説明

電子機器、電子機器の制御方法、プログラムおよび記録媒体

【課題】ソフトキーなどの特定操作ボタンに割り当てる機能を容易に変更可能な電子機器を実現する。
【解決手段】本発明に係る携帯電話機1は、制御部10と、ディスプレイ30と、タッチパネル40と、ボタン操作受付部50とを有する。制御部10は、右ソフトキーKR・左ソフトキーKLが押下された場合に、待ち受け画面の特定領域に表示されているアイコンに対応する機能を実行するアプリケーション実行部11と、アイコンの一覧を含むホーム画面が表示されているときに、上記一覧から選択されたアイコンをクイックメニュー表示領域に表示するクイックメニュー表示部13と、特定領域に表示されているアイコンとクイックメニュー表示領域に表示されているアイコンとを関連付けるアイコン関連設定部14とを備え、タッチパネル40に対する入力操作によって、上記一覧からの機能の選択が可能である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ディスプレイとタッチパネルと操作ボタンとを有する電子機器に関し、特に、ボタン操作とタッチ操作との両方が可能な携帯電話機に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、携帯電話機は、通話の他、メールの送受信やインターネットの閲覧に利用されることが多い。そのため、多くの機種では、例えば図6に示すように、操作ボタン配置面の右上端および左上端に位置する右ソフトキーKRおよび左ソフトキーKLに、それぞれブラウザ起動およびメール起動の各機能を割り当てている。これによりユーザは、右ソフトキーKRまたは左ソフトキーKLを押下することにより、頻繁に使用するメール機能やブラウザ機能を片手で操作しながらワンタッチで起動することができる。
【0003】
一方、頻繁に使用される携帯電話機の機能は、ユーザによって様々であり、必ずしもメールの送受信やインターネットの閲覧に限られない。そこで、ソフトキーに割り当てられる機能を変更可能とする構成が、下記の特許文献1に開示されている。
【0004】
図7は、特許文献1に記載の携帯電話機100を示している。携帯電話機100は、操作ボタン配置面の左上端にソフトキー118を有している。ソフトキー118に割り当てられている機能は、表示スクリーン104のソフトキー機能インジケータ114に表示される。また、ナビゲーションキーグループ120の“E”または“W”を操作すると、表示スクリーン104の下側の表示をスクロールさせて、ソフトキー機能インジケータ114に表示される機能を変更することができる。これによって、ソフトキー118に割り当てられる機能を変更することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2001−75717号公報(公開日:2001年3月23日)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
近年、ネットワークから様々なアプリケーションをダウンロードすることにより、機能を追加可能な携帯電話機も普及しており、1台の携帯電話機に非常に多数の機能を搭載させることが可能になっている。そのため、特許文献1に記載の構成を、多数の機能を有する携帯電話機に適用した場合、ソフトキーに割り当てられる機能を変更するための手間が増大する。
【0007】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、その目的は、ソフトキーなどの特定操作ボタンに割り当てる機能を容易に変更可能な電子機器およびその制御方法を実現することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の課題を解決するために、本発明に係る電子機器は、ディスプレイと、上記ディスプレイ上に設けられるタッチパネルと、押下操作可能な操作ボタンと、上記ディスプレイに第1の画面が表示され上記操作ボタンのうち特定操作ボタンが押下された場合に、第1の画面の特定領域に表示されている第1の表示要素に対応する機能を実行する機能実行手段とを有する電子機器であって、上記ディスプレイに上記電子機器の機能の一覧を含む第2の画面が表示されているときに、上記一覧から選択された機能に対応する第2の表示要素を第2の画面の選択機能表示領域に表示する選択機能表示手段と、第1の表示要素に対応する機能が、第2の表示要素に対応する機能と同一になるように第1の表示要素と第2の表示要素とを互いに関連付ける要素関連設定手段とを有し、上記タッチパネルに対する入力操作によって、上記一覧からの機能の選択が可能であることを特徴としている。
【0009】
上記の課題を解決するために、本発明に係る電子機器の制御方法は、ディスプレイと、上記ディスプレイ上に設けられるタッチパネルと、押下操作可能な操作ボタンとを有し、上記ディスプレイに第1の画面が表示され上記操作ボタンのうち特定操作ボタンが押下された場合に、第1の画面の特定領域に表示されている第1の表示要素に対応する機能を実行するように設定されている電子機器の制御方法であって、上記ディスプレイに上記電子機器の機能の一覧を含む第2の画面が表示されているときに、上記一覧から選択された機能に対応する第2の表示要素を第2の画面の選択機能表示領域に表示する選択機能表示ステップと、第1の表示要素に対応する機能が、第2の表示要素に対応する機能と同一になるように第1の表示要素と第2の表示要素とを互いに関連付ける要素関連設定ステップとを有し、上記選択機能表示ステップでは、上記タッチパネルに対する入力操作によって、上記一覧からの機能の選択が可能であることを特徴としている。
【0010】
上記の構成によれば、ディスプレイに第1の画面が表示されている場合に、特定操作ボタンが押下されると、特定領域に表示されている第1の表示要素に対応する機能が実行される。すなわち、特定操作ボタンには、特定領域に表示されている第1の表示要素に対応する機能の実行が割り当てられている。これにより、ユーザは、第1の画面が表示されているときに、第1の表示要素の機能をワンタッチで実行させることができる。
【0011】
ここで、特定領域に表示されている第1の表示要素を変更する場合、電子機器の機能の一覧を含む第2の画面において、当該一覧から選択された機能に対応する第2の表示要素が選択機能表示領域に表示され、さらに、第1の表示要素に対応する機能が、第2の表示要素に対応する機能と同一になるように、第1の表示要素と第2の表示要素とが互いに関連付けられる。これにより、第2の画面から第1の画面に切り替えられたときに、選択機能表示領域に表示されていた第2の表示要素が、第1の画面の特定領域に表示される。
【0012】
ここで、第2の画面において、上記一覧からの機能の選択は、タッチパネルに対する入力操作によって可能である。したがって、ソフトキーなどの特定操作ボタンに割り当てられる機能を容易に変更できる。
【0013】
本発明に係る電子機器は、上記一覧では、上記電子機器の機能がアイコンで表示されることが好ましい。
【0014】
上記の構成によれば、ユーザは、アイコンから直感的に機能を把握することができるので、所望の機能を容易に探すことができる。
【0015】
本発明に係る電子機器では、第2の表示要素はアイコンであり、上記一覧に表示されているアイコンをスライド操作によって上記選択機能表示領域に移動させることにより、上記機能の選択が実行されることが好ましい。
【0016】
上記の構成によれば、ユーザは、容易に所望のアイコンを選択して、選択したアイコンを選択機能表示領域に表示させることができる。
【0017】
本発明に係る電子機器では、第1の表示要素はアイコンであることが好ましい。
【0018】
上記の構成によれば、ユーザは、特定操作ボタンに割り当てられる機能を容易に把握することができる。
【0019】
本発明に係る電子機器では、第1の表示要素はアイコンであり、上記要素関連設定手段によって関連付けられた第1の表示要素と第2の表示要素とは、同一の外観であることが好ましい。
【0020】
上記の構成によれば、第1の表示要素および第2の表示要素がどちらも外観が同一のアイコンであるため、ユーザは、特定領域に表示されている第1の表示要素と、選択機能表示領域に表示されている第2の表示要素とが関連付けられていることを認識できる。
【0021】
本発明に係る電子機器では、第1の画面から第2の画面に切り替えるときに、第1の画面の上記特定領域に表示されているアイコンを連続的に移動させて、第2の画面の上記選択機能表示領域に表示させる連続移動表示手段を有することが好ましい。
【0022】
本発明に係る電子機器では、上記連続移動表示手段は、第2の画面から第1の画面に切り替えるときに、第2の画面の上記選択機能表示領域に表示されているアイコンを連続的に移動させて、第1の画面の上記特定領域に表示させることが好ましい。
【0023】
上記の構成によれば、アイコンは、画面切り替え前の位置と画面切り替え後の位置との間を、連続的に移動するので、ユーザは、特定領域に表示されているアイコンと、選択機能表示領域に表示されているアイコンとが、互いに同一であることを容易に認識できる。
【0024】
本発明に係る電子機器は、携帯電話機であることが好ましい。
【0025】
本発明に係る電子機器では、上記特定操作ボタンは、操作ボタン配置面の右上隅および左上隅にそれぞれ配置される右ソフトキーおよび左ソフトキーであることが好ましい。
【0026】
上記の構成によれば、右ソフトキーおよび左ソフトキーは、多くの携帯電話機で、機能を実行するための操作ボタンとして設けられているため、多くのユーザが使い慣れた方法で、容易に所望の機能を実行することができる。
【0027】
本発明に係る電子機器では、上記特定領域は、第1の画面の右下隅に位置する右側特定領域と、第1の画面の左下隅に位置する左側特定領域とからなり、
上記機能実行手段は、上記ディスプレイに第1の画面が表示され上記右ソフトキーが押下された場合に、第1の表示要素のうち上記右側特定領域に表示されている表示要素に対応する機能を実行し、上記ディスプレイに第1の画面が表示され上記左ソフトキーが押下された場合に、第1の表示要素のうち上記左側特定領域に表示されている表示要素に対応する機能を実行することが好ましい。
【0028】
通常、携帯電話機は、ディスプレイが操作ボタン配置面の上側に位置する状態で、操作されるため、通常の使用状態において、右ソフトキーおよび右側特定領域、並びに、左ソフトキーおよび左側特定領域は、互いに近接する。このため、ユーザは、右側特定領域および左側特定領域に表示されているアイコンから、右ソフトキーおよび左ソフトキーに割り当てられている機能を容易に把握できる。
【0029】
本発明に係る電子機器では、第1の画面は待ち受け画面であることが好ましい。
【0030】
なお、上記電子機器は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記電子機器の各手段として動作させるプログラム、及びそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も本発明に含まれる。
【発明の効果】
【0031】
以上のように、本発明に係る電子機器は、上記ディスプレイに上記電子機器の機能の一覧を含む第2の画面が表示されているときに、上記一覧から選択された機能に対応する第2の表示要素を第2の画面の選択機能表示領域に表示する選択機能表示手段と、第1の表示要素に対応する機能が、第2の表示要素に対応する機能と同一になるように第1の表示要素と第2の表示要素とを互いに関連付ける要素関連設定手段とを有し、上記タッチパネルに対する入力操作によって、上記一覧からの機能の選択が可能である。
【0032】
また、本発明に係る電子機器の制御方法は、上記ディスプレイに上記電子機器の機能の一覧を含む第2の画面が表示されているときに、上記一覧から選択された機能に対応する第2の表示要素を第2の画面の選択機能表示領域に表示する選択機能表示ステップと、第1の表示要素に対応する機能が、第2の表示要素に対応する機能と同一になるように第1の表示要素と第2の表示要素とを互いに関連付ける要素関連設定ステップとを有し、上記選択機能表示ステップでは、上記タッチパネルに対する入力操作によって、上記一覧からの機能の選択が可能である。
【0033】
したがって、ソフトキーなどの特定操作ボタンに割り当てられる機能を容易に変更できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】本発明の実施形態に係る携帯電話機の外観の一例を示す図であり、(a)は、待ち受け画面を表示している状態を示しており、(b)は、ホーム画面を表示している状態を示している。
【図2】クイックメニュー表示領域に表示されるアイコンの変更操作を示す図である。
【図3】アイコンの移動表示を説明するための図である。
【図4】図1に示す携帯電話機の要部構成を示すブロック図である。
【図5】待ち受け画面の特定領域に表示されるアイコンの変更手順を示すフローチャートである。
【図6】一般的な携帯電話の外観を示す図である。
【図7】特許文献1に記載の携帯電話機を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0035】
本発明の実施の一形態について図1〜図5に基づいて説明すれば以下のとおりである。
【0036】
(携帯電話機の概略)
まず、本実施形態に係る携帯電話機の概略について説明する。図1は、本実施形態に係る携帯電話機1の外観の一例を示す図であり、(a)は、待ち受け画面を表示している状態を示しており、(b)は、ホーム画面を表示している状態を示している。
【0037】
待ち受け画面は、携帯電話機1に対する着信やメール受信などの待機時に表示される画面であり、携帯電話機1の電源が投入され、起動経過等を示す画面が表示された後、最初に継続的に表示される画面である。ホーム画面は、携帯電話機1が実行可能なアプリケーションや機能を示すアイコンの一覧が表示される画面である。なお、待ち受け画面およびホーム画面は、それぞれ特許請求の範囲に記載の第1の画面および第2の画面に相当する。
【0038】
図1(a)に示すように、携帯電話機1は、いわゆる折りたたみ式の携帯電話機であり、表示スクリーン2および操作ボタン配置面3を有している。操作ボタン配置面3の右上隅および左上隅には、右ソフトキーKRおよび左ソフトキーKLがそれぞれ配置されている。
【0039】
右ソフトキーKRおよび左ソフトキーKLは、待ち受け画面が表示されているときに、アプリケーションの起動など、携帯電話機1の機能を実行するように設定されている操作ボタンであり、特許請求の範囲に記載の特定操作ボタンに相当する。右ソフトキーKRは、待ち受け画面の右下隅の領域ARに表示されたアイコンに関連付けられており、右ソフトキーKRが押下されると、領域ARに表示されたアイコンに対応する機能が実行される。同様に、左ソフトキーKLは、待ち受け画面の左下隅の領域ALに表示されたアイコンに関連付けられており、左ソフトキーKLが押下されると、領域ALに表示されたアイコンに対応する機能が実行される。
【0040】
なお、領域ARおよび領域ALは、それぞれ特許請求の範囲に記載の右側特定領域および左側特定領域に相当する。また、領域AR・ALに表示されるアイコンは、特許請求の範囲に記載の第1の表示要素に相当する。
【0041】
通常の使用状態において、右ソフトキーKRおよび領域AR、並びに、左ソフトキーKLおよび領域ALは、互いに近接している。このため、ユーザは、領域AR・ALに表示されているアイコンから、右ソフトキーKRおよび左ソフトキーKLに割り当てられている機能を容易に把握できる。
【0042】
図1(a)に示す例では、領域ARにブラウザ機能を示すアイコン(以下、ブラウザアイコンとする)が表示され、領域ALにメール機能を示すアイコン(以下、メールアイコンとする)が表示されている。これにより、右ソフトキーKRが押下されると、ブラウザソフトが起動し、左ソフトキーKLが押下されると、メールソフトが起動する。
【0043】
さらに、携帯電話機1では、領域AR・ALに表示されるアイコンを変更することにより、右ソフトキーKRおよび左ソフトキーKLに割り当てる機能の変更が可能となっている。領域AR・ALに表示されるアイコンは、図1(b)に示すホーム画面において容易に変更することができる。
【0044】
図1(a)に示す待ち受け画面が表示されているときに、ホーム画面切替ボタンKHを押下すると、ホーム画面に切り替わる。図1(b)に示すように、ホーム画面には、一覧表示領域AVと、クイックメニュー表示領域AQとが含まれている。一覧表示領域AVには、携帯電話機1が実行可能な機能を示すアイコンの一覧が表示される。
【0045】
後述するように、クイックメニュー表示領域AQに表示されるアイコンと、待ち受け画面の領域AR・ALに表示されるアイコンとは互いに関連付けられている。そのため、待ち受け画面からホーム画面への切り替え時において、クイックメニュー表示領域AQには、待ち受け画面の領域AR・ALに表示されていたブラウザアイコンおよびメールアイコンがそれぞれ表示される。また、クイックメニュー表示領域AQに表示されるアイコンは、タッチ操作によって容易に変更することができる。なお、クイックメニュー表示領域AQは、特許請求の範囲に記載の選択機能表示領域に相当し、クイックメニュー表示領域AQに表示されるアイコンは、特許請求の範囲に記載の第2の表示要素に相当する。
【0046】
(ホーム画面における操作)
図2は、クイックメニュー表示領域AQに表示されるアイコンの変更操作を示している。便宜上、図2では、一覧で表示される各アイコンをアルファベットにて表示している。
【0047】
図2(a)に示す状態から、クイックメニュー表示領域AQに表示されているメールアイコンを、「B」で示されるアイコン(以下、アイコンBとする)に変更する場合、以下のように操作する。まず、図2(b)および(c)に示すように、スライド操作により、メールアイコンをクイックメニュー表示領域AQから一覧表示領域AVに移動させる。これにより、クイックメニュー表示領域AQの左側領域が空欄になる。続いて、図2(d)および(e)に示すように、スライド操作により、アイコンBを一覧表示領域AVからクイックメニュー表示領域AQの左側領域に移動させる。これにより、クイックメニュー表示領域AQに、アイコンBとブラウザアイコンとが表示された状態となる。
【0048】
続いて、図1(b)に示す、戻るボタンKBを押下すると、ホーム画面から再び待ち受け画面に切り替わる。ここで、クイックメニュー表示領域AQに表示されるアイコンと、待ち受け画面の領域AR・ALに表示されるアイコンとは互いに関連付けられているため、図2(f)に示すように、領域AR・ALには、ブラウザアイコンとアイコンBとがそれぞれ表示される。これにより、左ソフトキーKLに割り当てられる機能がアイコンBに対応する機能に変更される。
【0049】
なおホーム画面において、アイコンの一覧は、左右のフリック操作によってページを切り替えることができる。一方、クイックメニュー表示領域AQは、アイコンの一覧が切り替えられた場合でも移動しない。したがって、携帯電話機1が多数の機能を有している場合であっても、ユーザは、アイコンの一覧から容易に所望のアイコンを選択することができる。
【0050】
このように、携帯電話機1では、アイコンの一覧が表示されるホーム画面において、タッチ操作によりクイックメニュー表示領域AQに表示されるアイコンを、一覧から選択されたアイコンと容易に入れ替えることができる。そして、クイックメニュー表示領域AQに表示されるアイコンと、待ち受け画面の領域AR・ALに表示されるアイコンとが互いに関連付けられているため、右ソフトキーKRおよび左ソフトキーKLに割り当てる機能を容易に変更することができる。
【0051】
さらに、図2(e)に示すホーム画面から図2(f)に示す待ち受け画面に切り替えるときに、クイックメニュー表示領域AQに表示されているアイコンBおよびブラウザアイコンは、待ち受け画面の領域AR・ALに連続的に移動する。同様に、待ち受け画面からホーム画面に切り替わる場合も、待ち受け画面の領域AR・ALに表示されているアイコンは、ホーム画面のクイックメニュー表示領域AQに連続的に移動する。
【0052】
すなわち、待ち受け画面とホーム画面とを切り替えるときに、図3の双方向矢印に示すように、アイコンは、画面切り替え前の位置と画面切り替え後の位置との間を、アニメーション表示により連続的に移動する。これにより、ユーザは、クイックメニュー表示領域AQに表示される各アイコンと、領域AR・ALに表示される各アイコンとが、互いに同一であることを容易に認識できる。
【0053】
なお、領域AR・ALに表示されるアイコンを変更するための画面は、ホーム画面に限定されない。アイコンの一覧が表示される画面であれば、ランチャー画面などでアイコンの選択および変更を行ってもよい。
【0054】
(携帯電話機の構成)
続いて、上記の機能を実現するための携帯電話機1の具体的な構成について説明する。図4は、本実施形態に係る携帯電話機1の要部構成を示すブロック図である。携帯電話機1は、制御部10、無線通信部20、ディスプレイ30、タッチパネル40、ボタン操作受付部50および記憶部60を備えている。
【0055】
制御部10は、携帯電話機1の各種機能を制御するものであり、アプリケーション実行部11、画面切替部12、クイックメニュー表示部13、アイコン関連設定部14および連続移動表示部15を備えている。
【0056】
無線通信部20は、無線によって外部機器との通信を行う機能を有している。例えば、無線通信部20は、他の電話機との通話やメールの送受信を行う。
【0057】
ディスプレイ30は、図1に示す表示スクリーン2に携帯電話機1のユーザインタフェース画面を表示するものである。携帯電話機1を薄型に構成するために、ディスプレイ30として、液晶ディスプレイ、ELディスプレイ、プラズマディスプレイのような平板型ディスプレイが好適に用いられる。
【0058】
タッチパネル40は、ディスプレイ30上に設けられ、ディスプレイ30に表示される画面上でタッチ操作を行うために設けられる入力機器である。タッチパネル40に対してタッチ操作が行われると、タッチパネル40は、タッチ位置に応じた制御信号を制御部10に出力する。
【0059】
ボタン操作受付部50は、押下操作可能な複数の操作ボタンを備えており、それらの操作ボタンに対する押下操作を受け付けるものである。上記複数の操作ボタンには、テンキーや十字キー等の他、図1に示す右ソフトキーKR、左ソフトキーKL、ホーム画面切替ボタンKHおよび戻るボタンKBが含まれている。
【0060】
記憶部60は、携帯電話機1で使用する各種データを格納するものであり、フラッシュメモリ61、ROM62およびRAM63を備えている。フラッシュメモリ61には、ユーザによって作成されたデータや、無線通信部20を介して受信されたデータが保存される。ROM62には、携帯電話機1にあらかじめ定められた動作を実行させるためのアプリケーションプログラム等が格納されている。RAM63は、ユーザの操作に基づいて制御部10によって生成されるデータを一時的に保持するための作業メモリである。
【0061】
(制御部の機能)
続いて、制御部10の各機能ブロックについて説明する。
【0062】
アプリケーション実行部11は、フラッシュメモリ61およびROM62に格納されているアプリケーションプログラムや携帯電話機1の各種機能を実行するものであり、特許請求の範囲に記載の機能実行手段に相当する。例えば、ホーム画面において、アイコンの表示位置にタッチ操作が行われると、アプリケーション実行部11は、タッチ操作されたアイコンに対応するアプリケーションを起動する。
【0063】
また、アプリケーション実行部11は、ディスプレイ30に待ち受け画面が表示され、右ソフトキーKRが押下された場合に、待ち受け画面の領域ARに表示されているアイコンに対応する機能を実行する。同様に、アプリケーション実行部11は、ディスプレイ30に待ち受け画面が表示され、左ソフトキーKLが押下された場合に、待ち受け画面の領域ALに表示されているアイコンに対応する機能を実行する。
【0064】
なお、本実施形態では、設定画面の表示機能やカメラ機能なども、ディスプレイ30にアイコンとして表示されるため、アプリケーションプログラムに準ずるものとする。
【0065】
画面切替部12は、ユーザの操作に応じてディスプレイ30に表示される画面を切り替えるものである。例えば、ホーム画面切替ボタンKHが押下された場合、画面切替部12は、ディスプレイ30に表示される画面を、その時点で表示されていた画面からホーム画面に切り替える。また、戻るボタンKBが押下された場合、画面切替部12は、ディスプレイ30に表示される画面を、その時点で表示されていた画面から当該画面のさらに1つ前に表示されていた画面に切り替える。
【0066】
クイックメニュー表示部13は、アイコンの一覧を含むホーム画面において、一覧から選択されたアイコンを、クイックメニュー表示領域AQに表示するものであり、特許請求の範囲に記載の選択機能表示手段に相当する。図2を参照して説明したように、一覧からのアイコンの選択は、タッチ操作によって容易に実行可能である。
【0067】
アイコン関連設定部14は、待ち受け画面の領域AR・ALに表示される各アイコンに対応する機能が、ホーム画面のクイックメニュー表示領域AQに表示される各アイコンに対応する機能と同一になるように、領域AR・ALに表示される各アイコンとクイックメニュー表示領域AQに表示される各アイコンとを互いに関連付けるものである。これにより、ホーム画面において、クイックメニュー表示領域AQに表示されるアイコンが変更され、その後、待ち受け画面に切り替えられたときに、当該変更後のアイコンが領域AR・ALに表示される。アイコン関連設定部14は、特許請求の範囲に記載の要素関連設定手段に相当する。
【0068】
連続移動表示部15は、待ち受け画面からホーム画面に切り替えるときに、待ち受け画面の領域AR・ALに表示されている各アイコンを連続的に移動させて、ホーム画面のクイックメニュー表示領域AQさせる機能を有している。また、連続移動表示部15は、ホーム画面から待ち受け画面に切り替えるときに、ホーム画面のクイックメニュー表示領域AQに表示されている各アイコンを連続的に移動させて、待ち受け画面の領域AR・ALに表示させる。すなわち、連続移動表示部15は、待ち受け画面とホーム画面との間の切り替えにおいて、互いに関連付けられたアイコンを連続的に移動表示する。連続移動表示部15は、特許請求の範囲に記載の連続移動表示手段に相当する。
【0069】
以上の構成において、アプリケーション実行部11は、ディスプレイ30に待ち受け画面が表示されている場合に、右ソフトキーKR・左ソフトキーKLが押下されると、領域AR・ALに表示されているアイコンに対応する機能を実行する。すなわち、右ソフトキーKRには、領域ARに表示されているアイコンに対応する機能の実行が割り当てられ、左ソフトキーKLには、領域ALに表示されているアイコンに対応する機能の実行が割り当てられている。これにより、ユーザは、待ち受け画面が表示されているときに、領域AR・ALに表示されているアイコンの機能を、片手で操作しながらワンタッチで実行させることができる。
【0070】
また、領域AR・ALに表示されているアイコンを変更する場合、アイコンの一覧を含むホーム画面において、クイックメニュー表示部13が、ユーザのタッチ操作に応じて当該一覧から選択されたアイコンをクイックメニュー表示領域AQに表示する。さらに、アイコン関連設定部14が、ホーム画面のクイックメニュー表示領域AQに表示されている各アイコンと、ホーム画面の領域AR・ALに表示される各アイコンとを互いに関連付ける。これにより、ホーム画面から待ち受け画面に切り替えられたときに、クイックメニュー表示領域AQに表示されていた各アイコンが、ホーム画面の領域AR・ALに表示される。
【0071】
このように、領域AR・ALに表示されるアイコンをホーム画面におけるタッチ操作によって変更できるので、右ソフトキーKRおよび左ソフトキーKLに割り当てられる機能を容易に変更できる。
【0072】
(アイコンの変更手順)
続いて、待ち受け画面の領域AR・ALに表示されるアイコンの変更手順について、図5に基づいて説明する。図5は、待ち受け画面の領域AR・ALに表示されるアイコンの変更手順を示すフローチャートである。
【0073】
まず、携帯電話機1の電源が投入されると(S1)、起動経過等を示す画面やパスワード入力画面等が表示された後、待ち受け画面が表示される(S2)。このとき、待ち受け画面の領域AR・ALには、それぞれ、前回使用時に右ソフトキーKR・左ソフトキーKLに割り当てられていた機能を示す各アイコンが表示される。その後、ホーム画面切替ボタンKHが押下されると(S3)、ホーム画面に切り替わり、ホーム画面のクイックメニュー表示領域AQには、待ち受け画面の領域AR・ALの表示されていたアイコンが表示される(S4、選択機能表示ステップ)。
【0074】
このとき、タッチ操作によりクイックメニュー表示領域AQに表示されているアイコンが変更された場合(S5においてYES、要素関連設定ステップ)、戻るボタンが押下されて待ち受け画面に切り替わると(S6)、待ち受け画面の領域AR・ALには、変更後のアイコンが表示される(S7)。一方、ホーム画面においてクイックメニュー表示領域AQに表示されているアイコンが変更されなかった場合(S5においてNO)、戻るボタンが押下されて待ち受け画面に切り替わると(S8)、S2で表示された待ち受け画面におけるものと同一のアイコンが、領域AR・ALに表示される(S9)。
【0075】
(ソフトウェアによる実施例)
携帯電話機1の制御部10の各ブロック、特にアプリケーション実行部11、クイックメニュー表示部13、アイコン関連設定部14および連続移動表示部15は、集積回路(ICチップ)上に形成された論理回路によってハードウェア的に実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェア的に実現してもよい。
【0076】
後者の場合、携帯電話機1は、各機能を実現するプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムを格納したROM(Read Only Memory)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアである携帯電話機1の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、携帯電話機1に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
【0077】
上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ類、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク類、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード類、マスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ類、あるいはPLD(Programmable logic device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の論理回路類などを用いることができる。
【0078】
また、携帯電話機1を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークは、プログラムコードを伝送可能であればよく、特に限定されない。例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(Virtual Private Network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、この通信ネットワークを構成する伝送媒体も、プログラムコードを伝送可能な媒体であればよく、特定の構成または種類のものに限定されない。例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、IEEE802.11無線、HDR(High Data Rate)、NFC(NearField Communication)、DLNA(Digital Living Network Alliance)、携帯電話機網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
【0079】
(実施形態の総括)
本実施形態では、携帯電話機1が有する機能を示す表示要素がアイコンである例について説明したが、必ずしもこれに限定されない。上記表示要素は、例えば、アプリケーションや機能を示す文字列であってもよい。
【0080】
また、待ち受け画面の領域AR・ALに表示される表示要素の形態と、ホーム画面のクイックメニュー表示領域AQに表示される表示要素の形態とは、同一でなくてもよい。例えば、クイックメニュー表示領域AQにはアイコンを表示し、領域AR・ALには、当該アイコンのアプリケーションまたは機能を示す文字列を表示してもよい。
【0081】
また、待ち受け画面の領域AR・ALに表示されるアイコンと、ホーム画面のクイックメニュー表示領域AQに表示されるアイコンとは、その外観は必ずしも同一でなくてもよい。ただし、待ち受け画面の領域AR・ALに表示されるアイコンの外観と、ホーム画面のクイックメニュー表示領域AQに表示されるアイコンの外観とが同一であるほうが、ユーザは、それらのアイコンが同一であることが容易に認識できるので、好ましい。
【0082】
また、待ち受け画面において、領域AR・ALに表示されたアイコンをワンタッチで起動させるための特定操作ボタンは、右ソフトキーKRおよび左ソフトキーKLに限定されない。
【0083】
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
【産業上の利用可能性】
【0084】
本発明は、ディスプレイとタッチパネルと操作ボタンとを有するあらゆる電子機器に適用でき、特に、ボタン操作とタッチ操作との両方が可能な携帯電話機に好適である。
【符号の説明】
【0085】
1 携帯電話機(電子機器)
2 表示スクリーン
3 操作ボタン配置面
10 制御部
11 アプリケーション実行部(機能実行手段)
12 画面切替部
13 クイックメニュー表示部(選択機能表示手段)
14 アイコン関連設定部(要素関連設定手段)
15 連続移動表示部(連続移動表示手段)
20 無線通信部
30 ディスプレイ
40 タッチパネル
50 ボタン操作受付部
60 記憶部
61 フラッシュメモリ
62 ROM
63 RAM
AR 領域(右側特定領域)
AL 領域(左側特定領域)
AQ クイックメニュー表示領域(選択機能表示領域)
AV 一覧表示領域
KB 戻るボタン
KH ホーム画面切替ボタン
KR 右ソフトキー(特定操作ボタン)
KL 左ソフトキー(特定操作ボタン)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ディスプレイと、上記ディスプレイ上に設けられるタッチパネルと、押下操作可能な操作ボタンと、上記ディスプレイに第1の画面が表示され上記操作ボタンのうち特定操作ボタンが押下された場合に、第1の画面の特定領域に表示されている第1の表示要素に対応する機能を実行する機能実行手段とを有する電子機器であって、
上記ディスプレイに上記電子機器の機能の一覧を含む第2の画面が表示されているときに、上記一覧から選択された機能に対応する第2の表示要素を第2の画面の選択機能表示領域に表示する選択機能表示手段と、
第1の表示要素に対応する機能が、第2の表示要素に対応する機能と同一になるように第1の表示要素と第2の表示要素とを互いに関連付ける要素関連設定手段とを有し、
上記タッチパネルに対する入力操作によって、上記一覧からの機能の選択が可能であることを特徴とする電子機器。
【請求項2】
上記一覧では、上記電子機器の機能がアイコンで表示されることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
第2の表示要素はアイコンであり、上記一覧に表示されているアイコンをスライド操作によって上記選択機能表示領域に移動させることにより、上記機能の選択が実行されることを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
【請求項4】
第1の表示要素はアイコンであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の電子機器。
【請求項5】
第1の表示要素はアイコンであり、
上記要素関連設定手段によって関連付けられた第1の表示要素と第2の表示要素とは、同一の外観であることを特徴とする請求項2または3に記載の電子機器。
【請求項6】
第1の画面から第2の画面に切り替えるときに、第1の画面の上記特定領域に表示されているアイコンを連続的に移動させて、第2の画面の上記選択機能表示領域に表示させる連続移動表示手段を有することを特徴とする請求項5に記載の電子機器。
【請求項7】
上記連続移動表示手段は、第2の画面から第1の画面に切り替えるときに、第2の画面の上記選択機能表示領域に表示されているアイコンを連続的に移動させて、第1の画面の上記特定領域に表示させることを特徴とする請求項6に記載の電子機器。
【請求項8】
携帯電話機であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の電子機器。
【請求項9】
上記特定操作ボタンは、操作ボタン配置面の右上隅および左上隅にそれぞれ配置される右ソフトキーおよび左ソフトキーであることを特徴とする請求項8に記載の電子機器。
【請求項10】
上記特定領域は、第1の画面の右下隅に位置する右側特定領域と、第1の画面の左下隅に位置する左側特定領域とからなり、
上記機能実行手段は、上記ディスプレイに第1の画面が表示され上記右ソフトキーが押下された場合に、第1の表示要素のうち上記右側特定領域に表示されている表示要素に対応する機能を実行し、上記ディスプレイに第1の画面が表示され上記左ソフトキーが押下された場合に、第1の表示要素のうち上記左側特定領域に表示されている表示要素に対応する機能を実行することを特徴とする請求項9に記載の電子機器。
【請求項11】
第1の画面は待ち受け画面であることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の電子機器。
【請求項12】
ディスプレイと、上記ディスプレイ上に設けられるタッチパネルと、押下操作可能な操作ボタンとを有し、
上記ディスプレイに第1の画面が表示され上記操作ボタンのうち特定操作ボタンが押下された場合に、第1の画面の特定領域に表示されている第1の表示要素に対応する機能を実行するように設定されている電子機器の制御方法であって、
上記ディスプレイに上記電子機器の機能の一覧を含む第2の画面が表示されているときに、上記一覧から選択された機能に対応する第2の表示要素を第2の画面の選択機能表示領域に表示する選択機能表示ステップと、
第1の表示要素に対応する機能が、第2の表示要素に対応する機能と同一になるように第1の表示要素と第2の表示要素とを互いに関連付ける要素関連設定ステップとを有し、
上記選択機能表示ステップでは、上記タッチパネルに対する入力操作によって、上記一覧からの機能の選択が可能であることを特徴とする電子機器の制御方法。
【請求項13】
請求項1〜11のいずれか1項に記載の電子機器の各手段としてコンピュータを動作させるためのプログラム。
【請求項14】
請求項13に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2012−238236(P2012−238236A)
【公開日】平成24年12月6日(2012.12.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−107653(P2011−107653)
【出願日】平成23年5月12日(2011.5.12)
【出願人】(000005049)シャープ株式会社 (33,933)
【Fターム(参考)】