説明

高所作業用台車

【課題】 清浄な環境を汚染させず、また強い磁場の環境を乱さずに高所作業を行う。
【解決手段】 作業者が搭乗して高所で作業を行うためのステージ1と、このステージ1を台車上に支持して昇降させるマスト3と、マスト3を支持して走行させる移動台車2との組立体を有している。マスト3は、大小異径の金属シリンダーを内外同心状に入れ子式に伸縮可能に組合され、高圧空気供給源から各シリンダー内に送気された空気圧を受けて伸長し、シリンダー内から脱気して収縮させるものである。マストを構成する大小異径の金属シリンダーには、非磁性体の金属パイプを用いている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、高所作業、特に半導体製造工場のような清浄環境での使用に適した高所作業用台車に関する。
【背景技術】
【0002】
高所の設備工事,内装工事,メンテナンスなどの作業は、通常昇降式の高所ステージが用いられる。このような高所ステージは、通常、台車上に、昇降可能に設置されたマストと、マストを伸縮させてステージを昇降させる上下駆動装置と、マスト上に支えられたステージとを装備したものである。
高所作業用台車は、作業者がステージに搭乗し、操作盤を扱って上下駆動装置によりマストを伸縮駆動し、ステージを所定の高さ位置に調整して作業が行われる。台車の種類によっては、ステージ上で作業者が操作レバーを扱って台車を運転し、作業地点にも移動できる形式のものも用いられている。
【0003】
このような目的に使用される高所作業用台車の上下駆動装置には、通常の場合油圧シリンダー装置が用いられていた。また、マストには、大小異径の鉄シリンダーを入れ子式に多段に組合わせた伸縮可能なものが用いられる。ところで、高所の設備工事,内装工事,メンテナンスなどの作業は、屋内,屋外を問わないが、例えば半導体製造工場のような高度の清浄雰囲気を維持しなければならないような環境下の建物内で高所工事を行う場合には、建物内に持ち込まれる機器類には、環境が汚染されないような配慮が要求される。つまり、半導体製造工場のような高度の清浄雰囲気に維持されている環境の中に油圧式の上下駆動装置を装備した高所作業用台車が持ち込まれたときには、油圧シリンダー内から漏出するオイルのミストによって、引火の危険だけでなく、環境が汚染される虞がある。
【0004】
また、半導体の製造工程中には、強い磁界中で行われる作業があり、このような強磁場の環境の中に鉄製のマストを備えた高所作業用台車が持ち込まれると、作業環境や、作業台車が電磁的な影響を受けるという問題がある。
【特許文献1】特許公開平5−330797
【特許文献2】特許公開2005−350240
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
解決しようとする問題点は、鉄製のマストや、マストの伸縮によるステージの上下駆動に油圧式の駆動装置が用いられた高所作業用台車は、半導体製造工場のような清浄な環境や、強磁場に保持されている特殊な環境の下では使用できないという点である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、マストの伸縮によるステージの上下駆動に空気式の駆動装置を用い、マストには、ステンレスなどの非磁性体金属シリンダーを入れ子式に用いた点を最も主要な特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明の高所作業用台車によれば、マストの伸縮によるステージの上下駆動に空気式の駆動装置を用いるため、清浄環境内の空気を給気してステージの上下駆動装置を運転でき、排気はそのまま清浄環境内に戻すことが可能となり、半導体製造工場のような高度の清浄雰囲気に維持されている半導体製造現場の作業環境であっても、その環境を汚染することがない。また、マストには、ステンレスなどの非磁性体金属シリンダーを用いたため、強い磁場の中でも電磁的な影響を受けることがない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
清浄な環境を汚染させず、また強い磁場の環境を乱さずに高所作業を行うという目的を、マストの伸縮によるステージの上下駆動に空気式の駆動装置を用い、マストには、ステンレスなどの非磁性体金属シリンダーを用いることによって実現した。
【実施例1】
【0009】
以下に本発明による高所作業用台車の実施例を図によって説明する。
図1において、本発明による高所作業用台車は、作業者が搭乗して高所で作業を行うためのステージ1と、このステージ1を台車2上に支持して昇降させるマスト3と、タイヤあるいはクローラを装備し、マスト3を支持して走行させる移動台車2と、台車2とステージ1間をつなぐ多段のはしご4との組立体から構成されているものである。もっともこのような構成は従来から一般に使用されている高所作業用台車にも用いられる共通の構成である。
【0010】
なお、マスト3及びはしご4は伸縮可能であり、マスト3は、金属シリンダーを入れ子式に同心上に多段に組合せたものである。図2に、マスト3を縮めてステージ1を下降させた状態を示す。ステージ1を下降させたときに、マストは内外同心上に格納され、はしご4は、多段に内外に重ねあわされてマスト3の側方に格納される。図3にマスト3と、マスト3を伸縮させる上下駆動操作装置5との関係を示す。
【0011】
図3において、マスト3は、大小異径の金属シリンダー3a,3b,3c・・・・を内外同心状に入れ子式に組合せ、最外周に位置するシリンダー3fの下端を台車2の上面に固定された台座6に支え、最内周に位置するシリンダー3aの上端をステージ1に連結したものである。この実施例において、マスト3は大小異径の金属シリンダーを内外6段に組合せた例を示している。以下の説明では、第1段を最内周のシリンダー3a、第6段を最外周のシリンダー3fとして区別し、その間にシリンダー3b〜3eが順に組み合わされている例を説明するが、本発明は勿論シリンダーを内外6段に組合せる例に限定されるものではない。
【0012】
最内周の第1段のシリンダー3aは、その上端に空気送出入口7を有し、この空気送出入口7が上下駆動装置の駆動源となる高圧空気供給源(図示略)につながり、第2段から第6段までのシリンダー3b〜3fは、それぞれのシリンダーの下端において、第1段のシリンダー3aに連通し、最外周の第6段シリンダー3fの外周と台座6との間はシール8によって気密に保たれている。本発明においてマスト3には、非磁性体の金属シリンダー、例えばオーステナイト系ステンレスを主体とした金属シリンダーを用い、シール8に接するシリンダーの摺動部分には、かじりを防止するため、黄銅を用いている。
【0013】
また、内外各段のシリンダーの上端間は、スペーサーとなるシール8にて相互に摺動可能に封止されて内外各段のシリンダーは、内周側のシリンダーの外周面を摺動面とするピストンとシリンダーとの関係になっている。なお、はしご4は、図1に示すように各段のシリンダーのシール8と一体に形成されたフランジ部分9にそれぞれ長さが異なるブラケット10を張出し、それぞれのブラケット10の外端に各段のシリンダーに相当する長さのはしご部分4a,4b,4c,・・・をそれぞれ吊り下げて最上段のはしご部分4aから最下段のはしご部分4fに渡って連続した「はしご」4が形成されるようにしたものである。マスト3を縮めたときには、図2に示すように各段のはしご部分は4a,4b,4c・・・は内外多層に折り畳まれる。
【0014】
図3において、マスト3の上下駆動操作装置5は、各段のシリンダー内に送気する空気配管12を有し、空気配管12の送気側管路は、台車2上のリール28にまかれたエアホース11に接続され、各段のシリンダーに通じる送出入管路12bは、マスト3の最内周のシリンダーである第1段のシリンダー3aの上端の空気送出入口7に開口されている。図4に空気配管12の例を示す。
【0015】
図4において、空気配管12には、送排気の手動切替弁13を備え、その送気側管路12aにはエアフィルタ14,圧力制御弁15,リュブリケータ16などが取り付けられ、各段のシリンダーに通じる送出入管路12bには、マスト3の伸長時の速度調整弁17と、マスト3の収縮時の速度調整弁18が接続され、更に手動切替弁13から外気に通じる排気側管路12cにはミストセパレータ19とサイレンサ20とが接続されている。
【0016】
図5に各段のシリンダーの上端を塞ぐシール8に開口した給排気口の構造を示す。図5において、シール8は、互いに隣接する内外のシリンダー間の隙間を塞ぐとともに、内外シリンダー間を一定間隔に保って相互に摺動可能に支えるスペーサである。各段のシール8には給排気口21が形成されている。図5,6においては、内側のシリンダーを3i、外側のシリンダーを3oとして区別している。シリンダー3b〜3fの内相対的に内側に位置するシリンダーが(3i)、外側に位置するシリンダーが(3o)の意味である。
【0017】
給排気口21は、内外シリンダー3i,3o間の隙間を外部(大気中)に連通させる孔であり、給排気口21には、呼吸用配管22が接続され、その吸気側管路22aには、エアフィルタ23と、リュブリケータ24と、逆止弁25とが接続され、排気側管路22bにはミストセパレータ26と逆止弁27とが接続されている。
【0018】
本発明において、半導体製造工場のような清浄空間での高所作業を行うときには、作業箇所に台車2を移動させて定位置に据付け、ついでエアホース11を高圧空気供給源(図示略)に接続する。作業者は、ステージ1上に搭乗し、上下駆動操作装置5の手動切替弁13を扱って、送気側管路12aを各段のシリンダーに通じる送出入管路12bに連通させ、高圧空気源より送り込まれた高圧空気を最内周のシリンダー(第1段のシリンダー3a)内に向けて送入する。送気側管路12a内には、空気は圧力制御弁15によって制御された圧力で流入し、まず、エアフィルタ14で浄化され、リュブリケータ16から潤滑油の供給をうけ、そのミストをともなって、送出側管路12bに流入し、速度制御弁17にて予め定められた速度で第1段のシリンダー3a内に圧入される。第1段のシリンダー3aは上端から圧入された空気の圧力で持ち上げられる。
【0019】
この結果、第1段のシリンダー3aと第2段のシリンダー3b間に隙間が生じ、この隙間を通じて第1段のシリンダー3a内の空気は第2段のシリンダー3b内に流入し、その空気圧で第2段のシリンダーが持ち上げられる。さらに、第2段のシリンダー3bと第3段のシリンダー3c間に形成された隙間を通じて空気が第3段のシリンダー3c内に圧入され、第3段のシリンダー3cが持ち上げられる。各段のシリンダーが順次持ち上げられるに際しては、リュブリケータ16から供給された潤滑油によって、各シリンダーの相互が円滑に摺動して順次持ち上げられる。
【0020】
以下この順に第4,第5,第6段のシリンダーが持ち上げられて最終的に図1に示すようにマスト3は最大長に達する。マスト3が最大長の高さに達したときに、ステージ1の上昇は停止するが、安全のため、その後も常時高圧空気の圧力を各段のシリンダー内に作用させる。一方、マスト3が最大長の高さに達する以前には、各段のシリンダーを順次上昇させるにしたがって、図5に示す内外のシリンダー3i,3o間の隙間内には負圧が生じるが、この隙間内の負圧によって、図6(a)に示すように呼吸用配管22の吸気側逆止弁25が開いて外気が配管内に吸引され、吸引された空気は、リュブリケータ24内の潤滑油をともなって給排気口21から内外シリンダー3i,3o間の隙間に流入してシリンダーを円滑に摺動させる。
【0021】
高所作業に必要な資材,機器類は、台車2とステージ1とをつなぐはしご4を用いてステージ1に運び上げる。次に作業が終了してステージ1を下降させるときには、上下駆動操作装置5の手動切替弁13を排気側に切り替えると、ステージ1はその自重によって伸長した各段のシリンダーを内層側から順次押し縮め、図4に示すように各段のシリンダー内の空気は空気配管12の排気側管路12cを流れ、ミストセパレータ19を経て空気中の潤滑油が除去され、ついでサイレンサ20で消音されて環境の大気中に排気される。
【0022】
なお、ステージ1の下降速度の調整は(収縮時)速度調整弁18を扱って行われる。一方各段のシリンダーの下降に伴って各段のシリンダー間の隙間は高圧となり、この圧力によって図6(b)に示すように呼吸用配管22の排気側の逆止弁27が開かれ、内外のシリンダー3i,3o間の空気はシール8の給排気口21を通して空気管路に流出し、ミストセパレータ26で空気中の潤滑油を除去してクリーンな排気として環境中に放散される。
【0023】
以上のように本発明は、ステージ1の昇降駆動に空気圧を用い、ステージ1の上昇は、圧縮空気供給源から送りこまれた高圧空気を最内周に位置させた第1段のシリンダー3a内に上方から送り込み、その空気圧をもって各段のシリンダー3b,3c…の順に内周側のシリンダーから外周のシリンダーを順次押し上げることによって行い、ステージ1の下降は、シリンダー内の空気を排気することによって、自重で各段のシリンダーをその外周側のシリンダー内に格納しつつ、マストを押し縮めて下降させるものであり、ステージ1の上昇,下降時には、内外のシリンダーを支えるシール8の給排気口21を通してシリンダー間の隙間に空気を強制吸入あるいは排気することによって、内外のシリンダー間に生じる負圧或いは高圧による抵抗を軽減できる。
【0024】
また吸気時には、リュブリケータ内からの潤滑油を供給してシリンダーの内壁に噴霧するため、その潤滑作用でシリンダーとシール8との接触面間のすべりをよくして円滑に上下でき、また、排気時にはミストセパレータによって、潤滑油のミストを空気中から除去して大気中に放出するため、環境を汚染することがない。また、シリンダーには、非磁性体金属を用いることによって、強い磁界が作用する環境においても問題が生じない。
【産業上の利用可能性】
【0025】
ステージの昇降駆動源に空気圧を用いるため、油圧を用いた場合のように環境を汚染することがなく、また、油漏れによる引火のおそれがない。高所作業場所に既存の空気源がある場合には、その空気源を活用することによって、新たな動力源を必要としない。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1】本発明による高所作業台車の1実施例を示すもので、シリンダーを伸長させてステージを上昇させた状態の側面図である。
【図2】シリンダーを収縮させステージを下降させた状態の側面図である。
【図3】シリンダー内に送気して伸長させる状態を示す図である。
【図4】シリンダー内へ送気,排気する空気管路を示す図である。
【図5】内外のシリンダー間に吸気,排気する空気配管を示す図である。
【図6】(a)は、内外のシリンダー間に吸気する状態を示す図、(b)は内外のシリンダー間より排気する状態を示す図である。
【符号の説明】
【0027】
1 ステージ
2 台車
3 マスト
4 はしご
5 上下駆動操作装置
6 台座
7 空気送出入口
8 シール
9 フランジ部分
10 ブラケット
11 エアホース
12空気配管
12a 送気側管路
12b 送出入管路
12c 排気側管路
13 手動切替弁
14 エアフィルタ
15 圧力制御弁
16 リュブリケータ
17,18 速度調整弁
19 ミストセパレータ
20 サイレンサ
21 給排気口
22 呼吸用配管
22a 吸気側管路
22b 排気側管路
23 エアフィルタ
24 リュブリケータ
25,27 逆止弁
26 ミストセパレータ
28 リール

【特許請求の範囲】
【請求項1】
作業者が搭乗して高所で作業を行うためのステージと、このステージを台車上に支持して昇降させるマストと、マストを支持して走行させる移動台車との組立体を有する高所作業用台車であって、
マストは、大小異径の金属シリンダーを内外同心状に入れ子式に伸縮可能に組合され、高圧空気供給源からシリンダー内に送気された空気圧を受けて伸長し、シリンダー内から脱気して収縮させるものであることを特徴とする高所作業用台車。
【請求項2】
マストの最外周に位置するシリンダーの下端は台車の上面に固定された台座に支えられ、最内周に位置するシリンダーの上端をステージに連結され、
最内周に位置するシリンダーは、その上端に空気送出入口を有し、この空気送出入口が高圧空気供給源につながり、
内外各段のシリンダーの上端間は、給排気口を有するシールにて相互に摺動可能に封止され、
相対的に外周に位置するシリンダーは、ステージの上昇時に相対的に内側に位置するシリンダーが持ち上げられたときにシリンダーの下端において連通する隙間を通じて順次空気力の作用を受けて持ち上げられ、ステージの下降時には、ステージの自重により、空気が排気されて相対的に内周側のシリンダーを受け入れ、
前記シールの給排気口は、シリンダー内への空気、排気の際に生ずる圧力変化に応じて外気を吸入あるいは排気して内外のシリンダー間の隙間に生じる負圧或いは高圧による抵抗を軽減させるものであることを特徴とする請求項1に記載の高所作業用台車。
【請求項3】
前記ステージは、上下駆動操作装置を搭載し、
上下駆動操作装置は、各段のシリンダー内に送気する空気配管を有し、空気配管は、手動切替弁にて管路が切り替えられる送気側管路と、送出入管路と、排気側管路とを有し
送気側管路は、台車上のリールに巻かれたエアホースに接続され、エアホースを通じて供給される高圧空気を送出入管路に供給するものであり、
エアホースは、ステージの上昇時にリールから繰り出され、ステージの下降時にはリールに巻き取られるものであり、
送出入管路は、最内周に位置するシリンダー空気送出入口に接続され、ステージの送気側管路内から供給された空気をシリンダー内に供給し、ステージの下降時には、シリンダー内の空気を排気するものであり、
排気側管路は、送出入管路から送り出された排気を外気中に排出するものであることを特徴とする請求項2に記載の高所作業用台車。
【請求項4】
前記送気側管路はリュブリケータを有し、排気側管路はミストセパレータを有し、
リュブリケータは、シリンダー内に供給される高圧空気中に潤滑油を供給して各シリンダー間の摺動を円滑にするものであり、
ミストセパレータは、シリンダー内から大気中に排気される高圧空気中の潤滑油を除去するものであることを特徴とする請求項3に記載の高所作業用台車。
【請求項5】
前記シールの給排気口は呼吸用配管に接続され、
呼吸用配管は、その吸気側管路には、エアフィルタと、リュブリケータと、逆止弁とが接続され、排気側管路にミストセパレータと逆止弁とが接続され、吸気側管路の逆止弁は、内外のシリンダー間の隙間が負圧のときに開き、エアフィルタをとおして外気を導入し、
リュブリケータは、シリンダーの動きを円滑にさせるため、外気から導入された空気中に潤滑油を混入させるものであり、
排気側管路の逆止弁は、内外のシリンダー間の隙間が高圧のときに開き、ミストセパレータを通してシリンダー内の空気を外気に逃がし、
ミストセパレータは、シリンダー内から外気に逃げる空気中に含まれる潤滑油を捕捉させるものであることを特徴とする請求項2に記載の高所作業用台車。
【請求項6】
前記マストを構成する大小異径の金属シリンダーは、非磁性体の金属パイプであることを特徴とする請求項1又は2に記載の高所作業用台車。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2007−197176(P2007−197176A)
【公開日】平成19年8月9日(2007.8.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−19198(P2006−19198)
【出願日】平成18年1月27日(2006.1.27)
【出願人】(591251522)ネッコー株式会社 (2)
【Fターム(参考)】