説明

住友金属工業株式会社により出願された特許

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【課題】ロール間隔の制御によって連続鋳造鋳片の内部品質を確保するとともに、安定した操業を行うことが可能である鋼の連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】少なくとも1対の圧下ロールを用いて鋳片を大圧下する鋼の連続鋳造方法であって、鋳片の圧下中における前記圧下ロールの圧下力およびロール間隔を検出し、前記圧下ロールの圧下力を常時使用限界の圧下力の90%以上に維持するとともに、前記圧下ロールのロール間隔の目標値を、検出したロール間隔の実測値に応じ、この実測値より常時小さくなる値に設定する。前記ロール間隔の目標値は、前記ロール間隔の実測値より常時0.1mm以上10.0mm未満の範囲で小さくなる値に設定することが好ましい。また、前記ロール間隔の実測値が目標値に達したときに、前記目標値をより小さい値に変更することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】熱伝導性に優れることを維持しつつ耐摩耗性の悪さを改善し、安定的に抜熱量を小さく抑えて寿命延長を図る。
【解決手段】炉内側となる前面に複数の水平溝1aを形成した銅又は銅合金製のステーブ本体1の水平溝1aに金属製ブロック材2を装着したステーブである。ブロック材2は、上下面に隙間8aを有した状態となるようなステーブ本体1への装着時に、ステーブ本体1の前面と同一高さの平面になる高さであり、ステーブ本体1の水平溝1aと一致する、少なくとも前記上下面のどちらか一方を勾配とした台形の角板状である。また、鋳包みボルトでブロック材2を安定的に固定し更にブロック材2の冷却効果を高めることが出来る。
【効果】前面に金属製ブロック材を組み合わせることで、ステーブ本体の炉内充填物との接触摩耗や割れ・損傷を防止できる。加えて、ブロック材により抜熱量を適度に抑制でき、抜熱量過大による燃料比の悪化を防止できる。 (もっと読む)


【課題】Si等を所定量含有する鋼板を基材としつつ、めっき外観が良好な溶融亜鉛めっき鋼板を得る溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法を提供する。
【解決手段】 鋼中成分の含有量として、質量%で、Si:0.1%以上3.0%以下、Mn:0.5%以上4.0%以下、sol.Al:3.0%以下を満足する鋼板を基材とする合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法であって、めっき前の基材鋼板を、ヒドロキシ酸化合物をヒドロキシ酸換算液中濃度で0.5質量%以上含有する水系酸性液状組成物と接触させる酸処理工程;前記酸処理工程を経た基材鋼板を、水素の含有量が1〜40体積%の還元性雰囲気中で700℃以上に加熱することを含む還元焼鈍工程;および該加熱工程に引き続き、基材鋼板に溶融亜鉛めっきを施す溶融亜鉛めっき工程を備える。水系酸性液状組成物は、水溶性Fe含有物質をFe換算液中濃度として0.01質量%以上および/または硝酸物質を硝酸換算液中濃度として0.1質量%以上含有することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】溶接形鋼のウェブ素材やフランジ素材の横継部を、低コストで高精度で、さらに確実に検出及び除去する方法を提供する。
【解決手段】送給機構15により、第1の横継部23aをする第1の鋼帯2aと、第2の横継部23bを有する第2の鋼帯2bとを連続して送給しながらH形の断面形状に組み合わせ、溶接機9により、突き合せ部の溶接を行った後に、横継部除去機構12により横継部を含む部分を除去することによって溶接H形鋼24を製造する。刻印機構4により、溶接電極の接触位置を除いた、第1の横継部23aの近傍、及び第2の横継部23bの近傍に、刻印を設け、検出機構6により、設けられた刻印を検出して、第1の横継部23aの位置、及び第2の横継部23bの位置を検出する。横継部除去機構12は、第1の横継部23aを含む部分、及び第2の横継部23bを含む部分を、検出機構6により検出された位置に基づいて、除去する。 (もっと読む)


【課題】バルコニーの防水床部のレベルを下げて防水に必要な立上り寸法を確保しつつ立上り部を低く又は無くすことが可能となる。
【解決手段】上階の居室用の床梁部1と、この床梁部1の屋外側端部から、前記床梁部1よりも下方に位置するように段差を介して一体に突設するバルコニー梁部2を備える。 (もっと読む)


【課題】連続鋳造機の腐食を抑制しつつ、安定操業が可能で、さらに、良好な鋳片表面品質が得られるようにする。
【解決手段】塩基度(CaO/SiO2)が0.45〜0.75、F,B2O3を含有しないか或いは原料中の不可避分のみが含有され、Al2O3の含有量が4質量%以下、Na2O/(Na2O+CaO+SiO2)で表わされるソーダ比率が0.16〜0.35、1300℃における粘度が4poise以下の連続鋳造用モールドフラックスを使用し、炭素濃度が0.15〜1.0質量%の鋼を鋳造する。
【効果】モールドフラックス中のFによる連続鋳造機の腐食を抑制し、かつ、現状と変わらない表面品質の炭素濃度が0.15〜1.0質量%の鋳片を、十分な消費量を有して安定した操業で製造することができる。 (もっと読む)


【課題】介在物によるノズルの閉塞を生じることなくREMを含有する鋼の連続鋳造が可能な連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】タンディッシュからノズルを通じて鋳型へ流出させる溶鋼の、流量調整機構として2層または3層構成のスライディングノズルを使用する、希土類元素を0.001〜0.10mass%で含有する鋼の連続鋳造方法であって、スライディングノズルの全開時の開口面積をA0としたとき、鋳造時にスライディングノズルの開口面積Aが下記(1)式を満足する条件で前記スライディングノズルの開度を調整することを特徴とする鋼の連続鋳造方法。
0.9×Q+30≦A/A0≦75 …(1)
ここで、Q[kg/s]は前記溶鋼のスループットである。
前記スライディングノズルにおける溶鋼との接触面の一部または全部を、MgOを45mass%以上含有する耐火物で構成することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】簡易な構造で生産性を高めるとともに音鳴りを低減させた座屈拘束ブレースを提供する。
【解決手段】構造用部材として軸力を負担する長尺かつ板状のブレース芯材2と、このブレース芯材2に外挿されかつ該ブレース芯材2の座屈を抑制する略筒状の補剛材3とを具えた座屈拘束ブレース1である。前記補剛材3は、前記ブレース芯材2の幅方向の左右両側から該ブレース芯材2に挿入可能な一対の分割片7からなる。前記補剛材3は、該分割片7を一体に溶接することにより形成される。 (もっと読む)


【課題】高い引張強度と高いn値とを有し、曲げ性にも優れた冷延鋼板とその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.05〜0.20%、Si:0.05〜2.0%、Mn:0.1〜3.0%、P:0.02%以下、S:0.01%以下、Al:1.0%以下、及びN:0.01%以下を含有する化学組成を有し、フェライト及びベイナイトを合計で60面積%以上、残留オーステナイトを3〜20面積%含有し、フェライト及びベイナイトの平均粒径が0.5〜6.0μm、前記残留オーステナイト中のC濃度が0.5〜1.2質量%の鋼組織を有し、鋼板表面から50μm深さ位置における圧延方向に展伸したMn濃化部及びSi濃化部の圧延直角方向の平均間隔が1000μm以下であり、鋼板表面のクラックの最大深さが4.5μm以下、幅6μm以下、深さ2μm以上のクラックの数密度が10個/50μm以下の表面性状を有し、引張強度が800〜1200MPa、加工硬化指数(n3-8)が0.10以上、曲げ性が次式を満たす機械特性を有する冷延鋼板。
R/t≦1.5(Rは曲げ角度90°の曲げ試験で湾曲部の外側に割れの発生しない最小内側半径、tは板厚)。 (もっと読む)


【課題】副原料投入孔ジャケットのOGフード側端部への地金等の付着や堆積を抑制する。
【解決手段】上吹き酸素を用いて吹錬を行う転炉内溶鋼中に副原料を投入すべく、OGフード2の副原料投入孔2aに取り付けられた副原料投入孔ジャケット11である。副原料投入孔ジャケット11に、炉内へ向けてパージ用ガスを噴射するガス噴射部12を設ける。ガス噴射部12から炉内へ向けてパージ用ガスを噴射しつつ吹錬を行う際に、副原投入孔ジャケット11の供給管1との連結側から副原料投入孔2aを撮像して、副原料投入孔ジャケット11のOGフード側端部11aの内壁に付着する地金及びスラグを監視し、地金及びスラグの付着量に応じてパージ用ガスの噴射量を調整する。
【効果】地金等の付着や堆積を抑制することができるので、生産性の向上が図れるのと共にコストの削減を実現することができる。 (もっと読む)


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