説明

16:9アスペクト比およびアナモルフィック画像処理

【課題】データ・ストリームを、所定のアスペクト比で記憶する。
【解決手段】第一のデータ・ストリームが16:9のアスペクト比のフォーマットであるか否かを決定するために、第一のデータ・ストリームのフラグ・ビットを自動的に調べ、前記ビットが所定の条件を満足する場合、16:9のアスペクト比のフォーマットで、第一のデータ・ストリームを、コンピュータ・システムの記憶装置に記憶する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ビデオ・キャプチャおよび編集に関する。特に、本発明は、16:9ビジュアル・ディスプレイ・フォーマットで、ビデオ・データ・ストリームをキャプチャし、およびシーケンスすることに関する。
【背景技術】
【0002】
標準NTSC(National Television System Committee)およびPAL(Phase Alternation Line)テレビは、4:3の画像アスペクト比を有する。これは、可視領域の幅と可視領域の高さの比が4/3、すなわち1.33であることを意味する。HDTV(High Definition Television)は、16:9、すなわち1.78の画像アスペクト比を有するいくつかのフォーマットを特定する。
【0003】
16:9のアスペクト比で記録されたプログラムが、全幅が見えるような4:3のアスペクト比を有する装置に表示されると、黒い帯が画像の上と下に見られる。これはレターボックス(letter−boxing)として知られる。
【0004】
オリジナルのプログラム素材が(NTSCデジタル・ビデオのように)480の有効走査線を有する場合、レターボックスされたプログラムに関する有効画像を含む領域が360走査線しかない、すなわち合計の可視領域の75%しかない。このレターボックスされたプログラムが、480走査線の固有解像度を有するフォーマットへと記録されると、記録された素材の25%は空である。
【0005】
この状況を改善するため、アナモルフィック・トランスファ(anamorphic transfer)と呼ばれる技術が開発された。この処理において、16:9プログラムの有効領域は、記録された素材の480走査線すべてを埋めるために、縦に伸ばされる。この種類の素材を見るためには、表示装置は、25%、縦の寸法をスクイッシュ(squish)'する必要があり、記録中に実行された伸ばしをちょうど相殺する。これは、480走査線をより小さい縦の空間に入れ、走査線の出現を減らすという効果を有する。ソース素材がフィルムである場合、それは固有の走査線カウント'を有さず、縦の伸ばしは光学的に達成され、縦解像度を向上させる。
【0006】
この処理は、本来、レーザーディスクおよびDVD(Digital Video Discs)に関して開発され、使用されており、多くのハイ・エンド・テレビ・セットは、この種の素材を適切に見るために16:9スクイッシュ'を実行する能力を有する。
【0007】
レターボックス・ルック(letterboxed look)'の人気は、いくつかの消費者用DV(Digital Video)カムコーダー製造者に、彼らのカメラに16:9'またはHDTV'モードを追加するよう促した。これを正しく行うために、カメラはCCD(Charged Couple Device)あるいは感光センサの前の光路にアナモルフィック要素を必要とするか、またはCCDあるいはセンサにおける要素が、アナモルフィック方法でシェープ(shaped)される必要がある。これをするには大変費用がかかることがわかっているので、ほとんどのカメラは、この効果を得るために騙す'。
【0008】
画像の中心の360走査線を取り、デジタルでそれらを480走査線に伸ばすことによって、アナモルフィック・レンズ要素を有するのに似た結果が達成される。ここでの欠点は、記録された素材の走査線のすべてが実際は作られた走査線であり、その一つ一つは、CCD上の2の連続した走査線を混合したものである。これは、アナモルフィック・レンズ・アダプタを使用することで得られる解像度の向上をもたらさない。
【0009】
カメラのファインダでの適切なアスペクト比を保持するために、カメラは、16:9の素材を表示するときに縦のスクイッシュ'を実行するであろう。これは、DVストリームにおける各フレームの1ビットを精査することによって、DVカムコーダーにおいて検出される。このスクイッシュ'オペレーションは、ある量のハードウェアがNTSCまたはPAL出力信号で実行することを求めるので、ほとんどの消費者用カムコーダーは、それらのファインダに表示されるデータを修正するにすぎない。よりハイ・エンドなデッキは、しかしながら、このスクイッシュ'をNTSCまたはPAL出力でも実行でき、それらだけで16:9スクイッシュを実行する能力なしに、テレビ上でレターボックス画像を与える。
【0010】
アナモルフィック・レンズ・アダプタが取り付けられたカメラを用いれば、記録は通常通り実行されうる。注目すべき効果は、ファインダにおいて、画像は縦に伸ばされて出現し、記録された画像は、縦のスクイッシュ'機能で、モニタ上で正しく見えるにすぎないという点である。
【0011】
16:9モードに設定されたDVカムコーダーに関して、ファインダにおける素材は正しく見えるが、カメラの出力は、16:9のスクイッシュ'で、モニタ上に表示される必要があるだろう。
【0012】
【特許文献1】国際公開第98/46016号
【特許文献2】特開平9−70014号公報
【特許文献3】特開2000−69362号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0013】
編集がこの素材で実行されうるのは、画像コンテンツのアナモルフィック性が、素材へのアクセスに影響を与えないからである。クロス・ディゾルブ等、レンダリングされる効果は良好であろう。しかしながら、形状を作る効果、または回転を伴う動きの効果は、画像における顕著な歪みを作り出すだろう。また、合成されたグラフィックスは、注意深いアスペクト歪みがなければ、歪みやすい。(これらの効果のすべては、アナモルフィック・レンズが作り出す各画像の形状における変化によって、歪められる)。
【課題を解決するための手段】
【0014】
開示されるのは、16:9のアスペクト比を有するグラフィック画像を含む第一のデータ・ストリームをコンピュータ・システムへ受信し、前記画像を前記コンピュータ・システムの記憶装置内にキャプチャし、および前記画像を、16:9アスペクト比フォーマットでコンピュータ・システムにおけるグラフィカル・ユーザ・インタフェースに表示する方法および装置である。また、完成した、編集されたシーケンスを、16:9のアスペクト比表示フォーマットへ一致させる1またはそれ以上のビデオ・クリップを伴うビデオ・セグメント等、ソース・データ・ストリームを編集するための方法および装置も開示される。
【0015】
本発明の他の特徴および効果は、添付の図面および以下に続く詳細な説明から明らかになるだろう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
図1aは、本発明の実施例が組み込まれてもよいコンピュータ・システム100の一例である。コンピュータ・システム100は、バス103を介してメイン・メモリ105へ接続されたプロセッサ101を具備する。メイン・メモリ105は、ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(DRAMs)または他の適切なメモリでもよい。
【0017】
データおよび命令は、メイン・メモリ105に記憶され、プロセッサ101によって処理される。一般的にバス103に接続されるのは、ベーシック・インプット/アウトプット命令(BIOS)が記憶される読み取り専用メモリ(ROM)である。さらにバス103に接続されるのは、とりわけ、メモリ管理装置(MMU)、割り込みコントローラ、ビデオ・コントローラ、ダイレクト・メモリ・アクセス・コントローラ(DMA)および入力/出力(I/O)コントローラ等、様々なコントローラであり、そのすべては図に示されていない。さらにバス103に接続されるのは、様々なI/O装置が接続されるI/Oインターフェース107である。I/O装置の例は、磁気ディスク・ドライブおよび/または光ディスク・ドライブ等の大容量記憶装置111、キーボード等の英数字入力装置113、マウスまたはトラックボール等のカーソル・コントロール装置117、モニタまたは液晶ディスプレイ(LCD)等のディスプレイ装置119、プリンタ等のプリンタ装置121、モデム等の通信装置123、およびEthernet(登録商標)等のネットワーク・インターフェース装置125である。
【0018】
さらに、ビデオ・テープ・デッキまたはビデオ・カムコーダー等の順次記憶装置127は、I/Oコントローラ107を通してコンピュータに接続される。例えば、順次記憶装置127は、プリンタ・ポート、モデム・ポート、またはApple FireWireポートを通して接続されうる。以下は、使用されてもよいデッキ・プロトコルのリストである:
AppleTMFireWire
AppleTMFireWire Basic
JVCTMRS−232
PanasonicTMRS−232
SonyTMRS−422
SonyTMRS−232
SonyTMVISCA
SonyTMLANC
【0019】
一例としてビデオ・テープ・デッキを用いると、ビデオ・テープ・デッキ127は、本発明の実施例に従ってフォーマットされたビデオ・テープ129に、編集されたビデオ・クリップおよび/または付随するオーディオ・クリップを記憶する。その一つのフォーマットにおいて、ビデオ・テープ129は、“ブラック・アンド・コード(Black and Code)”でもよい。ブラック・アンド・コードは、ビデオ・テープが、音声のない黒画面で書き込まれるフォーマットを定義し、テープ全体を通して、タイムコードが挿入される。タイムコードによって、ビデオ・テープ・デッキ127は、テープ内の様々な位置の経過をたどることができ、それによってテープにおける敏速で迅速なナビゲーションができる。一般的に、ビデオ・テープ・デッキ127は、クリップが記録されている時のような方法で制御され、テープ・ヘッドは特定の距離へ戻り、タイムコードを用いて最後のフレームに同期するように前に巻き、記録を開始する。この方法で、クリップと記録された最後のフレームとの間の見えない隙間が形成されない。このように、2つの記録されたクリップの間で、それは1の連続したクリップとして感知される。
【0020】
上述されたコンピュータ・システム100は、市場で容易に入手することができる。好ましくは、コンピュータ・システム100は、Cupertino,CaliforniaにあるApple ComputerTM、Inc.が製造するMacintoshTM、G3PowerMacTMブランドのパーソナル・コンピュータ等、パーソナル・コンピュータのMacintoshTMファミリの一つである。プロセッサは、Schaumburg,IllinoisにあるMotorolaTM,Inc.が製造するようなG4またはG3PowerPCTM等のマイクロプロセッサのPowerPCファミリの一つでもよい。しかしながら、他のシステムおよびプロセッサが使用されてもよい。コンピュータ・システム100は、システムのたった一例を示すに過ぎないことが理解され、それは多くの異なる構成およびアーキテクチャを有してもよく、およびそれは本発明とともに採用されてもよい。例えば、MacintoshおよびIntelシステムは、しばしば、周辺バス、専用バス等、複数のバスを有する。一方で、本発明のコンピュータ・システムとして使用されてもよい、ネットワーク・コンピュータは、例えば、ハード・ディスクまたは他の大容量記憶装置を含まないかもしれないが、モデムまたはネットワーク・インターフェース等、ネットワーク接続から、プロセッサによって処理されるべきルーチンおよび/またはデータを受信してもよい。同様に、当業界で公知であるウェブTVシステムは、本発明のコンピュータ・システムであると考えられてよいが、そのようなシステムは、I/O装置を参照して上述されたもの等、1またはそれ以上のI/O装置を含まないかもしれない。さらに、セルラー電話および/またはページング性能を採用しているかもしれない携帯通信およびデータ処理システムは、本発明とともに使用されてもよいコンピュータ・システムであると考えられてもよい。一般的に、本発明のコンピュータ・システムは、プロセッサと、およびプロセッサに接続され、およびプロセッサに本発明の様々な方法を実行させるソフトウェア命令を記憶するメモリとを含む。一般的に、本発明のためのソフトウェアは、プロセッサ101が記憶装置から引き出し、処理のためにメイン・メモリ105へダウン・ロードするまで、磁気または光学でもよい、大容量記憶装置111または記憶ディスク112に記憶されてもよい。
【0021】
図1bは、とりわけ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、ハード・ディスク、コンパクト・ディスク、および/または磁気ディスクでよい記憶媒体150の一例である。記憶媒体150は、アイコン識別子151、アイコンが、アイコンの制御下で記憶装置を操作するコンピュータ・システムおよびソフトウェア155に接続された順次記憶装置を制御するための命令およびデータ・コード153を具備する。プロセッサ101は、メイン・メモリ105からのデータおよび命令を処理する。ソフトウェア155は、キャプチャ、アスペクト比ディスプレイ・フォーマットおよび時間ベースのデータ・ストリームの動き、例えばビデオ・データおよび異なるソース・データ・ストリームからのビデオ・データの編集されたシーケンスも操作する。
【0022】
ソフトウェアの特性により、キャプチャの好みの入力のために、アイコン識別子および/またはロケーションを含む、ユーザのために表示される好み画面を通してビデオ・コンテンツのキャプチャ中、16:9アスペクト比ディスプレイ・フォーマットのセレクションを可能にする。
【0023】
図1c、1dおよび1eは、本発明の特定の実施例に従ったコンピュータ・システムの表示装置(例えば、ディスプレイ119)に表示されてもよい好み画面の3の異なる例を示す。これらの好み画面は、コンピュータ・システムのユーザが、好みとして参照されるデータ・セレクションを入力できるようにするデータ入力画面と考えられてもよい。このようにユーザは、コンピュータ・システムが、コンピュータ・システムに記憶された(または記憶されるべき)データに関して様々なアクションを取ることを示すために、図1cまたは図1dの“アナモルフィック16:9”の隣のボックス、または図1eの“16:9インポート・チェック”の隣のボックスにチェック・オフ(“選択”)してもよい。例えば、図1cにおける“アナモルフィック16:9”の隣のボックスを選択することで、システムに、コンピュータ・システムの記憶装置に記憶された映画の特定のシーケンス(例えば、映画の特定の部分)が、16:9フォーマットで維持されることを伝える(例えば、このシーケンスに追加された映画クリップが、16:9フォーマットへと維持され(または変換され)る)。図1dにおける“アナモルフィック16:9”の隣のボックスを選択することで、システムに、画像または映画が、16:9フォーマットのデータとしてキャプチャされるように扱うよう命じる;これは、画像または映画データが16:9フォーマットであることを示す、フラグ・ビットがデータに存在しないため、データが16:9フォーマットであることを、システムがユーザによって知らされうる場合に使用されるかもしれない。図1eにおける“16:9インポート・チェック”の隣のボックスを選択することで、コンピュータ・システムは、別のソースから画像データをキャプチャし、またはインポートする時、自動的に、データが16:9フォーマットであることを示すフラグ・ビットを調べる。一つの実施例において、システムがこのチェックを実行するように、このボックスは(図1eにおいて“X”印で示されている)デフォルトとして選択されている。このチェックの一部としてフラグ・ビットを検出すると、システムはデータを16:9フォーマットで記憶し、およびこのフォーマットを維持し(例えば図1aに記載の111のようなハード・ディスクに)、およびこのフォーマットのデータを、ビデオ・テープ・デッキあるいは他の順次記憶装置のような別の記憶装置に出力する。
【0024】
ソフトウェア155のさらなる特性は、ビデオ・セグメントを、例えばビデオ・シーケンスを構築するために、一つの場所から別の場所へ移動させる“ドラグ・アンド・ドロップ”機能でもよい。ソフトウェア155は、そうでなければ、データ・ストリームの表示を操作することもでき、例えばビデオ・ストリームをフォーマットし、およびそれらの表示アスペクト比ならびに画素構成を認識することができる。コマンド選択およびデータや命令のフローを、プロセッサ101へと方向付ける情報、英数字装置113および/またはカーソル制御装置117または音声認識を介して、ユーザによって実行されてもよい。プロセッサ101は、データならびに命令を処理し、およびその結果は、表示装置119に表示されてもよい。
【0025】
図2は、本発明の実施例とともに使用されてもよいグラフィックス・ユーザ・インターフェース(GUI)200の一例である。しかしながら、他のインターフェースが使用されてもよい。GUI200は、表示装置119上に表示され(図1a参照)、プロセッサ101へのデータおよび命令の流れを制御することに関して、ユーザを支援する。典型的には、GUI200は1またはそれ以上のウィンドウを具備し、そのいくつかは、データならびに命令に従って、プロセッサ101によって開けられてもよく、いくつかはユーザによって開けられてもよい。図は、2つのウィンドウ210、230を示す。ウィンドウ210は、時間ベースの情報のストリームを含む様々なクリップがロードされうるソース・モニタとして作動するビューアである。ウィンドウ230は、そこに編集されたビデオ・ストリームの結果が転送されるか、または第二のビデオ・ストリームが編集の前に見られるかもしれないキャンバス・ウィンドウである。この例示的な実施例がビデオならびに静止画像の表示フォーマットを扱う一方で、他の実施例においては、ロードされた時間ベースの情報のストリームが、複数のビデオ・クリップ、複数のビデオならびにオーディオ・クリップ、または複数のオーディオ・クリップでもよいが、それらに限定されないことが理解される。
【0026】
例えば、様々なビデオ・データ・ストリームが、GUI上のプルダウン・ウィンドウからアイコンを選択することによって、ウィンドウ210またはウィンドウ230へとロードされてもよい。ビデオの実際のキャプチャおよびログの前に、一つの実施例においては、好み画面がユーザに見えてもよい。この画面上では、ユーザは、ビデオを16:9アスペクト比フォーマットでロードさせるための選択肢を選択してもよい。一度選択されると、アナモルフィック16:9アスペクト比CCDレンズで記録されたビデオ・ストリームが、ウィンドウ210上のフル・レターボックス・サイズ画面で特定の実施例において表示され、黒い線は伴わない。GUIウィンドウ・ディスプレイ210,230が調節可能なボーダーを有し、かつ例えばテレビ画面として固定表示寸法に限定されないとすると、アナモルフィック画像が直接キャプチャされ、画面領域を埋める。
【0027】
コントロール・パネル220,240は、ビデオ・セグメントおよび編集されたシーケンスを調整し、および操作するために使用されるアイコンを組み込んでいる。これは、ビデオあるいはオーディオ・クリップのためのクロノロジカル・シーケンスを表すタイムライン221,241;編集ポインタ222,242;再生、リバースならびにフォワード・アイコン223,243を;当業者に起こるであろうビューイングあるいは編集の助けとして採用されてもよい他の調整アイコンと同様に含んでもよい。
【0028】
16:9画像の表示は、画像を正しく表示するために必要な、適用可能画素アスペクト比を処理するためのアルゴリズムを含む基本ソフトウェア155によって処理される。このアルゴリズムは、動いている画像における回転効果を判断し、かつ決定し、およびそれに従って歪みを排除するために画素アスペクト比を調整するために使用される。
【0029】
16:9フォーマットであるが、アナモルフィックではないビデオ・データ・ストリーム、すなわち、この効果を供給するために縦に伸ばされているが、アナモルフィック・レンズを用いて記録されたのではない画像は、デジタル・ビデオ・ストリームの各フレームにある、プログラムされたビットで、それらのシミュレートされたアナモルフィック・フォーマットを記録するだろう。本発明の基本ソフトウェアは、このビットを認識し、および例えばウィンドウ230に、16:9フォーマットで画像を自動的に表示するが、これは、位置を反映する画像の上および下に黒く線275を含むが、アナモルフィック効果をシミュレートするのに必要な画像の歪みを排除するだろう。
【0030】
ユーザが、他のフォーマット・タイプ、たとえば4:3アスペクト比ビデオ・ストリームに対して16:9アスペクト比キャプチャ・モードを選択する場合、ビデオ・ストリームは、16:9フォーマットで、ウィンドウ210(例えば)またはウィンドウ230でキャプチャされ、表示されるだろう(図2a参照)。これが、4:3比の素材と関与する場合、これは、ブラック・フィールド290の中に表示されるボックス280として現れるだろう。画像の縮尺を替えることによって、または当業界で公知の他の手段によって、画像は16:9領域全体を埋めるために伸ばされうる。様々なフォーマット・タイプを16:9表示モードに組み込むことが、他の16:9ストリームを伴うこの素材の継ぎ目のない編集を可能とする。そのような素材が16:9フォーマット・アスペクト比表示に変換される時、ソフトウェア155は、例えば、コンピュータ・システムにおける記憶装置へ、またはビデオ・テープ等の遠隔記憶装置へのその出力時に、表示フォーマットを16:9であると識別するために、変換された素材のフレーム・ビット上の情報を変更して、関連する再生装置に、適切である画面表示フォーマットを知らせる。
【0031】
本発明の一つの実施例におけるビデオ・ストリームの編集の処理は、係属アメリカ合衆国特許出願第09/285,934号、題名“テープへの編集”、1999年4月2日出願に記述されている。編集は、ウィンドウ210の下にあるコントロール・パネルを用いて、ビデオ情報の時間ベースのストリームで実行される。コントロール・パネル220,240は、タイムライン221,241を具備し、前記タイムラインは、ロードされた、時間ベースのビデオ・コンテンツのクロノロジカル・シーケンスの経過をたどる。タイムライン221、241は、目的地へ転送されるべき、編集された時間ベースのストリームを構築する時間ベースのストリームのイン・ポイントおよびアウト・ポイントを選択するために使用される編集ポインタ212,および213を含む。
【0032】
編集されたシーケンスを作成する時、ユーザは、シーケンスが、16:9アスペクト比表示フォーマットへ編集されるべきであることを示すアナモルフィック16:9の設定を選択してもよい。16:9コンテンツを16:9シーケンスに加える時、素材は、編集された時間ベースのストリームに直接入る。非16:9コンテンツが、16:9ストリームに加えられてもよい。非16:9は、16:9フォーマットで、またはそれ自身のフォーマットを使用して、すなわち4:3でロードされることができ、およびGUI230における隣接する画面で見られることができる。非16:9ビデオ・コンテンツを挿入することは、16:9表示フォーマットに適合するように、画素アスペクト比の調節を必要とする。この種の変換は、さらなるレンダリング・ステップを伴う。
【0033】
レンダリング・ステップにおいて、ビデオ・ストリームのフレームは、シーケンス内に潤滑に適合するように算出される。フレーム・サイズおよび解像度に関する様々な設定が、ユーザによって、レンダリング・ステップに関する好みとして設定されうる。そうでなければ、ソフトウェアが素材をレンダリングすることができる。シーケンスに入った静止画像も、同様に適用可能な画素アスペクト比に適合するように調整される。
【0034】
編集の完了時に、ソフトウェアは、各DVフレームにおけるアナモルフィック・ビットを適切に設定し、例えばカムコーダーのファインダにおいて、または適切な表示画面において、適切なビューイングを可能にする。
【0035】
図3は、本発明の一つの実施例における、完成した編集されたコンテンツを出力するためのステップを示すフロー・チャートである。ビデオ・シーケンスを出力するための方法は、係属中アメリカ合衆国特許出願第09/285,934号、“テープへの編集”に記述されている。例えば、テープへの編集オペレーションは、様々な方法を用いて実行されうる。編集を伴うソース媒体は、ファイルに記憶されてもよい。ファイル・アイコンは、テープへの編集ウィンドウへとドラグされ、または矢印を使ってテープへの編集ウィンドウへ、編集されたソース媒体をドラグするために、3点編集の方法を用いることができる。
【0036】
機能的ブロック300において、ユーザは、編集されたシーケンスを選択し、それはシステムに記憶されてもよい1またはそれ以上のソースからのビデオ・クリップを含むかもしれない。ユーザは、このシーケンスがビデオ・テープへと出力されるか、そこで素材を上書きするか、またはビデオ・テープのコンテンツの中に挿入されるか、すなわちテープへ編集されるかを指定する。これは、決定ブロック410で反映される。ビデオへの出力は、ビデオ・テープへの印刷オペレーション420によって達成され、それはコンピュータ・システムの出力部分へ、例えば接続されたテープ・デッキで接続される。テープへの編集が試みられる場合に、うまく編集するための好み情報を供給するために、時間コードがテープになければならない430。次のオペレーションは、編集オペレーションの種類、プレビュー、挿入または組み立て種類を選択することを伴う。ユーザはそれから、接続されたビデオ・テープ・マシン440へとビデオ・テープを挿入するよう促される。ファイルとしてまたはバッチ・ファイル・フォーマットで、シーケンスをエクスポートする他の方法は、当業界で公知の他の出力方法の中でもとりわけ、本発明の範囲および企図範囲内である。他の準備およびマスタリング設定を含む設定、および例えばリーダー(leader)の作成、カラー・バー、トレーラーまたは他の特性を可能にする選択肢も含まれてよい。
【0037】
例えばテープまたはカムコーダーへの、編集されたソース素材の出力時、プログラム可能フレーム・ビットは、正しい表示を供給するために、16:9フォーマットに調節される。アナモルフィック・フォーマットをシミュレートするために縮尺されている、および黒いボーダーを有するものとして表示装置上に現れる素材に関して、ソフトウェア155は、記憶装置に出力される前に、その本来のフル・サイズの伸ばされたフォームに画像を縮尺する。
【0038】
図4は、16:9でフォーマットされたデータがコンピュータ・システムによってインポートされ、あるいは受信され、それから16:9フォーマットで他の記憶装置(例えば、ビデオ・テープ・マシン等、順次記憶装置)へと記録されてもよいシステム・レベルの方法を示す。オペレーション501は、画像データを(例えば、ビデオ・カメラまたは他の入力装置から)受信し、および自動的に16:9フラグ・ビットを調べ、受信されたデータにおけるこのビットを検出し、およびハード・ディスクあるいは光ディスクまたは磁気光学ディスク等、コンピュータ・システムに接続された記憶装置(例えば、装置111)に前記データを記憶するコンピュータ・システムを伴う。オペレーション502は、16:9でフォーマットされたデータの表示を含み、そのフォーマットで、コンピュータ・システムの表示装置(例えば、ディスプレイ119)に表示される。オペレーション503は、ユーザが16:9フォーマットでデータを編集(例えば、画像データのフレームを削除し、またはオーディオ・データをミックスする等)するかもしれない可能性を反映する。オペレーション504は、オペレーション502および503に続き、それはコンピュータ・システムからのデータ(例えば、記録されているデータにおける16:9フォーマット・データを示すために設定された、16:9フラグ・ビットとともに)を、順次記憶装置(例えば、ビデオ・テープ・マシン)等の他の記憶装置に記録することを伴う。コンピュータ・システムは、通常に、フラグ・ビットがデータは16:9フォーマットであることを示す場合に、16:9フォーマットでデータを記録するだろう。
【0039】
前述の詳細な説明において、本発明はその特定の実施例を参照して記述されている。しかしながら、特許請求の範囲で述べられたような本発明のより広い精神および範囲から逸脱することなく、そこに様々な変形および変更がなされもよいことは明らかであろう。明細書および図面は、従って、制約的な意味よりはむしろ、例示的な意味とみなされるべきである。
本発明は、例示として説明され、添付の図面の図における制限として説明されるのではない。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1a】図1aは、本発明の実施例を含むかもしれないコンピュータ・システムの図である。
【図1b】図1bは、本発明の実施例を含むかもしれない記憶媒体の図である。
【図1c】図1cは、データ入力画面の3の異なる例を示す。
【図1d】図1dは、データ入力画面の3の異なる例を示す。
【図1e】図1eは、データ入力画面の3の異なる例を示す。
【図2】図2は、本発明の実施例とともに使用されるかもしれないグラフィック・ユーザ・インターフェースの図である。
【図2a】図2aは、本発明の実施例とともに使用されるかもしれないグラフィック・ユーザ・インターフェースの図である。
【図3】図3は、本発明の実施例におけるビデオ・データ・ストリームのエクスポート・シーケンスを示すフローチャートである。
【図4】図4は、16:9でフォーマットされたデータが、コンピュータ・システムによって記録され/受信されるかもしれず、それから16:9フォーマットで別の記憶装置(例えば、テープ)に記録されるかもしれないシステム・レベル方法を示す。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンピュータ・システムにキャプチャされたグラフィック画像を有する第一のデータ・ストリームに応答して、第一のデータ・ストリームが16:9のアスペクト比のフォーマットであるか否かを決定するために、第一のデータ・ストリームのフラグ・ビットを自動的に調べ、
前記ビットが所定の条件を満足する場合、16:9のアスペクト比のフォーマットで、
第一のデータ・ストリームを、コンピュータ・システムの記憶装置に記憶することを含むコンピュータによって実施される方法。
【請求項2】
前記第一のデータ・ストリームのフラグ・ビットを自動的に調べることが、第一のデータ・ストリームを記憶装置に出力することに先立って、グラフィック画像をスケーリングするか否かを決めるためである請求項1記載の方法。
【請求項3】
前記ビットを調べることに応答して、16:9のアスペクト比のフォーマットで、コンピュータ・システムの表示装置にグラフィック画像を表示することを更に含む請求項1記載の方法。
【請求項4】
前記第一のデータ・ストリームを編集して、16:9のアスペクト比のフォーマットで第二のデータ・ストリームを発生し、そして
前記第二のデータ・ストリームを前記コンピュータ・システムから別の記憶装置に出力することを更に含む請求項1記載の方法。
【請求項5】
前記編集の後に、前記第二のデータ・ストリームの各フレーム内に前記ビットを設定することを更に含む請求項4記載の方法。
【請求項6】
前記第二のデータ・ストリームが前記ビットを有する場合、前記第二のデータ・ストリームを出力することが、16:9のアスペクト比のフォーマットで達成される請求項4記載の方法。
【請求項7】
前記第一のデータ・ストリームのビットを自動的に調べることが、ユーザからの1つ以上の属性の組に従って、達成される請求項1記載の方法。
【請求項8】
前記一つ以上の属性が、グラフィカル・ユーザ・インタフェース(GUI)を介して、構成可能である請求項7記載の方法。
【請求項9】
前記第一のデータ・ストリームのフレーム内の前記ビットを、前記フレームが、16:9のアスペクト比のフォーマットであることを示すように設定することを含む請求項1記載の方法。
【請求項10】
第二のデータ・ストリームを受信し、
前記第一のデータ・ストリームと前記第二のデータ・ストリームとをシークエンスし且つレンダリングして、第三のデータ・ストリームを生成し、そして
前記第三のデータ・ストリームの各フレーム内のビットを、第三のデータ・ストリームが16:9のアスペクト比のフォーマットであること示すように設定することを更に含む請求項1記載の方法。
【請求項11】
前記第三のデータ・ストリームが他の記憶装置に出力することを更に含む請求項10記載の方法。
【請求項12】
マシンがアクセスすることが可能な媒体命令であって、この命令が、マシンによって実行された場合に、
コンピュータ・システムにキャプチャされたグラフィカル画像を有する第一のデータ・ストリームに応答して、第一のデータ・ストリームが、16:9のアスペクト比のフォーマットであるか否かを決定するために、第一のデータ・ストリームのフラグ・ビットを自動的に調べ、そして
前記ビットが所定の条件を満足する場合、前記第一のデータ・ストリームを、コンピュータ・システムの記憶装置内に、16:9のアスペクト比のフォーマットで記憶することを含む動作をマシンに達成させる、マシンがアクセス可能な媒体命令。
【請求項13】
前記第一のデータ・ストリームのフラグ・ビットを自動的に調べることが、前記第一のデータ・ストリームを記憶装置に出力するのに先立って、グラフィカル画像をスケーリングするか否かを決めるためである請求項12記載の製品。
【請求項14】
前記マシンがアクセス可能な媒体が、前記ビットを調べることに応答して、16:9のアスペクト比のフォーマットでコンピュータ・システムの表示装置上にグラフィカル画像を生じすることを含む動作をマシンに達成させるデータを更に含む請求項12記載の製品。
【請求項15】
前記マシンがアクセスすることが可能な媒体が、第一のデータ・ストリームを編集して、16:9のアスペクト比のフォーマットで第二のデータ・ストリームを発生し、そして
前記コンピュータ・システムからの第二のデータ・ストリームを他の記憶装置に出力することを含む動作を、前記マシンに達成させることを更に含む請求項12記載の製品。
【請求項16】
前記マシンがアクセスすることが可能な媒体が、前記編集の後に、第二のデータ・ストリームの各フレームに、ビットを設定することを含む動作をマシンに達成させるデータを更に含む請求項15記載の製品。
【請求項17】
前記第二のデータ・ストリームを出力することが、第二のデータ・ストリームが前記ビットを有している場合、16:9のアスペクト比のフォーマットで達成される請求項15記載の製品。
【請求項18】
前記第一のデータ・ストリームを自動的に調べることが、ユーザからの一つ以上の属性に従って、達成される請求項12記載の製品。
【請求項19】
前記一つ以上の属性が、グラフィカル・ユーザ・インタフェース(GUI)を介して、構成可能である請求項18記載の製品。
【請求項20】
前記マシンがアクセスすることが可能な媒体が、フレームが16:9のアスペクト比のフォーマットであることを示すために、第一のデータ・ストリームのフレーム内にフラグ・ビットを設定することを含む動作を、マシンに達成させるデータを含む請求項12記載の製品。
【請求項21】
マシンがアクセスすることが可能な媒体が、更に、
第二のデータ・ストリームを受信し、
第一のデータ・ストリームおよび第二のデータ・ストリームをシークエンシングし、且つレンダリングして、第三のデータ・ストリームを生成し、
第三のデータ・ストリームの各フレーム内のビットを、第三のデータ・ストリームが16:9のアスペクト比のフォーマットであることを示すことを含む動作を、マシンに達成させるデータを更に含む請求項12記載の製品。
【請求項22】
前記マシンがアクセスすることが可能な媒体が、第三のデータ・ストリームを、コンピュータ・システムから離れた他の記憶装置に出力することを含む動作を、マシンに達成させるデータを更に含む請求項21記載の製品。
【請求項23】
コンピュータ・システムにキャプチャされたグラフィック画像を有する第一のデータ・ストリームに応答して、第一のデータ・ストリームが16:9のアスペクト比のフォーマットであるか否かを決定するために、第一のデータ・ストリームのフラグ・ビットを自動的に調べる手段、および
ビットが所定の条件を満足する場合、第一のデータ・ストリームをコンピュータ・システムの記憶装置内に16:9のアスペクト比のフォーマットで記憶する手段、を含むシステム。
【請求項24】
前記第一のデータ・ストリームのフラグ・ビットを自動的に調べるための手段が、第一のデータ・ストリームを記憶装置に出力する前に、グラフィック画像をスケーリングするか否かを決定するためのものである請求項23記載のシステム。
【請求項25】
前記ビットを調べることに応答して、コンピュータ・システムの表示装置上にグラフィック画像を16:9のアスペクト比のフォーマットで、表示するための手段を更に含む請求項23記載のシステム。
【請求項26】
前記第二のデータ・ストリームを16:9のアスペクト比のフォーマットで発生するよう、第一のデータ・ストリームを編集するための手段、および
前記第二のデータ・ストリームを別の記憶装置に出力するための手段を更に含む請求項23記載のシステム。
【請求項27】
前記編集の後に、第二のデータ・ストリームの各フレーム内のビットを設定するための手段を更に含む請求項26記載のシステム。
【請求項28】
前記第二のデータ・ストリームを出力することが、第二のデータ・ストリームがビットを有する場合、16:9のアスペクト比のフォーマットで達成される請求項26記載のシステム。
【請求項29】
前記第一のデータ・ストリームの前記ビットを自動的に調べることが、ユーザから受信された1つ以上の属性に従って、達成される請求項23記載のシステム。
【請求項30】
前記一つ以上の属性が、グラフィカル・ユーザ・インタフェース(GUI)を介して構成可能である請求項29記載のシステム。
【請求項31】
フレームが16:9のアスペクト比のフォーマットであることを示すために、前記第一のデータ・ストリームのフレーム内のフラグ・ビットを設定するための手段を更に含む請求項23記載のシステム。
【請求項32】
第二のデータ・ストリームを受信するための手段、
第一のデータ・ストリームと第二のデータ・ストリームとをシークエンスし且つレンダレングして、第三のデータ・ストリームを発生するための手段、及び
第三のデータ・ストリームが16:9のアスペクト比のフォーマットであることを示すように、第三のデータ・ストリームの各フレーム内のビットを設定するための手段、を更に含む請求項23記載システム。
【請求項33】
前記第三のデータ・ストリームをコンピュータ・システムから他の記憶装置に出力するための手段、を更に含む請求項32記載のシステム。
【請求項34】
グラフィック画像を含む第一のデータ・ストリームを受信するための入力/出力コントローラ、
前記入力/出力コントローラに結合しており、第一のデータ・ストリームを16:9のアスペクト比のフォーマットを示しているフラグ・ビットについて自動的に調べるプロセッサ、及び
前記プロセッサに結合されており、前記フラグ・ビットが検出された場合に、16:9のアスペクト比のフォーマットで、第一のデータ・ストリームを記憶するための記憶装置を、含むシステム。
【請求項35】
画像を16:9のアスペクト比のフォーマットで表示するための表示装置を更に含む請求項34記載のシステム。
【請求項36】
フレームが、16:9のアスペクト比のフォーマットであることを示すように、前記プロセッサが、第一のデータ・ストリームのフレーム内のフラグ・ビットを設定するためのものである請求項34記載のシステム。
【請求項37】
前記入力/出力コントローラが、第二のデータ・ストリームを受信するためのものであり、
前記プロセッサが、第三のデータ・ストリームを生成するように、第一のデータ・ストリームと第二のデータ・ストリームとをシークエンスし且つレンダリングするためのものであり、且つ
第三のデータ・ストリームの各フレーム内のフラグ・ビットを、16:9のアスペクト比のフォーマットであることを示すように設定するためのものである請求項34記載のシステム。
【請求項38】
前記入力/出力コントローラが、第三のデータ・ストリームが、他の記憶装置に出力するためのものである請求項37記載のシステム。
【請求項39】
前記プロセッサが、16:9のアスペクト比のフォーマットの第一のデータ・ストリームを編集し、第一のデータ・ストリームの各フレーム内のフラグ・ビットを設定して、第一のデータ・ストリームを、16:9のアスペクト比のフォーマットで他の記憶装置に出力する請求項34記載のシステム。
【請求項40】
前記表示装置が、16:9のアスペクト比のフォーマットを示すフラグに関して第一のデータ・ストリームを自動的に調べるように設定されるグラフィカル・ユーザ・インタフェース(GUI)を表示するためのものである請求項34記載のシステム。

【図1a】
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【図1b】
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【図1c】
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【図1d】
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【図1e】
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【図2】
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【図2a】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2008−206146(P2008−206146A)
【公開日】平成20年9月4日(2008.9.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−20671(P2008−20671)
【出願日】平成20年1月31日(2008.1.31)
【分割の表示】特願2007−156081(P2007−156081)の分割
【原出願日】平成13年5月21日(2001.5.21)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.レーザーディスク
【出願人】(503260918)アップル インコーポレイテッド (568)
【Fターム(参考)】