説明

新日鐵住金株式会社により出願された特許

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【課題】成形性とスポット溶接性に優れた高強度溶融亜鉛めっき鋼板を低コストで安定して提供する。
【解決手段】鋼板の表面に溶融亜鉛めっき層を有する溶融亜鉛めっき鋼板である。鋼板は、C:0.02〜0.10%、Si:0.005〜0.5%、Mn:1.4〜2.5%、P:0.025%以下、S:0.010%以下、sol.Al:0.001〜0.2%、N:0.008%以下およびTi:0.15%以下を含有し、さらにCa:0.01%以下、Mg:0.01%以下およびREM:0.01%以下からなる群から選択された1種または2種以上を含有するとともに、下記式(1)〜(3)を満足する化学組成を有するとともに、面積%で、フェライト:50〜94%、ベイナイト:5〜49%ならびにマルテンサイトおよび残留オーステナイトの合計:1〜20%を含有する鋼組織を有する。溶融亜鉛めっき鋼板は、全伸び(El)と穴拡げ率(λ)との積(El×λ値):1500%以上、降伏比(YR):75%以上、引張強度(TS):490MPa以上の機械特性を有し、溶接電極先端径:6mm、加圧力:4410kN、溶接電流:9kAおよび通電時間:18サイクルの直流式抵抗スポット溶接条件で作成した抵抗スポット溶接継手の十字引張試験における十字引張力(CTS)とせん断試験におけるせん断力(TSS)との比の値である延性比(CTS/TSS)が0.55以上、抵抗スポット溶接継手の溶金部と母材とのビッカース硬さの比の値が2.0以下である抵抗スポット溶接性を有する。 (もっと読む)


【課題】内部に絶縁油が含まれる油入電気機器の内部異常の有無、内部異常の種類及び進展を、容易に且つ精度良く診断する方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る診断方法は、内部異常の有無や内部異常の種類が既知で且つ混在する複数の油入電気機器について、各絶縁油中に溶存する可燃性ガスの溶存量を算出して、主成分分析を行い、第1主成分及び第2主成分の因子負荷量を算出する。次に、診断対象である油入電気機器について、可燃性ガスの溶存量を算出し、この可燃性ガスの溶存量と、前記因子負荷量とに基づき、当該油入電気機器についての第1主成分及び第2主成分を算出する。そして、算出した第1主成分及び第2主成分に基づき、当該油入電気機器の内部異常の有無を診断する。また、第1主成分及び第2主成分の経時的増加量に基づき、当該油入電気機器の内部異常の種類及び進展を診断する。 (もっと読む)


【課題】γ単相凝固の、Ni含有量の高いステンレス鋼或いは高合金鋼の丸ビレットを用いた継目無パイプの製管において、直接パイプ製管圧延を実施してもパイプ外面疵の少ない丸ビレット鋳片の供給を可能とする。
【解決手段】γ単相凝固の、20.0質量%以上のNiを含有するステンレス鋼或いは合金元素含有量の高い高合金鋼を、直径が360mm以下の丸断面ビレット鋳型4に鋳込んで丸ビレット鋳片9を連続鋳造する。該丸ビレット鋳片9の中心固相率が0.6以上、1.0以下の連続鋳造機内の位置にて、ビレット鋳型直径に対して5%以上の圧下歪を加えることで、内部割れを防止しつつ、鋳片表層30mm以内の結晶粒径を220μm以下とする。
【効果】連続鋳造した丸ビレット鋳片を直接熱間押出し或いは熱間穿孔圧延等を行っても外面疵の少ない継目無パイプを製造することができる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、主に高速回転域で使用される高効率モータ鉄心に使用することが好適な、高周波鉄損が低く、磁束密度が高い無方向性電磁鋼板を提供することを主目的とする。
【解決手段】本発明は、質量%で、Si:1.8%以上3.0%以下、sol.Al:0.1%以上3.0%以下、Mn:0.05%以上3.0%以下、P:0.03%以上0.10%以下、S:0.0010%以上0.0050%以下、C:0.0050%以下、As:0.0050%以下、Nb:0.0030%以下、Ti:0.0030%以下、V:0.0030%以下、Zr:0.0030%以下およびN:0.0050%以下を含有し、残部がFeおよび不純物からなるとともに、S+As+Nb+Ti+V+Zr+N≦0.018を満足する化学組成を有し、平均結晶粒径が60μm以上180μm以下である鋼組織を有し、鉄損W10/800が50W/kg以下である磁気特性を有し、板厚が0.10mm以上0.33mm以下であることを特徴とする無方向性電磁鋼板を提供する。 (もっと読む)


【課題】鉄皮内面に発生した結露が微細多孔性断熱材に接触しないようにして、微細多孔性断熱材の断熱効果の低減を防止することが可能な溶融金属容器のライニング構造を提供する。
【解決手段】本発明に係る溶融金属容器のライニング構造は、耐熱性及び吸水性を有する第1の断熱材からなる第1断熱層12と、粒径0.3μm以下の超微粉を20質量%以上含有する第2の断熱材からなる第2断熱層13とを有し、第1断熱層12が第2断熱層13よりも溶融金属容器の鉄皮11側に配置されている。 (もっと読む)


【課題】本発明は、高効率モータ鉄心に使用することが好適な、磁気特性と生産性が優れた無方向性電磁鋼板を提供することを主目的とする。
【解決手段】本発明は、質量%で、Si:4.0%以下、sol.Al:4.0%以下、Mn:4.0%以下、P:0.1%以下、Sn:0.1%以下、Sb:0.1%以下、S:0.0005%以上0.0050%以下、C:0.0050%以下、As:0.0050%以下、Nb:0.0030%以下、Ti:0.0030%以下、V:0.0030%以下、Zr:0.0030%以下およびN:0.0050%以下を含有し、残部がFeおよび不純物からなるとともに、Si+sol.Al+0.5×Mn≧2.0、P+Sn+Sb≧0.025、S+As+Nb+Ti+V+Zr+N≦0.018を満足する化学組成を有し、板厚が0.10mm以上0.35mm以下、平均結晶粒径が60μm以上180μm以下である鋼組織を有し、周波数800Hz、磁束密度1.0Tで磁化した際の鉄損W10/800[W/kg]と板厚t[mm]とがW10/800≦100×t+15を満足することを特徴とする無方向性電磁鋼板を提供する。 (もっと読む)


【課題】スラグ鍋内に残留した鉄鋼スラグをスラグ鍋から排出する際に、スラグ鍋の内面に凸凹や亀裂等の損傷を生じさせず、また、作業時に大きな騒音が発生することもないようにする。
【解決手段】スラグ鍋1の内に残留した鉄鋼スラグ2をスラグ処理場でスラグ鍋1から排出する方法である。スラグ処理場までスラグ鍋1を搬送するスラグ鍋台車を傾動してスラグ鍋1から鉄鋼スラグ2を排出する際に、前記傾動位置でスラグ鍋1を揺動させる。
【効果】重機等で掻き出さなくても、スラグ鍋内に残留した鉄鋼スラグも排出できるので、スラグ鍋の内面に凸凹や亀裂等の損傷が生じず、スラグ鍋の損耗を抑制できる。また、スラグ鍋の内面に破砕具等が接触しないので、作業時の騒音も低減できる。 (もっと読む)


【課題】従来よりもさらに靭性に優れる熱間プレス部材の製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.15〜0.45%、Mn+Cr:0.5〜3.0%、さらにP:0.05%以下、S:0.03%以下、Si:0.5%以下、Ni:3%以下、Cu:1%以下、V:1%以下およびAl:1%以下の1種または2種以上を含有し、残部Fe及び不純物からなる化学組成を有する鋼材を、Ac点以上(Ac点+100℃)以下の温度域に10分間以下保持したのちに熱間プレスを施し、次いで上部臨界冷却速度以上の冷却速度でMf点まで冷却する焼入れ処理を施して引張強さを1.2GPa以上としたのちに、150℃以上200℃以下の温度域に10分間以上保持する熱処理を施すことによって、熱間プレス部材を製造する。 (もっと読む)


【課題】簡単な構造で、高剛性化及び軽量化を確実に実現することができるとともに、耐食性、耐傷付き性、及び耐汚染性に優れるパネルを提供する。
【解決手段】パネルを、金属板の少なくとも片面に、チタン化合物及びジルコニウム化合物から選ばれる少なくとも1種の化合物(A)を造膜成分とする皮膜(α)が被覆されている塗装金属板から形成するとともに、所定の基準面から突出する複数の凸部と、前記基準面と面一をなす複数の平坦部と、前記基準面から凹む複数の凹部とのうち、前記凸部と、前記平坦部及び前記凹部のいずれか一方とを備え、前記平坦部を備える場合には、前記凸部各々の全周囲が前記平坦部によって囲まれ、かつ、前記平坦部各々の全周囲が前記凸部によって囲まれ、前記凹部を備える場合には、前記凸部各々の全周囲が前記凹部によって囲まれ、かつ、前記凹部各々の全周囲が前記凸部によって囲まれる形状とする。 (もっと読む)


【課題】高い曲げ疲労強度、面疲労強度及び被削性を有し、熱処理歪みを低減できる、熱間鍛造用圧延棒鋼又は線材を提供する
【解決手段】本発明による熱間鍛造用圧延棒鋼又は線材は、質量%で、C:0.10〜0.30%、Si:0.30〜0.60%、Mn:0.60〜1.00%、S:0.003〜0.050%、Cr:1.50〜2.00%、Mo:0.10%以下(0%を含む)、Al:0.010〜0.050%、N:0.0100〜0.0250%を含有し、残部はFe及び不純物からなり、式(1)で定義されるfnが、1.60〜2.10である。
fn=Cr+2×Mo (1)
さらに、半径Rを有する上記棒鋼又は線材の横断面CS内の複数の測定位置C1〜C17における式(2)で定義されるMs値のうち、最大値と最小値との差分値が10以下である。
Ms=550−361×C−39×Mn−20×Cr−5×Mo (2) (もっと読む)


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