GLP−2化合物、製剤、及びそれらの使用
【課題】GLP−2化合物、製剤、及びそれらの使用
【解決手段】本発明は、持続的な作用プロファイルを有する新規ヒトグルカゴン様ペプチド2(GLP−2)ペプチド及びヒトグルカゴン様ペプチド-2誘導体に関し、並びに、そのようなペプチドをコードするポリヌクレオチド構築物、該ポリヌクレオチドを含み発現するベクター及び宿主細胞、薬学的組成物、使用及び治療方法に関する。
【解決手段】本発明は、持続的な作用プロファイルを有する新規ヒトグルカゴン様ペプチド2(GLP−2)ペプチド及びヒトグルカゴン様ペプチド-2誘導体に関し、並びに、そのようなペプチドをコードするポリヌクレオチド構築物、該ポリヌクレオチドを含み発現するベクター及び宿主細胞、薬学的組成物、使用及び治療方法に関する。
Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298
【特許請求の範囲】
【請求項1】
式Iのアミノ酸配列を含むA GLP-2 ペプチド
His-X2-X3-Gly-X5-Phe-X7-X8-X9-X10-X11-X12-X13-X14-X15-X16-X17-X18-Ala-Arg-X21-Phe-Ile-X24-Trp-Leu-Ile-X28-Thr-Arg-Ile-Thr-X33 (式I)
又はそれらの断片;ここにおいて、X2 は Ala, Val 又は Gly であり; X3 は Asp, 又は Gluであり; X5 は Ser, 又は Lysであり; X7 は Ser, 又は Lysであり; X8 は Asp, Glu, 又は Lysであり; X9 は Asp, Glu, 又は Lysであり; X10 は Met, Lys, Leu, Ile, 又は ノルロイシンであり; X11 は Asn, 又は Lysであり; X12 は Thr, 又は Lysであり; X13 は Ile, 又は Lysであり; X14 は Leu, 又は Lysであり; X15 は Asp, 又は Lysであり; X16 は Asn, 又は Lysであり; X17 は Leu, 又は Lysであり; X18 は Ala, 又は Lysであり; X21 は Asp, 又は Lysであり; X24 は Asn, 又は Lysであり; X28 は Gln, 又は Lysであり; X33 は Asp, Glu, 又は Lysである。
【請求項2】
請求項 1の GLP-2 ペプチドであって、アミノ酸配列
His-X2-X3-Gly-X5-Phe-X7-X8-X9-X10-X11-X12-X13-X14-X15-X16-X17-X18-Ala-X20-X21-Phe-Ile-X24-Trp-Leu-Ile-X28-Thr-Arg-Ile-Thr-X33
又はそれらの断片から成るペプチド;ここにおいて、X2 は Ala, Val 又は Glyであり; X3 は Asp, 又は Gluであり; X5 は Ser, 又は Lysであり; X7 は Ser, 又は Lysであり; X8 は Asp, Glu, 又は Lysであり; X9 は Asp, Glu, 又は Lysであり; X10 は Met, Lys, Leu, Ile, 又は ノルロイシンであり; X11 は Asn, 又は Lysであり; X12 は Thr, 又は Lysであり; X13 は Ile, 又は Lysであり; X14 は Leu, 又は Lysであり; X15 は Asp, 又は Lysであり; X16 は Asn, 又は Lysであり; X17 は Leu, 又は Lysであり; X18 は Ala, 又は Lysであり; X20 は Arg, 又は Lysであり; X21 は Asp, 又は Lysであり; X24 は Asn, 又は Lysであり; X28 は Gln, 又は Lysであり; X33 は Asp, Glu, 又は Lysである。
【請求項3】
X2が Alaである、請求項1 又は 2のGLP-2 ペプチド。
【請求項4】
X2 が Glyである、請求項1 又は 2のGLP-2 ペプチド。
【請求項5】
X3 が Aspである、請求項1〜4の何れかのGLP-2 ペプチド。
【請求項6】
X3 が Gluである、請求項1〜4の何れかのGLP-2 ペプチド。
【請求項7】
X5 が Serである、請求項1〜6の何れかのGLP-2 ペプチド。
【請求項8】
X7 が Serである、請求項1〜7の何れかのGLP-2 ペプチド。
【請求項9】
X8 が Aspである、請求項1〜8の何れかのGLP-2 ペプチド。
【請求項10】
X8 が Gluである、請求項1〜8の何れかのGLP-2 ペプチド。
【請求項11】
X9 が Aspである、請求項1〜10の何れかのGLP-2 ペプチド。
【請求項12】
X9 が Gluである、請求項1〜10の何れかのGLP-2 ペプチド。
【請求項13】
X10 が Met, Leu, Ile, 及び ノルロイシンから成る群から選択される、請求項1〜12の何れかのGLP-2 ペプチド。
【請求項14】
X11 が Asn である、請求項1〜13の何れかのGLP-2 ペプチド。
【請求項15】
X12 が Thrである、請求項1〜14の何れかのGLP-2 ペプチド。
【請求項16】
X13 が Ileである、請求項1〜15の何れかのGLP-2 ペプチド。
【請求項17】
X14 が Leuである、請求項1〜16の何れかのGLP-2 ペプチド。
【請求項18】
X15 が Aspである、請求項1〜17の何れかのGLP-2 ペプチド。
【請求項19】
X16 が Asn である、請求項1〜18の何れかのGLP-2 ペプチド。
【請求項20】
X17 が Leuである、請求項1〜19の何れかのGLP-2 ペプチド。
【請求項21】
X18 が Alaである、請求項1〜20の何れかのGLP-2 ペプチド。
【請求項22】
X21 が Aspである、請求項1〜21の何れかのGLP-2 ペプチド。
【請求項23】
X24 が Asnである、請求項1〜22の何れかのGLP-2 ペプチド。
【請求項24】
X28 が Glnである、請求項1〜23の何れかのGLP-2 ペプチド。
【請求項25】
X33 が Aspである、請求項1〜24の何れかのGLP-2 ペプチド。
【請求項26】
X33 が Gluである、請求項1〜24の何れかのGLP-2 ペプチド。
【請求項27】
X5, X7, X8, X9, X10, X11, X12, X13, X14, X15, X16, X17, X18, X20, X21, X24, X28, 及び X33から成るリストから独立的に選択される少なくとも一つのアミノ酸が Lys である、請求項1〜26の何れかのGLP-2 ペプチド。
【請求項28】
総計で5までのアミノ酸残基、例えば、4アミノ酸残基、 3アミノ酸残基、2 アミノ酸残基、又は 1アミノ酸残基が、任意のα-アミノ酸残基と交換される、請求項1〜27の何れかのGLP-2 ペプチド。
【請求項29】
前記ペプチドが下記から成るリストから選択される、請求項1のGLP-2 ペプチド:
K30R-GLP-2(1-33);
S5K-GLP-2(1-33);
S7K-GLP-2(1-33);
D8K-GLP-2(1-33);
E9K-GLP-2(1-33);
M10K-GLP-2(1-33);
N11K-GLP-2(1-33);
T12K-GLP-2(1-33);
I13K-GLP-2(1-33);
L14K-GLP-2(1-33);
D15K-GLP-2(1-33);
N16K-GLP-2(1-33);
L17K-GLP-2(1-33);
A18K-GLP-2(1-33);
D21K-GLP-2(1-33);
N24K-GLP-2(1-33);
Q28K-GLP-2(1-33);
S5K/K30R-GLP-2(1-33);
S7K/K30R-GLP-2(1-33);
D8K/K30R-GLP-2(1-33);
E9K/K30R-GLP-2(1-33);
M10K/K30R-GLP-2(1-33);
N11K/K30R-GLP-2(1-33);
T12K/K30R-GLP-2(1-33);
I13K/K30R-GLP-2(1-33);
L14K/K30R-GLP-2(1-33);
D15K/K30R-GLP-2(1-33);
N16K/K30R-GLP-2(1-33);
L17K/K30R-GLP-2(1-33);
A18K/K30R-GLP-2(1-33);
D21K/K30R-GLP-2(1-33);
N24K/K30R-GLP-2(1-33);
Q28K/K30R-GLP-2(1-33);
K30R/D33K-GLP-2(1-33);
D3E/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/S5K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/S7K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/D8K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/E9K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/M10K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/N11K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/T12K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/I13K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L14K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/D15K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/N16K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/A18K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/D21K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/N24K/K30R/D33E-GLP-2(1-33); 及び
D3E/Q28K/K30R/D33E-GLP-2(1-33)。
【請求項30】
請求項1〜29の何れかのGLP-2 ペプチドをコードするポリヌクレオチド構築物。
【請求項31】
請求項30のポリヌクレオチド構築物を含む宿主細胞。
【請求項32】
真核細胞である、請求項31の宿主細胞。
【請求項33】
前記細胞が酵母細胞である、請求項32の宿主細胞。
【請求項34】
GLP-2 ペプチドを含むGLP-2誘導体、ここにおいて、親油性置換基は、配列番号:1のアミノ酸配列に関して、S5, S7, D8, E9, M10, N11, T12, I13, L14, D15, N16, L17, A18, D21, N24, 及びQ28から成るリストから独立的に選択される位置の一以上のアミノ酸残基に結合する、但し、前記親油性置換基は、前記GLP-2 ペプチドのN-末端アミノ酸残基又はC-末端アミノ酸残基には結合しない。
【請求項35】
請求項34のGLP-2 誘導体、ここにおいて、該GLP-2 ペプチドは、式II
His-X2-X3-Gly-X5-Phe-X7-X8-X9-X10-X11-X12-X13-X14-X15-X16-X17-X18-Ala-X20-X21-Phe-Ile-X24-Trp-Leu-Ile-X28-Thr-X30-Ile-Thr-X33 (式II)
又はそれらの断片による;ここにおいて、 X2 は Ala, Val 又は Glyであり ; X3 は Asp, 又は Gluであり ; X5 は Ser, 又は Lysであり ; X7 は Ser, 又は Lysであり ; X8 は Asp, Glu, 又は Lysであり ; X9 は Asp, Glu, 又は Lysであり ; X10 は Met, Lys, Leu, Ile, 又は ノルロイシンであり ; X11 は Asn, 又は Lysであり ; X12 は Thr, 又は Lysであり ; X13 は Ile, 又は Lysであり ; X14 は Leu, 又は Lysであり ; X15 は Asp, 又は Lysであり ; X16 は Asn, 又は Lysであり ; X17 は Leu, 又は Lysであり ; X18 は Ala, 又は Lysであり ; X20 は Arg, 又は Lysであり ; X21 は Asp, 又は Lysであり ; X24 は Asn, 又は Lysであり ; X28 は Gln, 又は Lysであり ; X30 は Arg, 又は Lysであり ; X33 は Asp, Glu, 又は Lys (式II)である。
【請求項36】
前記GLP-2 ペプチドは請求項1〜29の何れかによる、請求項34 又は 35のGLP-2 誘導体。
【請求項37】
ただ一つの親油性置換基が前記GLP-2 ペプチドに結合している、請求項34-36の何れかのGLP-2 誘導体。
【請求項38】
前記親油性置換基が、4〜40の炭素原子を含む、請求項34-37の何れかのGLP-2 誘導体。
【請求項39】
前記親油性置換基が、8〜25の炭素原子を含む、請求項38のGLP-2 誘導体。
【請求項40】
前記親油性置換基が、12〜20の炭素原子を含む、請求項38のGLP-2 誘導体。
【請求項41】
前記親油性置換基が、アミノ酸残基に、該親油性置換基のカルボキシル基が該アミノ酸残基のアミノ基とアミド結合を形成するように結合している、請求項34-40の何れかのGLP-2 誘導体。
【請求項42】
前記アミノ酸残基はLys残基である、請求項41のGLP-2 誘導体。
【請求項43】
前記親油性置換基が、アミノ酸残基に、該親油性置換基のアミノ基が該アミノ酸残基のカルボキシル基とアミド結合を形成するように結合する、請求項34-40の何れかのGLP-2誘導体。
【請求項44】
前記親油性置換基は、スペーサーによって前記GLP-2ペプチドと結合している、請求項34-43の何れかのGLP-2 誘導体。
【請求項45】
前記スペーサーは、1〜7のメチレン基、例えば二つのメチレン基を有する非分枝鎖アルカンα,ω-ジカルボン酸基であり、該スペーサーが、前記GLP-2 ペプチドのアミノ基と前記親油性置換基のアミノ基の間でブリッジを形成する、請求項44のGLP-2誘導体。
【請求項46】
前記スペーサーが、Cys残基を除くアミノ酸残基又はジペプチドである、請求項44のGLP-2誘導体。
【請求項47】
前記スペーサーは、β-アラニン、ガンマ-アミノ酪酸(GABA)、γ-グルタミン酸、Lys、Asp、Glu、Aspを含むジペプチド、Gluを含むジペプチド、Lysを含むジペプチドから成るリストから選択される、請求項46のGLP-2誘導体。
【請求項48】
前記親GLP-2ペプチドのカルボキシル基は、前記スペーサーのアミノ基とアミド結合を形成し、前記アミノ酸のカルボキシル基またはジペプチドスペーサーは、前記親油性置換基のアミノ基とアミド結合を形成する、請求項46又は47のGLP-2誘導体。
【請求項49】
前記親GLP-2ペプチドのアミノ基は、前記スペーサーのカルボン酸基とアミド結合を形成し、前記スペーサーのアミノ基は、前記親油性置換基のカルボキシル基とアミド結合を形成する、請求項46又は47のGLP-2誘導体。
【請求項50】
前記親油性置換基は、部分的に又は完全に水素化されたシクロペンタノフェナトレン骨格を含む、請求項34-49の何れかのGLP-2誘導体。
【請求項51】
前記親油性置換基は、直鎖又は分枝鎖のアルキル基である、請求項34−50の何れかのGLP-2誘導体。
【請求項52】
前記親油性置換基は、直鎖又は分枝鎖の脂肪酸のアシル基である、請求項34−50の何れかのGLP-2誘導体。
【請求項53】
前記アシル基は、CH3(CH2)nCO-を含む群から選択され、ここにおいて、n は4〜38であり、例えば CH3(CH2)6CO-, CH3(CH2)8CO-, CH3(CH2)10CO-, CH3(CH2)12CO-, CH3(CH2)14CO-, CH3(CH2)16CO-, CH3(CH2)18CO-, CH3(CH2)20CO- 及びCH3(CH2)22CO-である、請求項52のGLP-2誘導体。
【請求項54】
前記親油性置換基は、直鎖又は分枝鎖のアルカン、a,w‐ジカルボン酸のアシル基である、請求項34-49のGLP-2誘導体。
【請求項55】
前記アシル基は、HOOC(CH2)mCO-を含む群から選択され、ここにおいて、m は4 〜 38であり、例えば、 HOOC(CH2)14CO-, HOOC(CH2)16CO-, HOOC(CH2)18CO-, HOOC(CH2)20CO- 及び HOOC(CH2)22CO-である、請求項52のGLP-2誘導体。
【請求項56】
前記親油性置換基は、式 CH3(CH2)p((CH2)qCOOH)CHNH-CO(CH2)2CO-の基であり、ここにおいて、p 及び q は整数であり、p+q は8〜40の整数、例えば12〜35の整数である、請求項34-49の何れかのGLP-2 誘導体。
【請求項57】
前記親油性置換基は、式 CH3(CH2)rCO-NHCH(COOH)(CH2)2CO-の基であり、ここにおいて、r は10〜24の整数である、請求項34-49の何れかのGLP-2 誘導体。
【請求項58】
前記親油性置換基は、式 CH3(CH2)sCO-NHCH((CH2)2COOH)CO-の基であり、ここにおいて、s は 8〜24の整数である、請求項34-49の何れかのGLP-2 誘導体。
【請求項59】
前記親油性置換基は、式 COOH(CH2)tCO-の基であり、ここにおいて、t は8〜24の整数である、請求項34-49の何れかのGLP-2 誘導体。
【請求項60】
前記親油性置換基は、式 -NHCH(COOH)(CH2)4NH-CO(CH2)uCH3の基であり、ここにおいて、u は8〜18の整数である、請求項34-49の何れかのGLP-2 誘導体。
【請求項61】
前記親油性置換基は、式 -NHCH(COOH)(CH2)4NH-COCH((CH2)2COOH)NH-CO(CH2)wCH3の基であり、ここにおいて、w は10〜16の整数である、請求項34-49の何れかのGLP-2 誘導体。
【請求項62】
前記親油性置換基は、式 -NHCH(COOH)(CH2)4NH-CO(CH2)2CH(COOH)NH-CO(CH2)xCH3の基であり、ここにおいて、x は10〜16の整数である、請求項34-49の何れかのGLP-2 誘導体。
【請求項63】
前記親油性置換基は、式 -NHCH(COOH)(CH2)4NH-CO(CH2)2CH(COOH)NHCO(CH2)yCH3の基であり、ここにおいて、y は0又は1〜22の整数である、請求項34-49の何れかのGLP-2 誘導体。
【請求項64】
二つの親油性置換基を有する、請求項34-63の何れかのGLP-2 誘導体。
【請求項65】
下記から成る群から選択される、請求項34-64の何れかのGLP-2 誘導体
S5K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
S7K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
D8K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
E9K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
M10K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
N11K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
T12K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
I13K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L14K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
D15K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
N16K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L17K(3-(オクタノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L17K(3-(ノナノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L17K(3-(デカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L17K(3-(ウンデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L17K(3-(ドデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L17K(3-(トリデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L17K(3-(テトラデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L17K(3-(ペンタデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L17K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L17K(3-(ヘプタデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L17K(3-(オクタデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L17K(3-(ノナデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L17K(3-(エイコサノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(オクタノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ノナノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(デカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ウンデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ドデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(トリデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(テトラデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ペンタデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ヘキサデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ヘプタデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(オクタデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ノナデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(エイコサノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K(4-(オクタノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K(4-(ノナノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K(4-(デカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K(4-(ウンデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K(4-(ドデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K(4-(トリデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K(4-(テトラデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K(4-(ペンタデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K(4-(ヘキサデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K(4-(ヘプタデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K(4-(オクタデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K(4-(ノナデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K(4-(エイコサノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
A18K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
D21K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
N24K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
Q28K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
S5K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
S7K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
D8K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
E9K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
M10K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
N11K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
T12K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
I13K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L14K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
D15K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
N16K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(3-(オクタノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(3-(ノナノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(3-(デカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(3-(ウンデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(3-(ドデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(3-(トリデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(3-(テトラデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(3-(ペンタデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(3-(ヘプタデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(3-(オクタデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(3-(ノナデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(3-(エイコサノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(オクタノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ノナノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(デカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ウンデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ドデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(トリデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(テトラデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ペンタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ヘキサデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ヘプタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(オクタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ノナデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(エイコサノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(4-(オクタノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(4-(ノナノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(4-(デカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(4-(ウンデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(4-(ドデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(4-(トリデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(4-(テトラデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(4-(ペンタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(4-(ヘキサデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(4-(ヘプタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(4-(オクタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(4-(ノナデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(4-(エイコサノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
A18K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
D21K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
N24K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
Q28K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
D3E/S5K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/S7K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/D8K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/E9K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/M10K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/N11K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/T12K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/I13K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L14K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/D15K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/N16K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(3-(オクタノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(3-(ノナノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(3-(デカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(3-(ウンデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(3-(ドデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(3-(トリデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(3-(テトラデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(3-(ペンタデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(3-(ヘプタデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(3-(オクタデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(3-(ノナデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(3-(エイコサノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(オクタノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ノナノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(デカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ウンデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ドデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(トリデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(テトラデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ペンタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ヘキサデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ヘプタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(オクタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ノナデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(エイコサノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(4-(オクタノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(4-(ノナノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(4-(デカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(4-(ウンデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(4-(ドデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(4-(トリデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(4-(テトラデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(4-(ペンタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(4-(ヘキサデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(4-(ヘプタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(4-(オクタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(4-(ノナデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(4-(エイコサノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/A18K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/D21K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/N24K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33); 及び
D3E/Q28K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33)。
【請求項66】
親油性置換基が、配列番号:1のアミノ酸配列に関して、S5, S7, D8, E9, M10, N11, T12, I13, L14, D15, N16, L17, A18, D21, N24, 及び Q28 から成るリストから選択される位置で一以上のアミノ酸残基に結合し、但し、前記親油性置換基は、前記GLP-2ペプチドのN-末端アミノ酸残基又はC-末端アミノ酸残基には結合しない、GLP-2 ペプチドを含むGLP-2 誘導体を含む薬学的組成物。
【請求項67】
請求項34-65の何れかで定義されたGLP-2 誘導体及び任意に薬学的に許容される担体を含む薬学的組成物。
【請求項68】
薬剤の調製のための、請求項34-65の何れかで定義されたGLP-2 誘導体の使用。
【請求項69】
遅延性効果を有する薬剤の調製のための、請求項34-65の何れかで定義されたGLP-2 誘導体の使用。
【請求項70】
腸不全又は腸における栄養分の吸収不良を導く他の状態の治療のための薬剤の調製のための、請求項34-65の何れかで定義されたGLP-2 誘導体の使用。
【請求項71】
小腸症候群、炎症性腸症候群、クローン病、膠原結腸炎、放射線性結腸炎、潰瘍性結腸炎 慢性放射線性腸炎を含む結腸炎、非-熱帯性(グルテン不耐性)及び熱帯性スプルー、セリアック病(Coeliac disease)(グルテン過敏性腸症)、血管閉塞又は外傷後の障害性組織、下痢、例えば観光者の下痢及び感染後の下痢、慢性腸機能不全、脱水症、菌血症、敗血症、神経性食欲不振、化学療法後の障害性組織、例えば、化学療法誘導性腸粘膜炎、早産乳児における腸不全を含む早産乳児、出産前乳児における腸不全を含む出産前乳児、硬皮症(schleroderma)、萎縮性胃炎、幽門洞切除後の萎縮性胃炎 及び ヘリコバクターピロリ胃炎を含む胃炎、膵臓炎、一般的な敗血症性ショック性潰瘍、腸炎、盲嚢、リンパ性閉塞、血管疾患 及び対宿主性移植片、外科手術後の治癒、後放射線性萎縮症及び 化学療法、パーキンソン病における体重損失、外科手術後の腸適合、中心静脈栄養法に誘導される粘膜萎縮、例えば、総合的な中心静脈栄養法(TPN)によって誘導される粘膜萎縮、及び 骨粗鬆症、悪性の高カルシウム血症、骨転移による骨減少症を含む骨関連疾患、歯周病、副甲状腺機能亢進症、関節リウマチにおける関節周囲組織、パジェット病、骨ジストロフィー、骨化性筋炎、ベヒテレフ病、悪性の高カルシウム血症、骨転移によって生じる骨溶解性の病変、不動化による骨損失、性ステロイドホルモンの欠乏による骨損失、ステロイドホルモン処置による骨異常、癌治療によって誘発された骨異常、骨軟化症、ベッカー病、骨軟化症、骨過形成、大理石骨病、転移性の骨疾患、不動化-誘導性骨減少症、又は糖質コルチコイド誘導性骨粗鬆症の治療のための薬剤の調製のための、請求項34-65の何れかで定義されたGLP-2誘導体の使用。
【請求項72】
腸不全又は腸における栄養分の吸収不良を導く他の状態の治療のための方法であって、該方法は、請求項34-65の何れかで定義されたGLP-2 誘導体の、治療的又は予防的に有効な量を、それらを必要とする対象に投与することを含む方法。
【請求項73】
小腸症候群、炎症性腸症候群、クローン病、膠原結腸炎、放射線性結腸炎、潰瘍性結腸炎 慢性放射線性腸炎を含む結腸炎、非-熱帯性(グルテン不耐性)及び熱帯性スプルー、セリアック病(Coeliac disease)(グルテン過敏性腸症)、血管閉塞又は外傷後の障害性組織、下痢、例えば観光者の下痢及び感染後の下痢、慢性腸機能不全、脱水症、菌血症、敗血症、神経性食欲不振、化学療法後の障害性組織、例えば、化学療法誘導性腸粘膜炎、早産乳児における腸不全を含む早産乳児、出産前乳児における腸不全を含む出産前乳児、硬皮症(schleroderma)、萎縮性胃炎、幽門洞切除後の萎縮性胃炎 及び ヘリコバクターピロリ胃炎を含む胃炎、膵臓炎、一般的な敗血症性ショック性潰瘍、腸炎、盲嚢、リンパ性閉塞、血管疾患 及び対宿主性移植片、外科手術後の治癒、後放射線性萎縮症及び 化学療法、パーキンソン病における体重損失、外科手術後の腸適合、中心静脈栄養法に誘導される粘膜萎縮、例えば、総合的な中心静脈栄養法(TPN)によって誘導される粘膜萎縮、及び、骨粗鬆症、悪性の高カルシウム血症、骨転移による骨減少症を含む骨関連疾患、歯周病、副甲状腺機能亢進症、関節リウマチにおける関節周囲組織、パジェット病、骨ジストロフィー、骨化性筋炎、ベヒテレフ病、悪性の高カルシウム血症、骨転移によって生じる骨溶解性の病変、不動化による骨損失、性ステロイドホルモンの欠乏による骨損失、ステロイドホルモン処置による骨異常、癌治療によって誘発された骨異常、骨軟化症、ベッカー病、骨軟化症、骨過形成、大理石骨病、転移性の骨疾患、不動化-誘導性骨減少症、又は糖質コルチコイド誘導性骨粗鬆症の治療方法であって、該方法は、請求項34〜65の何れかで定義されたGLP-2の治療的又は予防的に有効な量を、それらを必要とする対象に投与することを含む方法。
【請求項74】
請求項1〜29の何れかで定義されたGLP-2 ペプチドを調製する方法であって、該方法は、請求項31-33の何れか一つで定義された宿主細胞を、適切な増殖培地で、ポリヌクレオチド構築物の発現を可能にする条件下で培養することと、得られたペプチドを該培養培地から回収することとを含む方法。
【請求項1】
式Iのアミノ酸配列を含むA GLP-2 ペプチド
His-X2-X3-Gly-X5-Phe-X7-X8-X9-X10-X11-X12-X13-X14-X15-X16-X17-X18-Ala-Arg-X21-Phe-Ile-X24-Trp-Leu-Ile-X28-Thr-Arg-Ile-Thr-X33 (式I)
又はそれらの断片;ここにおいて、X2 は Ala, Val 又は Gly であり; X3 は Asp, 又は Gluであり; X5 は Ser, 又は Lysであり; X7 は Ser, 又は Lysであり; X8 は Asp, Glu, 又は Lysであり; X9 は Asp, Glu, 又は Lysであり; X10 は Met, Lys, Leu, Ile, 又は ノルロイシンであり; X11 は Asn, 又は Lysであり; X12 は Thr, 又は Lysであり; X13 は Ile, 又は Lysであり; X14 は Leu, 又は Lysであり; X15 は Asp, 又は Lysであり; X16 は Asn, 又は Lysであり; X17 は Leu, 又は Lysであり; X18 は Ala, 又は Lysであり; X21 は Asp, 又は Lysであり; X24 は Asn, 又は Lysであり; X28 は Gln, 又は Lysであり; X33 は Asp, Glu, 又は Lysである。
【請求項2】
請求項 1の GLP-2 ペプチドであって、アミノ酸配列
His-X2-X3-Gly-X5-Phe-X7-X8-X9-X10-X11-X12-X13-X14-X15-X16-X17-X18-Ala-X20-X21-Phe-Ile-X24-Trp-Leu-Ile-X28-Thr-Arg-Ile-Thr-X33
又はそれらの断片から成るペプチド;ここにおいて、X2 は Ala, Val 又は Glyであり; X3 は Asp, 又は Gluであり; X5 は Ser, 又は Lysであり; X7 は Ser, 又は Lysであり; X8 は Asp, Glu, 又は Lysであり; X9 は Asp, Glu, 又は Lysであり; X10 は Met, Lys, Leu, Ile, 又は ノルロイシンであり; X11 は Asn, 又は Lysであり; X12 は Thr, 又は Lysであり; X13 は Ile, 又は Lysであり; X14 は Leu, 又は Lysであり; X15 は Asp, 又は Lysであり; X16 は Asn, 又は Lysであり; X17 は Leu, 又は Lysであり; X18 は Ala, 又は Lysであり; X20 は Arg, 又は Lysであり; X21 は Asp, 又は Lysであり; X24 は Asn, 又は Lysであり; X28 は Gln, 又は Lysであり; X33 は Asp, Glu, 又は Lysである。
【請求項3】
X2が Alaである、請求項1 又は 2のGLP-2 ペプチド。
【請求項4】
X2 が Glyである、請求項1 又は 2のGLP-2 ペプチド。
【請求項5】
X3 が Aspである、請求項1〜4の何れかのGLP-2 ペプチド。
【請求項6】
X3 が Gluである、請求項1〜4の何れかのGLP-2 ペプチド。
【請求項7】
X5 が Serである、請求項1〜6の何れかのGLP-2 ペプチド。
【請求項8】
X7 が Serである、請求項1〜7の何れかのGLP-2 ペプチド。
【請求項9】
X8 が Aspである、請求項1〜8の何れかのGLP-2 ペプチド。
【請求項10】
X8 が Gluである、請求項1〜8の何れかのGLP-2 ペプチド。
【請求項11】
X9 が Aspである、請求項1〜10の何れかのGLP-2 ペプチド。
【請求項12】
X9 が Gluである、請求項1〜10の何れかのGLP-2 ペプチド。
【請求項13】
X10 が Met, Leu, Ile, 及び ノルロイシンから成る群から選択される、請求項1〜12の何れかのGLP-2 ペプチド。
【請求項14】
X11 が Asn である、請求項1〜13の何れかのGLP-2 ペプチド。
【請求項15】
X12 が Thrである、請求項1〜14の何れかのGLP-2 ペプチド。
【請求項16】
X13 が Ileである、請求項1〜15の何れかのGLP-2 ペプチド。
【請求項17】
X14 が Leuである、請求項1〜16の何れかのGLP-2 ペプチド。
【請求項18】
X15 が Aspである、請求項1〜17の何れかのGLP-2 ペプチド。
【請求項19】
X16 が Asn である、請求項1〜18の何れかのGLP-2 ペプチド。
【請求項20】
X17 が Leuである、請求項1〜19の何れかのGLP-2 ペプチド。
【請求項21】
X18 が Alaである、請求項1〜20の何れかのGLP-2 ペプチド。
【請求項22】
X21 が Aspである、請求項1〜21の何れかのGLP-2 ペプチド。
【請求項23】
X24 が Asnである、請求項1〜22の何れかのGLP-2 ペプチド。
【請求項24】
X28 が Glnである、請求項1〜23の何れかのGLP-2 ペプチド。
【請求項25】
X33 が Aspである、請求項1〜24の何れかのGLP-2 ペプチド。
【請求項26】
X33 が Gluである、請求項1〜24の何れかのGLP-2 ペプチド。
【請求項27】
X5, X7, X8, X9, X10, X11, X12, X13, X14, X15, X16, X17, X18, X20, X21, X24, X28, 及び X33から成るリストから独立的に選択される少なくとも一つのアミノ酸が Lys である、請求項1〜26の何れかのGLP-2 ペプチド。
【請求項28】
総計で5までのアミノ酸残基、例えば、4アミノ酸残基、 3アミノ酸残基、2 アミノ酸残基、又は 1アミノ酸残基が、任意のα-アミノ酸残基と交換される、請求項1〜27の何れかのGLP-2 ペプチド。
【請求項29】
前記ペプチドが下記から成るリストから選択される、請求項1のGLP-2 ペプチド:
K30R-GLP-2(1-33);
S5K-GLP-2(1-33);
S7K-GLP-2(1-33);
D8K-GLP-2(1-33);
E9K-GLP-2(1-33);
M10K-GLP-2(1-33);
N11K-GLP-2(1-33);
T12K-GLP-2(1-33);
I13K-GLP-2(1-33);
L14K-GLP-2(1-33);
D15K-GLP-2(1-33);
N16K-GLP-2(1-33);
L17K-GLP-2(1-33);
A18K-GLP-2(1-33);
D21K-GLP-2(1-33);
N24K-GLP-2(1-33);
Q28K-GLP-2(1-33);
S5K/K30R-GLP-2(1-33);
S7K/K30R-GLP-2(1-33);
D8K/K30R-GLP-2(1-33);
E9K/K30R-GLP-2(1-33);
M10K/K30R-GLP-2(1-33);
N11K/K30R-GLP-2(1-33);
T12K/K30R-GLP-2(1-33);
I13K/K30R-GLP-2(1-33);
L14K/K30R-GLP-2(1-33);
D15K/K30R-GLP-2(1-33);
N16K/K30R-GLP-2(1-33);
L17K/K30R-GLP-2(1-33);
A18K/K30R-GLP-2(1-33);
D21K/K30R-GLP-2(1-33);
N24K/K30R-GLP-2(1-33);
Q28K/K30R-GLP-2(1-33);
K30R/D33K-GLP-2(1-33);
D3E/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/S5K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/S7K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/D8K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/E9K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/M10K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/N11K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/T12K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/I13K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L14K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/D15K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/N16K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/A18K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/D21K/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/N24K/K30R/D33E-GLP-2(1-33); 及び
D3E/Q28K/K30R/D33E-GLP-2(1-33)。
【請求項30】
請求項1〜29の何れかのGLP-2 ペプチドをコードするポリヌクレオチド構築物。
【請求項31】
請求項30のポリヌクレオチド構築物を含む宿主細胞。
【請求項32】
真核細胞である、請求項31の宿主細胞。
【請求項33】
前記細胞が酵母細胞である、請求項32の宿主細胞。
【請求項34】
GLP-2 ペプチドを含むGLP-2誘導体、ここにおいて、親油性置換基は、配列番号:1のアミノ酸配列に関して、S5, S7, D8, E9, M10, N11, T12, I13, L14, D15, N16, L17, A18, D21, N24, 及びQ28から成るリストから独立的に選択される位置の一以上のアミノ酸残基に結合する、但し、前記親油性置換基は、前記GLP-2 ペプチドのN-末端アミノ酸残基又はC-末端アミノ酸残基には結合しない。
【請求項35】
請求項34のGLP-2 誘導体、ここにおいて、該GLP-2 ペプチドは、式II
His-X2-X3-Gly-X5-Phe-X7-X8-X9-X10-X11-X12-X13-X14-X15-X16-X17-X18-Ala-X20-X21-Phe-Ile-X24-Trp-Leu-Ile-X28-Thr-X30-Ile-Thr-X33 (式II)
又はそれらの断片による;ここにおいて、 X2 は Ala, Val 又は Glyであり ; X3 は Asp, 又は Gluであり ; X5 は Ser, 又は Lysであり ; X7 は Ser, 又は Lysであり ; X8 は Asp, Glu, 又は Lysであり ; X9 は Asp, Glu, 又は Lysであり ; X10 は Met, Lys, Leu, Ile, 又は ノルロイシンであり ; X11 は Asn, 又は Lysであり ; X12 は Thr, 又は Lysであり ; X13 は Ile, 又は Lysであり ; X14 は Leu, 又は Lysであり ; X15 は Asp, 又は Lysであり ; X16 は Asn, 又は Lysであり ; X17 は Leu, 又は Lysであり ; X18 は Ala, 又は Lysであり ; X20 は Arg, 又は Lysであり ; X21 は Asp, 又は Lysであり ; X24 は Asn, 又は Lysであり ; X28 は Gln, 又は Lysであり ; X30 は Arg, 又は Lysであり ; X33 は Asp, Glu, 又は Lys (式II)である。
【請求項36】
前記GLP-2 ペプチドは請求項1〜29の何れかによる、請求項34 又は 35のGLP-2 誘導体。
【請求項37】
ただ一つの親油性置換基が前記GLP-2 ペプチドに結合している、請求項34-36の何れかのGLP-2 誘導体。
【請求項38】
前記親油性置換基が、4〜40の炭素原子を含む、請求項34-37の何れかのGLP-2 誘導体。
【請求項39】
前記親油性置換基が、8〜25の炭素原子を含む、請求項38のGLP-2 誘導体。
【請求項40】
前記親油性置換基が、12〜20の炭素原子を含む、請求項38のGLP-2 誘導体。
【請求項41】
前記親油性置換基が、アミノ酸残基に、該親油性置換基のカルボキシル基が該アミノ酸残基のアミノ基とアミド結合を形成するように結合している、請求項34-40の何れかのGLP-2 誘導体。
【請求項42】
前記アミノ酸残基はLys残基である、請求項41のGLP-2 誘導体。
【請求項43】
前記親油性置換基が、アミノ酸残基に、該親油性置換基のアミノ基が該アミノ酸残基のカルボキシル基とアミド結合を形成するように結合する、請求項34-40の何れかのGLP-2誘導体。
【請求項44】
前記親油性置換基は、スペーサーによって前記GLP-2ペプチドと結合している、請求項34-43の何れかのGLP-2 誘導体。
【請求項45】
前記スペーサーは、1〜7のメチレン基、例えば二つのメチレン基を有する非分枝鎖アルカンα,ω-ジカルボン酸基であり、該スペーサーが、前記GLP-2 ペプチドのアミノ基と前記親油性置換基のアミノ基の間でブリッジを形成する、請求項44のGLP-2誘導体。
【請求項46】
前記スペーサーが、Cys残基を除くアミノ酸残基又はジペプチドである、請求項44のGLP-2誘導体。
【請求項47】
前記スペーサーは、β-アラニン、ガンマ-アミノ酪酸(GABA)、γ-グルタミン酸、Lys、Asp、Glu、Aspを含むジペプチド、Gluを含むジペプチド、Lysを含むジペプチドから成るリストから選択される、請求項46のGLP-2誘導体。
【請求項48】
前記親GLP-2ペプチドのカルボキシル基は、前記スペーサーのアミノ基とアミド結合を形成し、前記アミノ酸のカルボキシル基またはジペプチドスペーサーは、前記親油性置換基のアミノ基とアミド結合を形成する、請求項46又は47のGLP-2誘導体。
【請求項49】
前記親GLP-2ペプチドのアミノ基は、前記スペーサーのカルボン酸基とアミド結合を形成し、前記スペーサーのアミノ基は、前記親油性置換基のカルボキシル基とアミド結合を形成する、請求項46又は47のGLP-2誘導体。
【請求項50】
前記親油性置換基は、部分的に又は完全に水素化されたシクロペンタノフェナトレン骨格を含む、請求項34-49の何れかのGLP-2誘導体。
【請求項51】
前記親油性置換基は、直鎖又は分枝鎖のアルキル基である、請求項34−50の何れかのGLP-2誘導体。
【請求項52】
前記親油性置換基は、直鎖又は分枝鎖の脂肪酸のアシル基である、請求項34−50の何れかのGLP-2誘導体。
【請求項53】
前記アシル基は、CH3(CH2)nCO-を含む群から選択され、ここにおいて、n は4〜38であり、例えば CH3(CH2)6CO-, CH3(CH2)8CO-, CH3(CH2)10CO-, CH3(CH2)12CO-, CH3(CH2)14CO-, CH3(CH2)16CO-, CH3(CH2)18CO-, CH3(CH2)20CO- 及びCH3(CH2)22CO-である、請求項52のGLP-2誘導体。
【請求項54】
前記親油性置換基は、直鎖又は分枝鎖のアルカン、a,w‐ジカルボン酸のアシル基である、請求項34-49のGLP-2誘導体。
【請求項55】
前記アシル基は、HOOC(CH2)mCO-を含む群から選択され、ここにおいて、m は4 〜 38であり、例えば、 HOOC(CH2)14CO-, HOOC(CH2)16CO-, HOOC(CH2)18CO-, HOOC(CH2)20CO- 及び HOOC(CH2)22CO-である、請求項52のGLP-2誘導体。
【請求項56】
前記親油性置換基は、式 CH3(CH2)p((CH2)qCOOH)CHNH-CO(CH2)2CO-の基であり、ここにおいて、p 及び q は整数であり、p+q は8〜40の整数、例えば12〜35の整数である、請求項34-49の何れかのGLP-2 誘導体。
【請求項57】
前記親油性置換基は、式 CH3(CH2)rCO-NHCH(COOH)(CH2)2CO-の基であり、ここにおいて、r は10〜24の整数である、請求項34-49の何れかのGLP-2 誘導体。
【請求項58】
前記親油性置換基は、式 CH3(CH2)sCO-NHCH((CH2)2COOH)CO-の基であり、ここにおいて、s は 8〜24の整数である、請求項34-49の何れかのGLP-2 誘導体。
【請求項59】
前記親油性置換基は、式 COOH(CH2)tCO-の基であり、ここにおいて、t は8〜24の整数である、請求項34-49の何れかのGLP-2 誘導体。
【請求項60】
前記親油性置換基は、式 -NHCH(COOH)(CH2)4NH-CO(CH2)uCH3の基であり、ここにおいて、u は8〜18の整数である、請求項34-49の何れかのGLP-2 誘導体。
【請求項61】
前記親油性置換基は、式 -NHCH(COOH)(CH2)4NH-COCH((CH2)2COOH)NH-CO(CH2)wCH3の基であり、ここにおいて、w は10〜16の整数である、請求項34-49の何れかのGLP-2 誘導体。
【請求項62】
前記親油性置換基は、式 -NHCH(COOH)(CH2)4NH-CO(CH2)2CH(COOH)NH-CO(CH2)xCH3の基であり、ここにおいて、x は10〜16の整数である、請求項34-49の何れかのGLP-2 誘導体。
【請求項63】
前記親油性置換基は、式 -NHCH(COOH)(CH2)4NH-CO(CH2)2CH(COOH)NHCO(CH2)yCH3の基であり、ここにおいて、y は0又は1〜22の整数である、請求項34-49の何れかのGLP-2 誘導体。
【請求項64】
二つの親油性置換基を有する、請求項34-63の何れかのGLP-2 誘導体。
【請求項65】
下記から成る群から選択される、請求項34-64の何れかのGLP-2 誘導体
S5K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
S7K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
D8K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
E9K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
M10K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
N11K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
T12K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
I13K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L14K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
D15K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
N16K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L17K(3-(オクタノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L17K(3-(ノナノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L17K(3-(デカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L17K(3-(ウンデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L17K(3-(ドデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L17K(3-(トリデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L17K(3-(テトラデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L17K(3-(ペンタデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L17K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L17K(3-(ヘプタデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L17K(3-(オクタデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L17K(3-(ノナデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L17K(3-(エイコサノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(オクタノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ノナノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(デカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ウンデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ドデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(トリデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(テトラデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ペンタデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ヘキサデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ヘプタデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(オクタデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ノナデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(エイコサノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K(4-(オクタノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K(4-(ノナノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K(4-(デカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K(4-(ウンデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K(4-(ドデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K(4-(トリデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K(4-(テトラデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K(4-(ペンタデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K(4-(ヘキサデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K(4-(ヘプタデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K(4-(オクタデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K(4-(ノナデカノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
L17K(4-(エイコサノイルアミノ)ブタノイル)-GLP-2(1-33);
A18K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
D21K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
N24K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
Q28K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)-GLP-2(1-33);
S5K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
S7K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
D8K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
E9K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
M10K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
N11K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
T12K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
I13K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L14K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
D15K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
N16K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(3-(オクタノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(3-(ノナノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(3-(デカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(3-(ウンデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(3-(ドデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(3-(トリデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(3-(テトラデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(3-(ペンタデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(3-(ヘプタデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(3-(オクタデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(3-(ノナデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(3-(エイコサノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(オクタノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ノナノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(デカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ウンデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ドデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(トリデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(テトラデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ペンタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ヘキサデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ヘプタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(オクタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ノナデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K((S)-4-カルボキシ-4-(エイコサノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(4-(オクタノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(4-(ノナノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(4-(デカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(4-(ウンデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(4-(ドデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(4-(トリデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(4-(テトラデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(4-(ペンタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(4-(ヘキサデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(4-(ヘプタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(4-(オクタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(4-(ノナデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
L17K(4-(エイコサノイルアミノ)ブタノイル)/K30R-GLP-2(1-33);
A18K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
D21K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
N24K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
Q28K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R-GLP-2(1-33);
D3E/S5K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/S7K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/D8K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/E9K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/M10K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/N11K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/T12K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/I13K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L14K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/D15K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/N16K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(3-(オクタノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(3-(ノナノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(3-(デカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(3-(ウンデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(3-(ドデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(3-(トリデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(3-(テトラデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(3-(ペンタデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(3-(ヘプタデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(3-(オクタデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(3-(ノナデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(3-(エイコサノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(オクタノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ノナノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(デカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ウンデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ドデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(トリデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(テトラデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ペンタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ヘキサデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ヘプタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(オクタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(ノナデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K((S)-4-カルボキシ-4-(エイコサノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(4-(オクタノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(4-(ノナノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(4-(デカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(4-(ウンデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(4-(ドデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(4-(トリデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(4-(テトラデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(4-(ペンタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(4-(ヘキサデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(4-(ヘプタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(4-(オクタデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(4-(ノナデカノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/L17K(4-(エイコサノイルアミノ)ブタノイル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/A18K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/D21K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33);
D3E/N24K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33); 及び
D3E/Q28K(3-(ヘキサデカノイルアミノ)プロピオニル)/K30R/D33E-GLP-2(1-33)。
【請求項66】
親油性置換基が、配列番号:1のアミノ酸配列に関して、S5, S7, D8, E9, M10, N11, T12, I13, L14, D15, N16, L17, A18, D21, N24, 及び Q28 から成るリストから選択される位置で一以上のアミノ酸残基に結合し、但し、前記親油性置換基は、前記GLP-2ペプチドのN-末端アミノ酸残基又はC-末端アミノ酸残基には結合しない、GLP-2 ペプチドを含むGLP-2 誘導体を含む薬学的組成物。
【請求項67】
請求項34-65の何れかで定義されたGLP-2 誘導体及び任意に薬学的に許容される担体を含む薬学的組成物。
【請求項68】
薬剤の調製のための、請求項34-65の何れかで定義されたGLP-2 誘導体の使用。
【請求項69】
遅延性効果を有する薬剤の調製のための、請求項34-65の何れかで定義されたGLP-2 誘導体の使用。
【請求項70】
腸不全又は腸における栄養分の吸収不良を導く他の状態の治療のための薬剤の調製のための、請求項34-65の何れかで定義されたGLP-2 誘導体の使用。
【請求項71】
小腸症候群、炎症性腸症候群、クローン病、膠原結腸炎、放射線性結腸炎、潰瘍性結腸炎 慢性放射線性腸炎を含む結腸炎、非-熱帯性(グルテン不耐性)及び熱帯性スプルー、セリアック病(Coeliac disease)(グルテン過敏性腸症)、血管閉塞又は外傷後の障害性組織、下痢、例えば観光者の下痢及び感染後の下痢、慢性腸機能不全、脱水症、菌血症、敗血症、神経性食欲不振、化学療法後の障害性組織、例えば、化学療法誘導性腸粘膜炎、早産乳児における腸不全を含む早産乳児、出産前乳児における腸不全を含む出産前乳児、硬皮症(schleroderma)、萎縮性胃炎、幽門洞切除後の萎縮性胃炎 及び ヘリコバクターピロリ胃炎を含む胃炎、膵臓炎、一般的な敗血症性ショック性潰瘍、腸炎、盲嚢、リンパ性閉塞、血管疾患 及び対宿主性移植片、外科手術後の治癒、後放射線性萎縮症及び 化学療法、パーキンソン病における体重損失、外科手術後の腸適合、中心静脈栄養法に誘導される粘膜萎縮、例えば、総合的な中心静脈栄養法(TPN)によって誘導される粘膜萎縮、及び 骨粗鬆症、悪性の高カルシウム血症、骨転移による骨減少症を含む骨関連疾患、歯周病、副甲状腺機能亢進症、関節リウマチにおける関節周囲組織、パジェット病、骨ジストロフィー、骨化性筋炎、ベヒテレフ病、悪性の高カルシウム血症、骨転移によって生じる骨溶解性の病変、不動化による骨損失、性ステロイドホルモンの欠乏による骨損失、ステロイドホルモン処置による骨異常、癌治療によって誘発された骨異常、骨軟化症、ベッカー病、骨軟化症、骨過形成、大理石骨病、転移性の骨疾患、不動化-誘導性骨減少症、又は糖質コルチコイド誘導性骨粗鬆症の治療のための薬剤の調製のための、請求項34-65の何れかで定義されたGLP-2誘導体の使用。
【請求項72】
腸不全又は腸における栄養分の吸収不良を導く他の状態の治療のための方法であって、該方法は、請求項34-65の何れかで定義されたGLP-2 誘導体の、治療的又は予防的に有効な量を、それらを必要とする対象に投与することを含む方法。
【請求項73】
小腸症候群、炎症性腸症候群、クローン病、膠原結腸炎、放射線性結腸炎、潰瘍性結腸炎 慢性放射線性腸炎を含む結腸炎、非-熱帯性(グルテン不耐性)及び熱帯性スプルー、セリアック病(Coeliac disease)(グルテン過敏性腸症)、血管閉塞又は外傷後の障害性組織、下痢、例えば観光者の下痢及び感染後の下痢、慢性腸機能不全、脱水症、菌血症、敗血症、神経性食欲不振、化学療法後の障害性組織、例えば、化学療法誘導性腸粘膜炎、早産乳児における腸不全を含む早産乳児、出産前乳児における腸不全を含む出産前乳児、硬皮症(schleroderma)、萎縮性胃炎、幽門洞切除後の萎縮性胃炎 及び ヘリコバクターピロリ胃炎を含む胃炎、膵臓炎、一般的な敗血症性ショック性潰瘍、腸炎、盲嚢、リンパ性閉塞、血管疾患 及び対宿主性移植片、外科手術後の治癒、後放射線性萎縮症及び 化学療法、パーキンソン病における体重損失、外科手術後の腸適合、中心静脈栄養法に誘導される粘膜萎縮、例えば、総合的な中心静脈栄養法(TPN)によって誘導される粘膜萎縮、及び、骨粗鬆症、悪性の高カルシウム血症、骨転移による骨減少症を含む骨関連疾患、歯周病、副甲状腺機能亢進症、関節リウマチにおける関節周囲組織、パジェット病、骨ジストロフィー、骨化性筋炎、ベヒテレフ病、悪性の高カルシウム血症、骨転移によって生じる骨溶解性の病変、不動化による骨損失、性ステロイドホルモンの欠乏による骨損失、ステロイドホルモン処置による骨異常、癌治療によって誘発された骨異常、骨軟化症、ベッカー病、骨軟化症、骨過形成、大理石骨病、転移性の骨疾患、不動化-誘導性骨減少症、又は糖質コルチコイド誘導性骨粗鬆症の治療方法であって、該方法は、請求項34〜65の何れかで定義されたGLP-2の治療的又は予防的に有効な量を、それらを必要とする対象に投与することを含む方法。
【請求項74】
請求項1〜29の何れかで定義されたGLP-2 ペプチドを調製する方法であって、該方法は、請求項31-33の何れか一つで定義された宿主細胞を、適切な増殖培地で、ポリヌクレオチド構築物の発現を可能にする条件下で培養することと、得られたペプチドを該培養培地から回収することとを含む方法。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【公表番号】特表2006−517389(P2006−517389A)
【公表日】平成18年7月27日(2006.7.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−543976(P2004−543976)
【出願日】平成15年10月14日(2003.10.14)
【国際出願番号】PCT/DK2003/000694
【国際公開番号】WO2004/035624
【国際公開日】平成16年4月29日(2004.4.29)
【出願人】(391032071)ノボ ノルディスク アクティーゼルスカブ (148)
【氏名又は名称原語表記】NOVO NORDISK AKTIE SELSXAB
【Fターム(参考)】
【公表日】平成18年7月27日(2006.7.27)
【国際特許分類】
【出願日】平成15年10月14日(2003.10.14)
【国際出願番号】PCT/DK2003/000694
【国際公開番号】WO2004/035624
【国際公開日】平成16年4月29日(2004.4.29)
【出願人】(391032071)ノボ ノルディスク アクティーゼルスカブ (148)
【氏名又は名称原語表記】NOVO NORDISK AKTIE SELSXAB
【Fターム(参考)】
[ Back to top ]