説明

バブコック日立株式会社により出願された特許

91 - 100 / 683


【課題】炭素系燃料及び酸化剤から水素及び一酸化炭素の混合ガス又は水素リッチガスを製造するとともに、炭素系燃料に含まれる炭素を二酸化炭素として回収する場合において、シフト反応に必要な水蒸気の量を低減し、シフト反応に必要な水蒸気を製造する設備を不要として低コスト化するとともに、熱効率を向上し、二酸化炭素の回収率を向上させる。
【解決手段】炭素系燃料を酸化剤により反応させて生成ガスを発生させるガス化部と、前記生成ガスに含まれる煤塵を回収する脱塵部と、前記生成ガスに含まれる一酸化炭素及び水蒸気を反応させて水素及び二酸化炭素に変換するシフト反応部とを含み、前記ガス化部又は前記ガス化部の下流側に水を供給する水供給部及び微粉砕した鉄鉱石又は石灰石である触媒を供給する触媒供給部を設け、前記脱塵部にて前記煤塵とともに前記触媒を回収して前記ガス化部に還流する煤塵還流部を設けた水素を主成分とするガスの製造装置を用いる。 (もっと読む)


【課題】燃焼装置以外の処理ガスが発生する装置から排出する排ガスであっても、該排ガス中の脱硫と脱硝を行うための排ガス処理方法と装置を提供する。
【解決手段】製鉄工程で鉄鉱石を焼結する設備などから排出する排ガスを除塵処理し、排ガス加熱バーナ5で加熱し、触媒作用により排ガス中の窒素酸化物を除去し、窒素酸化物の除去後の排ガスの熱を回収して触媒作用により排ガス中の窒素酸化物除去の加熱に再利用し、次いで温度低下した排ガス中の硫黄酸化物等を吸収液を用いて除去する。 (もっと読む)


【課題】ボイラシステムを酸素燃焼運転から空気燃焼運転へ切り替える際に、電力供給を安定化させるとともに、ボイラ機器類の損傷を抑制する。
【解決手段】ボイラシステム100は、ボイラ10から排出される排ガスを処理する排ガス処理系統14から分岐して排ガスの一部を燃焼用ガスとしてボイラに循環供給する排ガス循環ライン28と、空気中の窒素と酸素とを分離する酸素発生装置40で分離された酸素ガスを燃焼用ガスとしてボイラに供給するOライン42とを備え、酸素発生装置で分離された窒素ガスを排出するNライン48から分岐してOラインに接続される分岐Nライン70のNバルブ74、及び酸素発生装置に空気を取り込む分離用空気ライン46から分岐して酸素発生装置をバイパスしてOラインに接続されるバイパスライン72のバイパスバルブ76の少なくとも一方を開にして、酸素燃焼運転から空気燃焼運転へ切り替える。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、ボイラ火炉内に注入した還元剤のアンモニアが炉外へ流出することを抑制し、排ガス中のNOxを確実に低減させることを可能としたボイラを提供することにある。
【解決手段】化石燃料を理論空気比以下で燃焼させる複数のバーナと、前記バーナの下流側に該バーナでの不足分の燃焼用空気を火炉内に供給するアフタエアノズルを備えたボイラにおいて、最上段に位置する前記バーナと前記アフタエアノズルとの間の領域の火炉の壁面に、少なくとも一つの出口孔を備えた還元剤注入ノズルを配設し、前記還元剤注入ノズルの出口孔から還元剤を含有する流体と酸素を含有する流体との混合流体を火炉内に供給するように構成したボイラ。 (もっと読む)


【課題】火力発電プラントの排ガスに含まれる二酸化炭素を回収する際、二酸化炭素を吸収した後の排ガス中に含まれるアミンガスの排出量を削減し、二次的な環境汚染を防止すると共に、火力発電プラントの発電効率低下を抑制しうる火力発電プラントを提供する。
【解決手段】化石燃料焚ボイラで得られた蒸気で駆動される蒸気タービンと、その動力により発電する発電機と、該ボイラから発生した排ガス中に還元剤を注入して排ガス中の窒素酸化物を除去する脱硝装置と、排ガス中の二酸化炭素をアミン系吸収液で吸収させて回収する吸収塔及び再生塔から成る二酸化炭素吸収装置とを有する火力発電プラントにおいて、前記二酸化炭素を吸収除去した後の、アミンを含む排ガスからアミンを吸着濃縮するアミン濃縮装置と、該アミン濃縮装置で濃縮されたアミン濃縮ガスを前記脱硝装置の還元剤と共に排ガス中に注入するか、またはボイラの火炉に直接注入する手段を設けたこと。 (もっと読む)


【課題】安定した燃焼を維持したまま、燃焼用ガスとして用いる空気と、燃焼排ガスと富酸素ガスの混合ガスとを切り替える。
【解決手段】化石燃料を燃焼させる第1の燃焼用ガスと、第1の燃焼用ガスの不足酸素を補う第2の燃焼用ガスが供給され、第1と第2の燃焼用ガスとして空気と化石燃料の燃焼排ガスと富酸素ガスの混合ガスとを互いに切り替えて供給する酸素燃焼式ボイラの運転方法において、第1と第2の燃焼用ガスとして用いる空気と混合ガスを互いに切り替える過程で、第1の燃焼用ガスとして用いる空気に富酸素ガスを混合し、第1の燃焼用ガスの酸素濃度を高めた後、空気の燃焼排ガスに切り替える。 (もっと読む)


【課題】ボイラの酸素燃焼運転時において、ボイラの水壁管等の腐食を抑制し、かつバーナの燃焼を安定化させること。
【解決手段】バーナ5と2段燃焼用ガス投入口9を備えたボイラ1と、ボイラの排ガス処理系統から分岐させた排ガス循環ライン27に設けられ、排ガス処理系統から排ガスを抜き出す排ガス供給ファン29と、排ガス供給ファンの後流側で排ガス循環ラインから分岐された燃焼用ガス供給ライン31と燃料搬送用ガス供給ライン33と2段燃焼用ガス供給ライン35と、燃焼用ガス供給ライン31と燃料搬送用ガス供給ライン33にそれぞれ流量調整器53を介して富酸素ガスを供給する酸素供給ライン51と、排ガス供給装置と並列に設けられ燃焼用空気を供給する燃焼用空気供給装置43,45と、排ガス供給装置と燃焼用空気供給装置の運転を切り替える切替手段と、燃焼用ガス供給ラインと2段燃焼用ガス供給ラインのガス流量をそれぞれ調整するダンパ57,59とを備えること。 (もっと読む)


【課題】酸素燃焼システムの酸素製造装置から排気される窒素を排ガスのSO2の除去性能を高めるために積極的に利用する酸素燃焼式燃焼装置の排ガス処理装置又は方法及びそのための湿式排煙脱硫方法又は装置を提供することである。
【解決手段】酸素から分離された窒素を高酸素濃度ガスを燃焼用ガスとして用いる酸素燃焼式ボイラ13から排出される燃焼排ガスを導入して、該燃焼排ガスを脱硫剤含有スラリと気液接触させる脱硫吸収部26と、該脱硫吸収部26の下部に設けられる排ガスと気液接触した脱硫吸収液を一旦貯留して酸化用空気を吹き込み脱硫吸収液中の亜硫酸塩を酸化する吸収液溜め部11と、前記空気から分離された窒素を冷媒として利用する脱硫吸収液の冷却手段31とを設けた湿式排煙脱硫装置3又は湿式脱硫方法と、該装置又は方法を用いる酸素燃焼式ボイラの排ガス処理をする装置又は方法である。 (もっと読む)


【課題】山部におけるガス流速を平板部のガス流速に近づけること、すなわち流路内の最大ガス流速を低減することにより、触媒性能を最大限に発揮させることができる排ガス処理用触媒およびその構造体を提供する。
【解決手段】平板部内に所定高さの凸状列部と凹状列部(山部)を交互に間隔をおいて複数列形成した板状体に触媒成分を担持した板状触媒体であって、平板部上に設置する凹状および凸状各山部において、平板部からの起点αから山部の頂点βを経由して起点と同じ平板の位置となる終点γで形成される山型流路のすその幅w(山部の幅)が山部の高さ未満(w<hまたはw/h<1.0)であることを特徴とする排ガス処理用板状触媒。 (もっと読む)


【課題】適切な隙間を確保して、ガスパス防止部材の干渉を回避し、且つ、排ガスのショートパス率を低く抑えることが可能で、性能低下をきたすことのない排熱回収装置を提供する。
【解決手段】伝熱管パネル1の両端部に上流側第1ガスパス防止部材2aと下流側第1ガスパス防止部材2bを設け、ケーシング3の内側に上流側第2ガスパス防止部材5aと下流側第2ガスパス防止部材5bを設けて、上流側第1ガスパス防止部材2aと上流側第2ガスパス防止部材5aを上流側隙間6を介して対向させ、下流側第1ガスパス防止部材2bと下流側第2ガスパス防止部材5bを下流側隙間7を介して対向させ、装置の運転時に伝熱管パネル1が最大量たわんでも、第1ガスパス防止部材2と第2ガスパス防止部材5が接触することなく、かつ、隙間6,7を通過する排ガスのショートパス率が、許容ショートパス率になるように、隙間6,7が設定されていることを特徴とする。 (もっと読む)


91 - 100 / 683