説明

1,2−ジアミノ−3−メチルシクロヘキサン及び/又は1,2−ジアミノ−4−メチルシクロヘキサンの製造方法

2,3−及び/又は3,4−ジアミノトルエンと水素との、高圧及び高温でのロジウム含有不均一触媒の存在下での反応による、1,2−ジアミノ−3−メチルシクロヘキサン及び/又は1,2−ジアミノ−4−メチルシクロヘキサンの製造方法において、2,3−及び/又は3,4−ジアミノトルエン、溶媒であるジアルキルエーテル及び/又は脂環式エーテル及びアンモニアを含有する混合物を、オートクレーブ中に前記触媒の存在下に装入し、引き続き水素の供給下で水素化する、1,2−ジアミノ−3−メチルシクロヘキサン及び/又は1,2−ジアミノ−4−メチルシクロヘキサンの製造方法。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
発明の詳細な説明
本発明は、2,3−及び/又は3,4−ジアミノトルエンと水素との、高圧かつ高温でのロジウム含有不均一触媒の存在下での反応による、1,2−ジアミノ−3−メチルシクロヘキサン及び/又は1,2−ジアミノ−4−メチルシクロヘキサンの製造方法に関する。
【0002】
1,2−ジアミノメチルシクロヘキサン、即ち1,2−ジアミノ−3−メチルシクロヘキサン及び1,2−ジアミノ−4−メチルシクロヘキサンは、重要な出発物質であり、特にエポキシ樹脂のための硬化剤(架橋剤)の製造のために重要な出発物質である(文献:例えばUS-A-4,321,354及びJ.W. Muskopf et al. Ullmann’s Encyclopedia of Industrial Chemistry, 6版, 12巻, 285〜303頁中の"Epoxy Resins")。
【0003】
前記特許文献では、芳香族ジアミンの核水素化が詳細に、4,4′−メチレンジシクロヘキシルアミン(PACM)への4,4′−メチレンジアニリン(MDA)を例として記載されている。この際、トルエンジアミン及びこの水素化はしばしば一般的に共に言及される。
【0004】
例示的にこれに関して次の特許権が挙げられる:
US-A-3,450,759 , CA-B-892 636 (両者共にMobay Chem. Comp.), US-A-3,636,108 (DuPont), DE-A-2 132 547 (BASF AG), JP-A-5 921 6852 (Nippon Kayaku), US-A-4,960,941, US-A-5,026,914 (両者共にAir Products), US-A-5,214,212 (Olin Corp.), US-A-5,981,801 (Korea Institute of Technology), US-A-5,973,207 (Air Products), US-A-6,075,167 (Olin Corp.), US-A-1,229,021 (Air Products)。
【0005】
オルト置換されたトルエンジアミン(2,3−及び3,4−ジアミノトルエン)の水素化は、この際明確には記載されない。
【0006】
特許公報US-A-3,450,759では、メタ−トルエンジアミン(2,4−/2,6−トルエンジアミン)の水素化は、オルト−トルエンジアミンの事前の分離後に初めて可能になることが教示され、というのもこれは触媒毒として作用するからである。これは、隣接するアミノ官能基を有するこの化合物が、キレート錯体を活性金属と共に形成し、これにより触媒表面が不可逆的にカバーされるということに起因する。
【0007】
特許公報US-A-5,973,207では、Air Productsにより、少量のオルト−トルエンジアミンの事前の分離無しのメタ−トルエンジアミンの改善された水素化プロセスが記載される。
【0008】
ビシナルなトルエンジアミンの水素化の最初の明確な記載は、Air Products 2002 により特許公報US-A-6,429,338(均等物:EP-A-1 329 446)で開示された。これによれば、3つの重要な特徴部を関連させることにより前記ジアミンの水素化が達成される:
a)Rh触媒の使用
b)C412−ジアルキルエーテルの溶媒としての使用、及び
c)トルエンジアミンが水素化の間にゆっくりとオートクレーブ中に供給されるセミバッチ式操作の使用。
【0009】
この際欠点は、水素化すべき物質の供給、即ちセミバッチ式操作であってよい。前記操作については、バッチ式操作と比べて高まった装置技術的及び/又は測定−及び制御技術的出費が関連している可能性があり、例えば加熱した反応器及び/又はトルエンジアミンのための加熱した計量供給導入部である。
【0010】
本発明に基づく課題は、1,2−ジアミノ−メチルシクロヘキサンの改善した経済的な製造方法を見出すことであった。ジアミン、1,2−ジアミノ−3−メチルシクロヘキサン及び/又は1,2−ジアミノ−4−メチルシクロヘキサンはこの際、高い収量、特に空時収量、選択率、純度及び/又は着色品質で生じることが望ましい。
[空時収量は、生成物量/(触媒容積・時間)′(kg/(l kat・h))及び/又は、生成物量/(反応器容積・時間)′/(kg/(l Reaktor・h))で挙げられる]。
【0011】
これに応じて、2,3−及び/又は3,4−ジアミノトルエンと水素との、高圧及び高温でのロジウム含有不均一触媒の存在下での反応による、1,2−ジアミノ−3−メチルシクロヘキサン及び/又は1,2−ジアミノ−4−メチルシクロヘキサンの製造方法において、2,3−及び/又は3,4−ジアミノトルエン、溶媒であるジアルキルエーテル及び/又は脂環式エーテル及びアンモニアを含有する混合物を、オートクレーブ中に前記触媒の存在下に装入し、引き続き水素の供給下で水素化することを特徴とする、1,2−ジアミノ−3−メチルシクロヘキサン及び/又は1,2−ジアミノ−4−メチルシクロヘキサンの製造方法が見出された。
【0012】
本発明による方法は、有利にはバッチ式操作(非連続式操作)であり、セミバッチ式操作(半連続式操作)でない。即ち、水素化する2,3−及び/又は3,4−ジアミノトルエンは一括してオートクレーブ中に装入され、前記オートクレーブに有利には2,3−及び/又は3,4−ジアミノトルエンはこの水素化の間に供給されない。
【0013】
本発明により、アンモニアの存在下での有利な操作が認識された。NH3の助剤としての使用により、水素化を有利に非連続式(バッチ式操作)に実施することが可能である。触媒はまた、反応媒体中の高められたトルエンジアミン濃度でも安定でありかつ活性を有したままでもある。
【0014】
本発明による方法は以下のように実施される:
使用物質、2,3−及び/又は3,4−ジアミノトルエンは有利には、≧90質量%、特に≧98質量%、例えば98.2〜99.9質量%の純度で使用される。この純度は例えば、市販の製品による蒸留又は精留により達成できる。
【0015】
溶媒として有利には、C412−ジアルキルエーテル及び/又はC312−脂環式エーテル、特にC46−ジアルキルエーテル及び/又はC46−脂環式エーテルが使用される。このための例は、メチル−tert−ブチルエーテル(MTBE)、ジエチルエーテル(DEE)、ジ−n−プロピルエーテル、ジ−n−ブチルエーテル、1,2−ジメトキシエタン、1,2−ジエトキシエタン、テトラヒドロフラン(THF)、2−メチル−THF、テトラヒドロピラン、1,3−ジオキセパン、1,4−ジオキサン、1,3−ジオキサン及び1,3−ジオキソランである。特に好ましいのは、THFである。
【0016】
有利には、溶媒中の、前記ジアミノトルエン1つ又は前記ジアミノトルエンの両者(合計で)の5〜50質量%、特に10〜40質量%、とりわけ20〜25質量%溶液が使用される。
【0017】
溶媒として、2種以上の前述のジアルキルエーテル及び/又は脂環式エーテルの混合物も使用できる。
【0018】
選択的に、本発明による水素化方法において、更なる不活性な溶媒、例えば脂肪族又は環状脂肪族溶媒が添加されてよい。このための例は、C58−炭化水素、例えばn−ペンタン、n−ヘキサン及びシクロヘキサンである。
【0019】
有利には、ジアミノトルエン1つ又はジアミノトルエンの両者と共に、水酸化リチウム(LiOH)が、そのつどジアミノトルエン1つ又は両者(合計で)に対して、LiOH0.1〜5Mol%、特に有利にはLiOH0.5〜1.5Mol%、特に有利には0.8〜1.2Mol%、例えばLiOH1Mol%が使用される。
【0020】
有利な一実施態様において、相応する量のLiOHが、水溶液として、例えば5〜20質量%水溶液として使用される。
【0021】
この水素化は、アンモニアの存在下で実施される。有利には、そのつどジアミノトルエン1つ又はジアミノトルエンの両者(合計で)に対して、アンモニア5〜500Mol%、特に250〜350Mol%、特にとりわけ280〜320Mol%、例えば300Mol%が使用される。
【0022】
この水素化は、特に130〜220℃、特にとりわけ140〜195℃の範囲内の温度で行われる。
【0023】
水素化の際に適用される絶対圧は、特に100〜300bar、特にとりわけ200〜280barの範囲内にある。
【0024】
ロジウム含有不均一触媒として、市販の通常のRh触媒が使用できる。前記触媒は、当業者に公知の方法に従って製造することもできる。
【0025】
適した市販で入手できる触媒の例は次のとおりである:
5% Ru/Al23(Aldrich 製品番号: 21285-7;37971-9)。
【0026】
有利な触媒は、この担体材料に対して、1〜25質量%の範囲内で、特に2〜5質量%の範囲内でロジウムを含有する。
【0027】
触媒は付加的に、更なる金属、例えばRu、Pd、Ni、Fe、Ir及び/又はCoを含有でき、例えばこの担体材料に対して、例えば0.01〜5質量%の範囲内の、特に0.1〜2.5質量%の範囲内の量(合計で)で含有できる。
【0028】
有利な触媒は、担体材料として、κ−、δ−及び/又はγ−酸化アルミニウムを含有する。
【0029】
特別な一実施態様において、前記担体材料は、κ−、δ−及び/又はγ−酸化アルミニウムからなる。
【0030】
特に有利な担体材料は、γ−酸化アルミニウムである。これは例えば、BASF AGから入手できる(D10-10)。
【0031】
特にとりわけ有利な触媒は、担体材料であるγ−酸化アルミニウム及びロジウムからなる。
【0032】
特別な一実施態様において、この使用されるロジウム含有触媒は、前もって水酸化リチウムで処理される。この処理は、この水素化が装入された反応混合物中のLiOHの非存在下で実施される場合に特に有利である。
【0033】
LiOHを用いた触媒の処理は、当業者に公知の方法で行われてよく、例えば触媒の、LiOHを用いた飽和、例えば適した溶媒、例えば水の存在下でのLiOH 0.01〜5.0質量%(担体材料に対して)を用いた飽和である(EP-A1-913 388, US 6,429,338, US 3,636,108)。
【0034】
本発明による方法のための反応器として、例えば通常の高圧オートクレーブが使用できる。
【0035】
本発明による方法の実施後に、生成物の単離を例えば蒸留により行うことができる。
【0036】
一実施態様において、この生じる方法生成物は有利には、更なる後処理無しに架橋剤として又は架橋剤中の成分としてエポキシド樹脂のために使用できる。
【0037】
本発明による方法を用いて達成可能である、ジアミノトルエンの変換率は、≧95%、特に≧99%、例えば≧96〜99.9%又は99.5〜100%の範囲内にあり、選択率(1,2−ジアミノ−3−メチルシクロヘキサン及び/又は1,2−ジアミノ−4−メチルシクロヘキサンの形成のための)は、≧80%、特に≧85%、例えば86〜99.5%又は90〜99%の範囲内にある。
【0038】
実施例
Rh/γ−Al23−触媒(触媒A)の製造
噴霧含浸溶液を三塩化ロジウム(Degussa; 原料 Nr. 26661, 37.9% Rhを含有)の水中での溶解により製造し、水吸収能30%である容積を得た。この溶液を、担体であるγ−Al23(BASF AG (D10-10; 水吸収能: 5,8 ml水/10 g D10-10))に吹付け、引き続き12時間120℃で振動下で乾燥させた。
【0039】
この乾燥させた触媒前駆体を300℃で4時間水素流中で還元させた。室温への冷却後、この還元した触媒をパッシベーションした(N2中空気)。この際、この温度は40℃未満のままであることに注意しなくてはならない。このように製造された触媒は、Rh 3質量%を含有した。
【0040】
水素化
a)一般的な試験実施
使用物質である、ビシナルなトルエンジアミンをBASF Schwarzheide GmbHから購入し、蒸留において頂部を介して、難沸性異性体混合物2,4−/2,6−トルエンジアミンを分離した。移送工程の間の空気接触により、この固体物質の暗褐色着色が生じた。この純度は、99.3質量%(GC−面積パーセント(Flaechenprozent))であった。
【0041】
このビシナルなトルエンジアミンの秤量した量を、THF中に溶解させ、触媒(粉体の形にある)の一定量と一緒に0.3リットル(又は1.2)リットルオートクレーブ中に導入した。オートクレーブを閉鎖し、窒素を用いて250barまで圧力点検を行った。オートクレーブの減圧後、50barの水素の圧力に調整し、反応温度に加熱した。この温度に達した後に、水素を用いて250barに加圧した。水素化時間が開始した。この反応の間に減少する圧力を、水素による後加圧により調整した。この水素化時間の終了後に、オートクレーブを放圧し、窒素下でこの反応混合物を搬出した。試料を取り出し、触媒を濾過により分離し、かつこの濾過物をガスクロマトグラフィーにより検査した。生じた副生成物は、
a)モノマー=生成物のアンモニア脱離により生じるメチルシクロヘキシルアミン、及び
b)二量体=2つの生成物又は出発分子の縮合により生じるN、N−ビス(アミノメチルシクロヘキシル)アミン及び/又はN,N−ビス(アミノメチルフェニル)アミン
と呼ばれる。
【0042】
b)様々な添加剤の添加
試験A:添加剤なし
試験B:水酸化リチウムの添加
試験C:アンモニアの添加
試験D:水酸化リチウム及びアンモニアの添加。
【0043】
THF中のビシナルなトルエンジアミンの20質量%溶液150ml、触媒A(3質量%、Rh/Al23)1.5g及び水酸化リチウム10質量%水溶液 0.6g(試験B及びD)又はアンモニア20ml(試験C及びD)を、0.3リットルのオートクレーブ中に装入した。180℃及び250barで、5時間(試験B及びD)又は4時間(試験A)、又は11時間(試験C)の間水素化した。
結果:
【表1】

【0044】
生成物=3−メチルシクロヘキサン−1,2−ジアミン又は4−メチルシクロヘキサン−1,2−ジアミン
ジアミン=N,N−ビス(アミノメチルシクロヘキシル)アミン及び/又はN,N−ビス(アミノメチルフェニル)アミン、
モノアミン=メチルシクロヘキシルアミン。
【0045】
水素化は助剤の添加無しでは非選択的に経過し、というのも大規模に縮合生成物が生じたからである。アンモニアの存在下では、この反応経過はよりゆっくりでありかつより選択的であった。水酸化リチウムは、触媒の活性並びに選択率を上昇させた。完全かつ選択的な反応に関する最良の結果は、アンモニア及び水酸化リチウムの添加の組み合わせにより達成された。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
2,3−及び/又は3,4−ジアミノトルエンと水素との、高圧及び高温でのロジウム含有不均一触媒の存在下での反応による、1,2−ジアミノ−3−メチルシクロヘキサン及び/又は1,2−ジアミノ−4−メチルシクロヘキサンの製造方法において、2,3−及び/又は3,4−ジアミノトルエン、溶媒であるジアルキルエーテル及び/又は脂環式エーテル及びアンモニアを含有する混合物を、オートクレーブ中に前記触媒の存在下に装入し、引き続き水素の供給下で水素化することを特徴とする、1,2−ジアミノ−3−メチルシクロヘキサン及び/又は1,2−ジアミノ−4−メチルシクロヘキサンの製造方法。
【請求項2】
装入された混合物が、更に水酸化リチウムを含有することを特徴とする、請求項1記載の方法。
【請求項3】
水酸化リチウムを水溶液として使用することを特徴とする、請求項1又は2記載の方法。
【請求項4】
412−ジアルキルエーテル及び/又はC312脂環式エーテルを溶媒として使用することを特徴とする、請求項1から3までのいずれか1項記載の方法。
【請求項5】
テトラヒドロフラン(THF)を溶媒として使用することを特徴とする、請求項1から3までのいずれか1項記載の方法。
【請求項6】
水素化が100〜300barの範囲内の絶対圧で実施されることを特徴とする、請求項1から5までのいずれか1項記載の方法。
【請求項7】
水素化が130〜220℃の範囲内の温度で実施されることを特徴とする、請求項1から6までのいずれか1項記載の方法。
【請求項8】
溶媒中の前記ジアミノトルエン1つ又は前記ジアミノトルエンの両者の5〜50質量%溶液を使用することを特徴とする、請求項1から7までのいずれか1項記載の方法。
【請求項9】
前記ジアミノトルエン1つ又は両者に対してアンモニア5〜500Mol%を使用することを特徴とする、請求項1から8までのいずれか1項記載の方法。
【請求項10】
前記ジアミノトルエン1つ又は両者に対して水酸化リチウム0.1〜5Mol%を使用することを特徴とする、請求項2から9までのいずれか1項記載の方法。
【請求項11】
不均一触媒が、この担体材料に対してロジウム1〜25質量%を含有することを特徴とする、請求項1から10までのいずれか1項記載の方法。
【請求項12】
不均一触媒が、担体材料として、κ−、δ−及び/又はγ−酸化アルミニウムを含有することを特徴とする、請求項1から11までのいずれか1項記載の方法。
【請求項13】
不均一触媒が、担体材料であるγ−酸化アルミニウム及びロジウムからなることを特徴とする、請求項1から12までのいずれか1項記載の方法。
【請求項14】
使用される不均一触媒が、前もって水酸化リチウムで処理されていることを特徴とする、請求項1から13までのいずれか1項記載の方法。
【請求項15】
2,3−及び/又は3,4−ジアミノトルエンを、≧90質量%の純度で使用することを特徴とする、請求項1から14までのいずれか1項記載の方法。
【請求項16】
バッチ式操作が適用され、セミバッチ式操作は適用されないことを特徴とする、請求項1から15までのいずれか1項記載の方法。

【公表番号】特表2008−524138(P2008−524138A)
【公表日】平成20年7月10日(2008.7.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−545934(P2007−545934)
【出願日】平成17年12月14日(2005.12.14)
【国際出願番号】PCT/EP2005/013403
【国際公開番号】WO2006/066762
【国際公開日】平成18年6月29日(2006.6.29)
【出願人】(508020155)ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア (2,842)
【氏名又は名称原語表記】BASF SE
【住所又は居所原語表記】D−67056 Ludwigshafen, Germany
【Fターム(参考)】