(−)−O−デスメチルベンラファキシンを含む固形物およびそれらの使用
様々な状態および疾病の治療、予防および管理に有用な化合物を含む固形物を本明細書に記載する。詳細には、本発明は、情動障害、例えばうつ病、双極性および躁病性障害、注意欠陥障害、注意欠陥多動性障害、パーキンソン病、癲癇、脳機能障害、肥満および体重増加、失禁、痴呆症および関連疾患をはじめとする(しかし、これらに限定されない)状態および疾患の治療、予防および管理に有用性を有する(−)−O−デスメチルベンラファキシン(その塩を含む)を含む固形物を提供する。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I)の立体異性体的に純粋な化合物の塩酸塩の結晶形:
【化4】
【請求項2】
立体異性体的に純粋な(−)−O−デスメチルベンラファキシン塩酸塩の結晶形。
【請求項3】
立体異性体的に純粋な(−)−1−[2−(ジメチルアミノ)−1−(4−ヒドロキシフェニル)エチル]シクロヘキサノール塩酸塩の結晶形。
【請求項4】
水を含有する、請求項1、2または3に記載の結晶形。
【請求項5】
Form Aである、請求項4に記載の結晶形。
【請求項6】
水の(−)−O−デスメチルベンラファキシン塩酸塩に対するモル比が、およそ1対1である、請求項5に記載の結晶形。
【請求項7】
水が、サンプルの総質量の約4%と約8%の間の量で存在する、請求項5に記載の結晶形。
【請求項8】
約25℃から約110℃に加熱したとき、サンプルの総質量の約4%と約8%の間の熱重量分析重量損失を有する、請求項4に記載の結晶形。
【請求項9】
約50℃と約125℃の間の開始温度を有する示差走査熱分析吸熱を有する、請求項4に記載の結晶形。
【請求項10】
約50℃と約125℃の間の脱水温度を有する、請求項4に記載の結晶形。
【請求項11】
21.35°2θの近傍位置にX線粉末回折ピークを示す、請求項4に記載の結晶形。
【請求項12】
14.48、19.05および22.96°2θの近傍位置にX線粉末回折ピークを示す、請求項11に記載の結晶形。
【請求項13】
水または水を含む溶媒混合物から前記式(I)の化合物の塩酸塩を晶出させることによって得られる、請求項5に記載の結晶形。
【請求項14】
(−)−O−デスメチルベンラファキシンの塩酸塩のForm Bから調製される、請求項4に記載の結晶形。
【請求項15】
請求項1に記載の結晶形と医薬的に許容される希釈剤、賦形剤または担体とを含む医薬組成物。
【請求項16】
請求項4に記載の結晶形と医薬的に許容される希釈剤、賦形剤または担体とを含む医薬組成物。
【請求項17】
前記結晶形が、純粋な形である、請求項15または16に記載の医薬組成物。
【請求項18】
うつ病の治療、予防または管理方法であって、請求項17に記載の医薬組成物の治療または予防有効量をそのような治療、予防または管理が必要なヒトに投与することを含む方法。
【請求項19】
立体異性体的に純粋な(−)−O−デスメチルベンラファキシン塩酸塩の量が、ラセミベンラファキシンの投与に関連した有害作用を引き起こすには不十分である、請求項18に記載の方法。
【請求項20】
疼痛の治療、予防または管理方法であって、請求項17に記載の医薬組成物の治療または予防有効量をそのような治療、予防または管理が必要なヒトに投与することを含む方法。
【請求項21】
前記疼痛が、慢性疼痛である、請求項20に記載の方法。
【請求項22】
立体異性体的に純粋な(−)−O−デスメチルベンラファキシン塩酸塩の量が、ラセミベンラファキシンの投与に関連した有害作用を引き起こすには不十分である、請求項20または21に記載の方法。
【請求項23】
不安の治療、予防または管理方法であって、請求項17に記載の医薬組成物の治療または予防有効量をそのような治療、予防または管理が必要なヒトに投与することを含む方法。
【請求項24】
立体異性体的に純粋な(−)−O−デスメチルベンラファキシン塩酸塩の量が、ラセミベンラファキシンの投与に関連した有害作用を引き起こすには不十分である、請求項23に記載の方法。
【請求項25】
前記不安が、強迫性障害である、請求項23に記載の方法。
【請求項26】
失禁の治療、予防または管理方法であって、請求項17に記載の医薬組成物の治療または予防有効量をそのような治療、予防または管理が必要なヒトに投与することを含む方法。
【請求項27】
立体異性体的に純粋な(−)−O−デスメチルベンラファキシン塩酸塩の量が、ラセミベンラファキシンの投与に関連した有害作用を引き起こすには不十分である、請求項26に記載の方法。
【請求項28】
前記失禁が、大便失禁、溢流性尿失禁、受動失禁、反射性尿失禁、腹圧性尿失禁、切迫尿失禁、または運動性尿失禁である、請求項26に記載の方法。
【請求項29】
立体異性体的に純粋な(−)−O−デスメチルベンラファキシン塩酸塩が、静脈内注入により、経皮送達により、または錠剤もしくはカプセルとして経口的に投与される、請求項18、20、23または26に記載の方法。
【請求項30】
投与される量が、1日あたり約10mgから約1000mgである、請求項29に記載の方法。
【請求項31】
投与される量が、1日あたり約50mgから約500mgである、請求項29に記載の方法。
【請求項32】
投与される量が、1日あたり約75mgから約300mgである、請求項29に記載の方法。
【請求項1】
式(I)の立体異性体的に純粋な化合物の塩酸塩の結晶形:
【化4】
【請求項2】
立体異性体的に純粋な(−)−O−デスメチルベンラファキシン塩酸塩の結晶形。
【請求項3】
立体異性体的に純粋な(−)−1−[2−(ジメチルアミノ)−1−(4−ヒドロキシフェニル)エチル]シクロヘキサノール塩酸塩の結晶形。
【請求項4】
水を含有する、請求項1、2または3に記載の結晶形。
【請求項5】
Form Aである、請求項4に記載の結晶形。
【請求項6】
水の(−)−O−デスメチルベンラファキシン塩酸塩に対するモル比が、およそ1対1である、請求項5に記載の結晶形。
【請求項7】
水が、サンプルの総質量の約4%と約8%の間の量で存在する、請求項5に記載の結晶形。
【請求項8】
約25℃から約110℃に加熱したとき、サンプルの総質量の約4%と約8%の間の熱重量分析重量損失を有する、請求項4に記載の結晶形。
【請求項9】
約50℃と約125℃の間の開始温度を有する示差走査熱分析吸熱を有する、請求項4に記載の結晶形。
【請求項10】
約50℃と約125℃の間の脱水温度を有する、請求項4に記載の結晶形。
【請求項11】
21.35°2θの近傍位置にX線粉末回折ピークを示す、請求項4に記載の結晶形。
【請求項12】
14.48、19.05および22.96°2θの近傍位置にX線粉末回折ピークを示す、請求項11に記載の結晶形。
【請求項13】
水または水を含む溶媒混合物から前記式(I)の化合物の塩酸塩を晶出させることによって得られる、請求項5に記載の結晶形。
【請求項14】
(−)−O−デスメチルベンラファキシンの塩酸塩のForm Bから調製される、請求項4に記載の結晶形。
【請求項15】
請求項1に記載の結晶形と医薬的に許容される希釈剤、賦形剤または担体とを含む医薬組成物。
【請求項16】
請求項4に記載の結晶形と医薬的に許容される希釈剤、賦形剤または担体とを含む医薬組成物。
【請求項17】
前記結晶形が、純粋な形である、請求項15または16に記載の医薬組成物。
【請求項18】
うつ病の治療、予防または管理方法であって、請求項17に記載の医薬組成物の治療または予防有効量をそのような治療、予防または管理が必要なヒトに投与することを含む方法。
【請求項19】
立体異性体的に純粋な(−)−O−デスメチルベンラファキシン塩酸塩の量が、ラセミベンラファキシンの投与に関連した有害作用を引き起こすには不十分である、請求項18に記載の方法。
【請求項20】
疼痛の治療、予防または管理方法であって、請求項17に記載の医薬組成物の治療または予防有効量をそのような治療、予防または管理が必要なヒトに投与することを含む方法。
【請求項21】
前記疼痛が、慢性疼痛である、請求項20に記載の方法。
【請求項22】
立体異性体的に純粋な(−)−O−デスメチルベンラファキシン塩酸塩の量が、ラセミベンラファキシンの投与に関連した有害作用を引き起こすには不十分である、請求項20または21に記載の方法。
【請求項23】
不安の治療、予防または管理方法であって、請求項17に記載の医薬組成物の治療または予防有効量をそのような治療、予防または管理が必要なヒトに投与することを含む方法。
【請求項24】
立体異性体的に純粋な(−)−O−デスメチルベンラファキシン塩酸塩の量が、ラセミベンラファキシンの投与に関連した有害作用を引き起こすには不十分である、請求項23に記載の方法。
【請求項25】
前記不安が、強迫性障害である、請求項23に記載の方法。
【請求項26】
失禁の治療、予防または管理方法であって、請求項17に記載の医薬組成物の治療または予防有効量をそのような治療、予防または管理が必要なヒトに投与することを含む方法。
【請求項27】
立体異性体的に純粋な(−)−O−デスメチルベンラファキシン塩酸塩の量が、ラセミベンラファキシンの投与に関連した有害作用を引き起こすには不十分である、請求項26に記載の方法。
【請求項28】
前記失禁が、大便失禁、溢流性尿失禁、受動失禁、反射性尿失禁、腹圧性尿失禁、切迫尿失禁、または運動性尿失禁である、請求項26に記載の方法。
【請求項29】
立体異性体的に純粋な(−)−O−デスメチルベンラファキシン塩酸塩が、静脈内注入により、経皮送達により、または錠剤もしくはカプセルとして経口的に投与される、請求項18、20、23または26に記載の方法。
【請求項30】
投与される量が、1日あたり約10mgから約1000mgである、請求項29に記載の方法。
【請求項31】
投与される量が、1日あたり約50mgから約500mgである、請求項29に記載の方法。
【請求項32】
投与される量が、1日あたり約75mgから約300mgである、請求項29に記載の方法。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図50】
【図51】
【図52】
【図53】
【図54】
【図55】
【図56】
【図57】
【図58】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図50】
【図51】
【図52】
【図53】
【図54】
【図55】
【図56】
【図57】
【図58】
【公表番号】特表2010−519300(P2010−519300A)
【公表日】平成22年6月3日(2010.6.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−550930(P2009−550930)
【出願日】平成20年2月21日(2008.2.21)
【国際出願番号】PCT/US2008/002379
【国際公開番号】WO2008/103461
【国際公開日】平成20年8月28日(2008.8.28)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.Linux
2.WINDOWS
【出願人】(595166778)セプラコール・インコーポレイテッド (6)
【氏名又は名称原語表記】Sepracor Inc.
【Fターム(参考)】
【公表日】平成22年6月3日(2010.6.3)
【国際特許分類】
【出願日】平成20年2月21日(2008.2.21)
【国際出願番号】PCT/US2008/002379
【国際公開番号】WO2008/103461
【国際公開日】平成20年8月28日(2008.8.28)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.Linux
2.WINDOWS
【出願人】(595166778)セプラコール・インコーポレイテッド (6)
【氏名又は名称原語表記】Sepracor Inc.
【Fターム(参考)】
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