説明

電源装置および通信端末

【課題】比較的大きな交流電流から、小さい直流電流を取得し、駆動用の電池を不要とすることを目的とする。
【解決手段】電動機などに付設され、測定データを送信する通信端末などに備えられる電源装置14であって、交流で動作する通信端末1に接続されている電源線31から交流電流を取得して、当該取得した交流電流の電流値を下げるカレントトランス11と、カレントトランス11から交流電流を取得し、当該取得した交流電流を直流電流に変換して、当該直流電流を通信端末1の本体装置13へ流す整流装置12と、を有する電源装置14を提供することを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電源装置および通信端末の技術に関する。
【背景技術】
【0002】
IT(Information Technology)技術の発展や、ユビキタス社会の到来により、免許不要の特定小電力無線を利用してデータ収集し、設備監視や環境監視をきめ細かく行うシステムが提供されている。このようなシステムは、安全で快適な社会の構築を目的としているものである。
近年の半導体技術によれば、マッチ箱程度の大きさで、特定小電力データ通信端末を構成することができる。これらは、データ収集およびデータ送信を間欠動作とすることで、電池交換なしで最大2〜3年動作可能である。
例えば、特許文献1には、トランシーバ機能を有する携帯データ通信端末機器と、携帯データ通信端末機器用外部入出力装置との間におけるトランシーバ通信により、作業性および作業効率を改善した形態データ通信端末機器およびその外部入出力装置が記載されている。
【0003】
図4は、一般的な特定小電力通信システムの例を示す図である。
図4に示す特定小電力通信システムZ’は、ビル内の換気を行う電動機2の振動や温度を間欠的に測定し、その測定データが特定小電力通信端末1’(電池駆動)によって、監視用パソコン7に収集され、監視用パソコン7によって、収集された測定データが管理されることにより電動機2の予防保全を行うものである。特定小電力通信端末1’から送られた測定データは、中継器であるルータ3およびゲートウェイサーバ5を介して、監視用パソコン7へ送られる。特定小電力通信端末1’、ルータ3およびゲートウェイサーバ5間の通信は、特定小電力通信端末1’および図示しないセンサがマッチ箱程度の大きさで実現できるため、電池駆動(すなわち、直流小電流駆動)とし、電動機2に直接装着することができる。測定データ収集の中継を行うルータ3は、複数の特定小電力通信端末1’からのデータ中継を行うため、一般にAC(Alternating Current)電源4によって駆動される。また、特定小電力通信システムZ’全体のコントロールや、データの収集を行うゲートウェイサーバ5も負荷が重いためAC電源6で駆動される。
【特許文献1】特開2000−261860号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一般的に提供されている特定小電力通信端末を10年使用するとした場合、その間に、3回か4回の電池交換が必要になる。また、特定小電力通信端末が、通信品質の悪い場所に設置され、再送動作の頻度が高い場合、電池寿命は短くなり交換頻度が多くなる。特に、数十個以上の特定小電力データ通信端末を設置した場合、通信品質が低下し、場合によっては毎年電池交換が必要になることもある。
このように、特定小電力データ通信端末は、電池駆動ができ、電源不要なので実験レベルでの使用には便利な面もあるが、常時設置タイプで台数が増えた場合、交換する電池の費用および交換に要する人件費が嵩みメリットが損なわれる。また、電動機や商業用の冷凍機の電源は200Vの3相交流がほとんどで、近くに商用電源(例えば、100V単相交流)がないことが多いため、商用電源から電源をとることもできない。
【0005】
このような背景に鑑みて本発明がなされたのであり、本発明は、比較的大きな交流電流から、小さい直流電流を取得し、駆動用の電池を不要とすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するため、本発明を完成するに至った。すなわち、本発明は、交流で動作する装置に接続されている交流電線から交流電流を取得して、当該取得した交流電流の電流値を下げるカレントトランスと、前記カレントトランスから交流電流を取得し、当該取得した交流電流を直流電流に変換して、当該直流電流を前記装置の駆動部へ流す整流装置と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、比較的大きな交流電流から、小さい直流電流を取得し、駆動用の電池を不要とすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
次に、本発明を実施するための最良の形態(「実施形態」という)について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
【0009】
(システム)
図1は、本実施形態に係る特定小電力通信システムの例を示す図である。
図1において、図4と同様の要素に関しては、同一の符号を付して説明を省略する。
特定小電力通信システムZにおける特定小電力通信端末1(装置または通信端末)は、複数の電動機2に接続されている200V3相交流電線のうちの1本(電源線31)にカレントトランス11を設置し、このカレントトランス11によって、200V交流電流を、電流値の低い交流電流に変換した後、変換した交流電流は、電線15を介して特定小電力通信端末1の本体装置13(駆動部:図2参照)へ送られている。
このような電動機2や商業用の冷凍機は、連続運転されるものであり、その電源は、3相200V電源で、電源電流として数十A程度の電流が常時流れている。そのため、この電源線31の一本にカレントトランスを装着すれば、微小電力を取り出すことができる。
【0010】
(特定小電力通信端末)
図2は、本実施形態に係る特定小電力通信端末の詳細な構成例を示す図である。
図2において、図1と同様の要素に関しては、同一の符号を付して説明を省略する。
特定小電力通信端末1は、図2に示すように本体装置13および電源線31に流れている比較的大きな交流電流から、小さい直流電流を取得して本体装置13へ流す電源装置14を有してなる。また、電源装置14は、カレントトランス11および交流電流を直流電流へ変換する整流装置12を有してなる。
カレントトランス11は、大きな値を有する交流電流を、小さな値を有する交流電流へ変換し、電線15を介して変換した交流電流を整流装置12へ流す機能を有する。カレントトランス11の詳細については、図3を参照して後記する。
整流装置12は、ダイオード1202〜1205からなる整流回路1201、抵抗器1206、シャントレギュレータ1207、抵抗器1208,1209、大容量のキャパシタンス(以下、大容量キャパシタ1210(キャパシタ)と記載)、3端子レギュレータ1211、コンデンサ1212、電池1213およびカレントトランス11からの電流と電池1213からの電流の切り替えを行う電源切替スイッチ1214(切替部)を有してなる。また、符号1215は、図示しない電圧検出センサから得られる電源電圧検出信号、符号1216は、電源切替指令をそれぞれ示す。
【0011】
本体装置13は、入力処理回路1301、A(Analog)/D(Digital)変換回路1302、MPU(Micro Processing Unit)1303、RF(Radio Frequency)変復調送受信回路1305およびアンテナ1306を有してなる。
図示しないセンサにおいて計測された電動機2の測定データは、入力処理回路1301へ送られる。入力処理回路1301は、入力された測定データ(アナログデータ)をA/D変換回路1302へ送る。A/D変換回路1302は、送られた測定データ(アナログデータ)をデジタルデータへ変換して、MPU1303へ送る。MPU1303は、送られた測定データ(デジタルデータ)に対して解析処理などの各種データ処理を行い、RF変復調送受信回路1305へ測定データを送る。RF変復調送受信回路1305は、送られた測定データを無線電送を行うための搬送波に変換し、アンテナ1306を介して搬送波に変換された測定データを発信させる。なお、MPU1303には、本実施形態のようにタイマ1304が備わっていてもよい。このタイマ1304は、後記する間欠通信において利用されるものである。
【0012】
(カレントトランス)
図3は、カレントトランスの機能を説明するための図である。
カレントトランス11は、単相交流電流が流れている電源線31の1本に設置される。このときのトランスとしての結合度をK、電源線31を流れる電源電流をI(A)、カレントトランス11のコア1101の2次巻線1102の巻数をN(回)、2次巻線1102の負荷をRL(Ω)とすると、2次巻線1102の出力電圧(カレントトランス11からの出力電圧)E(V)は、(1)式のように表される。
【0013】
E=K×I×RL/N ・・・ (1)
【0014】
ここで、I=10A、RL=1kΩ、N=2000回、K=1として、(1)式に代入すると、E=1×10×1000/2000=5Vとなる。1kΩの負荷で、5Vであるから、カレントトランス11からの出力電流は、5mAとなる。
【0015】
しかし、特定小電力通信端末1の送信時には、数十から100mAの消費電流が必要となり、送信時に関してはカレントトランス11から提供される電流だけでは不足となる。このため、図2に示すように、整流回路1201中に大容量キャパシタ1210などの大容量のコンデンサを設け、カレントトランス11により得られた電力をこのような大容量のコンデンサに蓄積して、送信時に蓄積した電力を放出することが必要になる。大容量キャパシタ1210の役割の詳細については、後記して説明する。
また、(1)式の両辺を負荷RLで除し、2次電流をIOとすると、2次電流IOは、(2)式のように表される。
【0016】
IO=E/RL=K×I/N ・・・ (2)
【0017】
つまり、カレントトランス11の2次電流は、1次電流が一定であれば、負荷に依存せず一定の電流となる性質を有する。
【0018】
(消費電流について)
次に、図2を参照して特定小電力通信端末1の消費電流を説明する。
ここで、特定小電力通信端末1は、MPU1303に備わっているタイマ1304の機能により、5分周期でデータ処理および伝送を行うものとする。1回のデータ処理、伝送時間を0.1s、送信時の消費電流を100mAとし、安全をみて毎回1回の再送処理を行うものとする。
すると、特定小電力通信端末1の5分間における送信時の平均消費電流は、(100mA×0.1s+100mA×0.1s)/(5分×60s)=67μA となる。
また、データ処理および伝送を行わない時は、待機状態とし消費電流を低減させるが、このときの電流は、周辺回路を含め10μA程度である。すると、5分間における特定小電力通信端末1全体の平均消費電流は77μA程度となる。
【0019】
そして、この回路の駆動に、1500mAhの一次電池を使用すると、電池寿命は、1500mAh/75μA=20,000h≒2.3年となる。また、一般に電池は低温になると著しく性能が低下し、電池寿命が短くなるため、寿命予測が難しい。
【0020】
これに対し、本実施形態における特定小電力通信端末1は、電動機2などの設備の電源線31からカレントトランス11を介して小さな値を有する電流を得ることにより、原則として電池駆動を不要としたところにある。図3で説明したように、10Aの交流電流をカレントトランス11に通した場合、5V、5mA程度の電力が得られる。したがって、これを大容量キャパシタ1210に蓄積しておけば、間欠駆動の場合の瞬時電流を賄い、特定小電力通信端末1を動作させることができる。
【0021】
(特定小電力通信端末の動作)
電動機2の電源線31をカレントトランス11のコア1101を通すことによって得られるカレントトランス11の出力電流は、電線15を介して整流装置12へ導かれ、ダイオード1202〜1205で構成される整流回路1201に導かれる。整流後の電流は、抵抗器1206を介してシャントレギュレータ1207に加えられる。このシャントレギュレータ1207は、抵抗器1208,1209により出力電圧が決定される。ここでは、例えば5Vの出力電圧となるよう抵抗器1208,1209の抵抗値を調節しておくこととする。大容量キャパシタ1210は、例えば最大使用電圧5.5V、静電容量0.047F、内部抵抗20Ω以下のものとする。3端子レギュレータ1211は、自己消費電流が小さく、入出力間の電圧ドロップの小さいものを使用する。電源切替スイッチ1214は、例えば、起動時は安定性のある電池1213で動作し、その後、電源電圧検出信号1215で大容量キャパシタ1210の充電電圧を読み取り、本体装置13が作動していることが確かめられた(すなわち、電源電圧検出信号1215が所定の値以上であると確かめられた)後、MPU1303が電源切替指令1216を電源切替スイッチ1214へ送ることにより、電源切替スイッチ1214が、カレントトランス11による電源へ切り替える動作を行うようにしてもよい。さらに、電源電圧検出信号1215により、停電が検出されたり、電動機2の停止が検出されたときにも、MPU1303が電源切替指令1216を電源切替スイッチ1214へ送ることにより、電源切替スイッチ1214が、電池1213へ切り替える動作を行うようにしてもよい。また、電池1213を設けず、電動機2が停止したらカレントトランス11からの供給電力も停止するので、そのまま特定小電力通信端末1も停止させるようにしてもよい。
この電池1213は、一次電池としたが、電源装置14中に充電回路を設け、蓄電池のような二次電池としてもよい。
【0022】
(大容量キャパシタについて)
次に、カレントトランス11からの電力の蓄積と間欠動作時の電流供給能力に関して説明する。
電動機2の電源電流が一定の時、カレントトランス11の出力電圧値は、その負荷抵抗値で決定される。本実施形態では、負荷回路を抵抗器1206とシャントレギュレータ1207で構成した。前記したようにカレントトランス11の出力電圧5Vは、交流電圧値であるから、これを整流回路1201において整流すると約7Vとなる。そして、シャントレギュレータ1207の出力電圧は5Vに調整されているから、抵抗器1206を400Ωとすると、5mA流れて2Vの電圧降下となり適切な負荷回路が形成される。
【0023】
ただし、大容量キャパシタ1210が充電されていない初期状態では、動作が異なる。初期状態で大容量キャパシタ1210の端子電圧を0Vとし、カレントトランス11に電流が流れ始めたとする。すると、(2)式で示したとおり、カレントトランス11は、負荷抵抗が変わっても電流は変わらない特性を持っているため、大容量キャパシタ1210は、5mAの電流で充電される。
すると、大容量キャパシタ1210が5Vまで充電される時間tは、t=C×V/i=0.047F×5V/5mA=47s となる。
【0024】
次に、5分周期のデータ処理、伝送時の電流供給について以下に説明する。
前記したように伝送時は、カレントトランス11からの供給電力だけでは、電力不足となるため、大容量キャパシタ1210に蓄積したエネルギで電流供給される。まず、大容量キャパシタ1210に蓄積している電荷量Qは、Q=C×V=0.047F×5V=0.235Cとなる。そして、流れ出す電荷量は、前記した1回の再送を含めると、Q=i×t=100mA×0.2s=0.02Cとなる。したがって、大容量キャパシタ1210に残る電荷量は、0.235−0.02=0.215Cとなる。すると、大容量キャパシタ1210の端子電圧は、0.215C/0.047F=4.57Vとなる。また、大容量キャパシタ1210は、内部抵抗が大きく、(この例では20Ω以下)、内部抵抗による電圧降下を考慮する必要がある。20Ωの電圧降下を考慮すると、再送動作終了時点では、4.57V−(100mA×20Ω)=2.57Vとなる。
そして、次の間欠動作までの間に、5Vまで充電されるため、動作が継続される。
また、カレントトランス11は、非接触交流電流計のように、電源線31を挟み込むクランプタイプのものを使用すると設置が容易である。このようにすることで、電源線31を一時的に切断したりすることなく、すなわち電源線31に手を加えることなく必要な電力を取得することができる。
【0025】
本実施形態によれば、電動機2や冷凍機などの温度、湿度、振動などを測定しデータ伝送する特定小電力通信端末1において、このような設備の電源線31からカレントトランス11を用いて微小電力を取り出し、電源供給することができるので、電池交換や、電池切れを心配することなく長期間に渡りデータ監視を行うことができる特定小電力通信端末1を提供できる。
また、太陽電池による発電や、振動による発電や、温度差による発電による電力を電源として用いることが考えられるが、太陽電池では、光が十分に取れるとは限らず、特定小電力通信端末1の駆動に必要な電力を確保できるとは限らない。また、振動や、温度差による発電でも、特定小電力通信端末1の駆動に必要な電力を確保することが困難である。本実施形態によれば、大きな電流が流れている電源線31から、特定小電力通信端末1の駆動に必要な電流を取り出すことができるので、特定小電力通信端末1の駆動に必要な電力を確実に確保することができる。
【0026】
本実施形態では、カレントトランス11を備える電源装置14を、特定小電力通信端末1に備える構成としたが、これに限らず、小さい値を有する直流電流を用いる電子機器に対して、電源装置14を備えてもよい。
また、特定小電力通信端末1は、伝送時に電動機2などからデータを取得してもよいし、常時データを取得し、図示しない記憶装置に取得したデータを蓄積し、伝送時にまとめてデータを送信させてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】本実施形態に係る特定小電力通信システムの例を示す図である。
【図2】本実施形態に係る特定小電力通信端末の詳細な構成例を示す図である。
【図3】カレントトランスの機能を説明するための図である。
【図4】一般的な特定小電力通信システムの例を示す図である。
【符号の説明】
【0028】
1,1’ 特定小電力通信端末(装置または通信端末)
2 電動機
3 ルータ
4,6 AC電源
5 ゲートウェイサーバ
7 監視用パソコン
11 カレントトランス
12 整流装置
13 本体装置(駆動部)
14 電源装置
15 電線
31 電源線
1101 コア
1102 2次巻線
1201 整流回路
1202〜1205 ダイオード
1206,1208,1209 抵抗器
1207 シャントレギュレータ
1210 大容量キャパシタ(キャパシタ)
1211 3端子レギュレータ
1212 コンデンサ
1213 電池
1214 電源切替スイッチ(切替部)
1215 電源電圧検出信号
1216 電源切替指令
1301 入力処理回路
1302 A/D変換回路
1303 MPU
1304 タイマ
1305 RF変復調送受信回路
1306 アンテナ
Z,Z’ 特定小電力通信システム

【特許請求の範囲】
【請求項1】
交流で作動する装置の作動状態を取得する測定装置に電源を供給する電源装置であって、
前記装置の作動用として接続されている交流電線から交流電流を取得して、当該取得した交流電流の電流値を下げるカレントトランスと、
前記カレントトランスで電流値が下げられた交流電流を取得し、当該取得した交流電流を直流電流に変換して、当該直流電流を前記測定装置の駆動部へ流す整流装置と、
を有することを特徴とする電源装置。
【請求項2】
前記電源装置には、電池または蓄電池が接続され、
前記変換された直流電流と、前記電池または蓄電池から得られる直流電流とを、切り替えて前記駆動部へ流すことが可能な切替部を有することを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
【請求項3】
交流で動作する装置からデータを取得し、無線によって前記取得したデータを伝送する通信端末であって、
前記交流で動作する装置に接続されている交流電線から交流電流を取得して、当該取得した交流電流の電流値を下げるカレントトランスと、
前記カレントトランスで電流値が下げられた交流電流を取得し、当該取得した交流電流を直流電流に変換して、当該直流電流を前記通信端末の駆動部へ流す整流装置と、
を有する電源装置を備えることを特徴とする通信端末。
【請求項4】
前記整流装置は、前記カレントトランスから取得され、直流電流に変換された電流から得られる電力を蓄えるキャパシタを有し、
前記データの伝送時に前記キャパシタに蓄えられた電力を用いて、前記データの伝送を行うことを特徴とする請求項3に記載の通信端末。
【請求項5】
前記通信端末は、時間を計測するタイマを有し、
前記タイマから取得した時間情報を基に、所定時間毎に取得したデータを伝送することを特徴とする請求項3に記載の通信端末。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate