説明

電子装置、表示方法および表示プログラム

【課題】表示部にタッチする物体で選択用画像が隠れてしまうことを抑制すること。
【解決手段】本発明は、画面に物体がタッチすることにより選択可能な選択用画像20を表示する表示部15と、前記画面内の前記物体32がタッチした位置22を含む所定範囲24内の前記選択用画像20を前記所定範囲24外に表示する表示制御部と、を具備する電子装置である。本発明によれば、画面に物体32がタッチすることにより選択可能な選択用画像30を所定範囲24外に表示するため、選択用画像30が物体32により隠れてしまうことを抑制することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子装置、表示方法および表示プログラムに関する。本発明は、例えば、画面に物体がタッチすることにより選択可能な選択用画像を表示する電子装置、表示方法および表示プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
タッチパネルを備えた電子装置が多く用いられている。このような電子装置においては、タッチパネルの表示画面に選択可能な1または複数の選択用画像(例えばボタン)が表示されている。指等の接触体が選択用画像のうち1つに接触することにより、1つの選択用画像が選択される。例えば、選択用画像がリンクしているページを選択する画像である場合、選択用画像を選択することにより、選択用画像にリンクしたページを表示することができる。
【0003】
特許文献1には、複数の選択肢の表示画面で選択された表示の部分の近傍位置を拡大表示する技術が開示されている。特許文献2には、タッチパネルスイッチを表示部とは異なる位置に配置することにより、選択項目を選択する場合に表示が指で隠れることを防止することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2001−109557号公報
【特許文献2】特開2002−77357号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
タッチパネルを備えた表示部の表示画面に小さい選択用画像を表示した場合、タッチパネルをタッチする指等で選択用画像が隠れてしまう。例えば、指等で隠れるような複数の選択用画像が表示されている場合、指等がいずれの選択用画像をタッチするか、利用者が認識することができない。これを抑制するため特許文献2のような方法を用いると、選択項目を誤認する可能性がある。
【0006】
本電子装置、表示方法および表示プログラムは、上記課題に鑑みなされたものであり、表示部にタッチする物体で選択用画像が隠れてしまうことを抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本電子装置は、画面に物体がタッチすることにより選択可能な選択用画像を表示する表示部と、前記画面内の前記物体がタッチした位置を含む所定範囲内の選択用画像を前記所定範囲外に表示する表示制御部と、を具備する。
【0008】
本表示方法は、画面に物体がタッチすることにより選択可能な選択用画像を表示部に表示するステップと、前記画面内の前記物体がタッチした位置を含む所定範囲内の選択用画像を前記所定範囲外に表示するステップと、を含む。
【0009】
本表示プログラムは、コンピュータに、画面に物体がタッチすることにより選択可能な選択用画像を表示部に表示するステップと、前記画面内の前記物体がタッチした位置を含む所定範囲内の選択用画像を前記所定範囲外に表示するステップと、を実行させる。
【発明の効果】
【0010】
本電子装置、表示方法および表示プログラムによれば、画面に物体がタッチすることにより選択可能な選択用画像を所定範囲外に表示するため、画像が物体により隠れてしまうことを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】図1は、実施例1に係る携帯電話端末のブロック図である。
【図2】図2(a)および図2(b)は、実施例1の原理を説明するための表示部の表示画面を示す図である。
【図3】図3は、実施例1の表示制御部の制御を示すフローチャートである。
【図4】図4は、図3のステップS14のフローを示すフローチャートである。
【図5】図5は、表示部の表示画面を示す図である。
【図6】図6は、図3のステップS16のフローを示すフローチャートである。
【図7】図7(a)および図7(b)は、表示部の表示画面を示す図である。
【図8】図8は、図3のステップS18のフローを示すフローチャートである。
【図9】図9は、表示部の表示画面を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、図面を参照に、携帯電話端末を例とした表示方法および表示プログラムの実施例について説明する。
【実施例1】
【0013】
図1は、実施例1に係る携帯電話端末のブロック図である。図1のように、携帯電話端末10は、CPU(Central Processing Unit)12、表示部15、メモリ16および無線部17を備えている。CPU12は、表示部15を制御する表示制御部として機能する。また、無線部17の制御を行うことができる。表示部15は、例えば液晶表示装置である画面表示部13とタッチパネル14とを備えており、例えばリンク先を選択するための選択用画像を表示する。利用者は、表示部15の表示画面を指等の物体でタッチすることにより、選択用画像を選択し、所望のリンクのページを表示することが可能である。メモリ16は、揮発性メモリや不揮発性メモリであり、選択用画像やその詳細情報を記憶する。無線部17は、基地局との通信を行う。
【0014】
図2(a)および図2(b)は、実施例1の原理を説明するための表示部の表示画面を示す図である。図2(a)のように、表示部15に複数の選択用画像20としてA〜Hが表示されている。選択用画像20は、指32等の物体がタッチすることにより選択可能な画像であり、例えばプラウザを用い表示された画面のリンク先を選択するための画像である。選択用画像20としては、文字列、イメージ、これらの組み合わせがある。図2(b)のように、指32が表示画面にタッチすると、表示制御部は、指32で隠れる表示画面に表示している選択用画像30を、指32で隠れる領域以外に表示させる。図2(b)では、選択用画像30としてB、C、FおよびGを指32の輪郭の外側に表示する。指32が表示画面上をスライドし選択用画像30の1つ(例えばB)を選択した状態で、指32が表示画面から離れることにより、表示制御部は、この選択用画像30(例えばB)が選択されたと判断する。
【0015】
このように、指で表示画面上の選択用画像20をタッチした際に、選択用画像が指の外側に移動するため、利用者は選択用画像30を視認することができる。なお、選択用画像20および30がそれぞれ複数の場合を例に説明するが、選択用画像20および30はそれぞれ1つでもよい。
【0016】
図3は、実施例1の表示制御部の制御を示すフローチャートである。表示プログラムは、CPU12やコンピュータに図3の処理を実行させる。図3のように、表示制御部は表示部15に複数の選択用画像20を表示する(ステップS10)。表示制御部は、指32がタッチしたか判断する(ステップS12)。Noの場合、ステップS12に戻る。Yesの場合、表示制御部は、表示画面のうち指32で隠れる所定範囲24(図5参照)内の選択用画像20を抽出する(ステップS14)。詳細は、図4を用い後述する。表示制御部は、抽出された選択用画像30を所定範囲24外に表示する(ステップS16)。詳細は図6を用い後述する。表示制御部は、選択用画像30が選択されたかを判断する選択処理を行う(ステップS18)。詳細は図8を用い後述する。
【0017】
図4は、図3のステップS14のフローを示すフローチャートである。図5は、表示部の表示画面を示す図である。図4のように、表示制御部は、タッチパネル14より指32のタッチ位置を取得する(ステップS40)。図5のように、タッチパネル14は指32がタッチした位置22の座標を出力する。この例では、タッチパネル14が出力する位置22は1点である。図4のように、表示制御部はθ=0とする(ステップS42)。例えば、図5において、位置22を中心とし線26からの角度をθとする。図4のように、表示制御部は、位置22から所定距離r間に存在する選択用画像20があるかを判断する(ステップS44)。Noの場合、ステップS48に進む。Yesの場合、位置22から所定距離r内の選択用画像20の情報を取得する(ステップS46)。選択用画像20の情報としては、例えば、選択用画像20に表示している文字列、イメージ、色、サイズ、リンク先URL、タッチ位置22からの距離および角度θ等である。表示制御部は、角度θ=θ+Δθとする(ステップS48)。表示制御部は、最後のθか判断する(ステップS50)。すなわち、選択用画像20の探索が360°終了したか判断する。Noの場合、ステップS44に戻る。Yesの場合、終了する。
【0018】
以上の処理により、図5のように、位置22を中心とした半径rの円である所定範囲24内の選択用画像20としてB、C、FおよびGが抽出される。ステップS44において、抽出される選択用画像20は、所定範囲24に完全に含まれる選択用画像20か否かで判断することができる。また、所定範囲24に少なくとも一部が含まれる選択用画像20かで判断することもできる。さらに、所定範囲24に一定割合が含まれるか否かで判断することもできる。
【0019】
図6は、図3のステップS16のフローを示すフローチャートである。図7(a)および図7(b)は、表示部の表示画面を示す図である。図6のように、表示制御部は、図4のフローで抽出された選択用画像20(例えばB、C、FおよびG)の1つにつきステップS46で取得した選択用画像20の情報に基づき抽出された選択用画像20の所定範囲24外の移動位置を算出する(ステップS60)。表示制御部は、ステップS60で算出した移動位置に選択用画像30を表示する(ステップS62)。この際、選択用画像20の情報に基づき表示する選択用画像30の色や大きさを異ならせることができる。表示制御部は、最後の選択用画像30かを判定する(ステップS64)。Noの場合、表示制御部は、処理する選択用画像30を次の選択用画像30とする(ステップS66)。ステップS60に戻る、ステップS64においてYesの場合終了する。
【0020】
以上の処理により、図7(a)のように、選択用画像20のうちB、C、F、Gが所定範囲24の外に選択用画像30として表示される。ここで、所定範囲24を指32の大きさ程度とすることにより、図2(b)のように、選択用画像30であるB、C、FおよびGを指32の外に表示することができる。
【0021】
図6のステップS60において、利用者が選択用画像30を認識し易いように、表示制御部は、選択用画像20の移動距離が短くなるように選択用画像30の表示位置を決定することができる。また、図6のステップS60において、図7(b)のように、図2(a)において面積の大きい選択用画像20(例えばBおよびG)は、移動後において大きく表示することができる。このように、移動前の選択用画像20の大きさに応じ移動後の選択用画像30の大きさを決定することができる。移動しなかった選択用画像20(例えば、A、D、EおよびH)については、縮小し表示してもよい。また、非表示または透明にして表示してもよい。さらに表示位置を変更してもよい。
【0022】
図8は、図3のステップS18のフローを示すフローチャートである。図9は、表示部の表示画面を示す図である。図8のように、表示制御部は、タッチ位置が移動したか判断する(ステップS20)。ここで、タッチ位置の移動は、指32が表示画面にタッチした状態で移動することである。しかし、表示制御部は、指32が表示画面から離れても所定時間以内であれば、タッチ状態で移動していると認識することができる。Noの場合、表示制御部は、指32が表示画面から離れたか判断する(ステップS22)。Noの場合ステップS20に戻る。Yesの場合、表示制御部は、選択用画像30が選択されたか判断する(ステップS24)。例えば、指32が表示画面から離れた際に、タッチ位置がいずれかの選択用画像30内の場合、表示制御部はこの選択用画像30が選択されてと判断する。指32が表示画像から離れた際に、タッチ位置がいずれの選択用画像30内でもない場合、表示制御部はいずれの選択用画像30も選択されなかったと判断する。
【0023】
ステップS24において、Yesの場合、表示制御部は、選択された選択用画像30にリンクするURLに遷移する(ステップS26)。ステップS24において、Noの場合、表示制御部は、図2(a)の元の画像を表示画面に表示する(ステップS28)。ステップS20においてYesの場合、表示制御部は、いずれかの選択用画像30が選択されたか判断する(ステップS30)。Yesの場合、表示制御部は、選択された選択用画像30を選択表示する(ステップS32)。例えば、選択された選択用画像30の色や字体を変える。その後、ステップS20に戻る。ステップS30において、Noの場合、表示制御部は、選択用画像30を非選択表示する(ステップS34)。例えば、選択用画像30はそのままとする。その後、ステップS20に戻る。
【0024】
以上の処理により、図9のように、指32が表示画面にタッチした状態でタッチ位置が位置22から経路40を通り移動し位置42に至る。位置42は選択用画像30のうちBに含まれているため、選択用画像30のうちBはステップS32のように選択表示となる。この状態で、指32が表示画面から離れると、ステップS26のように選択用画面30のうちBのリンク先に遷移する。一方、指32が表示画面にタッチした状態でタッチ位置が位置22から経路44を通り移動し位置46に至る。位置46はいずれの選択用画像30にも含まれていないため、全ての選択用画像30はステップS34のように非選択表示である。この状態で、指が表示画面から離れると、ステップS28のように図2(a)の画像に戻る。
【0025】
実施例1によれば、図6および図7(a)のように、表示部15の表示画面内の指32等の物体がタッチした位置22を含む所定範囲24内の選択用画像20を所定範囲外に選択用画像30として表示する。これにより、選択用画像20が指32により隠れてしまうことを抑制し、利用者は容易に選択用画像30を選択することができる。所定範囲24は、物体に応じ決定することができる。例えば、所定範囲24の大きさは、人の平均的な指の大きさや比較的大きい人の指の大きさから予め決定しておくことができる。このように、所定範囲24の大きさは物体の大きさに応じ決定することができる。また、表示画面にタッチする物体が指以外の場合、物体の大きさに応じ所定範囲24の大きさおよび形状を決定することができる。
【0026】
また、図8のステップS24のように、表示制御部は、指32等の物体が所定範囲24外に表示された選択用画像30のうち一つの選択用画像30(例えばB)に移動し画面から離れた場合、物体が移動した選択用画像30(例えばB)を選択することが好ましい。これにより、利用者は、容易に選択用画像30を選択することができる。
【0027】
さらに、図8のステップS28のように、表示制御部は、画面から指32等の物体が離れた場合、所定範囲24外に表示された選択用画像30を、所定範囲24内に表示することが好ましい。これにより、図2(a)の元の画面に戻ることができる。
【0028】
さらに、複数の選択用画像30には、それぞれリンク先が対応しており、図8のステップS26のように表示制御部は、選択された選択用画像30(例えばB)に対応するリンク先に遷移することが好ましい。これにより、利用者は簡単にリンク先への遷移することができる。なお、実施例1では、選択用画像20および30としてリンク先を選択する画像を例に説明しているが、選択用画像はその他の選択のための画像でもよい。
【0029】
タッチパネル14で検出されるタッチ位置は、物体(例えば指32)の先端の中心付近である。そこで、図7(a)のように、所定範囲24を、タッチ位置22を中心とし物体(例えば指32)の先端の半径程度の半径を有する円とすることが好ましい。これにより、指32等の物体で隠れる選択用画像20を利用者がより視認しやすくすることができる。なお、タッチパネル14で検出されるタッチ位置は複数でもよく、所定範囲24は、複数のタッチ位置の少なくとも1つを含んでいればよい。
【0030】
また、図7(a)のように、表示制御部は、所定範囲24外に表示する選択用画像30を所定範囲24の輪郭に沿って表示することが好ましい。これにより、利用者はより選択用画像30を視認しやすくなる。
【0031】
さらに、図2(b)のように、例えな物体が指32の場合等、物体の下側は視認し難い。そこで、表示制御部は、所定範囲24外に表示する選択用画像30を所定範囲24の上側に表示し、下側には表示しないことが好ましい。
【0032】
さらに、利用者がより視認しやすいように、表示制御部は、所定範囲24外に表示する選択用画像30を、所定範囲24内の選択用画像20より大きく表示することが好ましい。
【0033】
選択用画像20が複数の場合、指等により複数の選択用画像20が隠れてしまうと、利用者は、選択用画像20を視認することが難しい。よって、指等で隠れる選択用画像20が複数の場合に、実施例1を用いることにより、より効果を発揮することができる。
【0034】
実施例1においては、電子装置として携帯電話端末を例に説明したが、他の電子装置でもよい。携帯電話端末のように携帯電子装置は、選択用画像20が小さく、指32等の物体に隠れてしまい易い。よって、利用者の視認性を高めるため、実施例1のような方法を用いることが特に有効である。
【0035】
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
【0036】
以上、実施例1を含む実施形態に関し、さらに、以下に付記を開示する。
【0037】
付記1:
画面に物体がタッチすることにより選択可能な選択用画像を表示する表示部と、
前記画面内の前記物体がタッチした位置を含む所定範囲内に表示された前記選択用画像を前記所定範囲外に表示する表示制御部と、
を具備することを特徴とする電子装置。
【0038】
付記2:
前記表示制御部は、前記物体が前記所定範囲外に表示された選択用画像に移動し前記画面から離れた場合、前記物体が移動した選択用画像を選択することを特徴とする付記1記載の電子装置。
【0039】
付記3:
前記表示制御部は、前記画面から前記物体が離れた場合、前記所定範囲外に表示された選択用画像を、前記所定範囲内に表示することを特徴とする付記1または2記載の電子装置。
【0040】
付記4:前記画像には、リンク先が対応しており、
前記表示制御部は、前記選択された選択用画像に対応するリンク先に遷移することを特徴とする付記3記載の電子装置。
【0041】
付記5:
前記表示制御部は、前記所定範囲外に表示する選択用画像を前記所定範囲の輪郭に沿って表示することを特徴とする付記1から4のいずれか一項記載の電子装置。
【0042】
付記6:
前記所定範囲は、前記物体がタッチした位置を中心とした円の範囲であることを特徴とする付記1から5のいずれか一項記載の電子装置。
【0043】
付記7:
前記表示制御部は、前記所定範囲外に表示する選択用画像を、前記所定範囲内に表示された選択用画像より大きく表示することを特徴とする付記1から6のいずれか一項記載の電子装置。
【0044】
付記8:
画面に物体がタッチすることにより選択可能な選択用画像を表示部に表示するステップと、
前記画面内の前記物体がタッチした位置を含む所定範囲内の選択用画像を前記所定範囲外に表示するステップと、
を含むことを特徴とする表示方法。
【符号の説明】
【0045】
10 携帯電話端末
12 制御部
13 画面表示部
14 タッチパネル
15 表示部
16 メモリ
20 選択用画像
22 タッチ位置
24 所定範囲

【特許請求の範囲】
【請求項1】
画面に物体がタッチすることにより選択可能な選択用画像を表示する表示部と、
前記画面内の前記物体がタッチした位置を含む所定範囲内に表示された前記選択用画像を前記所定範囲外に表示する表示制御部と、
を具備することを特徴とする電子装置。
【請求項2】
前記表示制御部は、前記物体が前記所定範囲外に表示された選択用画像に移動し前記画面から離れた場合、前記物体が移動した選択用画像を選択することを特徴とする請求項1記載の電子装置。
【請求項3】
前記表示制御部は、前記画面から前記物体が離れた場合、前記所定範囲外に表示された選択用画像を、前記所定範囲内に表示することを特徴とする請求項1または2記載の電子装置。
【請求項4】
画面に物体がタッチすることにより選択可能な選択用画像を表示部に表示するステップと、
前記画面内の前記物体がタッチした位置を含む所定範囲内の選択用画像を前記所定範囲外に表示するステップと、
を含むことを特徴とする表示方法。
【請求項5】
コンピュータに、
画面に物体がタッチすることにより選択可能な画像を表示部に表示するステップと、
前記画面内の前記物体がタッチした位置を含む所定範囲内の選択用画像を前記所定範囲外に表示するステップと、
を実行させることを特徴とする表示プログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2010−266997(P2010−266997A)
【公開日】平成22年11月25日(2010.11.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−116531(P2009−116531)
【出願日】平成21年5月13日(2009.5.13)
【出願人】(000005223)富士通株式会社 (25,993)
【Fターム(参考)】