説明

電力変換装置

【課題】省スペース化を図ることができるとともに、発熱素子の放熱性を向上させることができるリアクトルを提供すること。
【解決手段】本発明の電力変換装置は、通電により磁束を発生するコイル21と該コイル21の内側及び外周に形成された磁性粉末混合樹脂からなるコア22とコイル21及びコア22を内側に収容するケース23とを有するリアクトル2と、通電により発熱する発熱素子13とを備える。リアクトル2は、コア22に接触配置された冷却部材24を有する。発熱素子13は、冷却部材24に接触配置されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電気自動車やハイブリッド自動車等の動力源である交流モータに通電する駆動電流の生成に用いることができる電力変換装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、電気自動車やハイブリッド自動車等の動力源である交流モータに通電する駆動電流を生成するための電力変換装置が知られている(例えば、特許文献1、2参照)。
該電力変換装置は、通電により磁束を発生するコイルと該コイルの内側及び外周に形成された磁性粉末混合樹脂からなるコアと上記コイル及び上記コアを内側に収容するケースとを有するリアクトルと、通電により発熱する発熱素子とを備えている。
【0003】
【特許文献1】特開2004−194475号公報
【特許文献2】特開2007−27185号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来の電力変換装置には、以下のような問題があった。すなわち、上記コアには、磁気回路としてほとんど使用されていない部分、すなわちデッドスペースがあった。そして、このデッドスペースの存在により、上記リアクトルの体格、ひいては上記電力変換装置の体格が大きくなってしまうという問題点があった。
また、上記リアクトルのみならず、上記発熱素子も上記電力変換装置の内部にあって高温状態となるため、これらの冷却手段も課題の一つとして挙げられていた。
【0005】
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、省スペース化を図ることができるとともに、放熱性に優れた電力変換装置を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、通電により磁束を発生するコイルと該コイルの内側及び外周に形成された磁性粉末混合樹脂からなるコアと上記コイル及び上記コアを内側に収容するケースとを有するリアクトルと、通電により発熱する発熱素子とを備えた電力変換装置であって、
上記リアクトルは、上記コアに接触配置された冷却部材を有し、
上記発熱素子は、上記冷却部材に接触配置していることを特徴とする電力変換装置にある(請求項1)。
【0007】
本発明の作用効果について説明する。
上記リアクトルは、上記コアに接触配置された冷却部材を有する。それゆえ、かかる冷却部材により、コアの熱、すなわちリアクトルの熱を外部へと放出することができる。
また、上記発熱素子は、上記冷却部材に接触配置している。それゆえ、かかる冷却部材により、発熱素子の熱を外部へと放出することができる。
すなわち、リアクトルと発熱素子との双方の熱を冷却部材により外部へと放出することができるため、放熱性に優れた電力変換装置を得ることができる。
【0008】
また、上述したように、冷却部材はコアに接触配置されている。そのため、コアにおける、磁気回路としてほとんど使用されていない部分、すなわちデッドスペースに冷却部材を配設すれば、かかるデッドスペースを有効利用することができる。そしてさらに、本発明においては、発熱素子を冷却部材に接触させつつデッドスペースに配置することができる。このような構成とすることで、電力変換装置内に発熱素子を配設するためのスペースを新たに確保する必要がなくなり、電力変換装置の省スペース化を図ることができる。
その結果、電力変換装置の小型化を図ることができ、ひいては電力変換装置の低コスト化を図ることができる。
【0009】
このように、本発明によれば、省スペース化を図ることができるとともに、放熱性に優れた電力変換装置を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
本発明(請求項1)において、上記電力変換装置として、例えば、DC−DCコンバータ等がある。
上記リアクトルにおける上記磁性粉末混合樹脂は、磁性粉末を樹脂に混入させてなる材料である。そして、上記磁性粉末としては、例えば、フェライト粉末、鉄粉、珪素合金鉄粉等がある。また、上記樹脂としては、例えば、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂や、熱可塑性樹脂を用いることができる。
【0011】
また、上記冷却部材は、上記コイルの内側に配設された中芯であることが好ましい(請求項2)。
この場合には、省スペース化を充分に図ることができるとともに、放熱性に充分優れた電力変換装置を得ることができる。
すなわち、コイルの中心軸付近は、磁気回路としてはほとんど使用されていないデッドスペースであるため、かかるデッドスペースに冷却部材を配設すれば、電力変換装置の省スペース化を充分に図ることができる。
また、コイルの内側のコアは高温となりやすいが、かかる部位に冷却部材を配設することにより、コイルの内側のコアを充分に冷却することができる。その結果、電力変換装置の放熱性の向上を図ることができる。
【0012】
また、上記発熱素子は、上記中芯に固定されていることが好ましい(請求項3)。
この場合には、電力変換装置の省スペース化を容易に図ることができる。
【0013】
また、上記発熱素子は、上記コアに埋設されていてもよい(請求項4)。
この場合には、発熱素子を容易かつ充分に固定することができるとともに、発熱素子の熱を充分に放熱することができる。
【0014】
また、上記発熱素子は、上記電力変換装置に設けられたコンデンサにおける残留電荷を放電するための放電抵抗とすることができる(請求項5)。
この場合には、放電抵抗の熱を外部へと効果的に放出するとともに、電力変換装置の小型化を実現することができる。
なお、上記コンデンサとしては、例えば、電力変換回路の直流電圧を平滑化するためのコンデンサがある。
【実施例】
【0015】
(実施例1)
本発明の実施例に係る電力変換装置について、図1、図2を用いて説明する。
本例の電力変換装置1は、図1に示すように、通電により磁束を発生するコイル21と該コイル21の内側及び外周に形成された磁性粉末混合樹脂からなるコア22とコイル21及びコア22を内側に収容するケース23とを有するリアクトル2と、通電により発熱する発熱素子13とを備える。
リアクトル2は、コア22に接触配置された冷却部材24を有する。
そして、発熱素子13は、冷却部材24に接触配置されている。
【0016】
本例の電力変換装置1における電力変換回路について、図2を用いて説明する。
本例の電力変換装置1は、直流電力を交流電力に変換するインバータ3を有する。
該インバータ3は、図2に示すように、上記リアクトル2と、直流電圧を供給する電源11と、直流電圧を平滑化する平滑化コンデンサ141と、複数のスイッチング素子15と、平滑化コンデンサ141における残留電荷を放電するための放電抵抗である発熱素子13と、例えばハイブリッド自動車等の駆動輪を駆動するためのトルクを発生させる三相交流モータージェネレータ12とを有する。
【0017】
インバータ3は、例えば6個のスイッチング素子15を有する主回路部31と、電源11から供給される直流電力を昇圧して主回路部31へ送る昇圧部32とを有する。
主回路部31は、高電位側バスバー16に接続された3個のスイッチング素子15と、接地されている低電位側バスバー17に接続された3個のスイッチング素子15とを互いに直列接続して、三相のアームを形成している。また、各アームにおける一対のスイッチング素子15の接続点から、三相交流モータージェネレータ12の各相(U相、V相、W相)の電極とそれぞれ接続されている。
【0018】
また、昇圧部32は、高電位側バスバー16と低電位側バスバー17にそれぞれ接続された一対のスイッチング素子15と、リアクトル2とによって構成されている。
そして、主回路部31と昇圧部32との間における高電位側バスバー16と低電位側バスバー17とを接続するように、平滑化コンデンサ141及び放電抵抗である発熱素子13が互いに並列に接続されている。
また、電源11と昇圧部32との間には、電源電流を安定化させるためのフィルタコンデンサ142が配線されている。
【0019】
次に、電力変換装置1に内蔵されるリアクトル2について、図1を用いて説明する。
リアクトル2は、上述したように、コイル21と、コア22と、ケース23と、冷却部材24とを有する。
コア22を構成する上記磁性粉末混合樹脂は、磁性粉末を樹脂に混入させてなる材料である。そして、上記磁性粉末としては、例えば、フェライト粉末、鉄粉、珪素合金鉄粉等がある。また、上記樹脂としては、例えば、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂や、熱可塑性樹脂を用いることができる。
【0020】
ケース23は、図1に示すように、略平板状の底面部231と、該底面部231の端縁から垂直に立ち上がる側面部232とを有する。また、底面部231と対向する位置には、開口部233が形成されている。
また、ケース23は、例えば放熱性に優れ、かつ、非磁性体であるアルミニウムを用いて形成することができる。
底面部231の内側面の略中央には、底面部231から開口部233に向かって突出してなる台座部230が形成されている。
【0021】
冷却部材24は、コイル21の内側に配設された中芯240である。そして、中芯240は、中芯240においてケース23の開口部233から底面部231に向かって貫通するよう形成された貫通孔241に、ビス251を挿通することによってケース23に固定されている。
また、冷却部材24も、ケース23と同様、例えば放熱性に優れ、かつ、非磁性体であるアルミニウムを用いて形成することができる。
【0022】
本例においては、冷却部材24は、軸方向における中心付近の外径が最も小さくなるように外形が湾曲してなる外側面242を有する。すなわち、図1に示すように、コイル21に通電することによりコア22内部に略楕円形状の磁束φが形成されることとなるが、かかる磁束φの形状に沿うような形状にて冷却部材24の外側面242が形成されている。
また、冷却部材24は、該冷却部材24におけるケース23の開口部233側の軸方向の端部において、底面部231側へと窪んだ凹部244を有する。
【0023】
発熱素子13は、図1に示すように、冷却部材24である中芯240に固定されている。具体的には、発熱素子13は、中芯240における凹部244の内側に嵌合してある。そして、発熱素子13は、ケース23の開口部233側における中芯240の軸方向の端部において、例えばビス252等により固定されている。
【0024】
また、発熱素子13は、上述したように、放電抵抗である。該放電抵抗(発熱素子13)は、例えば電源11が故障等した場合においても、平滑化コンデンサ141に蓄積された電荷によって感電することがないようその電荷を放電する。そして、正常動作時においても電流が放電抵抗(発熱素子13)へと流れることにより、発熱が生じる。
なお、発熱素子13の配線131は、リアクトル2の表面に露出しており、コイル21の配線(図示略)とは別配線となっている。
【0025】
次に、リアクトル2の作製手順の例について説明する。
例えば、まず、ケース23の底面部231側に配設されるように形成した冷却部材24の嵌合部243と、底面部231の内側の略中央に形成した台座部230とを嵌合して、ケース23に冷却部材24を組付ける。
次いで、ビス251を、ケース23の開口部233側から、冷却部材24の貫通孔241を介して台座部230へと挿通し、冷却部材24をケース23に固定する。
【0026】
次いで、冷却部材24の外側面242を取り囲むようにコイル21を配設した後、半液体状の磁性粉末混合樹脂をケース23の開口部233からケース23の内側に充填していく。
次いで、磁性粉末混合樹脂を固化させることにより、コア22が形成され、本例の電力変換装置1におけるリアクトル2が形成される。
【0027】
なお、発熱素子13は、冷却部材24をケース23に固定する前、後のいずれにおいても冷却部材24に固定することができる。
また、上述した作製手順の例においては、冷却部材24をケース23に固定した後にコイル21をケース23の内側に収容したが、例えば、コイル21をケース23の内側に収容した後に、冷却部材24をケース23に固定することもできる。
【0028】
次に、本例の作用効果について説明する。
リアクトル2は、コア22に接触配置された冷却部材24を有する。それゆえ、かかる冷却部材24により、コア22の熱、すなわちリアクトル2の熱を外部へと放出することができる。
また、発熱素子13は、冷却部材24に接触配置している。それゆえ、かかる冷却部材240により、発熱素子13の熱を外部へと放出することができる。
すなわち、リアクトル2と発熱素子13との双方の熱を、冷却部材24により外部へと放出することができ、放熱性に優れた電力変換装置1を得ることができる。
【0029】
また、上述したように、冷却部材24はコア22に接触配置されている。本例では、コア22における、磁気回路としてほとんど使用されていない部分、すなわちコイル21の内側に冷却部材24を配設してあるため、このデッドスペースを有効利用することができる。そしてさらに、コイル21の内側には、発熱素子13が配設されている。それゆえ、電力変換装置1内に冷却部材24を配設するためのスペースを新たに確保する必要がなく、電力変換装置1の省スペース化を図ることができる。
その結果、電力変換装置1の小型化を図ることができ、ひいては電力変換装置1の低コスト化を図ることができる。
【0030】
また、冷却部材24は、コイル21の内側に配設された中芯240であるため、電力変換装置1の省スペース化を充分に図ることができるとともに、放熱性に充分優れた電力変換装置1を得ることができる。
すなわち、コイル21の内側のコア22は、磁気回路としてはほとんど使用されていないデッドスペースであるため、かかるデッドスペースに冷却部材24を配設すれば、電力変換装置1の省スペース化を充分に図ることができる。
また、コイル21の内側のコア22は高温となりやすいが、かかる部位に冷却部材24を配設することにより、コイル21の内側のコア22を充分に冷却することができる。その結果、電力変換装置1の放熱性の向上を図ることができる。
【0031】
また、発熱素子13は、中芯240に固定されている。これにより、電力変換装置1の省スペース化を容易に図ることができる。
また、発熱素子13は、電力変換装置1に設けられた平滑化コンデンサ141における残留電荷を放電するための放電抵抗であるため、放電抵抗の熱を外部へと効果的に放出するとともに、電力変換装置1の小型化を実現することができる。
【0032】
このように、本例によれば、省スペース化を図ることができるとともに、発熱素子の放熱性を向上させることができるリアクトルを提供することができる。
【0033】
(実施例2)
本例は、図3に示すように、実施例1の電力変換装置1におけるリアクトル2とは別形態のリアクトル2の例である。すなわち、本例においては、ケース23の底面部231に形成された台座部230を介して、冷却部材24に形成した貫通孔241にケース23の底面部231から開口部233に向かってビス251を挿通させることにより、冷却部材24がケース23に固定されている。
その他は、実施例1と同様の構成及び作用効果を有する。
【0034】
(実施例3)
本例は、図4に示すように、発熱素子13が、冷却部材24だけではなく、ケース23の底面部231にも接触配置しているリアクトル2の例である。すなわち、発熱素子13は、冷却部材24におけるケース23の底面部231側の端部に形成された嵌合部243に嵌合させた状態で固定してある。
【0035】
また、冷却部材24には軸方向に貫通する貫通孔241が形成されている。そして、かかる貫通孔241に、発熱素子13に通電するための配線131が挿通してある。
なお、本例においては、冷却部材24は、ケース23の底面部231と別部材である中芯240を、例えば接着等を行うことにより底面部231に固定してあるが、冷却部材24をケース23の底面部231と一体的に形成することもできる。さらに、冷却部材24は、実施例2のようにケース23の底面部231から開口部233に向かってビスを挿通させることによりケース23に固定することもできる。
その他は、実施例1と同様である。
【0036】
本例の場合には、発熱素子13の熱を、ケース23の底面部231を介して容易に放出することができる。
その他、実施例1と同様の作用効果を有する。
【0037】
(実施例4)
本例は、図5、図6に示すように、実施例3におけるリアクトル2とは別形態のリアクトル2の例である。
すなわち、軸方向に貫通するよう形成された冷却部材24の貫通孔241には、発熱素子13の配線131が挿通されているとともに、冷却部材24をケース23の底面部231に固定するためのビス251が挿通されている。
また、本例のリアクトル2は、発熱素子13を二つ有している。そして、これらは、冷却部材24におけるケース23の底面部側に形成された嵌合部243に嵌合されているとともに、互いに並列に接続されている。
その他は、冷却部材24におけるケース23の底面部231側の端部に形成した嵌合部243に冷却部材24が配設されているなど、実施例3と同様の構成を有する。また、その他、実施例3と同様の作用効果を有する。
【0038】
(実施例5)
本例は、図7に示すように、発熱素子13が、コア22に埋設されているリアクトル2の例である。すなわち、本例のリアクトル2においては、冷却媒体が流通する冷却管18が、リアクトル2のコア22内に配設されている。また、発熱素子13は、コア22に埋設された状態で上記冷却管18に接触配置されている。
なお、上記冷却管18は、電力変換装置1の主回路部31におけるスイッチング素子15をも冷却することができるよう構成することができる。
その他は、実施例1と同様である。
なお、本例において使用した符号は、図2において使用した符号に準ずる。
【0039】
本例の場合には、発熱素子13を容易かつ充分に固定することができるとともに、発熱素子13の熱を充分に放熱することができる。
その他、実施例1と同様の作用効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】実施例1における、リアクトルの縦断面図。
【図2】実施例1における、電力変換装置の電力変換回路を示す説明図。
【図3】実施例2における、リアクトルの縦断面図。
【図4】実施例3における、リアクトルの縦断面図。
【図5】実施例4における、リアクトルの縦断面図。
【図6】図5におけるA−A線断面図。
【図7】実施例5における、リアクトルの横断面図。
【符号の説明】
【0041】
1 電力変換装置
13 発熱素子
2 リアクトル
21 コイル
22 コア
23 ケース
24 冷却部材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
通電により磁束を発生するコイルと該コイルの内側及び外周に形成された磁性粉末混合樹脂からなるコアと上記コイル及び上記コアを内側に収容するケースとを有するリアクトルと、通電により発熱する発熱素子とを備えた電力変換装置であって、
上記リアクトルは、上記コアに接触配置された冷却部材を有し、
上記発熱素子は、上記冷却部材に接触配置していることを特徴とする電力変換装置。
【請求項2】
請求項1において、上記冷却部材は、上記コイルの内側に配設された中芯であることを特徴とする電力変換装置。
【請求項3】
請求項2において、上記発熱素子は、上記中芯に固定されていることを特徴とする電力変換装置。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれか一項において、上記発熱素子は、上記コアに埋設されていることを特徴とする電力変換装置。
【請求項5】
請求項1〜4のいずれか一項において、上記発熱素子は、上記電力変換装置に設けられたコンデンサにおける残留電荷を放電するための放電抵抗であることを特徴とする電力変換装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2009−130965(P2009−130965A)
【公開日】平成21年6月11日(2009.6.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−300561(P2007−300561)
【出願日】平成19年11月20日(2007.11.20)
【出願人】(000004260)株式会社デンソー (27,639)
【Fターム(参考)】