説明

電球タイプに基づく調光アルゴリズム

蛍光灯又は白熱電球を調光するために利用される異なるアルゴリズムを有する照明を調光する照明制御回路が提供される。調光する照明のタイプを特定するいくつかの方法は、照明制御回路を制御するために報告し、そして適切なアルゴリズムが選択されて利用される。

【発明の詳細な説明】
【背景技術】
【0001】
この出願は、調光する電球のタイプに依存して異なったアルゴリズムを利用する調光回路を含む照明制御装置に関する。
【0002】
照明制御装置は知られており、調光回路を含むことがある。知られているように、調光回路は、いくつかの方法で電球の光強度を制限する。
【0003】
現代の建築物では、発熱電球と蛍光灯が使用されている。歴史的には、住宅照明には白熱電球がより多く使用されていたが、政府の規制によって蛍光灯が義務付けられている。
【0004】
蛍光灯の光は、白熱電球の光とは異なる。例えば、蛍光灯は、異なった速度で点灯し、他の異なる特性を有している。しかしながら、今日では、照明制御装置は、電球のタイプによって異なるアルゴリズムを利用することはない。
【発明の概要】
【0005】
本発明の一態様において、調光回路が提供され、この調光回路は、電球のタイプによって異なるように調光制御を提供することができる。開示された実施形態においては、蛍光灯が調光されるときに対して、白熱電球が調光されるときに利用される異なる調光アルゴリズムが提供される。
【0006】
本発明のこれら及び他の特徴は、以下の明細書と、次に簡単な説明が続く図面を参照することによって最大に理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】図1は、照明装置の全体の概観を示す。
【図2】図2は、電灯の調光回路の概観を示す。
【図3】図3は、この発明の一つの実施形態の回路を説明するものである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1は、建築物に用いる照明制御回路20を示す。示されているように、複数のスイッチ22A,22B等は、無線接続を介してマルチチャネルレシーバ24と接続している。このレシーバは、EnOcean(エンオーシャン)によって利用可能であり、また、例えばその製造番号RCM130Cによって利用可能である。無線レシーバ及び無線スイッチの使用は、この発明を限定するものではなく、装置の一つの可能な形式としてのみ言及するものである。
【0009】
レシーバ24は、マイクロコントローラ26と接続し、マイクロコントローラ26は、同様に調光回路28と接続している。調光回路28(一つのみが示されている)は、光30A,30B等の強度を制御する。
【0010】
図2は、図1に示される主回路28のような調光回路を概略的に示している。マイクロコントローラ26のようなマイクロコントローラからのパルス幅変調制御は、送出ライン25に供給される電力を制御するために調光回路28に送られる。送出ライン35は、負荷36と接続している。誘導負荷検出回路34も、電源供給ライン35と接続している。調光回路28は、いずれかの適切な回路であればよく、以下に記載するようなものであってもよい。
【0011】
例えば、調光回路の一具体例が、図2に示されている。マイクロコントローラ26は、タイミング部340にタイミング制御信号入力を供給している。一例において、タイミング制御信号は、パルス幅変調制御信号32から構成される。タイミング制御信号は、負荷36に供給される電力量を制御するため、調光部342が電力伝達部344のMOSFETスイッチ346をいつアクティブにするかを制御する。マイクロコントローラ26は、ユーザが選択した設定の内容(例えば、所望の調光レベル)に基づいて、タイミング制御信号をどのように設定するかを決定する。一例では、マイクロコントローラ26は、所望の対応する調光量を達成するため、パルス幅変調入力を供給する既知の方法を利用する。
【0012】
MOSFET346は、一例においては、それぞれのゲート及びソースが十分な電圧に接続され、MOSFET346を動作状態(例えば、オンにする)に設定し、電源356(例えば、交流ライン)からの電力が負荷36に供給されるように設定したときに、既知の逆相制御方式にしたがって動作する。逆相制御例において、MOSFET346は0ボルトにおいてオンにされ、高電圧においてオフにされる。他の例においては、進相制御方式が利用され、MOSFET346は高電圧においてオンにされ、0ボルトにおいてオフにされる。他の例は、ゼロボルト以外でMOSFET346をオンにし、他のゼロボルト以外でオフにすることを含む。
【0013】
調光部342は、電力伝達部344がオンになるときを制御し、したがって、負荷36に供給される電力量を制御する。電球に供給される電力量を制御することは、例えば電球から放出される光の強度を制御することである。
【0014】
この例において、孤立した直流電圧源360は、負荷に電力を供給するために伝導するように設定するため、MOSFET346のゲート及びソースに直接に選択的に接続されている。孤立した直流電圧源360は、付随した浮動接地362を有している。スイッチ364は、マイクロコントローラ326からのタイミング制御信号入力に応答して、動作状態(オン)に入って孤立した直流電源360をMOSFET346に接続する。説明した例において、スイッチ364は、光結合器素子を含んでいる。他の例は、孤立した直流電圧源360をMOSFET346に接続するためのリレースイッチ又はトランス素子を含んでいる。
【0015】
一つの例において、孤立した直流電源360は、12ボルトを供給する。他の例において、低電圧が供給される。孤立した直流電圧源360の電圧は、MOSFET346を飽和領域にオンにするために十分なように選択される。一つの例は、孤立した直流電圧源360が達成できるように孤立した直流直流コンバータを利用することを含む。他の例は、2段トランスを含む。この明細書の利益を享受する当業者は、特定の実施形態における孤立した直流電圧源を含むためにどのような部品が最適かを理解するであろう。
【0016】
説明した例は、MOSFET346のゲート及びソースに到達する電圧を制御する電圧制御部品を含んでいる。説明した例は、抵抗366,368及びツェナーダイオード370を含んでいる。抵抗366は、ターンオン速度すなわちMOSFET346をオンにするのに要する時間を設定する。抵抗366,368は、ターンオフ速度すなわちMOSFET346をオフにする時間を設定する。一つの例において、抵抗368は、MOSFET346のターンオフ時間を有効に設定するように、抵抗366と比較して十分に高い抵抗を有している。ターンオン時間及びターンオフ時間を設定することにより、MOSFET346の振動を防止し、MOSFET346が線形動作領域に長く留まりすぎた場合に発生する熱を防止することができる。
【0017】
ツェナーダイオード370は、全電圧にわたって例えば電圧スパイク及びノイズからMOSFETを遮蔽する保護を提供する。ツェナーダイオード370は、既知の方法によってMOSFETのゲート及びソース入力に供給される電圧をダイオード逆ブレークダウン電圧以下に維持するように構成されている。一つの例は、ウェナーダイオードを含まない。
【0018】
開示された例による一つの利益は、MOSFETが全交流サイクル間に整流器を要することなく完全に制御されるということである。この開示された例は、MOSFETを制御するためのRC回路及び整流器に頼った他のものに比べてより有効な回路配置である。
【0019】
誘導負荷センサ回路は、必ずしも調光回路に組み込まれることを必要としない。このような回路が含まれると、一つが含まれるといずれの種類の誘導負荷センサもあり得る。一つの信頼できる回路は、下記の通りである。
【0020】
調光回路の出力35は、負荷36に向かって伝わる。負荷36は、電気送出端子に照明器具のプラグが差し込まれるものでもよい。また、負荷は、配線されたものであってもよい。誘導負荷センサは、負荷が照明器具以外であるときを決定する。このような場合、調光を停止することが望ましい。
【0021】
一組のダイオード450,452(TVS)は、負荷36と並列にライン480条に位置する。TVS450は、好ましくは、低電圧限界が満たされるまでの高インピーダンスを有する。低電圧限界は、5ボルトのオーダーであるが、他のいずれの電圧も利用される。TVS452は、より高い電圧限界がみたされるまでの高インピーダンスを有し、例えば数百ボルトのオーダーである。繰り返すと、特定の電圧はこの発明では限定されないが、一つの実施形態では、120ボルトの交流電力についは200ボルトの領域であろう。
【0022】
負荷36からの戻りアップストリームを受けた電圧スパイクがない限り、出力447を介した電源の調光は正常に動作する。ライン480は、電源を有効にクランプする。掃除機のモーターのような誘導負荷が負荷36にプラグで差し込まれると、負荷が「調光」されるときに戻りEMFパルスが発生し、電圧スパイクを生成する。
【0023】
電圧スパイクがTVS450及びTVS452の電圧限界の和を超えるとき、TVS450の値の電圧は、信号回路のダウンストリームに、光結合器454及び抵抗463を介して供給される。キャパシタ456と抵抗458の目的は、ローパスフィルタを提供することである。抵抗463、抵抗458及びキャパシタ456は一緒に、出力インダクタライン460への出力にわたる字定数制御を提供する。抵抗461は、電流を制限するために提供される。
【0024】
TVSダイオード450からの電圧は、抵抗463に接続され、ライン460上の信号を生成する。
【0025】
箱340内の例に示されるように、ライン460は、抵抗465,467の交点に戻り接続されることができる。しかしながら、これは、信号が出力ライン460に供給されたときに電力が出力447に供給されるように調光回路をオフにすることを達成する一つの方法に過ぎない。調光を停止するためにライン460上の信号を用いる他のいずれの方法も利用することができる。
【0026】
負荷36は、配線された照明ソケット、又はプラグで照明器具を受け入れる電気差込口であってもよい。上述したように、現代の照明において、白熱電球はしばしば利用されるが、蛍光灯もそうである。マイクロコントローラ26は、白熱電球と蛍光灯の調光を制御する個別の制御スキームを有する。したがって、電球検出回路38は、負荷36の電球タイプを検出することができる。電球検出回路38の出力は、ライン40からマイクロコントローラ26に進む。
【0027】
一つの提案された調光制御において、他のタイプに対して一つのタイプの電球を調光するためにソフトウェアにおける異なった制御アルゴリズム及びパラメータが利用されることができる。例として、蛍光灯であることが特定されると、パルス幅変調信号は、開始電圧及びエネルギーが電球を始動するのに十分高いように制御されることができる。また、ソフトオン及びソフトオフを達成するため、時定数パラメータの異なった組が必要とされることがあるが、これは、蛍光灯は、発熱電球と比べると、長い始動時間と、一つの照明レベルから他の光レベルに変化するのに長い時間を必要とするからである。例えば、蛍光灯のソフト光について、照明レベルは許容される最低レベルに少なくともある期間(例えば1秒)維持されることができ、その後ソフトオンが開始される。ソフトオン及びソフトオフ間の各照明レベルの時定数は、比較的短い(例えば16ms以上)。蛍光灯の各種ブランドは、推奨最小エネルギーを有することがあり、最低レベルより低い調光は勧められない。したがって、例として、パルス幅変調電圧は、低レベル(例えば22%)まで調光により下げられるのみことがある。
【0028】
典型的には、調光される照明アセンブリは、その安定器を含む蛍光灯を含んでいる。しかしながら、安定器は、この発明の制御回路に組み込まれることもできる。
【0029】
図3に示されるように、一つの例の電球検出回路38は、キャパシタ42に並列に配置された抵抗44及び抵抗46を含んでいる。ダイオード48は、正電圧のみがRC回路を通って流れることを保証している。光結合器50は、RC回路からの信号を下流の送出ライン140及び制御部126に接続するために示されている。抵抗52は、送出ライン140から分岐して配置されている。制御部126及び負荷136は、図2の実施形態に示されるように同一の負荷36,26であってもよい。しかしながら、本発明は、負荷136が存在するか、短絡されているかどうかを検出するように動作する。したがって、図2の電球以外の負荷は、回路38の利益を享受するであろう。すなわち、回路38が電球検出回路と称される一方、電球のタイプを検出することよりさらなる利益を有する。さらに、負荷136に設けられる抵抗も、回路38を利用してかなり正確に測定することができる。この抵抗測定は、いずれの適用例でも利用することができる。
【0030】
電球のタイプを特定するために回路38を使用することをここで説明する。電球のタイプは、その抵抗によって区別される。抵抗は、RC回路の放電時間測定に言い換えることができる。図2の調光回路のような多くの適用例では、回路が動作している間、電流及び抵抗を直接に測定することは困難であり、実施することは高価となる。
【0031】
負荷136の電球のタイプを決定するため、低電圧で、30のようなパルス幅変調入力によって制御されるものが、負荷に適用される。その電圧は、短時間T(T>R44*C42)であって、蛍光灯がこの電圧では全く始動しないように低いものが適用される。適用される電圧は、やがてオフとされ、キャパシタ42は放電を開始する。抵抗46の抵抗値は、抵抗44の抵抗値よりかなり大きく(例えばR42>10*R44)、抵抗44の抵抗値は通常は数キロオーム程度である。
【0032】
負荷が白熱電球なら、R46>>R44及びR白熱<<R44であるので、放電時間はほぼR44*C42に等しい。
【0033】
負荷が蛍光灯であるか又は負荷がないなら、放電時間はほぼR46*C42である。始動していない蛍光灯の入力抵抗はR46よりかなり大きいので、このことが正しい。時定数所定レベル又は閾値をR44*C42及びR46*C42間に設定すると、回路は白熱電球が負荷136に受け入れられたかどうかを特定することができる。信号は下流に光結合器を介して制御部126に流れる。
【0034】
白熱電球が示唆されないと、次のステップは、全く負荷がないのか又は蛍光灯が負荷136にあるのかを決定することである。
【0035】
電圧が、再度パルス幅変調信号30によって負荷に適用される。この電圧は、蛍光灯が点灯するように十分に高い電圧であり十分に長く適用される。適用される電圧は、ピーク値で遮断され、キャパシタ42が放電を開始する。負荷がないなら、放電時定数はほぼR46*C42である。負荷に蛍光灯があるなら、蛍光灯が低電圧入力のために再び停止するまでR44を介してC42はかなり速く放電する。そして、C42はR46を介して放電する。したがって、この場合の全体の放電時間は、R46*C42よりかなり短い。R46*C42に近い時定数閾値を設定することにより、負荷にあるのが開放回路か蛍光灯であるかを特定することができる。
【0036】
光結合器及び抵抗52は、放電時間測定をパルス幅変調出力信号に読み替える。測定精度は、抵抗42に並列に高抵抗R(例えばR>10*R46)を接続することによって増加させることができる。
【0037】
一つの回路が開示されたが、電球検出の何れの方法及び回路も本発明の範囲内にある。さらに、電球検出回路は電球のタイプを検出するために利用されたが、使用者は、図1の200に概略的に示されるように、マイクロコントローラ回路26に接続された電球のタイプを特定するために利用することもできる。これに代わって、より高機能の電球が電球のタイプをコントローラに報告することもあるであろう。
【0038】
短絡回路検出は、次の内容にまとめられるであろう。負荷が短絡されると、キャパシタ42が充電されることはなく、回路が短絡された時点でキャパシタ42が初期電圧を有していると、抵抗44を介して放電される。電圧が負荷に適用されると、最大遅延R44*C42の後で送出ライン140には論理ハイが現れる。時定数R44*C42にわたって電圧を負荷に適用した後にそのような信号が見られないと、短絡回路と特定することができる。保護される部品が短絡回路による損傷を受けるような期間より時定数が短く、MOSFETのような電子部品が有効に保護されるように、R44及びC42値を選択する。
【0039】
ダイオードが光結合器50にあり、ダイオード48は正電圧サイクルを検出するために示され、回路はダイオードの方向を逆にすることによって負電圧サイクルを検出するために備えることもできる。
【0040】
回路38のような回路は、電球検出の他の目的のため、抵抗の測定に利用することもできる。同様に、負荷136にあるものとは独立に、回路38は何れの回路の適用においても短絡回路の存在を特定することができる。
【0041】
抵抗測定の方法として、この回路は、直接の抵抗測定を実施するのが困難であるか高価である場合に、間接的な測定を提供する。一般的な短絡回路の検出器として、応答時間は、高速応答ヒューズなどよりかなり速い。この方法は、直接測定や電流監視が困難であるか高価であったり、短絡回路に対する応答時間が非常に高速でなければならない状況において、広い適用を有するであろう。一例は、調光回路におけるようなMOSFET短絡回路であろう。高速応答ヒューズでさえも、短絡回路が存在する際に、MOSFETを保護するためにはしばしば遅すぎる。いずれの短絡回路検出でも、制御部は、回路又はそのいずれかの部分を保護するために電源を遮断することができる。
【0042】
さらに、本発明は、蛍光灯及び白熱電球の調光制御のために開示されるが、他の電球タイプもこの発明の教示を利用することができる。例として、LEDを利用する電球が、最近開発されている。この出願及び請求範囲で利用される「電球」という用語は、単体の、又は配列したLEDにも拡張される。
【0043】
この出願の実施形態が開示されたが、この技術分野の当業者は、この発明の範囲内の一定の変更を認識するであろう。この理由で、以下の請求範囲は、この発明の真の範囲と内容を決定するために検討されなければならない。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
付随した電球を調光する調光回路と、
前記電球の調光を制御し、前記電球のタイプによってその電球を調光するのに利用する少なくとも2つの異なるアルゴリズムを提供する制御手段と
を有する照明制御回路。
【請求項2】
前記制御手段は、白熱電球を調光する少なくとも第1アルゴリズムと、蛍光灯を調光する少なくとも第2アルゴリズムとを有する請求項1記載の照明制御回路。
【請求項3】
前記調光回路は、前記電球を調光するためにパルス幅変調信号を利用する請求項2記載の照明制御回路。
【請求項4】
前記第2アルゴリズムにおいて、前記パルス幅変調信号の開始電圧及びエネルギーは、前記電球を始動するのに十分高い請求項3記載の照明制御回路。
【請求項5】
ソフトオン及びソフトオフの少なくとも一つが利用され、前記第1及び第2アルゴリズムには異なった時定数制御パラメータが設定された請求項4記載の照明制御回路。
【請求項6】
前記第2アルゴリズムにおいて、照明レベルは、少なくともソフトオンが開始される前の期間にわたって低レベルに維持される請求項5記載の照明制御回路。
【請求項7】
前記パルス幅変調信号は、前記第2アルゴリズムにおける特定の低レベルにのみ調光する電圧を有する請求項6記載の照明制御回路。
【請求項8】
電球検出回路は、調光する電球のタイプを報告し、前記制御手段が適切なアルゴリズムを選択する請求項1記載の照明制御回路。
【請求項9】
スイッチが、調光する電球のタイプを特定するために利用される請求項1記載の照明制御回路。
【請求項10】
電球が、前記制御手段に調光する電球のタイプを報告する請求項1記載の照明制御回路。
【請求項11】
(1)調光する電球のタイプを検出し、
(2)第1タイプの照明が検出されると、調光を制御する第1アルゴリズムを適用し、
(3)第2タイプの照明が検出されると、調光を制御する第2アルゴリズムを適用する
電球調光方法。
【請求項12】
前記第1アルゴリズムは、白熱電球を調光するのに利用され、前記第2アルゴリズムは、蛍光灯を調光するのに利用される請求項11記載の電球調光方法。
【請求項13】
前記調光回路は、前記電球を調光するためにパルス幅変調を利用する請求項12記載の電球調光方法。
【請求項14】
前記第2アルゴリズムにおいて、前記パルス幅変調信号の開始電圧及びエネルギーは、前記電球を始動するのに始動するのに十分高い請求項13記載の電球調光方法。
【請求項15】
ソフトオン及びソフトオフの少なくとも一つが利用され、前記第1及び第2アルゴリズムには異なった時定数制御パラメータが設定された請求項14記載の電球調光方法。
【請求項16】
前記第2アルゴリズムにおいて、照明レベルは、少なくともソフトオンが開始される前の期間にわたって低レベルに維持される請求項15記載の電球調光方法。
【請求項17】
前記パルス幅変調信号は、前記第2アルゴリズムにおける特定の低レベルにのみ調光する電圧を有する請求項16記載の電球調光方法。
【請求項18】
調光する電球のタイプを報告する電球検出回路によって前記検出が発生し、前記制御手段が適切なアルゴリズムを選択する請求項11記載の電球調光方法。
【請求項19】
調光する電球のタイプを特定するために利用されるスイッチにより前記検出が発生する請求項11記載の電球調光方法。
【請求項20】
前記制御手段に調光する電球のタイプを報告する電球によって前記検出が発生する請求項11記載の照明制御回路。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公表番号】特表2010−530608(P2010−530608A)
【公表日】平成22年9月9日(2010.9.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−513308(P2010−513308)
【出願日】平成20年5月30日(2008.5.30)
【国際出願番号】PCT/US2008/065247
【国際公開番号】WO2008/156991
【国際公開日】平成20年12月24日(2008.12.24)
【出願人】(503322205)マスコ コーポレイション (8)
【Fターム(参考)】