説明

日本精工株式会社により出願された特許

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【課題】ボール循環路をなす凹溝がナットの内周面に鍛造によって形成され、ナットの内周面と凹溝の内面とが交差する稜部がダレ部となっている場合でも、ボール転走路からのボールの掬い上げの円滑性が高く、ボールの循環性に優れるボールねじを提供する。
【解決手段】ボールねじ1のボール循環路11を構成する凹溝22が、ナット5の内周面の一部を鍛造により凹化させて形成したものであるため、ナット5の内周面と凹溝22の内面とが交差する稜部が、断面略円弧状のダレ部15となっている。境界位置ボール10とねじ軸3のねじ溝3aとの接点と境界位置ボール10の中心とを結ぶ線Bと、境界位置ボール10の中心を通り径方向に沿う線Cとのなす角度θ1よりも、ダレ部15の径方向最外点17と境界位置ボール10の中心とを結ぶ線Aと、境界位置ボール10の中心を通り径方向に沿う線Cとのなす角度θ2の方が大きくなるように形成してある。 (もっと読む)


【課題】従来の鉄系材料のみを用いたラックに対して、同等以上のラック歯部と軸方向端部ねじ部の強度と、耐久性を備え、大幅に軽量化された信頼性の高いラックアンドピニオン式ステアリング装置用ラックを提供する。
【解決手段】鋼製の芯金11にラック歯部13と軸方向の一部を細くした小径部14を形成し、小径部14に炭素繊維の一方向プリプレグ又は織物プリプレグの少なくとも一つを巻きつけた積層体からなる炭素繊維強化プラスチック外殻12を形成した後、炭素繊維プラスチック外殻12の外径を切削加工し、ラックを得る。 (もっと読む)


【課題】内輪を円すいころが仮入れされた状態の樹脂製保持器に組み付ける際に、内輪の小鍔部が円すいころの転動面に接触するのを回避して、円すいころの転動面に傷がつくのを防止することができる円すいころ軸受を提供する。
【解決手段】内輪12の小鍔部12cの外径面12dはテーパー形状であり、小鍔部12cの大外径D1が、円すいころの内接円径D2より大きく設定され、小鍔部12cの外径面12dの角度αが、ポケット14dに保持された状態の円すいころ13の内径側の角度βより小さく設定され、小鍔部12cの小外径D3が、円すいころ13の内接円径D2より小さく設定される。 (もっと読む)


【課題】転がり軸受のフレッチング摩耗を低減できる効果に優れた潤滑剤及び潤滑剤を封入した軸受を提供する。
【解決手段】本発明の潤滑剤は、平均粒径が20nm以上100nm以下の金属超微粒子と界面活性剤を潤滑剤全体の0.01質量%以上10質量%以下の割合でそれぞれ含有し、かつステアリン酸マグネシウムを0.5質量%以上10質量%以下の割合で含有させて、金属超微粒子とステアリン酸マグネシウムを凝集することなく界面活性剤により均一に分散され、転がり軸受の潤滑に使用したときに、金属超微粒子とステアリン酸マグネシウムによるフレッチング摩耗軽減作用が効果的に発揮されるよう構成した。 (もっと読む)


【課題】軌道輪の真円度が優れている複列アンギュラ玉軸受を提供する。
【解決手段】複列アンギュラ玉軸受は、内輪1と、外輪2と、2列の玉3と、内輪1と外輪2との間に各列の玉3をそれぞれ保持する保持器4,4と、略円板状部材からなる非接触形の密封装置5,5と、を備えている。密封装置5の径方向外端部5aは、略円板状部材の径方向最外端部を径方向反対側に折り返すことにより形成されており、外輪2の内周面の軸方向両端部に形成された溝2bに嵌入され加締められることにより取り付けられている。また、玉3の直径が軸受幅の半分の75%以上83%以下とされている。さらに、密封装置5の厚さTsと、外輪2の外径面と溝2bの底部との間の径方向距離Trとの比Ts/Trは、0.07以下とされている。この複列アンギュラ玉軸受は、産業機械ポンプに好適に使用可能である。 (もっと読む)


【課題】構造が簡単で軽量であり、二次衝突時の衝撃エネルギーの吸収を円滑に行うとともに、二次衝突後のステアリングホイールの操作を可能にする。
【解決手段】上部車体取付けブラケット21がコラプス移動距離L1だけ移動して、車体前方側のコラプス移動端に達するまで、車体前方側延長部243、243に沿って、上部車体取付けブラケット21のフランジ部21aが案内される。そのため、上部車体取付けブラケット21のフランジ部21aは、カプセル24、24から脱落することなく、コラプス移動端までコラプス移動することができる。従って、軽量で、構造が簡単なため、製造コストの上昇が抑えられ、衝突時の衝撃エネルギーを円滑に吸収し、二次衝突後においても、ステアリングホイール101の操作が可能となるため、車を操縦して、安全な場所に退避する等の運転操作を行うことができる。 (もっと読む)


【課題】ボールねじ内の潤滑剤充填量を確保しながらボールの掬い上げ性に優れたボールねじ用ナットを製造する。
【解決手段】先ず、円筒状のナット素材1の内周面11にS字状の凹部12を鍛造工程により形成する(a)。次に、ナット素材1の内周面11を切削する切削工程を行い、ダレ12aを除去する(b)。次に、ナット素材1の内周面11に螺旋溝13を形成する(c)。 (もっと読む)


【課題】樹脂製の部品でテレスコピックストロークを所定範囲に規定するストッパーの役目を果たしているが、樹脂部品は高価である。
【解決手段】アウターコラムとインナーコラムとが摺動自在に嵌合してあり、前記アウターコラムの内周面を縮径および拡径することにより、前記アウターコラムに対する前記インナーコラムの軸方向位置を調整することができる車両用位置調整式ステアリングコラム装置において、前記アウターコラムの内周面にブッシュを固定し、前記アウターコラムの端部には、前記ブッシュの軸方向一方を外径側に折り返した鍔部を設け、前記ブッシュの軸方向他方では内径側に折り返した鍔部を設け、前記外径側に折り返した鍔部は、前記アウターコラムの端部とリングにより挟まれ、車両の二次衝突時には、前記外径側に折り返した鍔部は前記アウターコラムの端部に止まったままで、前記インナーコラムによって前記内径側に折り返した鍔部が変形する。 (もっと読む)


【課題】シールリングによるシール性能を向上させて軸受内への異物侵入防止効果をより良好にし、優れた耐久性を有するシール付車輪支持用転がり軸受ユニットを実現する。
【解決手段】シールリング14aは芯金17aとシール材18aとから成り、芯金17aは、外輪2の軸方向外端部内周面に内嵌固定される嵌合筒部22aと、この嵌合筒部22aの軸方向外端縁から径方向外方に折れ曲がった円輪部23aとを備え、シール材18aは、ゴムの如きエラストマー等の弾性材製で、芯金17aに接合固定しており、3本の接触式のシールリップ19a、19b、19cと、ラビリンスシールを構成する庇状のラビリンスリップ21aとを備え、ラビリンスリップ21aは、シールリップ19a〜19cの径方向外方に設けられ、回転側フランジ12の軸方向内側面に形成された環状溝30aの内側面に、ラビリンスリップ21aの先端部を全周に亙り近接対向させている。 (もっと読む)


【課題】ハウジングを組み立てるべく、それぞれが合成樹脂製である第一、第二両ハウジング素子同士を結合した状態で、これら第一、第二両ハウジング素子同士の同軸度を十分に確保できる構造を実現する。
【解決手段】前記第一ハウジング素子16aの端部に円環状の第一芯合わせ用金具35を、インサート成形により、この第一ハウジング素子16aと同心に固定する。前記第二ハウジング素子17aの外周部に円環状の第二芯合わせ用金具36を、インサート成形により、この第二ハウジング素子17aと同心に固定する。そして、前記第一、第二両芯合わせ用金具35、36同士を嵌合させた状態で、前記第一、第二両ハウジング素子16a、17a同士を、複数本のボルト18、18により結合する。 (もっと読む)


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