説明

電池逆接続判別方法及び電池逆接続判別装置

【課題】内蔵電池と外部電池とを並列にして使う場合に、外部電池から内蔵電池への充電や内蔵電池の誤接続による電池の損傷を防ぎながら電池寿命を長くできる手段を提供する。
【解決手段】内蔵電池1の(−)端子3bと接地との間にダイオードD1を電池の順方向に入れ、このダイオードD1に並列にダイオード短絡回路4を設け、一方ダイオードD1両端電圧を検出する逆接続検出回路7を設ける。逆接続検出回路7がD1端子電圧の所定の電圧値以下を検出して内蔵電池の接続は正しいものと判別し、ダイオード短絡回路4を制御してダイオードD1両端を短絡させるとともに負荷回路11を動作状態にさせる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、内蔵電池に加えて外部に電池を並列接続して使用できる機器に関し、内蔵電池の極性が正しく装着されているか否かを判別し逆接続を防止する方法及びその装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、携帯用オーディオ機器などで筐体を小さくするために小形の内蔵電池、たとえば単4形電池を装着し、長時間の使用を望むときは外部に電池ケースを装着して内蔵電池よりも容量の大きい、たとえば単3形電池を外付け電池として装着し、長時間の使用ができるように設定されたものが用いられている。
【0003】
このような使い方の場合、電池の内部抵抗の違いで図4のように外部の、たとえば単3形電池から内部の、たとえば単4形電池に電流が流れ、内蔵電池に充電されることがある。
【0004】
また、内蔵電池と外付け電池が一次電池で内蔵電池の電圧(電池A+電池B・・2個直列使用の場合)より外付け電池の電圧(電池C+電池D)が高いと外付け電池から内蔵電池に電流が流れて、いずれも内蔵電池にダメージを与え、液漏れの原因にもなる。
【0005】
また、図5のように内蔵電池Aをプラスとマイナスを逆にして接続すると電池A+電池C+電池Dの合計の電池で電池Bを充電することになり、電池Bが液漏れまたは破裂し、大変危険な状態となる。
【0006】
また図6のように内蔵電池Bのプラスとマイナスを逆にして接続すると電池B+電池C+電池Dの合計の電池で電池Aを充電することになり、電池Aが液漏れまたは破裂し、大変危険な状態となる。
【0007】
その対策として図7のようにダイオードD1を電池AとBの順方向に挿入して、図8または図9のように電池Aまたは電池Bのいずれかを逆に接続しても電池Aまたは電池Bに電流が流れないようにする方法がある。
【0008】
ダイオードD1の代わりに図示しないヒューズを入れて図5や図6のような逆接続をしたときの事故を防止する方法もあるが、図4のような正常接続における弱電流が流れる場合の対策は出来ない。
【0009】
また、このような課題に対応するために特許文献1に示すような方法も提案されている。
【特許文献1】特開平10−224999号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
たとえば負荷回路が1.5Vまで使用出来る場合は、図4のようにダイオードD1が無い状態では、内蔵電池の合計が1.5Vになるまで使用できるが、図10のようにダイオードD1を入れることでダイオードD1の電圧降下が発生するため、D1の電圧降下を0.6Vとした場合、電池の両端では2.1Vまでしか使用できなくなり、電池寿命が短くなる。
【0011】
また、ダイオードD1の電圧降下はD1に流れる電流で変わるため、電池残量の精度が悪くなる問題がある。また、内蔵電池A、内蔵電池Bのプラス、マイナスの極性誤りに気づきにくい、という問題点が残る。
【0012】
また、特許文献1のものは、電池1個ごとにダイオード、スイッチ、および豆電球または発音装置が必要であり、逆接続された場合は対応する豆ランプの発光または発音装置の警告音発音がされるが、電池が正しく接続されている場合は個々のスイッチを順次押して電球の発光度合いを目視確認して電池の消耗度合いを把握する必要があった。
【0013】
本発明は外部電池の電圧が高い場合や内蔵電池の逆接続による電池への損傷を防ぐために内蔵電池と直列にダイオードを挿入し、このダイオードの電圧降下によるロスを防ぐために、内蔵電池と直列に接続したダイオードの端子間電圧が所定の電圧範囲内であるか否かにより内蔵電池の接続を判別し、接続が正しいときはダイオードの端子間を短絡することでダイオードの電圧降下によるロスをなくし、電池電圧を有効に利用でき電池寿命を改善できる電池逆接続判別方法及び電池逆接続判別装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0014】
この課題に対処するために本発明の電池逆接続判別装置は、第1の電池の正規接続方向に順方向になるよう直列に接続したダイオードと、前記第1の電池と前記ダイオードの直列回路に並列に接続した第2の電池と、前記ダイオードの端子間電圧が所定の電圧範囲内であるか否かを検出する逆接続検出回路と、前記ダイオードの端子間を短絡するダイオード短絡回路とを備え、前記逆接続検出回路が所定の電圧範囲内であることを検出した場合、前記第1の電池の接続は正しいものと判断し前記ダイオード短絡回路をオンにさせることを特徴とするものである。
【0015】
またこの課題に対処するために本発明の電池逆接続判別方法は、第1の電池の正規接続方向に順方向になるよう直列に接続したダイオードと、前記第1の電池と前記ダイオードの直列回路に並列に接続した第2の電池と、前記ダイオードの端子間電圧が所定の電圧範囲内であるか否かを検出する逆接続検出回路と、前記ダイオードの端子間を短絡するダイオード短絡回路とを用いて、前記ダイオードの端子間電圧が所定の範囲内であるか否かを検出する検出ステップと、前記ダイオードの端子間電圧が所定の範囲内である場合は前記第1の電池の接続は正しいと判定する判定ステップと、前記判定ステップにおいて前記第1の電池の接続は正しいと判定されたときは前記ダイオードの端子間を短絡する短絡ステップとを有することを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0016】
本発明の電池逆接続判別方法および電池逆接続判別装置によれば、第2の電池の電圧が高い場合や第1の電池の逆接続による電池への損傷を防ぐために第1の電池と直列に入れたダイオードの電圧降下によるロスを防ぐために、第1の電池と直列に接続したダイオードの端子間電圧が所定の電圧範囲内であるか否かにより第1の電池の接続を判別し、接続が正しいときはダイオードの端子間を短絡することでダイオードの電圧降下によるロスをなくし、電池電圧を有効に利用でき電池寿命を改善することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下本発明の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は本発明の一実施形態における電池逆接続判別装置のブロック図、図2は同じくその動作フローチャート、図3は同じく電池逆接続判別装置の動作による内蔵電池の電池寿命の差を示す説明図を示す。
【0018】
図1において、第1の電池である内蔵電池1として、たとえば単4形の電池Aおよび電池Bが直列に装着でき、また外付け電池ケース(図示せず)などを用いて第2の電池である外付け電池(外部電池)2として、たとえば単3形の電池Cおよび電池Dが装着でき、これらは電池端子3を介して本体回路に接続される。電池端子3の内部電池端子(+)3aは電池Aの(+)端子1aに接続され、内部電池端子(−)3bは電池Bの(−)端子1bに接続される。充電端子3cは電池A・Bが充電電池であるときのみに端子1cに接続される。外部電池端子(+)3dは外付け電池2の電池Cの(+)端子2aに接続され、外部電池端子(−)3eは外付け電池2の(−)端子2bに接続される。
【0019】
ダイオード短絡回路4はダイオードD1の両端に接続され、ダイオードD1のカソードはFETQ1のアノードと接続され、ダイオードD1のアノードはFETQ1のカソードと接続されている。そしてダイオードD1のカソードは内部電池端子(−)3bに接続されることでダイオードD1は内蔵電池A・Bとは順方向に直列に接続される。
【0020】
また、ダイオードD1のカソードは抵抗器R1とR2の直列回路を介して接地され、抵抗器R1とR2の中点は電圧検出のためマイクロコンピュータ(以下マイコン)5の電圧検出端子5aに接続されている。表示装置6は、液晶表示装置やLED等を用い、マイコン5の制御によって、少なくとも後述の電池の逆接続状態等を表示するものである。そうして、抵抗器R1、R2、マイコン5および表示装置6で逆接続検出回路7を構成している。
【0021】
ダイオード短絡回路4のダイオードD1のアノードはDC入力ジャック部8のスイッチSW1により常時は接地され、DC入力ジャック部8に図示しない外部入力ジャックが接続されたときは連動するスイッチSW1によってダイオード短絡回路4は本装置から切り離される。
【0022】
充電電流制御回路9は内蔵電池1が充電電池のときエミッタを抵抗器R3で接地したトランジスタQ2を介して充電端子3cを通じて充電電池の充電電流を制御するもので、またレギュレータ制御回路10はDC入力ジャック部8からの外部電源入力時にトランジスタQ3を介して電圧を調整するもので、いずれも本実施形態で説明しようとする動作には含まれない。
【0023】
負荷回路11は内蔵電池1および外付け電池2、あるいは外部電源から電源を得て動作する携帯用のオーディオ機器などである。
【0024】
以上のように構成された本実施形態の電池逆接続判別装置について以下その動作を図2のフローチャートを併用して外付け電池の接続極性は正しいものとして説明する。まず逆接続検出回路7の動作は、ステップS1でマイコン5が端子5aの電圧をチェックして、内蔵電池1の電池A・Bのプラス、マイナスが正常に装着されている場合は電池端子3の端子3bはD1のカソード電圧になり、使用しているダイオードD1の順方向電圧で決まり、これは通常0.6V以下であるため、たとえば抵抗器R1が150KΩ、R2が100KΩの場合は、マイコン5で判定する電圧は0.6V×{100÷(150+100)}=0.24Vとなり、マイコン5の電圧検出端子5aにおいて、この0.24Vに誤差を加えた所定の電圧以下であれば所定の電圧範囲内であるとして電池が正しく装着されていると判断出来る。内蔵電池1の電池A・Bのプラス、マイナスを判定して正常であれば、ステップS2でマイコン5の制御出力5bをH出力にしてダイオードD1のアノードとカソードを接続する手段のFETQ1をオンにさせて、ダイオード短絡回路4を動作状態に移行させ、ステップS3で負荷回路11を動作状態に移行させる。
【0025】
またステップS1で、マイコン5の電圧検出端子5aが所定の電圧を超えるときは、以下に説明するように内蔵電池1の電池A・Bのいずれか、または両方のプラス、マイナスが逆に装着された場合であるとみなし、ステップS4でマイコン5の制御出力5bをL出力にしてダイオードD1のアノードとカソードを接続する手段のFETQ1をオフのままとし、ダイオード短絡回路4のQ1をオンにさせない。
【0026】
ステップS5でマイコン5は負荷回路11を制御して非動作状態のままとし、ステップS6で表示装置6を用いて電池の接続に異常がある旨表示する。
【0027】
内蔵電池の接続が誤っている場合の具体的な数値例を説明すると、電池単体の電圧が1.5Vで電池AまたはBのどちらかのプラス、マイナスが逆に装着された場合のダイオードD1のカソード側電圧は1.5V+1.5V+1.5V−1.5V=3Vになる。マイコン5で判定する電圧は、R1が150KΩ、R2が100KΩの場合は、3V×{100÷(150+100)}=1.2Vとなる。
【0028】
また、電池の電圧が1個あたり0.75Vに低下して内蔵電池Aまたは内蔵電池Bのどちらかのプラス、マイナスが逆に装着されている場合のD1のアノード側電圧は0.75V+0.75V+0.75V−0.75V=1.5Vになる。マイコンで判定する電圧は、R1が150KΩ、R2が100KΩの場合は、1.5V×{100÷(150+100)}=0.6Vとなる。
【0029】
さらに、電池単体の電圧が1.5Vで電池A・電池Bの両方ともプラス、マイナスが逆に装着された場合のダイオードD1のカソード側電圧は1.5V+1.5V+1.5V+1.5V=6Vになる。マイコン5で判定する電圧は、R1が150KΩ、R2が100KΩであるため、6V×{100÷(150+100)}=2.4Vとなる。
【0030】
さらに、電池単体の電圧が0.75Vで電池AまたはBの両方ともプラス、マイナスが逆に装着された場合のD1のカソード側電圧は0.75V+0.75V+0.75V+0.75V=3Vになる。マイコン5で判定する電圧は、R1が150KΩ、R2が100KΩの場合は、3V×{100÷(150+100)}=1.2Vとなる。
【0031】
このように、内蔵の電池A・Bの少なくとも一方、または両方のプラス、マイナスが逆に装着された場合は0.6V〜2.4Vになるためマイコン5での判定は0.24Vに誤差を加えた所定の電圧以上の電圧になった時は、内蔵の電池A・Bのプラス、マイナスが逆になっていると判定できる。
【0032】
図3において、負荷回路の最低動作電圧が1.5Vで、電池単体の電圧が1.5Vのものを内蔵電池、外付け電池それぞれ2個直列の場合、ダイオードD1が挿入されたままの状態では内蔵電池1の電圧(V)は初期の電圧V1から時間(t)の経過とともに徐々に低下してV2の2.1Vに達すれば負荷回路が動作しなくなるところを、ダイオード短絡回路4の動作により電圧V3の点まで動作することができた。このように本発明の電池逆接判別方法及び電池逆接防止装置によれば、ダイオードD1の電圧降下による電圧ロスをなくし、電池の両端電圧をフルに使用することが出来るため、電池寿命を、たとえば6〜10%改善することが出来る。
【0033】
D1の電圧降下はD1に流れる電流で変わるため、電池残量の精度が悪くなる問題があったが、正常に接続された電源のオン時はD1のアノードとカソードを接続するため、D1の電圧降下によるロスが無くなり、電池残量の精度が良くなる。
【0034】
以上説明したように本実施形態によれば、ダイオードD1を挿入した状態でD1の端子電圧を検出することにより内蔵電池の誤装着が簡単に検出され、内蔵電池が正しく接続されていれば、ダイオード短絡回路4によりダイオードD1を短絡することにより、D1による電圧降下をなくして実質的な電池寿命を伸ばすことができる。
【0035】
なお、上記の実施形態では、外付け電池が正常で、内蔵電池の誤装着を検出するように説明したが、回路接続を内蔵電池と外部電池とを切り替え、外部電池にダイオードD1を直列に接続するようにすれば、内蔵電池(この場合第2の電池となる)が正常である場合に、外付け電池(この場合第1の電池となる)の誤接続があるかどうかを検出することも容易である。
【0036】
また、上記実施形態で説明に用いられた電池の形式とか、抵抗値や電圧値などは、すべて一例であり、これに限定されるものではない。
【産業上の利用可能性】
【0037】
本発明の電池逆接続判別方法および電池逆接続判別装置によれば、外部電池の電圧が高い場合や内蔵電池の逆接続による電池への損傷を防ぎ、また電池の誤接続があれば警告を発したり、回路動作をさせない等機器の安全を確保でき、また電池電圧を有効に利用でき電池寿命を改善できるなど産業上の利用可能性が高いものである。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】本発明の一実施形態における電池逆接続判別装置のブロック図
【図2】同じくその動作フローチャート
【図3】同じく電池逆接続判別装置の動作による内蔵電池の電池寿命の差を示す説明図
【図4】内蔵電池A・Bが正常に装着された時のブロック図
【図5】内蔵電池Aがプラスとマイナスを逆に装着され、内蔵電池Bは正常に装着された時のブロック図
【図6】内蔵電池Bがプラスとマイナスを逆に装着され、内蔵電池Aは正常に装着された時のブロック図
【図7】ダイオードD1を直列に挿入して内蔵電池A・Bが正常に装着された時のブロック図
【図8】ダイオードD1を直列に挿入して内蔵電池Aがプラスとマイナスを逆に装着、内蔵電池Bは正常に装着された時のブロック図
【図9】ダイオードD1を直列に挿入して内蔵電池Bがプラスとマイナスを逆に装着、内蔵電池Aは正常に装着された時のブロック図
【図10】ダイオードD1を直列に挿入した時の負荷回路電圧と内蔵電池電圧の関係を示す説明図
【符号の説明】
【0039】
1 内蔵電池
2 外付け電池
3 電池端子
4 ダイオード短絡回路
5 マイコン
6 表示装置
7 逆接続検出回路
8 DC入力ジャック部
9 充電電流制御回路
10 レギュレータ制御回路
11 負荷回路

【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の電池の正規接続方向に順方向になるよう直列に接続したダイオードと、
前記第1の電池と前記ダイオードの直列回路に並列に接続した第2の電池と、
前記ダイオードの端子間電圧が所定の電圧範囲内であるか否かを検出する逆接続検出回路と、
前記ダイオードの端子間を短絡するダイオード短絡回路とを備え、
前記逆接続検出回路が所定の電圧範囲内であることを検出した場合、前記第1の電池の接続は正しいものと判断し前記ダイオード短絡回路をオンにさせることを特徴とする電池逆接続判別装置。
【請求項2】
前記逆接続検出回路は前記第1の電池の接続は正しいものと判断したときは前記第1の電池と前記第2の電池とによって動作すべき負荷回路が動作状態になるように制御することを特徴とする請求項1記載の電池逆接続判別装置。
【請求項3】
前記逆接続検出回路は電池の接続が正しいか否かを表示する表示装置を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の電池逆接続判別装置。
【請求項4】
前記第1の電池は内蔵電池であり、前記第2の電池は外部電池である請求項1から3のいずれかに記載の電池逆接続判別装置。
【請求項5】
第1の電池の正規接続方向に順方向になるよう直列に接続したダイオードと、
前記第1の電池と前記ダイオードの直列回路に並列に接続した第2の電池と、
前記ダイオードの端子間電圧が所定の電圧範囲内であるか否かを検出する逆接続検出回路と、
前記ダイオードの端子間を短絡するダイオード短絡回路とを用いて、
前記ダイオードの端子間電圧が所定の範囲内であるか否かを検出する検出ステップと、
前記ダイオードの端子間電圧が所定の範囲内である場合は前記第1の電池の接続は正しいと判定する判定ステップと、
前記判定ステップにおいて前記第1の電池の接続は正しいと判定されたときは前記ダイオードの端子間を短絡する短絡ステップとを有することを特徴とする電池逆接続判別方法。
【請求項6】
前記判定ステップにおいて前記第1の電池の接続は正しいと判定されたときに前記第1の電池と前記第2の電池とによって動作すべき負荷回路が動作状態になるように制御するステップを更に有することを特徴とする請求項5記載の電池逆接続判別方法。
【請求項7】
前記判定ステップにおいて前記第1の電池の接続は誤っていると判定されたときにその旨を表示するステップを更に有することを特徴とする請求項5または6に記載の電池逆接続判別方法。
【請求項8】
前記第1の電池は内蔵電池であり、前記第2の電池は外部電池である請求項5から7のいずれかに記載の電池逆接続判別方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2008−301591(P2008−301591A)
【公開日】平成20年12月11日(2008.12.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−143246(P2007−143246)
【出願日】平成19年5月30日(2007.5.30)
【出願人】(000005821)パナソニック株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】