説明

日新製鋼株式会社により出願された特許

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【課題】普通鋼をベースとした鋼において、Sb添加に頼ることなく、耐硫酸露点腐食性を実現する。
【解決手段】質量%で、C:0.005〜0.20%、Si:0.80%以下、Mn:1.50%以下、P:0.025%以下、S:0.015%以下、Cu:0.10〜0.50%、Ni:0.30%以下、Al:0.100%以下、残部Fe及び不純物からなる耐酸露点腐食鋼。この鋼は、特に石炭焚火力発電所の燃焼排ガスの流路構成部材として有用である。 (もっと読む)


【課題】リチウムイオン二次電池ケース用のラミネートシートに用いるフェライト系ステンレス鋼箔であって、それを用いたラミネートシートにおいて良好なプレス成形性および熱融着部での優れた耐剥離性が発揮されるステンレス鋼箔を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.050%以下、Si:0.10〜1.00%、Mn:1.00%以下、Cr:11.0〜14.0%、Al:0〜0.003%、N:0.050%以下、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成を有する厚さ40〜150μmのステンレス鋼箔であって、箔厚をt、箔中に存在する非金属介在物の箔厚方向粒子径をkとするとき、個々の非金属介在物がk/t≦0.02の関係を満たし、非金属介在物の面積割合が0.1%以下に調整された表面を箔の少なくとも片面に有するリチウムイオン二次電池ラミネートケース用フェライト系ステンレス鋼箔。 (もっと読む)


【課題】二次電池などの密閉型電池に使用可能な、耐変形能と耐久性に優れた金属製の有底又は密閉容器の生産性に優れた製造方法を提供する。
【解決手段】両端が開放した有限長の金属管よりなる筒形胴体の片端又は両端の金属管壁にプレス加工を施して当該管壁に対して垂直かつ外側に伸びるフランジ部を形成した後、当該フランジ部の上に金属製の底板又は底板と蓋板を載置し、前記フランジ部と底板又は底板及び蓋板をレーザー溶接により接合する。有限長の金属管よりなる筒形胴体としては、角形胴体が好ましい。また、前記底板又は底板と蓋板としては、その全周側端部から容器の底部又は底部と蓋部を形作っている平面部へ容器の内側に向かう面を介して繋がった形状を有したものであることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】IPMモータのロータ鉄心として用いるときにIPMモータのリラクタンストルクの低下を招くことなく、高強度化と高磁束密度の両立が可能なロータ鉄心用鋼板を提供する。
【解決手段】C:0.06〜0.90質量%、Si:0.05質量%以下、Mn:0.2〜2.0質量%、P:0.05質量%以下、S:0.02質量%以下、酸可溶Al:0.005〜4.95質量%を、Si+Al:5.0質量%以下なる条件で含み、残部がFe及び不可避的不純物からなる成分組成を有する熱延鋼板を冷延し、連続焼鈍ライン又は連続焼入れラインにて750℃以上に加熱後、450℃以下まで10℃/s以上の冷却速度で冷却し、その後200〜500℃の温度域に120s以上保持することにより、780N/mm以上の降伏強度、及び4000A/mにおける磁束密度B4000が1.6T以上なる磁界の強さを呈する鋼板を得る。 (もっと読む)


【課題】有機樹脂を含む化成処理皮膜を有する化成処理Zn系めっき鋼板であって、耐候性、耐水性、耐黒変性および皮膜密着性のすべてに優れる化成処理Zn系めっき鋼板を提供すること。
【解決手段】Al含有Zn系合金めっき鋼板の表面に化成処理液を塗布し、乾燥させて、膜厚が0.5〜10μmの化成処理皮膜を形成する。化成処理液は、反応性官能基0.05〜5質量%とF原子7〜20質量%とを含有し、数平均分子量が1000〜8万の範囲内であるフッ素含有樹脂と、前記反応性官能基と反応しうる官能基を有する有機系架橋剤と、4A族金属化合物とを含有する。化成処理液中のフッ素含有樹脂に対する有機系架橋剤の量は、0.8〜9.6質量%の範囲内である。また、化成処理液中のフッ素含有樹脂に対する4A族金属の化合物の量は、金属換算で0.1〜5質量%の範囲内である。 (もっと読む)


【課題】リチウムイオン二次電池に用いるラミネートシートにおいて、プレス成形性が良好であり、プレス成形時に樹脂フィルム層の白化現象が抑止され、プレス成形体の耳部同士を熱融着した場合の熱融着部での耐剥離性に優れ、かつアルミニウム箔を用いたものよりも強度が高いものを実現するための金属箔を提供する。
【解決手段】上記課題は、下記(1)式で表されるMd値が0.0〜40.0である組成を有し、厚さが40〜150μmであり、厚さ方向に存在する結晶粒の平均個数が5.0個以上であり、表層2nm領域の平均窒素濃度が5.0〜9.5質量%であるオーステナイト系ステンレス鋼箔によって実現される。
Md値=551−462(C+N)−9.2Si−8.1Mn−29(Ni+Cu)−13.7Cr−18.5Mo …(1) (もっと読む)


【課題】従来構成は、ステンレス鋼板を基材とする外装材を用い、ヒートシール工程時の圧力により外装材の板面をタブの形状に沿うように変形させる構成であるので、外装材とタブとの間に隙間が生じ、電池ケースの密封性を確保することが難しい。
【解決手段】本発明によるラミネート式電池の外装材では、タブ3を挟み込む前に、外装材に挟み込まれる位置でのタブ3の断面形状に適合する段差加工部21が予め形成されている。段差加工部21には、タブの幅方向に沿って延在される第1段差端面部と、第1段差端面部の端部からタブの厚み方向に沿って延在される第1段差側面部と、第1段差側面部の端部と接合部の端部とを接続する接続部とが設けられる。 (もっと読む)


【課題】マイクロ波反射特性、耐吸水性、熱反射特性、黒色性および端面部耐食性のすべてに優れる塗装鋼板を提供すること。
【解決手段】Alめっきステンレス鋼板を塗装原板とし、その上に耐熱性樹脂および黒色系近赤外線反射顔料を含むトップ塗膜を形成する。耐熱性樹脂は、その分子鎖の両末端にヒドロキシ基を有するポリエーテルスルホン樹脂の脱水縮合物である。黒色系近赤外線反射顔料は、400〜750nmの波長域における平均反射率が10%以下であり、かつ750〜2500nmの波長域における平均反射率が20%以上である。 (もっと読む)


【課題】IPMモータのロータ鉄心として用いるときにIPMモータのリラクタンストルクの低下を招くことなく、高強度化と高磁束密度の両立が可能なロータ鉄心用鋼板を提供する。
【解決手段】C:0.06〜0.90質量%、Si:1.5質量%以下、Mn:0.2質量%以下、P:0.05質量%以下、S:0.02質量%以下、酸可溶Al:0.005〜3.5質量%を、Si+Al:5.0質量%以下なる条件で含み、残部がFe及び不可避的不純物からなる成分組成を有する熱延鋼板を冷延し、連続焼鈍ライン又は連続焼入れラインにて750℃以上に加熱後、450℃以下まで10℃/s以上の冷却速度で冷却し、その後200〜500℃の温度域に120s以上保持することにより、780N/mm以上の降伏強度、及び4000A/mにおける磁束密度B4000が1.6T以上なる磁界の強さを呈する鋼板を得る。 (もっと読む)


【課題】塗膜中にメタリック顔料および着色顔料を分散させた着色メタリック塗装鋼板であって、長期間屋外で使用しても外観(色調、メタリック感)の変化が小さい、耐候性に優れた着色メタリック塗装鋼板を提供すること。
【解決手段】本発明の塗装鋼板は、鋼板の表面に下塗り塗膜、中塗り塗膜および上塗り塗膜が順次積層されている、3コート仕様の塗装鋼板である。中塗り塗膜は、フッ素樹脂を50〜85質量%含有する有機樹脂を主成分として、アルミニウム粒子を樹脂固形分に対して0.5〜50質量%および着色顔料を樹脂固形分に対して1〜35質量%含む。上塗り塗膜は、フッ素樹脂を50〜85質量%含有する有機樹脂を主成分として、直径0.015〜0.03μmの酸化チタン粒子を樹脂固形分に対して0.1〜2.0質量%含む。上塗り塗膜の膜厚は、5〜20μmの範囲内である。 (もっと読む)


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