説明

電子制御装置及び制御方法

【課題】
後部座席に乗車している子供の飛び出しによる事故を少なくする制御装置を提供する。
【解決手段】
車両のドアの鍵の施錠を開錠する電子制御装置は、車両の前部座席のドアの開閉を検知するドア開閉検知部からの情報を記憶する記憶部に記憶された情報に基づいて、車両の前部座席のドアが開いたことを判断すると、後部座席における施錠されたドアの鍵を開錠制御することをを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両ドアの開錠を制御する装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の車両は、助手席や後部座席に乗車している子供が車両の側方を通過する後方からの車両を確認しないで、施錠されているドアを開錠してドアを開け車外へ飛出し、その車両に轢かれるという事故があったため、特定のボタンを操作することにより施錠されたドアの開錠は、運転席からの開錠操作と、車外の者によるドアノブの開扉操作のみにより行われることになっていた(以下、この機能をチャイルドロックという)。つまり、チャイルドロックがされた助手席や後部座席のドアは、車両の側方を通過する後方からの車両を確認した運転手による開錠操作や、車外の運転者によるドアノブの開扉操作が行われなければ開錠されないので、子供が車両の側方を通過する後方の車両を確認せずに車両のドアを明けて飛出し、その車両に轢かれるという事故は減少した。
【0003】
また、こういった課題を解決する技術として、ドアがチャイルドロックされた車両が走行停止から所定時間経過後にチャイルドロックを開錠する装置が提案されている。この技術によれば車両が停止直後に子供が車両の側方を通過する後方の車両を確認せずに飛出し、その車両に轢かれるという事故を回避することができるので、従来の技術と比べると安全性が向上した。
【特許文献1】特開2005−2731732
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、この先行技術のように車両の走行停止から所定時間経過後にチャイルドロックを開錠する構成にしたとしても、子供が車両の側方を通過する後方からの車両を確認せずに、施錠されているドアを開錠してドアを開け車外へ飛出し、その車両に轢かれるという事故が発生するおそれがある。
【0005】
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、チャイルドロック機能を備えた車両において、子供の不注意による飛出し事故をより確実に防ぐことができる車両ドア施錠・開錠制御装置を提供することを目的としている。なお、この問題は高齢者、身体の不自由な者、様態のすぐれない者など、降車時の安全確認を怠るおそれのある者が乗車しているときにも存するものであるが、便宜上子供を想定して説明することとする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
車両のドアの鍵の施錠を開錠する電子制御装置は、車両の前部座席のドアの開閉を検知するドア開閉検知部からの情報を記憶する記憶部に記憶された情報に基づいて、車両の前部座席のドアが開いたことを判断すると、後部座席における施錠されたドアの鍵を開錠制御することをを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明による電子制御装置によれば、前部座席のドアが開いたことを判断すると後部座席における施錠されたドアの鍵を開錠するので、後部座席に子供が乗車している場合に子供が飛び出して車両の側方を通過する後方の車両に轢かれるという事故を少なくすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
以下、本発明の第1の実施例を図1から図7を用いて説明する。なお、本発明の実施形態は、以下の実施例に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態をとり得ることは言うまでもない。
【0009】
図1は本発明の車両ドア施錠・開錠制御装置のシステムの構成を表す図である。
【0010】
車両ドア施錠・開錠制御装置10は、図2における車両の運転席と助手席の中央38に備えられている。車両ドア施錠・開錠制御装置10は、車両ドア施錠・開錠制御プログラムが記憶されているROM11と、車両ドア施錠・開錠制御プログラムと種々のセンサやスイッチからの入力に基づいて演算を実行し、各アクチュエータを制御するための出力を行うCPU12と、CPU12が演算する際に一時的にデータを記憶する、ワーキングエリアとして機能するRAM13と、CPU12が演算するために必要なデータを持続的に記憶するEEPROM14とから構成されるマイクロコンピュータを備えている。
【0011】
図2は車両37におけるセンサやスイッチ、アクチュエータの構成を示す図である。車両37は車速センサ15やカーテシスイッチ16、モードスイッチ17、チャイルドロック21〜24、ドアロック25〜28、イグニッションスイッチ19、衝突センサ20を備えている。車速センサ15は車輪の回転に同期してパルスを出力するものであって、CPU12は車速センサ15が出力するパルスの周波数の入力に基づいて車速を認識する。カーテシスイッチ16は各ドアに配設されており、ドアが開いている場合にはオン、閉じている場合にはオフ信号を出力するものであって、CPU12はカーテシスイッチ16からのオン/オフの入力に基づいて各ドアの開閉状態を認識する。モードスイッチ17はチャイルドロック機能を働かせる、または働かせない状態にするものである。モードスイッチ17にはフルモードスイッチ39とハーフモードスイッチ40があり、夫々のモードの機能を働かせる場合はオン、働かせない場合はオフ信号を出力する。CPU12はモードスイッチ17からのオン/オフの入力に基づいてモードスイッチ17におけるフルモードまたはハーフモードがオン状態なのかオフ状態なのかを認識する。ドアロック25〜28は各ドアを施錠・開錠するアクチュエータであって、CPU12が図示しないドアロックスイッチからの入力信号に基づきドアを施錠・開錠制御するための信号をドアロック25〜28へ出力しドアロック25〜28がドアを施錠・開錠する。チャイルドロック21〜24はチャイルドロックモードの場合に補助席や後部座席のドアを施錠・開錠するアクチュエータであって、CPU12がフルモードスイッチ39とハーフモードスイッチ40からなるモードスイッチ17からの入力信号に基きドアを施錠・開錠制御するための信号をチャイルドロック21〜24へ出力しチャイルドロック21〜24がドアを施錠・開錠する。イグニッションスイッチ19は運転席付近に設けられ車両のエンジンを始動するものであって、運転者の操作によりオン、オフされる。イグニッションスイッチ19がオンされれば図示しないエンジン制御装置がエンジンを始動させ、オフされればエンジンを停止させる。CPU12はイグニッションスイッチ19からの入力信号とフルモードスイッチ39とハーフモードスイッチ40からなるモードスイッチ17からの入力信号に基づいてROM11に記憶されている車両ドア施錠・開錠制御プログラムを実行する。衝突センサ20は車両の所定位置に設けられ、車両に加わる衝撃を検出する。CPU12は衝突センサ20からの入力に基づいて車両が他の車両との追突または建物などの物体との衝突を検知し、車両ドア施錠・開錠制御プログラムに基づき後述する所定の制御を実行する。なお、この衝撃センサ20は、エアバッグ等を作動させる衝撃センサを兼用しても良い。
【0012】
次に、車両ドア施錠・開錠制御装置101の行う処理及び動作について、図3から図7のフローチャートを用いて説明する。
【0013】
図5のフローチャートは、車両37に運転者が車両37のドア29を開錠して乗車し、運転者がイグニッションスイッチをオンにした後の車両ドア施錠・開錠制御装置101の行う処理及び動作である。
【0014】
まず、運転者がイグニッションスイッチを操作してオンにすると、車両ドア施錠・開錠制御装置101は起動する。運転者による操作により運転席33のドア29に設けられたモードスイッチ17がCPU12へオン信号を出力する。車両ドア施錠・開錠制御装置101におけるCPU12はこのオン出力を受けチャイルドロック機能を働かせる処理を実行する。(ステップ101)。
【0015】
ステップ104において、CPU12はモードスイッチ17のうちフルモードスイッチ39またはハーフモードスイッチ40の何れかからオン信号の入力があり、かつ車速センサ15から入力に基づき車速が0でないと判断する場合にはステップ101へ戻る。
【0016】
ステップ101において、CPU12はモードスイッチ17からの出力信号がオンかオフかを判断しオフの場合は、再度モードスイッチ17からの出力がオンかオフかを監視する。オンの場合は、全てのチャイルドロック21〜24をオンにさせる制御信号を出力する(ステップ102)とともに、全てのドアロック25〜28をオンにさせる制御信号を出力する(ステップ103)。
【0017】
ステップ104において、車速センサ15が出力するパルス信号に基づいて車両が停止したか否かを判断する。車両が停止していないと判断する場合、つまり車速が0でないと判断する場合はステップ101に戻ってモードスイッチ17からの出力がオンかオフかを監視する。車両が停止している場合、つまり車速が0であると判断する場合はステップ105において運転席のカーテシスイッチ16からの出力信号がオンかオフかを監視する。
【0018】
ステップ105において、CPU12は運転席33のドア29付近に設けられたカーテシスイッチ16からの出力信号がオフとなったと判断する場合は、モードスイッチ17からの出力信号がハーフモードスイッチ40からの出力信号なのか否かを判断し(ステップ106)、モードスイッチ17からの出力信号がハーフモードスイッチ40からの出力信号でないと判断する場合は、図7に示すフローチャートにおける処理及び動作を実行する。
【0019】
ステップ106において、CPU12は運転席33のドア29付近に設けられたカーテシスイッチ16からの出力信号がオフであると判断する場合は、モードスイッチ17からの出力信号がハーフモードスイッチ40からの出力信号なのか否かを判断し、モードスイッチ17からの出力信号がハーフモードスイッチ40からの出力信号であると判断する場合は、運転席33の後部座34のドア30に設けられたチャイルドロック22とドアロック26をオフにする(ステップ107、108)。つまり、運転席33には必ず運転資格を有する者(2008年現在においては18歳以上の者)が乗車しているはずであり、このような運転者であれば子供と比べて図示しないバックミラーや左右のサイドミラーなどにより、車両の側方を通過する後方からの車両の確認は行うはずであるとの考えに基づき、運転席33のドア29が開いたことを条件に、運転席33の後部座席34のドアに設けられたチャイルドロック22とドアロック26を開錠するようにすれば、車両の側方を通過する後方からの車両は存在しない可能性が高いので子供がこのタイミングで車外へ出ても事故にあうことは少なくなる。更に、運転者がチャイルドロックモードを解除する手間を省くことができる。また、助手席35に乗車する者が助手席31のドアを開けてその付近に設けられているカーテシスイッチ16がオフになったかどうかを判断し(ステップ109)、オフとなったと判断する場合に助手席35の後部座席36のチャイルドロック24とドアロック28を開錠するようにしてもよい(ステップ110、111)。このチャイルドロック機能は、助手席35に大人が乗車しており、かつ助手席35の後部座席36に子供が乗車している場合に、モードスイッチ17におけるハーフモードスイッチ40を選択してオン操作すれば効果的であり、乗車する人に応じて運転者が適宜選択可能に設けられている。
【0020】
図7に示すフローチャートの処理及び動作を説明する。ステップ106において、CPU12がモードスイッチ17からの出力信号がハーフモードスイッチ40の出力信号でないと判断する場合は、図7に示すフローチャ−トの処理及び動作を実施する。モードスイッチ17がフルモードスイッチか否かを判断し、モードスイッチ17からの出力信号がフルモードスイッチ39の出力信号でないと判断する場合は、図5のフローチャートのステップ101へ戻る(ステップ101)。
【0021】
ステップ106において、CPU12がモードスイッチ17からの出力信号がハーフモードスイッチ40の出力信号以外のモードスイッチ、つまりフルモードスイッチ39の出力信号であると判断する場合は、運転席33以外の座席34、35、36のドアに設けられたチャイルドロック22、23、24とドアロック26、27、28を全てオフにする(ステップ112、113)。つまり、運転席33には必ず運転資格をゆする者(2008年現在においては18歳以上の者)が乗車しているはずであり、このような運転者であれば子供と比べて図示しないバックミラーや左右のサイドミラーなどにより、車両の左右側方を通過する後方からの車両の確認は行うはずであるとの考えに基づき、運転席33のドア29が開いたことを条件に、運転席33以外の座席34、35、36のドアに設けられたチャイルドロック22、23、24とドアロック26、27、28を開錠するようにすれば、車両の左右側方を通過する後方からの車両は存在しない可能性が高いので子供がこのタイミングで車外へ出ても事故にあうことは少なくなる。更に、運転者がチャイルドロックモードを解除する手間を省くことができる。特に、ハーフモード機能を利用する場合とは異なり、助手席35や後部座席34、36に乗車する全ての者が子供の場合には、モードスイッチ17におけるフルモードスイッチ39を選択してオン操作すれば効果的であり、乗車する人に応じて運転者が適宜選択可能に設けられている。
【0022】
また、CPU12は種々の割り込み制御を実施する。種々の割り込み制御の一つとして、イグニッションスイッチオン信号を受信した後のフローチャート図5と図7の制御中に、イグニッションスイッチのオフ信号を受信した場合に実施するフローチャート図3の制御、モードスイッチオフ信号を受信した場合に実施するフローチャート図4の制御、または衝突センサ20からの信号を受信して他車または建物などの物体と衝突したと判断した場合に実施するフローチャート図6の制御がある。これらの制御は、フローチャート図5と図7の制御より優先順位の高い制御である。
【0023】
フローチャート図3の制御は、イグニッションスイッチオン信号を受信した後のフローチャート図5と図7の制御中に、ステップ1114において、CPU12がイグニッションスイッチのオフ信号を受信した場合に、チャイルドロック機能を働かせる処理を終了する(ステップ115)。
【0024】
フローチャート図4の制御は、イグニッションスイッチオン信号を受信した後のフローチャート図5と図7の制御中に、ステップ116において、CPU12がモードスイッチのオフ信号を受信した場合に、CPU12がチャイルドロック22、23、24をオフにする(ステップ117)。
【0025】
フローチャート図6の制御は、イグニッションスイッチオン信号を受信した後のフローチャート図5と図7の制御中に、ステップ118において、CPU12が衝突センサ20からの信号を受信して他車または建物などへの衝突を判断した場合CPU12が全てのチャイルドロック21〜24と全てのドアロック25〜28をオフにする(ステップ119、120)。この機能により、他車または建物などへの衝突などの緊急時に本発明のチャイルドロック機能を解除して緊急に脱出することができる。
【0026】
第2の実施例を説明する。第2の実施例は、基本的な動作は第1の実施例と同じであるが、運転席33以外の座席に存在する人物などが子供かどうかをCPU12が判断し、当該座席のドアに対してチャイルドロック機能を働かせる点が相違する。この機能について詳述する。
【0027】
車両の助手席35や後部座席34や後部座席36にウェイトセンサ18が備えられており、ウェイトセンサ18は助手席35や後部座席34や後部座席36の座部に夫々設けられており各座席に人物などが存するとその重さに応じた信号をCPU12に出力する。CPU12はウェイトセンサ18からの重さに応じた入力信号に基づいて人物などが子供かどうかを判断する。運転席33のドア29に設けられたモードスイッチ17を運転者によりオンにされた場合、モードスイッチ17はCPU12へオン信号を出力する。補助席Xに人物などが存在しその重量に応じた信号をウェイトセンサ18がCPU12へ出力し、CPU12がその信号に基づき子供が助手席35に乗車していると判断すれば補助席35に対する実施例1と同様のチャイルドロック機能を働かせる。つまり、ウェイトセンサ18からの信号に基づき助手席35に存在する人物などが10kg以上40kg以下の場合には子供が存在すると判断し、補助席35のドアのチャイルドロック22、23、24は運転者が運転席33のドア29を開けない限り開錠しないように制御する。助手席35に限られず後部座席34や後部座席36についても同様の制御がCPU12により実行される。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【図1】車両ドア施錠・開錠制御装置の構成を示す図である。
【図2】車両の構成を示す図である。
【図3】イグニッションスイッチがオンとなってからオフになった場合の制御を示したフローチャートである。
【図4】イグニッションスイッチがオンとなってからモードスイッチがオフになった場合の制御を示したフローチャートである。
【図5】イグニッションスイッチがオンとなってからのチャイルドロック制御を示したフローチャートである。
【図6】イグニッションスイッチがオンとなってから衝突を検出した場合の制御を示したフローチャートである。
【図7】図5におけるチャイルドロック制御の一部を示したフローチャートである。
【符号の説明】
【0029】
10 車両ドア施錠・開錠制御装置
11 ROM
12 CPU
13 RAM
14 EEPROM
15 車速センサ
16 カーテシスイッチ
17 モードスイッチ
18 ウェイトセンサ
19 イグニッションスイッチ
20 衝突センサ
21〜24 チャイルドロック
25〜28 ドアロック
29〜32 ドア
33 運転座席
34 後部座席
35 助手席
36 後部座席
37 車両
38 車両ドア施錠・開錠制御装置の装着位置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両の施錠されたドアの鍵を開錠する電子制御装置であって、
車両の前部座席のドアの開閉を検知するドア開閉検知部からの情報を記憶する記憶部と、
車両の前部座席のドアが開いたことを前記記憶部に記憶された情報に基づいて判断すると、後部座席の施錠されているドアの鍵を開錠する制御部を備えたことを特徴とする電子制御装置。
【請求項2】
車両の施錠されたドアの鍵を開錠する電子制御装置であって、
車両の前部座席のドアの開閉を検知するドア開閉検知部からの情報を記憶する記憶部と、
車両の前部座席のドアが開いたことを前記記憶部に記憶された情報に基づいて判断するすると、ドアが開いた前記前部座席の後ろに位置する後部座席の施錠されているドアの鍵を開錠する制御部を備えたことを特徴とする電子制御装置。
【請求項3】
車両の施錠されたドアの鍵を開錠する電子制御装置であって、
車速を検知する車速検知部からの情報と、車両の前部座席のドアの開閉を検知するドア開閉検知部からの情報を記憶する記憶部と、
車両が停止したことと車両の前部座席のドアが開いたことを前記記憶部に記憶された情報に基づいて判断すると、後部座席の施錠されているドアの鍵を開錠する制御部を備えたことを特徴とする電子制御装置。
【請求項4】
前記前部座席とは運転席であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子制御装置。
【請求項5】
車両の施錠されたドアの鍵を開錠する制御方法であって、
車両の前部座席のドアが開いたことを車両の前部座席のドアの開閉を検知するドア開閉検知部からの情報に基づいて判断すると、後部座席の施錠されているドアの鍵を開錠することを特徴とする制御方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2009−155839(P2009−155839A)
【公開日】平成21年7月16日(2009.7.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−333165(P2007−333165)
【出願日】平成19年12月25日(2007.12.25)
【出願人】(000237592)富士通テン株式会社 (3,383)
【Fターム(参考)】