説明

2倍のシートスタッキングを備えるシート仕上げシステム

【課題】ステープルの厚み等によいシートが不均一に積み重ねられ、スタック能力に影響を及ぼし精算が低下するのを防止する。
【解決手段】コンパイラ430でシートをステープル留めすることができ、コンパイラ430の後端支持部435は、第1のポジションから第2のポジションに移動することができる。コンパイラ430は、シート又はシートの束を落としてコンパイラ430の下に配置されたスタッキング支持部455上の第1の割り当て部及び第2の割り当て部にまとめられた束スタックを積み上げるよう構成される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、プリント仕上げシステムにおける媒体の積み重ね容量を増加するための装置、システム、及び方法に関する。具体的には、本開示は、プリントシステムが稼働中に、媒体を積み重ね、ステープリング、及び取り出すことができる仕上げシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来技術におけるプリントシステムの仕上げシステムは、下地入力搬送部、下地コンパイラ、及びスタックトレイを含むことができる。一般的なスタックトレイは、最大容量で、例えば80gsmの紙のシート3,000枚の又はそれと同等の量を積載することができる。この容量は、特に複数のシートが出力されて積み重なったときの紙のカール、しわ及び/又はステープルの厚みにより減少する恐れがある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来技術のシステムでは、ステープルの厚み等によりシートが不均一に積み重ねられ、スタック能力に影響を及ぼし、システムの停止を余儀なくされ生産性が低下する。例えば、出力されたシートの片側でステープル留めし、積み重ねることがあり得る。スタックのステープル留めされた方がより早く積み重ねられ、スタックの平行性が失われる可能性がある。これにより、安定して積み重ねることができるシート又はステープル留めされたシートの束の枚数が、著しく削減される可能性がある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
実施形態による仕上げ装置及びシステムは、下地供給システム及びコンパイリングシステムを含むことができる。下地供給システムは、紙のシート等の下地をコンパイリングシステムに供給するよう構成することができる。コンパイリングシステムは、複数のシートをまとめ、最初にまとめられたシートの束を第1スタックに落とし、次にまとめられたシートの束を第2スタックに落とすよう構成することができる。第1スタック及び第2スタックを、各々スタッキングトレイの第1の割り当て部及び第2の割り当て部に配置することができる。
【0005】
実施形態によるコンパイラ装置及びシステムは、後端支持部及び先端支持部を含むことができる。先端支持部を固定させることができる。後端支持部を第1のポジションから第2のポジションに移動可能に構築、構成及び/又はアレンジすることができる。第1のポジションでは、後端及び先端は、1枚以上のシート又はまとめられたシートの束の反対側を支持することができる。ステープリングシステムがコンパイラにおいてシートの束をステープリングするよう構成することができ、後端及び先端は、一連のステープル留めされたシートの束を支持し、まとめるよう構成される。後端は、保持機構(まとめられた束を保持するクランプ等)を含み、先端近くの第1のポジションから離れて第2のポジションに移動することができる。後端支持部が移動する間に先端支持部を固定する実施形態では、まとめられた束を保持して後端が移動するとき、先端ではまとめられた束を支持しない。
【0006】
実施形態では、コンパイリングシステムはまとめられた束を第1のスタックに落とすことができる。後端支持部は第2のポジションに移動し、まとめられた束を第2スタックに落とすことができる。コンパイリングシステムは、シート又はシートの束を交互に第1スタック及び第2スタックに落とすことができる。
【0007】
実施形態では、この方法はコンパイリングシステムを用いてシートの束をまとめる工程を含み、このコンパイリングシステムは、シートの束をその下に配置されるスタック又はスタックトレイに落とすまでシート又はシートの束を該シート又はシートの束の一方の側で保持するよう構成された可動式後端支持部を含む。この方法は、後端が第1のポジションのとき、シート又はシートの束を後端から第1スタックに落とす工程と、後端が第2のポジションのとき、シート又はシートの束を後端から第2スタックに落とす工程と、を含む。別の実施形態では、方法は、仕上げ中にシート又はシートの束を落とす間、第1スタックと第2スタックの間を行ったり来たりする工程を含むことができる。
【0008】
本明細書において、例示的な実施形態を説明する。しかし、本明細書に記載される装置、システム、及び方法の特徴を組み込んだ全てのシステムは、これらの例示的な実施形態の範囲及び趣旨により包含されることは言うまでない。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】仕上げシステムの側面図である。
【図2】例示的な構成部品が移動する状態を示す仕上げシステムの側面図である。
【図3】積み重ねたステープル留めされた束を収納した仕上げシステムの側面図である。
【図4】2つの積み重ねたステープル留めされた束を収納した仕上げシステムの側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
実施形態の装置、システム及び方法は、紙のシート等の下地に画像プリントするシステムを含むことができる。シートは仕上げシステムに供給されて積み重ねられ得る。
【0011】
仕上げシステムは、下地供給搬送部を含むことができる。供給搬送部が下地を、コンパイラ又はコンパイリングシステムに搬送するよう構成することができる。コンパイラは後端支持部を含むことができ、この後端支持部はクランプ又はタンパーと、先端支持部及び/又は排出装置を含むことができる。排出システムにより、まとめられた束をコンパイラからスタックへの搬送することを容易にすることができる。排出システムは排出装置及びタンパー、又は後端支持部を含むことができ、束の排出中にそれらが同時に移動するよう構成することができる。排出装置が、束を先端支持部からその下に配置された支持部又はスタックに押し出すときに、タンパーは、その束を誘導するよう構成することができる。このタンパーがそのまま移動し続け、後端の保持を解除し、束がスタックに落ちるようシステムを構成することができる。
【0012】
シートを下地供給搬送部により、コンパイラに供給することができる。コンパイリングシステムが供給されたシートの束をまとめる。このコンパイリングシステムは、シートをステープル留めし、ステープル留めされたシートの束をまとめるよう構成することができる。具体的には、シートをまとめるとき、後端支持部又はタンパー及び先端支持部がシートを支持することができる。後端支持部を第1のポジションに配置することができ、これにより後端支持部は1枚以上のシートを、シートの後端で支持することができ、先端支持部はシート又はシートの束の先端を支持する。
【0013】
後端支持部は、シートを保持するよう構成することができる。例えば、後端でクランプを備えることができる。あるいは後端支持部は、シートを保持するあらゆる好適な手段により先端又は排出装置の支持がなくてもシートを後端で保持することができる。例えば、後端支持部は、第1のポジションから第2のポジションに移動する間、シートを保持することができる。後端支持部が移動すると、シートが先端支持部から離れるように、先端支持部を固定することができる。
【0014】
実施形態では、仕上げ中に後端支持部を第1のポジションから第2のポジションに移動するよう構成することができる。後端支持部が、第1のポジション及び第2のポジションでシートを離す、又は解放するよう構成することができ、これによりシートをコンパイラ下に配置されたスタックの支持部の上、又はスタックの支持部の上に既に積み上げられているシート又はシートの束の上に落とすことができる。実施形態では、例えば後端支持部が第1のポジションのときに、コンパイラがシート又はシートの束を第1のスタック又は第1のスタック支持部に落とすよう構成することができる。また、例えば後端が第2のポジションのとき、コンパイラがシート又はシートの束を第2スタック又は第2スタックの支持部に落とすよう構成することができる。先端支持部は、シートの束を排出するよう構成することができる。この排出システムにより、まとめられた束をコンパイラからスタックの上に移動させることが容易することができる。排出システムは、排出装置及びタンパー、又は後端支持部を含むことができ、束を排出する間、それらが同時に移動するよう構成することができる。排出装置が束を先端支持部からその下に配置された支持部又はスタックに押し出すとき、タンパーが、それを誘導するよう構成することができる。タンパーが引き続き移動し続け、後端の保持を解除し、束をスタック上に落とすよう、システムを構成することができる。
【0015】
より具体的には、実施形態では、コンパイリングシステムの後端支持部がシート又はシートの束をまとめ、コンパイリングシステムの下に配置されたスタックの支持部分の上の第1のスタック又は第2のスタックのうちの一方に落とすことができる。例えば、後端支持部は第1のポジションで第1のシート又は第1のシートの束を落とし、次いで第2のシート又はシートの束をまとめた後、第1のポジションから離れた第2のポジションに後端を移動させることができる。スタックの間を交互に連続して、コンパイラがシート又はシートの束を落とすよう構成することができる。従って、従来技術の仕上げシステムでは一般的に単一の下地スタックに限定されており、このコンパイラは実質的にそれよりより大きな下地スタックの容量を収納することができる。
【0016】
実施形態では、このコンパイラは、1枚以上のシートをステープル留めし、ステープル留めされた束を作るよう構成することができる。コンパイラがステープル留めされた束を2つのスタックに積み上げるよう構成することができ、一方のスタックを積み上げてからもう一方を積み上げる、又は2つのスタックを交互に積み上げる。
【0017】
後端支持部が後退し第1のポジションから離れると、保持されたシート又は束が先端の移動により支持されなくなる。いくつかの実施形態では、従来技術の仕上げシステムで一般に必要とされる力よりも大きな力で、クランプ等の後端の下地の保持機構がシートを保持するよう構成することができる。
【0018】
図面を参照して2倍の下地積み重ね容量を備える仕上げシステムを含むベルトロール式定着装置及びシステムを説明する。これらの図面では、同じ参照符号は図面全体にわたり類似又は同一の要素を示す。図面には種々の実施形態と、図示される仕上げシステムの実施形態に関連するデータと、が示されている。
【0019】
図1には、仕上げシステムが示されている。具体的には、図1の仕上げシステム100は下地供給搬送部110を含み、紙のシート等の下地をコンパイラ130に供給する。供給搬送部110はローラの組み合わせを含み、これにより容易にシートをコンパイラ130に搬送する。別の実施形態では、供給搬送部110で紙のシート等の下地をコンパイラ130に供給するために好適なあらゆる構成部品を組み合わせてもよい。
【0020】
コンパイラ130は先端支持部133を含み、コンパイラ130に供給するシート又はシートの束の先端を支持することができる。排出装置を先端支持部の近くに配置し、後端支持部133が、図1に示す第1のポジションから第2のポジションに移動するとき、後端支持部133に保持されたシート又はシートの束の排出を容易にするよう構成することができる。
【0021】
図1の仕上げシステム100は、スタックトレイ150を含む。スタック153をスタックトレイ150上に配置する。図示する通り、先端支持部133が第1のポジションのとき、コンパイラ130がシートをスタックトレイ150上に落とすことによりスタック153は積み上げられる。図示しているスタック153には、ステープル留めされた束が含まれていない。この仕上げシステム100では、ステープル留めされていな80gsmの紙3,000枚のシートのスタックを収納することができる。スタックトレイ150は、スタック支持部155を含むことができる。
【0022】
図2には、下地供給搬送部210及びコンパイラ230を含む仕上げシステム200が示されている。コンパイラは先端支持部233を含むことができる。排出装置を、その先端支持部233でシート又は束を排出するよう構成することができる。図2に示すコンパイラ230は、第1のポジションに配置された後端支持部235を含む。後端支持部235は、シート又はシートの束を保持し解放するために好適なクランプ又は同等の機構を含むことができる。
【0023】
コンパイラ230がシートの束をまとめ、次いでシートを第1のスタック上に落とすよう構成することができる。後端支持部が第1のポジションに位置するとき、第1のスタックを後端支持部235に保持されたシート又はシートの束の下に配置することができ、シート又は束が先端支持部233に支持される。スタックをスタックトレイ250の上に積み上げることができ、このスタックトレイ250はスタック支持部255を含むことができる。スタック支持部255は、第1スタッキング部及び第2スタッキング部を含むことができる。シートを第1スタッキング割り当て部と第2スタッキング割り当て部のうちの一方、又は両方のスッタキング割り当て部へ落とすよう、このコンパイラを構成することができる。
【0024】
例えば、図示する通り後端支持部235が第1のポジションのとき、コンパイラ230はまとめたシート又は束をスタッキングトレイ255の第1の割り当て部に落とすことができる。積み上げられる最大の高さにより、スタッキングトレイ255のスタッキング容量を制限できるように、仕上げシステム200を構成することができる。例えば、スタッキングトレイ255には、スタッキングトレイ255の第1の割り当て部又は第2の割り当て部のどちらかに最高3,000枚までシートを積み上げることができる。図2には、スタッキングトレイ255の第1の割り当て部に積み上げられたステープル留めされないシートのスタックが示されている。スタックが、しわやステープル等のあるシート又は束を含む場合、各スタックの最大容量は減少する可能性がある。2倍のスタック容量により、しわやステープル等によるスタック容量の減少を、従来技術のシステムに比べて、軽減することができる。
【0025】
図3には、下地供給搬送部310及びコンパイラ330を含む仕上げシステム300が示される。コンパイラ330は先端支持部333を含むことができる。シート又はシートの束を排出する排出装置を先端支持部333に配置することができる。図3に示すコンパイラ330は、第1のポジションに配置された後端支持部335を含む。後端支持部335は、シート又はシートの束を保持し解放するために好適なクランプ又は類似の機構を含むことができる。
【0026】
コンパイラ330は、シートの束をまとめ、次いでシートを第1のスタック上に落とすよう構成することができる。後端支持部が第1のポジションに位置し、先端支持部333がシート又は束を支持すると、後端支持部335に保持されたシート又はシートの束の下に第1スタックを配置することができる。スタックをスタックトレイ350に配置することができ、このスタックトレイ350はスタック支持部355を含むことができる。このスタック支持部355は第1スタッキング割り当て部及び第2スタッキング割り当て部を含むことができる。
【0027】
コンパイラ330は第1ポジションから第2のポジションに移動することができる。シート又は束を複数のスタックに落とすようコンパイラ330を構成することができ、これにより容量を増やし、ステープルやしわ等の影響を最小限に抑えることができる。
【0028】
例えば、後端支持部335が第1のポジションのとき、コンパイラ330はまとめられたシート又は束を、スタッキングトレイ355の第1の割り当て部に落とすことができる。積み上げられる最大の高さによりスタッキングトレイ355の積み重ね容量が制限できるよう、仕上げシステム300を構成することができる。例えば、スタッキングトレイ355は、最大3000枚のステープル留めされていないシートのスタックを、スタッキングトレイ355の第1の割り当て部又は第2の割り当て部のどちらかに収納することができる。図3には、スタッキングトレイ355の第1の割り当て部に配置された、ステープル留めされたシートのスタックが示される。ステープルにより積み上げるシートの平坦度が失われ、スタックは平坦でなく安定を失う可能性がある。これにより、スタッキングトレイに積み上げることができる束の量が制限される可能性がある。例えば、図3のスタック353は平坦でなく容量が制限されている。
【0029】
図4には、例示的な実施形態による下地供給搬送部410及びコンパイラ430を含む仕上げシステム400が示される。コンパイラ430は先端支持部433を含むことができる。先端支持部433でシート又はシートの束を排出するよう排出装置を構成することができる。図4に示すコンパイラ430は、第2のポジションに配置された後端支持部435を含む。後端支持部435はシート又はシートの束を保持し解放するために好適なクランプ又は類似の機構を含むことができる。
【0030】
シートの束をまとめ、次いでシートを第1のスタック上に落とすようコンパイラ430を構成することができる。後端支持部が第1のポジションに位置し、先端支持部433がシート又は束を支持すると、第1スタックを後端支持部435に支持されたシート又はシートの束の下に配置することができる。スタックをスタックトレイ450に配置することができ、このスタックトレイ450はスタック支持部455を含むことができる。このスタック支持部455は第1スタッキング割り当て部及び第2スタッキング割り当て部を含むことができる。
【0031】
図4には、第1のポジションから離れた、第2のポジションに配置されたコンパイラ430が示される。後端435が第2のポジションのとき、後端435により保持されたシート又は束の下に、スタッキング支持部455の第2の割り当て部を配置することができる。コンパイラ430は、第2のポジションでシート又はシートの束を落とし、スタッキング支持部455の第2の割り当て部の上に第2のシートスタック451を形成することができる。
【0032】
コンパイラ430は第1のポジションと第2のポジションの間を往復することができる。シート又は束を複数のスタックに落とすようコンパイラ430を構成することができ、これにより容量を増やしステープルやしわ等の影響を最小限に抑えることができる。
【0033】
例えば、後端支持部435が第1のポジションに位置するとき、コンパイラ430は、まとめられたシート又は束をスタッキングトレイ450の第1の割り当て部及びスタッキング支持部455に落とすことができる。図4には、スタッキングトレイ455の第1の割り当て部に配置された、ステープル留めされたシートのスタック453が示される。ステープルにより積み上げられるシートは平坦でなく、スタックが平坦でなくなり安定を失う可能性がある。これにより、スタッキングトレイの第1の割り当て部に積み上げることができる束の量が制限される。例えば、図4のスタック453は平坦でなく、これにより容量が制限されている。
【0034】
第1のスタック453が積み上げられた後、コンパイラ430を第2のポジションに移動させてシート又は束をスタッキング支持部455の第2の割り当て部の上の第2スタック451に落とすことができる。あるいは、コンパイラ430はシート又は束をスタッキング支持部455の各割り当て部に交互に落とすことにより、第1スタック453及び第2スタック451を積み上げることができる。別の実施形態では、後端支持部を固定でき、先端支持部を前述のように可動式にして第1のポジションと第2のポジションに移動できるよう、仕上げシステムを構成することができる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
下地又は下地の束を支持し、後端支持部が第1のポジション及び第2のポジションのうちの一方に位置すると、前記下地又は下地の束を解放するよう構成された後端支持部を含む下地コンパイリング装置。
【請求項2】
前記後端支持部が第1のポジションに位置するとき、下地又は下地のスタックを支持する先端支持部をさらに含む、請求項1に記載の下地コンパイリング装置。
【請求項3】
下地の束をステープ留めするステープラをさらに含み、前記後端支持部により解放される前記下地の束がステープル留めされる、請求項1に記載の下地コンパイリング装置。
【請求項4】
前記後端支持部が、第1のポジション及び第2のポジションを往復しながら連続して複数の下地又は下地の束を解放するよう構成された、請求項1に記載の下地コンパイリング装置。
【請求項5】
前記下地支持部が、下地又は下地の束を保持するよう構成されたクランプをさらに含む、請求項1に記載の下地コンパイリング装置。
【請求項6】
前記下地支持部が、まとめられた下地の束を解放することができる第1のポジションから、まとめられた下地の束を解放することができる第2のポジションに移動することができる、請求項1に記載の下地コンパイリング装置。
【請求項7】
前記後端支持部が第1のポジションに位置し、紙又は紙の束が8.5インチ×11インチ又はA4用紙のうちの一方のとき、前記紙又は紙の束を支持するよう構成された前記先端支持部及び後端支持部をさらに含む請求項2に記載の下地コンパイリング装置。
【請求項8】
下地を積み上げる方法であって、
第1の下地の束をまとめる工程と、
前記第1の下地の束を下地スタッキング支持部の第1の割り当て部及び第2の割り当て部のうちの一方に落とす工程と、を含む方法。
【請求項9】
第2の下地の束をまとめる工程と、
前記第2の下地の束を前記下地スタッキング支持部の第1の割り当て部及び第2の割り当て部の一方に落とす工程と、をさらに含む請求項8に記載の下地を積み上げる方法。
【請求項10】
前記第1のまとめられた下地の束、前記第2のまとめられた下地の束、及びをその次のまとめられた下地の束を、前記下地スタッキング支持部の前記第1の割り当て部及び前記第2の割り当て部に交互に積み上げる工程をさらに含む請求項8に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2012−229128(P2012−229128A)
【公開日】平成24年11月22日(2012.11.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−84094(P2012−84094)
【出願日】平成24年4月2日(2012.4.2)
【出願人】(596170170)ゼロックス コーポレイション (1,961)
【氏名又は名称原語表記】XEROX CORPORATION
【Fターム(参考)】