説明

面状発熱体及びその製造方法

【課題】ミラーの裏面に取り付けられる自己温度制御型の面状発熱体において、良好な晴れ性能を実現し、かつ長期にわたり良好な発熱性能が得られるようにする。
【解決手段】ベースフィルム21と、ベースフィルム21上にアルミニウム箔がパターニングされて形成された電極22,23と、電極22,23表面に形成された導電性皮膜24と、導電性皮膜24を介して電極22,23を覆うように形成されたPTC発熱体膜25とを備える。導電性皮膜24はフェノール樹脂もしくはエポキシ樹脂に導電性材料が混練された構成とされる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は例えば自動車のサイドミラー等のミラーの裏面に取り付けられて、ミラーの霜取り、曇り止めに使用される自己温度制御型の面状発熱体及びその製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
自動車のサイドミラーには視界を妨げる霜や露を徐去するため、ミラーの裏面に面状発熱体を貼り付け、加熱により霜や露を除去する方法が広く採用されている。この面状発熱体には高価な温度制御装置を必要としない正温度特性(PTC特性)を有する自己温度制御型の面状発熱体が通常、使用されている。
【0003】
自己温度制御型の面状発熱体は一般にポリエステルフィルム等よりなるベースフィルム上に銀粉を主体とした導電性ペーストをスクリーン印刷等により印刷して主電極と櫛歯状電極とよりなる電極パターンを形成した後、加熱硬化させて電極を形成し、次に電極を覆うように自己温度制御特性を有する発熱体膜(以下、PTC発熱体膜と言う)を形成して製造される。PTC発熱体膜は例えばポリエチレン等の結晶性樹脂とカーボンブラック等を混練したもので、樹脂の軟化温度あるいは融点付近で抵抗値が上昇するPTC特性を有するものである。
【0004】
図3はこのようにして製造される面状発熱体の一構成例を示したものであり、図3中、11はベースフィルムを示し、12,13は一対の電極を示す。電極12,13はそれぞれ主電極12a,13aと櫛歯状電極12b,13bとよりなり、両電極12,13の櫛歯状電極12b,13bは図3に示したように、互いに噛み合うように配置されている。両電極12,13を覆うように形成されるPTC発熱体膜は両電極12,13間に位置して電流流路を構成する部分が発熱する。図3中、ハッチングを付した部分はPTC発熱体膜の発熱部14を示す。
【0005】
面状発熱体にはさらに外部との電気的接続用の端子が取り付けられ、ミラーへの取り付けに必要な両面テープが貼り付けられる。図3中、15は端子のかしめ止めに使用されるはとめを示す。端子は図3では隠れて見えないが、このはとめ15が位置する面と反対面に位置している。
【0006】
ところで、このような面状発熱体では、電極の電流容量を十分確保することが重要である。万一、電流容量不足となった場合は、電極が異常発熱し、発煙、発火に至る可能性がある。
【0007】
電極の電流容量は電極材料の比抵抗、膜厚、幅で決まる。銀電極は樹脂材料をバインダーとして銀粉を混合分散したものであるため、銀粉をより多く混合することにより比抵抗を下げることが可能であるが、銀粉が多すぎるとペーストとしての流動性が失われ、印刷不能となる。また、膜が脆くなり、クラックが発生するなどの問題がある。従って、比抵抗は0.5×10−4Ω・cm程度が限界であり、金属そのものの比抵抗には及ばないのが現状である。
【0008】
一方、膜厚の増大は材料コストの増大を招くため、通常、電極材料、膜厚は変更せず、電極パターンの幅で電流容量を確保するといったことが行われている。この場合、自動車のサイドミラーでは通常13.5Vの電圧が印加され、3A〜7A程度の電流が流れるため、銀電極の主電極の幅は10mm〜20mm程度必要となる。電極部分は発熱しないため、ミラーに付着した霜や露をとる場合、この電極部分に霜や露が残り、視界を妨げることになり、良好な晴れ性能(ミラーにおいてx分後にミラー面積のyパーセントの霜や露をなくす性能)が得られないことになる。
【0009】
一方、このような銀電極に替え、電極材料としてアルミニウム箔を用いることがある(例えば、特許文献1参照)。アルミニウム箔の比抵抗は0.03×10−4Ω・cm程度と銀電極の10分の1以下であり、例えば銀電極の膜厚を極力比抵抗を下げるために20μm〜30μmとし、アルミニウム箔の厚さを一般的に入手しやすい10μm程度とした場合でも、電極幅を3分の1から5分の1程度に縮小することができ、これにより霜や露が残り、視界を妨げるといった問題を解消することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
【特許文献1】特開2007−18989号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
このように比抵抗の小さいアルミニウム箔は熱伝導性においても優れ、面状発熱体の電極として好適な一面を有するものの、アルミニウム箔の表面は酸化し易く、酸化によりPTC発熱体膜との界面抵抗が徐々に増大し、PTC発熱体膜との界面の導電性が低下してしまうといった問題がある。
【0012】
電極とPTC発熱体膜との導電性が低下すると、所望の発熱量が得られず、ヒータ性能の低下を招く。また、例えば部分的に導電性が低下してしまうと、発熱分布異常となり、発煙、焼損に至る危険性がある。
【0013】
このような問題の対策として、アルミニウム箔表面に銀やニッケル等のめっきを施すことにより導電性の低下を防止することは可能であるが、非常に高価なものとなってしまうため、実用性に欠ける。
【0014】
一方、アルミニウム箔の表面を機械的あるいは化学的に研磨し、PTC発熱体膜との接触面積を増やすことで導電性を向上させるといったことも行われているが、長期間の使用において導電性を満足するものは得られていない状況にある。
【0015】
この発明の目的はこのような状況に鑑み、アルミニウム箔を電極に用いることで良好な晴れ性能が得られるようにし、さらに酸化によるアルミニウム箔のPTC発熱体膜との界面抵抗の増大を抑制し、導電性の低下を抑制することができるようにして、長期にわたり良好な発熱性能が得られるようにした面状発熱体及びその製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0016】
請求項1の発明によれば、ミラーの裏面に取り付けられる自己温度制御型の面状発熱体は、ベースフィルムと、ベースフィルム上にアルミニウム箔がパターニングされて形成された電極と、電極表面に形成された導電性皮膜と、導電性皮膜を介して電極を覆うように形成されたPTC発熱体膜とを備え、導電性皮膜はフェノール樹脂もしくはエポキシ樹脂に導電性材料が混練された構成とされる。
【0017】
請求項2の発明では請求項1の発明において、導電性皮膜の比抵抗がPTC発熱体膜の比抵抗の2.5分の1乃至2500分の1とされ、導電性皮膜の膜厚が5μm乃至70μmとされる。
【0018】
請求項3の発明によれば、ミラーの裏面に取り付けられる自己温度制御型の面状発熱体の製造方法は、片面にホットメルト接着剤が塗布されたアルミニウム箔をベースフィルムに熱接着する工程と、熱接着されたアルミニウム箔を型抜きして電極パターンを形成する工程と、電極パターン上に端子部を除いて導電性皮膜を印刷・加熱硬化して形成する工程と、導電性皮膜を介して電極パターンを覆うようにPTC発熱体膜を形成する工程とを含み、導電性皮膜の形成に、フェノール樹脂もしくはエポキシ樹脂に導電性材料が混練された材料を用いる。
【0019】
請求項4の発明によれば、ミラーの裏面に取り付けられる自己温度制御型の面状発熱体の製造方法は、片面にホットメルト接着剤が塗布されたアルミニウム箔をベースフィルムに熱接着する工程と、熱接着されたアルミニウム箔表面に端子部を除いて導電性皮膜を印刷形成する工程と、導電性皮膜を予備硬化後、導電性皮膜及びアルミニウム箔を一括型抜きして電極パターンを形成する工程と、導電性皮膜を本硬化後、電極パターンを覆うようにPTC発熱体膜を形成する工程とを含み、導電性皮膜の形成に、フェノール樹脂もしくはエポキシ樹脂に導電性材料が混練された材料を用いる。
【発明の効果】
【0020】
この発明によれば、アルミニウム箔を電極として用いることにより、電流容量を十分確保しながら電極幅を狭くすることができる。よって、良好な晴れ性能を得ることができる。
また、アルミニウム箔の表面に導電性皮膜を設けることにより、アルミニウム箔とPTC発熱体膜との界面の導電性の低下を抑制することができ、これにより長期にわたり良好な発熱性能を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】この発明による面状発熱体の構成概要を説明するための断面図。
【図2】この発明による面状発熱体の一実施形態の構成を示す平面図。
【図3】面状発熱体の従来構成例を示す平面図。
【発明を実施するための形態】
【0022】
この発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1はこの発明による面状発熱体の断面構造の概要を示したものであり、図2は図1に示した断面構造を有する面状発熱体の平面構成を示したものである。
【0023】
ポリエステルフィルム等よりなるベースフィルム21上に一対の電極22,23が形成される。電極22,23はそれぞれ主電極22a,23aと櫛歯状電極22b,23bとよりなり、アルミニウム箔がパターニングされて形成されている。両電極22,23の櫛歯状電極22b,23bは図2に示したように互いに噛み合うように配置されている。アルミニウム箔によって電極22,23を形成したことにより、主電極22a,23aの幅は図2に示したように狭くすることができる。
【0024】
電極22,23の表面には導電性皮膜24が形成され、この導電性皮膜24を介して電極22,23を覆うようにPTC発熱体膜25が形成されている。図2中、ハッチングを付した部分はPTC発熱体膜25の発熱部26を示す。導電性皮膜24は図1に示したように端子部(端子27取り付け用のはとめ28が位置する部分)を除く部分に形成される。
【0025】
PTC発熱体膜25は例えばポリエチレン等の結晶性樹脂にカーボンブラック等を混練して形成したPTC発熱体ペーストを印刷することによって形成される。
【0026】
導電性皮膜24はフェノール樹脂もしくはエポキシ樹脂に導電性材料を混練した導電性ペーストを印刷することによって形成される。これらフェノール樹脂やエポキシ樹脂をバインダー樹脂として用いることにより、アルミニウム箔よりなる電極22,23との良好な接着性・密着性を得ることができる。導電性材料としてはカーボンブラックとグラファイト粉末が混練される。なお、カーボンブラック及びグラファイト粉末に替えて、銀粉やニッケル粉等の金属粉を用いることもできる。
【0027】
導電性皮膜24の比抵抗はPTC発熱体膜25の比抵抗の2.5分の1から2500分の1の範囲に選定され、また導電性皮膜24の膜厚は5μmから70μmの範囲に選定される。導電性皮膜24の膜厚がこの範囲よりも厚い場合は導電性皮膜24自体が発熱し、所望のヒータ特性が得られなくなる。
【0028】
電極22,23の表面に導電性皮膜24を形成する方法としては、スクリーン印刷やロールコーティングを用いることができる。スクリーン印刷では膜厚5〜30μm程度、ロールコーティングでは膜厚30μm以上の導電性皮膜24を得るのに適する。
【0029】
導電性皮膜24の形成方法としては、片面にホットメルト接着剤を塗布したアルミニウム箔をベースフィルム21に熱接着し、アルミニウム箔を刃型で型抜きして電極パターンを形成した後、電極パターン上に導電性皮膜24を印刷する方法と、型抜き前のアルミニウム箔表面に導電性皮膜24を印刷し、予備硬化(60℃〜100℃、5分〜10分)後、刃型でアルミニウム箔と共に一括型抜きする方法とがある。
【0030】
上記のようにして、ベースフィルム21上に電極22,23、導電性皮膜24及びPTC発熱体膜25を形成した後、端子27が取り付けられ、さらにミラーへの取り付け用の両面テープ29が貼り付けられる。
【0031】
端子27の取り付けは、はとめ28を使用して行われる。端子27はL字状の金具とされ、そのL字の一辺27aがはとめ28によってかしめ止めされる。L字の一辺27aには穴27bが2つ形成されており、はとめ28の2つのかしめ部28aが電極22(23)、ベースフィルム21に形成された穴を挿通し、端子27の穴27bを挿通してその先端がかしめられる。端子27はベースフィルム21側に取り付けられ、これと反対のPTC発熱体膜25上に両面テープ29が貼り付けられる。
【0032】
以下、各種実施例の詳細及び環境試験を行った結果について説明する。
【実施例1】
【0033】
ホットメルト接着剤付きアルミニウム箔をポリエステルフィルムよりなるベースフィルム21に熱接着した後、アルミニウム箔を刃型で型抜きし、電極パターン(電極22,23)を形成した。続いてフェノール樹脂にカーボンブラック及びグラファイト粉末を混練した導電性ペーストを電極22,23上にスクリーン印刷し、加熱硬化(150℃、5〜10分)させて導電性皮膜24を形成した。導電性皮膜24の膜厚は10μmとした。この時の導電性皮膜24の比抵抗は0.2Ω・cmであった。次に、PTC発熱体ペースト(比抵抗50Ω・cm)を印刷してPTC発熱体膜25を形成し、通電用の端子27を取り付け、両面テープ29を貼り付けて面状発熱体を完成させた。一対の端子27間の抵抗値を測定したところ、19.9Ωであった。
【0034】
この面状発熱体を60℃,90〜95%RHの高温高湿状態に放置し、72時間後の抵抗値を測定したところ、1.04倍と初期状態とほぼ変わらない抵抗値であった。
また、同仕様の試料に対し、−30℃と+80℃を繰り返す温度サイクル試験を実施した。5サイクル後の抵抗値は初期状態の0.98倍となり、ほとんど変化は見られなかった。
【実施例2】
【0035】
実施例1と同様に電極パターン及び導電性皮膜24を形成した。実施例2では導電性皮膜24の比抵抗は0.02Ω・cmと20Ω・cmとし、膜厚は共に10μmとした。PTC発熱体ペースト(比抵抗50Ω・cm)を印刷し、実施例1と同様の工程を経て面状発熱体を完成させた。端子27間の抵抗値はそれぞれ15.8Ωと31.0Ωであった。
【0036】
この面状発熱体を実施例1と同様の高温高湿状態に放置し、72時間後の抵抗値を測定した。抵抗値測定結果は1.02倍と1.05倍となり、初期状態とほぼ変わらない値であった。
また、同仕様の試料に対し、実施例1と同様の温度サイクル試験を実施した。5サイクル後の抵抗値を測定したところ、0.95倍と0.93倍となり、ほとんど変化は見られなかった。
【実施例3】
【0037】
実施例1と同様に電極パターン及び導電性皮膜24を形成した。実施例3では導電性皮膜24の膜厚を5μmと70μmとし、比抵抗は共に0.2Ω・cmとした。PTC発熱体ペースト(比抵抗50Ω・cm)を印刷し、実施例1と同様の工程を経て面状発熱体を完成させた。端子27間の抵抗値はそれぞれ16.52Ωと15.64Ωであった。
【0038】
この面状発熱体に対し、実施例1と同様の温度サイクル試験を実施した。5サイクル後の抵抗値を測定したところ、0.98倍と1.02倍となり、ほとんど変化は見られなかった。
【0039】
[比較例]
実施例1と同様にアルミニウム箔の電極パターンを形成した。導電性皮膜は形成せず、PTC発熱体ペースト(比抵抗50Ω・cm)を印刷し、実施例1と同様に面状発熱体を完成させた。端子27間の抵抗値は45.5Ωであった。
【0040】
この面状発熱体を実施例1と同様の高温高湿状態に放置し、72時間後の抵抗値を測定したところ、2.61倍に変化していた。
また、同仕様の試料に対し、実施例1と同様の温度サイクル試験を実施した。5サイクル後の抵抗値は1.36倍に変化していた。
【0041】
上述した試験結果より、この発明による面状発熱体によれば、アルミニウム箔よりなる電極の、PTC発熱体膜との界面の導電性の低下が抑制されていることがわかる。
【符号の説明】
【0042】
11 ベースフィルム 12,13 電極
12a,13a 主電極 12b,13b 櫛歯状電極
14 発熱部 15 はとめ
21 ベースフィルム 22,23 電極
22a,23a 主電極 22b,23b 櫛歯状電極
24 導電性皮膜 25 PTC発熱体膜
26 発熱部 27 端子
27a 一辺 27b 穴
28 はとめ 28a かしめ部
29 両面テープ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ミラーの裏面に取り付けられる自己温度制御型の面状発熱体であって、
ベースフィルムと、
前記ベースフィルム上にアルミニウム箔がパターニングされて形成された電極と、
前記電極表面に形成された導電性皮膜と、
前記導電性皮膜を介して前記電極を覆うように形成されたPTC発熱体膜とを備え、
前記導電性皮膜はフェノール樹脂もしくはエポキシ樹脂に導電性材料が混練された構成とされていることを特徴とする面状発熱体。
【請求項2】
請求項1記載の面状発熱体において、
前記導電性皮膜の比抵抗が前記PTC発熱体膜の比抵抗の2.5分の1乃至2500分の1とされ、前記導電性皮膜の膜厚が5μm乃至70μmとされていることを特徴とする面状発熱体。
【請求項3】
ミラーの裏面に取り付けられる自己温度制御型の面状発熱体の製造方法であって、
片面にホットメルト接着剤が塗布されたアルミニウム箔をベースフィルムに熱接着する工程と、
前記熱接着されたアルミニウム箔を型抜きして電極パターンを形成する工程と、
前記電極パターン上に、端子部を除いて導電性皮膜を印刷・加熱硬化して形成する工程と、
前記導電性皮膜を介して前記電極パターンを覆うようにPTC発熱体膜を形成する工程とを含み、
前記導電性皮膜の形成に、フェノール樹脂もしくはエポキシ樹脂に導電性材料が混練された材料を用いることを特徴とする面状発熱体の製造方法。
【請求項4】
ミラーの裏面に取り付けられる自己温度制御型の面状発熱体の製造方法であって、
片面にホットメルト接着剤が塗布されたアルミニウム箔をベースフィルムに熱接着する工程と、
前記熱接着されたアルミニウム箔表面に、端子部を除いて導電性皮膜を印刷形成する工程と、
前記導電性皮膜を予備硬化後、前記導電性皮膜及びアルミニウム箔を一括型抜きして電極パターンを形成する工程と、
前記導電性皮膜を本硬化後、前記電極パターンを覆うようにPTC発熱体膜を形成する工程とを含み、
前記導電性皮膜の形成に、フェノール樹脂もしくはエポキシ樹脂に導電性材料が混練された材料を用いることを特徴とする面状発熱体の製造方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2013−73807(P2013−73807A)
【公開日】平成25年4月22日(2013.4.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−212424(P2011−212424)
【出願日】平成23年9月28日(2011.9.28)
【出願人】(000220033)東京コスモス電機株式会社 (26)
【Fターム(参考)】