説明

鹿島建設株式会社により出願された特許

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【課題】鋼材の使用量が小さく低コストであると共に、薄肉、高強度であって幅広化が可能な合成セグメントを提供する。
【解決手段】合成セグメント1は、その鋼殻2が、略円弧状に湾曲して外周面の対向する二辺に設けられた一対の第一鋼材10,10と、略円弧状に湾曲して内周面の対向する二辺に設けられた一対の第二鋼材13,13と、略円弧状に湾曲して一対の前記第一鋼材10,10の間に設けられた第一中間鋼材17と、略円弧状に湾曲して一対の前記第二鋼材13,13の間に設けられた第二中間鋼材18とを備え、第一中間鋼材17と第二中間鋼材18は対向してラチス(接続部材)19で連結された構成とされている。 (もっと読む)


【課題】必要なスパイラル型フープ筋の配筋量を確保しつつ、コンクリートの充填に必要な配筋間隔を広く確保できて、コンクリートの充填性をよくした杭用スパイラル型フープ筋の構造および当該杭用スパイラル型フープ筋を利用したRC杭の施工方法を提供する。
【解決手段】複数の主筋1の外周に杭用スパイラル型フープ筋2を主筋1の軸方向にスパイラル状に配筋する。杭用スパイラル型フープ筋2は主筋1の外周にフープ筋を複数本重ねて束ねることにより形成された複数本重ね巻き部分2aと一本の当該フープ筋により形成された一本巻き部分2bを主筋1の軸方向に交互に複数配置して形成する。複数本重ね巻き部分2aと一本巻き部分2bは一本の丸鋼または異形鉄筋から主筋1の軸方向にスパイラル状に連続して形成する。 (もっと読む)


【課題】地下水の原位置における溶存酸素を簡単且つ迅速に検出する方法及び装置を提供する。
【解決手段】ボーリング孔3内の地下水深度4に、少なくとも一方に光センサ10が取り付けられたパッカー対6、7で仕切った孔内区間9を形成する。孔内区間9が前記深度4の地下水2で置換されたことを検知装置14により検知したのち、当該区間9へ投入装置13により酸素と反応して発光する発光試薬17を投入する。光センサ10の出力を検出装置12に入力し、検出装置12により前記深度4の地下水2の溶存酸素を検出する。好ましくは発光試薬17を、ルシフェリン、ルシフェラーゼ、マグネシウムイオン及びATPの混合物、又はその混合物を脱酸素水に溶解した溶液とする。例えば投入装置13に、発光試薬17を地上から前記区間9へ非酸素ガスにより送入する送入手段を含めることができる。 (もっと読む)


【課題】低流速の地下水の流向及び流速を精度よく且つ簡単に計測できる方法及び装置を提供する。
【解決手段】地中ボーリング孔2内の低流速の地下水深度にパッカー対11、12で仕切った計測区間3を形成し、区間3内の地下水Gを所定密度の液体Wで置換したのちその液体Wと同じ密度のトレーサ粒子Sを区間3内へ流入させる。パッカー対11又は12に支持した位置検出センサ30a、30bによりトレーサ粒子Sの浮遊三次元位置を継続的に検出し、浮遊三次元位置の検出値の経時的変化から地下水Gの流向及び流速を計測する。好ましくは、トレーサ粒子Sの区間3内への流入路21にトレーサ粒子Sを液体Wと共に貯留する貯留槽20を設け、貯留槽20内に浮遊するトレーサ粒子Sを選択的に区間3内に流入させる。更に好ましくは、区間3内の温度及び圧力を測定し、液体Wの密度を温度及び圧力の測定値により補正し、補正後の密度のトレーサ粒子Sを流入させる。 (もっと読む)


【課題】地中埋設物のような障害物がある場合でも、芯材を障害物の下方に設置できるようにする。
【解決手段】掘削装置4を地中に建て込み、かつ、掘削刃付きのチェーン8を回転させながらベースマシン1の自走機能により掘削装置4を横移動させて地中に連続溝Gを掘削し、この連続溝G内に補強材としてのH鋼等の芯材を組み合わせた組み芯材9を設置した状態で、連続溝G内で固化材を固化させて地中に連続壁を構築する地中連続壁の施工方法、及びこの方法に使用される掘削機において、連続溝Gの掘削後、カッターポスト5の左右一側面にアダプタ11を介して組み芯材9を沿わせ、かつ、セット位置まで掘削装置4とともに横移動させることにより、地中埋設物Aの下方を含む領域に組み芯材9を設置するようにした。 (もっと読む)


【課題】高水圧止水を確実に行えてより安全に掘削することができるテールシール装置を備えたトンネル掘削機を提供する。
【解決手段】掘削機本体1の固定外殻2及び可動外殻3の後部に装備されて既設セグメントSの外面との間をシールするテールシール装置26を備えた泥水式シールド掘削機において、前記テールシール装置は、前記固定外殻の内面に前後方向複数段に亙って設置された帯状の第1テールシールブラシ33a〜33eと、前記可動外殻の内面に前後方向複数段に亙って設置されて通常掘進時はその端部を第1テールシールブラシの端部と隣接又は重合させてシールする帯状の第2テールシールブラシ34a〜34eと、拡幅時に前記第1及び第2テールシールブラシに代えて第1及び第2チューブシール45,46を膨張させてシールする拡幅鋼殻40と、拡幅掘進時に前記拡幅鋼殻に代えて第1テールシールブラシと第2テールシールブラシとの隙間を埋めてシールする拡幅部テールシールブラシ54a〜54cとを備える。 (もっと読む)


【課題】容易にトンネル断面の一部を縮幅等変更することができるようにする。
【解決手段】既設の円形セグメントS1に連続させてD型隔壁セグメントS3を組み立てる工程と、D型隔壁セグメントS3に連続させて遮水隔壁ユニット2,3を設置する工程と、掘削機本体の後端寄りにテールシール装置8,12,13を取り付ける工程と、遮水隔壁ユニット内にD型セグメントS2を組み立てる工程と、遮水隔壁ユニットを掘削機本体に結合する工程と、D型セグメントS2を順次組み立てる工程と、掘削機本体がトンネル断面縮幅最終位置に到達した際に遮水隔壁ユニットを最終のD型セグメントS2に結合する一方掘削機本体との結合を解く工程と、遮水隔壁ユニットと最終のD型セグメントS2に連続させて円形セグメントS1を組み立てる工程と、円形セグメントS1を遮水隔壁ユニットと最終のD型セグメントS2に結合する工程と、を備えた。 (もっと読む)


【課題】プレテンション部材を直列配置で複数個同時に製造する場合において、高品質のプレテンション部材を、材料の無駄を最小限に抑えた上で製造可能とする。
【解決手段】縦方向の各箇所において型枠200内に自己充填型コンクリートCを打設するに当たり、製作ベッド10の両側壁0B、10Cに跨るように設置された縦方向移動用台車212を、縦方向に移動させて各箇所に順次停止させるとともに、この縦方向移動用台車212に設置された横方向移動用台車214を、該箇所において横方向に移動させながら、この横方向移動用台車214に装着されたコンクリートホッパ216内の収容された自己充填型コンクリートCを、該箇所の打設位置に設置された型枠200内に打設する。これにより、自己充填型コンクリートCが、型枠200内における横方向の各位置に略均等に供給されるようにし、そして型枠200内の隅々まで行きわたるようにする。 (もっと読む)


【課題】 管体内の流体を凍結させて作業を行うに当たり、管体内の流体を短期間で凍結させ、もって工期の短縮を図ることができる凍結止水装置を提供する。
【解決手段】 シールド掘進機1は、チャンバ14に導入された掘削土砂をスクリュコンベア17によって排出する。スクリュコンベア17の補修等を行う際には、スクリュコンベア17に巻き付けられたフレキシブルホース21にブラインを供給することよってスクリュコンベア17のケーシング内における土砂を凍結させる。このとき、フレキシブルホース21は、土質材料に液体を加えてなる塑性材料を主材料とし、前記主材料よりも熱伝導率が高い副材料が前記主材料に混入されてなる冷熱伝導部22で覆われている。このため、スクリュコンベア17内の土砂を短時間で凍結させることができる。 (もっと読む)


【課題】二方向プレテンション部材を直列配置で複数個同時に製造する場合において、安価な製造設備で所期のプレストレス導入を容易に行えるようにする。
【解決手段】複数本の縦方向PC鋼材102と複数本の横方向PC鋼材104とがコンクリート部材106内に配置されてなる二方向プレテンション部材100を、縦方向の複数箇所で複数個同時に製造する。その際、縦方向および横方向の鉛直断面形状がいずれも略U字形に設定された縦長の製作ベッド10を用いて縦方向および横方向のプレストレス導入を行い、製作ベッド自体でPC鋼材緊張時の反力を受けるようにする。これにより、従来のような長尺の水平反力アンカを備えた反力装置を不要とし、二方向プレテンション部材100の製造設備のコスト低減を図る。また、PC鋼材の緊張力の管理を容易化して、所期のプレストレス導入を容易に可能とする。 (もっと読む)


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