説明

日本精工株式会社により出願された特許

1,171 - 1,180 / 8,378


【課題】200℃程度の高温雰囲気中での耐性、並びに冷却水中の添加剤及び潤滑用グリース中のウレア化合物に対しての耐性に優れた密封装置付きの高温用転動装置を提供する。
【解決手段】転がり軸受(玉軸受)1の封入グリース8を密封する密封装置11のゴム組成物7を、ジメチルシロキサン共重合単位を主成分としたシリコーンゴム100重量部あたりに有機過酸化物0.2〜10重量部を含有するシリコーンゴム組成物で構成することにより、高温での耐久性に優れたウレア系グリースに接触したときの物性並びに体積変化を抑制する。転がり軸受の他、ボールネジやリニアガイドなどの転動装置にも同様に適用可能である。 (もっと読む)


【課題】ステアリングロック装置を備えたステアリング装置において、ステアリングロック装置が取り付けられるコラムの貫通孔の周囲に作用する応力を緩和する。
【解決手段】ロックピン66の外周面と貫通孔45との間、及び、案内溝46と係合凸部65との間には、車体上下方向に若干の隙間が形成されているため、貫通孔45には力が加わらず、フランジ部43、リブ432、433、及び、フランジ部44、リブ442、443だけで力を受ける。貫通孔45には、係合凸部65は嵌合しない。貫通孔45は、係合凸部65よりも断面積の小さなロックピン66が出入りする程度の大きさで済むため、貫通孔45の面積が小さくて済み、アウターコラム4の強度を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】リニアガイド装置のスライダの運動方向両端に、複数枚のサイドシールを容易に精度良く取り付ける。
【解決手段】スライダ2の運動方向両端に、2枚のサイドシール4,5を配置し、スライダ側に配置された内側シール4をボルト(第1のねじ)6で、外側シール5をボルト(第2のねじ)7で、それぞれ独立に取り付ける。 (もっと読む)


【課題】出力軸を軸支する軸受を軸受孔に精度良く圧入して、軸受の異音の発生を防止し、運転者に不快感を与えないようにした電動式パワーステアリング装置を提供する。
【解決手段】カバー22の治具当接面222は、環状に機械加工が施されていて、軸受孔221に対する直角度が0.05以下の精度に加工されている。従って、治具当接面222に圧入負荷支持治具71を当接し、軸受圧入治具72で軸受を軸受孔221に圧入すれば、軸受孔221に精度良く軸受を圧入することができる。従って、出力軸の回転によるX軸方向の荷重が出力軸に負荷されない。そのため、出力軸が軸受の内輪に対してスティックスリップを起こさないため、異音の発生を防止して、運転者に不快感を与えない。 (もっと読む)


【課題】長ストロークにも対応可能な、上面カバーと接触する虞の無いコンパクトかつ低コストの可動子を設けた直動案内軸受装置を提供する。
【解決手段】固定子側の可動子ストローク両端近傍で支持する上面カバー5を磁性体とし、直動案内軸受装置の軸方向と垂直な断面において、上面カバー5をその上下左右の内周四面で包囲する可動子4のうち、上面カバー5の上側面と対向する可動子4の内周下面に永久磁石10を備え、その磁力により上面カバー5を反重力方向に吸引することで、長ストロークの直動案内軸受装置に適用した場合でも、上面カバー5と接触する虞の無い可動子4を設ける。 (もっと読む)


【課題】ステアリング装置の車体取付けブラケットを車体に取り付ける前の状態で、アウターコラムに対してインナーコラムのテレスコピッククランプを解除しても、アウターコラムからインナーコラムが抜け出さないようにしたステアリング装置を提供する。
【解決手段】テレスコピック調整位置の車体後方端で、テレスコ調整用長溝43、44の車体前方端が締付けロッド5の外周面に当接するため、締付けロッド5が車体後方側に移動する。締付けロッド5に引っ張られて、車体取付けブラケット2がアウターコラム4と一緒にインナーコラム3から抜け出そうとする。すると、締付けロッド5に外嵌した係合部材68がカラー86に当接するため、締付けロッド5はそれ以上車体後方側に移動できず、アウターコラム4、車体取付けブラケット2がインナーコラム3から抜け出すのを防止することができる。 (もっと読む)


【課題】樹脂製部材の表面に優れた潤滑性を付与することができ、しかも潤滑性の耐久性が優れている表面改質方法、及び、優れた表面潤滑性を有し、しかも潤滑性の耐久性が優れている樹脂製部材を提供する。
【解決手段】炭素を有する高分子化合物又は該高分子化合物を含有する樹脂組成物で構成された樹脂製部材の表面を、アルゴンと水素の混合ガスが存在する減圧下でイオンビームに暴露すると、樹脂製部材にイオンビームが注入される。すると、樹脂製部材の表面近傍部分に位置する炭素原子同士の結合の一部又は全部が、ダイヤモンド結合又はグラファイト結合に変化するため、該表面近傍部分が改質される。 (もっと読む)


【課題】軸受スリーブがハウジングに対して十分に軸方向に移動ができない場合であっても、後側軸受の損傷を回避することができる工作機械用主軸装置を提供する。
【解決手段】主軸装置10は、ステータ11を有するハウジング12と、ロータ13を有する回転自在な回転軸14と、回転軸14の工具側に配置されて回転軸14を回転自在に支持する前側軸受15,15と、ハウジング12に嵌合して回転軸14の軸方向に移動可能な軸受スリーブ16と、回転軸14の反工具側に配置されると共に軸受スリーブ16に内嵌され、回転軸14を回転自在に支持する後側軸受17,17と、を備える。後側軸受17,17は、一対のアンギュラ玉軸受によって構成され、一対のアンギュラ玉軸受は、軸受スリーブ16にすきま嵌めで内嵌されており、軸受スリーブ16に対して軸方向に移動可能に配置されている。 (もっと読む)


【課題】長寿命なアクチュエータを提供する。
【解決手段】アクチュエータの出力軸30をハウジング部材40に支持する第一出力軸支持部材61は、軸力伝達要素51及び回転力伝達要素53を覆うように空所59と軸方向略同位置に配されており、第二出力軸支持部材63はハウジング部材40の軸方向端部に配されている。また、軸力伝達要素51の軸方向両端面はナット3及び出力軸30と接し、周方向両端面はナット3及び出力軸30との間に周方向隙間Caを有する。回転力伝達要素53の周方向両端面はナット3及び出力軸30と接し、軸方向両端面はナット3及び出力軸30との間に軸方向隙間Cbを有する。さらに、ナット3の外周面と出力軸30の内周面との間の径方向隙間は、第一出力軸支持部材61の外周面とハウジング部材40の内周面との間の径方向隙間、及び、第二出力軸支持部材63の内周面と出力軸30の外周面との間の径方向隙間よりも大きい。 (もっと読む)


【課題】ステアリングロック装置とテレスコピッククランプ装置を備えたステアリング装置において、キーロック時のコラムの強度を確保するとともに、テレスコピッククランプ時のクランプ力を確保する。
【解決手段】ロックピン66が出入りする貫通孔45と、アウターコラム4の内周面を縮径するためのスリット42との間に、フランジ部44、リブ442、リブ443が形成されて、アウターコラム4の強度を大きくしている。従って、キーロック時にロックピン66に加わる曲げモーメントに対するアウターコラム4の強度と、アウターコラム4の内周面を縮径してテレスコピッククランプする時のアウターコラム4の強度の両方を確保することができる。 (もっと読む)


1,171 - 1,180 / 8,378