説明

日新製鋼株式会社により出願された特許

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溶融アルミニウムめっき鋼板1にアルミニウム又はアルミニウム合金2をスポット溶接で積層した接合構造体である。めっき層4がSi:3〜12質量%,Fe:0.5〜5質量%を含み、接合界面に占めるAl−Fe二元合金層7の面積比率が90%以下に抑えられ、下地鋼5/めっき層4の界面に生じているAl−Fe−Si三元合金層6と接合界面のAl−Fe二元合金層7との間に合金層消失域9が存在している。N:0.002〜0.020質量%を含む鋼材5を下地鋼とし、溶融アルミニウムめっき層4に接する表面にN:3.0原子%以上のN濃縮層が形成されているめっき鋼板1を使用すると、脆弱なAl−Fe二元合金層7が接合界面に広がることなく、鋼/アルミニウムの接合構造体の接合強度が向上する。
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【課題】 溶接酸化スケールが生成した状態で使用されても酸化スケールからの金属イオンの溶出が少ない固体高分子型燃料電池システム用の溶接構造容器及び配管を提供する。
【解決手段】 C:0.025質量%以下,Si:0.6〜2.0質量%,Mn:1.0質量%以下,P:0.045質量%以下,S:0.020質量%以下,Ni:0.6質量%以下,Cr:17〜23質量%,Mo:0.5〜1.7質量%,Cu:0.6質量%以下,N:0.025質量%以下,Nb:0.05〜0.5質量%,Ti:0.05〜0.3質量%,Al:0.02〜0.3質量%を含有し、必要に応じてさらにV:0.1〜1.0質量%,B:0.0002〜0.0030質量%の1種又は2種を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなるフェライト系ステンレス鋼で、固体高分子型燃料電池システム用の溶接構造容器及び配管を構築する。 (もっと読む)


【課題】 600℃以上での電気伝導性,耐水蒸気酸化性に優れ、Cr蒸発も抑制された固体酸化物型燃料電池セパレータ材を提供する。
【解決手段】 Cr:11〜40質量%のフェライト系ステンレス鋼に膜厚:0.05〜100μmのTiN被覆層を形成したセパレータ材であり、TiN被覆層のTi濃度が40原子%以上に調整されている。フェライト系ステンレス鋼は、Cr以外にC:0.1質量%以下,N:0.1質量%以下,Si:1.5質量%以下,Mn:1.5質量%以下,P:0.10質量%以下,S:0.01質量%以下を含んでいる。 (もっと読む)


【課題】鋼帯のサイドトリミングにおけるトリム付着屑の発生を自動的に検出することができるトリミング状況監視装置を提供する。
【解決手段】多数個の投光素子が一定の光軸ピッチで一列に配設された投光器(21)と、該投光器の投光素子と対をなす多数個の受光素子が一定の光軸ピッチで一列に配設された受光器(23)とを、斜降するトリム屑(10)(10)を挟むようにトリム屑処理ピット(4)内に対抗配置し、投光器から照射される検出光を受光器に入射させ、受光器から出力される信号を処理して、斜降する2条のトリム屑による2つの遮光帯が検出される状態をトリミング運転正常、2つの遮光帯の一方又は両方が検出されない状態をトリミング異常と判定するように構成されている。監視装置は受光器の出力信号を波形パターンとして表示する表示手段、及びトリミング異常発生時にその旨を警報する警報手段とを備えている。
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【課題】スクリューで流動物(粉状、粒状、泥状等)を移送するスクリュー移送装置において、スクリュー移送運転後の管路内に流動物が残留しないようにする。
【解決手段】このスクリュー移送装置は、スクリューの螺旋羽根(9)の螺旋周縁に、弾性材料からなる掃掻子(11)を有する掃掻部材(10)が取付けられている。掃掻子(11)は金属又は樹脂等の細線からなる刷毛状ブラシ、又は硬質ゴム等の短冊状板材で形成されている。掃掻子(11)は管路内面(1s)に弾性的に押圧されて螺旋羽根(9)と管路内面(1s)とのあいだの隙間(g)を塞ぎ、スクリューの回転駆動により管路内面に弾性摺接する。スクリュー移送運転において、掃掻子(11)は管路内面に接する流動物を前方に押しやるので、スクリュー移送運転後の流動物の残留が抑制防止される。
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【課題】物品処理槽、例えば鋼帯酸洗ラインの酸洗槽内の液面レベルを、ライン運転の切替え等に即応して迅速に昇降変位させる液面制御方法及を提供する。
【解決手段】物品処理槽(1)内の薬液(3)の見掛けの容積量を増加させる増容部材(40)を、槽外の昇降駆動装置(50)に連結して槽内に配置する。ライン運転の切替えに際して昇降駆動装置(50)で増容部材(40)の浸漬深さを増減調節することにより、液浴の見掛けの液量を増減変化させて液浴の液面レベルを迅速に昇降変位させる。物品処理槽(1)に薬液貯留タンク(60)を連結して連通管を形成し、薬液貯留タンク(60)内に増容部材(40)を配置して昇降駆動する構成としてもよい。必要に応じ、物品処理槽(1)とサブタンク(30)との間で、管路(31)(33)を介して薬液を排出・返戻する給排液(物品処理槽1内の薬液量の増減調節)操作を、増容部材(40)の上記昇降動制御と連係して実施する場合もある。
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【課題】 オーステナイト系ステンレス鋼表面にCr濃度が高く、膜厚の薄い不動態皮膜を形成することにより、優れた耐食性と加工性を維持しながら低い表面接触抵抗を呈する固体高分子型燃料電池用セパレータを提供する。
【解決手段】 Cr:10〜19質量%,Mo:1質量%未満を含有するオーステナイト系ステンレス鋼を基材とし、その表面の全面に非酸化性酸溶液への浸漬処理を施して、カーボンペーパとの接触抵抗が、測定圧力20kgf/cm2で10mΩ・cm2以下である不動態皮膜を形成する。 (もっと読む)


【課題】 導電性,バネ性に優れたCuめっき鋼板を高生産性で製造する。
【解決手段】 C:0.1〜0.6質量%,Si:0.6質量%以下,Mn:0.1〜1.5質量%,P:0.05質量%以下,S:0.05質量%以下の組成で母材硬さ:300HV以下の鋼板をめっき原板に使用する。片面当りめっき厚:1.5μm以上のCuめっき層を鋼板の両面に設けた後、冷間圧延し、300〜500℃×1〜30時間で低温焼鈍する。冷間圧延時の断面減少率Rは、めっき厚T:1.5〜8μmでは15≦R<2.1+17.1T-0.92T2を満足する値,T>8μmでは15〜80%の範囲に設定される。 (もっと読む)


【課題】 Mo含有オーステナイト系ステンレス鋼表面にCr濃度が高く、膜厚の薄い不動態皮膜を形成することにより、加工性を維持しながら優れた耐食性、特に孔食性と低い表面接触抵抗を呈する固体高分子型燃料電池用セパレータを提供する。
【解決手段】 Cr:10〜40質量%,Mo:1〜6質量%を含有するオーステナイト系ステンレス鋼を基材とし、その表面の全面に非酸化性酸溶液への浸漬処理を施して、カーボンペーパとの接触抵抗が、測定圧力20kgf/cm2で10mΩ・cm2以下である不動態皮膜を形成する。 (もっと読む)


【課題】 フェライト系ステンレス鋼表面にCr濃度が高く、膜厚の薄い不動態皮膜を形成することにより、優れた耐食性を維持しながら低い表面接触抵抗を呈する固体高分子型燃料電池用セパレータを提供する。
【解決手段】 Cr:15〜40質量%,Mo:1質量%未満を含有するフェライト系ステンレス鋼を基材とし、その表面の全面に非酸化性酸溶液への浸漬処理を施して、カーボンペーパとの接触抵抗が、測定圧力20kgf/cm2で10mΩ・cm2以下である不動態皮膜を形成する。 (もっと読む)


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