説明

電気自動車及び電気自動車のプログラム運用方法

【課題】本発明は、電装品の駆動プログラムに対応するパラメータを自動的に更新し得る電気自動車のプログラム運用方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、電気自動車に具備される電装品の駆動プログラムの属性情報を判読するステップと、駆動プログラムに対応するパラメータの属性情報を判読するステップと、駆動プログラムの属性情報とパラメータの属性情報を比較するステップと、比較結果に従ってパラメータを更新するか駆動プログラムを実行するステップと、を含む電気自動車のプログラム運営方法に関する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は電気自動車に関し、特に電気自動車のプログラム運用方法に関する。
【背景技術】
【0002】
大気汚染、二酸化炭素排出量の増加のような問題を解決するために、駆動モータを駆動源にして排出ガスが全く発生しない電気を使用する純粋な電気自動車(Eletric Vehicle:EV)や、エンジンと駆動モータを駆動源にするハイブリッド自動車(Hybrid Electric Vehicle:HEV)などの電気自動車の開発に関心が集っている。
【0003】
一般に電気自動車は、バッテリ、インバータ、モータ、トランスミッションなどを具備する。外部から入力された電気エネルギーはバッテリに貯蔵され、インバータはバッテリから電気エネルギーを供給されて、所望のトルクと速度でモータを制御する。モータと機械的に連結されたトランスミッションを介して伝達された機械的な力がホイールを回転させて電気自動車を駆動する。
【0004】
他にも、電気自動車には多様な電子装置である電装品が装着される。電装品は電気自動車の駆動のために必要な装置から、使用者の便宜のために提供される装置まで多様に具備されるが、このような電装品はハードウェア装置とソフトウェアプログラムが連動して動作するのが一般的である。ソフトウェアプログラムは多数のパラメータを参照して実行され、パラメータには該当する電装品が最適に駆動するための動作基準値である複数の設定値が含まれる。
【0005】
一方、電装品の機能の改善、変更などのために、電装品を駆動するソフトウェアプログラムは修正、変更されて電気自動車に継続的にアップデートされる。このようなソフトウェアプログラムの修正及び変更にパラメータの変更が伴う場合が大部分であるにもかかわらず、ソフトウェアプログラムのみアップデートし、パラメータのアップデートは行われないのが一般的である。従って、ソフトウェアプログラムが不適合なパラメータを参照して実行されて電装品の駆動時に頻繁にエラーが発生し、ソフトウェアプログラムの信頼性が低下するという問題がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、上述した問題点を解決するために提案されたものであり、電装品の駆動プログラムに対応するパラメータを自動的に更新し得る電気自動車のプログラム運用方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一実施例に係る電気自動車のプログラム運用方法は、電気自動車に具備される電装品の駆動プログラムの属性情報を判読するステップと、駆動プログラムに対応するパラメータの属性情報を判読するステップと、駆動プログラムの属性情報とパラメータの属性情報とを比較するステップと、比較結果に従ってパラメータを更新するか駆動プログラムを実行するステップと、を含む。
【0008】
本発明の一実施例の一態様によると、比較結果に従ってパラメータを更新するか駆動プログラムを実行するステップは、プログラムの属性情報とパラメータの属性情報が同じである場合は駆動プログラムを実行するステップとなり、プログラムの属性情報とパラメータの属性情報が異なる場合はパラメータを更新するステップとなる。
【0009】
本発明の一実施例の一態様によると、パラメータは少なくとも一つ以上の設定値を含み、パラメータを更新するステップは設定値を更新するステップを含む。
【0010】
本発明の一実施例の一態様によると、パラメータを更新した後、パラメータの属性情報を駆動プログラムの属性情報と同じになるように更新するステップを更に含む。
【0011】
本発明の一実施例の一態様によると、パラメータの属性情報を駆動プログラムの属性情報と同じになるように更新した場合に、駆動プログラムを実行するステップを更に含む。
【0012】
本発明の一実施例の一態様によると、駆動プログラムの属性情報は、駆動プログラムのバージョン情報、更新日情報、更新時刻情報のうち少なくともいずれか一つを含む。
【0013】
本発明の一実施例の一態様によると、パラメータの属性情報は、パラメータの更新日情報、更新時刻情報又は対応する駆動プログラムのバージョン情報のうち少なくともいずれか一つを含む。
【0014】
本発明の一実施例に係る電気自動車は、電装品の駆動プログラムの属性情報、駆動プログラムに対応するパラメータの属性情報のうち少なくとも一つを判読する属性情報判読部と、駆動プログラムの属性情報とパラメータの属性情報とを比較する比較部と、比較部の比較結果に従ってパラメータを更新する更新部と、を含む。
【0015】
本発明の一実施例の一態様によると、比較部が比較した結果、駆動プログラムの属性情報とパラメータの属性情報が同じである場合は駆動プログラムを実行する駆動プログラム実行部を更に含む。
【0016】
本発明の一実施例の一態様によると、更新部は、比較部が比較した結果、駆動プログラムの属性情報とパラメータの属性情報が異なる場合はパラメータを更新する。
【0017】
本発明の一実施例の一態様によると、パラメータは少なくとも一つ以上の設定値を含み、更新部はパラメータを更新する場合、設定値を更新する。
【0018】
本発明の一実施例の一態様によると、更新部はパラメータを更新する場合、パラメータの属性情報を駆動プログラムの属性情報と同じになるように更新する。
【0019】
本発明の一実施例の一態様によると、更新部がパラメータの属性情報を駆動プログラムの属性情報と同じになるように更新した場合に、駆動プログラムを実行する駆動プログラム実行部を更に含む。
【0020】
本発明の一実施例の一態様によると、駆動プログラムの属性情報は、駆動プログラムのバージョン情報、更新日情報、更新時刻情報のうち少なくとも一つを含む。
【0021】
本発明の一実施例の一態様によると、パラメータの属性情報は、パラメータの更新日情報、更新時刻情報、パラメータに対応する駆動プログラムのバージョン情報のうち少なくとも一つを含む。
【発明の効果】
【0022】
本発明は、電装品駆動プログラムで参照するパラメータに属性情報を付加してパラメータの更新履歴を判断し、駆動プログラムの更新によってパラメータを自動的に更新することで、駆動プログラムが不適合なパラメータを参照することで発生し得るエラー及び電装品の誤動作を防止し得る利点がある。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】電気自動車の概略的な構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例による電気自動車のプログラム運用方法を説明するためのフローチャートである。
【図3】電装品の駆動プログラムに対応するパラメータを説明するための一実施例を示す図である。
【図4】本発明の一実施例による電気自動車の構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0024】
本明細書で使用された用語は単に特定の実施例を説明するために使用されたものであって、本発明を限定することを意図していない。単数の表現は文脈上明白に異なることを意味しない限り、複数の表現を含む。本出願において、「含む」又は「有する」などの用語は、明細書上に記載された特徴、数字、ステップ、動作、構成要素、部品又はそれらを組み合わせたものが存在することを指定するものであり、一つ又はそれ以上の他の特徴や数字、ステップ、動作、構成要素、部品又はそれらを組み合わせたものの存在又は付加可能性を予め排除しないものとして理解されるべきである。
【0025】
以下、本発明に関する電気自動車について図面を参照して詳しく説明する。図面上において、同じ符号は同じ要素を示す。以下の説明で使用される構成要素に対する接尾語である「モジュール」及び「部」は明細書を容易に作成するためにのみ付与されるか混用されるものであり、それ自体で互いに区別される意味又は役割を有するものではない。
【0026】
図1は、電気自動車の概略的な構成を示すブロック図である。
【0027】
図1を参照すると、電気自動車はバッテリ110、インバータ120、モータ130、電装品駆動部140、電装品150を含む。図1は一般的な電気自動車の概略的な構成のみを示す図であり、電気自動車がそれより多い構成要素から構成されるということは本発明の属する技術分野の通常の知識を有する者にとっては自明なことであるといえる。
【0028】
電気自動車は、バッテリ110から駆動電源を提供されたインバータ120が所定のトルク、速度に従ってモータ130の駆動を制御する。モータ130と機械的に連結されたトランスミッション(図示せず)を介して伝達された機械的な力が電気自動車のホイールを回転させる。
【0029】
電気自動車は、バッテリ110から駆動電源を提供された電装品駆動部140が予め決められたプログラムに従って電装品150の駆動を制御する。
【0030】
電気自動車のバッテリ110は、モータ130、インバータ120などの高電圧系部品を駆動するための駆動電源を供給する高圧バッテリ111と、電気自動車に具備される各種の電装品150の駆動電源を供給する低圧バッテリ113とが具備されるのが一般的である。
【0031】
電気自動車には多数の電装品150が具備されるが、車両内部に具備される低電圧DC−DCコンバーター(Low Voltage DC−DC Converter:LDC)、バッテリ管理システム(Battery Management System:BMS)、搭載型充電器(On−board Charger:OBC)等と、車両のラジオ、ダッシュボードなどが電装品150に属する。そのような電装品150は、電装品駆動部140を構成するハードウェア装置及びそれを駆動するソフトウェアプログラムによって正常に駆動し得る。以下、電装品の駆動プログラムの運用方法について説明する。
【0032】
図2は、本発明の一実施例による電気自動車のプログラム運用方法を説明するためのフローチャートである。電気自動車のプログラム運用方法は、電気自動車に具備される電装品の駆動プログラムに適用され得る。駆動プログラムは、電気自動車の最初の駆動の際、最初に実行され、その後機能の改善、変更などのために継続的に更新される。以下の説明において、本発明の一実施例による電気自動車のプログラム運用方法が、駆動プログラムが数回更新された後実行される場合に適用される例を説明するが、それには限られず、駆動プログラムが最初に駆動される場合(即ち、更新が一度も行われていない場合)、駆動プログラムが更新される時点においても適用され得るということは、本発明の属する技術分野の通常の知識を有する者にとっては自明なことであるといえる。
【0033】
図2を参照すると、電装品駆動部140は電装品の駆動プログラムの実行命令を受信すると(S200)、駆動プログラムに付加された属性情報を判読する(S210)。電装品駆動部140は、当該駆動プログラムが実行されていない状態又は実行されている状態でステップS200のように動作することができるが、これには限られない。ここで、属性情報は、駆動プログラムのバージョン情報、更新日情報、更新時刻情報などを含んでもよい。
【0034】
次に、電装品駆動部140は駆動プログラムに対応するパラメータの属性情報を判読する(S220)。ここで、パラメータは、駆動プログラムが実行される場合、プログラムで参照される変数を示す。パラメータの属性情報は、パラメータの更新日情報、更新時刻情報、又はパラメータに対応する駆動プログラムのバージョン情報などを含んでもよい。ここで、パラメータに対応する駆動プログラムのバージョン情報は、現在格納されているパラメータに対応する駆動プログラムのバージョン情報を意味する。この際、図面符号S210の動作とS220の動作は手順に関係なく処理されてもよく、同時に処理されてもよい。
【0035】
S210で判読した駆動プログラムの属性情報と、S220で判読したパラメータの属性情報とを比較し(S230)、比較結果に従ってパラメータを更新するか駆動プログラムの実行を続いて行う。
【0036】
即ち、S230における比較の結果、駆動プログラムの属性情報とパラメータの属性情報が同じである場合は、電装品駆動部140は駆動プログラムを実行する(S240)。
【0037】
S230にける比較の結果、駆動プログラムの属性情報とパラメータの属性情報が異なる場合は、電装品駆動部140はパラメータを更新する(S250)。パラメータは、現在実行しようとする駆動プログラムと連動するパラメータを意味し得る。ここで、パラメータは複数の設定値を含むが、S250で行われるパラメータの更新は設定値の更新を意味する。設定値は電装品の動作基準値を示すものであり、例えば、LDCが充電するバッテリの最大充電電流値、各電装品の電圧、電流の最大値、最小値などを示す。
【0038】
S250でパラメータの更新が完了すると、電装品駆動部140はパラメータの属性情報をS210で判読した駆動プログラムの属性情報に更新する(S260)。
【0039】
S250におけるパラメータの更新(即ち、設定値の更新)とS260におけるパラメータの属性情報の更新が完了すると駆動プログラムとパラメータのバージョンが一致し、駆動プログラムとパラメータの組み合わせが一致する。
【0040】
このように、パラメータの設定値の属性情報の更新が完了して駆動プログラムの属性情報とパラメータの属性情報が同じになると、電装品駆動部140は駆動プログラムを実行する(S240)。
【0041】
従って、本発明の一実施例による電気自動車のプログラム運用方法によると、駆動プログラムが不適合なパラメータを参照して発生する駆動プログラムのエラー及び電装品の誤動作を防止し得る。
【0042】
図3は電装品の駆動プログラムに対応するパラメータを説明するための一実施例を示す図であり、パラメータに含まれる情報を概略的に示す。
【0043】
図3を参照すると、パラメータが格納される領域は複数の設定値310が格納される領域と、属性情報320が格納される領域と、に区分され得る。
【0044】
複数の設定値310は、上述したように該当する電装品の動作基準値を示す。
【0045】
パラメータの属性情報320は、パラメータの更新日情報、更新時刻情報又はパラメータに対応する駆動プログラムのバージョン情報などを示すものであり、パラメータに対応する駆動プログラムのバージョン情報は現在格納されている設定値310と連動する駆動プログラムのバージョンを示し得る。
【0046】
本発明の一実施例による電気自動車のプログラム運用方法では、実行しようとする駆動プログラムの属性情報と現在格納されているパラメータの属性情報320とが不一致の場合、現在格納されているパラメータを更新する。この際、パラメータに含まれるそれぞれの設定値310を駆動プログラムに対応する設定値として更新する。設置値310の更新が完了すると、パラメータの属性情報320を駆動プログラムの属性情報と同じになるように更新する。これによって、同じ駆動プログラムの次回の実行では、駆動プログラムが更に更新された場合でなければ、駆動プログラムの属性情報と現在格納されているパラメータの属性情報とが一致するため、パラメータの更新過程を経ずに駆動プログラムの実行を続ける。従って、駆動プログラムの更新によってパラメータの更新も一緒に行われるため、両者のバージョン情報の違いにより引き起こされるエラーを防止して電装品の駆動プログラムの信頼性を向上させ得る。
【0047】
図4は、本発明の一実施例による電気自動車の構成図である。以下、上述した内容と重複する内容に関する説明は省略する。
【0048】
図4を参照すると、電装品駆動部140は、属性情報判読部410、比較部420、更新部430、駆動プログラム実行部440を含む。
【0049】
属性情報判読部410は、駆動プログラム属性情報判読部411、パラメータ属性情報判読部413を含む。電装品駆動部140は電装品の駆動プログラムの実行命令を受信すると、駆動プログラム属性情報判読部411は駆動プログラムに付加された属性情報を判読し、パラメータ属性情報判読部413はパラメータの属性情報を判読する。
【0050】
比較部420は、駆動プログラム属性情報判読部411が判読した駆動プログラム属性情報と、パラメータ属性情報判読部413が判読したパラメータ属性情報とを比較する。駆動プログラムの属性情報とパラメータの属性情報が異なる場合、比較部420は比較結果を更新部430に伝送し得る。駆動プログラムの属性情報とパラメータの属性情報が同じである場合、比較部420は比較結果を駆動プログラム実行部440に伝送し得る。
【0051】
更新部430は、パラメータ更新部431とパラメータ属性情報更新部433とを含む。パラメータ更新部430は、比較部420から伝送された駆動プログラムの属性情報とパラメータの属性情報が異なるという結果を受信すると、複数の設定値が含まれたパラメータを更新し得る。パラメータ属性情報更新部433は、パラメータ更新部430から伝送されたパラメータの更新結果を受信する場合、パラメータの属性情報を駆動プログラム属性情報判読部411が判読した駆動プログラムの属性情報に更新し得る。
【0052】
駆動プログラム実行部440は、比較部420又は更新部430から、駆動プログラム属性情報とパラメータ属性情報が同じであるという内容の情報が伝送されると、駆動プログラムを実行する。例えば、駆動プログラム実行部440は、駆動プログラムのバージョンと駆動プログラムが参照するパラメータのバージョンが同じである場合、駆動プログラムを実行し得る。
【0053】
以上、本発明による実施例を説明したが、これは例示的なものに過ぎず、当該分野における通常の知識を有する者であればこれから多様な変形及び均等な範囲の実施例が可能であることを理解できるはずである。従って、本発明の保護範囲は、以下の特許請求の範囲だけでなくそれと均等なものによって決められるべきである。
【符号の説明】
【0054】
110 バッテリ
111 高圧バッテリ
113 低圧バッテリ
120 インバータ
130 モータ
140 電装品

【特許請求の範囲】
【請求項1】
電気自動車に具備される電装品の駆動プログラムの属性情報を判読するステップと、
前記駆動プログラムに対応するパラメータの属性情報を判読するステップと、
前記駆動プログラムの属性情報と前記パラメータの属性情報とを比較するステップと、
前記の比較結果に従って前記パラメータを更新するか前記駆動プログラムを実行するステップと、
を含むことを特徴とする電気自動車のプログラム運用方法。
【請求項2】
前記比較結果に従って前記パラメータを更新するか前記駆動プログラムを実行するステップは、
前記プログラムの属性情報とパラメータの属性情報が同じである場合は、前記駆動プログラムを実行するステップとなる、請求項1に記載の電気自動車のプログラム運用方法。
【請求項3】
前記比較結果に従って前記パラメータを更新するか前記駆動プログラムを実行するステップは、
前記プログラムの属性情報とパラメータの属性情報が異なる場合は、前記パラメータを更新するステップとなる、請求項1に記載の電気自動車のプログラム運用方法。
【請求項4】
前記パラメータは少なくとも一つ以上の設定値を含み、
前記パラメータを更新するステップは前記設定値を更新するステップを含む、請求項3に記載の電気自動車のプログラム運用方法。
【請求項5】
前記パラメータを更新した後、前記パラメータの属性情報を前記駆動プログラムの属性情報と同じになるように更新するステップを更に含む、請求項3に記載の電気自動車のプログラム運用方法。
【請求項6】
前記パラメータの属性情報を前記駆動プログラムの属性情報と同じになるように更新した場合に、前記駆動プログラムを実行するステップを更に含む、請求項5に記載の電気自動車のプログラム運用方法。
【請求項7】
前記駆動プログラムの属性情報は、前記駆動プログラムのバージョン情報、更新日情報、更新時刻情報のうち少なくともいずれか一つを含む、請求項1に記載の電気自動車のプログラム運用方法。
【請求項8】
前記パラメータの属性情報は、前記パラメータの更新日情報、更新時刻情報又は対応する駆動プログラムのバージョン情報のうち少なくともいずれか一つを含む、請求項1に記載の電気自動車のプログラム運用方法。
【請求項9】
電装品の駆動プログラムの属性情報、前記駆動プログラムに対応するパラメータの属性情報のうち少なくともいずれか一つを判読する属性情報判読部と、
前記駆動プログラムの属性情報と前記パラメータの属性情報とを比較する比較部と、
前記比較部が比較した結果に従って前記パラメータを更新する更新部と、
を含むことを特徴とする電気自動車。
【請求項10】
前記比較部が比較した結果、前記駆動プログラムの属性情報と前記パラメータの属性情報が同じである場合は、前記駆動プログラムを実行する駆動プログラム実行部を更に含む、請求項9に記載の電気自動車。
【請求項11】
前記更新部は、前記比較部が比較した結果、前記駆動プログラムの属性情報と前記パラメータの属性情報が異なる場合は、前記パラメータを更新する、請求項9に記載の電気自動車。
【請求項12】
前記パラメータは少なくとも一つ以上の設定値を含み、
前記更新部は、前記パラメータを更新する場合、前記設定値を更新する、請求項11に記載の電気自動車。
【請求項13】
前記更新部は、前記パラメータを更新する場合、前記パラメータの属性情報を前記駆動プログラムの属性情報と同じになるように更新する、請求項11に記載の電気自動車。
【請求項14】
前記更新部が前記パラメータの属性情報を前記駆動プログラムの属性情報と同じになるように更新する場合、前記駆動プログラムを実行する駆動プログラム実行部を更に含む、請求項13に記載の電気自動車。
【請求項15】
前記駆動プログラムの属性情報は、前記駆動プログラムのバージョン情報、更新日情報、更新時刻情報のうち少なくとも一つを含む、請求項9に記載の電気自動車。
【請求項16】
前記パラメータの属性情報は、前記パラメータの更新日情報、更新時刻情報、前記パラメータに対応する駆動プログラムのバージョン情報のうち少なくとも一つを含む、請求項9に記載の電気自動車。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2013−116044(P2013−116044A)
【公開日】平成25年6月10日(2013.6.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−256536(P2012−256536)
【出願日】平成24年11月22日(2012.11.22)
【出願人】(593121379)エルエス産電株式会社 (221)
【氏名又は名称原語表記】LSIS CO., LTD
【Fターム(参考)】