説明

鹿島建設株式会社により出願された特許

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【課題】岩盤内の個別の水みちの連続性を詳細に検出できる透水性評価方法及び装置を提供する。
【解決手段】岩盤1に一対のボーリング孔10、20を並列に穿ち、一方のボーリング孔10の所定深さにパッカー11で仕切られた注入区間Aを設けてトレーサPを注入し、他方のボーリング孔20において所定流量で孔内水を揚水しながらトレーサ検出子26を上昇又は下降させて深さ方向に連続したトレーサPの分布又はその経時的変化を検出し、トレーサPの注入深さとトレーサPの分布又はその変化とから岩盤1内の水みちの位置又は透水性を求める。好ましくは、一方のボーリング孔10の注入区間Aの深さを変えながら他方のボーリング孔20内におけるトレーサPの分布検出を繰り返し、トレーサPの注入深さに応じたトレーサPの分布又はその変化から岩盤1内の水みちの位置又は透水性を求める。 (もっと読む)


【課題】現場打設による床版の改修において、作業性を顕著に改善し、かつ撓みによる下面側の耐久性も大幅に向上させることのできる合理的方法を提供する。
【解決手段】 梁に支持される既設床版を梁上にその一部を残して撤去し、例えば下記(A)’’のプレキャスト板状部材を埋設型枠として使用し、その上にセメント系材料を打設することにより前記撤去部分に新たな床版を構築する、床版改修方法。
(A)’’セメント100質量部に対しγビーライト10〜85質量部を含有するセメント混練物の硬化体であって、短繊維を分散配合し、かつ「撚り」を付けた長繊維を埋設型枠の下面側になる表面からの深さが5〜25mmの位置に配置した複合繊維補強セメント系材料。 (もっと読む)


【課題】引張応力状態に起因して生じるひび割れの幅を安定して低減できるセメント系材料を提供する。
【解決手段】短繊維を分散配合したセメント系材料において、「撚り」を付けた長繊維、例えばCFRP撚線からなる長繊維を、当該セメント系材料の表面、特にセメント系材料使用時に引張応力状態となる表面に沿って、その表面からの深さが5〜25mmの位置に配置した複合繊維補強セメント系材料。長繊維として、撚りピッチLが3〜25mm、外径D1が0.3〜10mmのものが適している。2本以上の長繊維を20〜300mm間隔で表面に沿って配置することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 大きな変形量に対処でき、風外力のような静的荷重にも有効で、かつ地震時には構造体に大きな減衰定数を付加することができる塔状構造物を提供する。
【解決手段】 例えば、煙突1の筒身2のようなそれ自体では設計外力に耐えることができない第1の構造体と、前記第1の構造体を水平方向に支持する鉄塔2のような第2の構造体とからなる塔状構造物において、上部の連結部には粘性型のダンパー5を設置し、下部の連結部には履歴型のダンパー6を設置する。風外力時には下部の履歴型ダンパー6が固定用部材として働き、地震時には降伏することで連結効果を解消し、上層部の粘性型ダンパー5の効果を助ける。
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【課題】曲線管のセット作業を効率良く行うことのできる推進装置を提供する。
【解決手段】傾斜架台3bを有する架台3と、この架台3の傾斜架台3bに沿って移動可能に設けられその傾斜架台3b上に配された曲線管4の後端部に嵌合する嵌合部5bを有する押し板5と、この押し板5に推進力を付与する推進ジャッキ6とを備える推進装置において、曲線管4の周方向位置を調整する管周方向位置調整機構31と、曲線管4の縦方向位置を調整する管縦方向位置調整機構32と、曲線管4の後端部の中心と押し板5の嵌合部5bの中心とを合わせるセンタリング機構30とを設ける。 (もっと読む)


【課題】 ブレードから地中に至る放電経路に雷電流を確実に伝達することにより、耐雷性能を向上させることができる風力発電装置、及びこの風力発電装置を備えた風力発電設備を提供する。
【解決手段】 風力発電設備1では、雷電流が数KHzに達する高周波の電流であり、このような高周波の電流が高い表皮効果を有していることに着目し、シャフト21と架台13との電気的な接続にあたって、接触した状態でシャフト21の略上半分を覆うように第1の編素導体27を配置している。これにより、シャフト21の表面と第1の編素導体27との接触面積が十分に確保され、表皮効果を持つ雷電流に対するインピータンスを大幅に低下させることができる。したがって、ブレード9からシャフト21に伝わる雷電流が架台13に対して確実に流れ、耐雷性能を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】 コンクリート施工の諸条件に応じた最適なコンクリート配合を選定するためのコンクリート施工性能評価方法を提供する。
【解決手段】 補正セメント量とスランプ値を変数とし圧送可能領域13と圧送不能領域15を示す圧送可能性性能関数11を参照し、使用するコンクリートの補正セメント量とスランプ値から、圧送時に閉塞を起こす確率である閉塞確率19を算出する。さらに、補正セメント量と打設時の筒先スランプ値を変数とし、コンクリート施工時の鋼材の配置状況を考慮して定められ、打設可能領域33と打設不能領域35を示す打設可能性性能関数31を参照し、使用するコンクリートの補正セメント量とスランプ値から、打設時に初期欠陥を起こす確率である初期欠陥発生確率39を算出する。閉塞確率19および初期欠陥確率39が大きい場合には設定したコンクリートの配合、構造物の条件等が適切でないと判断して、再検討を実施する。 (もっと読む)


【課題】 十分な自由度を有し、例えばD型等の特殊な形状のセグメントでも容易に組み立てることができるエレクタ装置を備えたトンネル掘削機を提供する。
【解決手段】 筒状の掘削機本体1と、前記掘削機本体を前進させるシールドジャッキ22と、前記掘削機本体の前部に回転可能に支持されたカッタヘッド10と、前記カッタヘッドを回転駆動する駆動モータ13と、前記掘削機本体のテール内でセグメントSを組み立てるエレクタ装置24と、を備えたトンネル掘削機において、前記エレクタ装置は、掘削機本体に対し、少なくともトンネルの掘進方向に延びる第1旋回軸イと該第1旋回軸とはトンネルの径方向にずれた第2旋回軸ロを中心に旋回可能なグリップ装置36を有する。 (もっと読む)


【課題】 シールド掘進機全体の長さを短く抑えることができるとともに、高強度モルタルなどの固化材を用いることなく、地山の水と土圧に対抗させることができるシールド掘進機およびシールド掘進機における作業領域形成方法を提供する。
【解決手段】 シールド掘進機1における掘削方向前方部位に薬液注入を行って地盤改良領域Rを形成する。それから、シールド掘進機1における周囲に、地盤改良領域Rにラップする形で凍結領域Fを形成する。このうちの地盤改良領域Rによって、主に地山の土圧に対抗し、凍結領域Fおよび地盤改良領域Rによって作業領域に地下水の浸入を防止する。 (もっと読む)


【課題】鋼管矢板井筒を基礎とし、低打上げ高、低越波量、低反射等の特性を有し、高品質を実現するドライ施工を可能にする水域構造物等を提供する。
【解決手段】鋼管矢板(前)3、鋼管矢板(後)5、鋼管矢板(隔壁)51を地盤27に打ち込み、継手処理を行い、井筒内に下床版9(頂版コンクリート)を打設して支保工53を設置し、井筒内部の水を排水してドライアップを行う。続いて、消波構造(スリット柱体11、防波壁13、上床版15等)を構築し、支保工53の撤去及び鋼管矢板(前)3を水中切断を行って根固めを行う。以上の過程を経て、水域構造物1が構築される。 (もっと読む)


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