説明

コベルコクレーン株式会社により出願された特許

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【課題】伸縮ブームの組み立て性を改善するとともに、内側ブームの基端部において上側の摺動パッドを外側ブームの上部の内面に摺接可能な適所に保持しつつ、内側ブームの端部部材の軽量化を図り、内側ブームの基端部の剛性を確保する。
【解決手段】伸縮ブーム2では、内側ブーム本体22の下ピース28の基端部には、上ピース26の基端部よりも突出した嵌合部28eが形成され、端部部材24は、上ピース26の基端部と向き合うように配置されてその基端部と溶接された第1縦板部31と、第1縦板部31に対して間隔をあけて平行に配置された状態で嵌合部28e内に嵌め込まれ、嵌合部28eの内面と溶接された第2縦板部32と、縦板部31,32同士を繋ぐ軸方向連結部33と、嵌合部28eの上側に位置する第1縦板上側部31d,31iと第2縦板上側部32d,32iの間に設けられ、上側摺動パッド8を格納するパッド格納部24a,24bとを有する。 (もっと読む)


【課題】港湾荷役などの水切り作業を専ら行う場合でも下部走行体の特定箇所の部材が早期に疲労破壊するのを抑制し、下部走行体の疲労寿命を大幅に伸ばし得る旋回式作業機械の被害量表示装置を提供する。
【解決手段】旋回式作業機械は、下部走行体上に上部旋回体が旋回中心回りに360度旋回可能に搭載され、この上部旋回体にアタッチメントが設けられてなる。この旋回式作業機械の被害量表示装置は、上記アタッチメントによる作業時に下部走行体に掛かる負荷を、下部走行体の旋回中心回りの所定の旋回範囲毎に計測する計測手段41と、この計測手段により計測した所定の旋回範囲毎の負荷を基にそれぞれ下部走行体に掛かる所定の旋回範囲毎の被害量を算出する演算手段42と、この演算手段で算出した所定の旋回範囲毎の被害量を表示する表示手段43とを備える。 (もっと読む)


【課題】カウンタウエイト台車の旋回走行時に車輪の旋回半径が大きくなることを抑制し、クレーンの作業効率を向上させる。
【解決手段】カウンタウエイト台車制御装置1は、車輪40の操舵角度θを制御する操舵アクチュエータ50と、操舵アクチュエータ50を制御する制御手段80と、を備える。制御手段80は、上部本体20の旋回方向を判別可能な信号が入力される旋回方向入力手段81を備える。制御手段80は、平面視において、車輪40の位置における車輪40の旋回軌道Cの接線L1よりも車輪40(の前後方向前側)が内側を向くように操舵アクチュエータ50を制御する。 (もっと読む)


【課題】上向き状態のキャブに乗降するときにも安全性を向上し得る建設機械の補助プラットフォーム構造を提供する。
【解決手段】建設機械は、車体上にブームの起立方向に上向きに傾動可能に設けられたキャブ1と、キャブ側面の出入り口2の下縁部に設けられた補助プラットフォーム10とを備える。補助プラットフォームは、車体側方から見た側面視で後端側又はその中心軸延長線がキャブの傾動中心Pを通る高さ位置で前後方向に水平に延びた状態でキャブ側面に固定された第1のフレーム11と、このフレームに対向して前後方向に延び後端が車体側に回動可能に連結された第2のフレーム12と、両フレームに沿って前後方向に所定の距離毎に配置され、各々後端が第1のフレームに、前端が第2のフレームに夫々回動可能に連結された複数の足場13とを有する。各足場は、側面視で両フレームと平行リンク機構を構成してキャブの傾動に拘わらず水平状態を維持する。 (もっと読む)


【課題】アクチュエータの急激な速度変化を防止して安全性を確保し得る建設機械のエンジン始動制御装置を提供する。
【解決手段】建設機械は、各々キースイッチ3,4の操作により始動する複数台のエンジン1,2と、この各エンジンにより駆動される複数の油圧ポンプ5,6と、この複数の油圧ポンプから供給される作動油により駆動される少なくとも1つのアクチュエータ9とを備える。この建設機械のエンジン始動制御装置30は、各エンジンの動作状態を検出するエンジン動作状態検出手段1b,2bと、このエンジン動作状態検出手段の信号を受け、1台のエンジンのキースイッチの操作が行われたとき他のエンジンが動作中であればキースイッチの操作に拘わらず当該エンジンの始動を規制する規制手段11,13とを備える。 (もっと読む)


【課題】作業中断等で十分な充電時間を確保できない場合でも第1バッテリにエンジン始動に必要な容量を常に確保し、エンジン始動不良に陥るのを確実かつ有効に防止する。
【解決手段】作業機械は、エンジン1と、アイドリングストップ(AIS)制御を行うエンジン制御部2と、エンジンで駆動され電装品に電気を供給する発電手段5と、エンジン始動に使用する第1バッテリ7と、AIS時の負荷駆動に使用する第2バッテリ8とを装備し、両バッテリは、発電手段に対し並列にかつスイッチ9,10により選択的に充電可能に接続されている。バッテリ充放電制御装置11は、各バッテリの残容量を推定する手段と、各バッテリの残容量から目標容量までの回復に必要な充電時間を推定する手段と、充電時間を充電に充てるようにスイッチの開閉を制御して各バッテリの容量管理を実施する手段と、AIS時に第2バッテリの放電容量を設定値以下に制限する手段とを備える。 (もっと読む)


【課題】電動機及び油圧モータを大型化することなく、クレーンのウィンチに高負荷が掛かるときにウィンチに高トルクを付与し、且つ、ウィンチに与えられるトルクに抜けが生じるのを防ぐ。
【解決手段】クレーンのウィンチ動作制御装置1では、制御機構14は、モーメントリミッタ12によって導出された吊荷用ウィンチ50に掛かるロープ張力が予め設定された設定値よりも大きい場合には、吊荷用ウィンチ電動機2と吊荷用ウィンチ油圧モータ8の両方から吊荷用ウィンチ50へ動力を供給させて吊荷用ウィンチ50を作動させ、モーメントリミッタ12によって導出されたロープ張力が前記設定値以下である場合には、吊荷用ウィンチ油圧モータ8から吊荷用ウィンチ50に動力を供給させず、吊荷用ウィンチ電動機2のみから吊荷用ウィンチ50へ動力を供給させて吊荷用ウィンチ50を作動させる。 (もっと読む)


【課題】メータイン側の圧力低下を防ぎ、安定して負荷を下げられる作業機械の油圧駆動装置を提供する。
【解決手段】油圧ポンプ2と、エンジン1と、油圧アクチュエータ4と、操作装置6と、下げ駆動時のメータイン流路、メータアウト流路、及び再生流路83を含む作業用油圧回路と、操作装置6に対応して作動油供給量を変化させる方向切換弁3と、再生用流路83の上流側のメータアウト流量調節器14と、再生流路83下流側の背圧弁15と、チェック弁13と、メータイン流路の圧力が設定圧以上となったときに開弁する非再生運転用リリーフ弁16を含む。その設定圧は、背圧弁15の設定圧最小値とメータアウト流量が最大でかつポンプ2の吐出流量が最大時のメータアウト流量調整器14の前後差圧と油圧アクチュエータ4を無負荷で駆動するのに必要な差圧との総和に相当する圧力以上に設定され、かつ、背圧弁15の設定圧の最大値以上に設定されている。 (もっと読む)


【課題】油圧モータの回転速度のハンチングを抑制し、油圧作業機械の燃費の悪化を抑制し、吊荷の速度変化後やウインチドラム始動後により早く安定した制御をする。
【解決手段】制御装置1は、油圧モータ出口管路27に設けられ油圧モータ20出口の圧力が設定圧P1になるように制御する内部パイロット式カウンタバランス弁40と、内部パイロット式カウンタバランス弁40を制御する弁制御手段50などを備える。弁制御手段50には、モータ入口目標圧Pmi’が設定される。弁制御手段50は、モーメントリミッタ10により推定された吊荷24の負荷に基づいて吊荷24巻下げ時の油圧モータ20のモータ保持圧ΔPを算出して、設定圧P1がモータ入口目標圧Pmi’とモータ保持圧ΔPとの合計値になるように内部パイロット式カウンタバランス弁40を制御する。 (もっと読む)


【課題】ロッドの伸縮動作に連動してフロートを移動させ、かつ、フロートを接地面の傾斜に沿わせる。
【解決手段】アウトリガ装置1は、ビーム10と、ロッド20と、フロート25と、ロッド20とフロート25とを連結する球面継手30と、球面継手30とビーム10とに取り付けられる保持部材70と、を備える。球面継手30は、ロッド側球面継手40と、フロート側球面継手50と、を備える。保持部材70は、フロート側球面継手50のロッド軸20a回りの回動を規制する。フロート側球面継手50は、ロッド軸20aに対してフロート25の収納位置Sとは反対側に配置される球面継手側当接部54を備える。ビーム10は、ロッド20の伸長量が所定量以下のときに球面継手側当接部54に当接するように配置されるビーム側当接部14を備える。 (もっと読む)


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