説明

電気錠用カード発行システム

【課題】施解錠カード製造業者の管理運用を簡便化する。
【解決手段】カード製造時に、施解錠カード10に対し、その施解錠カード10を識別するための識別情報を第1記憶エリア11aに書き込み、鍵ID情報が書き込まれる第2記憶エリア11bを空き状態で製造する。鍵ID情報の書き込み時には、施解錠カード10毎の鍵ID情報をランダムに生成し、施解錠カード10の第2記憶エリア11bが空き状態であると判別したとき、この第2記憶エリア11bに対し、生成した鍵ID情報の書き込みを行う。第2記憶エリア11bに鍵ID情報が既に書き込まれていると判別されたときは、既存の鍵ID情報に上書きが必要であった場合、生成した鍵ID情報を上書きする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、予め記憶したキー情報の正当性の有無に基づき錠を電気的に施解錠制御するカードロックシステムに用いる施解錠カードを発行する電気錠用カード発行システムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来より、外部からの不正侵入やプライバシー保護などのセキュリティ向上を目的として、例えば集合住宅や一般住宅のエントランスや玄関、官公庁などの公共施設やオフィスビルなどの商業施設の入出口には、カード式電気錠を用いたカードロックシステムが広く普及している。
【0003】
このカードロックシステムは、各所の電気錠毎に予め割り当てられた特定の暗号や施解錠情報等の各種カード情報が記憶されたカード状記憶媒体を施解錠カードとして用い、この施解錠カードに記憶されたキー情報(例えば特定の暗号による施解錠データ)を読み取り、読み取った各種カード情報を予め登録された情報と照合して正当性を判別する。そして、正常に認証した場合のみ、そのときの錠前の状態(扉の開閉状態、錠前の施解錠状態)に応じて錠前を電気的に施解錠制御するものである。
【0004】
従って、カードロックシステムは、ピッキング等の不正な施解錠行為を防止し、且つ、鍵の複製が非常に困難なため、セキュリティー面において信頼されている。また、各施解錠カード毎の各種データをホストコンピューターで管理しているため、データ破損等の心配がなく、施解錠カードを紛失した場合においても施解錠カードを再発行することが可能である。なお、この種のカード式電気錠を用いたカードロックシステムとしては、例えば下記特許文献1に開示されるものが公知である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特公昭58−51593号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、カード式電気錠の施解錠時に使用される施解錠カードは、通常、製造元の工場にて一括生産されており、製造時に各カードにキー情報の書き込みが行われていた。しかしながら、製造工場において施解錠カードにキー情報を書き込む場合、キー情報の漏洩や重複事故が起こらないように施解錠カードを厳重に管理しなければならず、カード製造業者にとって管理運用が大きな負担となっていた。
【0007】
また、施解錠カードの製造にあたり、例えば1枚目の施解錠カードには「00001」、2枚目の施解錠カードには「00002」など、一般的にキー情報として連続した数字や文字などの規則的な情報を使用している場合が多い。従って、大規模なオフィスビルやマンションなどの集合住宅に施解錠カードを納品する場合は、まとまった形で同物件に納品されるため、例えば施解錠カードのキー情報が解析されてしまった場合に、他のキー情報まで推測され易くなり、施解錠カードが不正発行される虞があった。
【0008】
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、施解錠カードの管理が簡便化されるとともに、キー情報の解析による施解錠カードの不正発行を防ぐことのできる電気錠用カード発行システムを提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記した目的を達成するために、請求項1記載の電気錠用カード発行システムは、キー情報の正当性を判別して正常に認証したときのみ錠前を電気的に施解錠制御するカードロックシステムに用いられる施解錠カードを発行する電気錠用カード発行システムであって、
前記施解錠カードは、当該施解錠カードを識別するための前記キー情報としての識別情報が書き込まれる第1記憶エリアと、前記施解錠カード毎にランダムに生成された前記キー情報としての鍵ID情報が書き込まれる第2記憶エリアとが少なくとも区分された記憶部を有し、
前記鍵ID情報を前記施解錠カード毎にランダムに生成する鍵ID生成手段と、前記施解錠カードの前記第2記憶エリアが空き状態であるか否かを判別する状態判別手段とを備え、前記施解錠カードの第2記憶エリアが空き状態であると判別したとき、当該第2記憶エリアに対して前記生成した鍵ID情報の書き込みを行う情報読書器を備えたことを特徴とする。
【0010】
請求項2記載の電気錠用カード発行システムは、請求項1記載の電気錠用カード発行システムにおいて、
前記情報読書器は、前記施解錠カードの第2記憶エリアに前記鍵ID情報が既に書き込まれていると前記状態判別手段が判別したときに、既存の鍵ID情報に上書きが必要であった場合は前記生成した鍵ID情報を上書きすることを特徴とする。
【0011】
請求項3記載の電気錠用カード発行システムは、請求項1又は2記載の電気錠用カード発行システムにおいて、
さらに、前記施解錠カードのカード券面に前記識別情報が形成されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
本発明の電気錠用カード発行システムによれば、カード製造時にキー情報である識別情報のみが書き込まれ、納品後にキー情報である鍵ID情報が書き込まれるため、カード製造工場におけるキー情報の漏洩や重複事故が起こらぬよう厳重に管理する必要がなくなり、管理運用が簡便化する。
【0013】
また、情報読書器において施解錠カード毎にランダムに鍵ID情報を生成した後、第2記憶エリアに書き込みを行っているため、まとめて納品された施解錠カードのキー情報が万が一解析されてしまった場合であっても、他のキー情報まで推測が困難となり、施解錠カードが不正発行されるなどのリスクを軽減させる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明に係る電気錠用カード発行システムの構成を説明するための概略構成図である。
【図2】同システムの処理動作を説明するためのフローチャート図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本発明を実施するための形態について、添付した図面を参照しながら詳細に説明する。
【0016】
[電気錠用カード発行システムの構成]
まず、本発明に係る電気錠用カード発行システムの構成について、図1を参照しながら説明する。
【0017】
図1に示すように、本例の電気錠用カード発行システム1は、例えばマンションなどの集合住宅、ホテルやオフィスビルなどの大規模な商業施設に採用される一般的なカードロックシステムにおいて施解錠時に所定操作される施解錠カード10の発行を行っている。図示のように、電気錠用カード発行システム1は、施解錠カード10、情報読書器20で構成されている。
【0018】
施解錠カード10は、例えばプロセッサチップのメモリに各種データの読み書きが可能なICカード、CPU、ROM、RAM、フラッシュRAM等を含むICチップ(RFIDタグ)を搭載し非接触通信によるリード/ライトが可能な非接触ICチップ内蔵カードなど、各種情報の記憶/書き換えが可能な記憶部11を有するカード状記憶媒体で構成される。
【0019】
記憶部11は、施解錠時に必要なキー情報である識別情報と鍵ID情報を個別に記憶するため、少なくとも2つの記憶エリア(第1記憶エリア11a、第2記憶エリア11b)に区分されている。第1記憶エリア11aには、カード製造時に製造工場にて各カードを識別するための識別情報が書き込まれる。また、第2記憶エリア11bには、エリア内が空き状態(NULL)であった場合又は既存の鍵ID情報の上書きを行う場合に、情報読書器20で生成された鍵ID情報が書き込まれる。
【0020】
ここで、記憶部11の各エリアに記憶されるキー情報(識別情報、鍵ID情報)について具体例をあげて説明する。なお、以下に説明する各種情報は一例であり、本発明に係るキー情報を限定するものでない。
【0021】
<識別情報>
識別情報は、第1記憶エリア11aに記憶され、例えば製造時の製造番号や製造順の通し番など各カードの識別が可能な連続性を有する情報である。識別情報の一例としては、1枚目の施解錠カード10に「000001」、2枚目の施解錠カード10に「000002」、n番目の施解錠カード10に「00000n」といったように、連続した数字を各カードに記憶させている。これにより、製造した施解錠カード毎に割り振られた連続性を有する識別情報が第1記憶エリア11aに書き込まれるため、製造業者の管理運用が容易となる。
【0022】
また、前述した識別情報の他の例として、カード発行者が識別可能なカード製造工場における製造年月日、製造装置の番号、発行通番などの規則性を有する情報でもよい。一例としては、1枚目の施解錠カード10に「09010101001」、2枚目の施解錠カード10に「09010101002」、n番目の施解錠カード10に「0901010100n」と割り当てて記憶させている。なお、この場合の識別情報は、左から「09」を年、「01」を月、「01」を日、「01、02、0n」を発行装置の機体番号、「001、002、00n」を発行通番として表記している。これにより、製造番号のように連続性を有さないが施解錠カード毎に割り振られた固有の識別情報が第1記憶エリアに書き込まれるため、製造業者の管理運用が容易となる。
【0023】
<鍵ID情報>
鍵ID情報は、第2記憶エリア11bに記憶され、情報読書器20にて生成される乱数などのランダムな情報であり、第1記憶エリア11aに識別情報が記憶された状態の施解錠カード10に対して書き込まれる。鍵ID情報の一例としては、1枚目の施解錠カード10に「568413」、2枚目の施解錠カード10に「369248」のように各カードに記憶させている。これにより、カード製造時には第2記憶エリア11bが空き状態であり、鍵ID情報の書き込み時に生成した施解錠カード10毎に固有の鍵ID情報が第2記憶エリア11bに書き込まれるため、カード製造業者の管理運用が簡便化する。
【0024】
情報読書器20は、例えば磁気カード、ICカード、非接触ICチップ内蔵カードなどの各種施解錠カード10に記憶された施解錠情報の読み書きを行う、例えばスワイプ式、挿入式、非接触式など各種情報の読書機能を有するカードリーダ/ライタで構成される。情報読書器20は、情報読書手段21、鍵ID情報生成手段22、状態判別手段23、情報記憶手段24、処理制御手段25、表示手段26を備えて構成されている。
【0025】
情報読書手段21は、処理制御手段25の制御により、施解錠カード10に記憶されたキー情報の読み書きを行っている。具体的には、施解錠カード10の第1記憶エリア11aに記憶された識別情報の読み込み処理、第2記憶エリア11bに既に記憶されている鍵ID情報の読み込み処理、第2記憶エリア11bに対する鍵ID情報の書き込み又は上書き処理を行っている。
【0026】
鍵ID情報生成手段22は、処理制御手段25の制御により、施解錠カード10に対する鍵ID情報の書き込み処理の際に、例えば乱数などを発生させて施解錠カード10毎に鍵ID情報をランダムに生成している。
【0027】
状態判別手段23は、処理制御手段25の制御により、鍵ID情報の書き込み処理の際に操作された施解錠カード10の第2記憶エリア11bが空き状態(NULL)か否かを判別し、この状態情報を処理制御手段25に出力している。
【0028】
情報記憶手段24は、例えば磁気的、光学的記憶媒体若しくはROM、RAMなどの半導体メモリで構成される。情報記憶手段24は、処理制御手段25の制御により、施解錠カード10に記憶される識別情報と生成した鍵ID情報とを、操作された施解錠カード10のキー情報として記憶している。また、情報記憶手段24は、施解錠カード10に既に記憶された鍵ID情報に対して上書き処理が行われなかった場合、この施解錠カード10に記憶された識別情報と既存の鍵ID情報とを操作された施解錠カード10のキー情報として記憶している。
【0029】
処理制御手段25は、例えばCPUやRAM、ROMなどのマイクロコンピュータで構成される。処理制御手段25は、状態判別手段23からの状態情報やオペレータの所定操作に基づき、施解錠カード10に書き込む鍵ID情報の生成処理の制御、施解錠カード10の第2記憶エリア11bの空き状態の判別処理の制御、施解錠カード10に記憶されたキー情報の読み込み処理の制御、鍵ID情報生成手段22で生成した鍵ID情報の書き込み又は上書き処理の制御、施解錠カード10の識別情報と鍵ID情報の登録処理、表示手段26に対する表示処理の制御など、情報読書器20を構成する各部の処理制御を行っている。
【0030】
表示手段26は、例えばLEDや液晶画面などの表示機器で構成されている。表示手段26は、処理制御手段25の制御により、施解錠カード10の第2記憶エリア11bの状態に基づき、オペレータが識別可能に表示(LEDによる点灯/点滅表示や色別表示、液晶画面による文字表示など)を行っている。
【0031】
なお、情報読書器20は、機器単体での使用の他、例えばホテルのフロントやマンション管理室に設置されるカード発行器に具備された構成でもよい。
【0032】
[電気錠用カード発行システムの処理動作]
次に、上述した電気錠用カード発行システムにおける処理動作について、図2を参照しながら説明する。
【0033】
オペレータは、鍵ID情報の書き込み処理を開始すると、まずランダムな鍵ID情報を生成する(ST1)。次に、操作した施解錠カード10の第2記憶エリア11bが空き状態であるか否かの判別を行う(ST2)。
【0034】
第2記憶エリア11bが空き状態であった場合(ST2−Yes)、ST1で生成した鍵ID情報を第2記憶エリア11bに書き込む(ST3)。そして、情報読取器20に施解錠カード10に記憶された認証情報と鍵ID情報とをこの施解錠カード10のキー情報として登録し(ST4)、処理を終了する。
一方、第2記憶エリア11bが空き状態でなかった場合(ST2−No)、第2記憶エリア11bに鍵ID情報が既に記憶されているため、オペレータが鍵ID情報を上書きするか否かを選択する(ST5)。
【0035】
ST5において、鍵ID情報を上書きする場合(ST5−Yes)、ST1で生成した鍵ID情報を書き込むためST3へ移行する。
一方、鍵ID情報を上書きしない場合(ST5−No)、書き込まれている既存の鍵ID情報を使用するため、生成した鍵ID情報を破棄する(ST6)。そして、施解錠カード10に既に記憶された認証情報と鍵ID情報とを、この施解錠カード10のキー情報として登録し(ST7)、処理を終了する。
【0036】
このように、上述した電気錠用カード発行システムは、カード製造時に各施解錠カード10を識別するための識別情報を第1記憶エリア11aに書き込み、鍵ID情報が書き込まれる第2記憶エリア11bを空き状態で製造する。そして、鍵ID情報の書き込み時に、施解錠カード10毎の鍵ID情報をランダムに生成し、施解錠カード10の第2記憶エリア11bが空き状態であると判別したとき、この第2記憶エリア11bに対して生成した鍵ID情報の書き込みを行っている。
【0037】
これにより、カード製造工場においてキー情報である鍵ID情報が記憶されていない状態で施解錠カード10の管理を行うことができるため、キー情報の漏洩や重複事故が起こらないように厳重に管理する必要がなくなる。
【0038】
また、製造した施解錠カード10をまとめて納品した場合であっても、納品後に情報読書器20において施解錠カード10毎にランダムに鍵ID情報を生成した後、第2記憶エリア11bに書き込みを行っているため、施解錠カード10のキー情報が万が一解析されてしまった場合であっても、他のキー情報まで推測が困難となり、施解錠カード10が不正発行されるリスクを軽減することができる。
【0039】
ところで、上述した図2に示す処理内容において、鍵ID情報の生成処理(ST1)を鍵ID情報が書き込まれているか否かの判別処理(ST2)の後に行う構成とすることもできる。この場合、既存の鍵ID情報の上書きを行わないと判断する処理(ST5−No)後に行われる生成した鍵ID情報を破棄する処理(ST6)が必要なく省略されるため、処理動作を簡略化することができる。
【0040】
また、施解錠カード10の記憶部11には、使用環境やセキュリティ性の向上を目的として、必要に応じて施解錠の操作履歴や施解錠操作時の異常情報などを書き込むための操作情報記憶エリアを確保することもできる。
【0041】
さらに、上述した形態では、施解錠カード10を識別する識別情報を第1記憶エリア11aに記憶させた構成で説明したが、さらに施解錠カード10の券面に識別情報を形成(印刷装置の印字やエンボス加工による刻印など)しておくことで、施解錠カード10の識別の際にその都度カードに記憶された識別情報を読み込む手間が省け、カード管理運用がより簡便化する。
【0042】
以上、本願発明における最良の形態について説明したが、この形態による記述及び図面により本発明が限定されることはない。すなわち、この形態に基づいて当業者等によりなされる他の形態、実施例及び運用技術等はすべて本発明の範疇に含まれることは勿論である。
【符号の説明】
【0043】
1…電気錠用カード発行システム
10…施解錠カード
11…記憶部(11a…第1記憶エリア、11b…第2記憶エリア)
20…情報読書器
21…情報読書手段
22…鍵ID情報生成手段
23…状態判別手段
24…情報記憶手段
25…処理制御手段
26…表示手段

【特許請求の範囲】
【請求項1】
キー情報の正当性を判別して正常に認証したときのみ錠前を電気的に施解錠制御するカードロックシステムに用いられる施解錠カードを発行する電気錠用カード発行システムであって、
前記施解錠カードは、当該施解錠カードを識別するための前記キー情報としての識別情報が書き込まれる第1記憶エリアと、前記施解錠カード毎にランダムに生成された前記キー情報としての鍵ID情報が書き込まれる第2記憶エリアとが少なくとも区分された記憶部を有し、
前記鍵ID情報を前記施解錠カード毎にランダムに生成する鍵ID生成手段と、前記施解錠カードの前記第2記憶エリアが空き状態であるか否かを判別する状態判別手段とを備え、前記施解錠カードの第2記憶エリアが空き状態であると判別したとき、当該第2記憶エリアに対して前記生成した鍵ID情報の書き込みを行う情報読書器を備えたことを特徴とする電気錠用カード発行システム。
【請求項2】
前記情報読書器は、前記施解錠カードの第2記憶エリアに前記鍵ID情報が既に書き込まれていると前記状態判別手段が判別したときに、既存の鍵ID情報に上書きが必要であった場合は前記生成した鍵ID情報を上書きすることを特徴とする請求項1記載の電気錠用カード発行システム。
【請求項3】
さらに、前記施解錠カードのカード券面に前記識別情報が形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の電気錠用カード発行システム。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2010−168797(P2010−168797A)
【公開日】平成22年8月5日(2010.8.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−12097(P2009−12097)
【出願日】平成21年1月22日(2009.1.22)
【出願人】(390037028)美和ロック株式会社 (868)
【Fターム(参考)】