説明

POP広告機能を備えた紙カートン

【課題】商品棚に沿って移動する購入者に対して、視覚的にアピールを行って、目的の商品棚に到達する前にもPOP広告の機能が発揮される紙カートンを提供する。
【解決手段】底面パネル6の周縁に立設された前後左右4面のパネル7〜10を有するトレー部3を備える紙カートン1において、左右両側面のパネル9,10の少なくとも一方に沿いながら前面パネルを越えて延在するPOP広告パネル4又は5を設けた。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、POP(point of purchaseの略)広告機能を備えた紙カートンに関する。
【背景技術】
【0002】
POP広告とは、購買時点広告とも言い、販売店などの内外に展開される広告やディスプレー類の総称のことである。統計によれば、スーパーマーケットやコンビニエンスストア等への入店時に、購入商品の銘柄を予め決定している「計画購入者」は、1割未満であるとされる。このため、残り9割以上の購入者に対しては購入商品の銘柄を決定する際の判断基準を示す必要があり、POP広告は、このような判断基準の1つとして重要な役割を担うことになる。
【0003】
ガムや清涼菓子などについては、複数個まとめたものを紙カートンに収容して商品棚に陳列しているが、かかる紙カートンには、通常、POP広告を機能させるような構成が付加されている。POP広告を機能させるような構成としては、紙カートンにPOP広告用の別部材を取り付けるものや、最前列の商品の包装デザインをできるだけ紙カートンの前面パネルで隠さないようにしたもの(例えば、特許文献1及び2)が挙げられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2000−211635号公報
【特許文献2】特開2004−51150号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、別部材を必要とする構成では、紙カートンとは別個に広告用の印刷が必要となり、また、部品点数も増加するため、コストを抑制できないという問題点がある。一方、特許文献1及び2のような構成では、購入商品が置いている棚の前に購入者が立ち止まって真正面から最前列の商品の包装デザインを見ない限り、POP広告の機能が発揮されることはない。特に、購入商品の銘柄を決定していない場合には、商品棚に沿って移動しながら購入商品が置いている棚を探すことになるが、特許文献1及び2のような構成では、目的の商品棚に到達していない購入者に対して、視覚的なアピールを全く行うことができないという問題点がある。
【0006】
そこで、本発明は、商品棚に沿って移動する購入者に対して、視覚的にアピールを行って、目的の商品棚に到達する前にもPOP広告の機能が発揮される紙カートンを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
かかる課題を解決するための手段として、本発明は、底面パネルの周縁に立設された前後左右4面のパネルを有するトレー部を備える紙カートンにおいて、左右両側面のパネルの少なくとも一方に沿いながら前面パネルを越えて延在するPOP広告パネルを設けた。
【0008】
前記トレー部とPOP広告パネルの上方に切目線を介して連結された前後左右4面の離脱パネルと、該前後左右4面の分離パネルのいずれか一方に連設された蓋フラップと有する離脱部を備えるのが好ましい。
【0009】
前記POP広告パネルは、前記前面パネルの左右両端に連設された一対の前方糊代フラップの少なくとも一方の上端に連設されるのが好ましい。
【0010】
前記POP広告パネルは、前記左右両側面の少なくとも一方の上端に連設されるのが好ましい。
【0011】
前記POP広告パネルは、水平方向に延在する山折り線を備えるのが好ましい。
【0012】
前記POP広告パネルは、上端の一部を差し込む折曲保持部を備えるのが好ましい。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、購入者が購入商品の商品棚に到達しなくても、POP広告の視認が可能となり、紙カートンにおけるPOP広告の機能が向上して他の銘柄との差別化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明の第1実施形態に係る紙カートンの斜視図である。
【図2】図1の紙カートンの展開図である。
【図3】図1の紙カートンに個別包装物を並べて包装フィルムで包んだ状態の斜視図である。
【図4】図1の紙カートンを使って個別包装物を複数個陳列した状態の一例を示す斜視図である。
【図5】図1の紙カートンを使って個別包装物を複数個陳列した状態の別の例を示す斜視図である。
【図6】本発明の第2実施形態に係る紙カートンの斜視図である。
【図7】図6の紙カートンの展開図である。
【図8】図6の紙カートンを使って個別包装物を複数個陳列した状態の一例を示す斜視図である。
【図9】図6の紙カートンを使って個別包装物を複数個陳列した状態の別の例を示す斜視図である。
【図10】図6の紙カートンの離脱部を切り取る手順を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本発明に係る紙カートンについて、添付の図面を参照しながら説明することとする。
【0016】
図1及び図2は、本発明の第1実施形態に係る紙カートン1を示している。紙カートン1は、図2に示すように、シート状に打ち抜いた厚手の板紙や段ボール等からなり、図3〜図5に示すように、ガムや清涼菓子などの個別包装物2を複数個まとめて収納するものである。紙カートン1は、トレー部3と、一対のPOP広告パネル4,5とを備える。トレー部3は、矩形状の底面パネル6と、該底面パネル6の周縁より立設される前後左右4面のパネル7〜10とを有する。
【0017】
前後左右4面のパネル7〜10は、各山折り線11〜14を介して底面パネル6に対し垂直に折り曲げられる。前面パネル7は、略凹字状の形状をなし、底面パネル6の長辺側の端部の一方に連設される。前面パネル7は、一対の前方糊代フラップ15,16を介して左右両側面のパネル9,10に連結される。一対の前方糊代フラップ15,16は、前面パネル7の左右両端に連設される。一対の前方糊代フラップ15,16は、各山折り線17,18を介して前面パネル7に対し垂直に折り曲げられ、接着剤等で左右両側面のパネル9,10の前側の内面に固定される。後面パネル8は、矩形状に構成され、前面パネル7とは反対側にある底面パネル6の長辺側の端部の他方に連設される。後面パネル8は、一対の後方糊代フラップ19,20を介して左右両側面のパネル9,10に連結される。一対の後方糊代フラップ19,20は、後面パネル8の左右両端に連設される。一対の後方糊代フラップ19,20は、各山折り線21,22を介して後面パネル8に対し垂直に折り曲げられ、接着剤等で左右両側面のパネル9,10の後側の内面に固定される。左右両側面のパネル9,10は、矩形状に構成され、底面パネル6の短辺側の両端部にそれぞれ連設される。
【0018】
一対のPOP広告パネル4,5は、各前方糊代フラップ15,16の上端に連設される。POP広告パネル4,5は、山折り線23,24と折曲保持部25,26とを有する。各POP広告パネル4,5の前方は、スリット27,28を介して前面パネル7の上端から分離する。一対のPOP広告パネル4,5は、各側面パネル9,10の上端前側に沿いながら前面パネル7を越えて延在する。山折り線23,24は、水平スリット29,30の後端からPOP広告パネル4,5の後端中央まで水平方向に延在する。POP広告パネル4,5の外面上部は、山折り線23,24を介して内側方向へ折り曲げられる。折曲保持部25,26は、POP広告パネル4,5の下端中央に沿って延在する1つの円弧状スリットからなる。折曲保持部25,26は、山折り線23,24を介して2つ折りにされたPOP広告パネル4,5の上端の一部を保持する。
【0019】
次に、本実施形態に係る紙カートン1の組立方法について説明することとする。
【0020】
山折り線11〜14を介して、前後左右4面のパネル7〜10を底面パネル6に対し垂直に折り曲げて起立させる。次に、山折り線17,18を介して、前方糊代フラップ15,16を前面パネルに対し垂直に折り曲げるとともに、POP広告パネル4.5を前面パネル7と左右両側面のパネル9,10に沿わせるように垂直に折り曲げて、接着剤等で左右両側面のパネル9,10の前端内面に前方糊代フラップ15,16を貼着する。最後に、山折り線21,22を介して、後方糊代フラップ19,20を後面パネル8に対し垂直に折り曲げてから、接着剤等で左右両側面のパネル9,10の後端内面に後方糊代フラップ19,20を貼着することで、本実施形態に係る紙カートン1の組立てが完了する。
【0021】
次に、本実施形態に係る紙カートン1の使用方法とその作用について説明することとする。
【0022】
本実施形態に係る紙カートン1の底面パネル6にガムや清涼菓子などの個別包装物2を複数個隙間なく並べた状態にしてから、図3に示すように、その全体が包装フィルム31で覆われる。このように処理された包装体を1単位として、複数単位の包装体がスーパーマーケットやコンビニエンスストア等の店舗へ搬入されることになる。
【0023】
本実施形態に係る紙カートン1を使って店舗の商品棚へ陳列する場合、包装フィルム31を除去し、図4に示すように、POP広告パネル4,5の前側を前方に向けた状態にする。POP広告パネル4,5は、購入者の移動方向に対して垂直方向に延在するため、購入者は、陳列場所まで到達しなくても、POP広告パネル4,5の外面に施された印刷面を視認することができる。このように、POP広告パネル4,5は、移動中の視認性に優れるため、購入者が他の商品の銘柄のPOP広告を目にするよりも早く、購入者に対して視覚的なアピールを行うことが可能である。
【0024】
山折り線23,24で分割されるPOP広告パネル4,5の外面の上下に別個の印刷が施されている場合には、図5に示すように、山折り線23,24を介してPOP広告パネル4,5の上部を折り曲げ、その上端を折曲保持部25,26に差し込んでPOP広告パネル4,5の折り曲げ状態を保つようにする。このように、商品陳列時に印刷面の一部を内側に折り返せば、紙カートン1の両面に印刷を施さなくても、購入者に対するPOP広告パネル4,5の視認性を高めることができる。その結果、印刷に関する費用をいたずらに増大させなくても、POP広告の機能を簡単に向上させることが可能である。
【0025】
図6及び図7は、第2実施形態に係る紙カートン1を示している。本実施形態に係る紙カートン1において、上記第1実施形態と構成が同様であるものについては、同一の参照符号を付して説明を省略することとする。
【0026】
本実施形態に係る紙カートン1は、トレー部3と、POP広告パネル4,5と、離脱部32とを備える。トレー部3は、底面前方フラップ6aと底面後方フラップ6bとからなる底面パネル6と、該底面パネル6の周縁に立設される前後左右4面のパネル7〜10とを有する。底面前方フラップ6aは、前面パネル7の下端に連設され、山折り線33を介して前面パネル7に対し垂直に折り曲げられる。底面後方フラップ6bは、後面パネル8の下端に連設され、山折り線34を介して後面パネル8に対し垂直に折り曲げられる。
【0027】
前後左右4面のパネル7〜10は、山折り線35〜37を介してそれぞれ隣接面に対し垂直に折り曲げられ、直方状に構成される。後面パネル8は、左側面パネル9の後端に連設され、後方糊代フラップ38を介して右側面パネル10に連結される。後方糊代フラップ38は、後面パネル8とこれに連設された後述の後面離脱パネル45の左端に連設される。後方糊代フラップ38は、山折り線39を介して後面パネル8等に対し垂直に折り曲げられ、接着剤等で右側面パネル10等の後端内面に固定される。左右両側面のパネル9,10は、前面パネル7の左右両端にそれぞれ連設される。左右両側面のパネル9,10は、下方フラップ40,41を介して底面パネル6に連結される。下方フラップ40,41は、左右両側面のパネル9,10の下端に連設される。下方フラップ40,41は、山折り線42,43を介して各側面パネル9,10に対し垂直に折り曲げられ、接着剤等で底面パネル6の左右両側の内面に固定される。
【0028】
一対のPOP広告パネル4,5は、各側面パネル9,10の上端に連設される。各POP広告パネル4,5の前方は、山折り線36,37を介して垂直に折り曲げられ、前面パネル7の上端の左側と右側に沿ってそれぞれ延在する。各POP広告パネル4,5の後方は、各側面パネル9.10の上端の前後に沿って延在する。折曲保持部25,26は、POP広告パネル4,5の下端後方に沿って延在する2つの円弧状スリットからなる。
【0029】
離脱部32は、前後左右4面の離脱パネル44〜47と、蓋フラップ48とを有する。前後左右4面の離脱パネル44〜47は、各山折り線35〜37を介して隣接面に対し垂直に折り曲げられ、直方状に構成される。後面離脱パネル45は、矩形状に構成され、左側面離脱パネル46の後端に連設される。後面離脱パネル45は、後方糊代フラップ38を介して右側面パネル41に連結される。左右側面の離脱パネル46,47は、矩形状に構成され、略T字状の前面離脱パネル44の左右両端にそれぞれ連設される。
【0030】
離脱部32は、切目線を介してトレー部3とPOP広告パネル4,5の上方に連設される。切目線は、第1〜第4切目線49〜52からなる。第1切目線49は、前面パネル7の上端中央とPOP広告パネル4,5の前端に沿いながら前面離脱パネル44の上端中央まで延在する。第2切目線50は、左側のPOP広告パネル4の上端に沿いながら山折り線31上端まで略L字状に延在する。第3切目線51は、右側のPOP広告パネル5の上端に沿いながら山折り線36の上端まで略L字状に延在する。第4切目線52は、後面離脱パネル45の上端と一対のPOP広告パネル4,5の後端に沿って略U字状に延在する。左右両側面の離脱パネル46,47の上端には、上方フラップ53,54が連設される。上方フラップ53,54は、山折り線55,56を介して垂直に折り曲げられる。
【0031】
蓋フラップ48は、後面離脱パネル45の上端に連設される。蓋フラップ48は、山折り線57を介して垂直に折り曲げられ、紙カートン1の上部開口部を封止する。蓋フラップ48は、差込片58を有する。差込片58は、蓋フラップ48前端に連設される。差込片58は、山折り線59を介して蓋フラップ48に対し垂直に折り曲げられ、前面離脱パネル40の内面に沿わせながら上部開口部内に差し込まれる。
【0032】
次に、本実施形態に係る紙カートン1の組立方法について説明することとする。
【0033】
山折り線35〜37を介して、前後左右4面のパネルとこれらにそれぞれ連設された前後左右4面の離脱パネル44〜47を隣接面に対し垂直に折り曲げるとともに、POP広告パネル4.5を垂直に折り曲げる。山折り線39を介して、後方糊代フラップ38を後面パネル8等に対し垂直に折り曲げてから、接着剤等で右側面パネル10等の後端内面に後方糊代フラップ38を貼着する。山折り線42,43を介して、下方フラップ40,41を左右両側面のパネル9,10に対し垂直に折り曲げてから、山折り線33,34を介して、前後の底面フラップ6a,6bを前後両面のパネル7,8に対し垂直に折り曲げる。このように折り曲げられた底面フラップ6a,6bの端部同士を重ね合わせた状態にして、接着剤等で下方フラップ40,41を底面フラップ6a,6bの左右両側の内面に貼着する。山折り線55,56を介して、上方フラップ53,54を左右両側面の離脱パネル46,47に対し垂直に折り曲ける。最後に、山折り線59を介して、差込片58を蓋フラップ48に対し垂直に折り曲げてから、山折り線57を介して、蓋フラップ48を後面離脱パネル45に対し垂直に折り曲げ、上部開口部内に差込片58を差し込むことで、本実施形態に係る紙カートン1の組立てが完了する。
【0034】
次に、本実施形態に係る紙カートン1の使用方法とその作用について説明することとする。
【0035】
本実施形態に係る紙カートン1の内部にガムや清涼菓子などの個別包装物2が複数個隙間なく収納される。その後、蓋フラップ48で上部開口部を閉じて紙カートン1の内部を封止してから、その全体が包装フィルムで覆われる。このように処理された包装体を1単位として、複数単位の包装体がスーパーマーケットやコンビニエンスストア等の店舗へ搬入されることになる。
【0036】
本実施形態に係る紙カートン1を使って店舗の商品棚へ陳列する場合、まず、包装フィルムを除去する。次に、図10に示すように、離脱部32を取り除くため、まず、第1切目線49を切り取って、前面離脱パネル40の中央部分をトレー部3から切り離す。さらに、第2切目線50を切り取って前面離脱パネル44の左側部分と左側面離脱パネル46をトレー部3から切り離すとともに、第3切取線51を切り取って前面離脱パネル44の右側部分と右側面離脱パネル47をトレー部3から切り離す。最後に、第4切目線52を切り取って後面離脱パネル45と蓋フラップ48をトレー部3から切り離して、離脱部32を完全にトレー部3から取り除き、紙カートン1内に収納した個別包装物2を視認可能な状態にする。
【0037】
その後の取り扱い及びその作用については、上記第1実施形態と同様であるので説明を省略することとする。
【0038】
なお、上記2つの実施形態では、POP広告パネル4,5を一対に構成したものが開示されているが、これらの構成に限定されるものではなく、2つ折りにすること等で移動中の購入者に対するPOP広告の視覚的アピールが確保されていれば、左右両側面のパネル9,10のいずれか一方のみに設けるような構成であってもよい。
【符号の説明】
【0039】
1 紙カートン
2 個別包装物
3 トレー部
4,5 POP広告パネル
6 底面パネル
6a 底面前方フラップ
6b 底面後方フラップ
7 前面パネル
8 後面パネル
9 左側面パネル
10 右側面パネル
32 離脱部
40,41 下方フラップ
42,43 山折り線
44 前面離脱パネル
45 後面離脱パネル
46 左側面離脱パネル
47 右側面離脱パネル
48 蓋フラップ
49 第1切目線
50 第2切目線
51 第3切目線
52 第4切目線

【特許請求の範囲】
【請求項1】
底面パネルの周縁に立設された前後左右4面のパネルを有するトレー部を備える紙カートンにおいて、
左右両側面のパネルの少なくとも一方に沿いながら前面パネルを越えて延在するPOP広告パネルを設けたことを特徴とする、紙カートン。
【請求項2】
前記トレー部とPOP広告パネルの上方に切目線を介して連結された前後左右4面の離脱パネルと、該前後左右4面の分離パネルのいずれか一方に連設された蓋フラップとを有する離脱部を備えることを特徴とする、請求項1に記載の紙カートン。
【請求項3】
前記POP広告パネルは、前記前面パネルの左右両端に連設された一対の前方糊代フラップの少なくとも一方の上端に連設されることを特徴とする、請求項1又は2に記載の紙カートン。
【請求項4】
前記POP広告パネルは、前記左右両側面の少なくとも一方の上端に連設されることを特徴とする、請求項1又は2に記載の紙カートン。
【請求項5】
前記POP広告パネルは、水平方向に延在する山折り線を備えることを特徴とする、請求項1又は2に記載の紙カートン。
【請求項6】
前記POP広告パネルは、上端の一部を差し込む折曲保持部を備えることを特徴とする、請求項5に記載の紙カートン。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2012−218789(P2012−218789A)
【公開日】平成24年11月12日(2012.11.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−88108(P2011−88108)
【出願日】平成23年4月12日(2011.4.12)
【出願人】(000002897)大日本印刷株式会社 (14,506)
【Fターム(参考)】