説明

ETTL測光システム

【課題】 測光センサとしてリニアセンサを用いる場合、ダイナミックレンジが狭いのでETTLを行うときにプリ発光を2回行わないと精度の良い測光値が得られない場合があった。プリ発光を2回行うとプリ発光1回の時と比べて時間がかかってしまうためレリーズタイムラグとなってしまう問題点や、多灯ストロボ撮影の際に、光ワイヤレス通信とプリ発光を2回行うと充完切れを起こす等の問題点があった。
【解決手段】 被写体像を撮像面に結像させる光学系(200)とセンサ(106)と
その出力を処理する処理回路(111)と被写体を照明するための照明装置(300)を有する撮像装置において、照明装置(300)のプリ発光の露光の際に、センサ(106)の同色の画素が発生した信号電荷を所定の数だけ混合する手段とその信号電荷の混合数を所定行毎に変える手段を備え、以上の方法で得られた画像データから本発光量を算出することを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、リニア出力型のセンサを用いてETTLを行う際の測光システムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、一眼レフカメラでは、撮影の直前にペンタ部の測光センサで画像信号を取得し、その画像信号を処理することにより追尾を行い、さらにその画像信号を元に測光を行うシステムが見受けられるようになってきた。
【0003】
被写体追尾を行う場合、少なくとも数百画素の画素をもつ測光センサが必要とされるため、CCDやCMOS等のリニア出力型のセンサを使用することが必要になってくる。
【0004】
リニア出力型のセンサは、一定の蓄積時間で得られるダイナミックレンジが狭いため、測光の際に外光の輝度に合わせて蓄積時間を適宜変更しながら測光を行わなければならない。
【0005】
また、リニア出力型のセンサでETTLを行う場合、1回のプリ発光では、発光量が足りなかったり多すぎたりして、測光値の信頼性が十分に得られないことがある。
【0006】
そこで、1回目のプリ発光の反射光の測光結果から再度プリ発光を行うか否かを判定し、必要であれば2回目のプリ発光を行い撮影時の本発光量を算出する方法が考えられている。(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2000-187266号公報
【特許文献2】特開2005-117192号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかし、上記の方法において、プリ発光を2回行うとプリ発光1回の時と比べて時間がかかってしまうためレリーズタイムラグとなってしまう問題点や、多灯ストロボ撮影の際に、光ワイヤレス通信とプリ発光を2回行うと充完切れを起こす等の問題点があった。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明に係る請求項1のETTL測光システムは、
被写体像を撮像面に結像させる光学系(200)と、
センサ(106)と、
その出力を処理する処理回路(111)と、
被写体を照明するための照明装置(300)を有する撮像装置において、
照明装置(300)のプリ発光の露光の際に、センサ(106)の同色の画素が発生した信号電荷を所定の数だけ混合する手段と、
その信号電荷の混合数を所定行毎に変える手段を備え、
以上の方法で得られた画像データから本発光量を算出することを特徴とする。
【0010】
請求項2のETTL測光システムは、センサ(106)として各色画素が垂直方向にストライプ状に並んだセンサを用いることを特徴とする請求項1に記載のETTL測光システム。
【0011】
請求項3のETTL測光システムは、異なる混合数の画像データを混合数毎に分離し、それぞれ同一のブロック数で演算を行うことを特徴とする請求項1に記載のETTL測光システム。
【0012】
請求項4のETTL測光システムは、被写体との距離情報とリアルタイム測光時の輝度値からプリ発光の発光量とセンサ(106)の蓄積時間を変えることを特徴とする請求項1に記載のETTL測光システム。
【0013】
請求項5のETTL測光システムは、自然光の測光時は通常の読み出しを行い、プリ間蓄積とプリ発光蓄積のときのみ混合数を所定行毎に変える読み出しを行うことを特徴とする請求項1に記載のETTL測光システム。
【0014】
請求項6のETTL測光システムは、メインの照明装置(300)の他にサブの照明装置が複数グループあるシステムにおいて、各グループのサブの照明装置が1回のプリ発光で本発光量を決定することを特徴とする請求項1に記載のETTL測光システム。
【発明の効果】
【0015】
画素混合数を各行で変えることにより、ダイナミックレンジが拡大され、1回のプリ発光で本発光量を決めることができる。これによりレリーズタイムラグが少なくなる。また、多灯ストロボの際に充完切れも起きにくくなる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】カメラシステム構成図
【図2】信号電荷が画素混合されるときの様子を示した図
【図3】本発明の撮像装置、照明装置の動作説明のためのフローチャート
【図4】被写体距離と外光輝度からプリ前測光とプリ時測光の蓄積時間を算出するテーブル
【図5】本測光システムの読み出し方式で得られた画像を混合数毎に分離する様子を説明するための図
【図6】本測光システムの測光領域の分割について説明するための図
【図7】多灯ストロボの場合の制御フローチャート
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
【0018】
[実施例1]
以下、本発明の実施例について説明する。
【0019】
図1は本発明の実施例にかかわるカメラシステムの構成を示す図である。
【0020】
100はカメラ本体を、200はレンズを、300はストロボを示している。まず、カメラ本体100とレンズ200内の構成について説明する。101はカメラ100の各部を制御するマイクロコンピュータCPU(以下、カメラマイコン)である。102は赤外カットフィルタやローパスフィルタ等を含むCCD,CMOS等の撮像素子であり、レンズ200によって撮影時に被写体の像が結像される。103はシャッターで非撮影時には撮像素子102を遮光し、撮影時には開いて撮像素子102へ光線を導く。104はハーフミラーで非撮影時にレンズ200より入射する光の一部を反射し105のピント板に結像させる。106は測光センサで、CCD、COMS等の撮像素子を使用することにより測光や追尾を行う。本実施例では、測光センサとしてストライプ型のCCDを用いた例を紹介する。CCDは縦M画素、横N画素のM×N個の画素を有する。また、測光センサは後述する107のペンタプリズムを介してピント板105に結像された被写体像をやぶにらみの位置から見込んでいる。107はペンタプリズムで、ピント板105の被写体像を測光センサ106及び不図示の光学ファインダーに導く。108はCPU101に接続されているRAMやROM等のメモリである。109は焦点検出回路で、110のAFミラーで、レンズより入射し、ハーフミラー104を通過した光線の一部を焦点検出回路内の測距センサに導き測距を行っている。111は測光センサ106の画像処理・演算用のCPU(以下ICPUと呼ぶ)で、ここでストロボの本発光量の演算を行う。112はICPU111に接続されているRAMやROM等のメモリである。今回は、111のように測光センサ専用のCPUを用意したが、101のカメラマイコンで処理を行っても良い。201はレンズ内のCPU(以下LPUと呼ぶ)で、被写体との距離情報等をカメラマイコンに送る。
【0021】
次に、ストロボ300の構成について説明する。
【0022】
301はストロボ300の各部の動作を制御するマイクロコンピュータSCPU(以下、ストロボマイコンと呼ぶ)である。302は光量制御装置で、電池電圧を昇圧し後述する光源305を点灯させるための昇圧回路や発光の開始及び停止を制御する電流制御回路等が含まれている。303はフレネルレンズなどのパネル等から成りストロボ300の照射角を変更するズーム光学系である。304は反射傘であり、光源の発光光束を集光し被写体に照射している。305はキセノン管や白色LEDなどの光源である。
【0023】
次に図2の信号電荷が画素混合されるときの様子を示した図より画素混合について説明する。
【0024】
本実施例では図2のようにR(赤)、G(緑),B(青)の画素がストライプ状に並んだストライプ型CCDを使用した例を説明する。このようにストライプ型のCCDを使用することにより、垂直転送路内で垂直方向にアナログ的に画素混合をすることが可能となる。本実施例では図2のように1画素と4画素混合を1行毎に交互に読み出す場合を考える。4画素混合とは、図2に示すように、同色の画素同士を4画素分混合し、これを一つの信号電荷として出力する処理である。したがってこの場合、画像データのサイズは垂直方向が(2N/5)画素になる。このように1画素と4画素混合の画像を取得することにより、混合なしの画像(1画素のみの画像)と比べて低輝度側にダイナミックレンジを2段広げることができる。ここで、例えば画素混合数を8画素にすれば全画素読み出しのときと比べて低輝度側に3段、16画素にすれば4段ダイナミックレンジを広げることができる。
【0025】
次に図3のフローチャートにより本発明のシーケンスを説明する。
【0026】
まず、ETTLの制御が開始すると、S102でシャッターボタンの半押し状態であるSW1がONか否かを判別し、ONならばS103に進む。
【0027】
S103では焦点検出回路109を駆動することにより焦点検出動作を行う。このときレンズの距離情報が得られ、それをLPU201がカメラマイコン101に送信し、さらに測光の演算を行うICPU111に送信する。この情報により主被写体との距離(D)を推定することができる。
【0028】
次に、S104で外光の輝度値を測光センサ106により測光(リアルタイム測光)する。このときのリアルタイム測光は、何度も測光を繰り返し、蓄積時間を決めるため、画面内均一な通常の読み出し(画素混合数を所定行毎に変える読み出し方式ではないもの)とするのが良い。ここで外光の輝度(BV)を算出できる。
【0029】
そしてS105で、S103で得られた主被写体との距離(D)とS104で得られた外光の輝度(BV)から図4のようにプリ前測光&プリ発光時の蓄積時間を算出する。ここでは主被写体との距離(D)と外光の輝度(BV)からプリ前測光&プリ発光時の蓄積時間を決定したが、そのどちらか片方で決めても良い、またそのいずれにも頼らず常に同じ蓄積時間で測光を行うことも考えられる。
【0030】
次に、S106で、撮影開始のスイッチであるSW2がONであるか否かを判別し、ONであればS107に進む。
【0031】
S107ではプリ発光直前の被写体輝度を測光センサ106により得る。このプリ前測光では蓄積時間は図4から得られたものを使用し、画素混合数を所定行毎に変える読み出しをする。
【0032】
そしてS108でプリ発光を行い、S109でプリ発光の反射光を測光し、S110でA/D変換を行う。プリ発光時の測光では、プリ前測光と同様に蓄積時間は図4から得られたものを使用し、画素混合数を所定行毎に変える読み出しをする。
【0033】
次にS111で、以上から得られたプリ前測光の画像データとプリ発光時の画像データから本発光の発光量を演算する。
【0034】
その演算方法の一例について以下説明する。
【0035】
まず、M×N個の各画素においてプリ発光時の画像データからプリ前測光の画像データを引く。これによって、外光の光の影響を除いたストロボ光のみの画像データが得られる。続いて、上述の(プリ発光時画像データ)−(プリ前測光の画像データ)から得られた画像データを図5のように画素混合なしのデータと画素混合あり(4画素混合)の画像データとに分離する。ここで得られた「混合なし画像」と「4画素混合画像」の画像データそれぞれにおいて下記のような演算を行う。まず、図6に示したような横I個、縦J個のブロック(測光領域)に分けて、ブロック毎の輝度値を計算する。また、1つのブロック内にR、G、Bの画素がそれぞれ同じ数となるようにブロックの大きさを決めると良い。各ブロックには横m画素、縦n画素の計m×n個の画素がある。1つのブロック内にR,G,Bの画素がそれぞれ同じ数になるようにブロックの大きさを決めると各ブロックにはR,G,Bの画素がそれぞれm×n/3個ずつとなる。各ブロック内のR画素の平均値Rij、G画素の平均値Gij、B画素の平均値Bijを求める。このRij、Gij、Bijから各ブロックの輝度値(Yij)を求める。
Yijは例えば以下の式によって求められる。
【0036】
Yij=Ra×Rij+Ga×Gij+Ba×Bij
R画素,G画素,B画素の混合比Ra、Ga,Baに適当な値を入れることでブロック毎の輝度値Yijが求められる。(例えばRa=0.299、Ga=0.587、Ba=0.114)。以上の計算によって「混合なし画像」の各ブロックの輝度値Y1ijと「4画素混合画像」の各ブロックの輝度Y4ijを求められる。
【0037】
また、「混合なし画像」の各ブロックと「4画素混合画像」の各ブロックはほぼ同じ位置を見ており、あるブロックにおいてY1ijとY4ijが共にダイナミックレンジ内ならば
Y4ij≒4×Y1ijと言える。次に、Y1ijとY4ijの値からブロック全体のプリ発光反射光輝度値Ysを算出する。その方法の一例を以下に説明する。
【0038】
各ブロックにおいてY4ijが閾値Ymaxを超えているかどうかを判断し、超えている場合は「4画素混合画像」においてそのブロックは飽和している(ダイナミックレンジ外)とみなす。そして、飽和していると判断されたブロックと同じ位置の「混合なし画像」の輝度値Y1ijを用い、そのブロックの輝度値を4×Y1ijとする。この操作により、「4画素混合画像」で飽和しているブロックを、より高輝度まで測光可能な「混合なし画像」で補うことができる。今回は、ブロック毎の輝度値Y4ijが飽和しているか否かでY4ijの値をそのまま使用するか4×Y1ijを使用するかを決定した。しかし、これを「4画素混合画像」の各ブロックのR画素の平均値R4ij、G画素の平均値G4ij、B画素の平均値B4ijのそれぞれが飽和しているかどうかを判断し、このそれぞれを「混合なし画像」のデータR1ij、G1ij、B1ijの4倍と置き換えても良い。さらに今回は、ブロック毎の輝度値Y4ijが飽和していなければそのままY4ijを使い、飽和していれば4×Y1ijを用いるとしたが、Y4ijが飽和していないときに、Y4ijと4×Y1ijの平均をとる等しても良い。
【0039】
以上のようにしてできたY4ijと4×Y1ijからなる各ブロックの輝度値を用いてブロック全体のプリ発光反射光輝度値Ysを算出する。評価測光やスポット測光等の測光モードに応じて各ブロックの輝度値に重みづけをかけ、ブロック全体のプリ発光反射光輝度値Ysは算出される。単純にすべての平均をとってYsを求めても良い。
【0040】
続いてこのプリ発光反射光輝度値Ysを予め用意しておいた対数変換テーブルを元に対数変換し、対数変換後のプリ発光反射光輝度値Yslogを求める。得られたプリ発光反射光輝度値Yslogから適輝度値Yt(対数)との差分DF=Yslog−Ytを求める。この差分DF(プリ発光時の適光量との差分段数)とプリ発光の発光量A0から本発光の発光量Answerを決定する。
【0041】
Answer=A0 − DF
この本発光の発光量Answerをカメラマイコンに送り、カメラマイコンからストロボマイコンに発光量を送る。
【0042】
最後にS112でカメラマイコンからストロボマイコンに発光の指令を出し、ストロボマイコンが光量制御装置302を制御して本発光を実行し、本撮影を行う。
【0043】
次に第2の実施例として多灯ストロボ制御の例を図7の制御フローチャートを用いて説明する。
【0044】
Aグループ、Bグループ、Cグループの3つのグループのスレーブストロボをマスターストロボから制御することを考える。
【0045】
S101からS106は実施例1で述べた通りである。
【0046】
S113で、マスターストロボはAグループのスレーブストロボに光ワイヤレス通信でプリ発光の発光量等の指令を出す。
【0047】
S114〜S118は実施例1で述べた方法(S107〜S111)と同様でAグループのスレーブストロボのプリ発光反射光からAグループのスレーブストロボの本発光量AnswerAを決定する。
【0048】
S119でプリ発光していない(本発光量の決まっていないグループ)があるか否かを判定する。次に、Aグループと同様にマスターストロボはBグループのスレーブストロボに光ワイヤレス通信でプリ発光の発光量等の指令を出す。Bグループのスレーブストロボのプリ発光反射光からBグループのスレーブストロボの本発光量AnswerBを決定する。続いて同様にマスターストロボはCフループのスレーブストロボに光ワイヤレス通信でプリ発光の発光量等の指令を出す。Cグループのスレーブストロボのプリ発光反射光からBグループのスレーブストロボの本発光量AnswerCを決定する。
【0049】
そして、最後にS120〜S124でマスターストロボはプリ発光し、マスターストロボ自身の本発光量AnswerMを決定する。
【0050】
S125で、以上で得られたAnswerA、AnswerB、AnswerC、AnswerMの発光量でそれぞれのグループとマスターストロボは発光する。
【0051】
以上のように、画素混合数を各行で変える読み出しをすることにより、ダイナミックレンジが拡大され、1回のプリ発光で本発光量を決めることができる。これによりレリーズタイムラグが少なくなる。また、多灯ストロボの際に従来のプリ発光を2回する方式では、2回のプリ発光の指令の度に光ワイヤレス通信をしなければならず、充完切れが起きてしまっていたが、本方式では1回のプリ発光で測光が可能なため充完切れも起きにくくなる。
【0052】
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
【符号の説明】
【0053】
100 カメラ
101 カメラマイコン
102 撮像素子
104 ミラー
105 ピント板
106 測光センサ
107 ペンタプリズム
111 画像処理・演算用のCPU
200 レンズ
201 レンズマイコン
300 照明装置(ストロボ)


【特許請求の範囲】
【請求項1】
被写体像を撮像面に結像させる光学系(200)と、
センサ(106)と、
その出力を処理する処理回路(111)と、
被写体を照明するための照明装置(300)を有する撮像装置において、
照明装置(300)のプリ発光の露光の際に、センサ(106)の同色の画素が発生した信号電荷を所定の数だけ混合する手段と、
その信号電荷の混合数を所定行毎に変える手段を備え、
以上の方法で得られた画像データから本発光量を算出することを特徴とするETTL測光システム。
【請求項2】
センサ(106)として各色画素が垂直方向にストライプ状に並んだセンサを用いることを特徴とする請求項1に記載のETTL測光システム。
【請求項3】
異なる混合数の画像データを混合数毎に分離し、それぞれ同一のブロック数で演算を行うことを特徴とする請求項1に記載のETTL測光システム。
【請求項4】
被写体との距離情報とリアルタイム測光時の輝度値からプリ発光の発光量とセンサ(106)の蓄積時間を変えることを特徴とする請求項1に記載のETTL測光システム。
【請求項5】
自然光の測光時は通常の読み出しを行い、プリ間蓄積とプリ発光蓄積のときのみ混合数を所定行毎に変える読み出しを行うことを特徴とする請求項1に記載のETTL測光システム。
【請求項6】
メインの照明装置(300)の他にサブの照明装置が複数グループあるシステムにおいて、各グループのサブの照明装置が1回のプリ発光で本発光量を決定することを特徴とする請求項1に記載のETTL測光システム。


【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate


【公開番号】特開2012−145862(P2012−145862A)
【公開日】平成24年8月2日(2012.8.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−5679(P2011−5679)
【出願日】平成23年1月14日(2011.1.14)
【出願人】(000001007)キヤノン株式会社 (59,756)
【Fターム(参考)】