭やマッサージ効果も得られる防臭抗菌用具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００４】
上記目的を達成するため本発明は、オープンセル方式によって通気性及びクッション性に優れた長方形板状のスポンジ材Ａに抗菌剤を浸透させ、下部に台板８を残して略同間隔の凹陥状の切り込み１、２、３を設けることによっ４個の指間挿入部４、５、６、７を形成したものである。
【発明の効果】
【０００５】
上記のように構成された本発明には次のような効果がある。
ａ．スポンジ材は通気性、クッション性に優れているの足の指の間に挿着しても違和感は全くなく、クッション性による適度の刺激によってマッサージ効果が得られる。
ｂ．クッション材に浸透された抗菌剤は抗菌作用に加え抗カビ作用もあり、更に持続性が長いので洗浄することによって長期間繰り返し使用することができる。
ｃ．構造形状が簡単であるので防臭抗菌用具の挿着、取り外し等が誰にでも簡単にできる。
ｄ．小型でしかも軽量なので、携帯に便利であり、長時間靴を履いている人でも僅かな時間で用具を取り替えることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【０００６】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいで説明する。
図１は本発明に使用するスポンジ材の斜視図、図２は本発明の斜視図、図３は本発明を足の指に挿着した状態の正面図、図４は本発明を足の指に挿着した状態の平面図で図中の符号Ａは抗菌剤を浸透させたスポンジ材、Ｂは防臭抗菌用具を示す。
【０００７】
符号１、２、３は図２に示したようにスポンジ材Ａに略等間隔に設けられた切り込みで、この切り込み１、２、３を設けたことによって指間挿入部４、５、６、７が形成されている。
【０００８】
切り込み１には足の人差指ｂが挿入され、指間挿入部４を挟んで外側に親指ａが位置するように挿着されている。
切り込み２には指間挿入部５を挟んで足の中指ｃが挿入され，切り込み３には切り込み２との間に指間挿入部６を挟んで薬指ｃが挿入され、薬指ｃとの間に指間挿入部７を挟んで外側に小指が位置する挿着されている。
【０００９】
指間挿入部４、５、６、７は各指ａ．ｂ．ｃ．ｄ．ｅの太さが異なるので太さに従って指より上方に突出しない高さに設定する必要がある。
【００１０】
上記のように構成された本発明を実際に使用する場合は次のようになる。
切り込み１、２、３にそれぞれ所定の指を挿入して防臭抗菌用具を取り付けた後、靴下を履くと、靴下を履いたことによって防臭抗菌用具は安定し、靴を履くことによって更に安定するので多少過激に歩いたり跳んだりしても防臭抗菌用具は破損するようなことはない。
本発明の防臭抗菌用具はオープンセル方式によって通気性、クッション性に優れており長時間変質しないが、適当の時間をおいて外気に触れさせることによっで新規の用具近い状態に復帰する。
使用する人（老若男女）によって足の大きさ、形状が異なるので数種の用具を用意しておけば充分に対応できる。
又、本発明は手の指間に挿着して指に発疹する白癬を治療すると共にスポンジ材のクッション性を利用し、指の鍛練、リハビリ等に利用できる。
【図面の簡単な説明】
【００１１】
【図１】本発明に使用するスポンジ材の斜視図
【図２】本発明の斜視図
【図３】本発明を足の指に挿着した状態の正面図
【図４】本発明を足の指に挿着した状態の平面図
【符号の説明】
【００１２】
１ 切り込み
２ 切り込み
３ 切り込み
４ 指間挿入部
５ 指間挿入部
６ 指間挿入部
７ 指間挿入部
８ 台板
Ａ スポンジ材
Ｂ 防臭抗菌用具
ａ 親指
ｂ 人差指
ｃ 中指
ｄ 薬指
ｅ 小指
【特許請求の範囲】
【請求項１】
オープンセル方式によって通気性及びクッション性に優れた長方形板状のスポンジ材に抗菌剤を浸透させ、下部に台板を残して略同間隔の凹陥状の切り込み１、２、３を設けることによって４個の指間挿入部４、５、６、７を形成したことを特徴とする防臭抗菌用具。
【請求項１】
オープンセル方式によって通気性及びクッション性に優れた長方形板状のスポンジ材に抗菌剤を浸透させ、下部に台板を残して略同間隔の凹陥状の切り込み１、２、３を設けることによって４個の指間挿入部４、５、６、７を形成したことを特徴とする防臭抗菌用具。
【図１】
【図２】
【図３】
【図４】
【図２】
【図３】
【図４】
【公開番号】特開２００８−１５４９７９（Ｐ２００８−１５４９７９Ａ）
【公開日】平成２０年７月１０日（２００８．７．１０）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００６−３５７３４７（Ｐ２００６−３５７３４７）
【出願日】平成１８年１２月２０日（２００６．１２．２０）
【出願人】（５９２２６３５４０）
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成２０年７月１０日（２００８．７．１０）
【国際特許分類】
【出願日】平成１８年１２月２０日（２００６．１２．２０）
【出願人】（５９２２６３５４０）
【Ｆターム（参考）】
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